JPH04104777A - 板海苔の焼成装置 - Google Patents

板海苔の焼成装置

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JPH04104777A
JPH04104777A JP2223577A JP22357790A JPH04104777A JP H04104777 A JPH04104777 A JP H04104777A JP 2223577 A JP2223577 A JP 2223577A JP 22357790 A JP22357790 A JP 22357790A JP H04104777 A JPH04104777 A JP H04104777A
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JP
Japan
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nori
baking
firing
sheet
plate
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JP2223577A
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Inventor
Michio Fujii
道雄 藤井
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KAWASAKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KAWASAKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、板海苔を好適に焼くための焼成装置に関す
るものである。
従来技術のその課題 一般に市販されている板海苔は、予め焼成された状態で
包装されて流通している場合が多い、しかるに従前は焼
成しないままの板海苔を束にした状態で市販し、これを
購入した各家庭では該板海苔を食する直前にコンロ等の
炭火で軽くあぶって焼成するようにしていたが、手近に
炭火等がない現在では敬遠されがちであり、寿司屋等の
飲食店で専ら消費されているのが実状である。
しかし板海苔は、焼成してから日が経ったものよりもこ
れを食する直前で焼成したものの方が、風味の点におい
ても栄養価の点においても優れていることは明らかであ
る。殊に板海苔の消費が低迷している現在、一般の消費
者が自ら手軽に板海苔をその場で食する直前に焼成する
ことができれば、興趣に富むと共に、焼きたての栄養価
のある板海苔を食することができるので極めて好適であ
る。
そこで発明者は、板海苔の消費者が手軽に自ら焼成する
ことのできる装置につき開発を進めた結果、例えば寿司
屋のカウンターに載置して寿司職人が顧客の面前で板海
苔を直接焼成してこれを巻寿司に使用したり、また手巻
寿司のセットと共に該装置を顧客のテーブルに載置して
手巻寿司を楽しみながら、自ら板海苔を焼成することが
できる板海苔の焼成装置の開発に努めた結果1本件出願
に係る板海苔の焼成装置を提案するに到った。
発明の目的 この発明は、従来板海苔を焼成するのに大掛かりなトン
ネル式の炉を使用していたことに代えて。
極めて簡単な構成でありながら誰でも容易に板海苔を食
する直前に、その場で自ら焼成することのできる装置を
提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明は
、焼成するべき板海苔を上から投入し、焼成後の板海苔
を側方から横出しする焼成装置であって、 上面に板海苔用の投入口を開口し、側面に板海苔用の取
出口を開口した筐体からなる装置本体と、前記投入口の
下方に設置されて焼成室を画成すると共に、この投入口
と整列する焼成路を形成した焼成箱と、 前記焼成箱内に配設され、焼成室全体を所要の焼成温度
にまで加熱する加熱手段と、 前記焼成箱内に配設され、焼成室の温度状況を測定する
測温手段と、 可変速制御されるモータによって、前記焼成路の入口お
よび出口に配設した送込み手段および送出し手段を同期
的に作動させる板海苔用の送込み機構と、 前記焼成路の出口下方に縦設され、挿入路を前記取出口
に連通させた板海苔用の案内シュートと、 前記案内シュートの挿入路の出口に沿って架設したコン
ベヤを、モータの駆動により一方向へ移動させるように
した板海苔用の送出機構とから構成したことを特徴とす
る。
実施例 次に、本発明に係る板海苔の焼成装置につき、好適な実
施例を挙げて、添付図面を参照しながら説明する。この
実施例に示す焼成装置は、板海苔を上側から投入して焼
成した後、左右何れかの側方から横出しするようにした
卓上定置式のものである。
(装置本体について) この箱形の筐体からなる装置本体10は、第1図〜第3
