JPH0410192B2 - - Google Patents

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JPH0410192B2
JPH0410192B2 JP20875488A JP20875488A JPH0410192B2 JP H0410192 B2 JPH0410192 B2 JP H0410192B2 JP 20875488 A JP20875488 A JP 20875488A JP 20875488 A JP20875488 A JP 20875488A JP H0410192 B2 JPH0410192 B2 JP H0410192B2
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locking
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lever
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多数の電線を接続するために用いら
れるコネクタに関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば10極程度以下の比較的小型のコネ
クタを結合するにはさほど大きな力を必要としな
いので、人間の手作業によつて十分に押し込み得
るが、20極程度以上の多極コネクタになると、嵌
合される接続端子間の摩擦抵抗が大きくなるた
め、結合には大きな力を必要とする。
そこで従来においては、相当数の接続端子を有
する多極コネクタを結合するには、一般にボル
ト・ナツト締め等の方法が採られており、その結
合又は解離は極めて面倒である。また、特殊な例
として多極コネクタの構造等を工夫し、例えば歯
車等を利用して小さな力で結合できるようにした
ものも提案されているが、この方式のものはコネ
クタの構造等について無理な制約を受けるという
欠点がある。
[発明が解決しようとする問題点] 第7図〜第10図は前述の要望を実現すると共
に、本発明の前提となるコネクタを示し、第7図
は一対のコネクタを分離した状態を示し、第7図
aは平面図、bは側面図であり、第8図は結合し
た状態を示し、aは平面図、bは側面図であつ
て、1は雌コネクタ、2は雄コネクタを示してい
る。合成樹脂により造られたこれらの雌コネクタ
1、雄コネクタ2には、多数個の図示しない端子
収容孔が設けられ、これらの端子収容孔内に接続
端子が収容されるようになつている。そして、雄
コネクタ2の両側には側面から見て「く」の字状
をした金属等の硬質材料から成る梃子部材3が備
えられ、この梃子部材3は端部の両端同志が連結
され、上方から見て略コ字型に造られ、両側部の
支軸4を中心にして約45度程度回動できるように
支持されている。なお、支軸4には図示しないス
プリングが取り付けられ、梃子部材3は第7図に
示す回動状態に付勢されているが、雄コネクタ2
の両側に設けられたストツパ5によりその回動は
停止している。また、梃子部材3の支軸4の近傍
には縁部を内側に折曲した引掛部6が設けられ、
更に梃子部材3の中間部にロツク穴7が設けられ
ている。雄コネクタ2の両側部からは板体部8が
延在され、この板体部8にはロツク穴7に嵌合す
るロツク用突起9が設けられている。なお、この
ロツク用突起9は第9図に示すように上半部は傾
斜面9aとして、梃子部材3のロツク穴7に嵌合
し易くされており、一旦嵌合がなされると不時に
外れ難いようになつている。一方、雌コネクタ1
側には、梃子部材3と共働する係合部として、引
掛部6によつて引つ掛けられる引掛用軸部10が
設けられ、更にパネル等に雌コネクタ1を取り付
けるためのフランジ11が設けられている。そし
て、雄コネクタ2には引掛用軸部10が入り込む
逃げ溝12が設けられている。
雌コネクタ1と雄コネクタ2とを結合する際に
は、第7図の状態で雄コネクタ2を雌コネクタ1
に少しだけ嵌合した後は、梃子部材3を矢印Aの
ように回動すると、引掛部6が引掛用軸部10に
引つ掛かり、そのまま梃子部材3の回動を続ける
ことにより、雌コネクタ1は梃子部材3の梃子作
用により雄コネクタ2側に引き寄せられ、両コネ
クタ1,2は結合される。この際に作用させる力
は小さくて済み、最終的にはロツク用突起9を設
けた板体部8が内側に撓み、ロツク穴7にロツク
用突起9が嵌合して第8図に示すような結合状態
となり、梃子部材3は雌コネクタ1と雄コネクタ
2との結合を確保するために、通常のコネクタに
備えられているロツク機構の役割を果すことにな
