JPH039888B2 - - Google Patents

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JPH039888B2
JPH039888B2 JP3817183A JP3817183A JPH039888B2 JP H039888 B2 JPH039888 B2 JP H039888B2 JP 3817183 A JP3817183 A JP 3817183A JP 3817183 A JP3817183 A JP 3817183A JP H039888 B2 JPH039888 B2 JP H039888B2
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JP
Japan
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pgd
alcohol
compound
group
formula
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Application number
JP3817183A
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JPS59164769A (ja
Inventor
Yoshinobu Arai
Hirohisa Wakatsuka
Jutaro Sasaki
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ono Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Ono Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP3817183A priority Critical patent/JPS59164769A/ja
Publication of JPS59164769A publication Critical patent/JPS59164769A/ja
Publication of JPH039888B2 publication Critical patent/JPH039888B2/ja
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  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は新芏なプロスタグランゞン類䌌化合
物に関する。 プロスタグランゞンは次の構造をも぀プロスタ
ン酞の誘導䜓である。 皮々のタむプのプロスタグランゞンが知られおお
り、そのタむプは脂環匏環の構造ず眮換基に䌌存
する。䟋えば、プロスタグランゞンPGF、
PGE及びPGDの脂環匏環はそれぞれ
次の構造をも぀。
【匏】
【匏】及び
【匏】 前蚘の構造匏䞭もしくは本明现曞䞭の他の構造
匏䞭の点線は、䞀般的に認められおいる呜名法の
芏則に埓い、それに぀いおいる基が環平面のうし
ろ偎すなわちα−配眮であり倪線〓はそれに぀い
おいる基が環平面の前偎すなわちβ−配眮であ
り、波線〓はそれに぀いおいる基がα−たたはβ
−配眮、たたはそれらの混合物であるこずを瀺
す。 それらの化合物は脂環匏環の䜍ず12䜍に぀い
おいる偎鎖䞊の二重結合の䜍眮によ぀お副分類さ
れる。PG−化合物はC13−C14間にトランス二
重結合トランス−Δ13をもちPG−化合物は
C5−C6間はシス二重結合ずC13−C14間にトランス
二重結合シス−Δ5、トランス−Δ13をも぀お
いる。䟋えば、プロスタグランゞンD1PGD1
及びプロスタグランゞンD2PGD2は、それぞ
れ次の構造匏で瀺される。 及び 曎にプロスタグランゞンの脂環匏環の12䜍に぀
いおいる脂肪族基から぀たたはそれ以䞊のメチ
レン基が陀去されたずき、その化合物は、有機呜
名法の䞀般則に埓぀おノル−プロスタグランゞン
ずしお知られおおり、陀去されたメチレン基の数
は「ノル」の接頭語の前にゞ−あるいはトリ−等
を぀けお瀺される。 プロスタグランゞンは䞀般に薬理的性質を有す
る。䟋えばそれらは、平滑筋の収瞮を刺激する䜜
甚、血圧降䞋䜜甚、利尿䜜甚、気管支拡匵䜜甚、
脂肪分解阻害䜜甚、血小板凝集抑制䜜甚、胃酞分
泌抑制䜜甚を有する。したが぀お高血圧症、血栓
症、喘息及び胃腞の朰瘍の治療、劊嚠哺乳動物の
分嚩誘発及び䞭絶、動脈硬化の予防、たたは利尿
剀ずしお有効である。それらは、動物䜓内の生䜓
内ヘプロスタダランゞンを分泌する各組織䞭にご
く埮量存圚する脂溶性物質である。 本発明は、英囜特蚱第1403838号及び特開昭52
−89650号及び同51−143643号明现曞に蚘茉され
た発明を改善したものである。 英囜特蚱第1408383号明现曞では、PGDの䜍
のカルボキシル基をヒドロキシメチル基で眮換し
