JP2004306212A - 集塵アタッチメント - Google Patents

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Shigeki Yamada
重樹 山田
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Abstract

【課題】切断、切削、研磨時に発生する粉塵を低コストで確実に収集することにより、作業環境を改善する。
【解決手段】この集塵アタッチメント1は、蛇腹部2b、2dを設けた筒状のカバー部2とこれに接続された吸気管部3とを備え、ゴム製である。カバー部2はチッピングハンマ10のハンマ10bを囲繞し、吸気管部3を経て空気が吸引される際にカバー部2内は負圧になるため、作業箇所から出た粉塵を効率良く収集して排出する。また、カバー部2は適度に伸縮し、また撓むので、被加工物Gに接触しても作業の邪魔にならない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、削岩工具、チッピングハンマ、コンクリートブレーカ、ドリルなどの各種加工工具を用いて穿孔、切削、切断、破砕、研磨等などを行う際に発生する粉塵の散逸を防止するべくその加工工具に装着して用いられる集塵アタッチメントに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築工事現場や解体作業現場、或いは採石現場などでは、チッピングハンマなどの各種の石材用加工工具が利用されている。このような加工工具を用いた作業時には、破砕、穿孔、切断、切削等に伴って多量の粉塵が発生し、作業者の視界を遮って作業を困難にするのみならず、作業者がこれら粉塵を吸い込むと健康を害する恐れが高い。
【0003】
こうした粉塵の散逸を軽減するためにコンプレッサ等による空気吸引式の除塵装置が利用される場合もあるが、そうした装置を利用する場合には、粉砕、切削等の作業を行う作業者の近傍で別の作業者がホースの吸引口をその作業箇所に近づけて保持する、というように二人で作業を行う必要がある。そのため、作業効率が悪くなり、こうした除塵装置は実際にはあまり利用されていないのが実状である。また、粉塵は微細である上に乾燥しているため、作業箇所からすぐに空中に舞い上がってしまい、上記従来の方法における粉塵の捕集効率はあまり良好ではなかった。
【0004】
【特許文献1】
実開平6−9369号公報(図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような目的に限らず、一般的に切削粉塵などを発生する加工装置の防塵装置としては、様々なものが従来より知られている。例えば特許文献1に記載の装置では、切削工具の軸方向に進退自在のカバーを設け、該カバーが被切削物に当接するまで進出させた状態で切削動作を行い、粉塵を吸引するようにしている。しかしながら、上述したような建設現場等で使用される工具は被加工物に対して直角ではなく様々な角度で以て当接するため、上記文献に記載のような構成ではカバーが邪魔になってしまう。
【0006】
本発明はかかる課題に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、上記のような加工工具に装着自在であって、安価なコストで高い集塵効果を得ることができる集塵アタッチメントを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本発明は、被加工物に対し、穿孔、切削、切断、破砕、研磨等の各種加工を施すために細長形状の加工部を保持部により保持して成る加工工具に取り付けて使用する集塵アタッチメントにおいて、一方の開放端面が前記加工工具の保持部に嵌挿され、他方の開放端面に前記加工部の先端が突出するようにその加工部を囲繞する筒状体であって、且つ、少なくともその一部が蛇腹状に形成されて成るカバー部と、該カバー部の途中に連結された吸気管部と、を備えることを特徴としている。
【0008】
また、本発明に係る集塵アタッチメントにおいて、少なくともカバー部は適度な弾性や可撓性を備える材料から形成することが好ましく、一態様としては全体がゴムで一体に形成された構成とするとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る集塵アタッチメントの一実施例について、図1〜図3を参照して説明する。図1は本実施例による集塵アタッチメントの構造を示す図であり、(a)は正面一部縦断面図、(b)は右側面一部縦断面図、(c)は上面図である。図2及び図3は本実施例による集塵アタッチメントをチッピングハンマに装着した状態を示す縦断面図である。
【0010】
