JPH04105837A - 自動加工装置の工具交換装置 - Google Patents

自動加工装置の工具交換装置

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JPH04105837A
JPH04105837A JP22437990A JP22437990A JPH04105837A JP H04105837 A JPH04105837 A JP H04105837A JP 22437990 A JP22437990 A JP 22437990A JP 22437990 A JP22437990 A JP 22437990A JP H04105837 A JPH04105837 A JP H04105837A
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JP
Japan
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tool
hand
gripper
stocker
lathe
Prior art date
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Pending
Application number
JP22437990A
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English (en)
Inventor
Shoji Momoi
桃井 昭二
Yasuhiro Minoura
康浩 箕浦
Yukio Mitsuguchi
三ツ口 幸男
Takahiro Yamashita
山下 隆広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合加工工作機械を備えた自動加工装置におけ
る工具交換装置に関する。
〔従来の技術〕
複合加工工作機械とワークの自動搬送装置とを組み合わ
せて、長時間にわたる自動加工を可能とするフレキシブ
ル マニュファクチャリング システム(FMS)が普
及しつつある。
複合加工工作機械のうちで、対向する2台の主軸と、各
主軸と共同する2′台の刃物台を備えた複合加工旋盤は
、2台の主軸間でワークの受渡しが可能であって、2つ
の工程を1台の機械の中で完了することができ、生産性
も高い。
刃物台は、タレットを備え、タレットはその周囲に例え
ば12本のツールを装備することができる。
この種の複合加工旋盤とワークの自動搬送装置とを組み
合せて、長時間の無人運転を可能としたシステムは、既
に本出願人によって提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の装置にあっては、使用で
きるツールはタレットに予め装着された範囲のツールに
とどまり、ツールを交換する必要が生じた際には、オペ
レータによるツールの交換作業が不可欠であった。
ワークと同様に、ツールもタレットに対して自動的に搬
送することができれば、加工の範囲が拡がり、より長時
間の無人運転が可能となる。
そこで本発明は、複合加工旋盤と自動搬送装置とを備え
た自動加工装置における自動工具交換装置を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の自動加工装置を構成する複合加工旋盤は、互い
に対向して配設された第1の主軸および第2の主軸と、
第1の主軸と協同するタレットを有する第1の刃物台と
、第2の主軸と協同するタレットを有する第2の刃物台
とを備え、搬送装置は、複合加工旋盤と部材を収容する
ストッカ装置との間に配設したガイドレールと、ガイド
レール上を自走する搬送ロボットと、搬送ロボットにと
りつけた鉛直方向に伸縮するアームと、アームの先端に
交換自在に装着されるハンドとを備える。
そして、自動工具交換は搬送ロボットのアームにツール
ハンドを装着して達成するが、このツールハンドは、基
本的な手段として、第1の刃物台にツールを供給する第
1のグリッパヘッドと、第2の刃物台にツールを供給す
る第2のグリッパヘッドとを備えている。
〔作用〕
以上の手段を有することにより、搬送ロボットによって
ツールを第1の刃物台と第2の刃物台に自動的に搬送す
ることができる。
〔実施例〕
以下、図面に基いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施する自動加工装置の全体を示す斜
視図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4図は左側
面図である。
全体を符号1で示す自動加工装置は、複合加工工作機械
を備える。複合加工工作機械は、種々の形式の工作機械
を利用することができるが、本実施例においては、2台
の主軸と2台の刃物台を備えた複合加工旋盤10を用い
た場合を示している。
第5図は、複合加工旋盤工0の概要を示すもので、対向
して配設した第1の主軸110と第2の主軸130を有
する。第1の主軸110と第2の主軸130は同一の能
力を有する主軸であって、それぞれ軸Z1.Z2で示す
方向に移動する。
一方、同一の能力を有する2台の刃物台120゜140
は対向して配設される。第1の刃物台120は、軸X1
方向に移動するとともに、軸T□のまわりに旋回するタ
レット122を有し、タレット122には複数本のツー
ル160が装着される。
第2の刃物台140も同様に、軸X2方向に移動すると
ともしこ、軸T2のまわりに旋回するタレット142を
有し、タレット142には複数本のツール160が装着
される。
第1の主軸1.10は、チャック112を有し、ジョー
170でワーク150を把持して第1の刃物台120の
ツール160によってワーク150に必要な加工を施す
。第1の主軸110の軸Z1の移動量と軸C4まわりの
回転量及び刃物台120の軸X1の移動量と軸T□まわ
りのインデックスはNC装置により制御される。
複合加工旋盤10は、ツール160の刃先位置を検知す
る手段(図示せず)を備え、刃先位置を計測してNC装
置にフィードバックすることにより、ワークの寸法を間
接的に計測し、加工精度を確保する。
第1の主軸1 ]、 Oにより第1.工程の加工が完了
すると、第2の主軸130のチャック132は第1の主
軸110からワーク150を受けとり、NC@置により
制御される第2の刃物台140と共同して第2工程の加
工を施し、ワーク150を完成させる。
複合加工旋盤10は以上のように、2台の主軸と2台の
刃物台を備え、複雑な形状のワークを自動的に加工する
能力を有する。
なお、主軸にかえて刃物台を軸Z□、z2に沿って移動
する構成にしてもよい。
複合加工旋盤10の後側にはチップコンベア190を配
設して切削により発生するチップを集め、チップパケッ
ト195で回収する。
全体を符号20で示す搬送装置は、複合加工旋盤10の
上方に配設されるガイドレール200を備える。ガイド
レール200は、旋盤の主軸の移動方向である軸z4.
