JPH039460A - 電子システム手帳装置 - Google Patents

電子システム手帳装置

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JPH039460A
JPH039460A JP1143146A JP14314689A JPH039460A JP H039460 A JPH039460 A JP H039460A JP 1143146 A JP1143146 A JP 1143146A JP 14314689 A JP14314689 A JP 14314689A JP H039460 A JPH039460 A JP H039460A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子処理機能を有する電子システム手帳装
置に関するものである。
[従来の技術] 近年、ICカードおよび容量の大きいメモリが手軽に入
手できるようになってきたため、特開昭62−1073
60号公報に開示されているようにROMおよびRAM
をカード形にして、そのカードを携帯型のケースに差し
換えることによって、各種の用途に使用する電子機器が
提案されている。
この場合、異なるデータが書き込まれたROMを各種用
意しておけば、カードを差し換えるだけでいろいろな用
途に使用できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながらこのような装置ではカードの大きさに制限
があるため、所定量以上のデータを扱えない。このため
記録用紙装着具に拡張カードを装着して、本体との間は
通信手段によって通信をすれば、従来のROM、RAM
を実装したカードよりもはるかに形状が大きいので、多
くのデータを取り扱える。ところが、拡張カードが本体
から電源を供給され動作している場合には、拡張カード
交換のためそれを記録用紙装着具から外すと拡張カード
の処理は停止するものの、本体側は処理を続行している
ので、拡張カード側との動作のタイミングがずれてしま
うという課題があった。
また、拡張カードと本体との通信手段として記録用紙装
着具のリングを用いている場合は同様に動作のタイミン
グがずれてしまうという課題があった。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するため、 第1の発明は記録用紙装着具の閉結を解除したときそれ
を検出し、その検出出力によってその時点以後の各部の
動作を停止させる制御部を設けたものである。
第2の発明は、記録用紙装着具の閉結を解除したときそ
れを検出し、その検出出力によってその時点以後の各部
の動作を停止させると共に、記録用紙装着具の閉結によ
って停止した各部の動作を再開させる制御部を設けたも
のである。
第3の発明は記録用紙装着具の閉結解除によってクロッ
ク信号を停止させ、CPUの動作を停止させる制御部を
設けたものである。
[作用] 第1の発明は、記録用紙装着具の閉結が解除されること
によってそれが検出され、その検出出力によってその以
後の各部の動作を停止する。
第2の発明は、記録用紙装着具の閉結が解除されること
によってそれが検出され、その検出出力によってその時
点以後の通信が停止し、各部の動作が停止させられる。
その後、記録用紙装着具を閉結することによって通信が
再開され、停止していた各部の動作が再開させられる。
第3の発明は記録用紙装着具の閉結が解除されることに
よってクロック信号の発生が停止され、その時点以後の
各部の動作が停止されられる。
[実施例] 本願の要部を説明する前にこの発明を適用した一実施例
の全体構成について説明する。第1図はこの発明を適用
した電子システム手帳装置の一実施例を示す斜視図であ
る0図において、1は携帯可能な電子システム手帳本体
であり、表表紙内側に表示部11、カーソルキー12、
機能キー13を有し、裏表紙内側にICカード1.4.
