JPH04110156U - 背負式動力散布機の粉粒タンク - Google Patents

背負式動力散布機の粉粒タンク

Info

Publication number
JPH04110156U
JPH04110156U JP2260891U JP2260891U JPH04110156U JP H04110156 U JPH04110156 U JP H04110156U JP 2260891 U JP2260891 U JP 2260891U JP 2260891 U JP2260891 U JP 2260891U JP H04110156 U JPH04110156 U JP H04110156U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
powder
backpack
repose
powder tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2260891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0717400Y2 (ja
Inventor
隆 初田
Original Assignee
初田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 初田工業株式会社 filed Critical 初田工業株式会社
Priority to JP1991022608U priority Critical patent/JPH0717400Y2/ja
Publication of JPH04110156U publication Critical patent/JPH04110156U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0717400Y2 publication Critical patent/JPH0717400Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンク内に無駄なスペースを形成せずかつタ
ンク上壁部の強度が保てる背負式動力散布機の粉粒タン
クを提供する。 【構成】 粉粒タンク2Bのタンク上壁部201Bを粉
粒の平均安息角θにほぼ沿わせて内向きに凹ませること
により、強度が保たれると共に粉粒の平均安息角θとの
間に無駄なスペースが形成されない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、肥料、粒、粉などの粉粒を散布するのに使用する背負式動力散布 機の粉粒タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の背負式動力散布機の粉粒タンクを図2および図3について説明する。図 2は背負枠に設置した状態を示す正面図、図3は図2の粉粒タンクのみを示す一 部破断の正面図である。図において、1は背負枠、2は粉粒タンクで、上部投入 口2aおよび下部出口2bを有している。3は送風機、4は送風機3のファン( 図示せず)を駆動するエンジン、5は送風機3の吐出口3aに接続した散布管で ある。 積み上げた粉粒aがすべり落ちずに自然に止まる角度θ(一般的に安息角と呼 ばれている)があるが、この角度θは少しバラつくのでここでは平均安息角θと 呼ぶ。 粉粒タンク2では、上部投入口2aの周囲のタンク上壁部201を粉粒の平均 安息角θに沿うように傾斜させることにより、粉粒aが常時タンク上壁部201 に充満するようにして、タンク内の空間スペースを最大限に利用してる。 なお、エンジン4を駆動すると、送風機3の送風が吐出口3aを通って散布管 5から外部に噴出されるが、この送風に乗って粉粒タンク2内の粉粒aが散布管 5から外部に散布される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の背負式動力散布機の粉粒タンクでは上部投入口2aの周囲 のタンク上壁部201が粉粒の平均安息角θに沿って傾斜しているのでタンク内 の空間スペースが最大限に利用できるが、タンク上壁部201が平らな面である ため面がペコペコと歪んで強度的に弱いという問題点があった。 そこで、タンク上壁部201の強度面を考えて、図4に示す粉粒タンク2Aが 考えられた。この粉粒タンク2Aではタンク上壁部201Aを外向きに凹ませて 強度を得るようにしたのであるが、図4に示すようにタンク上壁部201Aと粉 粒の平均安息角θとの間に無駄なスペースbができるという問題点があった。 この考案はかかる問題点を解決するためになされたもので、タンク内に無駄な スペースを形成せずかつタンク上壁部の強度が保てる背負式動力散布機の粉粒タ ンクを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る粉粒タンクは、上部投入口の周囲のタンク上壁部を、粉粒の平 均安息角にほぼ沿わせて内向きに凹ませたものである。
【0005】
【作用】
この考案においては、タンク上壁部が内向きに凹んでいるので強度が保てると 共に粉粒の平均安息角にほぼ沿わせているので粉粒の平均安息角との間に無駄な スペースが形成されていない。
【0006】
【実施例】
この考案の一実施例を図1について説明する。図1は粉粒タンクの一部破断正 面図であり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説明を 省略する。図において、2Bは上部投入口2aおよび下部出口2bを有する粉粒 タンクで、上部投入口2aの周囲のタンク上壁部201Bを粉粒の平均安息角θ にほぼ沿わせて内向きに凹ませてある。 このように粉粒タンク2Bのタンク上壁部201Bを粉粒の平均安息角θにほ ぼ沿わせて内向きに凹ませておくと、強度が保てると共に図示の如く粉粒の平均 安息角θとの間に無駄なスペースができない。図4に示す従来のもののように、 無駄なスペースbがあると、タンク内を一杯にしようとすればタンク中の粉粒a を指で寄せなければならないが、上記実施例のように凹ませて無駄なスペースが ないとタンク内は自然に一杯になるので、タンクの上部投入口2aから粉粒aが 入れ易くなる。
【0007】
【考案の効果】
以上のように、この考案によればタンク内に無駄なスペースを形成せずかつタ ンク上壁部の強度が保てるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す一部破断正面図であ
る。
【図2】従来の背負式動力散布機を示す正面図である。
【図3】図の粉粒タンクを示す一部破断正面図である。
【図4】従来の異なる粉粒タンクを示す一部破断正面図
である。
【符号の説明】
1 背負枠 2B 粉粒タンク 2a 上部投入口 2b 下部出口 201B タンク上壁部 3 送風機 4 エンジン 5 散布管 a 粉粒 θ 粉粒の平均安息角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部投入口および下部出口を有する粉粒
    タンクとエンジンと送風機とが背負枠上に配置され、か
    つ前記送風機によって前記粉粒タンク内の粉粒が前記下
    部出口から散布管へと送られて散布される背負式動力散
    布機において、前記粉粒タンクの上部投入口周囲のタン
    ク上壁部を、粉粒の平均安息角にほぼ沿わせて内向きに
    凹ませたことを特徴とする粉粒タンク。
JP1991022608U 1991-03-13 1991-03-13 背負式動力散布機の粉粒タンク Expired - Lifetime JPH0717400Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991022608U JPH0717400Y2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 背負式動力散布機の粉粒タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991022608U JPH0717400Y2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 背負式動力散布機の粉粒タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04110156U true JPH04110156U (ja) 1992-09-24
JPH0717400Y2 JPH0717400Y2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=31908080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991022608U Expired - Lifetime JPH0717400Y2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 背負式動力散布機の粉粒タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717400Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083072U (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 ニユーデルタ工業株式会社 動力散布機の薬剤タンク
JPS6438855U (ja) * 1987-09-01 1989-03-08
JPH0237767U (ja) * 1988-08-29 1990-03-13

