JPH0395240A - 改良された加工性を有するゴム組成物 - Google Patents

改良された加工性を有するゴム組成物

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JPH0395240A
JPH0395240A JP2141747A JP14174790A JPH0395240A JP H0395240 A JPH0395240 A JP H0395240A JP 2141747 A JP2141747 A JP 2141747A JP 14174790 A JP14174790 A JP 14174790A JP H0395240 A JPH0395240 A JP H0395240A
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group
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viscosity modifying
carbon atoms
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    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良された加工性を有するゴム組成物に関す
る。
ゴムと、加熱すると加硫できる組成物を与えるのに必要
とされるようなその他の戊分との混合は、高いエネルギ
ー消費を含むプロセスであり、そして典型的にはゴム或
形材料(compound)の粘度を減らす効果を有す
る戊分が含まれる。
粘度の減少は、与えられた程度の混合のだめの力の消費
が減り、混合装置のスルーブット速度が増し、そして戊
形材料が到達する最高温度が減ることを意味する。同様
な考慮が、ゴム或形材料のその他の加工操作例えばカレ
ンダ加工、押出または射出戒形にも当て嵌まる。ここで
、成形材料を早期加R ( s c o r c h 
i n g )させるであろう高温の回避が特に重要で
ある。
加工性助剤のこれらの有益な効果は、この目的のために
現在使用されているほとんどの物質、例えばゴムと適合
する炭化水素油は、加硫製品に弾性率及び硬さを減らす
効果を有する傾向があるという事実と相殺されなければ
ならない。
それ故、加硫の前に戊形材料の加工性を改良するために
添加することができる量は限定される。
それ故、加硫製品のその他の物理的性質例えば機械的性
質に悪い影響を与えることなく加工性を改良するために
ゴムに添加することができる物質が求められる。
提案されてきたゴムのための他の添加物の中には、特公
昭45( 1970) −6954号中に開示された“
反応性可塑剤゛がある。これらは、官能基、例えばチオ
グリコール酸から誘導された基の導入によって改質され
た高沸点石油留分または不飽和動物もしくは植物油であ
る。US − A −2 429  858は、a−メ
ルカプトカルボン酸のテルペンチオエーテルまたはこの
ような酸の金属塩のその中への混入によってブタジェン
ースチレンエラストマーの加工性を改良する方法を開示
している。US− A− 2 429 858中にはテ
ルペンチオエーテルの使用は粉砕(milling)時
間における顕著な減少を可能にすることが示されている
が、加硫製品の性質に関するデータは与えられていない
以下に定義されそして本明細書中では以後粘度改質剤(
VIJA)と呼ばれるある種のアルキルチオカルポン酸
は先行技術の加工助剤を凌ぐ利点を有することがここに
見い出された。
特に、本発明によるVMAの使用は、同じ重貴の従来の
加工油を含むゴム戊形材料の加工性特性よりも一般に優
れている加工性特性を有するゴム戊形材料を与え、一方
VMAを含む戊形材料を加硫することによって得られる
加硫製品は、従来の加工油を含む戊形材料に対して改良
された物理的性質、特に改良された反発弾性、′硬さ及
び圧縮永久ひずみを有する。さらにまた、以下に与えら
れるデータは、本発明によるVtJAによって得ること
ができる、先行技術のチオエーテルに対する改良を示す
本発明は、未加硫ゴムボリマ一並びに、粘度改質添加物
として、式 R’S(CR3R’)xCo,R” [式中、 、R1は、アルキルもしくはアルケニル基、またはヒド
ロキシーもしくはアルコキシー置換アルキルもしくはア
ルケニル基を表し、ここで、述べられた基は、(アルコ
キシー置換アルキルまt;はアルケニル基中のアルコキ
シ炭素原子またはアルケニル基中の炭素原子を含み、R