.Z2と平行な軸Bに沿って配設され、ガイドレール2
00上に搬送ロボット220を走行自在にとりつける。
搬送ロボット220は、上下方向の軸Aに沿って移動す
るアーム230を備える。アーム230の先端部にはワ
ークハンド280をとりつけるが、後述する態様により
このワークハンド280を他のハンドと交換自在として
、種々の対象物を搬送する。
複合加工旋盤10に隣接して、ガイドレール200の下
方に部材を備蓄して必要時に複合加工旋盤1oに供給す
るストッカ装置30を配設する。
第6図はストッカ装置30の要部の断面図、第7図は要
部の側面図である。
ストッカ装置30は、床面しこ載置されるベース300
を有し、ベース300は、2本で1組の案内面を2組備
える。第1の案内面310,312は、ガイドレール2
00の軸Bに対して直交する軸x3に沿って配設される
。第2の案内面320゜322は、軸X3に平行な軸X
、に沿って配設される。
第1の案内面310,312上には、全体を符号40で
示すストッカが軸X3に沿って移動自在に載置される。
ストッカ40は、第1の側壁410、第2の側壁420
および2つの側壁を結ぶ床430からなリ、上部が開口
する断面がほぼ正方形の箱形のストッカ本体400を備
える。床430の下面には案内面上を転勤するローラ4
02を設ける。
第1の側壁410の上縁部は外側に水平方向に延び、第
1のフランジ412を形成する。第2の側壁420の上
縁部も外側に水平方向に延び、第2のフランジ422を
形成する。
ストッカ本体400は、軸X3に沿って延びる細長い形
状を有するが、内部は仕切板440によって複数の室4
45に画成される。
室445には、搬送ロボット220のアーム230の先
端に交換自在に装着される各種のハンドが収容される。
本実施例にあっては複合加工旋盤10の刃物台に供給す
るツールを取り扱うためのツールハンド240、主軸1
1.0.130のチャック11.2,132へ供給する
ジョーを取り扱うためのジョーハンド260、ワークを
取り扱うためのワークハンド280の3種類のハンドが
用意される。
第1のフランジ412と第2のフランジ422は、軸x
3に沿って等間隔に形成した穴を有し、各穴にはツール
160が挿入される。本実施例においては、各フランジ
に10本ずつ、合計20本のツール160を収容する場
合を示すが、必要に応じて収容本数を増減する。
第1の側壁410と第2の側壁420の上部の内側には
、軸x3に沿って等間隔にジョーの保持部材を配設し、
各保持部材にジョー170を挿入する。本実施例では、
合計18個のジョー170を保持する場合が示されるが
、ジョー170の個数は必要に応じて増減する。
ストッカ本体400は軸X3に沿って割り出され、位置
決め用の手段(例えばサーボ位置決め)を備える。
各ツール、ジョー、ハンドはIC等を含む記憶素子を備
え、必要な情報を記録する。
ツールに関するデータとしては、ツール番号、名称、回
転方向、形状、寿命、加工個数、寿命時間、使用個数、
使用時間、ツールセット値、摩耗補正量、摩耗量最大設
定値、ノーズR1切込量、ツール幅、ツール長、製造年
月日、書込み回数などがある。
ジョーに関するデータとしては、爪番号、爪の位置、外
爪/内爪、爪各部寸法、チャックバリア有/無、把持径
、爪成形有/無、生爪成形する/しない、生爪成形プロ
グラム番号、生爪使用時間、生爪寿命時間、製造年月日
、書込み回数などがある。
ツール160は記憶素子160aを備えるが、ストッカ
装置のベース300側にツールの記憶素子160aの情
報を読みとり、または書き込むためのリード、ライトヘ
ッド330を配設する。ジョー170は、チャックと係
合するベースジョーと、ベースジョーにとりつけるソフ
トジョーとからなり、ベースジョーの背面に同様の記憶
素子を備える。そして、ベース300側にジョー170
の記憶素子170aに対向するリード、ライトヘッド3
3.2を配設する。このリード、ライトヘッド332は
、ストッカ本体400が移動する際に、ツールシャンク
160Sとの干渉を避けるために旋回式として、リード
、ライト時のみにジョー170の記憶素子170aに近
接する構造とする。
第1のフランジ412に貯えられるツール160と第1
の側壁410に貯えられるジョー170は、原則として
第1の刃物台120と第1の主軸110に供給される。
第2のフランジ422に貯えられるツール16Qと第2
の側壁420に貯えられるジョー170は、第2の刃物
台140と第2の主軸130に供給される。
第6図はツールハンド240が、第1のフランジ412
のツール160と、第2のフランジ422のツール16
0を把持する状態を示し、ジョーハンド260がジョー
170を把持する状態を中央上部に示す。
ストッカ本体400内にはハンドが貯えられるが、本体
400の床430の下方のベース300には、ハンド用
のリード、ライトヘッド340がアクチュエータ342
により上下動自在に設けられる。第6図はツールハンド
240がストッカ本体400内に収容された状態を示す
が、ツールハンド240の先端部に記憶素子240aを
とりつけて、必要な情報を記録する。ジョーハンド26
0、ワークハンド280も同様の記憶素子を備える。
ストッカ装置30のベース300の第2の案内面320
,322には、全体を符号60で示す走行台車が装架さ
