JPH04100648A - 筒状体又は環状体の拡大装置 - Google Patents

筒状体又は環状体の拡大装置

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JPH04100648A
JPH04100648A JP21778090A JP21778090A JPH04100648A JP H04100648 A JPH04100648 A JP H04100648A JP 21778090 A JP21778090 A JP 21778090A JP 21778090 A JP21778090 A JP 21778090A JP H04100648 A JPH04100648 A JP H04100648A
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JP
Japan
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tapered
shaft
split
tapered shaft
split dies
Prior art date
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Application number
JP21778090A
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English (en)
Inventor
Masanori Mochizuki
正典 望月
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AISERU KK
ISEL Co Ltd
Original Assignee
AISERU KK
ISEL Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野および発明の概要] 本発明は、筒状体又は環状体を一定量半径方向に拡大さ
せる装置に関し、筒状の割り型とこれと同軸にテーバー
嵌合する進退軸との組み合わせから成る拡大軸に被加工
物を外嵌させてこれの直径を拡大させる装置に関し、前
記拡大軸の構成を簡素化すると共に、割り型の動作を円
滑化させて被加工物の拡大精度を向上させるものである
[従来技術の問題点および課題] ロール曲げによって製作した筒状体や環状体は、真円度
が不十分であることから、−旦ロール曲げされた板状体
の接合端縁相互を溶接などの方法によって結合一体化さ
せた後、これの直径を最終形状及び寸法に仕上げるよう
にしている。
この直径拡大装置としては、第5図に示すように、テー
パ軸(1)に筒状の割り型(2)を外嵌させた構成とす
ると共に、両者を軸線方向に相対移動可能に構成したも
のを採用する。
前記割り型(2)はこれの軸線に平行な型要素(20)
 +20)を環状に配列すると共に、この割り型(2)
の内周面と前記テーパ軸(1)の外周面とをテーパ嵌合
させ、前記割り型(2)を半径方向移動可能でかつ軸線
方向移動阻止状態に支持し、内部のテーパ軸(1)を軸
線方向に駆動できるようにしている。
したがって、あらかじめ所定の外形に仕上げた割り型(
2)に被加工物(W+ を外嵌させた状態で、テーパ軸
(1)を、その軸線方向に移動させるとテーパ嵌合効果
によって型要素(20) (20)の外周面の直径が拡
大して、被加工物tw+が型要素(201(20)によ
って設定される外形に仕上がる。
ところが、この従来のものでは、型要素(20)(20
)の内周面の断面とテーパ軸(1)の外周面の断面とが
共に円形であることから、割り型(2)に対してテーパ
軸(1)を小径側に相対移動させたとき、各断面の円弧
の大きさが相違することとなって、両者の接触部が面接
触しないこととなる。つまり、初期状態においてテーパ
軸(1)のテーパ部(11)の外周面と割り型(2)の
テーパ部C21)の内周面とが正確に面接触していたと
しても、テーパ軸(1)の移動によって点接触状態に移
行することとなる。従って、このものでは、テーパ軸(
1)と割り型(2)との接触摺動部の耐久性が不十分と
なる。
かかる問題を解消するために、第6図に示すような構成
のものが提案されており、このものでは、テーパ軸(1
)のテーパ部(11)の断面及び割り型(2)のテーパ
部(21)の断面が共に正多角形になっており、各型要
素(20)とテーパ軸(1)とは、相互に平面部で接触
している。そして、これら平面部相互の対偶関係位置を
軸線方向に規制するため、この先行技術のものでは、テ
ーパ軸(1)に具備させたキー(+21 +12:lを
型要素(20)(20)の平面部に形成したキー溝(2
21122+に各別にすすみ対偶状態に嵌入させている
この先行技術のものでは、テーパ軸(1)と割り型(2
)との摺動部が面接触状態にあって、前記キー(12)
とキー溝(22)とによるすすみ対偶を実現しているこ
とから、テーパ軸(1)の移動によっても前記対偶部の
接触状態が変化することがな(、つまり、前記面接触状
態が確保されたままとなるから、既述従来例のような不
都合が解消される。
ところが、この先行技術のものでは、テーパ軸(1)と
割り型(2)とのすすみ対偶を実現するために、キー(
