JPH04110244A - 自動二輪車のポジションランプ配置構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕。

（産業上の利用分野） この発明は、カウリングにヘッドランプおよびポジショ
ンランプを配置した自動二輪車において、そのポジショ
ンランプの配置を改良した自動二輪車のポジションラン
プ配置構造に関する。

（従来の技術） 自動二輪車には、車両の前方をカウリングで覆ったもの
があり、この場合、第３図に示すように、このカウリン
グ１にヘッドランプ２およびフロントポジションランプ
３が並設される。このフロントポジションランプ３の上
方にスクリーン４が配設される。

ヘッドランプ２は、ランプアウタユニット５内にランプ
インチユニット６が配設されて構成される。このランプ
アウタユニット５は、アウタレンズ７およびヘッドラン
プハウジング８かホットメルトによって接合されて構成
される。この接合部（ランプアウタユニット接合部９）
は、その全周に亘って、ランプアウタユニット５の他の
外周面よりも７〜８ｍｍ程度突出して設けられる。

また、フロントポジションランプ３は、ポジションラン
プバルブ１０にポジションランプレンズ１１が接合して
構成され、この接合部（ポジションランプ接合部１２）
も、その全周に亘り他の部分より２〜３８程度突設され
る。さらに、ポジションランプレンズ１１においては、
カウリング１と面一になっている部分は面積が小さ（で
も、ポジションランプバルブ１０に対する耐熱性能上、
ポジションランプレンズ１１の他の部分を一定の大きさ
に設定する必要がある。

（発明が解決しようとする課題） 上記ヘッドランプ２のランプアウタユニット接合部９と
フロントポジションランプ３のポジションランプ接合部
１２とは、車両の前後方向において略画−位置にあるの
で、これらの接合部９および１２との間に所定のクリア
ランスを確保しようとすると、フロントポジションラン
プ３をヘッドランプ２から離反して配置しなければなら
ない。

この結果、スクリーン４かヘッドランプ２から離れてし
まい、外観上好ましくない。

この発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、
スクリーンをヘッドランプに近付けることかできる自動
二輪車のポジションランプ配置構造を提供することを目
的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） この発明は、車両前方に配置されたカウリングにヘッド
ランプおよびポジションランプか車両の上下方向に並設
され、このポジションランプの車両上方にスクリーンが
配設された自動二輪車において、上記ヘッドランプは、
アウタレンズおよびヘッドランプハウジングにより構成
されたランプアウタユニット内にランプインナユニット
か設置されて構成され、上記ポジションランプはポジシ
ョンランプバルブにポジションランプレンズが接合され
て構成され、このポジションランプバルブとポジション
ランプレンズとのポジションランプ接合部は、上記アウ
タレンズとヘッドランプハウジングとのランプアウタユ
ニット接合部に対し車両前後方向にオフセットして、上
言己ランプアウタユニットに近接して配置されたことを
特徴とするものである。

（作用） したがって、この発明に係る自動二輪車のポジションラ
ンプ配置構造によれば、ポジションランプ接合部がラン
プアウタユニット接合部に近接配置されたことから、カ
ウリング上における配設関係において、ポジションラン
プをヘッドランプに近付けて配置できるので、スクリー
ンをヘッドランプに近接配置することができる。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明に係る自動二輪車のポジションランプ
配置構造の一実施例を示す断面図であり、第２図は、第
１図の一実施例が適用された自動二輪車を示す斜視図で
ある。

自動二輪車は、第２図に示すように、車両の前後を前輪
２１および後輪２２てそれぞれ支持し、車両中央部に図
示しないエンジンを搭載する。前輪２１は、フロントフ
ォーク２３を介してハンドル２４により操舵される。こ
のハンドル２４の後方でエンジン上方には一般にフュー
エルタンク２５か搭載され、このフューエルタンク２５
の後方にシート２６が配置される。ライダは、シート２
６に跨り、ハンドル２４を操作して自動二輪車を運転す
る。

このような自動二輪車には、ハンドルの前方からエンジ
ンまでの領域をカウリング２７で覆い、空気抵抗を低減
したものかある。この場合には、カウリング２７と面一
にヘッドランプ２８およびフロントポジションランプ２
９か配置され、このフロントポジションランプ２９の上
方にスクリーン３０が配設される。

ヘッドランプ２８は、第１図に示すように、うンプアウ
タユニット３１にランプインナユニット３２を内蔵して
構成される。ランプアウタユニット３１は、アウタレン
ズ３３とヘッドランプ／”ｔウジレグ３４とがホットメ
ルトによって全周に亘り接着されたものであり、この接
着部（ランプアウタユニット接合部３５）は、外方へ７
〜８−程度膨出して設けられる。

アウタレンズ３３は透明樹脂等で成形され、その前面部
３３Ａはカウリング２７と面一に配置される。また、ア
ウタレンズ３３は、その前面部３３Ａから車両後方へ向
って延び、この延在部３３Ｂの後縁端にてヘッドランプ
ハウジング３４と接合される。この延在部３３Ｂは、カ
ウリング２７内への光洩れ防止の観点から黒色化されて
、光を通さないようになっている。

