JPH0399222A - エンコーダ - Google Patents

エンコーダ

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JPH0399222A
JPH0399222A JP23636589A JP23636589A JPH0399222A JP H0399222 A JPH0399222 A JP H0399222A JP 23636589 A JP23636589 A JP 23636589A JP 23636589 A JP23636589 A JP 23636589A JP H0399222 A JPH0399222 A JP H0399222A
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JP
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light
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JP23636589A
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English (en)
Inventor
Masayuki Usui
臼井 正幸
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンコーダに関し、特に被測定物体の移動量や
移動方向等の移動状態を透光部と遮光部を周期的に設け
た主スケールと補助スケールを利用して検出するように
した光電的なエンコーダに関するものでる。
(従来の技術) 従来より被測定物体の回転や移動等に関する変位状態を
検出する装置として充電的なロータリーエンコーダやリ
ニアエンコーダが多く利用されている。
第5図(A) . (B)は被測定物体の直線移動状態
を検出するようにした従来のリニアエンコーダの光学系
の平面と側面の要部概略図である。
同図においてLED等の光源51からの光束は投光レン
ズ52により略平行光束とされ主スケール53に投光さ
れる。主スケール53はガラス等の透明基材又は金属の
薄板にエッチング等の手法により幅の等しい透光部と遮
光部を周期的に設けたスリット列より構成されている。
主スケール53を通過した光束は主スケール53と同じ
周期のパターンより或る副スケール54に入射し,副ス
ケール54を通過した光束は受光手段55で受光される
主スケール53は一点鎖線で囲まれた検出ヘッド部60
に対し、相対的に矢印八方向に移動可能となるように構
成されている。
ここで副スケール54は例えば第6図に示すように4つ
のスケール54−1〜54−4を有し、これらの各スケ
ールは主スケール53と同周期のスリット列より成り、
投光レンズ52から投射される光束中に配置されている
。又各スケール54−1〜54−4の位置関係は例えば
スケール54−1を基準にとるとスケール54−2はス
リットピッチの1/2だけスケール54−1とずれてお
り、同様にスケール54−3はスリットピッチの1/4
、スケール54−4はスリットピッチの3/4だけずれ
た状態となっている。
受光手段55は第6図に示すように4つの光検出器55
−1〜55−4を有し、各スケール54−1〜54−4
の後方に各々対応して配置されている。ここでスケール
54−1〜54−4は主スケール53の移動の方向判別
及びDCオフセット成分を除くことを目的として配置さ
れている。
第7図は第5図に示したリニアエンコーダにおいて主ス
ケール53と検出ヘッド部60が相対的に所定量移動し
たときの光検出器55−1〜55−4から得られる出力
信号の説明図である。
同図に示す出力信号波形はいずれもスリットピッチを単
位として周期的に変化している。同図(A)〜(1))
は順に光検出器55−1〜55−4からの出力波形であ
る。
今、第7図(A)の出力波形を基準にとれば副スケール
の位置関係より同図(B) . (C) . (D)の
出力波形は各々180度、90度,270度だけ位相が
ずれている。
従来のリニアエンコーダはこれら4つの出力信号を用い
て、例えば第7図(A)と同図(B)の差動出力及び同
図(C)と同図(D)の差動出力よりDCオフセット変
動分を除き、各2つの差動出力の位相関係から周知の方
法により主スケール53の移動量及び移動方向を検出し
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 第5図に示す従来のリニアエンコーダにおいては主スケ
ール53と副スケール54との間隔が変わると受光手段
55からの出力値が変動してくる。
第8図は第7図と同様の受光千段55のうちの1つの光
検出器からの出力信号の波形を表わす説明図である。主
スケール53と副スケール54との間隔が0に近い状態
で双方が相対的に移動した場合には受光手段55からは
図中の破線が示す三角形状の出力信号が得られる。主ス
ケール53と副スケール54との間隔が拡大するに従い
出力波形は実線で示すように徐々に振幅が小さくなると
共に波形が歪んで正弦波に似た形状になってくる。
第9図は主スケールと副スケールとの間の距離に対する
光検出器からの出力信号の振幅の変化を定性的に示した
説明図である。このような光検出器からの出力信号の変
動は光源にLED等のような有限のサイズの発光源を用
いた為に、光束が完全な平行光束とならず、主スケール
と補助スケールとの間の距離によって光検出器への光束
のもれ込み量が変化することが主たる原因となっている
。(尚、光束が回折して拡がることによりもれ込みはス
ケールのスリットピッチが数十ミクロンのオーダーの場
合は殆ど無視することができる。) このように従来のリニアエンコーダでは相対的なスケー
