JPH04102655A - 壁面ブロック - Google Patents

壁面ブロック

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Publication number
JPH04102655A
JPH04102655A JP21935690A JP21935690A JPH04102655A JP H04102655 A JPH04102655 A JP H04102655A JP 21935690 A JP21935690 A JP 21935690A JP 21935690 A JP21935690 A JP 21935690A JP H04102655 A JPH04102655 A JP H04102655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
plate
shear connector
backing member
cement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21935690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Inoue
井上 勇造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsushita Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Sangyo Co Ltd filed Critical Matsushita Sangyo Co Ltd
Priority to JP21935690A priority Critical patent/JPH04102655A/ja
Publication of JPH04102655A publication Critical patent/JPH04102655A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば建築物の外壁に用いられる壁面ブロ
ックに関し、特に板状石材の片面に軽量セメントが裏打
ちされた壁面ブロックに関するものである。
[従来の技術] 建築物の外壁の壁面材には、大理石、花崗岩等の自然石
が、その硬度、耐久性、表面の美しさ等、それが自然に
備える性質によって優れた化粧材料として使用されてお
り、その重量、価格の点から建材としては、自然石を薄
板にし、その片面に軽量で曲げ強度の大なる補強板、例
えば通常のコンクリートを裏打ちした壁面ブロックの形
で使用されている。
すなわち、第3図(イ)、(ロ)、(ハ)の各図に1例
が示されるように、壁面ブロック30は、外表面が化粧
面に加工された板状石材31と、その化粧面とは反対側
の片面に密着して形成されたコンクリート裏打ち部材3
2と、それらの間に跨がって、複数の箇所に埋め込まれ
て両者間の接続を強固にするシアコネクタ33とからな
っている。
上記シアコネクタ33はステンレス鋼線よりなり、中央
でリング状に曲げられて左右に延長され、かつ両端で互
いに内側に折り曲げられた形状に成形されたもので、上
記板状石材31に対して直角に配置して(第3図(ロ)
参照)、その両端が板状石材31に差し込まれている。
なお図中、符号34はコンクリート裏打ち部材32中に
埋め込まれた鉄筋で、これに上記シアコネクタ33がワ
イヤでバインドされる。また符号35は、シアコネクタ
33が差し込まれる上記石材31に穿たれた穴で、シア
コネクタ33が差し込まれたその隙間に接着用セメント
36が注入、固化されてる。このように板状石材3Iに
直角にシアコネクタ33が挿し込み固定されたものを、
壁面ブロック形成用の流し込み型の中に入れ、シアコネ
クタ33が立設された面にコンクリートを流し込み、固
化させることにより、壁面ブロック30が製造される。
[発明が解決しようとする課題] 建築物が高層化されるにしたがって、建築物の使用部材
により一層の軽量化が要求されるようになり、外壁に使
用される壁面ブロックにおいても同様に一層の軽量化し
たものの開発の必要に迫られている。
そこで、化粧用石材の裏打ち部材として軽量セメント例
えばモルタル、発泡セメント等を使用することが考えら
れるが、化粧用石材との接合強度に関して、軽量セメン
トそのものの材質の機械的弱さから、従来の通常のコン
クリートの裏打ちと同様の第3図に示されるシアコネク
タによる結合では、必要とする接合強度を得ることがで
きない。
すなわち、ステンレス鋼線よりなるシアコネクタが、そ
の中央にリングが形成され、先端が左右に開かれて延長
され、それらの部分の全部が軽量セメント内に埋め込ま
れるとはいえ、軽量セメントの材質の機械的な弱さから
、板状石材の重量が掛けられた細い鋼線からなるシアコ
ネクタを軽量セメントでしっかりと把握支持することは
困難であり、望まれる軽量の壁面ブロックを得ることが
できなかった。
[課題を解決するための手段] この発明の壁面ブロックは、上記の軽量セメントの機械
