JPH0397462A

JPH0397462A - 低温サウナ装置

Info

Publication number: JPH0397462A
Application number: JP23443689A
Authority: JP
Inventors: Shoji Sonokawa; 園川　昭次
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-09-09
Filing date: 1989-09-09
Publication date: 1991-04-23
Anticipated expiration: 2009-08-31
Also published as: JPH0667401B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、低温で発汗作用の大きい低温サウナ装置に関
する．〔従来の技術及びその問題点〕サウナ風呂は、特別に建造された広い部屋に加熱器を配
置し、・これで発生した高温の空気を部屋内に供給する
ものが殆どであるが、従来のサウナにおいては、その温
度が８０〜１２０℃と高温であるので、健康体の人は利
用できても、全ての人が利用できるわけでは無かった．
また、高温であるので動力、燃料の使用量が多いという
問題点があった．また、一部においては、電気ヒーターを利用した遠赤外
線発生装置を密室内に配置するサウナもあるが、遠赤外
線は一方側からのみ照射されるので、身体全体から発汗
しないという問題点があった．本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、比較
的燃料の消費が少なく、更には室内温度が低い状態でも
、多量の発汗作用のある低温サウナ装置を提供すること
を目的とする．〔問題点を解決するための手段］上記目的に沿う請求の範囲第１項記載の低温サウナ装置
は、壁、天井、床からなるサウナ室の少なくとも壁及び
床を発泡コンクリートによって作り、該発泡コンクリー
トの内部に発熱体を入れ、該床及び壁を４０〜６５℃に
加熱するようにして構威されている。

また、請求の範囲第２項記載の低温サウナ装置は、請求
の範囲第１項記載の低温サウナ装置において、発熱体は
、温水を循環させるパイプで構威している．そして、請
求の範囲第３項記載の低温サウナ装置は、請求の範囲第
１項記載の低温サウナ装置において、発泡コンクリート
の発泡材は、アルミ粉と珪酸鉱物粉とで横或されている
．〔作用〕請求の範囲第１項〜第３項記載の低温サウナ装置におい
ては、壁及び床が発泡コンクリートからなって、該発泡
コンクリートには発熱体が配置され、しかも、該発熱体
によって４０〜６５℃に加熱されているので、床及び壁
の発泡コンクリートから遠赤外線等の電磁波が発生し、
これが身体内に浸達して発汗させる．この場合、壁及び床の温度は４０〜６５℃の比較的低温
であるので、従来の高温サウナと異なり、身体に無理な
熱を加えることなく発汗させることができる．〔実施例〕続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。

ここに、第１図は本発明の一実施例に係る低温サウナ装
置の平面図、第２図は同正断面図、第３図は一部拡大断
面図、第４図は同側断面図である第ｌ図〜第４図に示す
ように、本発明の一実施例に係る低温サウナ装置１０は
、適当に発熱体の一例である温水が循環するバイブの配
置された床１１壁１２〜１５と天井１６とからなるサウ
ナ室ｌ７と、上記パイプに適当温度の湯をＶａ環供給す
るボイラーｌ８、１９（一台は予備）と、燃料タンク２
０とを有して横戒されている。以下、これらについて詳
しく説明する．上記床ｌ１の底部及び壁の外部は第３図にその詳細を示
すように通常の鉄筋コンクリート２ｌが配置され、その
内側には発泡スチロール、発泡ウレタン等の断熱板２２
、２３が配置され、更にその内側には発泡コンクリート
２４が配置され、該発泡コンクリート（モルタルも含む
）２４内には発熱体である熱媒の一例である適当温度の
水を循環するバイブ２５、２６が夫々設けられている．
このバイプ２５、２６は、直径が２２開程度のステンレ
スまたは銅のパイプからなって、行きのパイプと帰りの
パイプが隣合うようにして配置され、外部に配置されて
いるボイラーｌ８または１９に接続されて内部には４０
〜６５℃の温水が循環するようになっている．図中、２
７は膨張水槽、２８、２９はポンプ、３０はラス網を、
３１は扉を、３２は窓を、３３はテレビを収納する為の
小部屋を示す。

