JPH0410498A - 磁気シールド板 - Google Patents
磁気シールド板Info
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- JPH0410498A JPH0410498A JP2111477A JP11147790A JPH0410498A JP H0410498 A JPH0410498 A JP H0410498A JP 2111477 A JP2111477 A JP 2111477A JP 11147790 A JP11147790 A JP 11147790A JP H0410498 A JPH0410498 A JP H0410498A
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- shield plate
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、磁気シールド板、特に、優れた磁気シール
ド効果を有する磁気シールド板に関するものである。
ド効果を有する磁気シールド板に関するものである。
微弱磁気の検出を行う分野、例えば、人体から発生する
磁気に基づいて病気の診断を行う生体磁気計測分野、岩
石から発生する磁気に基づいて鉱物資源を探る磁気探査
分野、あるいは微弱電圧、微弱電流用増幅器の分野等に
おいては、被検出物の環境、あるいは検出器の環境に存
在する地磁気および種々の電気機器から発生する磁気、
即ち、外部磁気が、微弱磁気の検出精度を低下させる原
因となっている。
磁気に基づいて病気の診断を行う生体磁気計測分野、岩
石から発生する磁気に基づいて鉱物資源を探る磁気探査
分野、あるいは微弱電圧、微弱電流用増幅器の分野等に
おいては、被検出物の環境、あるいは検出器の環境に存
在する地磁気および種々の電気機器から発生する磁気、
即ち、外部磁気が、微弱磁気の検出精度を低下させる原
因となっている。
従って、微弱磁気を正確に測定するには、これらの外部
磁気を完全にシールドする必要がある。
磁気を完全にシールドする必要がある。
一般に用いられている、外部磁気をシールドするための
磁気シールド板は、高透磁率の強磁性体からなっていた
。この磁気シールド板は、強磁性材は磁気を通し易いた
めに、磁気シールド板に囲まれた内部に外部磁気が侵入
し難いという原理を利用したものである。
磁気シールド板は、高透磁率の強磁性体からなっていた
。この磁気シールド板は、強磁性材は磁気を通し易いた
めに、磁気シールド板に囲まれた内部に外部磁気が侵入
し難いという原理を利用したものである。
しかしながら、上述した磁気シールド板は、比較的強い
外部磁気を地磁気レベルに減少させるには有効であるが
、例えば、生体磁気のような微弱磁気を測定する場合に
おいて、外部磁気を地磁気の数10万分の】以下に減少
させる必要があるような場合には効果はあまりない。こ
れは、強磁性材には残留磁気現象があるためである。
外部磁気を地磁気レベルに減少させるには有効であるが
、例えば、生体磁気のような微弱磁気を測定する場合に
おいて、外部磁気を地磁気の数10万分の】以下に減少
させる必要があるような場合には効果はあまりない。こ
れは、強磁性材には残留磁気現象があるためである。
そこで、特に優れた磁気シールド効果を有する磁気シー
ルド板として、超電導現象を利用した超電導磁気シール
ド板が開発された。この超電導磁気シールド板は、超電
導物質が有するマイスナー効果、即ち、超電導物質が有
する、外部磁気を完全に排除する反磁性効果を利用した
ものである。
ルド板として、超電導現象を利用した超電導磁気シール
ド板が開発された。この超電導磁気シールド板は、超電
導物質が有するマイスナー効果、即ち、超電導物質が有
する、外部磁気を完全に排除する反磁性効果を利用した
ものである。
この超電導磁気シールド板を使用すれば、カバーに囲ま
れた空間内では、絶対的なゼロ磁場が得られる。
れた空間内では、絶対的なゼロ磁場が得られる。
ところが、従来の超電導磁気シールド板は、鉛、ニオブ
等の金属超電導物質からなっており、液体ヘリウムによ
る冷却が必要であるので、経済的に不利であった。この
ために、金属超電導物質からなる超電導磁気シールド板
の実用例は極めて少なかった。
等の金属超電導物質からなっており、液体ヘリウムによ
る冷却が必要であるので、経済的に不利であった。この
ために、金属超電導物質からなる超電導磁気シールド板
の実用例は極めて少なかった。
近年、Y、Ba2Cu、、0.等の酸化物超電導物質が
開発され、液体ヘリウムより安価な液体窒素の使用が可
能になった。
開発され、液体ヘリウムより安価な液体窒素の使用が可
能になった。
そこで、第3図に示すように、銅、銀等の非磁性金属ま
たはセラミックスからなる円筒状の基板lと、この基板
1の外表面上に形成された超電導物質からなる被膜2と
からなる超電導磁気シールド板が提案された。以下、こ
の超電導磁気シールド板を先行技術という。