れる。走行台車60はフレーム600を有し、フレーム
600はローラ602を介して案内面320,322上
に支持されるが、図示しない駆動装置によって軸X4に
沿って移動される。この走行台車60はフォーク70と
ともにパレットチェンジャを構成し、後述する態様によ
ってワークを載置したパレットを取り扱う。
ストッカ40に係脱自在の連結ピン450によるクラッ
チ手段を設け、必要時に、走行台車60とストッカ40
とを連結する。ストッカ40は、走行台車60の廓動力
によって軸X3に沿って所定の位置に割り出され、ハン
ド、ツール、ジョーを搬送ロボット220へ供給する。
本自動加工装置は以上のように、搬送ロボットのアーム
にとりつけるハンドを交換自在とし、必要とするツール
、ジョーを複合加工旋盤10へ供給するので、多種類の
ワークに対する段取りを自動的に達成することができる
次に、ストッカ40の一端部に機外計測装置50を連結
する。この機外計測装置50は、プレート500上にワ
ークを位置決めするブロック502やマイクロメータ5
10等を配設したものであって、加工済みのワークの寸
法を自動的に計測してその情報を制御装置90へ送る。
ベース300に案内される走行台車6oは、フォーク装
置70を備える。フォーク装置70は、走行台車60に
対して上下動自在に支持される。
走行台車60に配設したモータ610は伝動手段を介し
てフォーク装置7oの駆動ねじ720を回動し、フォー
ク装置70全体を昇降させる。
フォーク装置70は桁705と、桁705の両端から外
側に突出する平行した2本のアーム710を有し、2本
のアーム710の内側部でパレット80を把持する。
フォーク装置70の桁705の中央内側部にはリード、
ライトヘッドを備え、パレット80の対向する位置に記
憶素子・を備える。
パレット80は、ワーク150を収容する角板状のもの
で、同種、異種のワーク150を一定間隔で収容するた
めの手段を有する。
複数個のパレット80を上下方向に重ね合せて準備する
が、最大10個程度のパレットを準備する。各パレット
80は四辺形のフレーム800の内部にV溝を形成した
アダプタからなるワークの保持手段を備える。そして、
フレーム800の4隅にはピン810を植設する。この
ピン810はワーク150の高さ寸法に対応して選択さ
れ、ピン810により上方に重ねるパレット80を支持
する。したがって、重ね合わされるパレットの上下方向
の間隔は、ピン810の長さにより規定される。
本自動加工装置の制御装置と制御方法を説明する。
第8図は制御装置の概要を示すブロック図であって、自
動加工装置の制御装置90と、複合加工旋盤上0のNC
制御装置95を備える。
NC制御装置95は、中央処理装置950と、操作盤9
52を有し、加工に必要な情報を入出力する。複合加工
旋盤上0は、2台の刃物台120゜14、0に装着する
ツール160の刃先位置を検出する刃先位置検出装置と
ワークの機内計測装W954を備え、刃先位置を検出す
ることで予備ツールの交換を実行する。加工されたワー
クをタッチセンサで計測し、この情報を中央処理装置9
50へ送り、必要に応じてNC情報を修正する。
自動加工装置の制御装置90は、複合加工旋盤上0以外
の装置の制御を担当する。本実施例においては、複合加
工旋盤の制御装置90と、それ以外の装置の制御装置9
5を別体にした場合を示しであるが、制御装置を合体し
て総合した制御装置を構築することもできる。
制御装置90は、中央処理装置900を備え。
中央処理装置に連結する操作盤902.ティーチングパ
ネル904によって、制御対象の装置の作動に関する情
報が入力される。
搬送装置20は、ガイトレール200上を移動する搬送
ロボット220を作動するサーボ軸Bと、アーム230
の上下動を作動するサーボ軸Aの2軸を有するが、これ
らのサーボ906は中央処理装置900からの指令によ
り制御される。走行台車60とフォーク70からなるパ
レットチェンジャは、走行台車60の移動と、フォーク
70の上下動を操作するサーボ908を備え、中央処理
装置900の指令により制御される。
ハンド、ジョー、ツールを収容するストッカ40の位置
等はユニット9]○を介して制御される。
本自動加工装置は、ストッカ40に加えて図示しないチ
ェーン式ストッカ等を付加することにより、ツールやジ
ョーの収容量を拡大することができる。チェーンマガジ
ンを装備した場合には、ユニット912を介して制御す
る。
ストッカ4oと一体に連結された機外計測装置50は、
加工が完了したワークの寸法を計測するが、計測装置5
0の作動や、計測結果等の情報は、ユニット914を介
して制御される。
各々のパレット80は、記憶素子を備えるが、この記憶
素子に対する情報の読出し、書込みは、リード、ライト
ヘッドコントローラ916と、これに連結されるリード
、ライトヘッド917により実行される。
同様に、各ツールの記憶素子、各ジョーの記憶素子、各
ハンドの記憶素子の情報の読出し、書込みは、リード、
ライトヘッドコントローラ918と、これに連結される
リード、ライトヘッド919により実行される。
自動加工装置を用いて自動運転を開始する前に、オペレ
ータが行なう段取り作業を説明する。
まず、段取りステーションにおいて、各パレット80に
素材ワーク150を収容し、可搬型のリード、ライトヘ
