JPH0397561A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被塗装（印刷）物体への塗装（印刷）に適用さ
れる画像形成装置に関するものである。

〔従来の技術〕

可撓性のあるシート又はウエプ状の紙、樹脂、金属板、
フイルムおよび箔等の被塗装物体に絵柄を印刷する方法
として、刷版の絵柄に塗布された塗料を上記シート又は
ウエプ状の被塗装物体に転写する方法が広く使用されて
いる。一方壁面や路面または自動車の車体などに文字や
絵を描くには，作業者又はロボットが型板（第４図）や
スクーリン等の版を被塗装物体に当てて版に明けられた
絵柄に版の上から塗料を塗布するか、又は絵柄の手書き
を行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述のような従来技術には次のような問題点がある。

壁面や路面または自動車の車体等に文字や絵を描く場合
に、版の絵柄に付着した塗料を被塗装物体に転写する方
法は、版に焼付ける絵柄の反転、版への塗料の塗布、版
の被塗装物体への押付け等に手間がかかる。

また型板等を用いて被塗装物体に塗料を塗布する方法は
、比較的簡単で、安易であるが、一般に簡単なべた又は
これに近い色彩の絵柄が多く、写真、絵画および印刷物
等を原稿としたべたのほかハーフトーンやハイライトの
色！ｐｌ＜濃淡）を有する絵柄を描くことは困難で、絵
柄の色調の再現性に乏しい。

〔課題を解決するための手段〕

オフセット印刷等に用いられ原稿の色調の再現性に優れ
ている網点構成による印刷方式に倣った撞料吹付け方式
とする。

しかし網点の形や大きさは、塗料吹付けノズルの開口部
の大きさ、形成の製造上の制限により、オフセット印刷
のものとは若干異なったものを使用する。

被塗装物物体より極めて近い距離にある塗料吹付け装置
より極めて小径のドットや短かい線状の塗料を被塗装物
体に吹付け画像を描くようにする。

更に転写ローラ等を直接被塗装物体に当接して塗料を塗
布する塗料転写装置も併設する。

これらの塗料吹付けおよび転写装置（以下総称して吹付
け装置という。）を制御して画像を作成するために、 ｌ）吹付け装置を被塗装物体に対し一定の距離（至近距
離）に保ちながら平行移動し得るように被塗装物体に対
する３次元（Ｘ，Ｙ，Ｚ軸）の方向の吹付け装置の座標
および移動速度を自動設定する。

２）画像作成のため吹付け装置よりの塗料の供給量の調
整、塗料の供給と停止時期の指令および前記１）項の吹
付け装置の移動を外部よりの信号により制御する。

３）作画原稿を読み単色原稿はそのまま、彩色原稿はス
キャナ等にて４原色に分解した後、各原色の原稿の濃淡
をト゛ットや線の構成にて表示しつつ前記ｌ）項の移動
により作画し得る信号を発生させる。

４）被塗装物体を撮影するカメラとこのカメラにて撮影
された画像を表示する表示装置（プラウン管又はＣＲＴ
　　）を備え、表示装置に表示された被塗装物体の上に
作画予定の画像を作画予定位置に重ね写しをして、作画
予定の画像の一部を修正、拡大、収縮および作画泣置の
移動等画像割付けが行えるようにする． ５）上述ｌ）〜３）項の吹付け装置とその制御装置、お
よび４）項の画像割付け装置よりなる画像形成装置を走
行可能ｋ車輛に積載する。

６）吹付けた塗料を乾燥させる装置を併設する．〔作　
用〕 ｌ）常に吹付け装置を被塗装物体に対し一定の至近距離
に置くことが出来るので、吹付けられた塗料の被塗装物
体付着時における拡大、逸散はない． ２）外部より吹付け装置の遠隔制御が可能となる。吹付
け装置への塗料の供給量，供給および停止タイミングお
よび移動をコントロールすると、被塗装物体に付着する
逅料の濃淡を変えつつ作画することが出来る。

３）原稿の濃淡を吹付け装置より吹き出される前記２）
項により濃淡が調整された塗料のト゛ット又は短線にて
指示する信号により作画し得る。

４）被塗装物体に対する作画画像の割付け（位置および
大きさの修正等）が可能となる．５）画像形成装置の一
括移動が可能となる。

６）１！料乾燥手段を設げることにより、塗料の早期乾
燥が可能と々る。

〔実施例〕

＠１図に本発明による画像形成装置を積載した自走車を
例として示す。３次元の空間に自在に変位することの出
来るロボツ｝１の腕１ａには、塗料吹付けノズル２を有
する吹付け装置３が最小限１セット取付げられる。吹付
げ装置３には、最小限４原色（あか、あい、きい、すみ
）と下地用の白を吹付ける各原色毎に配列傾斜角度θが
異る複数の噴口２ａを有する吹付ノズル２が設げられて
いる。従って彩色画像の時は色分解された原色の数だけ
吹付け装置３が移動する。カメラ４およびディスプレイ
５は、被塗装物体に塗装すべき画像を割付けるために使
用され割付けはロボット１同様、自走車１０の積載台に
設置された操作盤６にて制御装置７を介して制御される
。操作盤６には第３図の画像処理装置８にて編成された
文字および絵の画像が記憶されているディスク９により
作画指令をロボット１に送る装置が併設されている。

画像処理装置８にはスキャナ１１にて色分解された各原
色毎の画像およびＣＡＤ　＠能を有する入力装置１２に
より文字がメモリ１３に集録された図やデ−タと共にイ
ンプットされ、図柄編成（編集）が行われ、ディスク９
に記憶される。

更にディスク９に上述の記憶が行われる時，吹付け装ｅ
３が取付けられている腕１ａの３次元座標（Ｘ，Ｙ，Ｚ
）および吹付げノズル２のコントロールを行う指令がメ
モリ１３のデータに基づいて同時に入力される。

なお、吹付け装置３の替りに、第２図に示したようなコ
ロなを具えた塗料転写装置おを使用してもよい。

〔発明の効果〕

本発明による画像形成装置は、被塗装面に塗料で画像を
作成する画像作戒手段と、前記画像作成手段を被塗装面
に沿って一定の距離を保持し１．がら平行に移動する手
段と、前記画像作成手段の被塗装面に対する相対的座標
および移動速度を求める手段とを設げたことにより、次
の効果を有する．建造物の壁面や屋根および路面などの
固定された被塗装物体に、また自動車や電車等の車輛の
車体に絵柄を高速にて容易に描くことが出来る。しかも
写真、絵画、印刷物等の原稿の色調を忠実に再現ｌ７得
る。従って、広告のための絵柄を描く作画装置としても
使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明実施例に係る画像形成装置を積載
した自走車の概略を示す側面図、第１図（１，）は第１
図（ａ）のＸ矢視図、第２図はｇｃｌ図の吹付け装置に
替わる塗料転写装置の概略側面図、第３図は画像処理装
置の構成部材の配置図，第４図は従来技術で使用する型
板を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被塗装面に塗料で画像を作成する画像作成手段と、前記
   画像作成手段を被塗装面に沿って一定の距離を保持しな
   がら平行に移動する手段と、前記画像作成手段の被塗装
   面に対する相対的座標および移動速度を求める手段とを
   具えたことを特徴とする画像形成装置。