る。なお、この状態において、両コネクタ1,2
内の接続端子同志は完全に嵌合する。
次に、雌コネクタ1と雄コネクタ2との結合を
解除する際には、板体部8を内側に撓ませてロツ
ク穴7をロツク用突起9から外した後に、梃子部
材3を第8図に示す矢印Bの方向に回動し、梃子
部材3の背部によつて雌コネクタ1のフランジ1
1を押し出すようにすれば、梃子作用により雌コ
ネクタ1を押し出し、雌コネクタ1と雄コネクタ
2を分離することができる。
なお、このコネクタにおいて、第10図に示す
ように梃子部材3に引掛部6と同じように内側に
折曲した押当て部13を設けておけば、フランジ
11が存在しなくとも、この押当て部13により
引掛用軸部10を押してコネクタ1,2同志の結
合を解くことができる。
しかしながら、上述のコネクタにおいて、ロツ
ク用突起9は合成樹脂材料により雌コネクタ12
と一体的に設けられているが、梃子部材3を金属
等の硬質材料で造ると、ロツク穴7とロツク用突
起9とを何度も結合したり外したりするうちに、
ロツク用突起9が削り取られて役立たなくなる虞
れが多分にある。
[発明の目的] 本発明の目的は、多極コネクタのように結合の
ために本来では大きな力を要するコネクタを、梃
子を利用して比較的小さな力を加えることによつ
て容易に結合できるようにすると共に、耐久性を
向上させたコネクタを提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、
結合されるべき一対の第1、第2コネクタのう
ち、前記第1のコネクタには支点を中心に回動可
能な梃子部材を設け、前記第2のコネクタには該
梃子部材と共働する係合部を設け、前記梃子部材
の回動による梃子作用により前記係合部に力を作
用させ、前記第2のコネクタを前記第1のコネク
タ側に引き寄せるようにしたコネクタにおいて、
前記第1、第2のコネクタの結合状態における前
記梃子部材の回動をロツクするために錠止部を有
する錠止部材を前記第1又は第2のコネクタに摺
動自在に取り付け、ロツク前とロツク解除前にお
いて、前記錠止部材の摺動により前記錠止部の位
置を変え得るようにし、ロツク解除前の位置によ
つて前記梃子部材のロツクを外し易くしたことを
特徴とするコネクタである。
[発明の実施例] 本発明を第1図〜第6図に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。なお、第7図〜第10図と
同一の符号は同等の部材を示すものとする。
第1図a,bは上述のロツク用突起9の保護対
策を施した第1の実施例の雄コネクタ2の平面
図、側面図であり、雄コネクタ2の上下両面にそ
れぞれ2個ずつの計8個の係止突起17a,17
bが軸方向に並列している。なお、雌コネクタ1
は第7図と同等のものが使用されている。第2図
a,b,cはロツク用突起9と板体部8とを一体
に成型し、雄コネクタ2に取り付けるための枠体
状の錠止部材18の平面図、側面図、正面図を示
している。この錠止部材18には、錠止部材18
を雄コネクタ2の係止突起17a,17bに取り
付けるための上下2個ずつ計4個の長孔19が形
成されている。使用に際しては、第3図に示すよ
うに長孔19の端部を雄コネクタ2の前側の係止
突起17aに係止することにより、錠止部材18
は雄コネクタ2に取り付けられている。なお、こ
の際に梃子部材3は既に雄コネクタ2に取り付け
られているが、第3図aは梃子部材3の図示を省
略した平面図であり、bは側面図である。梃子部
材3のロツク穴7は若干長目に形成され、その片
側にロツク用突起9を通過させるための山型に膨
らませた潜り部20が設けられ、潜り部20に並
んで外側に向けて拡げられた舌片状の反り部21
が設けらている。なお、22は補強用のリブであ
る。
コネクタ1,2同志の結合時には、梃子部材3
をA方向に回動すると、梃子部材3は図示しない
相手側の雌コネクタ1を引き寄せる作用をする。
梃子部材3の回動が最終段階になると、反り部2
1が錠止部材18のロツク用突起9に突き当る。
反り部21はロツク用突起9の傾斜面9aに乗り
上げ、板体部8は内側に弾性的に撓み、ロツク用
突起9は第4図a,bに示すようにロツク穴7の
中へ入り、そのまま梃子部材3をロツクすること
ができる。
このロツク状態を解除するためには、第5図
a,bに示すようにロツク用突起9を潜り部20
に合致する位置、つまり錠止部材18を係止突起
17bに係止するまで後方に摺動させてから、梃
子部材をB方向に回動させれば、ロツク用突起9
を潜り部20から容易に抜き出すことができる。
そして、更に梃子部材3を回動させることによ