ッドを用いて各パレット80の記憶素子にデータを書込
む。書込むデータは、固定データとして、パレット番号
、加工年月日等があり、可変データとして、ワーク番号
、ワーク間隔、ワーク基準位置、パレット上の個数、パ
レットに植設したピン810の高さ寸法等がある。
以上の段取りが完了したパレット80は、最大10段程
度に積層されて自動加工装置のローディングステーショ
ン820へ搬送される。
次に、オペレータは、ストッカ40に複数のハンド24
0,260,280、ツール160、ジョー170をセ
ツティングする。この際に、可搬型のリード、ライトヘ
ッドを用いて各記憶素子にデータを書込む。このストッ
カ40に収容される機器のデータは、システムチエツク
の際にリード。
ライトヘッドで読みとられ、制御装置90へ送られる。
複合加工旋盤10の制御装置95にもNGデータ等を準
備する。
第9図は、本自動加工装置の作動を示すフローチャート
である。
ステップ1000でスタートした自動運転は、ステップ
1100で、パレット80にとりつけた記憶素子のデー
タの読取りを行なう。ローディングステーション820
に載置されたパレット80に対して、パレットチェンジ
ャのフォーク装置70は、最上部から降下して積層され
たパレット80の各記憶素子のデータを読取る。
第10図は、パレット80の記憶素子に記入するデータ
項目を例示する。
この読取りが完了すると、パレット番号を基準とした加
工スケジュールのデータ表が作成できる。
加工順序としては、最上段に積まれたパレットが最初と
なり、順次下段のパレットが続く。
ステップ1200では、自動加ニジステムのチエツクを
行なう。パレット番号を基準とした加工スケジュールに
基き、NGデータ、ツール、ジョー、ハンド等のデータ
と、ストッカ及び複合加工旋盤内にセットされているも
のとを照合し、システムに異常がないかをチエツクする
。異常を発見したときには、ステップ1210でオペレ
ータに警告を発する。
ステップ1300へ進み、準備状況をチエツクする。
加工すべきワークに対応する準備が完了していない場合
には、ステップ1310へ進む。
ステップ1310では、ストッカ40に設けた連結ピン
450を作動して走行台車60とストッカ40を連結す
る。これにより、ストッカ40は走行台車60とともに
駆動され、必要な位置まで移動できる状態となる。
ステップ1320では、ハンド交換プログラムが実行さ
れる。ストッカ40内に収容された3種類のハンドのう
ちで、例えばツールハンド240が搬送ロボット220
のアーム230に装着される。
ステップ1330では、ツール交換プログラムが実行さ
れる。ツールハンド240は、ストッカ40の第1のフ
ランジ412に収容されたツール160を第1の刃物台
120のタレット122へ装着し、第2のフランジ42
2のツール160を第2の刃物台140のタレット14
2へ装着する。
交換されてストッカへ戻されるツールに対して記憶素子
の情報が更新される。
ステップ1340では、ジョー交換プログラムが実行さ
れる。ジョーハンド260がアーム230に装着され、
ジョーハンドはストッカ40の第1の側壁410に収容
されたジョー170を第1の主軸110のチャック11
2へ装着し、第2の側壁420に収容されたジョー17
0を第2の主軸130のチャック132へ装着する。交
換されてストッカへ戻されるジョーに対して記憶素子の
情報が更新される。
ステップ1350では、加ニブログラムや交換されたツ
ール、ジョーに関するデータを複合加工旋盤の制御装置
95へ転送する。転送するデータは、ツールファイルデ
ータ、爪寸法データ等のツールの記憶素子、ジョーの記
憶素子内のデータのマツプ等がある。アーム230にワ
ークハンド280が装着される。その後に、ストッカ4
oを原位置に復帰する。原位置では、機外計測装置50
が所定の位置に位置決めされる。走行台車60とストッ
カ40の係合を解く。
以上で準備プログラムは完了し、ステップ14oOへ進
む。
ステップ1400では、走行台車60とフォーク70が
共同して最上段のパレット80を所定の位置に保持する
ステップ1500では、複合加工旋盤10の機内に装備
した刃先位置検出装置(図示せず)によって各ツール1
60の刃先位置を計測し、ワークの寸法を間接的に計測
する。
ステップ1600では、ステップ1500における刃先
位置の検出結果に基いて刃先の摩耗等によるツール交換
の必要性を判断する。ツール交換が必要と判断されると
、ステップ1610へ進み、搬送ロボット220のアー
ム230に装置されていたワークハンドをツールハンド
に交換する。ステップ1620でツール交換プログラム
を実行し、ステップ1630でワークハントに再度交換
してステップ1700へ進む。
ステップ1700では、搬送ロボット220が、ワーク
ハンド280によってワーク150を把持し、複合加工
旋盤1oの第1の主軸110のチャック112へ供給す
る。通常は、ワーク150に対する第1の加工工程は、
第1の主軸110で実行され、第2の加工工程は、第2
の主軸130で実行されるが、順序を逆にすることも可
能である。
ステップ1800では、複合加工旋盤10によって所定
の加ニブログラムを実行する。ステップ1850でワー
クの機内計測を行う。機内計測はタッチセンサでワーク
の各部の寸法を計測する。
計測結果をステップ2010に送り、必要に応じてNC