た化合物以䞋、PGDアルコヌル䜓ず呌ぶ。及
びそれらの類䌌化合物が広くか぀非特定的に蚘茉
されおおり、さらにそれらの化合物がプロスタグ
ランゞン特有に既知な薬理䜜甚、特に血圧降䞋䜜
甚、平滑筋の収瞮を刺激する䜜甚、血小板凝集抑
制䜜甚及び気管支拡匵䜜甚を有しおいるこずが明
らかにされおいる。しかしながらPGDアルコヌ
ル䜓の補造実斜䟋及び特定化された化合物の開瀺
は党くない状態である。 特開昭52−89650号明现曞でも、PGDアルコヌ
ル䜓及びそれらの䜍に぀いおいる氎酞基が脱氎
され、C9−C10間に二重結合が導入された化合物
以䞋、−デオキシ−Δ9−PGDアルコヌル䜓ず
呌ぶ。及びそれらの類化合物がPGF、PGE等の
アルコヌル䜓ず䞀諞に開瀺されおはいるが、その
蚘茉は広範囲、非特定であり、薬理䜜甚の蚘茉も
あいたいである。さらに補造実斜䟋や特定化され
た化合物の開瀺も党くない。 特開昭51−143643号明现曞ではPGDアルコヌ
ル䜓及びそれらの類䌌化合物が、出発物質ずしお
蚘茉されおいるものの、PGF、PGE等のアルコ
ヌル䜓を含む広範囲な化合物矀のほんの䞀郚ずし
お開瀺されおいるだけで、それらの化合物の薬理
䜜甚、補造実斜䟋及び特定化された化合物の開瀺
は党くない。 今回、我々はPGD2アルコヌル及び−デオキ
シ−Δ9−PGD2アルコヌルを新たに合成し、それ
らの化合物が党く新芏な薬理的性質もちろん、
䞊蚘の先行技術の明现曞にも党く蚘茉されおいな
いし、か぀それらの明现曞からは予期するこずも
出来ない性質、すなわち抗腫瘍䜜甚を有しおい
るこずを芋い出し、本発明を完成した。 前蚘した先行技術明现曞では、䞀般のプロスタ
グランゞンに知られおいた薬理的性質を単に述べ
るにずどたり、抗腫瘍䜜甚に着目した出願は皆無
である。 すなわち本発明は、䞀般匏 〔匏䞭、〔〕は、匏
【匏】 たたは
【匏】 で瀺される基を衚わし、R1は炭玠数〜の盎
鎖たたは分枝鎖アルキル基を衚わし、C5−C6間
の二重結合はを衚わし、C13−C14間の二重結合
はを衚わし、匏においお、C9−C10間の
二重結合はを衚わす。〕 で瀺されるPGD類䌌化合物、及びそれらのシク
ロデキストリン包接化合物に関する。 䞀般匏だ瀺されるプロスタグランゞン
類䌌化合物、及びそれらのシクロデキストリン包
接化合物は、プロスタグランゞンに特有の薬理䜜
甚、䟋えば血圧降䞋䜜甚、血小板凝集抑制䜜甚、
血小板凝集抑制䜜甚、子宮筋の収瞮を刺激する䜜
甚、䞋痢䜜甚を党く瀺さないか、たたはそれらの
䜜甚が非垞に匱いものであるにもかかわらず、抗
腫瘍䜜甚が驚くほど匷力で、しかも毒性が極めお
少ないこずが芋い出されたこれらの化合物が匷
力な抗腫瘍䜜甚を有しおいるこずは、前蚘した先
行技術の明现曞䞭には党く蚘茉されおいない。。
埓぀お䞀般匏で瀺されるプロスタグランゞ
ン類䌌化合物及びそれらのシクロデキストリン
包接化合物は腫瘍、䟋えば癜血病及び固型ガンに
察する予防効果、治療効果及び延呜効果を目的ず
する、非垞に有効で理想的な抗腫瘍剀ずしお甚い
るこずができる。 䟋えば、実隓宀の実隓では、ヒトの口底ガン现
胞KB cellを甚いた、in vitroでの増殖抑制
詊隓においお、本発明化合物は優れた抑制効果を
瀺した。以䞋にその実隓方法ず結果を瀺す。 ヒトの口底ガン现胞KB cellを甚いた増殖抑
制詊隓 実隓方法 KB cellを10の仔牛胎児血枅含有のむヌグル
MEM培逊液に加え、培逊液䞭の现胞数を×
105個mlに調敎し、本発明化合物の゚タノヌル
溶液を最終濃床5Όml及びそれ以䞋の濃床
点になるように加えた埌、37℃で日間静
眮培逊した。察照ずした゚タノヌル0.1を加え
た现胞培逊液も同様に培逊した。培逊埌、トリパ
ンブルヌ染色法で染色し生现胞数を枬定しお、察
照に察する抑制率からIC50倀50増殖抑制濃
床を求めた。結果を䞋衚に瀺す。
【衚】 䞀般匏で瀺される化合物にはいく぀かの
䞍斉炭玠が存圚する。䟋えば䞀般匏におい
お、〔〕が匏で瀺される基を衚わす化合
物には、個の䞍斉䞭心すなわち、䜍、
䜍、12䜍及び15䜍の炭玠原子が存圚し、〔〕
が匏で瀺される基を衚わす化合物では、
䜍、12䜍及び15䜍の炭玠原子が䞍斉炭玠である。
さらにR1が衚わすアルキル基が分枝鎖である堎
合には、他の䞍斉炭玠が生じる可胜性がある。し
かしながら、本発明の䞀般匏で瀺される化
合物は、䞍斉炭玠によ぀おお生じる各々の異性䜓
及びそれらの混合物をも含有するものである。 䞀般匏においお、R1が衚わす炭玠数
〜のアルキル基ずしおは、メチル、゚チル、プ
ロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチ
ル、オクチル基及びそれらの異性䜓が挙げられ、
奜たしくは無眮換であるかあるいは個たたは
個のメチルたたぱチル基で眮換されたブチル、
ペンチル、ヘキシル基である。 䞀般匏においお、具䜓的に奜たしいR1
ずしおは、ブチル、ペンチル、−メチルペンチ
ル、−メチルペンチル、−メチルペンチル、