図に概要を示す如く、底面に設けた脚12を介してテー
ブルその他カウンター等(図示せず)に載置することが
でき、その上面には左右横長の投入口14が開口されて
いる。また図示の左側には、上下縦長の取出口16が開
口されると共に、この取出口16に合わせた位置に、受
は棚18がビス等で固定されている。なお投入口14に
は、板海苔Wを投入し易くする案内受は板20が着脱自
在にセットされている。また受は棚18は、その取出口
16が右側に開設されることもあることに対応し得るよ
う、左右何れの側にも設置可能となっている。但し案内
受は板20および受は棚18は、板海苔Wを投入し易く
、かつ受は易くするために、共に適宜の傾斜を付されて
いる。
また装置本体10の適宜部位には、電源の投入・遮断を
行なう入切手段22、電源の入切状態および板海苔Wの
焼成状態を視覚的に示す表示手段24、その他板海苔W
の焼成開始に係る操作手段26等が夫々配置されている
。入切手段22は、第4図に示す如く1本体10の外部
から操作し得る押ボタン22aの切換えにより、内部の
電源スィッチ22bを交互にON−OF F状態に切換
え得る0表示手段24は、本体10の内部に設置された
ランプ基盤24aに、電源入切状態表示用の第1ランプ
24bと、板海苔Wの焼成可否状態表示用の第2ランプ
24cとを有している。なお各ランプは、例えば発光ダ
イオード(LED)のランプが使用され、第1ランプ2
4bは赤色、第2ランプ24cは緑色とされて、夫々の
点滅状態が本体10の外部から視認できる。
また操作手段26は、直接的には後述の送込み機構48
における速度制御モータ50の入切操作を可能とするも
ので、本体10の外部から操作し得る押ボタン26aの
切換えにより、内部のモータ用スイッチ26bを、交互
に0N−OFF状態に切換えし得る。なお操作手段26
と隣接する部位に、速度制御モータ50の駆動速度を調
整する調整ダイアル28が付設されている。このダイア
ル28の調整操作は、段階的または無段階の何れとして
もよく、その操作設定範囲には、モータ50の速度を表
示する目盛(図示せず)が付記されている。
(本体内の構成について) 前述した本体10内の構成については、第4図〜第8図
に示す如く、板海苔Wの焼成および送り出等に係る主要
構成部として、前記投入口14の下方に設置した一組の
板海苔Wの焼成箱30と、この焼成箱30内に設置され
た加熱手段40および測温手段44と、板海苔用の送込
み機構48と、投入口14および取出口16に整合させ
た案内シュート68と、該案内シュート68の下方に設
置した板海苔用の送出機構72とを備え、これら各手段
および各機構における電気的部材は、制御回路基盤94
により制御される。但し、該基盤94と、夫々の手段お
よび機構における各種の電気的部材との接続回路につい
ては、その図示を省略する。
前記−組の焼成箱30は、第6図に示す如く、共に適宜
の薄肉な断熱板材により側断面がコ字状をなす角筒形に
成形されており、投入口14の直下方両側に互いの開口
面を対向させて配設され、本体10の左右方向に水平状
態で延在されている。
夫々の焼成箱30の内部には、略半円筒形(側断面半円
形)をなす熱反射板32が、開口面を対向させて取着さ
れ、これら両側熱反射板32.32により形成される略
円筒状空間が、焼成室Rを画成している。また各焼成箱
30の開口面に、板海苔Wの保護部材34が取着され、
両側保護部材34.34の間に、焼成路Pとして機能す
るスリット状空間が焼成室Rの中央に形成されて、投入
口14の直下方に整合している。
なお両側の焼成箱30は、第4図に示す如く、本体10
内に固定した左右の支持板36L、36Rに連結固定さ
れてユニット化され、双方が投入口14を基準として傾
斜状態で設置されている。また両側の保護部材34.3
4は、板海苔Wと後述する加熱手段40との接触を防止
すると共に、板海苔Wの焼成効果を向上させるべく、多
孔状、ネット状あるいは簾状のものが好適に使用される
。焼成路Pは、板海苔Wの縦横のサイズより適宜長い焼
成領域に設定されている。
前記加熱手段40は、焼成室R全体を加熱するものであ
って、遠赤外線を大量に放射するセラミックパイプヒー
タが使用される。これは焼成室Rの両側、つまり各焼成
箱30の熱反射板32内に水平に挿入配列されている。
そして双方の加熱手段(ヒータ)40は、左右の支持板
36L、36Rに開口させた孔38.38間に横通され
ると共に、この孔38.38から延出した各端部が、保
持具42゜42に着脱可能と挟持されている(第7図参
照)。
また測温手段44は、焼成室Rの焼成温度を測定するも
のであって、棒杆状のサーミスタが使用され、一方の焼
成箱30から挿入されて、その先端部を焼成室Rの中央
部に延出させている。この測温手段44は、当該の焼成
箱30に固定した支持板46に対し、ビス等で着脱可能
に固定されている。なお測温手段44は、支持板46、