的な弱さを克服して、重量の大なる化粧用板状石材の裏
打ち部材として軽量セメントを強固に一体化できるよう
にしたものであって、板状石材とその片面の裏打ち部材
との間を強固に結合するノアコネクタを、補強形状を有
する板状のものとし、それを板状石材に対して傾斜して
配置した構成としている。
[作用] シアコネクタを板状としであることにより、これと、こ
れを把握する裏打ち部材のセメントとの接触は、面接触
となって、これに加えられる単位面積当たりの荷重は、
従来の線接触の場合に比べて荷重負担を著しく軽減させ
ることができる。
また、板状のシアコネクタは、化粧用板状石材とその裏
打ち部材とに跨がる方向に補強形状を形成しているので
、裏打ち部材の内部の鉄筋に係止されたシアコネクタの
端部を中心とするシアコネクタに加えられる曲げモーメ
ントに対して、シアコネクタは変形しないように十分耐
えることができる。
さらにシアコネクタは、板状石材に対して傾斜して配置
されているので、従来の直角に配置した場合と同し深さ
(直角方向成分での深さ)まで埋設すれば、傾斜さ什た
分だけ長く埋設させることができ、裏打ち部材に掛けら
れる板状石材の重量に対する単位面積当たりの荷重負担
を軽減させることができる。
[実施例コ まず第1図を参照して、この発明の壁面ブロックの1実
施例を説明する。この実施例は、板状石材と裏打ち部材
との間を結合させるノアコネクタが、パイプを縦割りに
して円弧状の部分を採った形状である場合で、その斜視
図が同図(ハ)に示されている。図面において、符号I
Oは、この発明の1実施例である壁面ブロック、符号1
1はその外面の化粧用板状石材、符号12はその石材1
1の片面に裏打ちされたセメントよりなる裏打ち部材、
例えばモルタル、発泡セメント等の軽量セメント、符号
I3は、上記石材]、Iと裏打ち部材12との間に跨が
って、上記石材11に対して傾斜配置されて埋設された
シアコネクタで、その形状は、同図(ハ)に示されるよ
うに、上記の跨がる方向に直角な断面において円弧状を
なしている。符号14は、上記石材11に穿たれたシア
コネクタI3が差し込まれる差し込み穴で、これにシア
コネクタ13が差し込まれ、その隙間に接着用セメント
が注入固化されている。符号15は、裏打ち部材12の
中に埋設された鉄筋で、裏打ち部材12の注入固化前に
、鉄筋15に上記ノアコネクタ13の端部がワイヤでバ
インドして固定される。
上記のシアコネクタ13は長さ方向に直角な断面で円弧
状の形状を持たせていることにより、長さ方向には変形
しがたいような補強形状となっている。
つぎに、この発明のもう1つの実施例を第2図を参照し
て説明する。図中、第1図で使用されている符号と同一
の符号は、同一の部分を指示している。符号20は、こ
の発明のもう1つの実施例の壁面ブロックで、化粧用板
状石材11と、その片面に裏打ちされたモルタル、発泡
セメント等の軽量セメントよりなる裏打ち部材12と、
それらの間に跨がって埋め込まれたシアコネクタ23と
からなっている。なお図中、符号14は、上記石材11
に穿たれたシアコネクタ23が差し込まれる差し込み穴
で、これにシアコネクタ23が差し込まれ、その隙間に
接着用セメントが注入固化されている。また符号15は
、裏打ち部材の中に埋設された鉄筋で、第1図の実施例
と同様に、これに上記シアコネクタ23の端部がワイヤ
でバインドして固定される。上記のシアコネクタ23は
、同図(ハ)に示すように、板状のものからなり、l端
部と両側縁部とに平板部26を残して、他の部分すなわ
ち他端から中央部にかけて、長さ方向に直角の断面で円
弧状の成形部27を形成し、長さ方向には変形しがたい
補強形状としている。
ここで、第1図および第2図に示されたシアコネクタ1
3および14が板状石材11に対して傾斜させる角度は
40〜50°の範囲が好ましく、それに限定されるもの
ではないが、40°以下にすると、シアコネクタと石材
との間に存在する裏打ち部材の先端が鋭角になり過ぎ、
シアコネクタに与えられる回転モーメント(板状石材側
に向かう)に抗する機械的強度が得られなくなるからで
あり、また50“以上にすると、シアコネクタの裏打ち
部材中への埋設長さか短くなり、それに接触する裏打ち
部材の単位面積当たりに掛けられる石材の重量割合が大
きくなり過ぎるからである。
また、上記実施例のシアコネクタの補強形状としては、
第1図においてはその全長に亙って、また第2図におい
ては、石材に差し込まれた先端部分を除いて、石材と裏
打ち部材とに跨がる部分から裏打ち部材に埋め込まれた
先端までの部分に、補強形状を形成した場合を示したが
、これは、石材と裏打ち部材とに跨がる近傍の部分だけ
でよく、というのは、石材内部では、石材そのものが機
械的に強固であるので、そこに差し込。まれた先端部分
には必ずしも補強形状を形成させなくてもよく、また、
機械的強度の小さい裏打ち部材の中にあっては、その先
端から離れた部分は、石材の荷重に対する回転モーメン
トが大きい故に補強形状としておく必要があるが、裏打
ち部材中の先端部分は、回転モーメントは小さいので、
その部分には必ずしも補強形状を形成させる必要はない
