JPH0398490A - 多ブラシモータの速度制御方法 - Google Patents

多ブラシモータの速度制御方法

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JPH0398490A
JPH0398490A JP23527689A JP23527689A JPH0398490A JP H0398490 A JPH0398490 A JP H0398490A JP 23527689 A JP23527689 A JP 23527689A JP 23527689 A JP23527689 A JP 23527689A JP H0398490 A JPH0398490 A JP H0398490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
brush
brushes
motor
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23527689A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Iori
伊織 孝充
Toshihiro Yamaguchi
山口 敏寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd, Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野J 本発明は多ブラシ直流モータの速度制御方法に関する. 「従来の技術』 多ブラシ直流モータは給電ブラシの切換えにより簡単に
高速回転が得られるので、自動車用ワイバモータやファ
ンモータ等に広く使用されている.従来のこの種のモー
タの速度制御方法は、単に給電するブラシを速度に対応
したそれぞれの専用のブラシに切換えるものであり、低
速運転時には低速用ブラシに、高速運転時には高速用ブ
ラシ(第3ブラシ)にバッテリからの電圧を印加給電し
速度を切換えるものであった. 「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の方法では切換可能な速度の段
数に対応した数の高速ブラシを直流モータに設けなけれ
ばならない.たとえば、2速モータではコモンブラシを
含めて3つのブラシが必要であり、3速モータでは4つ
のブラシが必要になる.このため、切換速度の段数が増
加するとブラシを配設するためスペースが増え、部品点
数も増加するので、3速以上の速度切換が行える多速直
流モータを製作することは実用上困難であるという問題
点があった. 本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、ブラシ数以上の速度切換えを可能
とする多ブラシモータの速度制御方法を提供することに
ある. 「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため、本発明では、第l図(b)
に例示する様に、電気的中性軸近傍のコモンブラシ2及
び低速用ブラシ3の他に1又は2以上の高速用プラシ4
を有する多ブラシモータ1の速度制御方法において、前
記低速用ブラシ3又は高速用ブラシ4のうちの2以上の
ブラシを短絡接続し、該複数のブラシとコモンブラシ2
との間に電正を印加し給電する手段を備えることを特徴
とする多ブラシモータの速度制御方法が提供される.「
作用」 作用について、最も単純な3つのブラシを有するモータ
1を例に説明する.第1図(a)に示す様に、低速プラ
シ3を選択した場合はモータ1は基本速度(低速)で回
転し、その負荷トルクと回転数との関係は第2図に示す
S1の様になる.次に、第1図(c)に示す様に高速ブ
ラシ4を選択した場合はモータ1は高速で回転し、その
負荷トルクと回転数との関係は第2図に示すS3の様に
なる.ここまでは従来の速度制御方法である.次に、第
1図(b)に示す様に、高速プラシ3と低速ブラシ4を
短絡接続し、その2つのブラシ3.4とコモンブラシ2
との間にバッテリ6の電圧を印加すると、その回転数と
負荷トルクとの関係は第2図に破線で示すS2の様にな
り、軽負荷域で高速ブラシ4選択時の速度と低速ブラシ
3選択時の速度との中間速度を示す様になる.何故2つ
のブラシ3,4を短絡接続して電圧を印加給電するとこ
のような特性を生ずるかは必ずしも明確ではないが、次
のようではないかと考える.第3図に示す様に、無負荷
時には、低速ブラシ3と高速ブラシ4との間の電機子コ
イルr3に生ずる逆起電力により2つのブラシ3.4の
間に循環電流iが流れ、この循環電流1によるブレーキ
力により回転数が高速選択時より落ち中間速度を示す.
一方、拘束時には、低速ブラシ3と高速ブラシ4との間
の電機子コイルr3が短絡されているためバッテリ6か
ら見た電機子コイル抵抗値が減少し、より多くの′:4
1l!子電流Iが流れてより大きな拘束トルクを生ずる
. 上記では最も単純な3ブラシモータ1について説明した
が、高速用ブラシを複数個有する多ブラシモータに拡張
し、2以上のブラシを短絡接続し電圧を印加した場合も
、低負荷域で中間速度を示すことが容易に類推できる. 「実施例』 本発明の実施例について図面で参照し説明する.第4図
は本発明を適用した5速切換のワイバモータ制御装置の
回路図である. ワイパモータ10は図示しない減速機と一体となったモ
ータであり、ワイパの停止位置で図示の状態となるカム
スイッチ17を有している.モータ本体11はコモンブ
ラシ12及び低速用ブラシ13の他に2つの高速用ブラ
シ14.15を有する41ラシのモータである.モータ
本体11のコモンブラシ12は接地ラインを経由してバ
ッテリ20の負極に接続され、低速用プラシl3及び2
つの高速用ブラシ14.15は車室内に設けられるワイ
パスイッチ30に接続され、バッテリ20の正極との接
続が断続される. また、ワイパスイッチ30を停止位置にすると、低速ブ
ラシ13がカムスイッチ17のコモン端子に接続され、
ワイパが停止位置に到着しカムスイッチ17が図示の状
態になるまでバッテリ20から低速用ブラシ13に電圧
が印加給T4され低速回転する. ワイパスイッチ30を第1速位置にすると、低速用ブラ
シ13がバッテリ20の正極に接続される.第2速位置
では低速用ブラシ13と第1高速用ブラシ14とがワイ
パスイッチ30で短絡接続され、バッテリ20の正極に
