JPH04105642A - 磁気共鳴画像診断装置 - Google Patents
磁気共鳴画像診断装置Info
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- JPH04105642A JPH04105642A JP2221276A JP22127690A JPH04105642A JP H04105642 A JPH04105642 A JP H04105642A JP 2221276 A JP2221276 A JP 2221276A JP 22127690 A JP22127690 A JP 22127690A JP H04105642 A JPH04105642 A JP H04105642A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 17
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 1
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- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は磁気共鳴画像診断装置に係り、特に撮影時にお
いて、被検体の位置合せを容易に行なうことが可能であ
り、スキャン位置の確認か容易な磁気共鳴画像診断装置
に関する。
いて、被検体の位置合せを容易に行なうことが可能であ
り、スキャン位置の確認か容易な磁気共鳴画像診断装置
に関する。
(従来の技術)
生体などの被検体の内部を非破壊的に走査して画像とし
て表示する磁気共鳴画像診断装置(以下MHI装置とい
う。)が診断用医療機器として広く普及している。
て表示する磁気共鳴画像診断装置(以下MHI装置とい
う。)が診断用医療機器として広く普及している。
MHI装置は磁場中に置いた被検体内部に生じる核磁気
共鳴(NMR)現象を利用して断層像を撮影する装置で
ある。
共鳴(NMR)現象を利用して断層像を撮影する装置で
ある。
磁場を形成する磁石として永久磁石を使用したMRI装
置として、例えば第5図および第6図に示すような開放
型の装置が病院等に設置されている。
置として、例えば第5図および第6図に示すような開放
型の装置が病院等に設置されている。
このMRI装置は、撮影空間1を挟み上下方向に対向し
て設けられた一対の永久磁石2a、2bと、この永久磁
石2a、2bを保持する磁石架台3と、永久磁石2a、
2bによって撮影空間1に形成された磁場内に被検体4
を挿入する寝台5とを備えて構成される。
て設けられた一対の永久磁石2a、2bと、この永久磁
石2a、2bを保持する磁石架台3と、永久磁石2a、
2bによって撮影空間1に形成された磁場内に被検体4
を挿入する寝台5とを備えて構成される。
また磁石架台3は上部磁気回路板6aおよび下部磁気回
路板6bを4本の支柱7によって支持して構成される。
路板6bを4本の支柱7によって支持して構成される。
また各永久磁石2a、2bの撮影空間l側には、それぞ
れ整磁板(ポールピース)8a、8bが取り付けられ、
この整磁板8a、8bは磁力線の向きを調整し撮影空間
1内に均一な磁場を形成する働きを有する。
れ整磁板(ポールピース)8a、8bが取り付けられ、
この整磁板8a、8bは磁力線の向きを調整し撮影空間
1内に均一な磁場を形成する働きを有する。
一方寝台5の上面には、被検体4を載置し磁石架台3方
向にスライド自在に移動する天板9が設けられている。
向にスライド自在に移動する天板9が設けられている。
また磁石架台3の外部で寝台5側の頂部には、被検体4
の磁石架台3に対する相対位置を表示するための位置決
め表示ランプ10が装備される。
の磁石架台3に対する相対位置を表示するための位置決
め表示ランプ10が装備される。
画像を撮影する際には、第6図に示すように天板9上に
載置した被検体4を撮影空間1内に移動挿入し、被検体
4のスキャン対象部位が磁場の中心となるように位置決
めを行なった上でスキャンを実行している。この位置決
めにあたっては、位置決め表示ランプ10から被検体4
表面に照射される位置決め光11の位置を基準にして被
検体の姿勢を微小量ずつ調整している。
載置した被検体4を撮影空間1内に移動挿入し、被検体
4のスキャン対象部位が磁場の中心となるように位置決
めを行なった上でスキャンを実行している。この位置決
めにあたっては、位置決め表示ランプ10から被検体4
