JPH04109506A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、照明装置に関するものであり、特に低電圧電
源から互いに絶縁状態で給電された一対の金属棒体間に
照明Ｒ５具を吊り下げて取り付ける照明装置にかかるも
のである。

［従来の技術］ 近時、所要の配光を得ることが容易であり照明器具の取
付位置を容易に変更でき外観意匠も良好である点から、
１２Ｖ程度の低電圧ｔ６によりハロゲンランプを点灯さ
せる照明装置が使用されるようになっている。

第１３図に示す照明装置はその一例であり、天井等の取
付面に架設具である複数の吊り具１を取り付け、導電体
よりなる棒体としての２本のバイブ２を所定の間隔を維
持させて互いに絶縁状態で吊り具ｌに取り付け、Ｉ　Ｏ
ＯＶ商用電源を１２Ｖに降圧するダウントランスを内蔵
した給電装置（図示せず）を吊り具１の一台に納装し、
この給電装置により前記２本のバイブ２に給電し、これ
ら２本のバイブ２の間にかけわたして照明器具３を吊り
下げ支持し、バイブ２により照明器具３に給電して照明
器具３を点灯させるようにしたものである。

かかる照明装置に使用される照明器具３としては、第１
４図に示すようなものが知られていて、この照明器具は
、取付部４で２本のバイブ２を挟持して１２Ｖ定格のハ
ロゲンランプを装備した灯具５を吊り下げ支持している
。取付部４は、灯具５の上端に取り付けられた絶縁プラ
スチック類の取付部本体６と、２本のバイブ２の間隔と
同間隔で互いに絶縁状態でこの取付部本体６に取り付け
られたばね性を有する２個の導電金具７と、取付部本体
６の上面に取り付けられて導電金具７を取付部本体６と
の内に収納する絶縁プラスチック類の取付部蓋体８とを
具備している。

取付部本体６の上面には、２本のバイブ２の間隔と同間
隔でバイブ嵌入溝９が設けられ、このバイブ嵌入溝９の
内に導電金具７がそれぞれ配設されている。取付部蓋体
８の下面には、２本のバイブ２の間隔と同間隔でバイブ
嵌入溝１０が設けられ、取付部本体６と取付部蓋体８と
が取り付けられた際には取付部本体６のパイプ嵌入溝９
と共にバイブ２の外周を略覆って取付部４が２本のバイ
ブ２に取り付けられる。また、取付部蓋体８の下面には
複数の係止爪１１が突設され、この係止爪１１が取付部
本体６の係合孔１２に係合して取付部本体６と取付部蓋
体８とが一体的に結合される。

そして、導電金具７は灯具５に装備したランプソケット
（図示せず）に導電接続されていて、取付部４を２本の
バイブ２に取り付けた状態では導電金具７がバイブ２に
外嵌してランプソケットに袋着されたハロゲンランプに
給電している。

〔発明が解決しようとする課Ｂ］ ところが、前記のような照明装置では、照明器具の取付
けと電気的接続とが確実であるが、照明器具３の取付部
４を棒体である２本のバイブ２に取り付ける際には、取
付部蓋体８を取付部本体６から取外してバイブ２に導電
金具７を外嵌した後、取付部蓋体８の係止爪１１を取付
部本体６の保合孔１２に係合して取付部本体６と取付部
蓋体８とを結合して照明器具３を２本のバイブ２に取り
付けねばならず、取付操作に手数を要し、また、照明器
具３を移動したい場合にも手間がかかるという問題があ
った。

本発明は、前記の背景に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、照明器具の取付けと電気的接続
が確実であって、照明器具の棒体との着脱が容易な照明
装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明による照明装置は、一対の導電性の棒体を平行に
はりわたし、照明器具に設けた取付部を前記棒体に係止
し前記棒体の間に照明器具を渡しかけて取付けると共に
照明器具に給電する照明装置において、前記取付部は、
灯具が取り付けられた取付部本体と、この取付部本体に
対し移動可能かつ離脱不能に取り付けられた取付部蓋体
と、取付部本体に対し移動した取付部蓋体を取付部本体
と合致した状態に復帰させる復帰ばねと、取付部本体及
び取付部蓋体の少なくとも一方に取り付けられ棒体にそ
れぞれ外嵌して棒体と電気的に導通する導電金具とを具
備するものである。

そして、取付部蓋体は取付部本体に対し回転可能に取り
付けられていてもよい。

また、取付部蓋体は取付部本体に対し上下移動可能に取
り付けられていてもよい。

〔実施例］ 第１図ないし第８図は本発明の第１の実施例の要部を示
すものであり、以下図面に基づき説明する。

この照明装置においても従来例同様に、架設具である複
数の吊り具を天井等の取付面に取り付け、導電体よりな
る棒体としての２本のバイブ２を所定の間隔を維持させ
て互いに絶縁状態で吊り具に取り付け、１００ｖ商用を
源を１２Ｖに降圧するダうントランスを内蔵した給電装
置を吊り具の一台に納装し、この給電装置により前記２
本のバイプ２に給電し、これら２本のペイプ２の間にか
けわたして照明器具３を吊り下げ支持し、バイブ２によ
り照明器具３に給電して照明器具３を点灯させるように
したものである。