12)やキー溝(22)を装備させる必要があり、この
ための構成が面倒であると共に、この嵌合部分の精度が
不十分な場合には直径拡大精度が不十分となる。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたものであり、「複
数の型要素(20) +20)をその軸線が平行となる
ように円周上に配列して筒状の割り型(2)を構成し、
この割り型(2)内に外周がテーパ部(11)となった
テーパ軸〔1)を同心状に挿入して、前記テーパ部(1
1)と割り型(2)のテーパ部(21)とをテーパ嵌合
させ、前記割り型(2)を半径方向移動自在で且軸線方
向移動阻止状態に支持し、前記テーパ軸(1)を軸線方
向移動可能に構成した直径拡大装置」において、テーパ
軸(1)と割り型(2)との対偶部を簡単にした上で尚
且割り型(2)の半径移動を円滑化させることをその課
題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、「テ
ーパ軸(1)のテーパ部(11)の断面及び割り型(2
)のテーパ部(21)の断面を多角形断面とし、前記割
り型(2)を構成する各型要素(20)の内面中央にテ
ーパ軸(1)の断面の頂点部(23)を位置させて各型
要素(2o)をテーパ軸(1)のテーパ部(11)にす
すみ対偶させた」ことである。
[作用] 上記技術的手段は、次のように作用する。
テーパ軸(1)と割り型(2)とは、相互にテーパ嵌合
しているが、この嵌合部では、テーパ軸(1)のテーパ
部(11)が多角形断面であり、この断面の頂点部(2
3)つまりテーパ部(11)の各稜線が型要素(20)
の内面にすすみ対偶している。
従って、テーパ軸(1)を割り型(2)に対して軸線方
向に相対移動させると、各型要素(20)は、その内面
の7字状の谷部がテーパ部(11)の稜線及びこれに続
く平面部と全体に接触した状態のままで移動する。つま
り、テーパ軸(1)を小径部側に進出させると、各型要
素(20)は、その内面全体がテーパ軸(1)のテーパ
部(11)に接触した状態のままで半径方向に移動する
こととなる。
また、各型要素(20)の移動方向は、テーパ部(11
)の断面の中心から頂点部(23)に向く半径方向と正
確に一致するものとなる。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
キーやキー溝を使用することなく、多角形断面のテーパ
部(11)と各型要素(201[20)とが平面部相互
で接触した状態ですすみ対偶するから、既述の先行技術
のものに比べて構造が簡素化できる。
また、テーパ部(11)と各型要素(20)(20)と
のすすみ対偶部は、キーやキー溝を使用するものではな
いから、テーパ軸(1)と割り型(2)との対偶部にお
いて、キーとキー溝との嵌合余裕のような、円周方向の
移動余裕が不要であり、各型要素(20)の半径方向移
動が正確なものとなり、直径拡大加工の加工精度が向上
する。
更に、各型要素(20)は、その内面の全体がテーパ部
(11)の稜線部に外嵌する態様で回動が阻止されてい
るから、すすみ対偶維持部の耐久性が向上する。
[実施例1 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
この実施例では、テーパ軸(1)を油圧シリンダによっ
て下方に引き下げることにより、これに外嵌させた割り
型(2)を拡大させる構成となっている。
このため、この実施例では、テーパ軸(1)の人力軸(
13)がベツド(3)を貫通するように配設され、この
ベツド(3)の下方に配設した一対の油圧シリンダ(4
H4)の出力軸(41] +41)が、前記人力軸(1
3)の下端に設けたフランジ板(14)に連結されてい
る。
従って、この油圧シリンダ(4)+4)の動作1こ応じ
て出力軸〔41〕の進出力が前記フランジ板(14)を
介して人力軸(13)に伝達され、テーパ軸(1)が降
下移動せしめられることとなる。
この降下移動のストロークは、油圧シリンダ(4)の出
力量の制御によっても可能であるが、前記ストロークを
機械的に規制するために、上記フランジ板(14)の下
方に一対のストッパ(51)(51)が配設されている
。これらストッパは外部操作可能のネジ軸(5)と相互
に逆方向にねじ対偶しており、前記ネジ軸(5)を正転
させると相互に接近し、逆転させると、相互に離反する
。そして、これらストッパ(5)( (s+)は対称に
移動するものである。
なお、前記ストッパ(51)(51)の上面は内側に向
かって降下する傾斜面(52)となっており、フランジ
板(14)の下面に形成した同様の傾斜面(16) +
16)と対向する。従って、上記のようにストッパ(5
1)(51)相互の距離を調節することにより、フラン
ジ板(14)の下面が前記ストッパに対接するまでのス
トロークが調節が出来ることとなる。
ベツド(3)の上面には、環状の蓋板(32)によって
閉塞された皿状体(31)が固定されており、この皿状
体(31)を上記入力軸(13)が貫通する。この入力
軸(13)の上方に連設されたテ−パ軸(1)は、第2
図に示すように、その外周面が正多角形断面のテーパ部
(11)となっている。
また、このテーパ部(11)に外嵌する割り型(2)は