たはセラミックスからなる円筒状の基板lと、この基板
1の外表面上に形成された超電導物質からなる被膜2と
からなる超電導磁気シールド板が提案された。以下、こ
の超電導磁気シールド板を先行技術という。
しかしながら、上述した先行技術は、円筒状の磁気シー
ルド板の内側に非磁性金属の基板があるので、この基板
から熱的磁気ノイズが発生するといった問題を有してい
た。
ルド板の内側に非磁性金属の基板があるので、この基板
から熱的磁気ノイズが発生するといった問題を有してい
た。
従って、この発明の目的は、優れた磁気シールド効果が
得られる磁気シールド板を提供することにある。
得られる磁気シールド板を提供することにある。
この発明は、非磁性金属またはセラミックスの円筒状の
基板と、前記基板の内表面上に形成された、超電導物質
からなる被膜とからなることを特徴とする磁気シールド
板からなることに特徴を有するものである。
基板と、前記基板の内表面上に形成された、超電導物質
からなる被膜とからなることを特徴とする磁気シールド
板からなることに特徴を有するものである。
次に、この発明の磁気シールド板の一実施態様を、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第1図は、この発明の磁気シールド板の一実施態様を示
す斜視図、第2図は、同実施態様の部分断面図である。
す斜視図、第2図は、同実施態様の部分断面図である。
第1図および第2図に示すように、この発明の磁気シー
ルド板は、銅、銀等の非磁性金属またはセラミックスか
らなる円筒状の基板3と、基板3の内表面上に、プラズ
マ溶射法等によって形成された、Ln−Ba−Cu−0
系(但し、Lnは、任意の希土類元素を表す)またはB
i−5r−Ca−Cu−0系の超電導物質からなる被膜
4とからなっている。
ルド板は、銅、銀等の非磁性金属またはセラミックスか
らなる円筒状の基板3と、基板3の内表面上に、プラズ
マ溶射法等によって形成された、Ln−Ba−Cu−0
系(但し、Lnは、任意の希土類元素を表す)またはB
i−5r−Ca−Cu−0系の超電導物質からなる被膜
4とからなっている。
被膜4は、lOから500μmの範囲内の厚さを有する
ことが好ましい。これは、被膜4の厚さが10.n未満
であると、被膜4を均一に形成することができす、一方
、被膜4の厚さが500μmを超えると、被膜4の厚さ
が厚すぎて、被膜4に割れが生じる虞れがあるからであ
る。
ことが好ましい。これは、被膜4の厚さが10.n未満
であると、被膜4を均一に形成することができす、一方
、被膜4の厚さが500μmを超えると、被膜4の厚さ
が厚すぎて、被膜4に割れが生じる虞れがあるからであ
る。
このように、この発明の磁気シールド板によれば、非磁
性金属またはセラミックスの基板3の内表面に、Ln−
Ba−Cu−0系またはBj−Sr−Ca−Cu−0系
の超電導物質からなる被膜4を形成することによって、
基板3からの熱的磁気ノイズの発生を防止することがで
きるゐで、優れた磁気シールド効果を得ることができる
。
性金属またはセラミックスの基板3の内表面に、Ln−
Ba−Cu−0系またはBj−Sr−Ca−Cu−0系
の超電導物質からなる被膜4を形成することによって、
基板3からの熱的磁気ノイズの発生を防止することがで
きるゐで、優れた磁気シールド効果を得ることができる
。
次に、この発明を実施例によってさらに詳細に説明する
。
。
実施例1
第1図に示すように、内径100mm、肉厚3. On
+m、長さ500mmの銀製円筒状基板3の内表面上に
、26から44μmの平均粒径を有するY1Ba2Cu
30t−1からなる超電導物質の粉末を、公知のプラズ
マ溶射法によって吹き付けて、基板3の内表面上に、5
0μmの厚さを有する被膜4を形成した。
+m、長さ500mmの銀製円筒状基板3の内表面上に
、26から44μmの平均粒径を有するY1Ba2Cu
30t−1からなる超電導物質の粉末を、公知のプラズ
マ溶射法によって吹き付けて、基板3の内表面上に、5
0μmの厚さを有する被膜4を形成した。
次いで、このようにして、その内表面上にYBa2Cu
30t−、からなる被膜4が形成された基板3を、内部
雰囲気を酸素雰囲気に維持した電気炉内において、90
0°Cの温度に30分間加熱した。
30t−、からなる被膜4が形成された基板3を、内部
雰囲気を酸素雰囲気に維持した電気炉内において、90
0°Cの温度に30分間加熱した。
そして、このようにして、その内表面上に超電導物質の
被膜4が形成された基板3を、電気炉内において、常温
にまで徐冷した。
被膜4が形成された基板3を、電気炉内において、常温
にまで徐冷した。
このようにして製造した円筒状の磁気シールド板を調べ
た結果、基板3の内表面上には、良好な超電導特性、即
ち、77KにおけるJc(臨界電流密度)が2000A
/cm2、Tc (臨界温度)が89にのYBa2CL
lsOt−iからなる被膜4が形成されており、優れた
磁気シールド効果が得られることがわかった。
た結果、基板3の内表面上には、良好な超電導特性、即
