JPH0397491A - 自動車用マットの縁かがり装置及びマット載置台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動車用マットの縁かがり装置及びマット載置
台に間する。詳細には、該自動車用マット周縁部分をそ
の形状に合わせて自動的にかがり縫うことができる自動
車用マットの縁かがり装置及びマット載置台に間する。

（従来の技術） 従来、自動車用マット周縁部分をその形状に合わせて自
動的にかがり縫うことができる自動車用マットの縁かが
り装置は無く、手作業で行われていた。

（発明が解決しようとするＦ　Ｍ　） ところが、手作業でかがり縫いを行った場合に於で、自
動車用マットが、車種に合わせてその形状が様々であり
、又、第５図に示すようなアーム部分（Ｊ２）をかがり
縫うことは難しいことから、自動車用マッＩ・（Ｊ）の
かがり縫いには高度の熟礫を必要としていた。

このような高度の熟練を必要とすることから、作業者（
こよって、一枚の自動車用マツＩ−（．１）の周縁部分
をかがり縫うのに作業時間の開きがあり、又、作業者自
身の一日の労働状態の変化に依っても作業量が変化する
ことから、生産の効率化が図れないという不具合も生じ
ていた。更に、作業者の熟練の度合に依って、出来上り
の善し悪しも様々となっていたため、製品の品質も不均
一なものであった。

以上述べた事情から、製造業者間においては、生産性の
向上及び製品の品質の均一化のため、自動車用マットの
縁かがり縫いの自動化が強く求められていた。

本発明は、この様な事情に鑑み、鋭意研究ｆ？重ねた結
果完威されたものであり、その目的は生産性の向上及び
製品の品質の均一化である。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、請求項ｌ記載の発明にあって
は、自動車用マツ１・周縁部分をかがり縫いする装置で
あって、自動車用マツＩ−　ｉＫ面を吸引して自動車用
マットを台上面Ｃこ固定するマット載置台と、このマッ
ト載置台の側方に配ざれて、該自動車用マット周縁部分
をかがり縫う縫着手段と、マット載置台を回転ざ伊る回
転手段と、マッＩ−載置台を縦方向に移動させる縦移動
手段ど、マット載置台を横方向ｔこ移動さサるｌｊｌ移
動手段と、これら縫着手段、回転手段、縦移動手段及び
横移勅手段を自動車用マットの形状に合わせて制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする自動車用マットの
縁かがり装置とした。

又、上記目的を達成するため、請求項２記載の発明にあ
っては、台上面に形成された自動車用マット裏面のズレ
防止用突起が嵌まり込む吸引口と、台内部に設けられた
前記吸引口【こ連通する空気空間と、この空気空間内の
空スを台外部に引き出すバキューム接続口とを備えたこ
とを特徴どするマット載置台としｔ！。

以下、本発明を図面【こしたがって詳細に説明する。

請求項１記載の自動車用マットの縁かがり縫い装置（１
ｌ）は、第１図に示すように、マット載置台（１２）、
縫着手段（ｌＧ）、回転手段（１３）、縦移動手段（１
４）、横移動手段（ｌ５〉及び制御手段（ｌ７）を情え
ている。

マット載置台（ｌ２〉は、自動車用マット（Ｊ）を吸引
して固定する機能を有するものであり、その吸引方法、
構造及び形状などは上記機能を備えたものであれば、ど
んなものであっても良い。

例えは、請求項２記載の如き構７ｉ！を儂えたものであ
っても良い。

すなわち、請求項２記載のマ・ソ１・載置台（ｌ２）は
、第１図及び第４図（こ示すように、台上面に形成ざれ
、自動車用マット（Ｊ）の裏面のズ１ノ防止用突起（２
０）が嵌まり込む吸引口（２ｌ）と、台内部に設けられ
、前記吸引口（２１）ｊこ連通する空気空間（２２）と
、この空気空間（２２）内の空気を台外部に引き出すバ
キューム接続口（２３）とを備えたものである。

