JPH0410331B2 - - Google Patents

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JPH0410331B2
JPH0410331B2 JP59091997A JP9199784A JPH0410331B2 JP H0410331 B2 JPH0410331 B2 JP H0410331B2 JP 59091997 A JP59091997 A JP 59091997A JP 9199784 A JP9199784 A JP 9199784A JP H0410331 B2 JPH0410331 B2 JP H0410331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は自動視野測定装置、さらに詳しくは自
動視野測定装置の視標呈示系の改良に関する。 〔従来の技術〕 従来の自動視野測定装置においては、視野全体
の発光素子を一つのマトリツクスに形成して視標
を形成している。 〔発明が解決しようとする問題点〕 最近、能率的な視野測定方法として、被検者に
同時に複数の発光素子を点灯させて複数の視標呈
示する多点刺激法が提案されている。 また、視野測定において呈示中の視標以外の測
定視野は均一な明るさであることが望ましいが、
非点灯時の発光素子の反射率と、発光素子を配置
したドームの内壁の反射率との相違からいわゆる
背景照明された測定視野が均一にならない問題が
あつた。これを解決するため、視標呈示を行つて
いない残りの発光素子全部をその発光効率を考慮
して同一輝度で点灯させることが提案されてい
る。 ところで、上述のように複数の発光素子を同時
に点灯するとき、点灯する発光素子の数が増加す
ると、発光素子を時分割でかつ臨界融合周波数以
上の周波数で制御するための時間的余裕が少なく
なり、視標呈示制御に支障が生じる問題があつ
た。 また、視野測定装置は、一般にその測定精度及
び測定能率を高めかつ緑内障による異常の早期発
見のため、視野中心及び各被測定眼の盲点に対応
する位置付近により高密度に視標を配置してい
る。一方、視野測定装置は左及び右の被測定眼に
それぞれ適した視標呈示、すなわち左被測定眼の
測定においては視野中心及びその左の視標高密度
領域を使用し、一方右被測定眼の測定には視野中
心及びその左の視標高密度領域を使用した視標呈
示が必要である。そのため両眼の測定に兼用でき
る測定プログラムでは、不必要な高密度視標呈示
がなされ、又各測定プログラム毎に右眼用、左眼
用の2種類そろえることはメモリ容量の倍増を来
し、好ましくない。 〔問題点を解決する手段〕 本発明は上記問題点を鑑みなされたものであつ
て、視標を制御するマトリツクスを左右に2分割
し、視野中心及びその左右いずれか一方のみに視
標高密度領域を形成して、左または右の被測定眼
に最適且つ無駄のない視標呈示を可能にするもの
である。すなわち、本発明は、測定視野を左右に
2等分割する視野分割線に関し線対称に配置され
た視標列を有しかつ各分割視野毎に独立したマト
リツクスを形成してなる視標呈示手段Aと、視標
呈示の条件を記憶する呈示条件記憶手段Bと、被
測定眼が右眼か左眼かを検出して出力する被測定
眼検出手段Cと、上記呈示条件記憶手段Bから読
み出された視標呈示条件と上記被測定眼検出手段
Cからの出力により、複数の発光素子へ時分割に
かつ臨界融合周波数以上の周波数の視標呈示信号
を上記視標呈示手段Aの各マトリツクスに独立に
出力する視標呈示信号形成手段Dとから構成され
る。 〔作用〕 上記構成の本発明においては、発光素子が2つ
のマトリツクスにより制御されるから、該制御に
時分割でかつ臨界融合周波数以上の周波数で制御
するための時分割的余裕を大きくなり、その制御
を容易かつ制御範囲の大きなものとなる。また、
視標呈示は、左右被測定眼に対しそれぞれ視野中
心及び盲点付近のみを視標高密度領域として行わ
れ、視野測定が能率かつ高精度に行われる。 〔実施例〕 以下本発明の実施例を図にもとづいて説明す
る。自動視野測定装置は、第2図に示すように、
ハウジング10、被測定者の顔を入れる円孔12
を設けてハウジング10の前側に取付けられたパ
ネル14、認知スイツチ16、被検眼を所定位置
に固定するためにハウジング10に取付けられた
額当て18及び顎受20からなる被測定眼固定部
22、並びにハウジング10の側壁24に取付け
られた操作表示装置26を有する。パネル14の
前面近くの下部側壁には被測定眼固定部22を上
下左右に移動させるためのハンドル28を有す
る。被測定眼固定部の左右の移動は、後述の被測
定眼信号発生部118によつて検出される。ハウ
ジング10の内部には視標を呈示するため内面全
域に視標として多数のLED29を配置して半球
ドーム30が内臓される。 操作表示装置26は、TVモニタ32及びライ
トペン34、TVモニタ32の下方に配置された
プリンタ36、TVモニタの上方に配置されたコ
ントロールスイツチ38及び固視監視用望遠鏡4
0からなる。TVモニタ32には半球ドーム30
の内面に呈示された視標の種類及び視標分布、並
びに後述の複数の操作指令が表示され、ライトペ
ン34及びコントロールスイツチ38によつて操
作指令を選択して装置を操作する。 プリンタ36は測定結果をプリントする。固視
監視用望遠鏡40は被検眼が上記半球ドーム30