2は、水素、金属またはその他のカチオン基またはエス
テル形成基を表し、 R3及びR4の各々は、独立に水素またはアルキル基を
表し、そして Xは、1〜10の値を有する] を有するアルキルチオアルカン酸、塩またはエステルか
ら成るゴム組成物を提供する。
もう一つの面においては、本発明は、上で定義されたよ
うなアルキルチオアルヵン酸、塩またはエステルをゴム
中に混入することから成る、ゴムの加工性を改良する方
法を提供する。
VIJAの上の式においては、R′は、原則として、4
〜22の炭素原子を有する任意の真っすぐなまたは分岐
した鎖のアルキルまたはアルヶニル基、例えば直鎖のブ
チル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、オク
テニル、ノニル、デシル、ドデシル、ドデセニル、テト
ラデシル、へキサデシル、もしくはオクタデシル、また
はそれらの分岐した鎖の異性体の任意のものでよい。
ヒドロキシーまたはアルコキシー置換アルキルまたはア
ルケニル基は、lまたはそれより多い、通常はlまたは
2のこのような置換基を含んでよい。アルコキシ置換基
は、好ましくは、1〜4の炭素原子を含むもの、例えば
メトキシまたはエトキシである。
、R1が金属またはその他のカチオン基を表す場合には
、これは、例えばアルカリ金属イオン、例えばナトリウ
ム.でよい。R2は、その代わりに、多価金属、例えば
マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ニッケル
、コバルト、またはアルミニウムの当量を表すこともで
きる。
これらの中でも、亜鉛が好ましい多価金属である。
カチオン基R”lよまた、アンモニアまたはアミン、例
えば式R″R’NH [式中、Re及びR6は同時に両
方とも水素または両方ともフェニルではないという条件
下で、R′及びR1は、各々、水素、アルキル基、シク
ロアルキル基、べ冫ジル基またはフェニル基を表す]を
有するアミンから誘導されるカチオン基でもよい。カチ
オン基R2はまt;、その他の窒素を含む塩基、例えば
グアニジンまたはジフェニルグアニジンから誘導されて
もよい。
エステル形戊基R2は、例えばC,〜.の真っすぐなも
しくは分岐した鎖のアルキル基、例えばメチル、エチル
まt;はイソプロビル基、C,,シクロアルキル基、例
えばシクロヘキシル、または全部で10までの炭素原子
を含むアルキル03〜,シクロアルキル基、例えばメチ
ルシクロヘキシル、ベンジル基またはフェニル基でよい
R3またはR′がアルキル基を表す時には、これは、好
ましくは、1〜6の炭素原子を含む基、特にメチルまた
はエチル基である。好ましくは、各々の基CR3R’中
の炭素原子に結合されたR3及びR4の少なくとも一つ
は水素である。好ましい化合物は、式中Xが1〜4の値
を有する化合物である。式中、R′が10〜16の炭素
原子の直鎖のアルキル基を表し、R3が水素を表し R
4が水素またはメチル基を表し、そしてxが1または2
の値を有する化合物が最も好ましい。
本発明に従って有用なアルキルチオアルカン酸の製造の
ために数個の方法が利用できる。これらは、 i)  a−オレフィンR’CH冒CH.とチオグリコ
ール酸との反応:これは、反応条件に依存してアルキル
チオ酢酸R’CH.C}l2scH,COOHまたはR
’CH(CH3)SCH2Go2Hを与える。同様にα
−オレフィンは、反応条件に依存して3−メルカブトプ
ロビオン酸とはR’CH2CH2SCH,CH2CO!
HまたはR’CH(CHs)SCH2C}ltcOzH
を、モして2一メルカブトプロビオン酸とはR’CHz
CH2SCH一(CHs)CO*HまたはRICH(C
H3)SCH(CH3)CO.Hを与えるはずである; ii)  メルカプタンRISHと、式X(CR”R’
)xcOzH [式中、Xはハロゲン、例えば塩素または臭素を表し、
そしてR3、R4及びXは上のVMAの式におけるのと
同じ意味を有する]のハロゲン置換されたアルカン酸と
の反応:これは、種々のアルキルチオアルカン酸の合戊
のための一般的な方法である; 市)水性アルカリまたは溶媒中の有機塩基でよい塩基性
条件下でのアクリル酸とメルカブタンとの反応(これは
、メルカプチドアニオンがアクリレー1・アニオンのC
−C結合と求核反応をすることを暗示する)は、特に3
−(アルキルチオ)プロビオン酸、即ちR’SCH2C
H2CO!Hを与える;iv )  塩基性条件下での
γ−プチロラクトンとメルカプタンR’SHまたは対応