このマット！Ｉ！置台（１２）はフラッ１・な平板状を
呈し、その上面（１２ａ）には複数の吸引口（２１）が
形成ざれている。この吸引口（２ｌ〉は載置されろ自動
車用マツ｝　（Ｊ）裏面のズレ防止用突起（２０）の訳
列Ｃこ対応して設けられている。この吸引口（２ｌ）の
形状は、ズレ防止用突起（２０）が嵌まり込むことがで
きるように、ズレ防止用突起（２０）よりも僅かＣこ大
きな径を有している。マット載置台（１２）の台上面（
１２ａ）は載置される自動車用マッｌ・（、１）の種類
、つまりマット裏面の突起（２０）の大きさや配列など
に合わせて、嵌め込み式で適宜取り換えできるようにな
っている。又、このマット載置台（ｌ２）内部には、前
記吸引口（２１）に連通する空気空間（２２）が設けら
れている。

この空気空間（２２）とは、吸引口（２１）と後述する
バキューム接続口（２３）とを連通ずる空間である。

従って、空気空間（２２）の形状や大きさはマット載置
台（ｌ２）内において自由に設定することができる。

例えは、マッｌ・載置台（ｌ２〉内部全体を空気空間（
２２）とし、この空気空間（２２）に依って吸引口（２
ｌ）とバキューム接続口（２３）とを連通せしめたもの
、或は個々の吸引口（２ｌ）とバキューム接続口（２３
）とを連通管で結び、多数の管内部に形成ざれる空気空
間（２２）によって、吸引口（２ｌ）とバキューム接続
口（２３）とを連通せしめたものなどを挙げることがで
きる。又、マット載置台（ｌ２）は、バキューム接続口
（２３）を有しており、このバキューム接続口（２３）
を通して、別に設けたバキュームボンブ（図示しない）
から前記空ス空間（２２）内の空気が引き出されるよう
になっている。この様な構成及び機能を有するマット載
置台（ｌ２）により、同マット載置台（ｌ２）に載置さ
れた自動車用マット（．１）は、吸引され、台上面（１
２ａ）に確実に固定ざれることになる。

このため、縫着時に自動車用マット（Ｊ）が撓んだり、
横ズレしたりすることがなく、正確な周縁部分の縫着が
可能となる。このマット載置台（ｌ２）の側方に縫着手
段（ｌ６）が配されている。

縫着手段（ＩＧ）は、自動車用マツ！−（Ｊ）の周縁部
分をかがり縫うミシンであり、マット載置台（ｌ２）側
方に固定されている。そして、この縫着手段（ｌ６）を
中心として、前記マット載置台（ｌ２）が、後述する回
転手段（ｌ３）、縦移動手段（ｌ４）及び横移勅手段（
ｌ５）に依って、回転し、或は縦方向及び又は横方向へ
と移動して、同縫着手段（ｌ６）の縫着部、ミシンヘッ
ド（ｌ８）は、常に自動車用マッＩ−（Ｊ）のＮ１＃１
部分に位置ざれるようになり、該自動車用マット（ｊ）
のＩＩｉ縁部分のかがりＨいが行われるよ．うになって
いる。又、この縫普手段（１Ｇ〉は、後述する制御手段
（１７）ｔこ依って、該自動車用マツ｝　（Ｊ）の縫着
部分に応じて縫着する速度が詞整されるようになってい
る．換言すれば自動車用マッ｝　（Ｊ）の移動速度に応
じて縫着する速度がＮ整されるようになっているのであ
る。例えは、第２図に示すように、該自動車用マッＩ＝
（Ｊ＞の直線部分（Ｊ＋）を縫っている場合は、該自動
車用マツ｝　（Ｊ）はアーム部分（ｊ２）に比べて速い
スピードで送られるようになる。これに応じて、縫着手
段（１Ｇ）もアーム部分（Ｊ２）に比べて速い連度で作
動し縫着が行われるようになっている。一方、第３図に
示すように、該自動車用マット（Ｊ）のアーム部分（．
＋２）を縫っている場合は、該自動車用マッｌ−（Ｊ）
は直線部分（Ｊ＋）に比べて遅いスピードで送られるよ
うになる。これに応じて、縫着手段（ｌ６）も直線部分
（Ｊ１）に比べて遅い速度で作動し縫着が行われるよう
になっている。

前述（ノた如く、縫着手段（ｌ６）は、マット載置台（
ｌ２）側方に固定されていろ。又、自動車用マット（Ｊ
）の周縁部分は、第２図（こ示すように、直線部分（Ｊ
１）とアーム部分（Ｊ２）とからなっている。このため
、周縁部分を縫着する場合には、該自動車用マット（Ｊ
）を縫着箇所に応じて、回転させたり、或は縦方向及び
又は横方向へ移動させる必要がある。

