JPH04102061A - 自動免疫測定装置 - Google Patents

自動免疫測定装置

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JPH04102061A
JPH04102061A JP2219859A JP21985990A JPH04102061A JP H04102061 A JPH04102061 A JP H04102061A JP 2219859 A JP2219859 A JP 2219859A JP 21985990 A JP21985990 A JP 21985990A JP H04102061 A JPH04102061 A JP H04102061A
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JP
Japan
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solution
immunosensor
sample
antibody
cell
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JP2219859A
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English (en)
Inventor
Michiaki Fuji
通昭 藤
Satoshi Ibaraki
敏 茨木
Yukio Horikawa
堀川 幸雄
Hiroshi Nakayama
博 中山
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的: (産業上の利用分野) 本発明は、血液、血清等の検体溶液中の測定の対象とな
る抗原又は抗体と特異的に結合する抗体又は抗原を固定
化した固定化膜で被覆された電極が装着され、免疫測定
を行なうのに必要な各溶液類を通液し得る構造となって
いる免疫センサーを利用して自動的に免疫測定を行なう
自動免疫測定装置に関する。
(従来の技術) 免疫測定は、ホルモン、ウィルス、酵素や腫瘍マーカー
としての蛋白質、薬物、@物などの生体中のIJ1度が
微量で構造が類似しているため区別かつき難い物質の高
感度且つ選択的な定量法として、診断、血中濃度モニタ
、環境検査や!I産物。
水産物の検査などに有効に用いられるに至っている。
免疫測定の方法としては従来より多くの方法が開発され
ているが、酵素で標識された抗体や抗原を用いるEIA
  (エンザイム イムノ アッセイ)法は感度が高く
、信頼性も高いことから最近多く用いられるに至ってい
る。しかし、このEIA法は一般に測定時間が1〜2時
間と長く、又操作が繁雑なことから自動化装置が各種開
発されるに至ったが、効率化の点や検出デバイスとして
高価な分光光度計、蛍光光度計を用いることから、大型
の多検体処理装置として開発されているのが実情である
。これに対し、抗体などを固定化した固定化膜で被覆し
た電極(免疫センサー)を検圧デバイスとすると、短時
間に高感度な測定ができるばかりでなく、検出デバイス
が小さく且つ安価であるため、小型の測定装置の開発が
可能になる。
本発明者らは、先に特開昭63−117253号におい
て、抗体を包括固定化したフィブロイン膜を酸素電極に
装看したEIA用の免疫センサーを提案している。かか
る免疫センサーを使用すれば、一検体測定後に結合した
抗原又は抗体を解動させ、固定化抗体(又は抗原)膜を
再生使用することが可能であるため、固定化膜を交換す
ることなく数千回の繰り返し測定ができ、操作的にも迅
速、簡便な免疫測定装置を構成することができる。
(発明か解決しようとする課題) しかし、例えは特開昭63−117253号に開示され
ているような免疫センサーを用いて実際に測定装置を構
成する場合、その感度、精度や繰り返し測定における測
定安定性などの測定性能は、装置の構成の仕方によって
大きく影響される。更に、これを手動で操作して測定を
進めることは繁雑であるばかりでなく、操作上のバラツ
キに起因する精度低下を招くことになった。
本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
ものであり、本発明の目的は、繰り退し使用可能な免疫
センサーを検出デバイスとして用いると共に、高精度、
高感度の測定を実現するための適切な装置構成を与えて
一連の免疫測定の工程を自動化することにより、操作上
著しく簡便にして且つ迅速に高精度、高感度の測定がで
きる小型の自動免疫測定装置を提供することにある。
発明の構成。
(y!題を解決するための手段) 本発明は、検体溶液中の測定の対象となる抗原又は抗体
と特異的に結合する抗体又は抗原を固定化した固定化膜
で被覆された電極が装着され、免疫測定に必要な各溶液
°類を通液し得る構造の免疫センサーを利用して自動的
に免疫測定を行なう自動免疫測定装置に関するもので、
本発明の上記目的は、検体溶液中の測定の対象となる抗
原又は抗体と特異的に結合する抗体又は抗原を固定化し
た固定化膜で被覆された!極が装看され、各溶液類に対
しての流入口及び排出口を有する免疫センサー・セル部
と、反復的に免疫測定を行なうために必要な酵素反応基
質溶液、解mfi、、洗浄液、更には酸素標識抗体又は
酸素標識抗原溶液を定められた順序に前記免疫センサー
・セル部に導入するための溶液導入手段と、前記検体溶
液を注入するための検体注入部と、前記各溶液の前記免
疫センサー・セル部への導入を制御すると共に、前記免
疫センサー・セル部に発生される生成物量の増大又は基
質量の減少に基づいて前記検体溶液中の抗原又は抗体を
測定する制NJ演算手段とを設けることによって達成さ
れる。
(作用) 本発明の免疫測定装置による測定操作の手順を、ある特
定の抗原を、これに対する抗体を固定化した固定化膜を
装着した免疫センサーを用いて測定する場合により、第
1図〜第7図を参照して説明する。
第1図は本発明装置の概略構造を示しており、免疫セン
サー・セル部100は導管によって検体注入部108よ
り検体溶液(血液、血清)又は酵素標識抗体試薬溶液、
酵素標識抗原試薬溶液との混合液、更には希釈溶液との
混合液を導入するようになっており、容器101〜10
4 にはそれぞれ洗浄液101八、解M液102A、酵
素反応基質溶液103A、酵素酸素標識抗体(抗y1.
