JPH04102570U - 装置固定構造 - Google Patents

装置固定構造

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JPH04102570U
JPH04102570U JP1082791U JP1082791U JPH04102570U JP H04102570 U JPH04102570 U JP H04102570U JP 1082791 U JP1082791 U JP 1082791U JP 1082791 U JP1082791 U JP 1082791U JP H04102570 U JPH04102570 U JP H04102570U
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JP
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pressure contact
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Pending
Application number
JP1082791U
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English (en)
Inventor
洋一 牛込
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付板で印字装置を機器ケースの装置収納部
内に固定するとともに印字装置のアースをも取ることに
より、組立て作業および接続作業を簡単にする。 【構成】 機器ケース10の装置収納部11に取り付け
られる取付板20に、印字装置14を押圧して装置収納
部11内に固定する押圧部21と、機器ケース10内に
設けられるシールドケース26に圧接する圧接部22と
を一体に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、印字装置などの電子機器を固定する装置固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印字装置を機器ケースに固定する固定構造として、例えば図4および図 5に示す構造のものが知られている。この種の固定構造は、機器ケース1に装置 収納部2が設けられ、この装置収納部2の外部側面に設けられた挿入用開口部3 から装置収納部2内に印字装置4を挿入して収納した上、この印字装置4を別部 材の書込み台5で位置決めして、この書込み台5をビス6で機器ケース1に取り 付けることにより印字装置4を装置収納部2内に固定し、しかる後、装置収納部 2の内部下面に設けられた接続用開口部7を通して印字装置4と機器ケース1の シールドケース8とをリード線9で電気的に接続することにより、静電気が帯電 する印字装置4のアースを取る構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した装置固定構造では、印字装置4を装置収納部2内に固 定した後でなければ、リード線9で印字装置4とシールドケース8を電気的に接 続することができないため、組立て作業が面倒であるとともに、リード線9の接 続作業が面倒であるという問題がある。また、リード線9は線材であるから印字 装置4のアースを充分に取ることができないという問題もある。 この原因は、印字装置4とシールドケース8との電気的接続をリード線9で行 っていることに起因する。 してみると、リード線9を用いずに、印字装置4などの装置を機器ケース1な どの箱体内に収納して固定するとともに装置のアースをも取るようにすれば、組 立て作業および接続作業を簡単に行うことが可能となる。 この考案の課題は、装置を箱体内に収納して固定するとともに、装置のアース も取ることができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の手段は次の通りである。 (1)箱体。 例えば、電子レジスタやワードプロセッサなどの電子機器の機器ケースなどで あり、所定箇所に装置収納部を有する。 (2)箱体内に収納される装置。 例えば、印字装置などの電子機器であり、箱体内の電子回路に接続されて動作 するものでもよく、またそれ自体が独立して動作するものでもよい。 (3)箱体に対して固定されるアース部材。 例えば、箱体内に設けられたシールドケースやシールド板、あるいはアース端 子を有する回路基板などである。 (4)箱体内に装置を押圧して固定する押圧部およびアース部材に圧接する圧接部 が一体に形成されて箱体に取り付けられる取付板。 例えば、金属板や合成樹脂板などであり、押圧部および圧接部はバネ性を有す る構造となっている。金属板の場合にはそれ自体に押圧部および圧接部を切り起 しなどにより形成したものであり、合成樹脂板の場合には押圧部と圧接部を一体 に有する導電性のバネ部材を設けたものである。
【0005】
【作用】
この考案の手段の作用は次の通りである。 箱体内に装置を収納した後、この装置を取付板の押圧部で押圧した状態で取付 板を箱体に取り付け、この後、取付板の圧接部を箱体内のアース部材に圧接させ ることにより、装置が押圧部により押圧されて箱体内に固定されるとともに、圧 接部のアース部材への圧接により装置のアースが取られる。 したがって、取付板で装置を箱体内に固定することができるとともに、装置の アースをも取ることができる。
【0006】
【実施例】 以下、一実施例を図1〜図3を参照しながら説明する。これらの図において、 10は機器ケースである。この機器ケース10は合成樹脂により形成され、その 内部の所定箇所に装置収納部11が設けられている。この装置収納部11は逆凹 部状に形成されおり、その上部には図3に示すようなスリット状の記録紙送紙出 口12が設けられているとともに、この記録紙送出口12と平行に書込み台13 が機器ケース10の上方に突き出して設けられている。また、装置収納部11の 下部には印字装置14が挿入する挿入用開口部15が設けられている。この挿入 用開口部15の縁には、図1に示すような位置規制凹部16が設けられていると ともに、図3に示すような係止部17およびねじ穴18が設けられている。印字 装置14は所定のデータを印字するものであり、金属シャーシ19上に組み付け られて装置収納部11内に収納され、機器ケース10内の電子回路(図示せず) に電気的に接続されている。この印字装置14の下側にはステンレスなどの導電 性を有する取付板20が配置されている。この取付板20には押圧部21と圧接 部22が切り起しにより一体に形成されている。この場合、押圧部21は取付板 20の下側に若干傾斜した状態で所定幅の帯状に切り起され、その先端に円弧状 に湾曲した押圧湾曲部23が取付板20の上方へ若干突き出して設けられている 。圧接部22は取付板20の下側に大きく傾斜した状態で所定幅の帯状に切り起 され、その下端に「し」字状に湾曲した圧接湾曲部24が形成されている。この 取付板20は、一端(図3では左端)が装置収納部11の係止部17に係止され た状態で、他端(同図右端)がねじ穴18に螺合するビス25により装置収納部 11の下部に取り付けられる。この状態では、押圧部21の押圧湾曲部23が印 字装置14の金属シャーシ19を押圧して印字装置14を装置収納部11内に固 定する。さらに、機器ケース10内には図2および図3に示すように圧接部22 の圧接湾曲部24が圧接するシールドケース26が設けられている。