プログラムを補正する。加工が完了したワーク150は
、ステップ1900で搬送ロボット220によりとり出
され、機外計測装置50へ送られる。
ステップ2000では、機外計測袋M50によるワーク
150の寸法の直接計測が実行され、誤差の大きさに応
じて、ステップ2010で加工の良否の判定やNCデー
タを補正する。
ステップ210oでは、ツール寿命をチエツクする。各
ツール160は、予め所定の使用回数、使用時間を寿命
として設定しである。そこで、この設定値に照してツー
ルの寿命をチエツクし、寿命に達した場合にはステップ
2110へ進み、ツールハンドに交換した上で、ツール
交換プログラムが実行される。
ステップ21.20では、複合加工旋盤10の制御装置
95のNCから制御装置90ヘツールデータの転送を行
ない、ステップ2130では、リード、ライトヘッド9
19を介して使用済みのツールの記憶素子へツールデー
タの書込みを行なう。
したがって、使用中のツールのデータは、NC内のツー
ルファイル 素子のデータは更新されない。
ステップ2200では、パレット80上に段取りされて
いたワーク個数の全ての加工が完了したか否かを判断す
る。完了していた場合には、ステップ1500へ戻り、
ワークを搬入して以上のステップをくり返す。
パレット1枚分のワークの加工が完了すると、ステップ
2300へ進み、走行台車60とフォーク70は、支持
しているパレットをアンローディングステーション82
5へ降ろす。
このときに、パレット用のリード、ライトヘッド917
は、パレット80の記憶素子に各ワークの加工データを
書込む。具体的には、ステップ200oで実行した機外
計測の測定データにより中央処理装置900は加工結果
の良否を判定し、リード、ライトヘッド917が各ワー
クに対する良否のデータをパレットの記憶素子−書込む
ステップ1710〜ステツプ173oのツール交換プロ
グラムは、1枚のパレットの加工終了後に実行してもよ
い。
以上のフローを全パレットに対してくり返し、ステップ
2400で全パレットの加工が終了したことを確認し、
ステップ2500で自動運転を終了する。
第9A図は制御フローの他の実施例を示す。
ステップ2600で自動運転をスタートし、ステップ2
610でパレット80がローディングステーション82
0に搬入きれたことを確認する。
ステップ2620でパレット80の記憶素子815の読
取りを行なう。この読取りによりワークの加工に必要な
全ての情報が自動加工装置の制御装置90へ送られる。
ステップ2630で制御装置90は現在自動加工装置に
準備されているツール、ジョーをチエツクし、不足分が
あるか否かを判断する。
不足分がある場合には、ステップ2640へ進み、不足
分のツール、ジョーのデータをオペレータに表示する。
オペレータはこの表示に従って、ストッカ40にツール
、ジョーを段取する。
ステップ2650で段取りの完了を確認すると、ステッ
プ2660へ進み、ストッカ40の連結ピン450を突
出して走行台車60に連結する。
ステップ2670でストッカ40を移動し、段取りされ
たツール、ジョーの記憶素子を読取る。
ステップ2680でストッカ40のピン450を走行台
車60から外して、ステップ2620へ戻る。
ツール、ジョーの不足分がないときは、ステップ270
0へ進み、加工スケジュールとシステム運転データが作
成される。加工スケジュールは、−27= 搬入されたパレットのロットに対する加工スケジュール
を示し、システム運転データは累積の生産実績を示す。
その後、第9図で説明したフローのステップ1200へ
接続されて、自動加工が実行される。
なお、上述した自動加工装置1においては、正面からみ
て、複合加工旋盤10の左側にストッカ装置30を配設
した例を示したが、第11図に示すように、ストッカ装
置30Aを、右側に配設することもできる。したがって
、自動加工装M1の設置スペースに応じて自由に配設す
ることが可能である。
本発明は以上の構成を有する自動加工装置の工具交換装
置であって、以下、第12図乃至第23図を用いて本発
明の実施例を詳細に説明する。
第12図はツールハンドの正面図、第13図は側面図、
第14図は一部を断面にして示す正面図、第15図はグ
リッパの詳細図、第16図はツールハンドの一部を断面
にして示す側面図、第17図は第16図のH−H矢視図
である。
全体を符号240で示すツールハンドは、ケーシング2
41と、ケーシング241に回動自在に支持された軸2
42の両端にとりつけたグリッパヘッド243,245
を備える。
第1のグリッパヘッド243は、1対のグリッパ243
A、243Bを備え、第2のグリッパヘッド245も1
対のグリッパ245A、245Bを備える。2つのグリ
ッパ243A、243Bの中心位置は距離りだけ互いに
オフセットされる。
グリッパ245A、245Bも同様である。
グリッパヘッド243,245の回動機構は次のとおり
である。
ケーシング241の上面部241Aは、搬送ロボットの
アーム230の下端面に接合し、装着される。アーム2
30内に装備された回転軸232は、ベベルギア機構2
50に連結され、ギア251を駐動する。ギア251に
噛合するギア252は、ケーシング241に回動自在に
支持された軸と一体であり、ギア252は円板253に