この発明の壁面ブロックは、化粧用板状石材の裏打ち部
材として軽量セメントを用いる場合に特に適するもので
あるが、裏打ち部材として通常のコンクリートを使用す
る場合に適用してもよいことは勿論である。
[発明の効果] この発明の壁面ブロックによれば、化粧用板状石材とそ
の片面に設けられた裏打ち部材との間に跨がって埋設さ
れるシアコネクタとして、板状のものを用いているので
、従来の線条のシアコネクタよりも裏打ち部材との接触
面積を大きくとることができ、しかも板状石材に対して
傾斜させているので、なお−層それらの接触面積を広く
とることができて、石材の荷重を、シアコネクタを介し
てそれに接触する大きい面積で支持することとなって、
つまり単位面積当たりに負担される荷重は小さくなって
、機械的強度の小さい軽量セメントからなる裏打ち部材
でも、板状石材の重量を十分支持させることができる。
また、板状のシアコネクタには、その長さ方向の補強形
状を、少なくとも板状石材と裏打ち部材とに跨がる部分
に形成しているので、長さ方向の変形防止と相まって、
機械的強度の小さい軽量セメントの裏打ち部材でも、板
状石材の重量をなお一層十分に支持させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の壁面ブロックの異なる
実施例を示し、それらの図(イ)は、側面断面図、図(
ロ)は化粧面板状石材部分の背面図、図(ハ)はそこに
用いられるシアコネクタの実施例を示す斜視図、第3図
は従来の壁面ブロックを示し、同図(イ)はその正面図
、同図(ロ)は側面図、同図(ハ)は部分断面の平面図
である。 10:この発明の壁面ブロック、II;化粧面板状石材
、12:裏打ち部材、13・シアコネクタ、15;鉄筋
、 20:この発明の壁面ブロック、23;シアコネクタ、
26.平板部、27:円弧状成形部、30;従来の壁面
ブロック、31;化粧面板状石材、32;裏打ち部材、
33;シアコネクタ、34;鉄筋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 板状石材の片面にセメントが裏打ちされ、それらの間に
    跨がってシアコネクタが埋設されている壁面ブロックに
    おいて、 上記シアコネクタは、板状体よりなり、 その板状体は、少なくとも上記の跨がる方向の補強形状
    を有し、 その補強形状は少なくとも跨がる部分に形成されており
    、 かつ、その板状体は、上記板状石材に傾斜して配置され
    ている ことを特徴とする壁面ブロック。
JP21935690A 1990-08-21 1990-08-21 壁面ブロック Pending JPH04102655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21935690A JPH04102655A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 壁面ブロック

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JP21935690A JPH04102655A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 壁面ブロック

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Publication Number Publication Date
JPH04102655A true JPH04102655A (ja) 1992-04-03

Family

ID=16734153

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21935690A Pending JPH04102655A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 壁面ブロック

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JP (1) JPH04102655A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024020860A (ja) * 2022-08-02 2024-02-15 有限会社南共プロセス プレキャストコンクリート工法用タイル、プレキャストコンクリート部材、及びプレキャストコンクリート工法用タイルの製造方法

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JP2024020860A (ja) * 2022-08-02 2024-02-15 有限会社南共プロセス プレキャストコンクリート工法用タイル、プレキャストコンクリート部材、及びプレキャストコンクリート工法用タイルの製造方法

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