JPH0394730A - 携帯用心電図長時間記録装置及びそれに使用するメモリカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔丁］産業上の利用分野 本発明は、携帯用心電図長時間記録装置及びそれに使用
するメモリ力セント、特にテープの代わりに半導体メモ
リに心電図を長時間記録するようにした携帯用心電図長
時間記録装置及びそれに使用するメモリカセットに関す
る。

ＣＩ［）従来の技術 （１）発明の背景 一般に、携帯用心電図長時間記録装置は、心臓病患者の
身体に装着しながらその患者の心電図を長時間にわたっ
て記録する記録装置である。

心臓病の患者の心電図は、通常は、病院に設置された心
電計により、記録されることは、よく知られている。

しかし、この心電計による心電図は、極めて短い時間内
にしかも患者が安静な状態で記録されたものである。

心臓病の代表例である不整脈は脈拍が正常リズム（６０
〜１００／分）よりも速いか遅いか又は心電図で心房性
、結節性、心室性のリズムの異常が見られるものであっ
て、その範囲は非常に広い。従って、発作的に生じる不
整脈は、上記通常の心電計による短時間記録の心電図だ
けでは、容易に発見できないことが多い。

更に、発作的な狭心症やリハビテーション中の日常生活
における心臓の負荷の程度も、同様に、安静状態で短時
間に記録された心電図だけからは、容易に判断できない
。

これを解決するために、従来より多用されているのが、
患者の身体に装着して日常の生活をしながら２４時間も
の長時間にわたって負荷がかかった状態での心電図を記
録する収録器と、その記録された負荷心電図をオフライ
ンで再生する再生器とから成るホルター心電計である。

本発明は、このうち、上記収録器に相当する携帯用心電
図長時間記録装置に関する。

（２）従来例 従来の携帯用心電図長時間記録装置は、第６図に示すよ
うに、電極１００、２００、３００、４００、５００と
該電極から導出した心電図を記録する記録千段６００、
例えばカセットテープを備えたケース本体７００とから
構成されている。

患者は、この携帯用心電図長時間記録装置をハンド（図
示省略）を介して、身体に装着すると共に電極１００〜
５００を皮膚面に密着させ、起床してから就寝まで実際
に生活をしながら長時間にわたって、該電極１００等か
ら導出された心電図を上記カセットテープ６００に記録
しておく。

心電図が記録されたカセットテープ６００は、後日、患
者が病院に持っていけば、医師が再生器１０００にこの
カセットテープ６００をかけることにより、その心電図
を記録紙２０００上に再生し、その患者の心臓病の疾状
を解析するようになっている。

（Ｉ［Ｉ）発明が解決しようとする課題上記従来技術で
は、心電図を記録する媒体はテープであって、延び縮み
が激しく情報にひずみが生じ易い。

また、再生方式も、カセットテーブ６００を再生１００
０にかけて初めて記録紙２０００上に再生されるという
オフライン方式であるため、時間がかかる（およそ１６
分程度）。

これらを解決するために、カセットテープの代わりに半
導体メモリを内蔵した携帯用心電図長時間記録装置が提
案された。

しかし、これは装置と媒体が一体化したものであって媒
体だけを取り出すことができない。

従って、媒体だけを取り出している間に、他の患者に装
置を使用させることができないなどの弊害がある。

更に、媒体自体が大きくなり、それに伴って装置全体も
大型になっている。

本発明の目的は、媒体に記録される情報にひずみがなく
しかも再生時間が短く、その媒体だけを装置から取りは
ずすことができ、かつその装置自体も小型であることを
兼ね備えた携帯用心電図長時間記録装置及びそれに使用
するメモリ力セントを提供することにある。

（ＩＶ〕課題を解決するための手段 上記課題は、半導体メモリを内蔵したメモリ力セット２
と、該メモリカセット２を外部から嵌合させることによ
り電極的に接続させ、かつ生体に装着可能な筐体ｌから
成り、上記メモリ力セット２を筐体１から取りはずすイ
ジェクト機構３と取りはずす隙の落下防止機構４とを設
けたことを特徴とする携帯用心電図長時間記録装置及び
、半導体メモリが内蔵された小型容器２Ｃと、該小型容
器２Ｃから露出して上記半導体メモリを外部の装置に電
気的に接続させるコネクタ２Ｂから構威されていること
を特徴とするメモリカセットにより、解決される。

（Ｖ）作　用 上記のとおり、本発明によれば、半導体メモリを内蔵し
たメモリカセット２と、該メモリカセット２を外部から
嵌合させることにより電極的に接続させ、かつ生体に装
着可能な筐体１から威り、上記メモリカセット２を筐体
１から取りはずすイジェクト機構３と取りはずす際の落
下防止機構４とを設けたことを特徴とする携帯用心電図
長時間記録装置及び、半導体メモリが内蔵された小型容
器２Ｃと、該小型容器２Ｃから露出して上記半導体メモ
リを外部の装置に電気的に接続させるコネクタ２Ｂから
構威されていることを特徴とするメモリカセットが提供
される。