ち、77KにおけるJc(臨界電流密度)が2000A
/cm2、Tc (臨界温度)が89にのYBa2CL
lsOt−iからなる被膜4が形成されており、優れた
磁気シールド効果が得られることがわかった。
実施例2
第1図に示すように、外径50n+m、肉厚5mm 、
長さ200mmのYSZ(イツトリア安定化ジルコニア
)製円筒状基板3の内表面上に、26から44μlの平
均粒径を有するBi25r2CatCusO□の粉末を
、公知のプラズマ溶射法によって吹き付けて、第1図に
示すように、100 ttmの厚さを有するBi、Sr
、Ca2Cu、Otからなる被膜4を形成した。
長さ200mmのYSZ(イツトリア安定化ジルコニア
)製円筒状基板3の内表面上に、26から44μlの平
均粒径を有するBi25r2CatCusO□の粉末を
、公知のプラズマ溶射法によって吹き付けて、第1図に
示すように、100 ttmの厚さを有するBi、Sr
、Ca2Cu、Otからなる被膜4を形成した。
次いで、このようにして、その内表面上にBI2Srz
Ca2Cu*O□からなる被膜4が形成された基板3を
、内部雰囲気を酸素雰囲気に維持した電気炉内において
、870℃の温度に200時間加熱した。
Ca2Cu*O□からなる被膜4が形成された基板3を
、内部雰囲気を酸素雰囲気に維持した電気炉内において
、870℃の温度に200時間加熱した。
そして、このようにして、その内表面上に超電導物質の
被膜4が形成された基板3を、電気炉内において、常温
にまで徐冷した。
被膜4が形成された基板3を、電気炉内において、常温
にまで徐冷した。
このようにして製造した円筒状の磁気シールド板を調べ
た結果、基板3の内表面上には、良好な超電導特性、即
ち、77KにおけるJcが1000A/c1、Tcが1
03にのBizSr2Caz−Cu307からなる被膜
4が形成されており、優れた磁気シールド効果が得られ
ることがわかった。
た結果、基板3の内表面上には、良好な超電導特性、即
ち、77KにおけるJcが1000A/c1、Tcが1
03にのBizSr2Caz−Cu307からなる被膜
4が形成されており、優れた磁気シールド効果が得られ
ることがわかった。
以上説明したように、この発明によれば、優れた磁気シ
ールド効果が得られるといった有用な効果がもたらされ
る。
ールド効果が得られるといった有用な効果がもたらされ
る。
第1図は、この発明の磁気シールド板の一実施態様を示
す斜視図、第2図は、同実施態様の部分断面図、第3図
は、先行技術の部分断面図である。図面において、 1.3 基板、 2.4−被膜、第1図
す斜視図、第2図は、同実施態様の部分断面図、第3図
は、先行技術の部分断面図である。図面において、 1.3 基板、 2.4−被膜、第1図
Claims (2)
- (1)非磁性金属またはセラミックスの円筒状の基板と
、前記基板の内表面上に形成された、超電導物質からな
る被膜とからなることを特徴とする磁気シールド板。 - (2)前記超電導物質は、Ln−Ba−Cu−O系(但
し、Lnは、任意の希土類元素を表す)またはBi−S
r−Ca−Cu−O系の超電導物質からなり、前記被膜
は、10から500μmの膜厚を有していることを特徴
とする、請求項(1)記載の磁気シールド板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2111477A JPH0410498A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 磁気シールド板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2111477A JPH0410498A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 磁気シールド板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410498A true JPH0410498A (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=14562251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2111477A Pending JPH0410498A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 磁気シールド板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410498A (ja) |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP2111477A patent/JPH0410498A/ja active Pending
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