JPH0410667Y2 - - Google Patents

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JPH0410667Y2
JPH0410667Y2 JP19068185U JP19068185U JPH0410667Y2 JP H0410667 Y2 JPH0410667 Y2 JP H0410667Y2 JP 19068185 U JP19068185 U JP 19068185U JP 19068185 U JP19068185 U JP 19068185U JP H0410667 Y2 JPH0410667 Y2 JP H0410667Y2
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terminal
terminals
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test
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、試験用端子装置の改良構造に関する
もので、詳しくは計器用変圧器PT2次回路側の短
絡防止における接続片の挿脱の安全性並びに作業
性の向上を企つた試験用端子装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
試験用端子装置は、計器用変圧器の2次側回路
に接続される計器あるいは継電器類の目盛りの校
正、動作試験などを行なう場合に、その対象機器
の配線を取外すことなく行なえるよう設けたもの
である。
この試験用端子装置に使用されている接続片は
多極を一体とした構造のもので、テスト時に使用
するテスト片(CT回路用)と、テストしないと
き、即ち機器運転中に常時挿入しておく接続片
(PT回路用)の2種類あるが、接続片の場合、試
験用端子装置に一括挿入されると入力側の電源が
出力側に接続されて、機器が運転される。
そのため配電盤の機器は総て試験用端子装置を
経由した電器的通路が形成されており、試験用端
子装置を通じて配電盤機器へ電源が送られてい
る。
従つて、計器用変圧器PT2次側の試験用端子装
置においてトラブルが発生すると、単に試験用端
子装置の故障だけでなく、配電盤機器あるいは高
圧側線路にも重大な影響を及ぼすため、たとえ僅
かといえども許されない。
第1図は試験用端子装置を使用したPT回路接
続図で、図において、Hは試験用端子装置、A,
B,Cは3相母線、10はPT、A1,B1,C1は出
力側端子、A2,B2,C2は入力側端子、T1,T2
T3は接続片、11は計器及び縦電器類で入力線
の電源が出力側に接続されて運転されている。
第2図は、試験用端子装置Hの接続片T1,T2
T3を取外し、試験電源12を接続して計器及び
継電器類11の動作試験を行なう回路接続図で、
入力側端子A2,B2,C2には接続片T1,T2,T3
取外される前と同電圧が印加されている。
従つて、変圧器PT回路の試験用端子装置にお
いては、入力側端子A2,B2,C2で相間短絡する
と重大な電器的事故が発生する。即ち、高圧側線
路において相間短絡事故を起こしたのと同一現象
が発生し、遮断器が解放され、需要側が停電とな
るなど重大な影響を及ぼすことになる。それで接
続片の挿入、取外しの操作途上過度的といえども
相間短絡が許されない。
しかるに、従来の試験用端子装置は次のように
構成されていた。第3図ないし第5図において、
1は端子盤、A1,B1,C1は出力側端子、A2
B2,C2は入力側端子で端子盤1にそれぞれ対向
して並列に取付けられている。T1,T2,T3は接
続片で、このそれぞれの端面は、端子A1,B1
C1のねじ部U1,V1,W1と端子A2,B2,C2のね
じ部U2,V2,W2に挿入され移動ナツトN1,N2
N3,N4,N5,N6で締め付けられ、更に固定ナ
ツトK1,K2、K3,K4,K5,K6によつて締めら
れ固定されている。第7図は接続片で、ねじ部に
挿入される端面部分は切欠されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の試験用端子装置は上記のような構造を有
しているので、第1図に示す運転状態から第2図
に示す計器及び縦電器類の動作試験を行なう状態
にするときは、試験用端子装置において、接続片
の端面を固定している端子のねじ部の固定ナツト
及び移動ナツトを弛めて、あるいは取外してから
接続片を横方向に廻すようにして端面をねじ部か
ら脱出させ取外すことになる。このため、誤つて
隣接する入力側端子のねじ部あるいはナツト部に
接触したり、また引つ掛かつて相間短絡する危険
があつた(第6図)。
また、接続片の挿脱操作においても作業性のよ
いものではなかつた。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたも
ので、計器用変圧器PT2次回路側に設けられる試
験用端子の接続片の挿脱操作において、作業性が
よく、相間短絡が防止できる安全性のある試験用
端子装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、接
続片の端面を固定する端子のねじ部が対向する1
対の単位端子を並列に複数対を取付けてなる端子
盤により配線を施した電器機器に対する試験用端
子装置において、前記それぞれの接続片の端面を
固定する端子のねじ部が、端子が対向している単
位端子の方向に対して、いずれかの横方向に、端
子の軸方向に対して45度ないし90度の角度範囲内
で同じ角度で屈曲してなることをその要旨とする
ものである。
〔実施例〕
第7図は接続片の正面図と側面図、第8図ない
し第11図は本考案の試験用端子装置の一実施例
を示す図で、第8図はその正面図、第9図は平面
図、第10図は右側面図、第11図は一試験用端
子の一部断面平面図である。