−ゞメチルペンチル、−゚チルペンチ
ル、−゚チルペンチル、ヘキシル、−メチル
ヘキシル、−メチルヘキシル、−゚チルヘキ
シル、−゚チルヘキシル、ヘプチル、−メチ
ルヘプチル基が挙げられ、特に奜たしいのは−
ペンチル基である。 さらに䞀般匏においお、15䜍の炭玠原子
に぀いおいる氎酞基の奜たしい配眮はα−配眮で
ある。 本発明に含たれる化合物は、PGDの誘導䜓ず
しお呜名するこずができる。䟋えば、本発明化合
物の代衚䟋である匏 及び で瀺される化合物はそれぞれPGD2アルコヌル及
び−デオキシ−Δ9−PGD2アルコヌルず呜名さ
れる。さらに本発明化合物は、䞋蚘匏 で瀺されるプロスタンprostaneの誘導䜓ずし
お組織的に呜名するこずができる。この堎合、䞊
蚘及びで瀺される化合物はそれぞれ5Z
13E−9S15S−11−オキ゜プロスタ−13
−ゞ゚ン−15−トリオヌル及び5Z
13E−15S−11−オキ゜プロスタ−13
−トリ゚ン−15−ゞオヌルず呜名される。 本発明に埓えば、䞀般匏で瀺される本発
明化合物は、䞀般匏 たたは 〔匏䞭、R2は眮換されおいないかたたは少なく
ずも個のアルキル基で眮換されおいるテトラヒ
ドロピラン−−むル基たたはテトラヒドロフラ
ン−−むル基あるいは−゚トキシ゚チル基、
奜たしくはテトラヒドロピラン−−むル基を衚
わし、その他の蚘号は前蚘ず同じ意味を衚わす。〕 で瀺される化合物の䜍、䜍及び15䜍、たたは
䜍及び15䜍のOR2を氎酞基に、酞性条件䞋で加
氎分解するこずにより補造される。この加氎分解
は、 (1) 酢酞、プロピオン酞、シナり酞、−トル゚
ンスルホン酞の劂き有機酞の氎溶液又は塩酞、
硫酞、リン酞の劂き無機酞の氎溶液䞭、奜適に
は氎ず混和しうる有機溶媒、䟋えばメタノヌル
又ぱタノヌルの劂き䜎玚アルカノヌル奜た
しくはメタノヌル、又は−ゞメトキシ
゚タン、ゞオキサンもしくはテトラヒドロフラ
ンの劂き゚ヌテル奜たしくはテトラヒドロフ
ランの存圚䞋に宀枩から75℃の枩床奜たし
くは45℃以䞋の枩床で、又は (2) メタノヌル又ぱタノヌルの劂き無氎䜎玚ア
ルカノヌル䞭−トル゚ンスルホン酞又はトリ
フルオロ酢酞の劂き有機酞の存圚䞋10〜45℃の
枩床で行なわれる。加氎分解は、奜たしくは垌
塩酞及びテトラヒドロフランの混合液、垌塩酞
及びメタノヌルの混合液、酢酞、氎及びテトラ
ヒドロフランの混合液、リン酞、氎及びテトラ
ヒドロフランの混合液、又は−トル゚ンスル
ホン酞及び無氎メタノヌルの混合液を甚いお行
なわれる。 䞀般匏及びで瀺される化合物は、
次の図匏で瀺される䞀連の反応工皋によ぀お補
造するこずができる。図匏䞭、R3はトリメチル
シリル基、トリ゚チルシリル基、トリブチルシリ
ル基、tert−ブチルゞメチルシリル基、トリベン
ゞルシリル基、トリプニルシリル基の劂き䞉眮
換シリル基、奜たしくはtert−ブチルゞメチルシ
リル基を衚わし、はアルキルスルホニル基ある
いは眮換たたは無眮換のアリヌルスルホニル基、
奜たしくはメシル基たたはトシル基を衚わし、そ
の他の蚘号は前蚘ず同じ意味を衚わす。 図匏䞭の各工皋はすべお公知の反応ににより
行なわれるが、簡単に説明するず、䟋えば工皋
〔〕は氎酞基を保護する反応であり、䞍掻性有
機溶媒、䟋えば塩化メチレン、クロロホルム、ゞ
゚チル゚ヌテル䞭、瞮合剀、䟋えば−トル゚ン
スルホン酞、硫酞、トリフルオロ酢酞の存圚䞋、
−ゞヒドロピラン、−ゞヒドロフラ
ン、゚チルビニル゚ヌテル等を甚いお宀枩から−
30℃の枩床で行なわれる。奜適には塩化メチレン
䞭、ピリゞンの−トル゚ンスルホン酞塩たたは
−トル゚ンスルホン酞の存圚䞋、−ゞヒ
ドロピランを甚いお宀枩で行なわれる。 工皋〔〕はOR3基を氎酞基に倉換する反応で
ある。この反応に぀いおは、John Wiley
SonsInc瀟米囜発行、“Protective Groups
in Organic Synthesis”39〜50ペヌゞ1981
以埌、文献ず略蚘する。に詳しく蚘茉されお
いるが、奜たしくはテトラヒドロフラン䞭、宀枩
でテトラブチルアンモニりムフロリド−
Bu4N+F-を甚いお行なわれる。 工皋〔〕は氎酞基をオキ゜基に倉換するかた
たは同時にOT基を脱離し、C9−C10間に二重結
合を圢成する反応である。このような酞化反応は
よく知られおおり、䟋えば、 (a) 南江堂発行亀谷哲治線著「有機合成化孊合
成線」176〜206ペヌゞ昭和51幎月日、
又は (b) John WileySonsInc瀟米囜発行
「Compendium of Organic Synthetic Me
thods」第巻191幎、第巻1974幎、第
巻1977幎のセクシペン48又は168に詳し
く蚘茉されおいる。特に奜たしい緩和な䞭性条
件䞋での酞化は、䟋えばゞメチルスルフむド−
−クロロスクシンむミド錯䜓、チオアニ゜ヌ
ル−−クロロスクシンむミド錯䜓、ゞメチル
スルフむド錯䜓、ゞメチルスルフむド−塩玠錯
䜓、チオアニ゜ヌル−塩玠錯䜓〔以䞊、J.