の球面中央に配置された固視標(図示せず)を注
視しているか否かを正面から監視するものであ
り、上記固視標と実質上同一位置の開孔を通して
測定中の被検眼前眼部を監視する。 次に、本実施例の構成を第3図にもとづいて説
明する。I/Oインタフエイス100には測定者
によつて操作されるライトペン34、コントロー
ルスイツチ32からの出力信号及び被測定者が視
標を認知したか否か又は認知した視標数を操作回
数により入力する認知スイツチ16からの認知信
号が入力され、該入力信号を内部装置の処理に適
した信号に変換しかつ測定結果をプリンタ36で
プリントするのに適した信号に変換する。ここで
は、被測定者自身が認知スイツチ16を操作する
として説明しているが、測定者が被検者から認知
を受けとり、ライトペンによつて入力してもかま
わない。 CPU102は、本装置の主要制御を行い、後
にフローチヤートによつて説明する内容の他、
種々のタイミング制御を行う。 呈示条件記憶部104は、ドーム30のLED
29をどのように点灯させるかを定めた視標呈示
条件、すなわち点灯の明るさ(強度)、位置及び
点灯時間等の組合わせを視野測定プログラムとし
て記憶している。ここに記憶されている視野測定
プログラムの種類は、測定の目的例えばスクリー
ニング用、緑内障検査用の視野測定プログラムが
挙げられるが、後述するように、それぞれに右
眼、左眼用の2種類のものがあるのではなくそれ
ぞれ只一種類のものだけである。 呈示条件記憶部104は、視標呈示条件のうち
視標の位置データを耳側、鼻側の2つの左右分割
視野ごとのマトリツクスを想定し、それぞれのマ
トリツクスの行列番号として記憶している。 応答記憶部106は、被測定者が指標を認知し
たか否か又は認知した視標数を操作回数として入
力する認知スイツチ16からの認知信号を、被検
者の応答としてその時の視標呈示条件と関係づけ
て記憶する。これによつて、被検者の視感度に関
するデータを得る。 GDC(グラフイツクデイスプレイコントロー
ラ)108はLED配列信号と、選択された測定
プログラム信号と、点灯中のLEDの位置を示す
信号と、上記応答信号とが入力されてTVモニタ
32にこれらの信号の情報を表示する画像信号を
形成してこれをビデイオメモリ110に出力す
る。 タイミング制御回路112はクロツク発振器1
14から出力されるクロツク信号から適当なタイ
ミング信号を形成し、GDC108、CPU102
及びビデイオメモリ110に出力する。 P/S変換器116はビデイオメモリ110か
らの並列デジタル信号をパラレル・シリアル変換
してビデイオ信号を形成してTVモニタ32に出
力する。 被測定眼信号発生部118は、被測定眼固定部
22の移動位置に応じてドーム30の中心に配置
されている被測定者の眼すなわち被測定眼が右眼
か左眼かを示す信号を発生する。 被測定者の右眼を測定するときには被測定眼固
定部22の中心がドーム30の左側にきており、
左眼を測定するときにはこの逆となる関係があ
り、被測定眼信号発生部118は被測定眼固定部
22の位置を、マイクロスイツチ又はハンドル2
4のうち左右方向の移動を行うものの操作量をポ
テンシヨメータ等により電気的に検出して被測定
者のどちらの眼が測定対象となつているかが判別
する。 呈示信号形成部120は、CPU102によつ
て呈示条件記憶部104から読出された呈示条件
に従つてマトリツクスを形成するLEDを点灯さ
せるための呈示信号を、被測定眼信号発生部11
8からの信号に応じて第1マトリツクスインタフ
エイス122及び第2マトリツクスインタフエイ
ス124へ供給する。すなわち、呈示信号形成部
120は、被測定眼信号発生部118から右眼の
信号を得ると、呈示条件記憶手段からの鼻側の視
標呈示条件を第1マトリツクスインタフエイス1
22へ、また耳側の視標呈示条件を第2マトリツ
クスインタフエイス124へそれぞれ出力する。
一方呈示信号形成部120が、被測定眼信号発生
部118から左眼の信号を得ると、呈示条件記憶
手段からの鼻側の視標呈示条件を第2マトリツク
スインタフエイス124へ、また耳側の視標呈示
条件を第1マトリツクスインタフエイス122へ
それぞれ出力する。 LEDは、第5図に示すように、半球ドーム3
30内面に、90°−270°ラインに関して線対称に
配置される。第5図において、90°方向は視野の
上方向を示し、270°方向は視野の下方向を示し、
0°方向は右眼では耳側視野を、左眼では鼻側視野
を示し、180°方向は右眼では鼻側視野を、左眼で
は耳側視野を示す。半球ドーム30の中央すなわ
ち測定用視野を形成するLED群の中央にある
LED視標200は被測定者の視線を固定するた
めの固視標であつて、他の測定用LEDと区別す
るためこれと異なつた色彩で点灯する。 なお、第5図において、視野中央に対し左右方
向の位置に視標を密集させて配置しているが、こ
れは被測定眼の盲点位置を特定するためのもので
ある。 第1マトリツクスインタフエイス122は、第
4図に示すように、LEDを行方向に接続する行
アレイ126と列方向に接続する列アレイ128
によつて構成される。行アレイ126には、アー
スに接続されるトランジスタアレイが用いられ、
列アレイ128には一定電圧Vに接続されるトラ
ンジスタアレイが用いられる。 そして、視野の180°側半分に配置された
LED11、LED12、……、LED21、LED22、……