するアルカリ金属メルカブチドとの反応:この方法は、
式中Xが3の値を有するアルキルチオアルカン酸を与え
る; を含む。
上で述べられた粘度改質剤は、ゴムが、天然であれ合成
であれ、シスーボリイソブレンである組成物において特
に効果的であるが、それらはまた、その他のゴム、例え
ばポリ−1,3−ブタジエン、l,3−ブタジエンとそ
の他のモノマ、例えばスチレン、アクリロニトリル、イ
ンブチレン及びメチルメタクリレートとのコポリマー 
エチレンープロピレンージエンターホリマー、及びハロ
ゲン含有ゴム例えばクロロブチル、プロモブチル及びク
ロロブレンゴムにも有用である。その他の場合としては
、本発明のゴム組成物中のゴムポリマーは、2またはそ
れより多い上で例示されたゴムのブレンド、例えば天然
ゴムとスチレン−ブタジエンゴムのブレンドでもよい。
本発明の組成物中のV ltl Aの量は、ゴムポリマ
ーの性質、要求される粘度改質の程度、そしてその他の
加工助剤例えば加工油が含まれるか否かに依存して変動
するであろう。しかしながら、通常は、V)JAの量は
、100重量部のゴムあたり0.5〜10重量部の範囲
内、そしてさらに特別には1〜5重量部の範囲内であろ
う。
VMAは、生のゴムポリマーの加工性を改良するt;め
に使用することもできるが、補強剤及び/または充填剤
、加硫剤及び促進剤を含むすべてが配合されたゴム原料
中で特に有用である。
通常使用される充填剤は、典型的には100重量部のゴ
ムあたり40〜70重量部の量で使用されるカーボンブ
ラック、例えばN347またはN326のようなN30
0シリーズのカーポンブラックを含む。
その他の添加物は、例えば、ioom量部のゴムあたり
、例えば、2〜10重量部の量で使用されてよい酸化亜
鉛; 100重量部のゴムあたり、例えば、0.5〜2
!i量部のレベルでのステアリン酸(シかし、本発明の
一つの特徴は、アルキルチオアルカン酸または塩である
VMAを含む組成物においてはステアリン酸の量を顕著
に減らすことができるかあるいはそれを全く必要としな
いであろうということであるが);劣化防止剤、例エI
f N−アルキルーN′−フエニルーp−フエニレンジ
アミン;そして酸化防止剤、例えば2.2.4− トリ
メチル−1.2−ジヒドロキノリンのボリマーを含む。
その他の補強剤及び/または充填剤、例えばシリカを使
用してもよく、そしてゴム原料はまた、酸化亜鉛以外の
金属酸化物活性化剤、例えば酸化マグネシウム、早期加
硫禁止剤、例えばN−シクロヘキシルチオフタルイミド
、そして後加硫安定剤及びゴムー金属結合促進剤、例え
ばEP−B−0 070  143及びEP−B− 1
09 955中に述べられたチオスル7 x−ト1%導
体を含んでもよい。
VMAは、例えば、インターナルミキサーまたは粉砕機
を用いて第一段階の混合の間に、加硫剤と加硫促進剤を
除く添加物と一緒にゴム中に混入してよい。天然ゴムの
加工においては、何らかの添加物の導入の前に生ゴムを
素練りにかけるのが一般的である。しかしながら、本発
明のVMAによって、もし第一素練り段階の間にV)J
Aを単独で添加すれば、素練りによって達戊されるゴム
の粘度の減少が加速され、そして天然ゴムに関しては、
これは好ましい。代わりの手順においては、VMAは、
第二段階の混合の間に加硫剤及び促進剤と一緒に混入す
ることもできる。
もし硫黄を加硫剤として使用するのならば、この.量は
、典型的には、l00重量部のゴムあたり2〜6重量部
の範囲内である。
使用してよい促進剤は、ペンゾチアゾール−2−スルフ
エンアミド、例えばN−イソブロビルーベンゾチアゾー
ル−2−スルフエンアミド、N − tert−プチル
ーベンゾチアゾール−2−スルフェンアミド、N−シク
ロペンゾチアゾールー2−スル7エンアミF、N,N−
ジシクロへキシルベンゾチアゾール−2−スルフエンア
ミド及び2(モルホリノチオ)ペンゾチアゾールを含む
。本発明の組成物においては、これらは、典型的には、
ゴムの性質、硫黄の量、及び硬化されたゴムに必要とさ
れる機械的性質に依存して100重量部のゴムあたり0
.3〜2重量部の量で使用される。
上で述べたように、本発明において使用されるVMAは
、通常の混合方法によってゴム中に混入してよい。たい
ていのVMAは液体または低融点固体であり、そしてこ
れらに関しては、良好な分散を得るために特別な注意は
必要ない。もし必要ならば、比較的高い融点の固体は、
適切な分散を促進させるために細かい粉末、好ましくは
70マイクロメーターの粒径またはそれ未満に粉砕して