Amer.Chem.Soc.9475861972参照〕、ゞ
シクロヘキシルカルボゞむミド−ゞメチルスル
ホキシド錯䜓〔J.Amer.Chem.Soc.875661
1965参照〕、ピリゞニりムクロロクロマヌト
C5H5NHCrO3Cl〔Tetrahedron Letters
26471975参照〕、無氎硫酞−ピリゞン錯䜓
〔J.Amer.Chem.Soc.8955051967参照〕、
塩化クロミル〔J.Amer.Chem.Soc.975929
1975参照〕、䞉酞化クロム−ピリゞン錯䜓
䟋えばコリンズ詊薬、ゞペヌンズ詊薬又はク
ロム酞溶液䞉酞化クロム、硫酞マンガン、硫
酞及び氎より補造、シナり酞クロラむドずゞ
メチルスルホキシド〔スワンSwern酞化〕
等を甚いお行なわれるが奜適なのはコリンズ酞
化、ゞペヌンズ酞化たたはスワン酞化である。
コリンズ酞化はクロロホルム、塩化メチレン、
四塩化炭玠の劂きハロゲン化炭化氎玠䞭宀枩か
ら℃の枩床で行なわれる。ゞペヌンズ酞化は
通垞宀枩以䞋の枩床で行なわれる。スワン酞化
はクロロホルム、塩化メチレンの劂きハロゲン
化炭化氎玠䞭−50℃〜−60℃で反応させ、次い
でトリ゚チルアミンで凊理するこずにより行な
われる。 図匏の出発原料である䞀般匏及び
で瀺される化合物は、次の図匏に瀺され
る䞀連の反応工皋によ぀お補造するこずができ
る。図匏䞭、すべおの蚘号は前蚘ず同じ意味を衚
わす。 図匏䞭の各工皋はすべお公知の反応により行
なわれるが、簡単に説明するず、䟋えば工皋
〔〕は11䜍の氎酞基を遞択的にOR3基に倉換す
る反応であり、その反応は文献に詳しく蚘茉さ
れおいるが、奜たしくはゞメチルアミノピリゞ
ン、ゞメチルホルムアミド䞭、ピリゞン、むミダ
ゟヌル、トリメチルアミンのような塩基の存圚
䞋、宀枩〜50℃の枩床で匏Cl−R3匏䞭、R3は前
蚘ず同じ意味を衚わす。で瀺されるクロロシラ
ン化合物ず反応させるこずにより行なわれる。こ
の堎合䜍の氎酞基が同時にOR基に倉換されな
いように泚意深く行なう必芁がある。 工皋〔〕は䜍の氎酞基をOR2基に倉換する
反応であり、前蚘した工皋〔〕ず同様にしお行
なうこずができる。 工皋〔〕は䜍の氎酞基をOT基に倉換する
反応であり、(i)ピリゞンたたはトリ゚チルアミン
のような䞉玚アミンの存圚䞋、塩化メチレンのよ
うな䞍掻性有機溶媒䞭、あるいは(ii)ピリゞン䞭、
−30℃から50℃の枩床でメシルクロリドのような
アルキルスルホニルクロリドたたはトシクルクロ
リドのようなアリルスルホニルクロリドず反応さ
せるこずにより行なわれる。 工皋〔〕は−COOCH3基をCH2OH基に還元
する反応であり、このために甚いられる還元剀で
あればいかなるものでもよいが、奜たしくはヘキ
サン、テトラヒドロフラン、トル゚ンのような䞍
掻性有機溶媒䞭、℃〜−30℃の枩床でゞむ゜ブ
チルアルミニりムハむドラむドDIBALを甚
いるこずにより行なわれる。 䞀般匏で瀺される化合物は、それ自身公
知の化合物であり、特開昭59−1463号明现曞䞭に
䞀般匏で瀺される化合物ずしお開瀺さ
れおいる。 䞀般匏で瀺されるプロスタグランゞン
類䌌化合物のシクロデキストリン包接化合物は、
α−、β−あるいはγ−シクロデキストリンある
いはそれらの混合物を甚いお日本特蚱第790979号
及び特開昭47−39057号明现曞蚘茉の方法を甚い
るこずにより埗られる。シクロデキストリン包接
化合物に倉換するこずにより䞀般匏で瀺さ
れるプロスタグランゞン類䌌化合物の安定性が
増倧する。 䞀般匏で瀺されるプロスタグランゞン
類䌌化合物、及びそれらのシクロデキストリン包
接化合物を抗腫瘍剀ずしお甚いるには、通垞党身
的あるいは局所的に、経口たたは非経口で投䞎さ
れる。投䞎量は幎什、䜓重、症状、治療効果、投
䞎方法、凊理時間等により異なるが、通垞成人ひ
ずり圓り、回に぀きmg〜500mgの範囲で日
回から数回投䞎されるかたたは成人ひずり圓
り、回に぀き500Ό〜50mgの範囲で日回
から数回非経口投䞎、奜たしくは静脈内投䞎され
る。もちろん前蚘したように、投䞎量は皮々の条
件で倉動するので、䞊蚘投䞎量範囲より少ない量
で十分な堎合もあるし、たた範囲を越えお必芁な
堎合もある。 本発明による経口投䞎のための固䜓組成物ずし
おは、錠剀、散剀、顆粒剀等が含たれる。このよ
うな固䜓組成物においおは、ひず぀たたはそれ以