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083072U (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 ニユーデルタ工業株式会社 動力散布機の薬剤タンク
JPS6438855U (ja) * 1987-09-01 1989-03-08
JPH0237767U (ja) * 1988-08-29 1990-03-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0717400Y2 (ja) 1995-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2217941A1 (en) Combined dump truck and spreader apparatus
FR2367259A1 (fr) Dispositif pour reguler le debit de sechoirs de particules a ecoulement par gravite
JPH04110156U (ja) 背負式動力散布機の粉粒タンク
CN207759727U (zh) 一种粉尘提料装置
JPH0410393B2 (ja)
CN208155077U (zh) 布风装置
JPH0632829Y2 (ja) 空気撹拌型動力散布機
CN208865587U (zh) 固体制剂制粒设备
CN209097788U (zh) 一种双出口振动给料机
JPH0711806Y2 (ja) 自吸式粉粒体混合散布器
JP2001133145A (ja) 流動層乾燥機
AU2836700A (en) Apparatus for air treatment and transportation of a material
CN108341279A (zh) 一种粉尘提料装置
JPS6140368Y2 (ja)
US1899352A (en) Hair drying apparatus
JPS5833798Y2 (ja) 粒状物散布器
SU1276832A1 (ru) Аспирационное укрытие мест перегрузки сыпучих материалов
SU701899A1 (ru) Укрытие места загрузки ленточного конвейера
JPH04326938A (ja) 粉末供給装置
JP2510973Y2 (ja) 動力散布機のシャッタ部構造
SU1051312A1 (ru) Обеспыливающее устройство пунктов перегрузки сыпучих материалов
JPS58113029A (ja) 吸引ノズル
JPS6333618Y2 (ja)
JPS6036560Y2 (ja) コンテナ
RU2087819C1 (ru) Газоподводящее устройство