JPH04101089U - ストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓 - Google Patents

ストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓

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JPH04101089U
JPH04101089U JP1121391U JP1121391U JPH04101089U JP H04101089 U JPH04101089 U JP H04101089U JP 1121391 U JP1121391 U JP 1121391U JP 1121391 U JP1121391 U JP 1121391U JP H04101089 U JPH04101089 U JP H04101089U
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JP
Japan
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valve
strainer
check valve
built
stop
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JP1121391U
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JPH0750621Y2 (ja
Inventor
由男 橋岡
邦子 三宅
Original Assignee
株式会社タブチ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】一般家庭などに供給される水道水のメーターボ
ックス内に設置される逆止弁付止水栓に対し、弁函内に
おける逆止弁の上流側に特殊なストレーナーを内蔵させ
ることにより、弁函長さを増大させることなくストレー
ナーを付加せしめ、逆止弁の機能低下を効果的に防止す
る。 【構成】止水栓の弁体2と逆止弁のシート環3背面との
間に比較的目巾の粗い半球状のストレーナー12を着脱
可能に内蔵する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば一般家庭などの水道施設の一環として埋設されるメーター ボックスのように、容積が限られた中に止水栓、逆止弁、メーター等を順次収納 ・配設しなければならない場合に使用される所謂、逆止弁付止水栓の弁函中に、 更に特定のストレーナーを着脱可能に内蔵し、逆止弁の機能低下を防止するよう にしたストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の水道メーターは、その一次側に止水栓を接続した状態で地中に埋設され たメーターボックス内に収納されるが、家庭などへの供給水が本管側へ逆流する のを防止する目的で該止水栓の弁体下流側に逆止弁を内装した所謂、逆止弁付止 水栓は広く知られている。
【0003】 又、この場合において、本管または家庭側給水管からの流入水中に混在する異 物などで屡々逆止弁の機能が低下することがあるが、従来このような場合の唯一 の対策としては、上記止水栓の上流側に別途製作された独立のストレーナーを接 続するという手段に頼らざるを得なかったのが実情である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、この種逆止弁付止水栓の上流側に更に別途独立したストレー ナーを接続するという従来の技術手段によれば、接続されたストレーナーの長さ 分だけ全体の寸法が増大し、メーターボックス内に収納できなくなったり、スト レーナーのメンテナンスの為に新たなバルブが必要になるなど、設備的にもコス ト的にも種々の不都合が見られたものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような実情に鑑み、本考案は止水栓の弁函の下流側に設けられたユニオン ソケット内に逆止弁を組み込んでなる逆止弁付止水栓において、上記逆止弁のシ ート環背面(逆止弁一次側)の流路軸上に比較的粗目のストレーナーを着脱可能 に挟止するという手段を用いた。
【0006】
【作用】
上記構成の本案ストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓は、そのストレーナーが水 道水中のあらゆる異物、即ち、配管接合時に発生する微細な接着剤やシール材料 或いはスケール等を完全に除去しようとするものではなく、大きな粒子または糸 状物質を効果的に除去することにより、逆止弁の機能を確保するという作用と、 そのストレーナーが止水栓弁函の面間寸法(全長)を増大させることなく内蔵で きるという格別の作用を有するものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の構成を伸縮機能を持つ止水栓に適用した一つの実施例に基づい て更に詳述すると、図において1は矢印方向に通水するボール型止水栓の弁函、 2は弁体、3は弁体操作用のハンドル、4はユニオンナット5を介して弁函の下 流側開口端に取り付けられた伸縮型のユニオンソケットである。また6は上記ユ ニオンソケット4内に嵌着された逆止弁ユニットで、図示のものはハウジング7 とその上流側端面に接合されるシート環8の間にコーン9がスプリング10の介 在下でシート面8aに離合自在としたものである。