結合される。円板253は、その外周部に4個のローラ
253Aを有する。4個のローラ253Aは互いに90
°の間隔で配設される。
ケーシング241に回動自在に支えられて両端部にグリ
ッパヘッド24.3,24.5をとりつけた軸242は
、円板254を有し、円板254には4本の放射状の溝
254Aが90’の間隔で形成される。そして、円板2
53のローラ253Aは円板254の溝254Aに係合
する。
したがって、円板253と円板254はゼネバ機構を構
成し、90’毎の割り出しができる。
円板254の周縁部には、4個の溝254Bを設ける。
ケーシン)j24.1にはソレノイド259をとりつけ
、ソレノイド259によりカム259Cを直線的に駆動
する。このカム259Cを円板254の溝254Bに係
合して、確実なインデックスをはかる。
円板253とギア252との間に4本の突起をもつカム
253Bをとりつける。ケーシング側にはリミットスイ
ッチ257A、257Bを配設して、カム253Bがリ
ミットスイッチ257A。
257Bを作動させたときに駆動モータの回転を停止し
、グリッパを所定の姿勢に割り出す。グリッパをとりつ
けた軸242にも、カム242Aを設ける。必要に応じ
て異なるプロファイルをもつカム242Aを2列配設す
る。カム242Aと共同するりミツ1−スイッチ258
A、258Bを配設し、オン、オフのパターンを4個用
意することにより、90’毎の軸242の回転位置を検
出することができる。したがって、グリッパ243゜2
45の90°毎の4つの姿勢を検知することができる。
グリッパ243,24.5は開閉自在のフィンガーを有
し、ツール160のネック部を把持する。
第13図に示すように、一方のグリッパヘッド243の
第1のグリッパ243Aを例えばLH1第2のグリッパ
243Bを例えばUHと称し、プレートを添付する。
グリッパヘッドの回転方向は、向かって右まわり(時計
回り)をCW、左まわり(反時計回り)をCCWと称す
る。他方のグリッパヘッド245も同様である。
以上のように、2個のグリッパヘッド243゜245に
それぞれ2個ずつの合計4個のグリッパ243A、24
3B、245A、245Bが装備される。4個のグリッ
パは同一の構造を有する。
第15図は、グリッパの詳細を示すもので、グリッパは
、ケーシング247にピン248Aを介して回動自在に
とりつけた1対のフィンガ248を有する。フィンガ2
48はスプリング247Dにより、先端部が常に開くよ
うに付勢され、先端部の内側には凹部を設けたグリッパ
部248Sがとりつけられる。
ケーシング247の中央部にはピン249が摺動自在に
挿入され、ピン249はスプリング249Aにより常時
外方へ向けて付勢される。
ピン249はテーパ一部249Tを有し、テーパ一部2
49Tは1対のレバー247Aに当接す・ る。レバー
247はピン249の摺動軸に直交する方向に摺動自在
である。ピン249は、常時スプリング249Aにより
外方へ押し出されているので、テーパ一部249Tはレ
バー247Aを外方へ押し出す。レバー247Aは、フ
ィンガ248の後部を押し拡げて、フィンガ248の先
端のグリッパ部248Sをスプリング247Dに抗して
常時閉じる方向へ付勢する。
ツールヘッド24.0のケーシング241内には、アク
チュエータ246が配設され、アクチュエータ246の
ピストン246Aは、グリッパのピン249に対向する
。したがって、アクチュエータ246の付勢により、ピ
ストン246Aがグリッパのピン249を押圧すると、
ピン249はスプリング249Aに抗して押し込まれ、
スプリング247Dの作用によってフィンガ248の先
端部は開かれる。
ツール160側には1対の突起160Bが設けられ、こ
の突起160Bをフィンガ248のグリッパ部248S
がつかむことで、ツール160のグリップを達成する。
この際に、ツール160には更に1個の突起160Tが
設けられ、グリッパのケーシング247に形成した受は
部247Eに係合してツール160のまわり止めを構成
する。
第18図は、第1のグリッパヘッド243のグリッパ2
43A、243Bの4つの姿勢Fl、F2、F3.F4
と、作業の関係を示す。
第18図(A)はツールハンド240がストッカ40内
に収容されているときの初期の姿勢である第1の姿勢F
1を示す。この状態でツールハンド240は、搬送ロボ
ットのアーム230に装着される。
第18図(B)はグリッパヘッド243がCW力方向回
転した第2の姿勢F2を示す。この姿勢でツールハンド
のグリッパ243Aはストッカ40に収容されたツール
を把持する。
ツールを把持してアームが上昇した後にCCWに90°
回転し、第18図(C)に示す第1の姿勢F1に戻る。
この姿勢のままで、ツー:・[ルハンドは刃物台のタレ
ットに対向する位置まで移動する。タレットは第18図
(C)で図の左側にある。タレットと共同して、グリッ
パ243Bはタレットのツールを引き抜く。
タレットと干渉しない場所で、CWに1800回転させ
て、第18図(D)に示す第3の姿勢F3をとる。タレ
ットと共同してグリッパ243Aが持つツールをタレッ
トに挿入する。
CWに90°回転させて、第18図(E)に示す第4の
姿勢をとり、ツールハンドをストッカ40上に戻してグ
リッパ243Bのツールをストッカ40へ戻す。
以上の工程をくり返して必要な自動工具交換を達成する