は、l1行、l2行、l3行……と、n1列、n2列、n3列を
行アレイ126に、列アレイ128に接続し、第
1マトリツクスが形成される。 一方、第2マトリツクスインタフエイス122
は、第4図に示すように、LEDを行方向に接続
する行アレイ130と、列方向に接続する列アレ
イ132によつて構成される。行アレイ130に
は接続されるトランジスタアレイが用いられ、列
アレイ132には一定電圧Vに接続されるトラン
ジスタアレイが用いられる。 そして、視野の90°側半分に配置されたLED′11
LED′12、……、LED′21、LED′22、……は、l1
行、l2′行、l3′行……と、n1′列、n2′列、n3′列…
…を行アレイ130と列アレイ132に接続し、
第2マトリツクスが形成される。なお、第1マト
リツクスと第2マトリツクスとは、そうぞれ行ア
レイ及び列アレイを有し、相互に独立している。 ここで、上記LEDマトリツクスにおける視標
呈示について説明する。呈示条件記憶部104に
記憶されている視標呈示条件の視標位置データを
第1表に示すものとする。
〔発明の効果〕
本発明によれば視標を対称的なマトリツクスに
形成しているので、複数の視標を呈示する際に時
間的余裕ができることに加え、各マトリツクスに
加える信号を取換える簡単な処理によつて左眼用
又は右眼用の適切な視標呈示が、行える利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成説明図、第2図は本発明
の実施例の自動視野測定装置の斜視図、第3図は
同じく実施例の構成を示すブロツク図、第4図は
第1及び第2マトリツクスインタフエイスと
LEDが形成する第1及び第2LEDマトリツクスを
示す図、第5図は視標となるLEDの配置図、第
6図は波形図、第7図はLEDマトリツクスにお
ける視標呈示を示す図、第8図は実施例の自動視
野測定装置による視野測定のフローチヤート図で
ある。 10……ハウジング、26……操作表示手段、
30……半球ドーム、28……ハンドル、32…
…TVモニタ、36……プリンタ、34……ライ
トペン、38……コントロールスイツチ、40…
…固視監視用望遠鏡、100……I/Oインタフ
エイス、102……CPU、118……被測定眼
信号発生部、120……呈示信号形成部、122
……第1マトリツクスインタフエイス、124…
…第2マトリツクスインタフエイス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 測定視野を左右に少なくとも2等分割し、対
    称的に配置された視標群を有し、この対称的に配
    置された視標群毎に独立したマトリツクスを形成
    して視標呈示を行う視標呈示手段と、視標呈示の
    条件を記憶する呈示条件記憶手段と、被測定眼が
    右眼か左眼かを検出して出力する被測定眼検出手
    段と、上記呈示条件記憶手段から読み出された視
    標呈示条件と上記被測定眼検出手段からの出力に
    より、複数の発光素子へ時分割にかつ臨界融合周
    波数以上の周波数の視標呈示信号を上記視標呈示
    手段の各マトリツクスに独立に出力する視標呈示
    信号形成手段とから構成されることを特徴とする
    自動視野測定装置。
JP59091997A 1984-05-09 1984-05-09 自動視野測定装置 Granted JPS60234638A (ja)

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JP59091997A JPS60234638A (ja) 1984-05-09 1984-05-09 自動視野測定装置

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JP59091997A JPS60234638A (ja) 1984-05-09 1984-05-09 自動視野測定装置

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JPS60234638A JPS60234638A (ja) 1985-11-21
JPH0410331B2 true JPH0410331B2 (ja) 1992-02-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550337A (en) * 1978-10-02 1980-04-12 Baylor College Medicine Method and apparatus for inspecting field of vision

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550337A (en) * 1978-10-02 1980-04-12 Baylor College Medicine Method and apparatus for inspecting field of vision

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JPS60234638A (ja) 1985-11-21

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