JPH04100819U - コンクリートブレーカ - Google Patents
コンクリートブレーカInfo
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- JPH04100819U JPH04100819U JP294091U JP294091U JPH04100819U JP H04100819 U JPH04100819 U JP H04100819U JP 294091 U JP294091 U JP 294091U JP 294091 U JP294091 U JP 294091U JP H04100819 U JPH04100819 U JP H04100819U
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- chisel
- concrete
- water
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- dust
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- Pending
Links
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Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] コンクリートの破砕時のホコリの発生を防止
することができるコンクリートブレーカを提供する。 [構成]コンクリートブレーカ本体1の先端部に、その
先端部から突出しているタガネ2の基部領域をつつみ込
むボディ3及びタガネ2の残りの領域をつつみ込む蛇腹
チューブ5とを有するホコリ発生防止装置を取り付け、
ボディ3に水供給口を形成して蛇腹チューブ5内に水を
供給するように構成されている。
することができるコンクリートブレーカを提供する。 [構成]コンクリートブレーカ本体1の先端部に、その
先端部から突出しているタガネ2の基部領域をつつみ込
むボディ3及びタガネ2の残りの領域をつつみ込む蛇腹
チューブ5とを有するホコリ発生防止装置を取り付け、
ボディ3に水供給口を形成して蛇腹チューブ5内に水を
供給するように構成されている。
Description
【0001】
本考案は、コンクリートブレーカ、特にコンクリート破砕時のホコリの発生を
防止するようにしたコンクリートブレーカに関する。
【0002】
一般に、コンクリートブレーカは、圧縮空気でタガネを上下に加振し、この
振動しているタガネを被破砕物にあてて自重によりコンクリートを破砕するよう
になっているが、市販されているコンクリートブレーカにおいて、特にホコリ発
生防止装置の取り付けられたものはない。
【0003】
しかしながら、上記した市販のコンクリートブレーカにおいては、破砕時にコ
ンクリートのホコリが多量に発生するため、コンクリートブレーカの運転者は保
護メガネや防塵マスクを着用しなければならない。また、ホコリにより破砕地点
つまりタガネの先端の状況把握が困難となったり、タガネの先端の温度が高くな
って、タガネの寿命が短く或いは切れ味が悪くなったりする。
【0004】
そこで、本考案の目的は、前記した従来のコンクリートブレーカの欠点を解消
し、ホコリの発生を防止することができるコンクリートブレーカを提供すること
にある。
【0005】
上記目的を達成するために本考案のコンクリートブレーカは、コンクリートブ
レーカ本体の先端部に、その先端部から突出しているタガネの基部領域をつつみ
込むボディ及びタガネの残りの領域をつつみ込む蛇腹チューブとを有するホコリ
発生防止装置を取り付け、前記ボディに水供給口を形成して蛇腹チューブ内に水
を供給するように構成したものである。
【0006】
コンクリートブレーカにおいては、破砕時に多量に発生するコンクリートのホ
コリは、タガネをつつみ込んでいる蛇腹チューブに閉じこめられ、同時に水供給
口から蛇腹チューブ内に流される水によりホコリの発生が抑えられるため、周囲
に拡散しない。従って、コンクリートブレーカの運転者は保護メガネや防塵マス
クを着用する必要がなくなり、破砕地点つまりタガネの先端の状況把握が容易と
なる。また、水供給口から蛇腹チューブ内に流される水により、タガネ表面全体
が冷却され温度上昇が抑えられるため、タガネの寿命或いは切れ味を伸ばすこと
ができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0008】
ホコリ発生防止装置は、図1に示すように、コンクリートブレーカ本体1の先
端部から突出しているタガネ2の基部領域をつつみ込むボディ3と、そのボディ
3の先端部に同軸的に取り付けられタガネ2の残りの領域をつつみ込む蛇腹チュ
ーブ5とを有する。即ち、ボディ3はコンクリートブレーカ本体1の先端部から
突出しているタガネ2の基部が貫通する孔3aを有し、この孔3aと同軸的に蛇
腹チューブ5が延在している。ホコリ発生防止装置のコンクリートブレーカ本体
1への取付は、ボディ3の後端面の凹部3bをコンクリートブレーカ本体1の先
端部に嵌装し、外部側方から挿入される取付ネジ6を締め付けることにより行わ
れる。
【0009】
ボディ3内部の貫通孔3aには、ボディ3の先端部付近において孔内面に環状
溝4が設けられ、タガネ2をゆるく包囲する大径室を形成している。そしてこの
環状溝4は、ボディ3に半径方向から差し込まれたニップル8から成る給水口と
接続され、更に可撓性のチューブ9,水量調整バルブ10を介して図示してない
水吸引装置の吐出口へと接続されている。即ち、水の供給は、コンクリートブレ
ーカ本体1に振動エネルギーを供給する圧縮空気をそのまま使用し、噴霧器の原
理を応用した水吸引装置によりチューブ9ヘ供給される。即ち、圧縮空気を水の
供給口に直角に流すことにより可能である。
【0010】
ボディ3内部の貫通孔3aには、ボディ3の後端面部分においてタガネ2を取
巻いてパッキン7が設けてあり、コンクリートブレーカ本体側へ水が入らぬよう
してある。従って、パッキン7の内周面14はタガネ2に対する摺動面となって
いる。
【0011】
次に実施例の作用を述べる。
【0012】
