JPH04106608A - 電子情報機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 コンピューター、ワードプロセッサー等の電子情報機器
に関する。

〔従来の技術〕

第２図に、従来の電子情報機器の側面図を示す。

ここでは、携帯型コンピューターを例にあげて、説明す
る。１は本体、２は本体ケース、３は表示手段である液
晶パネル、４は入力手段であるキーボード、５は、液晶
パネルが組み込まれるパネルケース、６は外部記憶装置
であるフロッピーディスクドライブ装置（以後ＦＤＤと
呼ぶ）である。

液晶パネル３及び、パネルケース５は、ヒンジ７を回転
中心として、開閉が可能であり、実線で示す状態は、開
いた状態を示し、−点鎖線で示す３ａｓ５ａは、閉じた
状態を示す。８は、作業者の目であり、−数的には、液
晶パネルの面に対して垂直方向に置かれることが多い。

９は、部屋の天井に設けられている照明装置であり、個
人の住宅の場合、居間では、テーブル、座卓等の中央の
真上に取りつけられていることが多く、コンビ二一ター
の本体よりも後ろ側の位置になる。

〔発明か解決しようとする課題〕

第２図に示す、従来の携帯型電子情報機器には、ふたつ
の課題がある。ひとつは、本体の厚みの問題であり、も
うひとつは、液晶パネルの見易さの問題である。本体の
厚みについては、パネルケス５、液晶パネル３を閉状態
にした場合、これらと、キーボード４、本体ケース２が
重なり、全体が厚くなり、満足な携帯性を得ることがで
きない。

液晶パネルの見易さについては、液晶パネル３に反射型
を用いた場合には、液晶パネル面に照射された光が多い
ほど、明るく、見易いわけである。

しかし第２図に示すような、照明９との位置関係では、
液晶パネルの面には光源からの直接光はほとんど照射さ
れず、照射される光は、壁、天井なとからの反射光であ
り、視認性が充分といえるほどの明るさとは、とても言
えない。本発明は、本体の厚みを薄くすると同時に、照
明が充分に照射されるよう液晶パネルの配置を工夫し、
携帯性に優れ、作業する場所の環境に左右されない、電
子情報機器を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、液晶パネルを組み込む液晶ケースと、キーボ
ードを組み込むキーボードケースか、水平面上に並列に
配置され、液晶ケースは、水平面から、キーボード側へ
立体的に回転可能であることを特徴とする。

〔作　用〕

キーボードと、液晶パネルの重なりが無いため、全体を
薄くてき、液晶パネルが、水平面上に配置されるため、
天井等にある光源の光が、液晶パネルの面に照射され易
い。

〔実　施　例〕

第１図に、本発明の実施例の側面図を示す。１は、電子
情報機器であるコンピューターの本体、３は、表示手段
である液晶パネル、４は、入力手段であるキーボード、
５は、液晶パネルを組み込むパネルケース、６は、外部
記憶装置であるフロッピーディスクドライブ装置（以後
ＦＤＤと呼ぶ）、１１は、電源である電池である。１０
は、キーボード４を組み込むキーボードケースであり、
ＣＰＵ、メモリー回路等を搭載した回路基板１２ａも内
蔵する。回路基板は、１２ａと１２ｂのふたつに分割さ
れており、１２ｂは、パネルケース５に内蔵される。回
路基板１２ａと１２ｂの電気的な接続は、図示しないか
、リード電線により行なわれる。７は、パネルケース５
と、キーボードケース１０の間に配置された軸部材であ
るヒンジであり、パネルケース５とキーボードケース１
０との連結を行なう。パネルケース５は、ヒンジ７を回
転中心として、回転が可能であり、キーボード４と同じ
平面上に並んた５の位置から、水平面に対して傾斜をつ
けた５ａの位置まで移動可能であり、その間の自由な位
置に止めることができる。

傾斜できる角度θは、５０″程度を最大に設定している
。これ以上の傾斜は、作業者の姿勢、目の位置８、照明
９の位置等の条件から判断して、使用不可能な領域であ
り、必要ない。本発明では、キーボード４と液晶パネル
３は、並んで配置されるため、本体１の厚みは、キーボ
ード４、回路基板１２ａ、キーボードケース１０を含む
寸法、或は、液晶パネル３、回路基板１２ｂ１パネルケ
ース５を含む寸法のどちらかで決められるため、従来例
のように、両者が重なる構造に比べ大１１な薄型化を実
現できる。また、液晶パネル３の標準の位置として、水
平方向に配置されているため、照明９か、コンピュータ
ーの本体１の後ろ側にあっても、液晶パネル３の表面に
は、充分な光が照射され、表示内容の見易さを確保する
ことができる。

また、光源が近くになくても、矢印Ａのようにいろいろ
な方向からの光を液晶パネル３の表面にとり込むことが
できる。更に、液晶パネル３の表面に、照明とか、周囲
の物が反射して見にくい場合には、パネルケース５を５
ｂで示すように傾斜させて、反射の方向と、作業者の目
８との位置関係を変えることにより、見易さを確保でき
る。

以上の様に、本発明によるコンピューターは、本体の薄
型化を実現すると同時に、様々な照明条件に対応でき、
周囲環境に左右されない、真の携帯性を提供するもので
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、キーボードと、液晶パネルが平面的に
並んで配置され、更に、液晶パネルを組み込むパネルケ
ースは、平面位置から起き上って傾斜を持てるよう構成
されるため、本体の薄型化と、周囲の照明条件に左右さ
れない表示の見易さを実現できる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例の側面図。 第２図は、従来の電子情報機器の側面図。 １　・　・　・ ２　・　・　・ ３　・　・　・ ４　・　１ ５　・　・　・ ６・・拳 ７　・　・　・ ８・　・　・ 本体 本体ケース 液晶パネル キーボード パネルケース ＤＤ ヒンジ 作業者の目 １体 第１図 ９　・ １０　・ １１　・ １２　・ ・照明 ・キーボードケース ・電池 ・回路基板 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　喜三部（他１名）２　本線ケ
ース 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表示手段である液晶パネル、入力手段であるキーボード
   、電源である電池、外部記憶装置、少なくとも前記液晶
   パネルを組みこむパネルケース、少なくとも前記キーボ
   ードを組みこむキーボードケース、前記、パネルケース
   とキーボードケースの間に位置する軸部材より成り、前
   記キーボードとキーボードケースを含む厚みが、前記液
   晶パネルと、パネルケースを含む厚みと同等であり、か
   つほぼ同一高さに並列に位置し、前記液晶ケースは、前
   記軸部材を中心として、並列位置から、キーボード側へ
   回転可能であることを特徴とする電子情報機器。