自動工具交換が完了した後は、第1の姿勢F1に戻し、
ツールハンド240をストッカ40に戻す。
第19図は、自動工具交換時におけるツールハンドと刃
物台の関係を示す平面図、第20図は第19図のJ−J
矢視図、第21図は作動の説明図である。
これらの図面により、第1のタレット122に対する自
動工具交換を説明する。
ツールハンド240を装備した搬送ロボット220は、
第19図において上方に配設されたストッカからツール
160を供給され、ガイドレール200上を軸Bに沿っ
て移動し、位置P□□に達する。
位置P11に静止した搬送ロボット220は、アーム2
30を軸Aに沿って降下させ、ツールハンド240を位
置P21に位置決めする。この状態から搬送ロボット2
20を軸Bに沿って移動し、ツールハンド240を位置
P31に移動する。この位置P31においては、ツール
ハンド240の第1のグリッパヘッド243の第2のグ
リッパ243Bが、前進位置にある第1のタレット12
2に装着されていたツール160に当接し、このツール
160を把持する。第1のタレット122を軸X□に沿
って後退させて、ツール160をタレット122から引
き抜く。第18図でも説明したが、このときのツールハ
ンド240のグリッパヘッド243は、第1の姿勢F1
をとる。
次にグリッパヘッド243をCWに180°回転して第
3の姿勢F3とする。この運動の際に、第1のグリッパ
243Aと第2のグリッパヘッド243Bは距離りだけ
オフセットしであるので、周辺の機器に干渉する危険性
は少ない。
第1のタレット122を軸X1に沿って前進させて、第
1のグリッパ243Aが把持していたストッカから供給
された新ツール160をタレット122の穴に挿入する
ツール160のシャンク160Sとタレット122の穴
との公差は小さい。したがって、ツールをタレットに対
して着脱する際には、ツールシャンクの軸心とタレット
の穴の軸心が整合している場合においてでも、ある程度
のスラスト力を特徴とする特に、ツールシャンクをタレ
ットの穴に挿入する際には、ある程度のスラスト力を加
えて装着を確実にする必要がある。
工具を交換する際には、搬送ロボット220のアーム2
30は軸Aに沿って伸長される。アーム230は搬送ロ
ボット220により片持梁の形状で支持されているので
、先端部のツールベツド240にスラスト力が加えられ
たときの剛性は低い。
搬送ロボット220は軸B方向の走行距離も長く、アー
ム230の軸A方向のス1−ロークも犬である。したが
って、自動工具交換位置におけるツールヘッド240の
位置決め精度を確保することは難しく、また、高精度を
要求すると制御機器のコストアップをまねく。
そこで本装置においては、工具交換の際に、自動的にツ
ールヘッドを固定して充分な剛性を確保する装置を装備
する。
第22図及び第23図は固定装置の実施例を示す。
第22図は第1の主軸110側から第1のタレット12
2側をみた図面であって、全体を符号180で示す固定
装置は、複合加工旋盤のベースに固着される本体181
を有する。本体181は2本のピン182を上下方向に
摺動自在に支持し、ピン182の下端部はアクチュエー
タ183のロッド184に連結する。アクチュエータ1
83は、例えばエアーシリンダを用いるが、適宜のアク
チュエータを使用することができる。
アクチュエータ183を作動して2本のピン182を上
方へ突出すると、ピン182は、ツールハンド240の
ケーシング241の底面に設けた凹部241Bに突入し
、ツールハンド240を固定する。
この状態では、ツールハンド24.0は充分な剛性を有
し、タレツ1〜122,142との間で確実な工具交換
を達成する。
ツールハンド240は、第1のタレット122に対して
は位置P31で工具交換を実行し、第2のタレット14
2に対しては位置P 32で工具交換を実行する。これ
に対応して、ツールハンドの固定装置180を2つの位
置P3□jP3□に配設する。
次に、第1の主軸110と第2の主軸130は、それぞ
れ軸2..22に沿って移動することができる。この機
能を利用して、固定装置を構成する。
すなわち、第1の主軸110のチャック112と第2の
主軸130のチャック132に適宜の治具を把持させる
。例えば、治具としてチャック爪を使用するときには、
閉位置で3つ爪の先端がピンを形成する構造とする。ま
た、ピン先端が挿嵌される凹部をツールハントの両側面
に設ける。従って、この治具でツールハンド240のケ
ーシング241の両側面を押圧する。この摩擦力によっ
てツールハンド240は充分な剛性を付与され、確実な
工具交換を達成することができる。
なお、工具交換の際には、タレット122,142を軸
X1.X2に沿って邦動するアクチュエータであるモー
タに付与する電流を低減して、スラスト力を減少せしめ
、作業を容易とし、機器の損傷を防止する。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように、対向して配設される2台の主軸
台と、各主軸台と共同する2台のタレット式の刃物台を
備えた複合加工旋盤と、搬送装置とを組合せた自動加工
装置において、搬送装置を構成する搬送ロボットのアー
ムを交換自在に装着するツールハンドによって、ストッ
カ装置に収容したツールを必要に応じて2台の刃物台に