上記発泡コンクリート２４の１１みは床１ｌの部分が８
０〜Ｌｏｏｍｍ程度となって、壁１２〜ｌ５の部分は３
０〜４０問程度のモルタルとなっている．上記床１１及
び壁１２〜ｌ５の内側表面には、表面から水が内部に浸
透しないように防水モルタルを塗布しておく。そして、
上記壁１２〜ｌ５の部分のモルタルは内側に銅あるいは
ステンレス性のラス網３０を使用し、落下しないように
なっている．上記発泡コンクリート２４の発泡材としては、ＡＩ粉と
、珪酸鉱物の一例である石英粉、珪石粉が使用されてい
るが、その使用量は１ｍ″のコンクリートに対して、Ａ
Ｉ粉が１．０〜１．５ｋｇ程度、石英粉が０，３〜０．
６　ｋｇ程度、珪石粉が１．０〜１．５ｋｇ程度となっ
ている．ここで、ＡＩ粉の代わりにあるいはＡＩ粉と共
に、Ｃｕ粉、あるいはコンクリートに混入することによ
って発泡する金属物、非金属粉を使用することも可能で
ある。

また、上記石英粉、珪石粉と共に雲母粉を混入すること
も可能であり、更には遠赤外線の放射効率を良くする為
に、セラξツクあるいは鉱石からなる遠赤外線発生物質
の粉を混入することも可能である．そして、壁１２〜ｌ５に配置する発熱体の一例であるバ
イブ２６は床１１の部分から９００〜１０００ｖｗまで
の間に１００ｍｌｌ間隔で配置され、その上に窓３２が
形威されている．この窓３２は熱を外部に洩らさないよ
うに２重窓とする．そして、床１ｌには低温火傷を防止
する為檜板のスノコ板または他の敷物を配設しておく．従って、この低温サウナ装置１０においては、ボイラー
１８または１９の何れか一方によって加熱され、ボンブ
２８、２９の何れか一方の駆動して、パイブ２５、２６
内に４５〜６０゛Ｃ（最初は８０℃程度の高温の）温水
を供給すると、これによって発泡コンクリート（モルタ
ルも含む）２４は略同一温度に加熱される．この場合、外方には断熱板２２、２３が配置されている
ので、内側の発泡コンクリート２４のみを加熱し、これ
によって発泡コンクリート２４から遠赤外線等の電磁波
が発生する．これによってサウナ室１７に入って居る人は、下部及び
側部から照射加熱され，るので発汗することになる．な
お、必要によって超音波振動を利用した加湿器をサウナ
室１７内に配置することも可能である。

上記実施例においては、発泡コンクリート２４の外側に
断熱板２２、２３を配置したが、必ずしも必要でなく、
発泡コンクリートは５〜２０％程度の発泡率を有し、断
熱体となっているので厚みを厚くすることによって熱損
失を少なくすることができる．また、全体を発泡コンクリートで作り、適当に補強用の
鉄骨、鉄筋を入れることも可能であり、予め、発熱体で
あるパイプを入れて型枠を作り、該型枠内に発泡コンク
リートを入れて、サウナ室を構築することも可能であり
、発熱体として電熱ヒーターを使用することも可能であ
る。

〔発明の効果〕

請求の範囲第１項〜第３項記載の低温サウナ装置は、少
なくとも壁及び床の表面部を発泡コンクリートで形成し
、内部に発熱体を入れて４０〜６０゛Ｃ程度に加熱して
いるので、該発泡コンクリートから遠赤外線等の電磁波
が発射され、低い温度で身体全体から効率良く発汗させ
ることができる従って、無理なく老弱男女が使用するこ
とができ、全身の新陳代謝を促進させることができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る低温サウナ装置の平面
図、第２図は同正断面図、第３図は一部拡大断面図、第
４図は同側断面図である．〔符号の説明］１　０−−−−−−−一低温サウナ装置、１１−・−・
−・床、１２〜１５−・−・−・一壁、１６−・一・天
井、ｌ７サウナ室、ｌ８、１９・・・−−−−−−ボイ
ラー、２０燃料タンク、２１−一一〜一・一　鉄筋コン
クリート、２２、２　３−−−−−−一断熱板、２４−
・−・−・発泡コンクリート、２５、２６・・・−・一
・　パイプ、２　７−−一−・・・一膨張水槽、２８、
２９・一・−　ポンプ、３０−・・−・・−　ラス綱、
３　１−−−−−一扉、３２−・・−・−・−窓、３　
３−−−−−・・小部屋

Claims

【特許請求の範囲】

（１）壁、天井、床からなるサウナ室の少なくとも壁及
び床を発泡コンクリートによって作り、該発泡コンクリ
ートの内部に発熱体を入れ、該床及び壁を４０〜６５℃
に加熱したことを特徴とする低温サウナ装置。
（２）発熱体は、温水を循環するパイプである請求の範
囲第１項記載の低温サウナ装置。
（３）発泡コンクリートの発泡材は、アルミ粉と珪酸鉱
物粉とである請求の範囲第１項記載の低温サウナ装置。