15−電源16を実装できるようになっており、本体1
は図示しないCPUを内部に有しており、入力されたデ
ータの処理機能と処理結果の表示を行う基本機能を有し
ている。また、左利きの操作者用に裏表紙内側に表示部
1□、カーソルキー 1□、機能キー1.を有し、表表
紙内側にICカード14゜15、電源16を実装できる
2はその本体1の背表紙内側に取り付けられた記録用紙
装着具であり、これは記録用紙3を装着するリング21
およびそのリング2□を開閉する開閉金具22から構成
されている。4は各種のデータを入力したり、本体内部
のCPUでは処理能力が不足するときデータ処理を行っ
たり、ICカードではメモリ容量が不足するとき追加す
るメモリその他の各種機能を備えた拡張カードであり、
記録用紙装着用のリング2□で記録用紙とともに装着さ
れるようになっている。装着された拡張カード4と本体
1との間で必要なデータの送受信は後述する通信手段に
よって行われるようになっている。
次に本願の要部すなわち請求範囲に対応する部分につい
て説明する。
第23図は記録用紙装着具2の側面図(第1図における
記録用紙装着具を上側から見た図)であり、後述する本
体と拡張カード(この拡張カードはその内部に電池を有
している)との通信を行う第12図に関連したものであ
る。第23図(a)はリング21が閉結状態となってい
るとき、第23図(b)はリング2□が閉結解除状態す
なわち、開放状態となっているときの図である。リング
21は取付板28に取り付けられており、リング21が
閉じているときは(a)に示すようにスイッチ23の突
起24が取り付は板22に押圧され、そのスイッチはオ
ンの状態になっている。ところがリング21が開いた(
b)の状態になると、突起24の押圧が解除されスイッ
チ23はオフの状態になる。
拡張カード4はリング21を介して、本体側の定電流源
25から通信用の電流が供給されている。
このため(b)に示すようにリング2□が開放状態にな
るとリングの開放端の電圧が上昇し、手が触れるとショ
ックを受けることがある。このため、リング2□が開放
されたことをスイッチ2.で検出し、制御部26によっ
て、定電流源25の動作を停止させるようにしている。
更に、この装置はリング2□を介して本体と拡張カード
との間で通信を行っているため、リング2□が開かれた
とき、拡張カードはリング21を介する通信が途絶して
しまう。このため、放置しておくと本体側の処理と拡張
カード側の処理はタイミングのずれが生じてしまう。こ
のような不都合を発生させないため、本願のものはスイ
ッチ24がオフとなったとき、この信号に基づいて本体
側の処理装置2フおよび拡張カード側の処理装置の両方
が動作を停止するようにしている(この動作については
後述する)。これによってリング21が開放された時点
以後の本体側および拡張カード側のデータ処理が停止し
、また拡張カードとの間の通信も停止する。しかし、リ
ング21が閉じられると通信が再開されるとともに、停
止していた時点以後のデータ処理が再開される。
しかし、拡張カードはスイッチ24の開閉信号を直接使
用することができないので、第24図に示すような方法
で制御することになる。
すなわち、スイッチ24の状態が変化するとその信号が
本体側のCPUに伝えられ、そのCPUが割り込み状態
になる。この割り込みによって、ステップ200におい
てスイッチ24がオフとなったことが判断されたら、ス
テップ201で示すように拡張カード側の動作を停止さ
せるスリーブコマンドを発生する。この結果、拡張カー
ド4に対してこのコマンドが伝送されるので、拡張カー
ド4はそのスリーブ状態になり、通信が停止するととも
に、データ処理がその時点で停止する。また、本体側は
電源が次にオンになったときのために備えて各部の状態
を記憶させた後、ステップ202においてスリー1状態
になり、通信が停止するとともに動作も停止する。この
ようにスリーブ状態にすることによって消費電力を大幅
に節約することかできる。なお、スリー1状態はクロッ
ク信号を停止させて、CPUの動作を停止させる動作の
ことである。
一方、リング2□が閉結されるとそのことによってクロ
ック信号が発生するで第24図の割り込み状態における
スタート時点から動作が再開する。
こしてステップ200においてスイッチオンが判断され
、ステップ204に示すように拡張カード側へスリーブ
解除コマンドが伝送されるので、以後はさきに動作を停