表面に照射される位置決め光11の位置を基準にして被
検体の姿勢を微小量ずつ調整している。
ところでMRI装置において鮮明で高精度の画像を得る
ためには、磁力線の強度のばらつきが少なく均一な磁場
が形成された磁場中心にスキャン対象部位を設定するこ
とか極めて重要である。
ためには、磁力線の強度のばらつきが少なく均一な磁場
が形成された磁場中心にスキャン対象部位を設定するこ
とか極めて重要である。
(発明か解決しようとする課題)
しかしながら、従来のMRI装置においては、第6図に
示すように磁石架台の外部に位置決め表示ランプが設け
られているのみであり、この表示ランプから、被検体表
面に照射された位置決め光を基準にして、位置決め光か
ら遠く離れた被検体のスキャン位置を決定する操作では
誤差か生じ易く、被検体のスキャン対象部位を磁場中心
に高い位置精度で設定することが困難であった。その結
果、得られる診断画像の画質か低下し易く、診断の信頼
性が低下してしまう欠点かあった。
示すように磁石架台の外部に位置決め表示ランプが設け
られているのみであり、この表示ランプから、被検体表
面に照射された位置決め光を基準にして、位置決め光か
ら遠く離れた被検体のスキャン位置を決定する操作では
誤差か生じ易く、被検体のスキャン対象部位を磁場中心
に高い位置精度で設定することが困難であった。その結
果、得られる診断画像の画質か低下し易く、診断の信頼
性が低下してしまう欠点かあった。
そこで被検体を撮影空間内に挿入した後に、さらに被検
体の姿勢を微少ずつ変えて、実際にスキャンを試行的に
実施し、得られた位置決め用画像を評価して初めてスキ
ャン位置の適否を確認するという煩雑な操作が必要とさ
れた。したがってスキャン対象部位の位置決めに多大な
労力と時間を要し、特にオペレータの作業負荷を増大さ
せる問題点があった。
体の姿勢を微少ずつ変えて、実際にスキャンを試行的に
実施し、得られた位置決め用画像を評価して初めてスキ
ャン位置の適否を確認するという煩雑な操作が必要とさ
れた。したがってスキャン対象部位の位置決めに多大な
労力と時間を要し、特にオペレータの作業負荷を増大さ
せる問題点があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あり、被検体のスキャン対象部の位置決めが極めて容易
であり、解像度が優れた画像を迅速に得ることができる
磁気共鳴画像診断装置を提供することを目的とする。
あり、被検体のスキャン対象部の位置決めが極めて容易
であり、解像度が優れた画像を迅速に得ることができる
磁気共鳴画像診断装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明に係る磁気共鳴画像診断
装置は、撮影空間を挟み上下方向に対向して設けられ、
撮影空間内に磁場を形成する一対の永久磁石と、永久磁
石を保持する磁石架台と、磁場内に被検体を挿入する寝
台とを備えた磁気共鳴画像診断装置において、磁場の水
平方向および垂直方向の少なくとも一方向の中心位置を
、被検体表面に照射した位置表示光で表示する位置決め
用投光器を磁石架台内部に設けたことを特徴とする。
装置は、撮影空間を挟み上下方向に対向して設けられ、
撮影空間内に磁場を形成する一対の永久磁石と、永久磁
石を保持する磁石架台と、磁場内に被検体を挿入する寝
台とを備えた磁気共鳴画像診断装置において、磁場の水
平方向および垂直方向の少なくとも一方向の中心位置を
、被検体表面に照射した位置表示光で表示する位置決め
用投光器を磁石架台内部に設けたことを特徴とする。
(作用)
上記構成に係る磁気共鳴画像診断装置によれば、位置決
め用投光器から照射された位置表示光が被検体表面に表
示されるのでオペレータは被検体のスキャン対象部位を
位置表示光に一致させるべく被検体の姿勢位置を僅かに
修正するだけで、スキャン対象位置を磁場中心に迅速に
設定することができる。
め用投光器から照射された位置表示光が被検体表面に表
示されるのでオペレータは被検体のスキャン対象部位を
位置表示光に一致させるべく被検体の姿勢位置を僅かに
修正するだけで、スキャン対象位置を磁場中心に迅速に
設定することができる。
すなわち、オペレータが磁場中心を位置表示光によって
目視することができ、スキャン対象部位の位置決めを迅
速に行なうことが可能であり、従来のように予め位置決
め用画像を撮影することなく、直接に診断部の撮影を実
施することができ、被検体の位置決め等に伴うオペレー
タの作業負荷を大幅に軽減することができる。またスキ