【0008】 更に11は上記シート環8の背面(上流側)に添着された中空状の座金、12 は上流側に凸球面を有する半球状のストレーナーであって、その周鍔12aを上 記座金11に密接した状態でC型止め輪13によって座金との間で固定的に挟止 可能としたものである。
【0009】 尚、図中14は上記ユニオンソケット4の上流側端部内面に周設されたC型止 め輪13の陥入用凹溝、又15は接続管の直結ナットを示す。
【0010】 以上の実施例は伸縮型のユニオンソケット4を備えた止水栓について述べたが 、同じボール型止水栓について上記ユニオンソケットが固定式のものであっても 、該ユニオンソケット内に上記図1の実施例と同じようにストレーナーの周鍔を シート環背面において、座金およびC型止め輪を介して着脱可能に挟定するよう にすれば、先の実施例と全く同等の作用効果が得られることは当然である。
【0011】 而して、上記ストレーナー12はいづれも水道水中の微細な異物の全てを除去 するものではなく、逆止弁の機能に影響を与えると考えられる比較的大きな粒子 や長い糸状の異物を除去するものであるから、ストレーナーの目巾は#12程度 の粗いものが好適である。
【0012】 又、本案におけるストレーナー12は、特にその形状を限定するものではない が、図示の如く半球状の凸球構成とすることにより、これが前述の目巾の粗さと 相作用して流水抵抗の軽減に極めて有効でもある。
【0013】 更にまた、上記実施例では、その止水栓がボール型のものであり、逆止弁がユ ニットタイプのものを例示したが、当然のことながら止水栓自体はコック型、あ るいは駒型弁体でも差し支えなく、また逆止弁は一般的に広く知られているあら ゆるタイプのものでも上記ストレーナーの作用効果に何ら変わりはない。
【0014】
【考案の効果】
以上述べた構成の本案ストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓によれば、ストレー ナーが比較的粗い目巾であることで微細なゴミや異物によるストレーナーの目詰 まりが少なく、しかも逆止弁の機能に影響する比較的粗大な異物は確実に除去し 得るところから、従来の独立したストレーナーを組み込んだ場合に比べてストレ ーナーのメンテナンスの頻度が少ない上、この部分の分解等のための特殊な機構 を設ける必要がなく、又そのストレーナーはユニオンソケット内に装着される逆 止弁の一次側流路軸上に設けられるものであるから、従来のこの種逆止弁付止水 栓の弁函の面間寸法を何ら変更することなく、ストレーナー内蔵型の逆止弁付止 水栓の製作が可能となったものである。従って、かかる止水栓はコスト的に低廉 であり、逆止弁にその機能を100%発揮させることができるなど、従来技術の ものには期待できなかった多くの実用的効果を齎らすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案ストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓の中心
部縦断面図、
【符号の説明】
1 弁函 2 弁体 4 ユニオンソケット 5 ユニオンナット 6 逆止弁ユニット 8 シート環 11 座金 12 ストレーナー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】止水栓の弁函の下流側に設けられたユニオ
    ンソケット内に逆止弁ユニットを組み込んでなる逆止弁
    付止水栓において、上記逆止弁のシート環背面の流路軸
    上に比較的粗目のストレーナーを着脱可能に挟止したこ
    とを特徴とするストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓。
JP1991011213U 1991-02-06 1991-02-06 ストレーナー内蔵型逆止弁付止水栓 Expired - Lifetime JPH0750621Y2 (ja)

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JPH04101089U true JPH04101089U (ja) 1992-09-01
JPH0750621Y2 JPH0750621Y2 (ja) 1995-11-15

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008014352A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 逆止弁ユニットと濾過整流板
JP2013044393A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Yanmar Co Ltd 配管継手
JP2015072035A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社Lixil 管継手

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930976U (ja) * 1982-08-24 1984-02-25 株式会社田渕製作所 止水栓
JPS61159686U (ja) * 1985-03-26 1986-10-03

Patent Citations (2)

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