コンクリートブレーカ本体1にホコリ発生防止装置を取り付けた状態で、タガ
ネ2を被破砕物たるコンクリート面11に当てる。このとき蛇腹チューブ5の先
端もコンクリート面11に当接し、タガネ2の先端が蛇腹チューブ5に隠れる。
この前後においてコンクリートブレーカ本体1を作動させてタガネ2を矢印12
方向に加振すると、自重と振動とによりコンクリート面11は図示のように破砕
されていく。このとき蛇腹チューブ5は振動の方向に伸縮し、コンクリート面1
1との接触が保持され、コンクリートのホコリの拡散は蛇腹チューブ5内に制約
される。
【0013】
一方、コンクリートブレーカ本体1の振動に伴い、上記水吸引装置よりチュー
ブ9ヘ水が供給される。水吸引装置の吸水量は、タガネ径φ30mmで床面コン
クリートを上から破砕する場合、 250cc〜350cc/min である。また、タガネ径φ
50mmでは420cc/min 〜600cc/min で給水量はほぼタガネの径に比例する。可撓性
のチューブ9からニップル8よりホコリ発生防止装置のボディ3内に供給された
水は、ボディ3の環状溝4から蛇腹チューブ5先端へと矢印13方向に流れ、蛇
腹チューブ5内のホコリを静めると同時に、タガネ2の全周に水がかかる。この
ときタガネ2の周囲から逃げようとする水は、振動の方向に伸縮する蛇腹チュー
ブ5により阻止され、周囲への飛散が防止される。このように蛇腹チューブ5内
に常時水を供給することにより、ホコリの発生をなくすと共に確実にタガネ2の
先に水を送ってタガネ2を冷却することができる。
【0014】
上記実施例では、被破砕物としてコンクリートを例にしたが、本発明のコンク
リートブレーカは、コンクリート以外の被破砕物、例えば岩石、煉瓦等を破砕対
象とすることができる。
【0015】
以上要するに本考案のコンクリートブレーカによれば、コンクリート破砕時の
ホコリが蛇腹チューブ内に閉じこめられ且つ蛇腹チューブ内に流れる水により抑
えられるため、周囲にホコリが発生しない。従って、作業者は保護メガネや防塵
マスクを着用する必要がなく、破砕地点つまりタガネの先端の状況把握が容易で
あると共に、周囲にホコリが発生しないため周囲の養生が不要であり、通常コン
クリートブレーカ作業時にオペレータ以外の水供給をする補助者を必要としない
。また、水供給口から蛇腹チューブ内に流される水により、タガネ表面全体が冷
却され温度上昇が抑えられるため、タガネの寿命或いは切れ味を伸ばすことがで
きる。
【図1】本考案の一実施例を示すコンクリートブレーカ
の部分断面図である。
の部分断面図である。
1 コンクリートブレーカ本体
2 タガネ
3 ホコリ発生防止装置のボディ
4 環状溝
5 ホコリ発生防止装置の蛇腹チューブ
6 取付ネジ
7 パッキン
8 ニップル(給水口)
9 可撓性のチューブ
10 水量調整バルブ
11 コンクリート面
12 タガネの加振方向の矢印
13 水の流れ方向の矢印
14 内周面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 吉野 文雄
茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立
電線株式会社日高工場内
(72)考案者 茂角 邁
茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立
電線株式会社日高工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリートブレーカ本体の先端部に、
その先端部から突出しているタガネの基部領域をつつみ
込むボディ及びタガネの残りの領域をつつみ込む蛇腹チ
ューブとを有するホコリ発生防止装置を取り付け、前記
ボディに水供給口を形成して蛇腹チューブ内に水を供給
するように構成したことを特徴とするコンクリートブレ
ーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP294091U JPH04100819U (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | コンクリートブレーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP294091U JPH04100819U (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | コンクリートブレーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100819U true JPH04100819U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31731465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP294091U Pending JPH04100819U (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | コンクリートブレーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04100819U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516336A (ja) * | 2010-01-11 | 2013-05-13 | アトラス コプコ ロツク ドリルス アクチボラグ | 衝撃削岩機及びドリルリグ |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP294091U patent/JPH04100819U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516336A (ja) * | 2010-01-11 | 2013-05-13 | アトラス コプコ ロツク ドリルス アクチボラグ | 衝撃削岩機及びドリルリグ |
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