ャン対象部位を高い位置精度で磁場均一性に優れた磁場
中心に設定することができるため、常に解像度が高い診
断画像を得ることができる。
目視することができ、スキャン対象部位の位置決めを迅
速に行なうことが可能であり、従来のように予め位置決
め用画像を撮影することなく、直接に診断部の撮影を実
施することができ、被検体の位置決め等に伴うオペレー
タの作業負荷を大幅に軽減することができる。またスキ
ャン対象部位を高い位置精度で磁場均一性に優れた磁場
中心に設定することができるため、常に解像度が高い診
断画像を得ることができる。
(実施例)
次に本発明の一実施例について添付図面を参照して説明
する。第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例
を示す断面図および要部斜視図である。なお、第5図お
よび第6図に示す従来例と同一要素、部品には同一符号
を付して、その重複する説明は省略する。
する。第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例
を示す断面図および要部斜視図である。なお、第5図お
よび第6図に示す従来例と同一要素、部品には同一符号
を付して、その重複する説明は省略する。
すなわち本実施例に係る磁気共鳴画像診断装置は、撮影
空間1を挟み上下方向に対向して設けられ、撮影空間1
内に磁場を形成する一対の永久磁石2a、2bと、永久
磁石2a、2bを保持する磁石架台3と、磁場内に被検
体4を挿入する寝台5とを備えた磁気共鳴画像診断装置
において、磁場の水平方向および垂直方向の中心位置c
h、cVを、被検体4表面に照射した十字状の位置表示
光12h、12vで表示する位置決め用投光器13h、
13Vをそれぞれ磁石架台内部に設けて構成される。
空間1を挟み上下方向に対向して設けられ、撮影空間1
内に磁場を形成する一対の永久磁石2a、2bと、永久
磁石2a、2bを保持する磁石架台3と、磁場内に被検
体4を挿入する寝台5とを備えた磁気共鳴画像診断装置
において、磁場の水平方向および垂直方向の中心位置c
h、cVを、被検体4表面に照射した十字状の位置表示
光12h、12vで表示する位置決め用投光器13h、
13Vをそれぞれ磁石架台内部に設けて構成される。
また第2図に示すように磁場の水平方向の中心を表示す
る位置決め用投光器13hは、磁石架台3内の整磁板8
aの下面中央に取り付ける一方、磁場の垂直方向の中心
を表示する位置決め用投光器13Vは、磁石架台3内の
下部磁気回路板6bの側面中央に取り付けられており、
回路板6bに設けた回転軸14の廻りに回動可能なよう
に構成されている。
る位置決め用投光器13hは、磁石架台3内の整磁板8
aの下面中央に取り付ける一方、磁場の垂直方向の中心
を表示する位置決め用投光器13Vは、磁石架台3内の
下部磁気回路板6bの側面中央に取り付けられており、
回路板6bに設けた回転軸14の廻りに回動可能なよう
に構成されている。
さらに各位置決め用投光器13h、13vの光源として
は、高輝度のハロゲンランプや収束性に優れたレーザ光
を用いて構成される。
は、高輝度のハロゲンランプや収束性に優れたレーザ光
を用いて構成される。
上記の磁気共鳴画像診断装置を使用して被検体4として
の患者の頭部の断層像を撮影する場合は、患者を載置し
た天板9を寝台5から磁石架台3内の撮影空間1方向に
スライドさせる。このとき患者の頭部前面および側面に
はそれぞれ位置決め用投光器13h、13vから照射さ
れた十字状の位置表示光12h、12vが表示される。
の患者の頭部の断層像を撮影する場合は、患者を載置し
た天板9を寝台5から磁石架台3内の撮影空間1方向に
スライドさせる。このとき患者の頭部前面および側面に
はそれぞれ位置決め用投光器13h、13vから照射さ
れた十字状の位置表示光12h、12vが表示される。
この十字状の位置表示光12h、12vの交点は、永久
磁石2a、2bによって撮影空間1内に形成される磁場
の水平方向、垂直方向の中心位fich、Cvをそれぞ
れ示す。オペレータは目視できる位置表示光12h、1
2vのそれぞれ交点部にスキャン対象部位を一致させる
ように患者の姿勢を修正し、スキャンを実施する。
磁石2a、2bによって撮影空間1内に形成される磁場
の水平方向、垂直方向の中心位fich、Cvをそれぞ
れ示す。オペレータは目視できる位置表示光12h、1
2vのそれぞれ交点部にスキャン対象部位を一致させる
ように患者の姿勢を修正し、スキャンを実施する。