図1に示すように、本実施例の集塵アタッチメント1は、上下両端面2f、2gが開放し、全体として略円筒形状であるカバー部2と、そのカバー部2に対して略直交して接続された吸気管部3と、を有する。カバー部2は上端開放面2f側から装着筒状部2a、上部蛇腹部2b、接続筒状部2c、下部蛇腹部2d、当接部2eとなっており、吸気管部3と合わせてアタッチメント1全体がゴムで一体に形成されている。これにより、蛇腹部2b、2dは適度に伸縮するとともに可撓性も有し、また当接部2eが被加工物に接触する際にその衝撃音を軽減することができる。もちろん、適度な伸縮性や可撓性を有する、ゴム以外の材料で形成するようにしてもよい。
【0011】
この集塵アタッチメント1の使用方法は次の通りである。即ち、図2に示すように、チッピングハンマ10のハンマ部10bを保持する基部10aに上記アタッチメント1の装着筒状部2aを嵌挿する。ハンマ部10bの先端が殆ど摩滅していない状態では、その先端は下端開放面2gから僅かに突出する。吸気管部3には図示しない集塵フィルタを介してコンプレッサの吸気口に至る吸気ホース4が連結される。
【0012】
このチッピングハンマ10の使用時に図示しないコンプレッサが作動されると、吸気ホース4を通して空気が吸引され、図2、図3中に矢印で示すような強い空気流が発生する。作業者はチッピングハンマ10の本体部10cを把持して被加工物G等にハンマ部10bの先端を押し当てることにより作業を行う。その際に、被加工物Gが凹凸を有していたりハンマ部10bを被加工物Gに対して傾けたりすると(図3参照)、当接部2eが被加工物Gに接触するが、下部蛇腹部2d及び上部蛇腹部2bは適宜伸縮するとともに撓むので、作業の邪魔になりにくい。
【0013】
カバー部2とハンマ部10bとの間の間隙は、上記のように吸気管部3を経た空気の吸引によって負圧になる。そのため、ハンマ部10bの殴打箇所から舞い上がる粉塵はカバー部2の外側には広がりにくく、カバー部2の内側に収集されて吸気管部3を通して搬送される。したがって、この作業を行っている作業者の周囲に舞い上がる粉塵を軽減し、作業環境を良好に維持することができる。本願発明者が行った試験によれば、この集塵アタッチメント1を装着して作業を行うことにより、集塵アタッチメント1を使用しない場合に比べて90%程度の粉塵を除去することができ、作業環境を良好に保つのに大きな効果があることが確認できた。
【0014】
もちろん、この集塵アタッチメント1は同程度の径の基部10aを有する各種の工具に取り付けて使用することができ、例えば破損したり摩滅が酷くなった場合には容易に交換することができる。また、使用対象の工具のサイズや形状に合わせて適宜変形すれば、非常に幅広く適用することができる。また、比較的簡単にカバー部2の一部を切断することができるので、その工具の大きさや種類に応じて、適宜に長さを短くしたり一部を切り欠いたりしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る集塵アタッチメントによれば、手持ちの各種の加工工具に対して容易に装着して、作業時に発生する粉塵を効果的に除去することができる。それによって、作業環境を良好に維持し、作業効率の改善にも寄与する。また、比較的廉価で提供することができるので、本発明による集塵アタッチメントを使用する際でも作業コストが大幅に増加することがない。さらにまた、本発明に係る集塵アタッチメントを装着することにより、騒音の発生も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である集塵アタッチメントの構成を示す略断面図
【図2】本実施例による集塵アタッチメントをチッピングハンマに装着した状態を示す縦断面図。
【図3】本実施例による集塵アタッチメントをチッピングハンマに装着した状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…集塵アタッチメント
2…カバー部
2a…装着筒状部
2b…上部蛇腹部
2c…接続筒状部
2d…下部蛇腹部
2e…当接部
2f…上端開放面
2g…下端開放面
3…吸気管部
4…吸気ホース
10…チッピングハンマ
10a…基部
10b…ハンマ部
10c…本体部
G…被加工物

Claims (2)

  1. 被加工物に対し、穿孔、切削、切断、破砕、研磨等の各種加工を施すために細長形状の加工部を保持部により保持して成る加工工具に取り付けて使用する集塵アタッチメントにおいて、
    一方の開放端面が前記加工工具の保持部に嵌挿され、他方の開放端面に前記加工部の先端が突出するようにその加工部を囲繞する筒状体であって、且つ、少なくともその一部が蛇腹状に形成されて成るカバー部と、
    該カバー部の途中に連結された吸気管部と、
    を備えることを特徴とする集塵アタッチメント。
  2. 全体がゴムで一体に形成された請求項1に記載の集塵アタッチメント。
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