この自動車用マット（Ｊ）を回転させ、移動させている
のが、回転手段（１３）、縦移動手段（ｌ４）及び横移
勤手段（ｌ５）なのである。

回転手段（ｌ３）としては、前記マット載置台（１２）
下部に接続されて、同マット載置台（１２）を右方向お
よびまたは左方向へと回転運動させることができるもの
、例えばモータ等がある。なお、回転手段（１３）とし
ては、制動性に優れ、前記縫着手段（ｌ６）の縫着動作
に合わせて間欠的に作動可能なものが好ましい。という
のは、縫着手段（ｌ６）たるミシンの針（ｌ９）が自動
車用マット（、１）中に降下したままで、該自動車用マ
ツ｝　（Ｊ）が回転して、ミシンの針（ｌ９）が折れた
り曲がったりするのを防ぐことができるからである。

縦移動手段（１４〉としては、前記マット載置台（ｌ２
）を縦方向へ移動させることができるもの、例えは油圧
シリンダや、モータとラックとビニオンを組み合わせた
ものがある。

横移動手段（ｌ５）としては、前記マット載置台（１２
）を横方向へ移動させることができるもの、例えば油圧
シリンダや、モータとラックとビニオンとを絹み合わせ
たもの等がある。

これら縦移動手段（ｌ４）及び横移動手段（ｌ５）が単
独で或は共同で作動することに依って、マット載置台（
ｌ２）を、直線方向に移動させたり、斜め方向へ移動さ
せたりすることができるようになっている。この縦移動
手段（ｌ４）及び横移勧手段（ｌ５）は、後述する制御
手段（１７）ｊこ依って、該自動車用マット（Ｊ）の縫
着部分に応じて移動速度が調整ざれるようになっている
。換言すれば自動車用マツ｝　（Ｊ）の移動速度に応じ
てその速度が調！２ざれるようになっているのである。

１５：ｊえは、第２図に示すように、該自動車用マツ｝
（．１）の直線部分（．ｌ＋）を縫っている場合は、該
自動車用マッｒ−　（　．１　’）はアーム部分（Ｊ２
）に比べて速いスピードで送られるようになっている。

一方、第３図に示すように、該自動車用マツ｝　（Ｊ）
のアーム部分（Ｊ２）を縫っている場合Ｃ．？、該自動
車用マツ｝　（Ｊ）は直線部分（Ｊ１）に比べて遅いス
ピードで送られるようになっている。なお、これら縦移
動手段（！４）及び横移動手段（Ｉ５）としては、制動
性【こ優れ、前記尊着手段（ｌＧ）の縫着勅作に合わせ
て間欠的に作動可能なものが好ましい。というのは、縫
着手段（ｌ６）たるミシンの針（夏９）が自動車用マッ
ト（Ｊ）中に降下したままで、該自動車用マット（Ｊ）
が移動して、ミシンの針（ｌ９）が折れたり曲がったり
するのを防ぐことができるからである。

制御手段（ｌ７）は、自動車用マツ｝（．１）、詳細に
は自動車用マット（Ｊ）の縫着すべき周縁部分に於ける
ミシンの針（ｌ９）の位置を検知する検知装置（図示し
ない）が接続されている。この検知装置（図示しない）
からの信号に依って、制御手段（ｌ７）は、先に述べた
回転手段（！３〉、縫着手段（１６）、縦移動手段（１
５）の各手段へ作動信号を発信し、これにより、各手段
は自動車用マットの形状に合わせて作動し、自動車用マ
ツ｝（ｊ）の形状Ｚこ応じた縫着が実現されるようにな
っているのである。

自動車用マツ｝（Ｊ）の周縁部分は、直線部分（Ｊ，）
とアーム部分（ｊ２）とからなっており、この周縁部分
に常に同じ間隔の尊い目を形成するように縫着するため
には、縫着箇所に応じて縫着速度、回転速度或は移動違
度を遭宜調整する必要がある。