)溶液104Aが収容されている。洗浄液101八はバ
ルブ(流路切換弁)105〜】07を介して、解離ン夜
102八はバルブ゛105〜107を介して、酵素基質
溶液1o:+Aはバルブ106及び107を介して、酵
素反応標識抗体(抗原)溶液104Mオハルブ107を
介してそれぞれ2?W、装置としてのポンプ110によ
って免疫センサー・セル部100に導入されるようにな
っており、免疫センサー・セル部100で生成された物
質lに応した電気信号を演算部140に入力して、検体
溶液中の抗原又は抗体量を演算して表示又は記録するよ
うになっている。バルブ】07と検体注入部108との
間にはポンプ110が配設されている。第2図及び第3
区はその動作例を示しており、第4図は免疫センサー・
セル部100の内部における抗体、抗原及び酵素標識抗
体の状態を段階的に示している。
このような構成において、先ず一段免疫測定の原理につ
いて第2図のフローチャートを参照して説明する。免疫
センサー・セル部100に免疫センサーを装置する。免
疫センサーには、第4図の(A)の如く酸素透過膜12
1の外側に抗体固定化膜122を被覆した酸素電極12
0が好適に用いられる(ステップSl)。そして、ポン
プ110を作動させて容器101から洗浄液101八を
約1分間導入しくステップS2)、第4図の(八)の如
き待機状態となる。
第2図に示される1段免疫法の測定においては、抗原を
含む検体?8液を酵素酸識抗体試薬溶7pi。
104八と一定液量比で第4図(B)のように検体注入
部+08の註人口より装置に注入して混合する(ステッ
プ511)。かかる検体、試薬の混合溶液を免疫センサ
ー・セル部100にポンプ】]0で通イ夜し、第4図(
C) 、  (D)の如く一定時間(約2分)の免疫反
応を行なう(ステップ512)。標識用酵素としてはカ
タラーゼか好適に用いられる。続いて(先浄ン夜101
Aをポンプ110て約1分間通液しくステップ513)
、固相抗体に結合しなかった余剰の酵素標識抗体を免疫
センサーの膜面及びセル室より菓4図(E)のように洗
浄して除き、次いて酵素反応基質溶液103八をバルブ
107を切換えて第4図(F)の如く約20秒貫通液す
る(ステップ514)。ここでは、基質溶液〕03八と
しては、酵素カタラーゼに対する基質として過酸化水素
水を用いている。この酵素反応基質溶液103Aの導入
ステップ514の後、抗原量に応した生成物(酸素)を
約1分間発生させると共に(ステップ515)、発生電
流を免疫センサー・セル部】00より信号として得る(
第4図(F)参照)。なお、酸素の発生量の代りに、過
酸化水素電極を用いて基質溶液の成分(過酸化水素)の
減少量を計測しても良い。第5図は抗原濃度と出力との
関係(−段免疫反応)を示しており、第7図のように基
質溶液を導入してからの反応時開Δtとその出力ΔVと
の関係から、第5図の出力軸ΔVを設定し、この時の抗
原濃度を求めて出力する。この場合、標準サンプルを用
いて予め第5図の特性を求めておくことによって、各種
検体熔ン夜に対するキャリブレーションを行なうことが
できる。
次に、結合した抗原を固定化抗体より解離させるための
熔7夜である解1[1102Aをバルブ105を切換え
て免疫センサー・セル部]00にポンプ】10て約20
秒通液しくステップ516)、第4図(G)の如く抗原
を触動して固定化抗体を再生した後(ステップ517)
、再び洗浄液101Aを約1分間通液しくステップ51
8)、解M液]02Aを子分に置換、洗浄して次の測定
に備える。なお、解111fi102八としてl!!I
宮酸性の緩衝7夜を用いるが、標識酵素であるカタラー
ゼやある種の抗原は解+!1/?I2+02Aに対し著
しく不安定であるため、酵素反応ステップ(ステップ5
15)で測定信号を得る以前の段階で、免疫サンサー・
セル部100に解離液102Aが混入すると正しい測定
価が得られない。
ステップ512の免疫反応時間を更に長くとることによ
り、高感度に測定できる。また、解離反応ステップ51
7において固相抗体と抗原との結合解離が遅い場合には
、触動反応時間を延長することにより完全な再生か可能
になる。
ところて、本発明の免疫センサー・セル部100のセル