かかる照明装置に使用される照明器具３は、第１図に示
すように、取付部４で２本のバイブ２を挟持して１．２
　Ｖ定格のハロゲンランプを装備した灯具５を取付部４
に対して回動及び首振り自在に吊り下げ支持している。

取付部４は、灯具５の上端に取り付けられた絶縁プラス
チック製の取付部本体６と、２本のバイブ２の間隔と同
間隔で互いに絶縁状態でこの取付部本体６に取り付けら
れたばね性を有する略半円筒状の２個の導電金具７と、
取付部本体６の上面に取り付けられて導電金具７を取付
部本体６との内に収納する絶縁プラスチック製の取付部
蓋体８とを具備している。

取付部本体６の上面には、２本のパイプ２の間隔と同間
隔でパイプ嵌入溝９が設けられ、このバイブ嵌入溝９の
内に導電金具７がそれぞれ配設されている。また、取付
部本体６の中央部には、灯具５の支柱１３が挿通する支
柱挿通孔１４が形成されていて、この支柱挿通孔１４乙
こ取付部本体６外面から挿通された支柱１３の先端近傍
に回転止めリブ１５により回り止めされたナツト１６が
螺合され、取付部本体６と灯具５とが非回動状態で一体
に固定されている。

取付部蓋体８の下面中央近傍には２本の取付爪１７が設
けられていて、この取付爪１７が取付部本体６に固定さ
れた支柱１３の先端に形成された係合段部１８に回転可
能に係合し、取付部本体６と取付部蓋体８とが互いに回
動可能に取り付けられている。また、取付部蓋体８の下
面には回転止め突起１９が突設されていて、取付部本体
６と取付部蓋体８とが重なり合った状態と、取付部蓋体
８が取付部本体６に対して９０度回転したと状態とにお
いて、取イ」部本体６内面に当接してそれ以上回転しな
いようになっている。この回転止め突起１９には引張コ
イルばねよりなる復帰ばね２０の一端が係止される一方
、復帰ばね２０の他端は取付部本体６に係止されていて
、取付部蓋体８が取付部本体６に対して９０度回転した
状態となると復帰ばね２０が引っ張られて復帰力が生し
、取付部本体６と取付部蓋体８とが互いに重なりあった
状態を維持するようになっている。そして、導電金具７
は灯具５に装備したランプソケット（図示せず）に導電
接続されていて、取付部４を２本のバイブ２に取り付け
た状態では導電金具７がバイブ２に外嵌してランプソケ
ットに装着されたハロゲンランプに給電している。

この照明器具３を棒体である２本のパイプ２に取り付け
る際には、第２図に示すように、まず復帰ばね２０に抗
して取付部蓋体８を取付部本体６に対して９０度回転さ
せ、取付部蓋体８を一対のバイブ２の間に位置させて照
明器具３を下方より押し上げる。そして、取付部本体６
のパイプ嵌入溝９にパイプ２を嵌入して導電金具７をパ
イプ２に外嵌する。すると、取付部蓋体８が復帰ばね２
０により取付部本体６と重なり合った状態に回転して戻
り、取付部４が一対のバイブ２を挟持した状態となり、
取付けができ、灯具５に装備されたランプソケットに装
着されたハロゲンランプが点灯可能となる。

この照明装置では、以上のように照明器具の取付けと電
気的接続が確実であって、照明器具のパイプとの着脱が
容易になっている。

第９図ないし第１２図は本発明の第２の実施例の要部を
示すものであり、この照明装置においては、取付部４の
構成を除いて他の部分については先の実施例と同様であ
るので、取付部４についてのみ以下図面に基づき説明す
る。

取付部４は、灯具５の上端に取り付けられた絶縁プラス
チック製の取付部本体６と、２本のパイプ２の間隔と同
間隔で互いに絶縁状態でこの取付部本体６に取り付けら
れたばね性を有する略半円筒状の２個の導電金具７と、
灯具５の支柱１３が挿通して取付部本体６の下面に取り
付けられ導電金具７を取付部本体６との内に収納する絶
縁プラスチック製の取付部蓋体８とを具備している。