このように本実施例に係る磁気共鳴画像診断装置によれ
ば、位置決め用投光器13h、13vから照射された位
置表示光12h、12vか被検体1としての患者の頭部
表面に表示されるのでオペレータは頭部のスキャン対象
部位の水平方向および垂直方向位置をそれぞれ位置表示
光12h、12Vに一致させるべく患者の姿勢位置を僅
かに修正するだけで、スキャン対象位置を磁場中心に迅
速に設定することができる。
ば、位置決め用投光器13h、13vから照射された位
置表示光12h、12vか被検体1としての患者の頭部
表面に表示されるのでオペレータは頭部のスキャン対象
部位の水平方向および垂直方向位置をそれぞれ位置表示
光12h、12Vに一致させるべく患者の姿勢位置を僅
かに修正するだけで、スキャン対象位置を磁場中心に迅
速に設定することができる。
すなわち、オペレータが磁場中心を位置表示光12h、
12vによって目視することができ、スキャン対象部位
の位置決めを迅速に行なうことか可能であり、従来のよ
うに予め位置決め用画像を撮影することなく、直接に診
断部の撮影を実施することかでき、被検体の位置決め等
に伴うオペレータの作業負荷を大幅に軽減し、また位置
決めに要する時間を大幅に短縮することができる。また
スキャン対象部位を高い位置精度で磁場均一性に優れた
磁場中心に設定することができるため、常に解像度が高
い診断画像を得ることができる。
12vによって目視することができ、スキャン対象部位
の位置決めを迅速に行なうことか可能であり、従来のよ
うに予め位置決め用画像を撮影することなく、直接に診
断部の撮影を実施することかでき、被検体の位置決め等
に伴うオペレータの作業負荷を大幅に軽減し、また位置
決めに要する時間を大幅に短縮することができる。また
スキャン対象部位を高い位置精度で磁場均一性に優れた
磁場中心に設定することができるため、常に解像度が高
い診断画像を得ることができる。
さらに本実施例のように位置決め用投光器13Vを可倒
自在に構成することにより、装置を使用しない時は仮想
線で示すように水平方向に倒しておくことができる。そ
のため装置の保守点検時等において位置決め用投光器1
3vが保守作業の障害となるおそれはない。
自在に構成することにより、装置を使用しない時は仮想
線で示すように水平方向に倒しておくことができる。そ
のため装置の保守点検時等において位置決め用投光器1
3vが保守作業の障害となるおそれはない。
次に本発明の他の実施例について第3図を参照して説明
する。
する。
本実施例に係るMRI装置では、磁石架台3の外部に設
けられていた既設の位置決め表示ランプ10からの位置
決め光11を分岐し、分岐した位置決め光11aを磁界
の水平方向の中心位置において被検体4方向に反射する
反射鏡15を整磁板8aの下面に取り付けて位置決め用
投光器13hを構成している。また磁場の垂直方向の中
心位置を示す位置決め用投光器13vも、同様に、支柱
7に取り付けた、高さ方向を指示するための投光器10
aからの位置決め光11を分岐し図示しない反射鏡によ
って側面方向から被検体に照射するように構成している
。
けられていた既設の位置決め表示ランプ10からの位置
決め光11を分岐し、分岐した位置決め光11aを磁界
の水平方向の中心位置において被検体4方向に反射する
反射鏡15を整磁板8aの下面に取り付けて位置決め用
投光器13hを構成している。また磁場の垂直方向の中
心位置を示す位置決め用投光器13vも、同様に、支柱
7に取り付けた、高さ方向を指示するための投光器10
aからの位置決め光11を分岐し図示しない反射鏡によ
って側面方向から被検体に照射するように構成している
。
本実施例装置によっても第1図および第2図に示す実施
例と同一の効果を発揮させることができるが、特に反射
鏡15を非磁性材で形成することにより、反射鏡を磁場
形成空間内に配置した場合においても磁場の均一性を損
うおそれが少なく、高画質の画像を得ることができる。
例と同一の効果を発揮させることができるが、特に反射
鏡15を非磁性材で形成することにより、反射鏡を磁場
形成空間内に配置した場合においても磁場の均一性を損
うおそれが少なく、高画質の画像を得ることができる。
以上の実施例では磁場の水平方向および垂直方向の中心
位置をそれぞれ表示する位置決め用投光器13h、13
vを、それぞれ磁石架台3内で被検体4の体軸に対して
位置表示光12h、12Vの光軸が直交するように配設
した例を示した。しかし磁場の垂直方向の中心位置のみ