もよい。ある場合においては、固体のVMAを粒子状物
質の予備分散としてゴムと適合する炭化水素油またはボ
リマー、例えばEPD)Jゴム中に添加することが好都
合である。
VMAは、充填剤、加硫剤、及びすべてが配合されたゴ
ム原料の製造において通常使用されるその他の戊分を含
む本発明の組成物の加硫によって得られる加硫製品のあ
る種の物理的性質に有益な影響を有することが観察され
た。このような加硫製品は、本発明の別の一面を代表す
る。
本発明を、以下の特定の実施態様によって説明する。
本発明のV)J^の評価のために、以下の組戊の対照原
料を用いた: 重量部 天然ゴムS)JRIOまたはSMR20本   100
N347カーボンブラック      50酸化亜鉛 
            5ステアリン酸      
     2加工油              3オ
ゾン化防止剤L″2 硫  黄                     
 2.5促進剤+21             9,
5(1) N − 1.3−ジメチルブチルーN′−7
エニルーp一フェニレンジアミン (2)N−シクロへキシルベンゾチアゾール−2−スノ
レフエンアミド *  SIJR10は約50のムーニー単位の粘度にそ
してSMR20は約60のムーニー単位の粘度に(10
0’cでML(1+4)) 、その他の戊分の添加前に
両方とも予備素練りした。
混合のためには、実験室スケールのBRバンバリーイン
ターナルミキサーを使用した。戊分は、ミキサーの電力
消費の積算値によって決定される間隔で以下のスケジュ
ールに従って混入した。
予備素練りされたゴムは、ミキサー(水循環)の温度が
4 0 ’Cである時に装填した。
電力積算 値(kwh) 0 操     作 カーボンブラックの半分及び酸化 亜鉛をゴムに添加する。
残りのカーポンブラック、オゾン 化防止剤、ステアリン酸、加工油 及び(テストバッチにおいては) VMAまたは先行技術の添加物(100重量部のゴムあ
たり3重量部)を 添加する。
掃き、そして硫黄及び促進剤を添 加する。
0.125 0.350 サンプルを、反発弾性及び硬さテストのためにl 4 
1 ’0で加硫した。テストは標準方法(それぞれls
O4662及びIs○48− 1979(E ))に従
って実施した。
以下の第l表は、SMR20ゴムを基にした種々の原料
によって得られた結果を示し、そして第2表は、SMR
IOゴムを基にした原料によって得られた結果を示す。
括弧中の数字(相対値)は、対照に対するバーセントで
ある。これらの表の左手の欄中に数によって示したVM
A及び先行技術の義加物は以下の通りである。
l. なし(対照) 2.  n−ドデシルチオ酢酸 3.  3−(n−ドデシルチオ)ブロビオン酸4. 
α−ビネンとチオグリコール酸の反応生戊物(us− 
A− 2 429 858)5.反応生戊物4の亜鉛塩 5.  t−ドデシルチオ酢酸、ここで“t−ドデシル
″はプロピレンテトラマーから誘導される基を表す 7.  n一デシルチオ酢酸 8.  n−ヘキサデシルチオ酢酸 9.  2−(n一デシルチオ)ブロビオン酸9A. 
n−ドデシルチオ酢酸の亜鉛塩。
上の結果は、本発明のV)JAを含む原料とUS−A−
2 429  858による添加物を含む原料(どちら
の原料も加えて通常の加工油を含む)との比較を可能に
する。これらの結果は、先行技術の添加物を含む原料は
ムーニーiに関してずっと低い値を有することを示す。
これは、硬化の開始前の原料の誘導期の尺度である。ム
ーニーt,の値が低ければ低いほど、原料が早期加硫す
るであろうリスクがそれだけ大きい。
第1表(SMR20)においては、このような原料は、
本発明のVMAを含む原料よりも一貫して低い反発弾性
及び硬さに関する値を有することが示されている。第2
表(SMRIO)の結果は、反発弾性に関する本発明に
よる原料の改良を示す。
第1図及び第2図によって図示された結果は、本発明の
VMAを含む原料と通常の加工助剤(加工油)を含む原
料との、そして油を含まない原料との加工挙動の比較を
提供する。基礎原料は、100重量部のゴムあI;り5
0重量部のカーポンブラック、並びに通常の範囲内の量
の酸化亜鉛、ステアリンl、N−1.3−ジメチノレー
N′−フェニルーp−7ェニレンジアミン劣化防止剤、
硫黄及びN−シクロヘキシルベンゾチアゾール−2−ス
ルフエンアミド促進剤を含むSMRIO天然ゴムを基に
した代表的な戊形材料であった。110Qの容量を有す
るWerner − Pf leidererインター