室の容積は微小であるため(例えは0.2m1)、セル
室と配管との間に隔壁を設けることはできるが、構造的
には繁雑となり有利てない面もある。そこで、隔壁を設
けない場合、特に免疫反応時にあっては実際の反応体積
としてセル室容積に加え、セル室付近の配管内容積も考
慮しなければならない。接続配管からの異種溶液の混入
による薄め効果や影響を防き、精度の高いθす足を可能
にするためには、セル室に接続される流入配管は1本た
けであることか好ましい。従って、検体溶液のほかにも
測定に用いる各種?8液は共通流路を通液することにな
るか、解!iII液102への混入等による酵素カタラ
ーゼや抗原の失活を防ぎ、正しい測定値を得るためには
、各種溶液の共通流路には必ず洗浄液101Aを通液し
得る流路系を構成できるように各試薬溶液の容器を配置
すれば良い、また、流路系及びセル室を構成する材質は
、酵素反応基質溶液103Aの主成分である過酸化水素
を分解したり、又逆に腐食を受けて反応系に影響を与え
るものであってはならない。そうした材質としては、テ
フロン系、シリコン系、アクリル系や塩化ヒニール系等
の有機系高分子材質の他、金属では5tlS−316が
好ましい。
本発明の免疫センサー・セル部100は、セル室の溶液
を攪拌できる構造を有することが測定精度及び感度の面
から好ましい。酵素反応ステップ(ステップ515)は
静止状態で行なうことが好ましいが、免疫反応(ステッ
プ512)、洗浄(ステップ513) 、解離(ステッ
プ517)の各ステップでは攪拌を行なうことにより反
応を均一に進めると共に、洗浄不足等に起因するバラツ
キを抑え、再現性の高い測定結果を得ることかできる。
また、免疫センサー・セル部100及びこれに接続され
た導管部は恒温系中に設置されていることが好ましい。
なお、免疫センサー・セル部100で検体溶液と標識抗
体試薬1?&113^を混合する場合には、検体7生人
部108は、検体溶液及び試薬混合溶液の濃度変化を避
けて高精度の測定結果を得るため、流路系において最も
免疫センサー・セル部100に近い位置に配設すること
が好ましい。
ところで、検体?8液が高濃度の場合には、検体溶液を
希釈溶液と一定比率で混合、希釈した後に免疫測定、つ
まり二段免疫測定を行なうようにすれは良い。この場合
の動作を第3図に示して説明する。
すなわち、第2図で説明した待機状態(ステップS3)
の後、希釈溶液(洗浄液101八)  と混合、希釈す
るために検体溶液を検体汀人部108に導入しくステッ
プ521)、その希釈された混合検体?8液で先ず一段
目免疫反応を約1分〜2分間行ない(ステップ522)
、その後に洗浄液101Aを約1分間導人する(ステッ
プ523)。次に、この状態がらバルブ】07を切換え
て標識抗体m fi104Aをポンプ110で導入して
二段目免疫反応を約1〜2分間行ない(ステップ525
)、その後は第2図と全く同様のステップ513〜51
8の処理を行なう。かかる2段法の場合の抗yj、濃度
と圧力との関係は第6図のようになり、この関係から上
述したような演算で免疫測定を行なう。
本装置では、抗体(又は抗原)固定化膜を数千回に亘り
繰り返して使用できることが特徴であり、固定化膜とし
ては、物性的に酸素透過性を有し、抗体(又は抗原)を
安定に固定化てき、免疫測定に通用できるものであれば
特に限定はないが、抗体(又は抗原)を包括固定化した
絹フイブロイン膜であることが好ましい。また、本発明
による一連の測定操作は、送液装置及び気送又は吸引す
るための機構と流路切換弁等の操作、セル室の攪拌の作
動調節等により進めることができるが、簡便化と共に均
一な操作によって高精度な結果を得るためには、免疫反
応から酵素反応により測定信号を得た後、解動反応を経
て次回の測定(検体注入)が可能な待機状態(ステップ
53)を準備するまでのプロセスを自動化することが特
に好ましい。また、そのための検体注入部として三方弁
を用い、注入口からセル室への流路を形成した後に検体
溶液を直接セル室へ注入し、同時に自動操作プログラム
を起動させる方式も通用できる。また、検体注入部とし
て注入された検体溶液又はその混合液を保持し得る流路
部108Aを有し、流路切換操作により送液装置を一定
