JPH04104196U - 磁気軸受式ターボ分子ポンプ - Google Patents

磁気軸受式ターボ分子ポンプ

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JPH04104196U
JPH04104196U JP1991030008U JP3000891U JPH04104196U JP H04104196 U JPH04104196 U JP H04104196U JP 1991030008 U JP1991030008 U JP 1991030008U JP 3000891 U JP3000891 U JP 3000891U JP H04104196 U JPH04104196 U JP H04104196U
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JP
Japan
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magnetic bearing
circuit
drive circuit
rotor
power
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Application number
JP1991030008U
Other languages
English (en)
Inventor
裕嗣 田中
正晴 三木
Original Assignee
日本フエローフルイデイクス株式会社
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Filing date
Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/44Centrifugal pumps
    • F16C2360/45Turbo-molecular pumps

Landscapes

  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターボ分子ポンプ本体2と回路ボックス1と
を結ぶ各種ケーブル13、14の断線時に、磁気軸受1
0の機能が直ちに停止し、高速回転中のロータ8が落下
して損傷するのを防止する。 【構成】 ロータ8の回転エネルギから電力を発生する
ための電力発生回路12と、磁気軸受駆動回路11との
両者をポンプの本体ケーシング7内に収納すると共に、
本体ケーシング7内で両者を接続しておく。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は磁気軸受式ターボ分子ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の磁気軸受式ターボ分子ポンプの全体構成を、図3に示す。これは回路ボ ックス51とターボ分子ポンプ本体52とを備えるものである。回路ボックス5 1内には電源回路53が設けられ、この電源回路53に入力電源ケーブル54が 接続されている。この電源回路53は、AC入力電力をDC電力に変換するもの で、その出力はモータ駆動回路55、シーケンス回路56、磁気軸受駆動回路5 7に入力されている。上記モータ駆動回路55は、モータケーブル58を介して モータ59に接続し、モータ59でもってロータ60を高速回転させるためのも のである。また上記磁気軸受駆動回路57は、磁気軸受ケーブル61を介して磁 気軸受62に接続し、この磁気軸受62でもってロータ60を浮上させるように なっている。
【0003】 また上記回路ボックス51内には、さらにモータケーブル58に接続された電 力発生回路63が収納されているが、この電力発生回路63は、ロータ60の回 転エネルギをDC電力に変換し、これを上記磁気軸受駆動回路57に出力するた めのものである。つまりロータ60の高速回転中に、停電又は入力電源ケーブル 54の断線等によって電力供給が停止した際に、上記ロータ60の回転に起因す る出力電力を磁気軸受62に供給し、ロータ60の浮上状態を維持し得るように なっているのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記磁気軸受式ターボ分子ポンプにおいては、入力電力の停止に対応 した安全対策が施されてはいるが、入力電力状況にかかわらず、磁気軸受ケーブ ル61の断線または接続部の離脱が生じた場合、あるいは入力電力の停止とモー タケーブル58の断線または接続部の離脱が同時に生じた場合には、磁気軸受6 2の作動が直ちに停止し、ロータ60が高速回転状態のままで落下し、この結果 、大きな損傷を生ずる可能性がある。