図中、20は端子盤、P1,P3,P5は出力側端
子、P2,P4,P6は入力側端子、T1,T2,T3は接
続片、G1,S1,R1は出力側端子P1,P2,P3の接
続片T1,T2,T3の一方の端面を固定するねじ
部、G2,S2,R2は入力側端子P2,P4,P6の接続
片T1,T2,T3の他方の端面を固定するねじ部で
ある。
このねじ部G1,S1,R1とねじ部G2,S2,R2
有する出力側端子P1,P3,P5と入力側端子P2
P4,P6はそれぞれ対向しており、P1とP2,P3
P4,P5とP6は3対の単位端子を形成し、並列に
端子盤20に取付けられている。
また、このねじ部G1,S1,R1とねじ部G2,S2
R2に接続片T1,T2,T3の端面を締め付け固定す
る移動ナツトE1,E2,E3,E4,E5,E6と固定ナ
ツトF1,F2,F3,F4,F5,F6が設けられている。
この接続片T1,T2,T3の端面が固定される端
子P1,P2,P3P4,P5,P6のねじ部G1,S1,R1
びG2,S2,R2は端子が対向している単位端子の
方向に対して右方向に、且つ端子の軸方向に対し
て45度で同じ角度でそれぞれが屈曲しており、本
考案の試験用端子装置が構成されている。
第11図は試験用端子装置に使用されている一
試験用端子を示す図で、21は黄銅メツキしたボ
ルト、23,25は平ワツシヤー、24,26は
端子盤20に支持している絶縁材からなるカラー
である。22,27はこのカラー24,26を端
子盤20に固定するナツトである。ナツト22に
はまた電線が配線される。Tは接続片で、この端
面はボルト21に嵌脱する部分が切欠されている
(第6図)。Eは移動ナツトでこのナツトによつて
接続片Tの端面が締め付けられ、固定ナツトFで
更に締め付けて移動ナツトEが弛まないよう固定
される。
固定ナツト27、F及び移動ナツトEの表面は
絶縁材で被覆されている。
接続片T端面のボルト21のねじ部は横方向
に、且つ端子Pの軸方向に対して45度ないし90度
の角度で屈曲されている。
この角度は原則として端子Pの寸法あるいは配
置などによつて決定されるわけであるが、市販の
試験用端子装置にあつては、45度以上の屈曲角で
あれば、誤つて他の入力側端子に接触したり引つ
掛かることはなく、且つ挿脱の作業性も良好であ
る。しかし、90度を超えることは、接続片の挿脱
の作業性を困難にし、好ましくない。
〔考案の作用〕
本考案は以上のように構成されているので、接
続片Tを取外す場合または挿入する場合は、従来
の如く、他の入力側端子が隣設する横方向に移動
しながら操作を行なうことがなく、斜めにあるい
は縦方向から挿脱ができるので誤つて他の入力側
端子のねじ部あるいはナツト部に接触したり引つ
掛かることがない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の試験用端子装置
は計器用変圧器PT2次回路側において、計器ある
いは継電器類の目盛りの校正、動作試験などを行
なう場合に、接続片の挿脱操作が従来装置のよう
に隣設する入力側端子の横方向に移動しながら行
なうことがないので、誤つて接触させ相間短絡さ
せる危険がない。
また、操作も極めて行ない易く、作業性の向上
が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は運転状態のPT回路接続図、第2図は
接続片を取外し機器類の動作試験を行なう回路接
続図、第3図ないし第6図は従来の試験用端子装
置の図で、第3図はその平面図、第4図は正面
図、第5図は右側面図、第6図は接続片を取外す
ときの説明図、第7図は接続片の正面図と側面
図、第8図ないし第11図は本考案の試験用端子
装置の一実施例を示す図で、第8図はその平面
図、第9図は正面図、第10図は右側面図、第1
1図は一つの試験用端子の一部断面平面図を示
す。 A1,A2,B1,B2,C1,C2……端子、10……
計器用変圧器、11……計器及び継電器類、12
……試験電源、T1,T2,T3……接続片、P1
P2,P3,P4,P5,P6……端子、20……端子盤、
E1,E2,E3,E4,E5,E6……移動ナツト、F1
F2,F3,F4,F5,F6……固定ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接続片の端面を固定する端子のねじ部が対向す
    る1対の単位端子を並列に複数対を取付けてなる
    端子盤により配線を施した電気機器に対する試験
    用端子装置において、前記それぞれの接続片の端
    面を固定する端子のねじ部が、端子が対向してい
    る単位端子の方向に対して、いずれかの横方向
    に、端子の軸方向に対して45度ないし90度の角度
    範囲内で同じ角度で屈曲してなることを特徴とす
    る試験用端子装置。
JP19068185U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0410667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19068185U JPH0410667Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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JP19068185U JPH0410667Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS6298223U JPS6298223U (ja) 1987-06-23
JPH0410667Y2 true JPH0410667Y2 (ja) 1992-03-17

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