ルの移動に伴って主スケールと副スケールとの間の距離
が変わったり、継続的な変形により双方の距離が変わっ
たりすると出力信号の波形が変動し、検出精度が低下し
てくるという問題点があった。
尚、このような問題点はロータリーエンコーダにおいて
も同様に生じてくる。
本発明は主スケールと副スケールとの間の距離が変動し
てもこの変動を打消すように各要素を構成することによ
り、双方の相対的な移動状態を精度良く検出することの
できるエンコーダの提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のエンコーダは、主スケールと副スケールを対向
配置し、該主スケールと副スケールで変調された光を光
電変換し、該光電変換により生成せしめられる信号に基
づいて、前記主スケールと副スケールの相対的変位を検
出するエンコーダにおいて、前記相対的変位及び前記主
スケールと副スケール間の間隔変動に応じて強度が変化
する第1信号を生成する第1光電変換手段と、前記相対
的変化及び前記間隔変動に応じて強度が変化する信号で
あって、前記第1信号と180°位相が異なり前記間隔
変動に応じた強度の増減が前記第1信号と逆である第2
信号を生成する第2光電変換手段と、前記第1と第2信
号の差分を求め、差分信号を生成する手段とを有してい
る。
(実施例) 第1図は本発明の第1実施例の光学系の要部概略図であ
る。同図において1.2は各々光源であり、例えばLE
D等から成り、各々の光源は主スケール9に対して反対
側位置に主スケール9に対向して配置している。主スケ
ール9は同一幅の透光部と遮光部を周期的に配置したス
リット列より成っている。
3,4は各々投光レンズであり、光@1,2からの光束
を略平行光束として主スケール9に入射させている。光
源1と投光レンズ3で第1投光手段101を、光源2と
投光レンズ4で第2投光手段102を構成している。
10は第1補助スケール、11は第2補助スケールであ
る。このうち第1補助スケール10は例えば0度(基準
位相)と90度の位相を有する2つのスケール10a,
10bから成り、第2補助スケール11は180度と2
70度の位相を有する2つのスケールlla,llbか
ら成っている。そしてこれら第l,第2補助スケール1
o,11は同一幅の透光部と遮光部より成る主スケール
9と同じ周期のスリット列より成っている。
5,6は各々光検出器であり、第1投光千段101から
の光束のうち主スケール9と第1補助スケール10の透
光部を通過した光束を受光している。光検出器5.6は
第1受光手段103を構成している。
7,8は各々光検出器であり、第2投光手段102から
の光束のうち主スケール9と第2補助スケール11の透
光部を通過した光束を受光している。光検出器7,8は
第2受光手段104を構成している。
12は検出ヘッドであり、主スケール9を除く前述の各
要素を筐体内に収納して構成されている。主スケール9
は検出ヘッド12に対して相対的に図中の矢印八方向に
移動可能となっている。
本実施例では第1投光手段101からの光束のうち主ス
ケール9と第1補助スケール10の透過部を通過した光
束は各々光検出器5,6で検出される。同様に第2投光
手段102からの光束のうち主スケール9と第2補助ス
ケール11の透過部を通過した光束は各々光検出器7.
8で検出される。
本実施例ではこのような構成により主スケール9と第1
補助スケール10との間の距離又は主スケール9と第2
補助スケールとの間の距離が変動した場合に、その距離
の変動方向の増減が第1補助スケール10と第2補助ス
ケール11に対して互いに逆となるようにしている。
これにより第1受光手段103と第2受光手段104か
ら得られる信号の出力振幅の変化が互いに逆になるよう
にしている。
第2図は本実施例において第1、第2受光手段103,
104で得られる出力信号の信号処理回路のブロック図
である。同図では主スケール9と第1又は第2補助スケ
ール10.11との間の距離の変動の影響を打消して主
スケール9の相対的移動量を検出する信号処理回路を示
している。
即ち、同図において光検出器5から得られた00位相の
信号出力Aと光検出器7から得られた1800位相の信
号出力Aを差動増幅器で減算することにより、結果的に
互いに振幅の変動方向が逆の同位相信号を加算平均する
のと同じ効果をもたらし、差動増幅器後の出力信号がス
ケール間の距離の変動の影響を打消した信号となるよう
にしている。同様にして光検出器6及び8に対応する信
号出力B及びBからも距離の変動の影響を受けない差動
出力信号を得ている。
これらの差動出力信号は夫々波形整形器方向判別器の為
の回路を経てカウンターで計数され、その結果として主
スケール9と検出ヘッド12の矢印A方向の相対的な移
動量を求めている。
第3図は本発明の第2実施例の光学系の要部概略図であ
る。同図において第1図で示した要素と同一要素には同
符番を付している。
本実施例では光源1からの光束を投光レンズ3の有効領
域のうちの片側半分の領域を通過させて略平行光束とし
ている。そして第1スケール9と第1補助スケール10
の透過部を通過した光束な投光レンズ4の有効領域のう
ちの片側半分の領域で集先して光検出器5,6で受光し
ている。
光源2からの光束に対しても同図に示すように光源1か
らの光束と同様にして光検出器7.8で受光している。
このように本実施例では投光レンズ3.4の有効面の半
分を投光用と受光用として用いる点が第1図の第1実施
例と異っている。
本実施例では投光レンズ3,4を共軸配置となるように
構成し、これにより装置全体の小型化及び組立調整を容
易にしている。
第4図は本発明の第3実施例の主スケール9の移動方向
(紙面垂直方向〉と直交する而内における光学系の要部