当該の焼成箱30および熱反射板32の夫々に開口させ
た各孔内に挿通されている。
前記送込み機構48は、投入口14から投入される板海
苔Wを、焼成路Pから後述する案内シュート68に所要
速度で送り込むものであって、第4図に示す如く、右の
支持板36Rに装着された速度制御モータ50により同
期回転されるローラ形式の送込み手段54および送出し
手段56等から基本的に構成されている。すなわちモー
タ50は、前記操作手段26の入操作により駆動を開始
され、調整ダイヤル28の調整操作により所定速度に設
定されると共に、その主軸52を一定方向へ連続回転さ
せ得るようになっている。
送込み手段54は、投入口14の出口と焼成路Pの入口
との間において、第7図に示す如く、−対の軸ローラ5
4a、54bを左右の支持板36L。
36Rに並列支持し、互いの外周面を板海苔Wの決込み
可能な転接状態に保持している。また送出し手段56は
、焼成路Pの出口と案内シュート68上端の入口との間
において、一対の軸ローラ56 a、56 bを支持板
36L、36Rに並列支持して、互いの外周面を板海苔
Wの挟込み可能な適宜転接状態に保持している。
前記モータ50と送込み手段54および送出し手段56
の連繋関係は、次の通りである。主軸52の端部に設け
たスプロケットホイール58と、双方の手段における一
方の軸ローラ54a、56mの端部に設けたのスプロケ
ットホイール60.62との間に、無端状のチェーン6
4を掛装し、主軸52の所定速度の回転に対して、送込
み手段54および送出し手段56が、夫々設定方向へ同
期回転されるようになっている(第7図参照)、また双
方の手段54.56における夫々の軸ローラ54a。
54b、56a、56bについては、その有効ローラ部
分を、何れも同一の軸長および直径に設定している。夫
々の有効ローラ部分の外周面はスプライン状に形成され
、これにより板海苔Wをスリップすることなく良好に挟
込んで送り出し得るようになっている。但し、各組毎の
軸ローラにおいて、スプライン状の外周面同志は、噛合
い状態となっているものではなく、互いに適正な転接状
態とされている。
なおモータ50については、前記操作手段26を省略し
て、電源用人切手段22の入操作時に駆動されるように
設定してもよい。また送込み手段54および送出し手段
56における従動側の軸ローラ54b、56bは、板ば
ね状の付勢部材66によって主動側の軸ローラ54a、
56aに押圧保持されている。
前記案内シュート68は、送込み機構48により送り出
された焼成済みの板海苔Wを送出機構72へ案内するも
のであって、焼成箱30の下方に縦設されている。その
内部に画成した送入路70の上人口は、焼成路Pの直下
方に整合され、また挿入路70の測道出口は前記取出口
16に連通されている。なおシュート68は、板海苔W
を適正な姿勢に挿入保持するべく、前記案内量は板20
および焼成箱30の焼成路Pと同一の傾斜状態に整列さ
れており、そしてまた挿入路70を、板海苔Wのサイズ
より適宜大きい有効高さに設定している。
前記送出機構72は、案内シュート68内の板海苔Wを
送り出すものであって1本体10内に設置した駆動モー
タ74と、ベルトコンベヤ80とから基本的に構成され
ている。ベルトコンベヤ80については、第4図に示す
如く、本体10の底板上における一方の組の支持板82
間に軸支されて、駆動モータ74の主軸76に伝達手段
78を介して連繋された主動プーリ84と、他方の組の
支持板82間に軸支された従動プーリ86との間に、無
端状のベルト88を掛装し、これをモータ74で駆動し
、第4図中の矢印方向へ移動するようになっている。
なお送出機構72は、板海苔Wを適正な姿勢で送り出す
ために、全体が適宜の傾斜に保持されている。これに関
連してベルト88の上側部分が、第8図に示す如く、案
内シュート68の下端に対し、直角状態を呈して送入路
70の底面を構成している。またベルトコンベヤ80は
、本体10内に画成されたコンベヤ室90に組込まれて
おり、従動プーリ86は、ねじりばね等の張力調節具9
2により付勢されて、ベルト88を適正な張力状態に保
持している。このベルト88は、例えばテフロン等によ
る網目状のものが好適に使用される。
前述した夫々の手段および各機構に係る制御回路基盤9
4は1本体10内の適宜部位に設置されている。この基
盤94の内部回路は図示しないが、電源回路の他に、入
切手段22および操作手段26および調整手段28に係
る入力回路1表示手段24に係る表示回路、加熱手段4
0に係る加熱回路および測温手段44に係る測温馬蹄回
路、送込み機構48の速度制御モータ50および送出機
構72の駆動モータ74に係る出力回路等を含む必要全
回路が組込まれている。
また前述した主要構成部の他に、付属的な構成部材とし
て、前記コンベヤ室90の下方に、第5図に示す如く、
板海苔Wの焼成中に生ずる海苔層を受は集めるためのト
レー96が収納され5本体10の前面から出し入れでき