ランプインナユニット３２は、略円錐形状のインナユニ
ットリフレクタ３６の内部に、インナユニットバルブ３
７を配設したものである。このインナユニットバルブ３
７は、ソケットカバー３８にてインナユニットリフレク
タ３６およびランプアウタユニット３１のヘッドランプ
ハウジング３４に支持される。

インナユニットリフレクタ３６の前部に、透明樹脂から
成るインナユニットレンズ３９が、全周に亘り溶着され
る。この溶着部（ランプインナユニット接合部４０）も
外方へ向って数＝程度膨出し、このランプインナユニッ
ト接合部４０はランプアウタユニット３１のランプアウ
タユニット接合部３５に対し、車両前方に配置される。

一方、フロントポジションランプ２９はヘッドランプ２
８０車両上方に配置され、ポジションランプバルブ４１
の発光部をポジションランプレンズ４２が覆って構成さ
れる。ポジションランプレンズ４２は、その前面部４２
Ａがカウリング２７と面一に配置され、この前面部４２
Ａから車両後方へ向って延び、この延在部４２Ｂの後縁
端の全周が、ポジションランプバルブ４１に超音波溶着
される。この溶着部をポジションランプ接合部４３と称
する。

ポジションランプレンズ４２の延在部４２Ｂにおいて、
ポジションランプバルブ４１の中心から上下端までの距
離１は、ポジションランプレンズ４２の耐熱性能を考慮
して、前面部４２Ａの上下端とポジションランプバルブ
４１の中心までの距離ｍよりも大きく形成される。また
、上記ポジションランプ接合部４３は、ポジションラン
プレンズ４２の延在部４２Ｂの外方へ２〜３ＩｎＩ１１
程度膨出して設けられる。そして、このポジションラン
プ接合部４３は、ヘッドランプ２８のランプアウタユニ
ット接合部３５よりも車両前方に配置され、かつアウタ
レンズ３３の延在部３３Ｂに近接して配置される。

上述のように、フロントポジションランプ２９のポジシ
ョンランプ接合部４３をヘッドランプ２８のランプアウ
タユニット接合部３５の前方へオフセットしたので、フ
ロントポジションランプ２９をランプアウタユニット接
合部３５の膨出高さ分だけヘッドランプ２８へ近付けて
配置できる。

したがって、カウリング２７上における配置関係におい
ても、フロントポジションランプ２９の前面部４２Ａが
ヘッドランプ２８の前面部３３Ａに近付いて配設され、
この結果、スクリーン３０をヘッドランプ２８のアウタ
レンズ前面部３３Ａへ近接配置できる。つまり、第１図
において、アウタレンズ３３の前面部３３Ａの上縁端と
スクリーン３０の見切線４４との距離りを、第３図に示
す従来のアウタレンズ７の上端縁とスクリーン４の見切
線との距離Ｈに比べ充分小さくできる。このため、自動
二輪車の外観を向上させることができると共に、空気抵
抗を低減できる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明に係る自動二輪車のポジション
ランプ配置構造によれば、ポジションランプにおけるポ
ジションランプバルブとポジションランプレンズとのポ
ジションランプ接合部がヘッドランプにおけるアウタレ
ンズとヘッドランプハウジングとのランプアウタユニッ
ト接合部に対し車両前後方向にオフセットし、上記アウ
タレンズおよびヘッドランプハウジングにより構成され
たランプランプアウタユニットに近接して配置されたこ
とから、スクリーンをヘッドランプに近付けて配置でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る自動二輪車のポジションランプ
配置構造の一実施例を示す断面図、第２図は第１図の一
実施例か適用された自動二輪車を示す斜視図、第３図は
従来のヘッドランプおよびフロントポジションランプの
配置構造を示す断面図である。 ２７・・・カウリング、２８・・・ヘッドランプ、２９
・・・フロントポジションランプ、３０・・・スクリー
ン、３１・・・ランプアウタユニット、３２・・・ラン
プインナユニット、３３・・・アウタレンズ、３４・・
・ヘッドランプハウジング、３５・・・ランプアウタユ
ニット接合部、４１・・・ポジションランプバルブ、４
２・・・ポジションランプレンズ、４３・・・ポジショ
ンランプ接合部、ｈ・・・スクリーンの見切線とヘッド
ランプのアウタレンズとの距離。 第２１１ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両前方に配置されたカウリングにヘッドランプおよび
   ポジションランプが車両の上下方向に並設され、このポ
   ジションランプの車両上方にスクリーンが配設された自
   動二輪車において、上記ヘッドランプは、アウタレンズ
   およびヘッドランプハウジングにより構成されたランプ
   アウタユニット内にランプインナユニットが設置されて
   構成され、上記ポジションランプはポジションランプバ
   ルブにポジションランプレンズが接合されて構成され、
   このポジションランプバルブとポジションランプレンズ
   とのポジションランプ接合部は、上記アウタレンズとヘ
   ッドランプハウジングとのランプアウタユニット接合部
   に対し車両前後方向にオフセットして、上記ランプアウ
   タユニットに近接して配置されたことを特徴とする自動
   二輪車のポジションランプ配置構造。