ナルミキサーを混合のために使用した。硫黄及び促進剤
以外の戊分を第一段階の間に混合し;次に硫黄及び促進
剤を第二段階の混合の間に混入し tこ 。
評価のための添加物(加工油またはVMA)を含む原料
も同様にして製造し、100重量部のゴムあたり3重量
部の添加物を第一段階の混合の間に混入した. VMA
は、第1表及び第2表に関連して上で示されたように番
号をつける。表中に含まれテイなイvMA No.10
は、3−(t−ドデシルチオ)プロビオン酸であった。
原料の加工に対する添加物の影響は、種々のスクリュー
速度での押出機からの取り出し量を測定することによっ
て(第l図)そしてまた種々の取り出し速度での押出物
の温度を測定することによって(第2図)評価した。通
常の加工油を凌ぐVIJAの利点は、これらの結果から
明らかである。第l図は、押出機からのある取り出し量
の達戊には、VIJAを含む原料を用いた方が低いスク
リュー速度そしてそれ故低い電力投入を必要とすること
を示す。第2図は、あるスクリュー速度で、押出物の温
度は、加工油を含む比較原料、そして加工助剤を含まな
い対照原料よりもVMAを含む原料の方が低いことを示
す。この温度差は、それが、VIJ^を含むゴム原料を
押出しまたは射出戊形する時の方が早期加硫が問題とな
ることが少ないはずであるこどを示すので、重要である
。逆に、ある押出物温度で、通常の加工油を含む原料よ
りも高い取り出し量を、匹敵する量のVMAを含む原料
を用いて達戊することができる。
第1図及び第2図は、式中Rが直鎖のアルキル基である
VMAの性能は、式中Rが同じ数の炭素原子を有する分
岐鎖のアルキル基であるVMAの性能より優れているこ
とを示唆する。
以下の第3表は、第2表の結果を与えた原料と類似であ
るが加工油を含まないSMRIOゴムの異なるロフトを
用いた原料によって得られた結果を示す。第3表の左手
の欄中の番号は、以下のように、対照原料、並びに10
0重量部のゴムあたり3重量部で種々のVMA及び先行
技術の添加物を含む原料に対応する: 11.  なし(対照) 12.n−ドデシルチオ酪酸 13.  n−ドデシルチオ酢酸 14. 15. 日本特公昭45(1970) − 6954号の方法に
よるチオグリコール酸とナフテン系加 工油との反応生或物 日本特公昭45(1970) − 6954号の方法に
よるチオグリコール酸とタール油との 反応生或物 反発弾性、硬さ及び10O%伸びでの応力は、標準方法
によって測定した(反発弾性と硬さは上で述べたように
、引張テストはIsO 37− 1977(E)によっ
て)。原料l2と13と厚料14と15との比較は、先
行技術の添加物は、本発明のVMAよりも硬化の開始前
の原料の誘導期(ムーニt,値)を減らすことを示す。
同じ比較は、本発明のVMAは対照よりも高い100%
伸びでの応力の値を有する原料を与えるのに対して、先
行技術の添加物は対照よりも低い値を有する原料を与え
ることを示す。
VMAと先行技術の添加物の両方ともが、粘度減少によ
って測定される未加硫のゴム原料の加工性に対する有益
な影響を持っていた。しかしながら、V)JAを用いる
とこの影響は加硫製品の物理的な性質に対する悪い影響
なしで達成され、一方、先行技術の添加物を用いるとそ
うではない。
本発明のVMAの一層の評価のために、非油展SBRゴ
ムまたはSBR/天然ゴム混合物を基にし、そして以下
の組或を有する対照原料を製造した。
数字は重量部を示す。
SBR1500 SMR20 N347カーボンブラッ N375カーポンプラッ 酸化亜鉛 ステアリン酸 オゾン化防止剤1ゝ 酸化防止剤0l 加工油 Circolight PRO 硫黄 促進剤《3》 原料 AB 100   50 50 ク         ー      55ク     
    50 45 12 2 l 8 6 2 2 1.2    1 (1) N − 1.3−ジメチルブチルーN′−7エ
ニルーp−7ェニレンジアミン (2)重合された1.2−ジヒドロー2.2.4−}リ
メチルキノリン (3) N−シクロヘキシルベンゾチアゾール−2−ス
ノレフェンアミド ■00重量部のゴムあたりそれぞれ1、2及び3重量部
の上の第1表のVMA No.2を対照厚料Aの部分中
に混合することによって、テスト原料を製造した。テス
ト原料及びVM^を含まない対照を153゜Cで時間t
’c(90XISO 3417 − 1977(E)参
照)の間加熱することによって加硫させた。
標準方法による加硫製品の物理的性質の測定は、VMA
