JPH04102690A - 防火ドア - Google Patents

防火ドア

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JPH04102690A
JPH04102690A JP2216415A JP21641590A JPH04102690A JP H04102690 A JPH04102690 A JP H04102690A JP 2216415 A JP2216415 A JP 2216415A JP 21641590 A JP21641590 A JP 21641590A JP H04102690 A JPH04102690 A JP H04102690A
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JP
Japan
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noncombustible
organic
organic fibers
liquid
inorganic compounds
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Application number
JP2216415A
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English (en)
Inventor
Tomiyasu Honda
本多 富泰
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は防火性能が向上された有機質材をその構成部材
の少なくとも一部とする防火ドアに関する。
〈従来技術〉 ホテルやマンション等の居室入口のドアにおいては防火
並びに延焼防止のために防火ドアの使用か義務つけられ
ている。この防火ドアとしては般にアルミ製やスチール
親等金属製のものが用いられており、防火並びに延焼防
止の目的達成上の効果は極めて大きなものである。
〈発明か解決しようとする課題〉 ところかこれら金属製の防火ドアは火災による炎上、炉
焼は回避されるものの、火災に伴う高熱によって歪みか
生して変形してしまい、ドアの開閉に支障を来すという
重大な問題を抱えている。
また、金属製であるためにドア開閉時の金属音かうるさ
く、触感か冷たく、断熱性か悪い等の問題点を有する。
〈課題を解決するだめの手段〉 そこで本発明は木質ドアでありなから優れた防火性能を
発揮することのできる新規な防火ドアを提供することを
目的とする。即ち本発明による防火ドアは、細胞孔内及
び/又は内壁面に不燃性無機化合物が充填又は固着され
て成る不燃性有機質繊維を接着性物質を介して成形一体
化して成る不燃性有機質繊維板を、その構成部材の少な
くとも一部とすることを特徴とする。
〈作用〉 防火ドアの構成部材の少なくとも一部が不燃性有機質繊
維板より成るため、防火性能が向上される。
〈具体的構成の説明〉 本発明による防火ドアは、框組みされた心材の表裏に化
粧板が貼着されて構成される。心材の框組み内には必要
に応してハニカムコアや心根等が設けられる。
これら構成部材の少なくとも一部が不燃性有機質繊維板
より成る。例えば、不燃性有機質繊維板を任意厚の棒材
とし、これに任意留め加工を施して框組みを行って心材
とする。或は、通常の(即ち不燃化処理されていない)
棒材によって框組み内に設けられる心根として不燃性有
機質繊維板を用いる。更には、不燃性有機質繊維板の表
面に突板等の任意化粧シート状物を貼着して、心材又は
心根の表裏に貼着する表面板として用いることができる
このようにして本発明の防火ドアの構成部材に用いられ
る不燃性有機質繊維板は、細胞孔内及び/又は内壁面に
不燃性無機化合物が充填又は固着されて成る不燃性有機
質繊維を接着性物質を介して成形一体止して得られるも
のであって、具体的には以下の通りである。
まず、例えば松、杉、栂、桧等の針葉樹材又はラワン、
カポール、アビトン、クルイン、栗、ポプラ、ヤナギ等
の広葉樹材の原木、剥心、廃材等の一種又は複数種を木
材チップとし、これを高温高圧蒸気下で蒸煮して脱脂軟
化処理した後、解繊装置によって解繊して有機質繊維を
得る。この有機質繊維は長さが1〜30mm、太さか直
径2〜300μ程度のものか大半を占める。この有機質
繊維は、木材の細胞や導管孔或は板溝管孔から成る細胞
孔か数本ないし数十本末になった形をしており、繊維外
周部の細胞壁は引き裂かれたり割れ目を生じたりしてい
ることが多い。また有機質繊維として、サトウキビ、ト
ウモロコ/の茎、ヤン殻等をチップとした後これを解繊
して得られる/・ヤスを代用することもできる。
得られた有機質繊維は乾燥されてその含水率を7〜15
%程度に調整される。
この乾燥された有機質繊維の細胞孔、導管孔等の空隙部
に不燃性無機化合物を充填させ、或は細胞孔内壁に沿っ
て層状に該不燃性無機化合物を固着又は付着させ、更に
有機質繊維の外周部にも該不燃性無機化合物を固着又は
付着させることによって、不燃化処理を行う。この不燃
化処理は例えは下記工程によって行うことができる。即
ち、有機質繊維を水溶性無機塩の水溶液(以下「第1液
」と称す)中に十分に浸漬させて含浸させる。この際、
減圧又は加圧を加えて含浸処理を強制的に促進させると
有効である。また有機質繊維を乾燥する二となく高含水
率状態として、或は−旦乾燥した後に水または温水に浸
漬して吸水させこれを飽水状態とした後に、薗l液中に
浸漬させて拡散含浸させても良し・。第1液としては、
MgCl22゜MgBr=、 N1g5o、−H2o、
Mg(No、)、−6H20゜A OCQ s 、 A
 Q B r 3 、 A Q 2 (S O−) 3
 。
AQ(NOx)x・9H20,CaCQ2.CaBrz
Ca(No、)2.ZnCQ2.BaBr2゜Ba(1
,・2H,O,Ba(NO3)2等の水溶液が例示され
る。有機質繊維を第1液に浸漬含浸せしめることによっ
て溶質の無機塩のイオンが拡散により有機質繊維の細胞
孔内にまで入り込む。
次いで余剰分の第1液を除去するために脱液処理を行う
