JPH04102312U - チツプ型圧電部品 - Google Patents
チツプ型圧電部品Info
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- JPH04102312U JPH04102312U JP929891U JP929891U JPH04102312U JP H04102312 U JPH04102312 U JP H04102312U JP 929891 U JP929891 U JP 929891U JP 929891 U JP929891 U JP 929891U JP H04102312 U JPH04102312 U JP H04102312U
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- JP
- Japan
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- quality control
- control information
- case
- chip
- electrodes
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- Pending
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要な品質管理情報を確実に表示して、不具
合発生時などに適切な対策を速やかにとることを可能に
する。 【構成】 圧電素子を封止基板で挾持し、あるいはケー
ス内に収納した圧電部品の、封止基板やケースの内側に
形成された凹部にその製造時期やロット番号その他の品
質管理情報を表示する。
合発生時などに適切な対策を速やかにとることを可能に
する。 【構成】 圧電素子を封止基板で挾持し、あるいはケー
ス内に収納した圧電部品の、封止基板やケースの内側に
形成された凹部にその製造時期やロット番号その他の品
質管理情報を表示する。
Description
【0001】
この考案は、フィルタやトラップなどのチップ型圧電部品に関し、特に、その
品質管理情報の表示構造に関する。
【0002】
従来のチップ型圧電部品は、例えば、図3に示すように、圧電基板上に電極を
設けてなる圧電素子21を封止基板22で挾持し、封止基板22の外側の両端部
に前記圧電素子21上の電極と導通する外部電極23,23を設けて形成されて
おり、さらに、外部電極23,23の間の封止基板22の中央部には、外部電極
23,23との間に容量を形成するためのセンタ電極24が設けられている。
【0003】
上記のように構成されたチップ型圧電部品は、その外面の主要部に外部電極2
3,23及びセンタ電極24が形成されており、チップ型圧電部品の製造時期や
ロット番号などの情報を表示するためのスペースをその上面や下面などの外表面
に確保することが困難である。また、製品の外表面に情報を表示しておいても使
用中に汚染や損傷により表示内容が読み取れなくなったりする場合がある。その
ため、製品に不具合が生じたりした場合などにおいて、製造時期やロット番号な
どの品質管理情報を得ることができず、適切な対策をとることができないという
問題点がある。
【0004】
この考案は上記問題点を解決するものであり、必要な品質管理情報を確実に表
示することが可能で、汚損などにより判別不能になるようなことのないチップ型
圧電部品を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、この考案のチップ型圧電部品は、圧電基板に電極
を形成してなる圧電素子を、封止基板で挾持し、あるいはケース内に収納し、該
封止基板あるいは該ケースの外面に電極を形成してなるチップ型圧電部品におい
て、前記封止基板やケースの内側に形成された凹部に、その製造時期やロット番
号などの品質管理情報を表示したことを特徴とする。
【0006】
封止基板やケースの内側に形成した凹部(通常、封止基板の内面やケース内に
は圧電素子の振動空間を確保するために凹部が形成されている)に品質管理情報
を表示することにより、圧電部品の外面の大部分に電極が形成されているような
場合にも、品質管理情報を確実に表示することができる。また、封止基板などの
内面は汚染や損傷から保護されているので、不具合が発生した場合などにも判別
不能になったりせず、必要な情報を確実に得ることが可能になり、速やかに適切
な対策をとることができる。
【0007】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。図1はこの考案の一実施例
にかかるチップ型圧電部品の構造を示す分解斜視図である。このチップ型圧電部
品においては、圧電基板1の両面に電極(振動電極)2及びこれと導通する引出
し電極3を設けてなる圧電素子4が、封止基板5a,5bにより封止されている
。また、封止基板5a,5bの両端側には前記引出し電極3と導通する外部電極
6a,6bが形成されており、さらに外部電極6a,6bの間には、外部電極6
a,6bとの間に容量を形成するセンタ電極7が形成されている。そして、封止
基板5a,5bの、圧電素子4と対向する面には、凹部8が形成されており(図
1では下側封止基板5bに形成された凹部8のみを示す)、この凹部8には、例
えばロット番号などの品質管理情報9が表示されている。
【0008】
上記のように構成されたチップ型圧電部品においては、封止基板5a,5bの
内側の凹部8に品質管理情報9を表示することにより、圧電部品の外面の大部分
に外部電極6a,6bやセンタ電極7が形成されており、情報表示のためのスペ
ースを確保できないような場合にも、品質管理情報を確実に表示することが可能
となり、また、封止基板5a,5bなどの内面は汚染や損傷から保護されている
ので、不具合が発生した場合などにも必要な情報を読み取ることが可能で、速や
かに適切な対策をとることができる。
【0009】
なお、上記実施例のチップ型圧電部品において、凹部8は、圧電素子4の振動
空間を確保するために封止基板6bの内面に形成されたものであり、特に品質管
理情報を表示するために形成されたものではない。したがって、上記のように、
振動空間を形成するための凹部などを品質管理情報を表示するための凹部として
利用することができれば、製造工程を複雑にすることなく必要な情報の表示を行