の存在は、弾性率に対する一般的に有益な影響を有する
が、硬さ及び反発弾性に対しては、対照と比べて、実質
的に影響がないことを示しl;。しかしながら、圧縮永
久ひずみ(方法ISO815− 1972(E ))に
対する顕著に有益な効果が注目された。即ち、70’O
で22時間後に測定されたパーセントは、対照に関して
34、そして100重量部のゴムあたりそれぞれ1,2
及び3重量部のVMAを含む原料に関して29.5、2
9及び27であっI;。
ioo,t量部のゴムあたり3重量部の第1表のV)J
A  N0.2を対照原料Bのサンプルと混合すること
によって、テスト原料を製造した。テスト原料及び対照
の一部を141℃で時間t’c(90)の間加熱するこ
とによって加硫させた。標準方法による加硫製品の物理
的性質の測定は、100%弾性率(3.2MPaと比較
した3−6MPa)及び破断時の伸び(463%と比較
した440%)におけるテスト原料に関する少しの改良
を示しt;。しかしながら、70℃で22時間後の圧縮
永久ひずみにおける(対照に関する35%と比較した2
0%)そしてGoodrich Flexometer
, ASTM 623−1978、方法Aによる破損(
blow−out)時間における(対照に関する11分
と比較しt;19分)II著な改良がありtこ 。
【図面の簡単な説明】
第1図は、スクリュー速度を変えた時の種々のゴム原料
の押出機からの取り出し量を示すグラフであり、そして 第2図は、押出物の温度を変えた時の種々のゴム原料の
押出機からの取り出し量を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)未加硫ゴムポリマーおよび、粘度改質添加物として
    式 R^1S(CR^3R^4)_xCO_2R^2[式中
    、 R^1は、アルキルもしくはアルケニル基またはヒドロ
    キシ−もしくはアルコキシ−置換アルキルもしくアルケ
    ニル基を表し、ここで、述べられた基は(アルコキシ−
    置換アルキルまたはアルケニル基中のアルコキシ炭素原
    子は別にして)4〜22の炭素原子を含み、 R^2は、水素、金属またはその他のカチオン基または
    エステル形成基を表し、 R^3及びR^4の各々は、独立に水素またはアルキル
    基を表し、そして xは、1〜10の値を有する] を有するアルキルチオアルカン酸、塩またはエステルか
    ら成るゴム組成物。 2)粘度改質添加物の式において、R^1は8〜18の
    炭素原子のアルキル基を表し、各々のR^3及び各々の
    R^4は独立に水素またはメチルまたはエチル基を表し
    、そしてxは、1〜4の値を有する、請求項1記載の組
    成物。 3)粘度改質添加物の式において、R^1は10〜16
    の炭素原子の直鎖のアルキル基を表し、R^3の各々は
    水素を表し、R^4は水素またはメチル基を表し、そし
    てxは1または2の値を有する、請求項2記載の組成物
    。 4)粘度改質添加物の式において、R^2は水素または
    亜鉛の当量を表す、請求項1〜3のいずれかに記載の組
    成物。 5)粘度改質添加物がn−ドデシルチオ酢酸である、請
    求項3記載の組成物。 6)粘度改質添加物の量が、100重量部のゴムあたり
    1〜5重量部である、請求項1〜5のいずれかに記載の
    組成物。 7)ゴムポリマーが、シス−ポリイソプレン、スチレン
    −ブタジエンもしくはニトリルゴム、またはこのような
    ゴムのいずれかとポリブタジエンとのブレンドから成る
    、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。 8)ゴムが、天然ゴムである、請求項7記載の組成物。 9)ゴムポリマーが、スチレン−ブタジエンゴム、また
    は天然ゴムとスチレン−ブタジエンゴムのブレンドであ
    る、請求項7記載の組成物。 10)充填剤、加硫剤、及びすべてが配合されたゴム原
    料の製造において使用されるその他の成分を含む、請求
    項1〜9のいずれかに記載の組成物。 11)未加硫ゴム中に請求項1において定義された粘度
    改質剤を混入することから成る、ゴムの加工性を改良す
    る方法。 12)請求項10において定義された組成物を加硫温度
    に加熱することによって得られた加硫製品。
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