このため、この制Ｐ４手段（ｌ７）においては、これら
各手段の速度を速くしたり遅くしたり、或は停止したり
して、各手段を制御するようになっている。

（発明の作用） 請求項１記載の発明に依れば、かがり縫いされる自動車
用マツ｝　（Ｊ）をマット載置台（１２）上ｔこ載産す
ると、同マット載置台（ｌ２）により、自動車用マット
（Ｊ）は吸引されて台上に固定される。次いで、制弾手
段（１７）の指令に基づいて、マット載置台（ｌ２）側
方に配された縫着手段（ｌ６）が作動を開始する。同時
に制御手段（１７）（こ依って、マットの形状ｔこ合わ
せて、回転手段（１３）、縦移動手段（１０及び横移動
手段（１５〉も各々作動して、自動車用マット（Ｊ）を
載置したマット載置台（１２）が回転し、或は縦及び又
は横方向に移動して、自動車用マット（Ｊ）の周縁部分
の縫着が行なわれるようＣこなっている。

請求項２記載の発明に依れは、かがり縫いされる自動車
用マツ｝（．１）を裏面のズレ防止用突超（２０）が台
上面に形成された吸引口（２１）に嵌まり鉢むように、
マット載置台（ｌ２）上に載置すると、台内部に設けら
れた前記吸引口（２１）に連通ずる空気空間（２２）内
の空気がバキューム接続口（２３）から、別に設けたバ
キュームボンブ（図示しない）に依って、台外部に引き
出される。これに伴って、吸引口（２１）に嵌まり込ん
でいる自動車用マット（Ｊ）の裏面のズレ防正用突起（
２０）が吸引されることになり、該自動車用マット（Ｊ
）が台上面（１２ａ）に固定されるようになる。

（発明の効果） 上記構成を情えたことにより、請求項ｌ記載の自動車用
マットの縁かがり装置にあっては、マット載置台、縫着
手段、回転手段、縦移動手段、横移動手段及び制｛卸手
段を備えたことにより、自動車用マット周縁部分の縁か
がり纏いの自動化が実現されることになる。この結果、
自動車用マットの形状に応じて、正確でしかも均一な製
品の製造が可能となる。又、この装置に依れは、高度の
熟練を必要とせず、作業者によって、自動車用マツ１・
周縁部分をかがり縫うのに要していた作業時間の開きや
、作業者自身の労働状態の変化に伴う作業量の変化が改
善ざれ、正確な生産管理を行うことができ、生産性の一
層の向上を実現することができる。

又、上記構成を備えたこと（ごより、請求項２記載のマ
ット載置台にあっては、載置された自動車用マットが台
上に確実に固定ざれることから、縫着時に自動車用マツ
！・が撓んだり、横ズ１ノしたりすることがなく、正確
な周縁部分の縫着が可能となり、製品の品質の均一化に
大きく貢献することになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の縁かがり装置の全体を示した斜視図、
第２図及び第３図は本発明の縁かがり装置に依って自動
車用マットの縁かがり縫いをしている状態を示した平面
図、第４図は本発明のマット載置台を示した拡大断面図
、第５図は自動車用マットを示した平面図である。 符号の説明 ｌ２・・・マット載置台、ｌ３・・・回転手段、１４・
・・縦移動手段、ｌ５・・・横移動手段、１Ｇ・・・縫
着手段、ｌ７・・・制御手段、２ｌ・・・吸引口、２２
・・・空気空間、２３・・・バキューム接続口。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車用マット周縁部分をかがり縫いする装置で
   あって、 自動車用マット裏面を吸引して自動車用マットを台上面
   に固定するマット載置台と、このマット載置台の側方に
   配されて、該自動車用マット周縁部分をかがり縫う縫着
   手段と、マット載置台を回転させる回転手段と、マット
   載置台を縦方向に移動させる縦移動手段と、マット載置
   台を横方向に移動させる横移動手段と、これら縫着手段
   、回転手段、縦移動手段及び横移動手段を自動車用マッ
   トの形状に合わせて制御する制御手段とを備えたことを
   特徴とする自動車用マットの縁かがり装置。
2. （２）台上面に形成された自動車用マット裏面のズレ防
   止用突起が嵌まり込む吸引口と、台内部に設けられた前
   記吸引口に連通する空気空間と、この空気空間内の空気
   を台外部に引き出すバキューム接続口とを備えたことを
   特徴とするマット載置台。