るようになっている。
また本体10の上板内側に、前記入切手段22の入力操
作により運転される排気用ファン98が設置されている
実施例の作用 次に、実施例に係る板海苔の焼成装置の使用の実際につ
き説明する。電源用人切手段22の入操作および操作手
段26の入操作等により、使用者自身が板海苔Wを投入
口14から1枚ずつ投入することを前提にして、自動的
に焼成して取出口16から送出できる。そこで、板海苔
Wの焼成状態並びに送出状態について説明する。先ず焼
成開始操作として、入切手段22をON状態に操作する
ことにより、制御回路基盤94を介して、夫々の手段お
よび各機構における電気的部材が通電状態に保持される
。この状態において、表示手段24の第1ランプ24a
が赤色点灯される一方、加熱手段40が通電発熱状態に
保持される。また送出機構72および排気ファン98が
夫々運転される。
一方入切手段22の入操作後において、操作手段26を
○N状態に操作することにより、送込み機構48の速度
制御モータ50が駆動され、これに対して送込み手段5
4および送出し手段56が。
同時に送り込み方向へ回転される。なおモータ50の速
度調整は、調整ダイヤル28の調整操作により設定する
前記加熱手段40の通電発熱によって、双方の焼成箱3
0.30内の焼成室R全体が、加熱される状態において
、通電状態の測温手段44は、焼成室R内金体の焼成温
度を測定している。従って該測温手段44が、室内の適
正な焼成温度状態を測定すると、制御回路基盤94から
の測温信号に基づいて、表示手段24の第2ランプ24
cが緑色点灯されて、焼成に適した準備状態となったこ
とを表示する。但し、測温手段44は、加熱手段40の
通電発熱状態において、基盤94の側温調整回路により
焼成室Rの焼成温度を、設定された下限低温から上限高
温の範囲で常時測温調節している。そして該手段44の
上限高温測温時には、加熱手段40が一旦消電状態に保
持され、また下限低温測温時には、加熱手段40が再度
通電状態に保持されるように設定されている。これに関
連して第2ランプ24cは、測温手段44の上限高温お
よび下限低温の夫々の測温時に、−旦消灯されて焼成不
適正状態を表示する。従ってこのランプ24cの点灯表
示をもって、焼成室R内金体が適正な焼成温度に調整さ
れていることを判断することができる。
前述した焼成準備の完了後において、使用者は、第2ラ
ンプ24cの点灯表示を視認して、焼成前の板海苔Wを
1枚ずつ所定時間毎に投入口14から投入する。これに
より板海苔Wは、前記作動状態の送込み機構48によっ
て、焼成路P内に送り込まれて案内シュート68内に放
出される。すなわち送込み機構48では、速度制御モー
タ5oの駆動によって、送込み手段54および送出し手
段56が同期回転されている。このもとで板海苔Wは、
投入直後にその先行下縁が送込み手段54の両軸ローラ
54a、54b間に挟込まれながら、焼成路P内に送り
込まれる。続いて後部側が両軸ローラ54 a、54 
bによって送り込まれる一方において、先行下縁が焼成
路Pの出口から出た直後に送出し手段56の両軸ローラ
56a、56b間に挟込まれながら送り出される(第6
図参照)。
このように板海苔Wは、焼成路P内を適宜速度で通過す
る過程において、好適な温度で焼成される1Mいて板海
苔Wは、その先行下縁が両軸ローラ56a、56bによ
って送り出された時点から、既に案内シュート68内に
挿入されており、後部側が両軸ローラ56a、56bに
よって送り出された時点で解放され、そのまま下方の案
内シュート68の挿入路70に放出される。
そして案内シュート68内に放出された焼成済みの板海
苔Wは、前記作動状態の送出機構72によって取出口1
6へ送り出される。すなわち送出機構72では、駆動モ
ータ74の駆動によって、ベルトコンベヤ80全体が連
続移動している。このため挿入路70内に降下した板海
苔W(第8図参照)は、その先行下端縁がベルトコンベ
ヤ80のベルト88上に載った時点で、該ベルト88に
より直接横方向へ送り出され、案内シュート68の内面
に沿って適宜傾斜した縦向き状態のまま、取出口16か
ら器本体10の外部に送り出され、最終的に受は棚18
内に受けられる。
以後は表示手段24の表示(第2ランプ24cの緑色点
灯)を視認したもとで1次の板海苔Wを順次投入口14
から投入する。これにより投入された板海苔Wは、前述
と同様に送込み機構48により送り込まれ、焼成路P内
を通過する過程において、所定の焼成温度並びに時間で
良好に焼成される。
焼成後には、送出機構72のベルトコンベヤ80によっ
て、取出口16から外部に送り出されて受は欄18内に
受は集められる。
殊に本実施例の板海苔の焼成装置では、投入口14から
投入された板海苔Wを焼成路Pに通過させる過程におい
て、送込み機構48の送込み手段54および送出し手段
56によって挟込みながら送り込むので、板海苔Wを延