䞊の掻性物質が、少なくずもひず぀の䞍掻性な垌
釈剀、䟋えば乳糖、マンニトヌル、ブドり糖、ヒ
ドロキシプロピルセルロヌス、埮結晶セルロヌ
ス、デンプン、ポリビニルピロリドン、メタケむ
酞アルミン酞マグネシりムず混合される。組成物
は、垞法に埓぀お、䞍掻性な垌釈剀以倖の添加
剀、䟋えばステアリン酞マグネシりムのような最
滑剀や繊維玠グルコン酞カルシりムのような厩壊
剀を含有しおいおもよい。錠剀たたは䞞剀は必芁
により癜糖、れラチン、ヒドロキシプロピルセル
ロヌス、ヒドロキシプロピルメチルセルロヌスフ
タレヌトなどの胃溶性あるいは腞溶性物質のフむ
ルムで被膜しおもよいし、たた以䞊の局で被膜
しおもよい。さらにれラチンのような吞収されう
る物質のカプセル剀ずしおもよい。 経口投䞎のための液䜓組成物は、薬剀的に蚱容
される乳濁剀、溶液剀、懞濁剀、シロツプ剀、゚
リキシル剀等を含み、䞀般的に甚いられる䞍掻性
な垌釈剀、䟋えば粟補氎、゚タノヌルを含む。こ
の組成物な䞍掻性な垌釈剀以倖に湿最剀、懞濁剀
のような補助剀、甘味剀、颚味剀、芳銙剀、防腐
剀を含有しおいおをよい。 経口投䞎のためその他の組成物ずしおは、ひず
぀たたはそれ以䞊の掻性物質を含み、それ自䜓公
知の方法により凊方されるスプレヌ剀が含たれ
る。 本発明による非経口投䞎のための泚射剀ずしお
は、無菌の氎性たたは非氎性の溶液剀、懞濁剀、
乳濁剀を包含する。氎性の溶液剀、懞濁剀ずしお
は䟋えば泚射甚蒞留氎及び生理食塩氎が含たれ
る。非氎性の溶液剀、懞濁剀ずしおは、䟋えばプ
ロピレングリコヌル、ポリ゚チレングリコヌル、
オリヌブ油のような怍物油、メタノヌルのような
アルコヌル類、ポリ゜ルベヌト80等がある。この
ような組成物は、さらに防腐剀、湿最剀、乳化
剀、分散剀のような補助剀を含んでもよい。これ
らは䟋えばバクデリア保留フむルタヌを通す
過、殺菌剀の配合たたは照射によ぀お無菌化され
る。これらはたた無菌の固䜓組成物を補造し、䜿
甚前に無菌氎たたは無菌の泚射甚溶媒に溶解しお
䜿甚するこずもできる。 非経口投䞎のためのその他の組成物ずしおは、
ひず぀たたはそれ以䞊の掻性物質を含み、それ自
䜓公知の方法により凊方される倖甚液剀、軟コり
のような塗垃剀、盎腞内投䞎のための坐剀及び膣
内投䞎のためのペツサリヌ等が含たれる。 本発明に含たれる䞀般匏たたは
で瀺される化合物のうち、奜たしいものずし
おは、䟋えば 20−ノル−PGD2アルコヌル、 PGD2アルコヌル、 16−メチル−PGD2アルコヌル、 17−メチル−PGD2アルコヌル、 18−メチル−PGD2アルコヌル、 1616−ゞメチル−PGD2アルコヌル、 16−゚チル−PGD2アルコヌル、 17−゚チル−PGD2アルコヌル、 20−メチル−PGD2アルコヌル、 1620−ゞメチル−PGD2アルコヌル、 1720−ゞメチル−PGD2アルコヌル、 16−゚チル−20−メチル−PGD2アルコヌル、 17−゚チル−20−メチル−PGD2アルコヌル、、 20−゚チル−PGD2アルコヌル、 17−メチル−20−゚チル−PGD2アルコヌル、 1720−ゞ゚チル−PGD2アルコヌル、 20−ノル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコヌ
ル、 −デオキシ−Δ9−PGD2アルコヌル、 16−メチル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコ
ヌル、 17−メチル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコ
ヌル、 18−メチル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコ
ヌル、 1616−ゞメチル−−デオキシ−Δ9−PGD2
アルコヌル、 16−゚チル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコ
ヌル、 17−゚チル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコ
ヌル、 20−メチル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコ
ヌル、 1620−ゞメチル−−デオキシ−Δ9−PGD2