。脱液処理は例えば遠心脱液或はンヤワ、どぶ漬けの水
洗い等の手段によって行われ、余剰分の第1液を除去す
ることによって有機質繊維表面において不燃性無機化合
物か過剰に生成されることを抑制し、次に含浸される水
溶液の拡散含浸を良好にする。また有機質繊維に付着又
は固着されない遊離状態で不燃性無機化合物か生成され
ることを防止する。
次いで、第1液と反応して水不溶性の不燃性無機化合物
を生成するような化合物液(以下「第2液」と称す)を
ブレンダー、スプレー等を用(・て有機質繊維に添加混
合し或は浸漬せしめる二とによって、該第2液を有機質
繊維に含浸させる。第1液の場合と同様に、減圧又は加
圧処理によって有機質繊維に対する第2液の含浸を促進
せしめることができる。第2液としては、Na2Co。
H2SO,、(NH,)2CO3,Na2S○。
(N H4)2 S O4+  H2P Oa、 Na
2HP O4+(N H4)2HP O4+  H3B
 Os、 NaB Oi。
NH,BO,等が例示される。第2液を塗布ないし浸漬
することにより有機質繊維の細胞孔内に該第2液か拡散
含浸され、有機質繊維中で第1液と第2液とが反応し、
不燃性無機化合物が生成される。
生成される不燃性無機化合物としては、リン酸マグ不ン
ウム、リン酸力ルンウム、リン酸バリウムリン酸アルミ
ニウム、ホウ酸マグ不ンウム、炭酸マグネシウム、炭酸
力ルンウム、リン酸亜鉛、炭酸バリウム、硝酸力ルンウ
ム、硝酸バリウム等のカルシウム化合物、マグネシウム
化合物、アルミニウム化合物、バリウム化合物、鉛化合
物、亜鉛化合物、ケイ酸化合物等が例示される。例えば
第1液として塩化バリウムを用い、第2液としてリン酸
水素アンモニウムを用いて反応させると、バリウムのカ
チオンとリン酸のアニオンとが反応して、リン酸バリウ
ムとリン酸水素バリウムとが生成される。
反応終了後、遠心脱液或はンヤワー、どぶ漬は等による
水洗い等の手段によって脱液処理して余剰分の第2液を
除去する。第2液の浸漬処理及び脱液処理は必要に応じ
て複数回反復して行っても良い。脱液処理後、乾燥して
その含水率を25%以下、好ましくは7〜15%とする
。この不燃性無機化合物は水不溶性であるため、乾燥後
において、有機質繊維の細胞孔内又は細胞孔内壁面に充
填ないし付着或は固着されると共に有機質繊維外周部に
も付着或は固着される。これにより、有機質繊維表面に
現出される空隙孔や割れ目を閉塞ないし充填するような
形で不燃性無機化合物が存在することとなる。
不燃性無機化合物は、有機質繊維に対して33重量%以
上の割合で混入されることが好ましく、これ以下では十
分な防火性能か得られない。また第1液と第2液との反
応効率を高めるために、第2液の添加混合は加熱雰囲気
下、特に40°C以上更に好ましくは50°C以上の温
度で行うことか好ましい。また第1液と第2液を温水状
態としてこれに有機質繊維を浸漬せしめ、あるいは第1
液及び第2液の浸漬時に超音波やパイブレーク等によっ
て電気的或は@械的振動を与えるようにすると、有機質
繊維中への処理液の拡散並びに反応が良好に行われる。
なお第1液と第2液とによる処理順序は問わず、先に第
2液による処理を行っても勿論良し゛。
かくして細胞孔内または内壁面に不燃性無機化合物が固
着され、且つその外周部にも不燃性無機化合物が固着ま
たは付着されて不燻化処理された有機質繊維か得られる
次(・てこの小学性有機質繊維を混合装置に投入して、
接着性物質を添加し付着せしめる。混合装置l:おいて
は必要に応じて発水剤、減煙剤等任意添加剤を同時に混
合することができる。また接着性物質に、上記第1液及
び第2液の反応によって生成されるものと同種又は異種
の不燃性無機化合物を混入させて用いると、更に防火性
能を向上させることができる。接着性物質としてはユリ
ア樹脂、メラミン樹脂、イソシアネート、ウレタン樹脂
、エポキシ樹脂、酢酸ヒニル樹脂、フェノール樹脂或は
それらの変性樹脂等の合成樹脂接着剤が好適に用いられ
る。
接着性物質を付着された不燃性を機質繊維を風送搬送し
、不燃性有機質繊維マットを形成した後、裁断し、熱圧
成形一体化して前記の有機質繊維板が得られる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、木質構成部材で構成されなからも防火
性能を格段に向上された防火ドアか提供される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)細胞孔内及び/又は内壁面に不燃性無機化合物が
    充填又は固着されて成る不燃性有機質繊維を接着性物質
    を介して成形一体化して成る不燃性有機質繊維板を、そ
    の構成部材の少なくとも一部とすることを特徴とする防
    火ドア。
JP2216415A 1990-08-16 1990-08-16 防火ドア Pending JPH04102690A (ja)

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JP2216415A JPH04102690A (ja) 1990-08-16 1990-08-16 防火ドア

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JP2216415A JPH04102690A (ja) 1990-08-16 1990-08-16 防火ドア

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JPH04102690A true JPH04102690A (ja) 1992-04-03

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ID=16688205

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JP2216415A Pending JPH04102690A (ja) 1990-08-16 1990-08-16 防火ドア

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