時間作動させ、検体溶液又はその混合液を免疫センサー
・セル部100に導入すると同時に、一連の測定プロセ
スを自動釣に進めるための起動信号を与える方式のもの
を通用することにより、−層簡便で確実な測定装置とす
ることかできる。
なお、上述ては希釈?8液又は酵素標識抗体溶液の検体
m i&との混合を予め行なうようにして説明したが、
例えは検体溶液に対する希釈溶液の混合方法としては、
検体溶液のみを一定量計量して注入して後、希釈溶液を
定量ポンプにより一定fU送液して混合する方法や、−
数的に希釈装置(ダイリュータ−)として用いられてい
る混合方法によれば良い0例えば検体注入部108が注
入された検体溶液を一定量保持し得る流路部108^を
有し、流路切換操作によりポンプNOを一定時間作動さ
せ、この時間の間に検体注入部108に保持された一定
量の検体?8液を免疫センサー・セル部100に導入す
ると共に、続いて一定量の希釈熔7夜を導入し、これら
各78液の導入プロセスを免疫センサー・セル部】00
の攪拌動作の下に行なうことにより、検体溶液を免疫セ
ンサー・セル部100内において一定比率で希釈するこ
とができ、この方法によれば、検体溶液量がある程度以
上であれば特に定量する必要もな(、操作が非常に簡便
となる。この場合、希釈溶液に対しては、酵素FA識抗
体熔液104A、酵素反応基質熔液103A、解!il
I液]02八、洗浄f1.lO1八を送液するための1
つ又は複数のポンプ110 とは異なる専用の送液装置
を設けることか精度面から好ましい。即ち、このような
測定方法の場合、検体溶液又は希釈?8液の導入に先立
ち、免疫センサー・セル部100及びその周辺の導管や
検体注入部108にエア通気を行ない、滞留した不要な
溶液を除去しておくことか精度、 i′g頼性の面から
好ましい。そして、希釈溶液専用の送液装置を用いれば
、希釈fafiを通液する流路が各種溶液を免疫センサ
ー・セル部100に導入する主流路に連がる所に設けら
れた流路切換弁を、通気用流路が主流路に連がる所に設
けられた流路切換弁と検体71入部108の中間に位置
するような装置構成とし得るため、検体溶液と希釈溶液
とか免疫センサー・セル部10(l内において残留i8
 ?&の混合を受けることなく、正しく一定比率て混合
1゛るようfJ装置系とすることができる。
(実TJK例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基ついて説明する。
第8図は本発明の免疫センサー・セル部lOの構造例を
示しており、酸素電極11には酸素透過層】2及びフィ
ブロイン服の抗体固定化膜13力曹反覆され、容積約0
21のセル室14に取付けられている。セル室14の上
部には流入管15が連接され、セル室14の底部には排
出管16が連接されると共に、底面凹部には磁気攪拌器
18の作動によって回転する磁気回転子17が配設され
ている。
第9図は装置の正面外観図であり、中央部には検体注入
部20が設けられ、右上部には表示部1が、左下部には
t源スイッチ2及びy択スイッチ3かそれぞれ配設され
ている。装置内部は水平仕切板により上部、下部に区切
られており、下部空間にはt淵部、制御部及び演算部か
設置されている。
第10図は、装置の水平仕切板上又はその上部に配置さ
れている装置構成を上方から見た場合の図である。本例
では、検体注入部20は保持用ループ21を有している
。試薬瓶30には洗浄液が、試薬瓶31には解!!液が
、試薬瓶32には酵素反応基X格7夜(過酸化水素)が
、試薬瓶33には酵素標識抗体(抗原)溶液がそれぞれ
収容され、8液は取込管34〜37を介してそれぞれ装
置内に取込まれ、流路管46を介してチューブポンプ4
1で検体注入部20を経て、その後に免疫センサー・セ
ル部10に送液されるようになっている。そして、流路
管46の中途部には流路切換のための電磁弁42〜44
が設けられており、チューブポンプ41の作動及び電磁
弁42〜44の切換によって、各溶液及び注入検体溶液
は検体注入部20からセル室14に至る一木の流路管4
6を通ってセル室14に導入されるようになっている。
また、ン主人時の余剰検体m?&及びセル室14を紅白