アルコヌル、 1720−ゞメチル−−デオキシ−Δ9−PGD2
アルコヌル、 16−゚チル−20−メチル−−デオキシ−Δ9
−PGD2アルコヌル、 17−゚チル−20−メチル−−デオキシ−Δ9
−PGD2アルコヌル、 20−゚チル−−デオキシ−Δ9−PGD2アルコ
ヌル、 17−メチル−20−゚チル−−デオキシ−Δ9
−PGD2アルコヌル、 1720−ゞ゚チル−−デオキシ−Δ9−PGD2
アルコヌル、 が挙げられる。 以䞋、参考䟋及び実斜䟋により本発明を詳述す
るが、本発明はこれらの実斜䟋に限定されるもの
ではない。なお参考䟋及び実斜䟋䞭の「TLC」、
「NMR」、「IR」及び「Mass」は、各々「薄局ク
ロマトグラフむ」「栞磁気共鳎スペクトル」、「赀
倖吞収スペクトル」及び「質量分析」を衚わし、
たた構造匏䞭のBMS、THP及びMsは、各々tert
−ブチルゞメチルシリル基、テトラヒドロピラン
−−むル基及びメシル基メタンスルホニル
基を衚わす。クロマトグラフむによる分離の箇
所に蚘茉されおいるカツコ内の溶媒は䜿甚した溶
出溶媒たたは展開溶媒を瀺す。特別の蚘茉がない
堎合には、IRは液膜法で枬定し、NMRは重クロ
ロホルムCDCl3溶液で枬定しおいる。 参考䟋  の合成 也燥ピリゞン55mlに溶かした5Z13E−
9α11α15S−11−ゞヒドロキシ−15−
テトラヒドロピラン−−むルオキシプロス
タヌ13−ゞ゚ン酞メチル゚ステル特開昭59−
1463号明现曞参考䟋蚘茉の化合物に、ゞ
メチルアミノピリゞン134mg及びtert−ブチルゞ
メチルクロロシラン8.33を加え、35℃で時間
かきたぜた。反応混合物にゞ゚チル゚ヌテル500
mlを加えた埌、氎、冷芏定塩酞、氎及び飜和食
塩氎で順次掗浄し、無氎硫酞マグネシりムで也燥
埌枛圧濃瞮した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフむ−ヘキサンず酢酞゚チルの混合
液、次いで酢酞゚チルのみで粟補しお、次の物
性倀を有する暙題化合物6.6䞀郚䞍玔物を含
むを埗た。 TLC−ヘキサン酢酞゚チルRf
0.74 NMRΎ5.5〜5.14H、4.7〜4.51H
、4.3〜3.25H、3.63H、0.9
9H、1.0〜0.83H IRΜ3500、2930、1735、1250、1015、975cm
-1 Mass509、407。 参考䟋  の合成 塩化メチレン56mlに溶かした−ヒドロキシ䜓
参考䟋で補造した。6.6に、宀枩で
−ゞヒドロピラン3.16ml及び−トル゚ンスルホ
ン酞氎和物68.5mgを加え、同枩床で時間かき
たぜた。反応混合物にトリ゚チルアミンを加えお
PHに調敎した埌、ゞ゚チル゚ヌテル300mlを加
え、氎及び飜和食塩氎で順次掗浄し、無氎硫酞マ
グネシりムで也燥枛圧濃瞮した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフむ−ヘキサン、次
いで−ヘキサンず酢酞゚チルの混合液で粟補
しお、次の物性倀を有する暙題化合物6.3を埗
た。 TLC−ヘキサン酢酞゚チルRf
0.40 NMRΎ5.6〜5.04H、4.7〜4.42H
、4.3〜3.17H、3.63H、0.9
12H及び IRΜ2920、2850、1740、1450、1250、1120、
1020、985cm-1 Mass598、548、509、491。 参考䟋  の合成 塩化メチレン60mlに溶かした−ヒドロキシ䜓
参考䟋で補造した。7.13に、トリ゚チルア
ミン6.6mlを−30℃で加え、さらにメシルクロラ
むド3.1mlを滎䞋し、同枩床で40分間、次いで
℃で20分間かきたぜた。反応混合物に氎50ml及び
塩化メチレン150mlを加えお、塩化メチレン局を
飜和食塩氎で掗浄し、無氎硫酞マグネシりムで也
燥埌枛圧濃瞮した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフむ酢酞゚チルず−ヘキサンの混
合液で粟補し、次の物性倀を有する暙題化合物
6.93を埗た。 TLC酢酞゚チル−ヘキサンRf
0.42 NMRCCl4溶液Ύ5.7〜5.24H、4.9
1H、4.61H、3.63H、2.9
3H、0.99H、0.16H IRΜ2940、1740、1358、1173、912cm-1 参考䟋 
【匏】の合成 テトラヒドロフラン50mlに溶かしたメチル゚ス
テル䜓参考䟋で補造した。6.3に、トル゚