取付部本体６の下面には、２本のパイプ２の間隔と同間
隔でパイプ嵌入溝９が設けられ、このパイプ嵌入溝９の
内に導電金具がそれぞれ配設されている。また、取付部
本体６の中央部には灯具５の支柱１３が非回動状態で一
体に取り付けられ、取付部本体６と灯具５とが非回動状
態で一体に固定されている。取付部蓋体８には、その上
面に２木のパイプ２の間隔と同間隔でパイプ嵌入溝１０
が設けられ、その略中央に灯具５の支柱１３が挿通する
支柱挿通孔が形成されている。取付部本体６と取付部蓋
体８とは引張コイルばねよりなる復帰ばね２０により互
いに結合されていて、取付部蓋体８を取付部本体６に当
接した状態に維持できると共に、取付部蓋体８を取付部
本体６に当接した状態から支柱１３に沿って下方へ引き
下げることができるようＣ二なっている。そして、導電
金具は灯具５に装備したランプソケット（図示せず）に
導電接続されていて、取付部４を２本のパイプ２に取り
付けた状態では導電金具がパイプ２に外嵌してランプソ
ケットに装着されたハロゲンランプに給電している。

二の照明器具３を棒体である２本のパイプ２に取り付け
る際には、第１１図に示すように、まず取付部４の長手
方向を２本のパイプ２の方向に略平行にして取付部４を
２本のパイプ２の間に位置させる。次いで、復帰ばね２
０に抗して取付部蓋体８を取付部本体６から下方へ引き
下げ、取付部本体６と取付部蓋体８との間にパイプ２の
通る間隔を開ける。そして、パイプ２を取付部本体６と
取付部蓋体８との間に挿入し、取付部本体６のバイブ嵌
入溝９に２本のパイプ２を嵌入して導電金具をパイプに
外嵌する。すると、取付部蓋体８が復帰ばね２０により
取付部本体６と当接する状態に引き上げられ、取付部４
が一対のパイプ２を挟持した状態となって取付けができ
、灯具５に装備されたランプソケットに装着されたハロ
ゲンランプが点灯可能となる。

この照明装置では、以上のように照明器具の取付けと電
気的接続が確実であって、照明器具のパイプとの着脱が
容５になっている。

なお、第１の実施例において、第２の実施例同様に灯具
５の支柱１３を取り付ける取付部本体６を上側のものと
し、取付部本体６の下側に形成された取付部蓋体８に支
柱１３を挿通し、取付部蓋体８を回転可能としてもよい
。また、第１の実施例において取付部本体６と取付部蓋
体８との取り付けは、互いに回転可能な他の構成であっ
てもよい。中空のパイプに換えて中実の棒を棒体として
使用してもよい。さらに、第１の実施例において、取付
部蓋体は上下移動も回転とどうしにできるようになって
いてもよい。

（発明の効果〕 本発明は以上のように構成されているので、下記の降下
を奏する。

請求項】の照明装置によれば、照明器具の取付けと電気
的接続が確実であって、照明器具の棒体との着脱が容易
になる。

請求項２の照明装置によれば、照明器具全体の向きを変
えることなく簡単に取り付けることができる。

請求項３の照明装置によれば、上下移動のみで取付部本
体と取付部蓋体とによる棒体の挟持が確実である。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図は本発明の第１の実施例を示すもの
であり、第１図は要部の斜視図、第２図は取付操作時の
要部斜視図、第３図は取付操作時の要部の一部省略した
平面図、第４図は取付部の断面側面図、第５図は取付部
本体の斜視図、第６図は支柱の先端近傍の斜視図、第７
図は取付部蓋体の半断面正面図、第８図は取付部蓋体の
下面図である。第９図ないし第１２図は本発明の第２の
実施例を示すものであり、第９図は要部の斜視図、第１
０図は照明器具の斜視図、第１１図及び第１２図は取付
操作時の要部の斜視図である。第１３図及び第１４図は
本発明に対する従来例を示すものであり、第１３図は斜
視図、第１４図は照明器具の斜視図である。 １−吊り具、２−パイプ、３−照明器具、４取付部、５
−灯具、６・−取付部本体、７−導電金具、８−取付部
蓋体、９ バイブ嵌大溝、 支柱、 取付爪、 保合段部、 復帰ばね。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）一対の導電性の棒体を平行にはりわたし、照明器
   具に設けた取付部を前記棒体に係止し前記棒体の間に照
   明器具を渡しかけて取付けると共に照明器具に給電する
   照明装置において、前記取付部は、灯具が取り付けられ
   た取付部本体と、この取付部本体に対し移動可能かつ離
   脱不能に取り付けられた取付部蓋体と、取付部本体に対
   し移動した取付部蓋体を取付部本体と合致した状態に復
   帰させる復帰ばねと、取付部本体及び取付部蓋体の少な
   くとも一方に取り付けられ棒体にそれぞれ外嵌して棒体
   と電気的に導通する導電金具とを具備し、取付部本体と
   取付部蓋体とで棒体を挟持することを特徴とする照明装
   置。
2. （２）取付部蓋体は取付部本体に対し回転可能に取り付
   けられたことを特徴とする請求項１記載の照明装置。
3. （３）取付部蓋体は取付部本体に対し上下移動可能に取
   り付けられたことを特徴とする請求項１又は２記載の照
   明装置。