した廃液を入れるための廃液瓶38か設けられている。
又、上記のように各試薬瓶30〜33を配置することに
より、流路切換用の電磁弁42からセル室]4に至る共
通流路に洗浄液を通液することかできる。そして、検体
注入部20は、流路系の中でチューブポンプ41や電磁
弁42〜44に対し最もセル室I11に近い位置に構成
されており、検体注入部20からセル室14に至る配管
体積を微小なものにすることにより、精度の高い測定を
可能にしている。
また、装置の水平仕切板上部には、装置内か恒温系とな
るように加熱用ヒータ及びファン4か設置されており、
エアバス方式で温度調節を行なうようになっている。
実際の測定に際しては、検体注入部20より検体溶液も
しくはその混合溶液の注入を行なう、注入された検体溶
液又は試薬溶液との混合液は一旦保持用ルーブ21に一
定量保持される0本例の検体注入部20は流路切換操作
により、ループ21がチューブポンプ41から注入部2
0を経てセル室14に至る主流路に接続挿入される構造
を有しているため、切換操作と共にポンプ41を駆動し
、続く一連の測定操作プログラムを起動するようにして
おけは、保持されている検体溶液はセル室14に導入さ
れ、その後の各処理は正しく時間管理されることになる
。本例てはこれら一連の操作プログラムを進める制御手
段を有し、免疫測定の各処理ステップは正確、均一に進
められ、また酵素反応で測定された信号は、7寅算部で
処理されて検体中濃度として表示されるようになってい
る。演算部の検量線は、固定化膜】3を交換する毎に標
準検体を測定することにより較正される必要があるが、
選択スイッチ3は、こうした較正モートと測定モート(
−殺性に膜性)を選択するためのスイッチである。更に
、免疫センサーの抗体(又は抗原)固定化膜13は、免
疫センサー・セル部10から電極部を脱看し、容易に交
換、再装着することか可能である。こうした操作は装置
側面の扉5を開けることにより容易に行なうことができ
る。
i1+図は装置内の構成例を示しており、CPU等で成
る制御部50及び演算部51を有し、装置内に配設され
た温度センサ53の計測値は、A/D変換器54でディ
ジタル価に変換されて制御部50に人力され、ファン及
びヒータ4て温度制御するようになっている。また、免
疫センサー・セル部10て発生する酸素量に応した電気
信号を出力する免疫センサー55の計測値は、A/D変
換器56でデジタル値に変換されて演算部51に人力さ
れ、演算部51はメモリ52に記憶されているデータヘ
ースに基ついて抗原又は抗体の/IA度を演貸し、制御
部50を介して表示部1に結果を表示したり、出力部5
7で記録して出力するようになっている。さらに、制御
部5゜には選択スイッチ3の選択信号が人力されており
、制御部50は電磁弁42〜44.ポンプ41等を制御
するようになっている。
次に、第12図(八) 、 (B)及び第13図を参照
して検体注入部20を説明すると、検体注入部20はオ
ペレータがロータ24を回動するためのノブ22を有し
ており、検体溶液を装置表面側より注入するための注入
口23か設けられている。ロータ24には注入口23に
連接されたン主入管27が配設されており、ステータ2
5にはループ21が接続されると共に、ステータ25及
びロータ26の対向面にはそれぞれシール26された6
個ずつの弁口が設けられ、ロータ24側の弁口には第1
2図(Δ)で示すように弁口】及び6、弁口2及び3を
連結する連結管24八、 24Bが設けられている。し
たかって、纂12図(A)の状態で7主人ロ23から検
体溶7夜をl主人してループ21に一定量保持した後、
ノブ22を回動することによって同図(B)のように弁
口1−2 、3−4が連結管24^。
24Bによって連結されと同時に標識抗体溶液を送液す
るチューブポンプ41を一定時間作動させ。
ループ21内の検体溶液を標識抗体溶液と共にセル室1
4に送液することがてきる。
上述のような免疫測定装置の各部のタイムチャートは第
14図又は15図のようになっており、制@部50が自
動的に制御するようになっている。
−膜性を示す第14図においては、時??T1に注入開
始信号(同図(A))が人力されることによって検体溶
