JPH04101346A - 冷陰極型放電ランプ - Google Patents

冷陰極型放電ランプ

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Publication number
JPH04101346A
JPH04101346A JP21652090A JP21652090A JPH04101346A JP H04101346 A JPH04101346 A JP H04101346A JP 21652090 A JP21652090 A JP 21652090A JP 21652090 A JP21652090 A JP 21652090A JP H04101346 A JPH04101346 A JP H04101346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold cathode
discharge lamp
inert gas
gas
blackening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21652090A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Suzuki
滋生 鈴木
Soichiro Funabashi
船橋 聡一郎
Tomonori Abe
友則 阿部
Hironori Hirama
浩則 平間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP21652090A priority Critical patent/JPH04101346A/ja
Publication of JPH04101346A publication Critical patent/JPH04101346A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、低圧水銀放電ランプなど、A rガスによる
ペニング効果を利用した冷陰極型放電ランプに関するも
のである。
【従来の技術】
冷陰極型放電ランプは、例えば第4図に示すように両端
に電極21A121Bを封着したガラス管22内に数百
〜数千(P a)のArガスと水銀数mgを封入した構
造となっている。水銀(Hg)は、常温では10−’(
Pa)程度の蒸気圧であり、Hg単体での放電には高電
圧が必要であるが、Arを適量封入すると、放電電流に
よるHg励起をArが補助し、低電圧で放電させること
が可能となる(ペニング効果)。 電極21A121Bには、Ni1Feなどを単体あるい
はその複合材料により中空形状に成型したもの(ホロー
カソード)や、金属粉体を焼結したものなどが用いられ
ている。 また、ガス封入条件は、放電特性上、上記範囲内に設定
されるが、スパッタ防止の観点からは数千〜致方(P 
a)が望ましい。しかし、その条件では電源電圧が非常
に高圧となるため、両者の妥協点て条件設定を行ってい
る。
【発明が解決しようとする課題】
冷陰極に用いる金属材料は、比較的仕事関数が高く、電
子放出に高エネルギーが必要となるため、放電に伴うイ
オン衝撃が大きく、スパッタが生じる。 また、仕事関数を低くするためにエミ・ツタ材料を用い
た場合でも、エミッタの消耗により寿命末期まで安定し
た性能を得ることは難しい。 更に、スパッタによる黒化は、外観不良、光量の低減、
Hgの吸収などを起こし、寿命の短縮を招くことになる
。 本発明の目的は、スパッタによる管端黒化を防止できる
冷陰極型放電ランプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明は、ArとHgのペニング効果を利用する冷陰極
型放電ランプにおいて、Hgの電離電圧に近いエネルギ
ー準位を持たない不活性ガスを封入したことを特徴とす
るものであり、電気的特性を変えずにスパッタのみを防
止することができるようになる。
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。 実施例は、外径12)、全長150 +I+−の冷陰極
型放電ランプの場合で、電極に鉄・ニッケルの複合材料
をプレス成型したホローカソードを用い、ガラス管内に
は約3 +ngの水銀(Hg)とアルゴン(Ar)を1
00〜300 (Pa)を封入した。 これにより、HgのArに対する比率が0.1〜0.0
1(%)となり、最も低い放電開始特性を示すようにな
る。 加えて、ネオ7(Ne)をArの1−2.5倍まで封入
した。この結果、全封入圧は、200〜750 (Pa
)となる。この時、ランプの放電開始電圧(Vs)は、
Ar単体での値の130(%)程度に止まる。 第1図にNe量に対するVsと光束(F)の関係を示す
。Ne量をAr比200%程度まで増してもVsは変化
しないが、Fは増加する。200%以上では、Vsに上
昇傾向が出始める。 第2図にNe量と管端黒化現象の関係を点灯時間と黒化
長さの関係で示す。この場合、黒化長さ1は、第3図に
示すように電極1が封着されたガラス管2の端面から測
定する。図中の斜線部分が黒化箇所である。 第2図から明らかなようにNe/Ar200%タイプで
はN 4000 h r s以上まで黒化現象が現れな
い。 ここで、バッファガスの選定とその作用について補足す
る。ArとHgのペニング効果は、A rの準安定電位
(11,55eV)がHgの電離電圧(10,434V
)より僅かに高く、電子の運動エネルギーを数の少ない
(蒸気圧の低い)Hg分子に代わって数の多い(分圧の
高い)Arが受取り、励起状態となって粒子半径の小さ
い電子よりも確率よ<Hg分子と衝突し、電離すること
に起因する。この時、プラズマ内の電子エネルギーはH
gの電離電圧(10,434eV)が支配的となる。 そのような状態のプラズマ内に10.434eVに近い
エネルギー準位を一切持たない不活性ガス(例えばN 
elHe )を加えても、ある範囲までは電子温度に変
化を与えない。 これに対し、10.434eVよりも低いエネルギー準
位を持つ不活性ガス(例えばK r N X e)を加
えると、電子エネルギーの一時的な吸収を起こすため、
電子温度への影響が太き(、混入可能な圧力範囲が非常
に狭くなる。 そこで、スパッタ防止には、ガス圧を大きくし、かつ分
子量の大きいガスを封入することが有効となるが、上記
理由により、Kr1Xeなどは電気特性に影響を与えな
いという条件ではスパッタ防止に十分な分圧が得られな
いため、スパッタ防止に十分な分圧を加えても電気でき
特性に与える影響の小さいNeなどが選定される。 【発明の効果] 以上のように本発明によれば、Hgの電離電圧に近いエ
ネルギー準位を持たない不活性ガス、例えば、Neガス
をバッファガスとして封入したので、電気的特性を変え
ることなくスパッタを防止することができるようになり
、管端の黒化防止が図れる。また、Neの封入により放
電の陽光柱電位傾度が大きくなるため、発光に寄与する
陽光柱電力が増大し、同じ電流でも光出力が増加する。 それも、ランプ許容電流の増大が可能なことと相俟って
従来より約50%以上の光量増加が可能となる。更に、
エミッタを使用することなくスパッタ防止が図れるため
、黒化による光量低減がなくなり、かつHgの消耗も遅
くなるため、長寿命となるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷陰極型放電ランプのバッファガ
ス(Ne)量と放電開始電圧(Vs)、光束(F)との
関係を示す特性図、第2図は同ランプのNe量をパラメ
ータとする点灯時間−管端黒化長さ特性図、第3図は黒
化説明のための略図、第4図は冷陰極型放電ランプの一
般的な構造図である。 1・・・電極、 2・・・ガラス管、 Vs・・・放電開始電圧、 F・・・光束。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ArとHgのペニング効果を利用する冷陰極型放
    電ランプにおいて、Hgの電離電圧に近いエネルギー単
    位を持たない不活性ガスを封入したことを特徴とする冷
    陰極型放電ランプ。
  2. (2)前記不活性ガスをAr比250%までの範囲で封
    入したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷
    陰極型放電ランプ。
  3. (3)100〜300(Pa)のArと適量のHgに加
    え、前記不活性ガスとしてNeをAr比100〜250
    %のガス圧で封入したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の冷陰極型放電ランプ。
JP21652090A 1990-08-17 1990-08-17 冷陰極型放電ランプ Pending JPH04101346A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209396A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Seiko Instruments Inc 生体情報測定装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS496787A (ja) * 1972-05-06 1974-01-21
JPS5139471A (ja) * 1974-10-01 1976-04-02 Shigeo Kasai Puresukikai
JPS6467856A (en) * 1987-09-09 1989-03-14 Toshiba Corp Fluorescent lamp for equipment

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