このように、従来のテープに代わって半導体メモリを内
蔵したメモリカセット２を媒体としたために、延び縮み
に基づく情報のひずみがなくなった。

また、テープと異なりメモリカセット２に情報が記録さ
れると同時に再生も行うというリアルタイム処理がなさ
れるため、再生時間も短縮された（ほぼ３０秒程度）。

更に、イジェクト機構３と落下防止機構４を設けるこ′
とにより、メモリカセット２は、従来のテープと同様に
、取りはずし可能となった。

かつ、小型容器２Ｃとそのコネクタ２Ｂによりメモリカ
ｉット２を構或できるので、極めてコンパクトなものに
なり、装置自体も小型になった。

（Ｖｌ）実施例 以下、本発明を、実施例により添付図面を参照して、説
明する。

第１図は、本発明に係わる携帯用心電図長時間記録装置
の実施例を示す図である。

参照符号ｌは筐体、２はメモリ力セント、３はイジェク
ト機構、４は落下防止機構である。

上記筺体１は全体として直方体形状を有し、例えばプラ
スチックで形威され、内部には、患者の生体から誘導し
た心電図信号を処理する電子回路（図示省略）が設けら
れている。

筐体ｌの表面には各種スイソチ（図示省略）が設けられ
ていると共に、底面１Ｄには覆い１Ｃが設けられ、該覆
い１Ｃと底面１Ｄ間に、半導体メモリをメモリカセット
２が挿入されるようになっている。

上記覆い１Ｃの内部には雄型コネクタ１Ｂが設けられ、
メモリカセット２を挿入した時にその雌型コネクタ２Ｂ
と嵌合するようになっている。

また覆いｌＣには、開口部１ＣＩが設けられ、メモリカ
セット２を着脱し易いようになっている上記覆い１Ｃの
外部には、イジェクトレバ−３八が設けられ、筐体１内
に設けられたカム３Ｂとアーム３Ｃと押出具３Ｄと共に
、イジェクト機構３を構成している（第１図（Ｂ））。

メモリカセノト２は、その雌型コネクタ２Ｂを筐体ｌの
雌型コネクタ１Ｂと嵌合させることにより内蔵された電
子回路（図示省略）と電気的に接続されるが、このコネ
クタの接点数が多くかつ信頼性向上のためコネクタ間の
挿抜力を高めにしてある。

このため、上記イジェクト機構３を設！，Ｊることによ
り、メモリカセット２を筐体１から取りはずし易いよう
にしてある。

一方、メモリカセソ１・２の左側面２Ｄには、凹溝２Ａ
が形或され、筐体１の覆い１Ｃの内部に設けられた爪Ｉ
Ａと共に、落下防止機横４を構或している（第１図（Ｃ
））。

筐体１は、その使用時にはメモリカセノト２を下向きで
嵌合させたまま患者の身体に装着し、取りはずすときは
上記イジェクト機構３のイジェクトレバ−３Ａを操作す
る。

その時、メモリカセット２が筐体１から離れて落下しな
いように、上記落下機構４が設けられている。

以下、上記構成を有する本発明の作用を説明する。

先ず、メモリカセット２を筐体１の覆いｌＣと底面ＬＤ
間に、矢印Ｋの方向から、挿入し、コネクタ１Ｂと２Ｂ
とを嵌合させる。

このとき、落下防止機構４（第１図（Ｃ））を構或する
筺体１の爪ＩＡは、メモリカセット２の凹溝２Ａと係合
する。

この状態で、メモリカセット２を生体側に向け筺体１を
患者の身体に装着する。

心電図をとり終わった後、第１図（Ｂ）に示すように、
イジェクトレバ−３Ａを矢印Ｈ方向に回動させると、カ
ム３Ｂの回転力によりアーム３Ｃが矢印Ｌ方向に回動す
る。

これにより、押出具３Ｄの両端の突起部３Ｄ１、３Ｄ２
がメモリカセット２に設けたコネクタ２Ｂの両側を押圧
する（矢印Ｍ）。

この押圧力により、コネクタ２Ｂは筐体ｌのコネクタ１
Ｂからはずれる。

落下防止機構４の作用により、メモリカセット２は、た
とえ取りはずされても、筐体ｌからは落下しない。

しかし、第ｌ図（Ｃ）に示すように、筐体ｌの左側面Ｉ
Ｅに露出している操作片ＩＧを押すことにより、爪ＩＡ
を凹溝２Ａからはずせば、（矢印Ｎ）メモリカセット２
は筐休１から落下する。