搬送し、自動的に交換することができる。
したがって自動加工装置が使用することのできるツール
の本数も増加し、より長時間の無人運転が達成できる。
タレットに対する自動工具交換には高精度の位置決めが
要求され、交換に要するスラスト力も大となる。一方、
搬送ロボットの移動距離は長く、工具交換時のアームの
突出量も大きい。
本装置においては、工具交換時にツールハンドを固定す
る手段を備え、安定した自動工具交換を達成する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものである。 第1図は自動加工装置の全体を示す斜視図、第゛2図は
正面図、 第3図は平面図、 第4図は左側面図、 第5図は複合加工旋盤の概要を示す説明図、第6図はス
トッカ装置の要部の断面図、第7図はストッカ装置の要
部の側面図、第8図は制御装置の概要を示すブロック図
、第9図及び第9A図は制御のフロー図、第10図はパ
レットの記憶素子に記入する項目を示す説明図、 第11図は自動加工装置の他の配置例を示す正面図、 第12図はツールハンドの正面図、 第13図は側面図、 第14図は一部を断面にして示す正面図、第15図はグ
リッパの詳細図、 第16図はツールハンドの一部を断面にして示す側面図
、 第17図は第16図のH−H矢視図、 第18図はグリッパヘッドの作動を示す説明図、第19
図は自動工具交換時の装置の作動を示す平面図、   
     1・゛ 第20図は第19図のJ−J矢視図、 第21図は作動を示す説明図、 第22図はツールハンドの固定装置の実施例を一部を断
面にして示す説明図、 第23図は第22図の側面図である。 l・・・・・・自動加工装置  10・・・・・・複合
加工旋盤2o・・・・・・搬送装置  30・・・・・
・ストッカ装置40・・・・・・ストッカ   50・
・・・・・機外計測装置60・・・・・走行台車  7
0・・・フォーク装置80・・・・・・パレット 90.95・・・・・・制御装置 110・・・・・・第1の主軸台 120・・・・・・第1の刃物台 122・・・・・・
タレット130・・・・・・第2の主軸台 140・・・・・・第2の刃物台 142・・・・・タ
レット150・・・・・・ワーク    160・・・
・・・ツール180・・・・・・ツールハンドの固定装
置182・・・・・・ピン   200・・・・・・ガ
イドレール220・・・・・・搬送ロボット  230
・・・・・・アーム・′:″ 240・・・・・・ツールハンド 243・・・・・・第1のグリッパヘッド243A、2
43B・・・・・・グリッパ245・・・・・・第2の
グリッパヘッド245A、245B・・・・・・グリッ
パ特許出願人  ヤマザキ マザツク株式会社代理人 
弁理士 沼形義彰(外2名) 第12図 第13図 どq、づ (’J I                    LL−0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複合加工旋盤と複合加工旋盤に部材を搬送する搬送
    装置とを備えた自動加工装置の工具交換装置において、 複合加工旋盤は、互いに対向して配設された第1の主軸
    および第2の主軸と、第1の主軸と協同するタレツトを
    有する第1の刃物台と、第2の主軸と協同するタレツト
    を有する第2の刃物台とを備え、 搬送装置は、複合加工旋盤と部材を収容するストッカ装
    置との間に配設したガイドレールと、ガイドレール上を
    自走する搬送ロボットと、搬送ロボットにとりつけた鉛
    直方向に伸縮するアームと、アームの先端に交換自在に
    装着されるハンドとを備え、 ツールをとり扱うツールハンドは、第1の刃物台にツー
    ルを供給する第1のグリツパヘツドと、第2の刃物台に
    ツールを供給する第2のグリツパヘツドとを備えてなる
    自動加工装置の工具交換装置。 2、ツールハンドは、ケーシングと、ケーシングに支持
    された軸と、軸を一定の回転角度で割り出す手段と、軸
    の両端部にとりつけた第1のグリツパヘツド及び第2の
    グリツパヘツドと、各グリツパヘツドに装備されてツー
    ルを把持する第1のグリツパ及び第2のグリツパを備え
    、 第1のグリツパと第2のグリツパの中心は互いにオフセ
    ットされてなる請求項1記載の自動加工装置の工具交換
    装置。 3、工具交換装置において、ツールハンドを一時的に固
    定する固定手段を備えてなる請求項1又は2記載の自動
    加工装置の工具交換装置。 4、固定手段は、複合加工旋盤のベースにとりつけた本
    体と、本体に上下動自在に支持されたピンと、ピンを駆
    動するアクチュエータとを備え、上方へ突出したピンが
    ツールハンドに係合してツールハンドを固定する固定装
    置である請求項3記載の自動加工装置の工具交換装置。 5、固定手段は、複合加工旋盤の第1の主軸及び第2の
    主軸であつて、第1の主軸のチャックが把持する治具と
    第2の主軸のチャックが把持する治具がツールハンドを
    両側から押圧してツールハンドを固定する請求項3記載
    の自動加工装置の工具交換装置。
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