JPH04108526U - 浴槽用ジエツト装置の泡量調整弁 - Google Patents

浴槽用ジエツト装置の泡量調整弁

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JPH04108526U
JPH04108526U JP969791U JP969791U JPH04108526U JP H04108526 U JPH04108526 U JP H04108526U JP 969791 U JP969791 U JP 969791U JP 969791 U JP969791 U JP 969791U JP H04108526 U JPH04108526 U JP H04108526U
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JP
Japan
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valve seat
case
air hole
valve
operating
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Pending
Application number
JP969791U
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English (en)
Inventor
賢吾 庄司
信一 上田
宏芳 畑
光哲 金沢
洋 喜多
孝一 黒崎
Original Assignee
株式会社ノーリツ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作つまみの調整操作力としては小さくても、
操作軸はその小さな操作力で容易に回動できるように
し、これによって、泡量調整操作に大きな操作力を不要
にする。 【構成】弁座34には、ケース22内の空気を外部に導
く空気穴34aとストッパ40とを設ける。滑らし板3
9には該配備位置で前記空気穴34aに相対向する空気
穴39aを設ける。操作軸31の下端部32を操作つま
み38の泡量調整操作に応じてストッパ40で所定角度
を越える回動規制し、該下端部32を、当該操作軸31
の軸中心より偏心した幅広の下端面33に形成し、か
つ、該下端面33を、滑らし板39を介して弁座面34
に相対向させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、浴槽内に泡沫状水を噴出させる浴槽用ジェット装置の泡量 調整弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴槽用ジェット装置は、浴槽の水を循環ポンプで浴槽に還流させる際に気泡を 混入してジェット状にして浴槽内に還流させるようにしたものであって、図4に 示すように、本体ユニット1、吸水管2、吐出管3、運転スイッチ4、および気 泡の混入量、つまり浴槽内への泡量を調整する泡量調整弁5を備えている。
【0003】 本体ユニット1は、循環路である吸水管2および吐出管3を通じて浴槽6内の 水を循環させる循環ポンプ7と、水位検出スイッチ8やエアスイッチ9などから の出力信号に基づいて循環ポンプ7の動作を制御するコントローラ10とを有す る。
【0004】 エアスイッチ9は、運転スイッチ4からの空気圧信号を電気信号に変換するも のである。吸水管2および吐出管3は、いずれも浴槽6に接続されており、この うち、吐出管3の還流水出口には還流水に空気を混入して浴槽内へ噴出するジェ ットノズル11が設けられている。
【0005】 運転スイッチ4および泡量調整弁5は、入浴者が浴室内で操作しうるように浴 槽6の上縁フランジ部分12に設けられている。
【0006】 運転スイッチ4は循環ポンプ7の起動と停止とを制御するためのもので、その 押動操作に伴ってエアスイッチ9に配管13を通じて空気圧信号を出力する。
【0007】 泡量調整弁5は、泡量を調整するためのものであって、回動操作に伴って空気 配管14を介して接続されるジェットノズル11への空気導入量を制御すること ができるようになっている。
【0008】 泡量調整弁4は、図5に示すように、上ケース15と、下ケース16と、操作 つまみ17と、操作軸18と、回転スプール19とを備え、操作つまみ17の回 動操作により操作軸18を回転させることで、この操作軸18に固定の回転スプ ール19の孔20と空気配管14との合致の度合いを浴槽6内への泡量に応じて 可変させることにより、操作つまみ17と上ケース15との間の隙間から吸入可 能な空気量を調整するものである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
従来のかかる泡量調整弁5においては、回転スプール19の外周面が下ケース 16の内周面に面接触する構造であるが、その面接触面積が大きいから、そこで の摺動抵抗が大きくなるうえ、長期の使用により侵入した入浴者の髪の毛などの 異物による摩擦抵抗が増大し、それらが原因して操作つまみ17による泡量調整 操作に比較的大きな操作力が要求されていた。
【0010】 そこで、本考案においては、長期の使用にわたっての操作つまみによる泡量調 整操作を大きな操作力を要することなく容易にすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本考案の泡量調整弁においては、ケースと、 複数の調整弁部品とを有しており、ケースは、両端開口の筒状であって、かつ、 前記複数の調整弁部品を収納しており、複数の調整弁部品は、少なくとも弁座、 操作軸、および滑らし板を具備しており、弁座は、ケース内の下端側内周面に取 り付けられているものであって、弁座面には、ケース内の空気を外部に導く空気 穴を有しており、滑らし板は、弁座の弁座面上に配備されているものであって、 該配備位置で前記空気穴に相対向する空気穴を有しており、操作軸は、操作つま みの泡量調整操作に応動して回転可能なようにケース内に収納されているもので あって、下端部が、当該操作軸の軸中心より偏心した幅広の下端面に形成されて おり、かつ、該下端面が、滑らし板を介して弁座面に相対向されていることを特 徴としている。
【0012】
【作用】
上記構成で、操作軸下端部の下端面と弁座の弁座面とは対向面積を小さくする ことができるから、両面間の摺動抵抗も小さくて済む、しかも両面間に滑らし板 が挿入されているから、異物などがあっても操作軸は小さな回動操作力で容易に 回動することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例に懸かる泡量調整弁を図面に基づいて詳細に説明する 。