接続される。第3速位置では、第1高速用ブラシ14の
みがバッデリ20に接続される.第4速位置では、第1
高速用ブラシ14及び第2高速用ブラシ15がワイバス
イッチ30で短絡接続され、バッテリ20の+L&に接
続される.第5速位置では、第2高速用ブラシ15のみ
がバッテリ20に接続される.このように、本実施例で
は2つの高速用プラシ14,l5を有する多速モータ1
を用いて5段階の速度切換を行おうとしている. 第5図は上記の各ワ不パスイッチ位置におけるモータ本
体11の負荷トルクと、回転数(Sl〜85)及び電流
値(It〜I5)との閏係を実測した特性図である.こ
こで測定時のバッテリ電圧は13.5Vである.また、
モータ11の巻線は銅線を重ね巻きにて約500回巻回
している.界磁磁束は約6X10’マクスウェルである
.上記の条件にて実測された特性図から次のことが読取
れる. 無負荷を含めて軽負荷時には、2つのブラシを短絡接続
して同時給電した場合の回転数32,S4は、各ブラシ
を単独で用いた場合の各速度の中間速度を示し、電流値
I2.14は各ブラシを単独で用いた場合より大きな値
を示す.たとえば、低速用ブラシ13と第1高速用ブラ
シ14を短絡接続した第2速の回転数82は、各ブラシ
13.14を単独で用いた第1速の回転数81と第3速
の回転数83との中間速度を示し、第2速の電流値I2
は第1速の電流値I1及び第3速の電流値I3のいずれ
よりも大きい.同様の関係が第1高速用ブラシ14と第
2高速用ブラシ15を短絡接続した第4速S4,14と
各ブラシ14.15を単独で用いた第3速S3,I3及
び第5速S5,I5との間にも顕著に見られる. 次に、拘束時を含めて回転数の低い重負荷時には、2つ
のブラシを用いて短絡接続して同時給電した場合の方が
、各ブラシを単独で用いた場合より同じ回転数で高いト
ルクを示し、拘束トルクも高くなる.たとえば、同じ低
速の回転数であっても、第2速S2のトルクは第1速S
l,第3速S3のいずれよりも大きく、拘束トルクも約
310kgf−a−と最大の値を示す.第4速S4と第
3速S3及び第5速S5との間にも同様の傾向が見られ
る. 以上説明したように、本実施例では、従来は3段階にし
か速度切換ができなかった4ブラシの直流モータ11を
用いて,5段階に速度を制御することができた.しかも
、そのための装置は掻く簡単なワイパスイッチ30のみ
でよい. また、低速用ブラシ13と第1高速用ブラシ14の2つ
のブラシに同時に給電する第2速S2の拘束トルクが、
低速用ブラシ単体l3に給電する場合より大きくなるの
で、負荷特性の向上が図れる利点がある. 前記実施例では4ブラシ直流モータ11を5段階に速度
切換することとしたが、速度切換に用いられるブラシ1
3,14.15が3つであるから理論的には7段階まで
の速度切換が可能である.前記実施例に加えるブラシの
組合わせは、低速用ブラシ13と第2高速用ブラシ15
を短絡接続する組合わせと、低速用,第1及び第2高速
用の3つのブラシ13,14.15を全て短絡接続し、
3本同時に給電する組合わせの2つである.一般に、n
+1本のブラシを有する多ブラシモータでは、速度切換
に用いられるブラシはn本であるから、llC ,= 
n I/ (r I(n − r )!)として、Σ 
llCr     ただし .CI1=1だけのブラシ
の組合わせが可能であり、本発明を適用することにより
それだけの段数の速度切換が可能になる. 「発明の効果」 以上説明したように本発明は、速度切換に用いられる2
又はそれ以上のブラシを短絡接続し、その複数のブラシ
に同時給電して多ブラシモータを駆動するものであるか
ら、単一のブラシへの給電では得られない中間速度で多
ブラシモータを回転駆動することができるという効果が
ある.このため、ブラシの数以上の多段の速度切換が簡
単なスイッチ回路で可能になる. また、同時給電するブラシの組合わせによっては、低速
用ブラシに単独で給電する場合より大きな拘束トルクを
得られる場合があり、ワイパモータ等に適用した場合に
重要な負荷特性の向上を図ることができるという利点が
ある.
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は3つのブラシを
有する多ブラシモータの速度制御を示す回路図、第2図
は特性図、第3図は等価回路図、第4図は4つのブラシ
を有するワイバモータの制御装置を示す回路図、1!5
図は実測した特性図である. 1,11...モータ、  2.12...コモ゛ンブ
ラシ、 3.13...低速用ブラシ、 4,14..
.第1高速用ブラシ、 15...第2高速用ブラシ、
3 0 ...ワイバスイッチ.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電気的中性軸近傍のコモンブラシ及び低速用ブラシの他
    に1又は2以上の高速用ブラシを有する多ブラシモータ
    の速度制御方法において、 前記低速用ブラシ又は高速用ブラシのうちの2以上のブ
    ラシを短絡接続し、該複数のブラシとコモンブラシとの
    間に電圧を印加し給電する手段を備えることを特徴とす
    る多ブラシモータの速度制御方法。
JP23527689A 1989-09-11 1989-09-11 多ブラシモータの速度制御方法 Pending JPH0398490A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996009944A1 (en) * 1994-09-29 1996-04-04 Itt Automotive Electrical Systems, Inc. Windshield wiper system with soft wipe mode for high speed operation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996009944A1 (en) * 1994-09-29 1996-04-04 Itt Automotive Electrical Systems, Inc. Windshield wiper system with soft wipe mode for high speed operation

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