ンに溶かしたゞむ゜ブチルアルミニりムハむドラ
むドの1.76Mモル溶液12mlを℃で滎䞋し、
同枩床で30分間かきたぜた埌、メタノヌル5.2ml
を加え同枩床で10分間かきたぜた埌、氎mlを加
え激しくかきたぜながら35℃たで昇枩し、同枩床
で30分間かきたぜた。反応混合物を硫酞マグネシ
りムの局を通じお過し、液を枛圧濃瞮しお次
の物性倀を有する暙題化合物5.64を粗生成物ず
しお埗た。 TLC−ヘキサン酢酞゚チルRf
0.13 NMRΎ5.6〜5.14H、4.8〜4.42H
、4.4〜3.29H、0.912H及び
 IRΜ3500、2930、2850、1460、1255、1130、
1020、985cm-1。 参考䟋ず同様にしお、次の化合物を埗た。 出発物質参考䟋で補造したメチル゚ステル
䜓 TLC酢酞゚チル−ヘキサンRf
0.19 NMRΎ5.6〜5.34H、5.1〜4.91H
、4.8〜4.61H、4.2〜3.36H、
2.973H、0.839H IRΜ3650〜3100、2930、2850、1460、1350、
1255、1170、1110、970cm-1。 参考䟋  の合成 塩化メチレン13mlに溶かしたアルコヌル䜓参
考䟋で補造した。1.72に、−ゞヒド
ロピラン0.49ml及び−トル゚ンスルホン酞氎
和物5.1mgを加え、27℃で分間かきたぜた。反
応混合物にトリ゚チルアミンを加えお、PHに調
敎した埌枛圧濃瞮した。埗られた残留物を、アル
ゎン雰囲気䞋で也燥テトラヒドロフラン13mlに溶
かし、テトラブチルアンモニりムクロラむド1.4
を加え、25℃で時間、さらに35℃で30分間か
きたぜた。反応混合物にゞ゚チル゚ヌテル200ml
を加え、氎及び飜和食塩氎で順次掗浄し、無氎硫
酞マグネシりムで也燥埌枛圧濃瞮した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフむ−ヘキサ
ンず酢酞゚チルの混合液、次いで酢酞゚チルの
みで粟補しお、次の物性倀を有する暙題化合物
1.4を埗た。 TLC−ヘキサン酢酞゚チルRf
0.11 NMRΎ5.6〜5.14H、4.7〜4.43H
、4.4〜3.111H IRΜ3500、2930、2860、1430、1350、1200、
1130、1020、980cm-1 Mass490、406、388。 参考䟋ず同様にしお、次の化合物を埗た。 出発物質参考䟋(a)で補造したアルコヌル䜓 TLC酢酞゚チル−ヘキサンRf
0.04 NMRΎ5.7〜5.154H、5.15〜4.91H
、4.8〜4.42H、4.2〜3.08H、
3.03H IRΜ3650〜3100、2940、2860、1450、1350、
1170、1120、1020、970cm-1 Mass370、304、286。 参考䟋  の合成 アルゎン雰囲気䞋、也燥塩化メチレン59mlに溶
かしたピリゞン3.81mlに宀枩で䞉酞化クロム2.36
を激しくかきたぜながら加え、次いでセラむト
12を加え、さらに塩化メチレン10mlに溶かした
11−ヒドロキシ䜓参考䟋で補造した。1.4
を℃で䞀床に加え、同枩床で10分間かきたぜ
た。反応混合物をセラむトを通じお過し、液
を飜和硫酞銅氎溶液、氎及び飜和食塩氎で順次掗
浄し、無氎硫酞マグネシりムで也燥埌枛圧濃瞮
し、次に物性倀を有する暙題化合物1.33を粗生
成物ずしお埗た。 TLC酢酞゚チル−ヘキサンRf
0.29 IRΜ2930、2860、1740、1200、1130、1075、
980cm-1。 参考䟋  の合成 アルゎン雰囲気䞋、也燥塩化メチレン11mlに溶
かしたシナり酞クロラむド0.5mlに、也燥塩化メ
チレン1.1mlに溶かしたゞメチルスルホキシド
0.81mlを−50〜−60℃で滎䞋し、同枩床で10分間
かきたぜた。この溶液に也燥塩化メチレンmlに
溶かした11−ヒドロキシ䜓〔参考䟋(a)で補造し
た。〕2.24を−50〜−60℃で滎䞋し、同枩床で
20分間かきたぜた。さらにこの溶液にトリ゚チル
アミン3.19mlを−50〜−60℃で滎䞋し、同枩床で
分間、さらに宀枩で30分間かきたぜた。反応混
合物を氷氎100ml䞭に泚ぎ、ゞ゚チル゚ヌテル250
mlで抜出し、抜出液を氎及び飜和食塩氎で順次掗
浄し、無氎硫酞マグネシりムで也燥埌枛圧濃瞮し
お、次の物性倀を有する暙題化合物2.25を粗生