を表示する位置決め用投光器13vは、必ずしも被検体
4の体軸に対して直角方向から位置表示光12vを照射
する必要はな(、体軸に対して斜め方向から照射しても
よい。したがって第4図に示すように位置決め用投光器
13vを磁石架台3の支柱7に一体的に取り付けて構成
してもよい。
位置をそれぞれ表示する位置決め用投光器13h、13
vを、それぞれ磁石架台3内で被検体4の体軸に対して
位置表示光12h、12Vの光軸が直交するように配設
した例を示した。しかし磁場の垂直方向の中心位置のみ
を表示する位置決め用投光器13vは、必ずしも被検体
4の体軸に対して直角方向から位置表示光12vを照射
する必要はな(、体軸に対して斜め方向から照射しても
よい。したがって第4図に示すように位置決め用投光器
13vを磁石架台3の支柱7に一体的に取り付けて構成
してもよい。
この場合、磁石架台3の開放された側面部に突起物が形
成されないため、被検体4に対する視野が遮られるおそ
れがなく、また装置の保守管理作業時に障害となるおそ
れもない。
成されないため、被検体4に対する視野が遮られるおそ
れがなく、また装置の保守管理作業時に障害となるおそ
れもない。
また図示は省略するが、各位置決め用投光器として、1
つの光源から導出した多数の光フアイバケーブルの他端
を、それぞれ磁場の水平方向および垂直方向の中心位置
に相当する方向に指向するように敷設して投光器を形成
した場合においても同様な効果を発揮させることができ
る。
つの光源から導出した多数の光フアイバケーブルの他端
を、それぞれ磁場の水平方向および垂直方向の中心位置
に相当する方向に指向するように敷設して投光器を形成
した場合においても同様な効果を発揮させることができ
る。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明に係る磁気共鳴画像診断装置によれ
ば、位置決め用投光器から照射された位置表示光が被検
体表面に表示されるのでオペレータは被検体のスキャン
対象部位を位置表示光に一致させるべく被検体の姿勢位
置を僅かに修正するだけで、スキャン対象位置を磁場中
心に迅速に設定することかできる。
ば、位置決め用投光器から照射された位置表示光が被検
体表面に表示されるのでオペレータは被検体のスキャン
対象部位を位置表示光に一致させるべく被検体の姿勢位
置を僅かに修正するだけで、スキャン対象位置を磁場中
心に迅速に設定することかできる。
すなわち、オペレータが磁場中心を位置表示光によって
目視することができ、スキャン対象部位の位置決めを迅
速に行なうことが可能であり、従来のように予め位置決
め用画像を撮影することなく、直接に診断部の撮影を実
施することができ、被検体の位置決め等に伴うオペレー
タの作業負荷を大幅に軽減することができる。またスキ
ャン対象部位を高い位置精度で磁場均一性に優れた磁場
中心に設定することができるため、常に解像度が高い診
断画像を得ることができるなど、画像診断の信頼性およ
び作業性の向上に著しい効果を発揮する。
目視することができ、スキャン対象部位の位置決めを迅
速に行なうことが可能であり、従来のように予め位置決
め用画像を撮影することなく、直接に診断部の撮影を実
施することができ、被検体の位置決め等に伴うオペレー
タの作業負荷を大幅に軽減することができる。またスキ
ャン対象部位を高い位置精度で磁場均一性に優れた磁場
中心に設定することができるため、常に解像度が高い診
断画像を得ることができるなど、画像診断の信頼性およ
び作業性の向上に著しい効果を発揮する。
側面図である。
1・・・撮影空間、2a、2b・・永久磁石、3・・・
磁石架台、4・・・被検体、5・・・寝台、6a・・上
部磁気回路板、6b・・・下部磁気回路板、7・・・支
柱、8a、8b・・・整磁板、9・・・天板、1o・・
・位置決め表示ランプ、10a・・・投光器、lla、
llb・・・位置決め光、12h、12v・・・位置表
示光、13h。
磁石架台、4・・・被検体、5・・・寝台、6a・・上
部磁気回路板、6b・・・下部磁気回路板、7・・・支
柱、8a、8b・・・整磁板、9・・・天板、1o・・
・位置決め表示ランプ、10a・・・投光器、lla、
llb・・・位置決め光、12h、12v・・・位置表
示光、13h。
13v・・・位置決め用投光器、14・・・回転軸、1
5・・・反射鏡、ch・・・磁場の水平方向の中心位置
、CV・・・磁場の垂直方向の中心位置。
5・・・反射鏡、ch・・・磁場の水平方向の中心位置
、CV・・・磁場の垂直方向の中心位置。