【0005】 また各ターボ分子ポンプにおける磁気軸受62の特性は、個々に微妙に相違し ているものであるため、磁気軸受駆動回路57は、個々の磁気軸受62に対応し た特性になるよう調整を行う必要があるため、ターボ分子ポンプ本体52や回路 ボックス51を交換する毎に、上記マッチング作業を行わなければならないとい う煩雑さがある。
【0006】 この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的 は、特別な構成を付加することなく、上記損傷事故を防止すると共に、ターボ分 子ポンプ本体等の交換時のマッチング作業を不要にし得る磁気軸受式ターボ分子 ポンプを提供することにある。
【0007】 そこで請求項1の磁気軸受式ターボ分子ポンプは、電源回路にモータ駆動回路 と磁気軸受駆動回路とをそれぞれ並列接続すると共に、上記モータ駆動回路をロ ータ回転用のモータに、上記磁気軸受駆動回路を磁気軸受に接続してこれらを作 動させるべく構成し、さらに上記ロータの回転エネルギから電力を発生するため の電力発生回路を備え、この電力発生回路の出力を上記磁気軸受駆動回路に入力 すべく構成して成る磁気軸受式ターボ分子ポンプにおいて、上記ロータと磁気軸 受を収納する本体ケーシング内に上記電力発生回路と磁気軸受駆動回路とを収納 し、本体ケーシング内において両回路を接続していることを特徴としている。
【0008】 また請求項2の磁気軸受式ターボ分子ポンプは、電源回路にモータ駆動回路を 接続して、このモータ駆動回路をロータ回転用のモータに接続する一方、上記電 源回路に電力再生回路を介して磁気軸受駆動回路を接続し、この磁気軸受駆動回 路を磁気軸受に接続して成り、上記電力再生回路は、電源回路から供給された電 力を磁気軸受駆動用に変換する機能と共に、モータの回転エネルギから電力を発 生して上記磁気軸受駆動回路に出力する機能をも有する磁気軸受式ターボ分子ポ ンプにおいて、上記ロータと磁気軸受とを収納する本体ケーシング内に上記電力 再生回路と上記磁気軸受駆動回路とを収納し、本体ケーシング内において両回路 を接続していることを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記請求項1及び請求項2の磁気軸受式ターボ分子ポンプによれば、停電、本 体ケーシングに接続されているケーブルの断線、これらケーブル接続部の離脱等 が生じても、電力発生回路又は電力再生回路、磁気軸受駆動回路、磁気軸受の各 接続状態に影響はなく、ロータが高速回転している間は、磁気軸受が正常に作動 する。また本体ケーシング内に磁気軸受と磁気軸受駆動回路とを対にして収納し てあるので、磁気軸受の特性と磁気軸受駆動回路とのマッチング作業は、初期作 業を行うだけでよく、その後の調整作業は不要である。
【0010】
【実施例】
図1には、この考案の磁気軸受式ターボ分子ポンプの第1実施例の概略構成を 示している。
【0011】 図のようにこの磁気軸受式ターボ分子ポンプは、回路ボックス1とターボ分子 ポンプ本体2とを有している。回路ボックス1内には、電源回路3とモータ駆動 回路4とシーケンス回路5とが収納されている。上記電源回路3は、入力電源ケ ーブル6に接続されたもので、AC入力電力をDC電力に変換して出力する機能 を有しており、その出力は、上記モータ駆動回路4とシーケンス回路5とに入力 されている。
【0012】 そして上記ターボ分子ポンプ本体2の本体ケーシング7内には、ロータ8、ロ ータ駆動用のモータ9、ロータ浮上用の磁気軸受10がそれぞれ収納されると共 に、さらに本体ケーシング7内に磁気軸受駆動回路11と電力発生回路12との 両者が相互に接続された状態で収納されている。
【0013】 上記モータ駆動回路4の出力は、モータケーブル13にて上記モータ9に供給 され、また上記電源回路3からの上記とは別の出力が、磁気軸受ケーブル14を 介して上記磁気軸受駆動回路11に供給されている。
【0014】 上記磁気軸受式ターボ分子ポンプにおいて、停電や入力電源ケーブル6の断線 、モータケーブル13や磁気軸受ケーブル14の断線、各ケーブル接続部の離脱 等が生じたとしても、上記ロータ8が高速回転をしていれば、磁気軸受駆動回路 11には電力発生回路12からの電力供給がなされるので、ロータ8の浮上状態 が維持でき、これによりロータ8の落下に起因する損傷事故を防止し得ることに なる。
【0015】 また上記本体ケーシング7内には、マッチング済みの磁気軸受10と磁気軸受 駆動回路11とが対になって収納されているので、ターボ分子ポンプ本体2や回 路ボックス1を交換しても、磁気軸受10と磁気軸受駆動回路11とのマッチン グ作業は不要である。