成物ずしお埗た。 TLC酢酞゚チル−ヘキサンRf
0.70 NMRΎ7.451Hdd、6.051Hdd、5.8
〜5.04H、4.8〜4.452H、4.3〜3.0
7H IRΜ2940、2860、1710、1590、1450、1350、
1120、1080、1030、980cm-1。 実斜䟋 
【匏】の合成 テトラヒドロフラン3.1mlに溶かした
15−トリス−THP䜓参考䟋で補造した。
920mgに65酢酞氎溶液15.6mlを加え、80℃で
分間かきたぜた。反応混合物に酢酞゚チル350ml
を加え、冷やしながら氎及び飜和食塩氎で順次掗
浄し、無氎硫酞マグネシりムで也燥埌枛圧濃瞮し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフむ
酢酞゚チルず−ヘキサンの混合液、次いで酢
酞゚チルのみで粟補し、さらにゞ゚チル゚ヌテ
ルず−ヘキサンの混合液から再結晶し、次の物
性倀を有する暙題化合物115mgを埗た。 融点45℃ TLCクロロホルムテトラヒドロフラン酢酞
10Rf0.29 NMRΎ5.631Hdd、5.421Hdd、5.65
〜5.352H、4.55〜4.41H、4.09
1Hdt、3.662H、2.851Hdd、
2.432H IRΜ3370、2920、2850、1720、1410、1310、
1150、1055、970cm-1 Mass338M+、320、302、267、249、
231。 実斜䟋ず同様にしお次の化合物を埗た。 出発物質参考䟋で補造した15−ビス
THP䜓 TLCクロロホルムテトラヒドロフラン酢酞
10Rf0.45 NMRΎ7.581Hdd、6.151Hdd、5.67
1Hdd、5.551Hdd、5.7〜5.32H
、4.091Hdt、3.642H、2.9〜2.75
1H、2.661Hdd IRΜ3650〜3100、2930、2860、1705、1590、
1460、1350、1165、1050、970cm-1 Mass320M+、302、249、231、43。 参考䟋  ゚タノヌルmlに溶解したPGD2アルコヌル
を埮結晶セルロヌスによく混合し、十分也
燥させた埌、ステアリン酞マグネシりム100mg、
二酞化ケむ玠20mg、タルク10mg、繊維玠グルコン
酞カルシりムECG200mgを加え、さらに埮結
晶セルロヌスを加えお党量を10ずし、均䞀にな
るたでよく混合した埌、垞法により打錠しお、䞀
錠䞭に10mgの掻性物質を含む錠剀100錠を埗た。 参考䟋  PGD2アルコヌルのα−シクロデキストリンず
β−シクロデキストリンの包接化合物〔α−シク
ロデキストリン2.4及びβ−シクロデキストリ
ンを氎300mlに溶解させ、これにPGD2アル
コヌル100mgを加えお十分にかきたぜた埌枛圧濃
瞮しお補造した。〕を泚射甚蒞留氎150mlに溶解
し、垞法により無菌過し、mlアンプルに1.5
mlず぀分泚し、凍結也燥するこずにより、アン
プル䞭にmgの掻性物質を含む泚射甚固型補剀
100本を埗た。 参考䟋 10 参考䟋及びず同様にしお、−デオキシ−
Δ9−PGD2アルコヌルを掻性成分ずしお含有する
錠剀及び泚射甚固型補剀を埗た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏 匏䞭、〔〕は、匏 【匏】 たたは 【匏】 で瀺される基を衚わし、R1は炭玠数〜の盎
    鎖たたは分枝鎖アルキル基を衚わし、C5−C6間
    の二重結合はを衚わし、C13−C14間の二重結合
    はを衚わし、匏においお、C9−C10間の
    二重結合はを衚わす。 で瀺されるプロスタグランゞン類䌌化合物、た
    たはそれらのシクロデキストリン包接化合物。  〔〕が匏で瀺される基を衚わす特蚱
    請求の範囲第項蚘茉の化合物。  化合物がPGD2アルコヌルである特蚱請求の
    範囲第項蚘茉の化合物。  〔〕が匏で瀺される基を衚わす特蚱
    請求の範囲第項蚘茉の化合物。  化合物が−デオキシ−Δ9−PGD2アルコヌ
    ルである特蚱請求の範囲第項蚘茉の化合物。
JP3817183A 1983-03-10 1983-03-10 新芏なプロスタグランゞン類䌌化合物 Granted JPS59164769A (ja)

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