第1図は本発明に係る磁気共鳴画像診断装置の一実施例
を示す側面図、第2図は位置決め投光器により被検体に
磁場中心位置を表示している状態を示す要部斜視図、第
3図は本発明の他の実施例を示す側面図、第4図は本発
明のその他の実施例を示す側面図、第5図および第6図
はそれぞれ従来の開放型MRI装置の構成を示す斜視図
および出願人代理人 波 多 野 久第1II 島 第3図
を示す側面図、第2図は位置決め投光器により被検体に
磁場中心位置を表示している状態を示す要部斜視図、第
3図は本発明の他の実施例を示す側面図、第4図は本発
明のその他の実施例を示す側面図、第5図および第6図
はそれぞれ従来の開放型MRI装置の構成を示す斜視図
および出願人代理人 波 多 野 久第1II 島 第3図
Claims (1)
- 撮影空間を挟み上下方向に対向して設けられ、撮影空間
内に磁場を形成する一対の永久磁石と、永久磁石を保持
する磁石架台と、磁場内に被検体を挿入する寝台とを備
えた磁気共鳴画像診断装置において、磁場の水平方向お
よび垂直方向の少なくとも一方向の中心位置を、被検体
表面に照射した位置表示光で表示する位置決め用投光器
を磁石架台内部に設けたことを特徴とする磁気共鳴画像
診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22127690A JP3144791B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 磁気共鳴画像診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22127690A JP3144791B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 磁気共鳴画像診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105642A true JPH04105642A (ja) | 1992-04-07 |
JP3144791B2 JP3144791B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=16764243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP2003290173A (ja) * | 2002-04-03 | 2003-10-14 | Hitachi Medical Corp | 開放型mri装置 |
JP2004008398A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Hitachi Medical Corp | 医療画像診断装置 |
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1990
- 1990-08-24 JP JP22127690A patent/JP3144791B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003290173A (ja) * | 2002-04-03 | 2003-10-14 | Hitachi Medical Corp | 開放型mri装置 |
JP2004008398A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Hitachi Medical Corp | 医療画像診断装置 |
US8466681B2 (en) | 2007-08-30 | 2013-06-18 | Hitachi Medical Corporation | Open-type MRI apparatus, and open-type superconducting MRI apparatus |
JP5243437B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2013-07-24 | 株式会社日立メディコ | オープン型mri装置及びオープン型超電導mri装置 |
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JP3144791B2 (ja) | 2001-03-12 |
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