【0014】 図1は本実施例に係る泡量調整弁の断面図であって、同図に示された泡量調整 弁21の構造を詳しく説明する。
【0015】 この泡量調整弁21はケース22を備える。このケース22は両端開口の筒状 のものである。ケース22の下端側内周面23にはOリング24と共に弁座25 がはめ入れられている。ケース22は上縁フランジ部分12の開口26に上方か ら挿入され、張り出し部27で上縁フランジ部分12の上面に係止され、かつ、 ケース22の上側外周面28に形成したネジ溝に滑らし板29を介してナット3 0が締め付けられることで、張り出し部27とナット30で上縁フランジ部分1 2に固定されている。そして、ケース22内には操作軸31が入れられている。 この操作軸31は、下端部32が当該操作軸31の軸中心より偏心した幅広の端 面33に形成されており、かつ、該下端部32の端面33が、後述の滑らし板3 9を介してケース22内の弁座25の弁座面34上に配置されている。弁座面3 4にはケース22内の空気を外部に導くための空気穴34aが形成されている。 操作軸31はまた、ケース22の上端側内周面35に形成したネジ溝に滑り軸受 36がネジ止め固定されており、この滑り軸受36を貫通した操作軸31の上端 部37には操作つまみ38がはめ込まれている。
【0016】 39は空気穴39aを有した滑らし板であって、この滑らし板39は、操作軸 31の下端部32の端面33と弁座25の弁座面34との間に配置されていて、 両面33,34の滑りをよくするためのものである。40は弁座面34上に形成 されたストッパであって、滑らし板39を貫通して上方に突出している。そして 、このストッパ40は、操作軸31が、操作つまみ38の泡量調整操作に応動し て回転するときに、その回転角度が所定角度を越えたようなときに下端部32の 側面に突き当たることでその回転を規制するものである。なお、41は弁座25 の貫通孔41からケース22の下端面に貫通された位置決め用ピンである。
【0017】 上記構成による作用を図2および図3を参照して説明する。図2aおよび図3 aは、それぞれ操作軸31の下端部32近傍の各部分破断図であり、図2bおよ び図3bは、それぞれ図2aおよび図3aの各横断面図である。
【0018】 図2a,bのように操作軸31の下端部32の端面33がストッパ40によっ て回転規制されている状態では、弁座25の空気穴34aは該端面33で何等閉 塞されておらず、したがって、全開状態であるから、図1の点線で示すようにケ ース22内に入った空気がケース22外へ導かれる空気の量は最大となり、浴槽 内の泡量は最大となる。そして、操作つまみ38によって泡量調整の操作がされ ると、その調整操作に応じて操作軸31が回転し、その回転に伴って操作軸31 の下端部32の端面3による前記空気穴34aの閉塞量が変化し、これによって 、ケース22外へ導かれる空気の量が変化し、泡量が調整される。そして、泡を まったく出さないときの操作つまみ38の調整操作で操作軸31が回転し、その 結果、該操作軸31の下端部32の端面3が弁座25の空気穴34aを図3a, bのように全閉塞する。
【0019】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案の泡量調整弁では、操作軸下端部の端面と弁座の弁 座面とを対向させ、この対向状態を変化させることで泡量調整を行うようにし、 かつ、その端面と弁座面との間に滑らし板を挿入したから、操作つまみの調整操 作力としては小さくても、また、長期の使用による異物の侵入があっても、操作 軸は小さな操作力で容易に回動することができることになり、泡量の調整操作が 容易化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る泡量調整弁の縦断面図で
ある。
【図2】作用説明に供する図1の要部の構成を示す図で
ある。
【図3】作用説明に供する図1の要部の構成を示す図で
ある。
【図4】浴槽用ジェット装置の概略構成図である。
【図5】従来例の泡量調整弁の縦断面図である。
【符号の説明】
22 ケース 25 弁座 31 操作軸 32 操作軸下端部 33 操作軸下端部の端面 34 弁座面 34a 空気穴 36 滑り軸受け 38 操作つまみ 39 滑らし板 40 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金沢 光哲 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 喜多 洋 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 黒崎 孝一 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース(22)と、複数の調整弁部品とを
    有しており、ケース(22)は、両端開口の筒状であっ
    て、かつ、前記複数の調整弁部品を収納しており、複数
    の調整弁部品は、少なくとも弁座(25)、滑らし板
    (39)、および操作軸(31)を具備しており弁座
    (25)は、ケース(22)内の下端側内周面(23)
    に取り付けられているものであって、弁座面(34)に
    は、ケース(22)内の空気を外部に導く空気穴(34
    a)を有しており、滑らし板(39)は、弁座(25)
    の弁座面(34)上に配備されているものであって、該
    配備位置で前記空気穴(34a)に相対向する空気穴
    (39a)を有しており、操作軸(31)は、操作つま
    み(38)の泡量調整操作に応動して回転可能なように
    ケース(22)内に収納されているものであって、下端
    部(32)が、当該操作軸(31)の軸中心より偏心し
    た幅広の下端面(33)に形成されており、かつ、該下
    端面(33)が、滑らし板(39)を介して弁座面(3
    4)に相対向されていることを特徴とする浴槽用ジェッ
    ト装置の泡量調整弁。
JP969791U 1991-02-27 1991-02-27 浴槽用ジエツト装置の泡量調整弁 Pending JPH04108526U (ja)

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