【0016】 図2にはこの考案の磁気軸受式ターボ分子ポンプの第2実施例を示す。これは 図1の第1実施例における電力発生回路12に代えて電力再生回路15を設けた ものである。この電力再生回路15は、通常は電源回路3から供給された電力を 磁気軸受駆動用に変換して磁気軸受駆動回路11に供給する機能を有するもので ある。またそれに加えて、磁気軸受ケーブル14の断線時、あるいはその接続部 の離脱時には、モータ9による発電電力がケーブル16を介して供給され、その 電力を磁気軸受駆動用に変換して磁気軸受駆動回路11に供給する機能をもを有 している。したがってこの磁気軸受式ターボ分子ポンプにおいても、上記第1実 施例と同様な作用、効果が生ずる。なお他の構成部分は、第1実施例と略同様で あるため、同一部分を同一符号で示してその説明を省略する。
【0017】
【考案の効果】 以上のようにこの考案の磁気軸受式ターボ分子ポンプでは、停電、本体ケーシ ングに接続されているケーブルの断線、これらケーブル接続部の離脱等が生じて も、電力発生回路又は電力再生回路、磁気軸受駆動回路、磁気軸受の各接続状態 に影響はなく、ロータが高速回転している間は、磁気軸受が正常に作動するよう にしてあるので、高速回転しているロータの落下による損傷事故を防止し得る。
【0018】 また本体ケーシング内に磁気軸受と磁気軸受駆動回路とを対にして収納してあ るので、磁気軸受の特性と磁気軸受駆動回路とのマッチング作業は、初期作業を 行うだけでよいことになり、ターボ分子ポンプの本体側や制御側回路ボックス等 の交換時のマッチング作業を不要にし得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の磁気軸受式ターボ分子ポンプの第1
実施例の全体構成を示す説明図である。
【図2】この考案の磁気軸受式ターボ分子ポンプの第2
実施例の全体構成を示す説明図である。
【図3】従来の磁気軸受式ターボ分子ポンプの全体構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
2 ターボ分子ポンプ本体 3 電源回路 4 モータ駆動回路 7 本体ケーシング 8 ロータ 9 モータ 10 磁気軸受 11 磁気軸受駆動回路 12 電力発生回路 15 電力再生回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路にモータ駆動回路と磁気軸受駆
    動回路とをそれぞれ並列接続すると共に、上記モータ駆
    動回路をロータ回転用のモータに、上記磁気軸受駆動回
    路を磁気軸受に接続してこれらを作動させるべく構成
    し、さらに上記ロータの回転エネルギから電力を発生す
    るための電力発生回路を備え、この電力発生回路の出力
    を上記磁気軸受駆動回路に入力すべく構成して成る磁気
    軸受式ターボ分子ポンプにおいて、上記ロータと磁気軸
    受を収納する本体ケーシング内に上記電力発生回路と磁
    気軸受駆動回路とを収納し、本体ケーシング内において
    両回路を接続していることを特徴とする磁気軸受式ター
    ボ分子ポンプ。
  2. 【請求項2】 電源回路にモータ駆動回路を接続して、
    このモータ駆動回路をロータ回転用のモータに接続する
    一方、上記電源回路に電力再生回路を介して磁気軸受駆
    動回路を接続し、この磁気軸受駆動回路を磁気軸受に接
    続して成り、上記電力再生回路は、電源回路から供給さ
    れた電力を磁気軸受駆動用に変換する機能と共に、モー
    タの回転エネルギから電力を発生して上記磁気軸受駆動
    回路に出力する機能をも有する磁気軸受式ターボ分子ポ
    ンプにおいて、上記ロータと磁気軸受とを収納する本体
    ケーシング内に上記電力再生回路と上記磁気軸受駆動回
    路とを収納し、本体ケーシング内において両回路を接続
    していることを特徴とする磁気軸受式ターボ分子ポン
    プ。
JP1991030008U 1991-01-29 1991-01-29 磁気軸受式ターボ分子ポンプ Pending JPH04104196U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053270A1 (ja) * 2010-10-19 2012-04-26 エドワーズ株式会社 真空ポンプ
JP2020007930A (ja) * 2018-07-04 2020-01-16 株式会社島津製作所 真空ポンプ用電源装置および真空ポンプ装置

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