JPH04101093U - 建設機械における可動部材間の油圧配管用伸縮ジヨイント - Google Patents
建設機械における可動部材間の油圧配管用伸縮ジヨイントInfo
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- JPH04101093U JPH04101093U JP1816991U JP1816991U JPH04101093U JP H04101093 U JPH04101093 U JP H04101093U JP 1816991 U JP1816991 U JP 1816991U JP 1816991 U JP1816991 U JP 1816991U JP H04101093 U JPH04101093 U JP H04101093U
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 5
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建設機械の可動部材間の接近−離反動作に順
応して油圧配管を伸縮させる。 【構成】 上記目的のために、本考案の油圧配管用伸縮
ジョイントは一方の部材に連結する外筒部材に他方部材
に連結する内筒部材を液密且つ摺動自在に同軸貫通さ
せ、伸縮ストロークの任意の位置で外筒部材の油圧ホー
ス接続口と内筒部材の油圧ホース接続口が内部の通路と
通口を介して連通するようにしたことを特徴とする。
応して油圧配管を伸縮させる。 【構成】 上記目的のために、本考案の油圧配管用伸縮
ジョイントは一方の部材に連結する外筒部材に他方部材
に連結する内筒部材を液密且つ摺動自在に同軸貫通さ
せ、伸縮ストロークの任意の位置で外筒部材の油圧ホー
ス接続口と内筒部材の油圧ホース接続口が内部の通路と
通口を介して連通するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は接近ー離反する建設機械等の可動部材間に架設される油圧配管用伸縮
ジョイントに関する。
【0002】
建設機械のアーム側とアタッチメント側、あるいはアームとリンク間のように
相対的な接近ー離反動作を繰り返す可動部材間に油圧配管を通す場合、従来は部
材間を可撓性の油圧ホースで接続している。
この場合、可撓ホースは部材の動きを干渉しないように、充分な曲げ余裕を残
して配管されるため、部材が最接近したときにたるみが大きくなり、これが近傍
の部材に引掛ったり、はさまったりして切断することがあり、安全及び耐久性の
両面から改善が望まれている。
従って、本考案の目的は部材の動作を干渉せず、しかもたるみの生じない油圧
配管用ジョイントを提供することにある。
【0003】
上記目的を達成するために本考案の伸縮ジョイントは建設機械における可動部
材間の油圧配管ジョイントにおいて、一方の部材に連結される外筒部材2と、他
方の部材に連結され、且つ、該外筒部材2に両端が突出すようにして液密且つ摺
動自在に嵌合される内筒部材3とを具備し、前記外筒部材2は両端が開口した筒
体の基端部に連結部と油圧ホース接続口5を有するとともに内筒部材3を嵌合し
たときに両端の摺動支持部4a、4b間の内側に軸方向の通路8が形成されるよ
うに構成されており、他方、前記内筒部材2は、先端側を閉じ且つ基端側に油圧
ホースの接続口9と他方部材への連結部を設けた中空ロッド7を有するとともに
この中空ロッド7の側部に通口11を形成した構成になり、これら内筒部材2と
外筒部材3は、所定伸縮ストロークの任意の位置において、前記内筒部材2の中
空内部7aと外筒部材3の通路8が内筒部材の通口11を介して連通するように
組付けられていることを特徴としている。
【0004】
より好ましくは、外筒部材2及び内筒部材3の各回定部が取付ブラケットに枢
支された軸体を介して回動自在に構成する。
【0005】
可動部材の一方に固定される内筒部材が他方に固定される外筒部材を貫通して
摺動することにより部材間の距離に順応して油圧配管ジョイントが伸縮する。
伸縮ストロークのどの位置でもジョイント内部の容積は一定であり、油量が変
化しないので円滑に伸縮作動する。
内筒部材及び外筒部材の固定部(取付部)を固定ブラケットと回転軸体で回動
自在に組付けることによりジョイントが揺動可能に支持される。
【0006】
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明する。
図1、図2に示すように、本考案の油圧配管用伸縮ジョイント1は建設機械の
相対する可動部材の一方に取付けられる外筒部材2と他方の部材に取付けられる
内筒部材3からなり、外筒部材2の軸方向に内筒部材3を貫通させて同軸に嵌合
してある。
【0007】
図2に示すように外筒部材2は両端が開口した筒体4を有し、図3に示すよう
に、この筒体の側面に一方の油圧ホースを連結するための接続口5が形成されて
いるとともに基端部には一方の部材に取付けるための固定ブラケット6が設けら
れている。
外筒部材2は内部に後述する内筒部材3の中空ロッド7を摺動自在に嵌合した
ときにこれと液密に摺接する支持部4a、4bを両端に有しているとともに、支
持部4a、4b間の内壁と内筒部材2の中空ロッド7の間に軸方向の通路8(隙
間)が形成されるようになっている。
図の実施例では外筒部材2の内径を摺動支持部4a、4bの内径よりも拡径に
することにより通路8が形成されるようにしてある。もちろん、この構造に限ら
ず、筒体4の内壁に形成した軸方向の溝を通路8とすることも可能である。
【0008】
内筒部材3は先端を閉じ、基端部に他方の油圧ホースを連結するための接続口
9を設けた中空ロッド7を有し、この中空ロッド7の基端部には他方の部材に取
付けるための固定ブラケット10が設けられているとともに中空ロッド7の側面
には内部通路7aに連通する通口11が形成してある。
【0009】
かくして本考案の伸縮ジョイント1は内筒部材3の中空ロッド7を外筒部材2
の筒体4に同軸的に貫通させ、外筒部材2の両端にある摺動支持部4a、4bを
介して液密且つ摺動自在に嵌合してある。
尚、外筒部材2を貫通した中空ロッド7の先端には外筒部材2の基端に停止さ
れるストッパ12を固定してあり、これにより、伸縮ジョイント1の最大伸長ス
トロークを規制するようになっている。
同様に、内筒部材2の基端部付近にストッパ13を設け、外筒部材2の先端と
の当接により伸縮ジョイント1の最短縮ストロークが規制されるようになってい
る。
【0010】
本考案の伸縮ジョイントは可動部材の接近−離反動作の任意の位置で外筒部材