概略図である。同図において第1図で示した要素と同一
要素には同符番を付している。
本実施例では光源1(2)からの光束を投光レンズ3(
4)に対して軸外から入射させ、略平行光束として射出
させ、このとき光源1.2からの光束が主スケール9上
で互いに交差するように各要素を設定している。そして
第1(第2)補助スケール10(11)を介して投光レ
ンズ4(3〉で集光し、光検出器5.6 (7.8)で
受光している。
本実施例では第3図の第2実施例と同様に投光レンズ3
(4)の有効面を2つに分割して投光用と受光用として
用い、又投光レンズ3,4を共軸配置とし装置全体の小
型化及び組立調整を容易にしている。
本実施例では主スケール9を境に光学系を左右の配置が
対称となるように構成し、主スケールと第1又は第2補
助スケールとの間の距離が変動したときの影響を前述の
第1.第2実施例と同様に互いに打消すようにしている
尚、本実施例において主スケール9を反射型とし、光W
l (2)からの光束を主スケール9で反射させた後、
第2補助スケール11(第1補助スケール10)を介し
て光検出器7.8 (5.6)で受光するようにしても
前述と同様の効果が得られる。
以上の各実施例では本発明をリニアエンコーダに適用し
た場合を示したが本発明はロータリーエンコーダにも同
様に適用することが出来る。
(発明の効果) 本発明によれば主スケールと補助スケールとを介した光
束を利用して主スケールの相対的な移動状態を検出する
際、前述の如く各要素を構成することにより、主スケー
ルと補助スケールとの間の距離の変動によって生ずる出
力信号の振幅変動を互いに打消し、これにより主スケー
ルと補助スケールの位置関係の初期調整を容易にし、か
つ機械的な変形に対しても安定で信頼性のある高精度な
検出が可能なエンコーダを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部概略図、第2図は第
1実施例における信号処理に係るブロック図、第3,第
4図は本発明の第2,第3実施例の要部概略図、第5図
は従来のリニアエンコーダの概略図、第6図は第5図の
一部分の説明図、第7〜第9図は従来のリニアエンコー
ダにおける出力信号波形の説明図である。 図中、101は第1投光手段、102は第2投光手段、
103は第1受光手段、104は第2受光手段、1.2
は光源、3.4は投光レンズ、5,6.7.8は光検出
器、9は主スケール、10は第1補助スケール、11は
第2補助スケール、12は検出ヘッドである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1投光手段からの光束を透光部と遮光部を周期
    的に設けた主スケールに投光し、該主スケールを介した
    光束を該主スケールと同じ周期の第1補助スケールを介
    した後、第1受光手段で受光すると共に第2投光手段か
    らの光束を該主スケールに該第1投光手段の投光方向と
    は反対側方向から投光し、該主スケールを介した光束を
    該主スケールと同じ周期の第2補助スケールを介した後
    、第2受光手段で受光し、該第1、第2受光手段からの
    出力信号を用いて該主スケールの相対的移動量を検出す
    るようにしたことを特徴とするエンコーダ。
  2. (2)主スケールと副スケールを対向配置し、該主スケ
    ールと副スケールで変調された光を光電変換し、該光電
    変換により生成せしめられる信号に基づいて、前記主ス
    ケールと副スケールの相対的変位を検出するエンコーダ
    において、前記相対的変位及び前記主スケールと副スケ
    ール間の間隔変動に応じて強度が変化する第1信号を生
    成する第1光電変換手段と、前記相対的変化及び前記間
    隔変動に応じて強度が変化する信号であって、前記第1
    信号と180゜位相が異なり前記間隔変動に応じた強度
    の増減が前記第1信号と逆である第2信号を生成する第
    2光電変換手段と、前記第1と第2信号の差分を求め、
    差分信号を生成する手段とを有するエンコーダ。
  3. (3)主スケールと副スケールを対向配置し、該主スケ
    ールと副スケールで変調された光を光電変換し、該光電
    変換により得られる、前記主スケールと副スケールの相
    対的変位と前記主スケールと副スケール間の間隔変動と
    に応じて強度が変化する信号に基づいて前記相対的変位
    を検出するエンコーダにおいて、前記信号から前記間隔
    変動に応じて強度が変化する成分を除去する手段を有す
    ることを特徴とするエンコーダ。
JP23636589A 1989-09-11 1989-09-11 エンコーダ Pending JPH0399222A (ja)

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JP23636589A JPH0399222A (ja) 1989-09-11 1989-09-11 エンコーダ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI414694B (zh) * 2010-08-11 2013-11-11 Thk Co Ltd Motion guidance device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI414694B (zh) * 2010-08-11 2013-11-11 Thk Co Ltd Motion guidance device

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