、その外周形状が円形となり且内周形状が正多角形とな
っており、この割り型(2)は前記正多角形の各辺の中
間部で縦方向に分離され、分離された各部が型要素(2
0)となっている。
従って、型要素(20)の内面が全体としては2つの平
面から成る7字状の溝部となっており、この溝部にテー
パ部(11)の稜線部及びこれに続く平面部が嵌入して
いる。この結果、テーパ軸(1)が軸線方向に降下移動
すると、これに応じて各型要素(20)が半径方向に移
動して割り型(2)の外径が拡大することとなる。
さらに、各型要素(20)の基端部は第3図に示すよう
に扇形の屈曲片部(25)となっており、この屈曲片部
(25)が蓋板(32)によって閉塞された皿状体(3
1)の空間部内に収容されている。また、第1図のよう
に、皿状体(31)の凹陥部側壁から突出させた軸部(
33)が前記各屈曲片部(25)の孔部に嵌入している
。従って、各屈曲片部(25)は一定姿勢で半径方向に
移動することとなる。なお、この屈曲片部(25)の移
動方向はテーパ部(11)とテーパ部(21)との対偶
による移動方向と一致させていることは言うまでもなし
)。
また、屈曲片部(25)の上端近傍と、割り型(2)の
上端部には、各型要素(20) +20)を縮小方向に
付勢する付勢リング(24)(24)が外嵌させである
。この付勢リング(24)は、第4図のように、コイル
バネを環状に連結した構成であり、各型要素(20) 
+20)の内面がテーパ部(11)の外周面に密着する
方向に付勢されている。従って、テーパ軸(1)を降下
移動させた後、テーパ軸(1)を上方に復帰移動させる
と、付勢リング(24)(24)の付勢力により割り型
(2)の直径が縮小することとなる。
以上に詳述した実施例のものでは、割り型(2)に環状
体又は円筒体を外嵌させ、加工度合いに合わせてストッ
パ+511 +51)の位置を調節し、この状態で油圧
シリンダ(41(4)を作動させてテーパ軸(1)を降
下移動させると、テーパ部(111とテーパ部(21)
との対偶作用により既述の作用で被加工物(W)の直径
が拡大される。
この加工完了後に油圧シリンダ(4)(4)を復帰作動
させてテーパ軸(1)を上昇復帰させると、付勢リング
(24)(24)の付勢力により各型要素(20)が初
期状態に復帰する。以後は、同様の動作で被加工物を仕
上げ加工できることとなる。
特に、上記実施例では、冬型要素(20)の基端部の屈
曲片部(25)についても、皿状体(31)とすすみ対
偶させているから、型要素(20) (20)の動作が
安定するが、このすすみ対偶のための構成は必ずしも必
要ではない。
なお、上記実施例では、割り型(2)の外周断面を円形
としたが、これを多角形とした場合には、多角形の仕上
げ整形にも利用できる。このとき、テーパ軸(1)の断
面の頂点部(23)と、被加工物の断面の頂点部(割り
型(2)の外周面の頂点部)とを半径方向において一致
させる必要がある。
なお、テーパ部(11)とテーパ部(21)のいずれか
一方または両方の表面にモリブデン系の潤滑層を形成し
ておけば、テーパ軸(1)を摺動させる際の駆動抵抗が
緩和される。
【図面の簡単な説明】
第1閣は本発明の実施例の断面図、第2図はX−X断面
図、第3図はY−Y断面図、第4図は付勢リングの斜視
図、第5図・第6図は従来例の説明図であり、図中、 (20)・・・型要素 (2)・・・割り型 (11)・・・テーバ部 (1)・・・テーパ軸 (21)・・・テーバ部 (23)・・・頂点部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の型要素(20)(20)をその軸線が平行となる
    ように円周上に配列して筒状の割り型(2)を構成し、
    この割り型(2)内に外周がテーパ部(11)となった
    テーパ軸(1)を同心状に挿入して、前記テーパ部(1
    1)と割り型(2)のテーパ部(21)とをテーパ嵌合
    させ、前記割り型(2)を半径方向移動自在で且軸線方
    向移動阻止状態に支持し、前記テーパ軸(1)を軸線方
    向移動可能に構成した直径拡大装置において、テーパ軸
    (1)のテーパ部(11)の断面及び割り型(2)のテ
    ーパ部(21)の断面を多角形断面とし、前記割り型(
    2)を構成する各型要素(20)の内面中央にテーパ軸
    (1)の断面の頂点部(23)を位置させて各型要素(
    20)をテーパ軸(1)のテーパ部(11)にすすみ対
    偶させた筒状体又は環状体の拡大装置。
JP21778090A 1990-08-18 1990-08-18 筒状体又は環状体の拡大装置 Pending JPH04100648A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136703A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 Jfeスチール株式会社 鋼管の拡管機
CN106216537A (zh) * 2016-09-29 2016-12-14 大连海事大学 一种形状记忆合金变径管接头扩径装置
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