液を検体注入部20より注入すると共に(同図(B))
、攪拌動作を開始する(同図(F))。そして、洗χ争
イ夜、基貿熔ン夜、解WIHの送りはそれぞれ第14図
(C) 、 (D) 、 (E)のようなタイミングで
行なう。イ寅算部51による読取演算は、東14図CG
)のように基質78液の送?夜中及びその後の時間12
〜T4の間に行なう。また、二段法を示す第15図にお
いては時湊TIOに注入開始信号が人力され、標本抗体
の送りは第15図(C)  に示すようなタイミングで
行なうようになっている。
発明の効果。
以上述へた本発明の自動免疫測定装晋は、著しく簡便な
1契作で微王な検体?87夜に対しても高感度旦つ高精
度の免疫測定を可能にするものである。
又、測定に要する時間も通常数分であり、迅速測定に対
応できることから、医療現場等での有用性は極めて高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の測定原理を説明するための図、第2図
及び舅3図はそれぞれ動作例を示すフローチャート、第
4図は免疫測定の様子を示す図、第5図及び第6図はそ
れぞれ抗原濃度と出力との関係を示す図、第7図は免疫
測定の時間と圧力の関係を示す図、第8図は本発明に用
いる免疫センサー・セル部の一例を示す構造図、第9図
は免疫測定装置の正面図、第10図はその内部構造図、
第11図は回路系のブロック構成図、兎12図(A) 
、 (81は検体(主人部の動作図、第13図は検体イ
主入部の構造図、第14図及び第15図は本発明の動作
例を示す各部のタイミングチャートである。 1・・・表示部、4−・・ファン及びヒータ、10.1
00・・・免疫センサー・セル部、II、20・・酸素
電極、13122・・・抗体固定化膜、14・・・セル
室、17・・・LH気回転子、18・・・磁気攪拌器、
20.108・・・検体注入部、21・・・ルーフ、2
2・・・ノブ、30・・・試薬瓶(標識抗体7夜又は標
識抗原液)、31・・・試薬瓶(基X?87夜)、32
・・・試薬瓶 (解S液) 、 33・・・7J、蘂j
l瓦 (χ先順イ夜) 、 37・・・才井液瓶、38
・・・廃ン夜瓶、4】・・・チューブポンプ、42〜4
4・・・電′lJB弁、50・・・制御部、5j・・・
演算部、52・・・メモリ、53・・・温度センサ、5
5・・免疫センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検体溶液中の測定の対象となる抗原又は抗体と特異
    的に結合する抗体又は抗原を固定化した固定化膜で被覆
    された電極が装着され、各溶液類に対しての流入口及び
    排出口を有する免疫センサー・セル部と、反復的に免疫
    測定を行なうために必要な酵素反応基質溶液、解離液、
    洗浄液を定められた順序に前記免疫センサー・セル部に
    導入するための溶液導入手段と、前記検体溶液を注入す
    るための検体注入部と、前記各溶液の前記免疫センサー
    ・セル部への導入を制御すると共に、前記免疫センサー
    ・セル部に発生される生成物量の増大又は基質量の減少
    に基づいて前記検体溶液中の抗原又は抗体を測定する制
    御演算手段とを具備したことを特徴とする自動免疫測定
    装置。 2、前記免疫センサー・セル部に更に酵素標識抗体又は
    酵素標識抗原溶液を導入するようになつている請求項1
    に記載の自動免疫測定装置。 3、前記固定化膜が、抗体又は抗原を包括固定化した絹
    フィブロイン膜である請求項1又は2に記載の自動免疫
    測定装置。 4、前記検体注入部が注入された前記検体溶液を一定量
    保持し得る流路部を有し、前記検体注入部の流路切換操
    作により一連の測定プロセスを自動的に進めるための起
    動信号を与えるようになっている請求項1又は2に記載
    の自動免疫測定装置。
JP2219859A 1990-08-21 1990-08-21 自動免疫測定装置 Pending JPH04102061A (ja)

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