【0007】 次に、上述した機器ケース10に印字装置14を収納して固定する場合につい て説明する。この場合には、図1に示すように、まず機器ケース10の装置収納 部11内にその下側の挿入用開口部15を通して印字装置14を挿入し、印字装 置14の位置決め突出部14aを挿入用開口部15の縁の位置規制凹部12に係 合させて位置決めすることにより、印字装置14を装置収納部11内に収納する 。この後、取付板20を印字装置14の下側に配置して、図3に点線で示すよう に取付板20の一端を装置収納部11の係止部17に係止させた上、取付板20 の他端をビス25で装置収納部11に取り付ける。すると、取付板20の押圧部 21の押圧湾曲部23が上方に突き出しているので、図2に示すように印字装置 14は下面の金属シャーシ19が取付板20の押圧湾曲部23により押圧されて 装置収納部11内に固定される。この結果、印字装置14は押圧部21により取 付板20との導通が取られる。そして、機器ケース10内にシールドケース26 を取付板20の圧接部22の圧接湾曲部24に圧接させて取り付ける。これによ り、印字装置14は押圧部21および圧接部22によりシールドケース26と電 気的に導通してアースが取られる。
【0008】 このように、上述した印字装置14の固定構造によれば、取付板20を装置収 納部11に取り付けることにより、取付板20の押圧部21で印字装置14を押 圧して装置収納部11内に固定することができるとともに、取付板20の圧接部 22にシールドケース26を圧接させることにより、押圧部21および圧接部2 2を介して印字装置14とシールドケース26とを導通させて印字装置14のア ースを取ることができる。したがって、従来のように印字装置4を装置収納部2 に収納した後、この印字装置4にリード線9を接続する必要がないので、印字装 置14の組込作業および接続作業が極めて簡単にできる。また、押圧部21およ び圧接部22はそれぞれ所定幅の帯板状に形成されているので、従来のリード線 などに比べて充分に静電気のアースを取ることができる。
【0009】
【考案の効果】
この考案によれば、箱体に取り付けられる取付板に、装置を押圧して箱体内に 固定する押圧部と、箱体に対して取り付けられるアース部材に圧接する圧接部と を一体に設けたので、この取付板で装置を箱体内に固定することができるととも に装置のアースをも取ることができ、組立て作業および接続作業が簡単となり、 しかも印字装置のアースを充分に取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器ケースの装置収納部に印字装置および取付
板を取り付ける前の状態での一部断面した分解図。
【図2】装置収納部内に収納された印字装置を取付板で
固定した状態での一部断面図。
【図3】図2の正面方向一部断面図。
【図4】従来の装置固定構造において印字装置を固定す
る状態を示す一部断面図。
【図5】従来の装置固定構造において印字装置を固定し
てリード線でアースを取った状態を示す一部断面図。
【符号の説明】
10 機器ケース 11 装置収納部 14 印字装置 20 取付板 21 押圧部 22 圧接部 26 シールドケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体と、この箱体内に収納される装置
    と、前記箱体に対して固定されるアース部材と、前記箱
    体内に前記装置を押圧して固定する押圧部および前記ア
    ース部材に圧接する圧接部が一体に形成されて前記箱体
    に取り付けられる取付板とを具備したことを特徴とする
    装置固定構造。
JP1082791U 1991-02-06 1991-02-06 装置固定構造 Pending JPH04102570U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1082791U JPH04102570U (ja) 1991-02-06 1991-02-06 装置固定構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP1082791U JPH04102570U (ja) 1991-02-06 1991-02-06 装置固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04102570U true JPH04102570U (ja) 1992-09-03

Family

ID=31744075

Family Applications (1)

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JP1082791U Pending JPH04102570U (ja) 1991-02-06 1991-02-06 装置固定構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146307A (ja) * 1984-08-10 1986-03-06 Sumitomo Metal Ind Ltd 肉盛ロ−ルおよびその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146307A (ja) * 1984-08-10 1986-03-06 Sumitomo Metal Ind Ltd 肉盛ロ−ルおよびその製造方法

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