展しながら良好に焼成し得るものである。しかも案内シ
ュート68の挿入路70を板海苔Wのサイズよりも高く
設定していることにより、板海苔Wが未だ送出し手段5
6に挟持されている時点で、送出機構72のベルトコン
ベヤ80により横出しされることを未然に回避できる。
なお本発明の対象とする板海苔の焼成装置について、板
海苔を右横出しの型式とする場合には、本体10の右側
に開口された取出口(図示せず)の対応位置に受は棚1
8を交換する。これに合わせて、案内シュート68を図
示とは左右反対に設置し、また送出機構72における駆
動モータ74およびベルトコンベヤ80を図示の左右反
対に設置する。
発明の詳細 な説明した如く1本発明に係る板海苔の焼成装置によれ
ば、板海苔を装置の上方から一枚ずつセットして装置内
へ送り込むことにより、その送り込まれる過程で該板海
苔に焼成が与えられ、焼き上がった板海苔は装置の右側
または左側へ横方向に送り出されるものである。このた
め該焼成装置を寿司屋等の飲食店で使用する場合は、カ
ウンターの上に置いて顧客と調理をするものとがカウン
ターを挟んで向い合った形で板海苔を顧客の面前で焼き
上げることができ、極めて興趣に富むものである。また
デパート等の海苔販売店舗において、販売促進のための
実演をする際に、不特定多数の人々の面前で板海苔の焼
成を実演することができ、集客効果が期待し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の好適な実施例に係る板海苔の焼成装
置を示す外観斜視図、第2図および第3図は、焼成装置
全体の正面図および側面図、第4図は、焼成装置内の主
要構成部を示す正断面図、第5図は、焼成装置内の主要
構成部を示す側断面図、第6図は、板海苔の焼成部を示
す側断面図、第7図は、板海苔の送込み機構部を示す側
断面図、第8図は、板海苔の送出機構部の一部を示す側
断面図である。 10・・・装置本体 16・・・取出口 40・・・加熱手段 48・・・送込み機構 54・・・送込み手段 14・・・投入口 30・・・焼成箱 44・・・測温手段 50・・・速度制御モータ 56・・・送出し手段 68・・・案内シュート 72・・・送出機構 8o・・・ベルトコンベヤ R・・・焼成室 70・・・挿入路 74・・・駆動モータ P・・・焼成路 W・・・板海苔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 焼成するべき板海苔(W)を上から投入し、焼成後の板
    海苔(W)を側方から横出しする焼成装置であって、 上面に板海苔用の投入口(14)を開口し、側面に板海
    苔用の取出口(16)を開口した筐体からなる装置本体
    (10)と、 前記投入口(14)の下方に設置されて焼成室(R)を
    画成すると共に、この投入口(14)と整列する焼成路
    (P)を形成した焼成箱(30)と、 前記焼成箱(30)内に配設され、焼成室(R)全体を
    所要の焼成温度にまで加熱する加熱手段(40)と、前
    記焼成箱(30)内に配設され、焼成室(R)の温度状
    況を測定する測温手段(44)と、 可変速制御されるモータ(50)によって、前記焼成路
    (P)の入口および出口に配設した送込み手段(54)
    および送出し手段(56)を同期的に作動させる板海苔
    用の送込み機構(48)と、 前記焼成路(P)の出口下方に縦設され、挿入路(70
    )を前記取出口(16)に連通させた板海苔用の案内シ
    ュート(68)と、 前記案内シュート(68)の挿入路(70)の出口に沿
    って架設したコンベヤ(80)を、モータ(74)の駆
    動により一方向へ移動させるようにした板海苔用の送出
    機構(72)とから構成した ことを特徴とする板海苔の焼成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103657988A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 电控防潮的家具烤漆箱
CN103657991A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 便捷的家具电烤漆箱

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CN103657988A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 电控防潮的家具烤漆箱
CN103657991A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 便捷的家具电烤漆箱

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