り、雌コネクタ1を押し出すことができることは
先に説明した通りである。
第6図は第2の実施例を示し、梃子部材3は雌
コネクタ1に支軸4を介して取り付けられ、引掛
部6は梃子部材3に設けられた鉤部23の一部に
設けらている。一方、引掛用軸部10、錠止部材
18は雄コネクタ2に取り付けられている。この
第2の実施例における作用効果は、コネクタ1,
2同志の解離に際して梃子部材3の力を利用でき
ないこと以外は、先の第1の実施例と殆ど変わる
ところはない。
このように、ロツク用突起9をロツク穴7に係
合させる際には、板体部8の撓みを利用して梃子
部材3をロツク穴7内に入れることができ、また
結合を解除する際にはロツク用突起9を潜り部2
0から脱出させることができるため、ロツク用突
起9が梃子部材3によつて損傷されることは殆ど
ない。仮に損傷された場合でも、錠止部材18を
取り換えればよいので、コネクタの寿命を長く保
持することができる。
上述の実施例において、ロツク用突起9を梃子
部材3に、逆にロツク穴7を雄コネクタ2に設け
てもよく、更には雄コネクタ2には長孔19を、
錠止部材18に係止突起17a,17bを設けて
もよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るコネクタは、
一対のコネクタを梃子部材の梃子作用を利用して
互いに結合する方向に押圧できるため、従来では
ボルト・ナツト締め等の方法によつて結合してい
た大きな力を要する多極コネクタを、小さな力を
加えるだけで結合することが可能になり、工具等
を使用して行つていた多極コネクタ等の結合作業
を容易にかつ迅速に行うことができると共に、梃
子部材に対する係合部の保護対策を構じたので延
命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第6図は本発明に係るコネクタの
実施例を示し、第1図a,bは第1の実施例の雄
コネクタの平面図、側面図、第2図a,b,cは
錠止部材の平面図、側面図、正面図、第3図a,
bはその雌コネクタと雄コネクタの結合前の平面
図、側面図、第4図はa,bはその結合後の平面
図、側面図、第5図a,bは解離前の平面図、側
面図、第6図a,bは第2の実施例の結合前の平
面図、側面図であり、第7図〜第10図は本発明
の前提となるコネクタを示し、第7図a,bは結
合前の平面図、側面図、第8図a,bはその結合
後の平面図、側面図、第9図は係止突起の斜視
図、第10図は雄コネクタの側面図である。 符号1は雌コネクタ、2は雄コネクタ、3は梃
子部材、4は支軸、6は引掛部、7はロツク穴、
8は板体部、9はロツク用突起、10は軸部、1
1はフランジ、12は逃げ溝、13は押当て部、
17a,17bは係止突起、18は錠止部材、1
9は長孔、20は潜り部、21は反り部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 結合されるべき一対の第1、第2コネクタの
    うち、前記第1のコネクタには支点を中心に回動
    可能な梃子部材を設け、前記第2のコネクタには
    該梃子部材と共働する係合部を設け、前記梃子部
    材の回動による梃子作用により前記係合部に力を
    作用させ、前記第2のコネクタを前記第1のコネ
    クタ側に引き寄せるようにしたコネクタにおい
    て、前記第1、第2のコネクタの結合状態におけ
    る前記梃子部材の回動をロツクするために錠止部
    を有する錠止部材を前記第1又は第2のコネクタ
    に摺動自在に取り付け、ロツク前とロツク解除前
    において、前記錠止部材の摺動により前記錠止部
    の位置を変え得るようにし、ロツク解除前の位置
    によつて前記梃子部材のロツクを外し易くしたこ
    とを特徴とするコネクタ。
JP20875488A 1988-08-23 1988-08-23 コネクタ Granted JPH0256876A (ja)

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JP20875488A JPH0256876A (ja) 1988-08-23 1988-08-23 コネクタ

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JP20875488A JPH0256876A (ja) 1988-08-23 1988-08-23 コネクタ

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