2と内筒部材3の通路8、7aが中空ロッド7の通口11を介して連通していな
ければならない。このため伸縮ストロークが外筒部材3の通路8の長さと等しい
かもしくはこれよりも短くなるように設計するとともに、中空ロッド7の通口1
1は最短縮時と最伸長時の双方において外筒部材2の通路8と連通する位置に形
成するのが操作上好ましい。
【0011】
外筒部材2及び内筒部材3は好ましくは回動自在に各可動部材に連結する。
このため外筒部材2は筒体4に支持軸14を一体に固着するとともにこの支持
軸14を中空の固定ブラケットに回転自在に連結してある。すなわち、固定ブラ
ケットを部材に固定することにより、外筒部材2は可動部材に対し、回動自在に
連結される。
【0012】
他方、内筒部材2は基端部にスイベルジョイント15を設けるとともに、この
スイベルジョイント15の回動軸15aを固定ブラケット10に回転自在に連結
し、これにより油圧ホース接続口9を形成したスイベルジョイント回転軸15a
が中空ロッド7と固定ブラケット10の双方に対して回動するとともに、中空ロ
ッド7と一体のスイベルジョイント軸受15bが固定ブラケット10と回転軸1
5aの双方に対して回動するようになっている。
【0013】
建設機械の可動部間に架設される本考案の油圧配管ジョイントは可動部材の離
反−接近動作に順応して伸縮するので油圧ホースのようなたるみが生じない。じ
ゃまにならず切断、疲労のおそれがなくなる。
また、本考案の伸縮ジョイントは伸縮時の油量が一定に保たれるので圧力抵抗
がなく、部材の動きに円滑に順応することができる。
さらに部材への連結を回動自在にすることにより、利用範囲が著しく拡大する
効果がある。
【図1】本考案による油圧配管用伸縮ジョイントの平面
図、
図、
【図2】図1のA−A線縦断面図、
【図3】図1のB−B線部分断面図、
【図4】本考案による伸縮ジョイントの使用説明図、
【図5】従来例による油圧配管図、
1 油圧配管用伸縮ジョイント
2 外筒部材
3 内筒部材
5、9 油圧ホース接続口
6,10 取付ブラケット
7 中空ロッド
8 通路
11 通口
12、13 ストッパ
14 支持軸
15 スイベルジョイント
Claims (2)
- 【請求項1】 建設機械における可動部材間の油圧配管
ジョイントにおいて、一方の部材に連結される外筒部材
2と、他方の部材に連結され、且つ、該外筒部材2に両
端が突出すようにして液密且つ摺動自在に嵌合される内
筒部材3とを具備し、前記外筒部材2は両端が開口した
筒体の基端部に連結部と油圧ホース接続口5を有すると
ともに内筒部材3を嵌合したときに両端の摺動支持部4
a、4b間の内側に軸方向の通路8が形成されるように
構成されており、他方、前記内筒部材2は、先端側を閉
じ且つ基端側に油圧ホースの接続口9と他方部材への連
結部を設けた中空ロッド7を有するとともにこの中空ロ
ッド7の側部に通口11を形成した構成になり、これら
内筒部材2と外筒部材3は、所定伸縮ストロークの任意
の位置において、前記内筒部材2の中空内部7aと外筒
部材3の通路8が内筒部材の通口11を介して連通する
ように組付けられていることを特徴とする建設機械にお
ける可動部材間の油圧配管用伸縮ジョイント。 - 【請求項2】 外筒部材2及び内筒部材3の各回定部が
取付ブラケットに枢支された軸体を介して回動自在に構
成されていることを特徴とする請求項(1)記載の建設
機械における可動部材間の油圧配管用伸縮ジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1816991U JPH04101093U (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 建設機械における可動部材間の油圧配管用伸縮ジヨイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1816991U JPH04101093U (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 建設機械における可動部材間の油圧配管用伸縮ジヨイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101093U true JPH04101093U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31753055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1816991U Pending JPH04101093U (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 建設機械における可動部材間の油圧配管用伸縮ジヨイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101093U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525403A (ja) * | 2000-02-28 | 2003-08-26 | ベルナルドス,ヨハネス ヘラルドゥス ミヘル | 車両のブレーキ導管用入れ子式コネクタ |
JP2019074154A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | 横浜ゴム株式会社 | 流体流通装置 |
JP2019154945A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 株式会社ハンエイ | 消火作業用油圧ショベル及び消火方法 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP1816991U patent/JPH04101093U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525403A (ja) * | 2000-02-28 | 2003-08-26 | ベルナルドス,ヨハネス ヘラルドゥス ミヘル | 車両のブレーキ導管用入れ子式コネクタ |
JP2019074154A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | 横浜ゴム株式会社 | 流体流通装置 |
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