第２図は、本発明に係わるメモリカセット２の実施例を
示す図である。

メモリカセット２は、半導体メモリが内蔵された小型容
器２Ｃとコネクタ２Ｂとから構威されている。

上記小型容器２Ｃは、ほぼ従来のカセットテープと同じ
で大きさであり、前後面と両側面がプラスチックで、上
面と下面が金属で、それぞれ形威されている。

この小型容器２Ｃの前面２Ｅには、コネクタ２Ｂが設け
られて外方に向かって露出しており、外部の装置、例え
ば携帯用心電図長時間記録装置（第１図）に電気的に接
続可能となっている。

若し、第１図の携帯用心電図長時間記録装置と組み合わ
せてメモリカセット２を使用したい場合は、筐体１（第
１図）の爪ＩＡと係合させるべく小型容器２Ｃの左側面
２Ｄに、凹溝２Ａを設けることもできる。

［■］発明の効果 上記のとおり、本発明によれば、半導体メモリを内蔵し
たメモリカセット２と、該メモリ力セソト２を外部から
嵌合させることにより電極的に接続させかつ生体に装着
可能な筐体ｌから成り、上記メモリカセット２を筐体１
から取りはずすイジェクト機構３と取りはずす際の落下
防止機横４とを設けたことを特徴とする携帯用心電図長
時間記録装置及び、半導体メモリが内蔵された小型容器
２Ｃと、該小型容器２Ｃから露出して上記半導体メモリ
を外部の装置に電気的に接続させるコネクタ２Ｂから構
威されていることを特徴とするメモリ力セントという技
術的手段が講じられた。

このように、従来のテープに代わって半導体メモリを内
蔵したメモリ力セソト２を媒体としたために、延び縮み
に基づく情報のひずみがなくなった。

また、テープと異なりメモリカセット２に情報が記録さ
れると同時に再生も行うというリアルタイム処理がなさ
れるため、再生時間も短縮された（ほぼ３０秒程度）。

更に、イジェクト機構３と落下防止機構４を設けること
により、メモリカセット２は、従来のテープと同様に、
取りはずし可能となった。

かつ、小型容器２Ｃとそのコネクタ２Ｂによりメモリカ
セット２を構成できるので、極めてコンパクトなものに
なり、装置自体も小型になった。

従って、媒体に記録される情報にひずみがなくしかも再
生時間が短く、その媒体だけを装置から取りはずすこと
ができ、かつその装置自体も小型であることを兼ね備え
た携帯用心電図長時間記録装置及びそれに使用するメモ
リヵセントを提供するという技術的効果を奏することと
なった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る携帯用心電図長時間記録装置の実
施例を示す図、 第２図は本発明に係るメモリヵセントの実施例を示す図
、 第３図は従来技術の説明図である。 １　・ ２　・ ３　・ ４ ２Ｃ ２Ｂ 筐体、 メモリカセ・冫ト、 イジェクト機構、 落下防止機構、 ・小型容器、 ・コネクタ。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）半導体メモリを内蔵したメモリカセット２と、該
   メモリカセット２を外部から嵌合させることにより電極
   的に接続させ、かつ生体に装着可能な筐体１から成り、
   上記メモリカセット２を筺体１から取りはずすイジェク
   ト機構３と取りはずす際の落下防止機構４とを設けたこ
   とを特徴とする携帯用心電図長時間記録装置。
2. （２）上記イジェクト機構３が、筐体１に設けられた回
   動可能なイジェクトレバー３Ａとカム３Ｂとアーム３Ｃ
   と押出具３Ｄから成る請求項１記載の携帯用心電図長時
   間記録装置。
3. （３）上記落下防止機構４が、メモリカセット２に形成
   された凹溝２Ａと筐体１に設けられて該凹溝２Ａに係合
   可能な爪１Ａから成る請求項１記載の携帯用心電図長時
   間記録装置。
4. （４）上記筺体１には雄型コネクタ１Ｂが、メモリカセ
   ット２には雌型コネクタ２Ｂが、それぞれ設けられてい
   る請求項１記載の携帯用心電図長時間記録装置。
5. （５）上記筺体１には覆い１Ｃが設けられ、該覆い１Ｃ
   と底面１Ｄ間にメモリカセット２が挿入されるようにな
   っている請求項１記載の携帯用心電図長時間記録装置。
6. （６）半導体メモリが内蔵された小型容器２Ｃと、該小
   型容器２Ｃから露出して上記半導体メモリを外部の装置
   に電気的に接続させるコネクタ２Ｂから構成されている
   ことを特徴とするメモリカセット