うことができて、より効果的である。
【0010】
また、上記実施例では、圧電素子4を封止基板5a,5bで挾持したチップ型
圧電部品について説明したが、図2に示すように、圧電素子4をケース10の収
納部10aに収納し、これを封止蓋11で封止するようにした、いわゆるケース
タイプのチップ型圧電部品にもこの考案を適用することが可能であり、この場合
は、例えば、ケース10の収納部10a内の凹部8に必要な品質管理情報(図示
せず)を表示することにより上記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0011】
さらに、圧電素子4の振動を不当にダンピングしない範囲において、圧電素子
の表面に情報を表示することも可能である。
【0012】
また、上記実施例では、品質管理情報が文字情報である場合について説明した
が、文字に限らずマークなど種々の表示を行うように構成することも可能である
。
【0013】
さらに、品質管理情報の表示媒体として、磁性塗料などを用いることにより、
部品を分解することなく(非破壊で)外部から必要な情報を判別することができ
る。また、感熱ラベルや感熱塗料あるいは感圧シートなどを塗布したり張り付け
たりすることにより、部品の受けた熱履歴や衝撃の大きさなどについての情報を
得ることも可能である。
【0014】
上述のように、この考案のチップ型圧電部品は、圧電素子を封止基板で挾持し
、あるいはケース内に収納し、封止基板やケースの内側に形成された凹部に、そ
の製造時期やロット番号などの品質管理情報を表示するようにしているので、外
面の大部分に電極が形成されているような場合にも、品質管理情報を表示するこ
とが可能であり、かつ、使用中などに表示が汚染したり損傷したりして判別でき
なくなるようなことがなく、不具合が発生した場合などに必要な情報を確実に得
ることが可能で、速やかに適切な対策をとることができる。
【図1】この考案の一実施例にかかるチップ型圧電部品
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】この考案の他の実施例にかかるケースタイプの
チップ型圧電部品を示す分解斜視図である。
チップ型圧電部品を示す分解斜視図である。
【図3】従来のチップ型圧電部品を示す斜視図である。
1 圧電基板
2 電極(振動電極)
4 圧電素子
5a,5b 封止基板
8 凹部
9 品質管理情報
10 ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電基板に電極を形成してなる圧電素子
を、封止基板で挾持し、あるいはケース内に収納し、該
封止基板あるいは該ケースの外面に電極を形成してなる
チップ型圧電部品において、前記封止基板やケースの内
側に形成された凹部に、その製造時期やロット番号など
の品質管理情報を表示したことを特徴とするチップ型圧
電部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP929891U JPH04102312U (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | チツプ型圧電部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP929891U JPH04102312U (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | チツプ型圧電部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102312U true JPH04102312U (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=31741887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP929891U Pending JPH04102312U (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | チツプ型圧電部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04102312U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6214738B2 (ja) * | 1982-12-28 | 1987-04-03 | Nishida Marine Boiler | |
JPS6461111A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 | Sumitomo Metal Ind | Composite parts comprising piezoelectric resonator and capacitor |
JPH02142163A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-05-31 | Nec Yamagata Ltd | 半導体装置 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP929891U patent/JPH04102312U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6214738B2 (ja) * | 1982-12-28 | 1987-04-03 | Nishida Marine Boiler | |
JPS6461111A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 | Sumitomo Metal Ind | Composite parts comprising piezoelectric resonator and capacitor |
JPH02142163A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-05-31 | Nec Yamagata Ltd | 半導体装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961001 |