止した時点以後の動作が再開され、通常動作に移る。
一方、拡張カードが本体から電源供給を受けている場合
、リング2、が開かれた時、拡張カードには電源が供給
されなくなるので、動作を停止する。しかし、このまま
では、本体側回路に電源が供給されているので、処理は
継続している。このため、放置しておくと本体側の処理
と拡張カード側の処理はタイミングのずれが生じてしま
う。このような不都合を発生させないため、本願のもの
はスイッチ24がオフとなったとき、この信号に基づい
て本体側の処理装置27の動作を停止するようにしてい
る。これによってリング21が開放された時点以後のデ
ータ処理が停止し、また拡張カードとの間の通信も停止
する。
しかし、リング2□が閉じられると、拡張カードに電源
が供給されるとともに、データ処理は停止していた時点
以後の処理が再開される。
以上が本願の要旨に関する説明であるが、以下にこの装
置の細部について説明する。
このように構成された装置において、データの入力は通
常、拡張カード4に設けられたキー等の入力手段によっ
て入力する。しかし手書き入力等の必要があるときは、
表示部11にベン状のもので文字または図形のような、
必要な情報を書くことによって手書き入力が行われる。
このため表示部1□は第2図(a)に示すように感圧セ
ンサ5の上にベン6で必要な文字または図形を記入する
ことによって行われる。このベン6は例えば第2図(C
)に示すようにプラスチックのような堅い材料で先端が
細く、後端が太く形成されている。
このようなベン6を使用し、第2図(a)に示すように
細い部分で画面上に必要な情報を記載すると記号イで表
すように、感圧センサの狭い部分だけから出力が発生す
る。一方、第2図(b)に示すように太い部分で必要な
情報を入力すると記号口で示すように広い部分から出力
が発生する。このため、狭い部分から出力が発生したと
きは情報の書き込み、広い部分から出力が発生しなとき
は書き込まれている情報の抹消動作をするようにしてお
けば、情報の書き込みおよび抹消等の機能の切り分けが
スイッチを切換える等の面倒な操作なしに行える。ベン
6については第2図(d)に示すように太さは両端で同
一としても、後端は例えばゴムのよう軟質な部材6、を
取り付けておけば、硬質の部分で画面をなぞったときは
狭い範囲から出力信号が発生するが、軟質の部分で画面
をなぞったときは、軟質部分6□が歪み、広い範囲から
出力信号が発生するので、やはり書き込みか、消去かが
判断でき、この場合は通常の消しゴムで消しているのと
同じようなイメージで情報の記入および消去ができる。
第3図は表示部1□にタッチパネル7を使用し、液晶表
示器(以下、LCDと称する)8を着脱自在な構造とし
たものである。このようにすることで、当初は経済性の
良いLCDを使用し、必要に応じて高価ではあるが、解
像度の良いLCDに入れ換えることができる。
LCDを使用した表示器は明るいところでは問題がない
が、暗いところでは表示が見難くいという問題がある。
このような場合、第4図に示すようにLCD8の下にE
L9等の発光体を置けば、その発光によってLCDの表
示視認性を向上させることができる。この場合、EL9
は表示器側の電極11に接触する電極12を介して電圧
が供給され発光するが、発光には相応の電力消費が伴う
ので、EL9の裏側に反射板10を貼り付けておき、発
光が必要ないときはそれら(EL9と反射板10を貼り
付けた補助表示器13)を裏返せば良い、第4図(b)
は補助表示器13の詳細を示す側面図、第4[ff1(
C)はLCD8の詳細を示す側面図であり、本体側の電
極14から、LCDの電極8、を介して電源が供給され
る。なお、LCD8には凹部82が設けられており、補
助表示器13を裏返したとき反射板10がはまり込むよ
うになっている。また、第3図の記号15はLCD8を
抜くときに機械的なロックを外すレバーである。
以上は本体側の表示部1□を使用した場合の例であるが
、本体側の表示部1□では表示面積が不足するとき、例
えば表示項目が多い場合、本体側の表示部だけで表示し
ようとすると縮小表示をすることになるが、あまり縮小
しすぎると見難くなる。このような場合は適当な大きさ
で本体側に表示し、表示面積が不足する部分は拡張カー
ドの表示部に表示した方が見易くなる。第5図はこのよ
うに拡張カード16を7表示部としたときの例である。
図において16□はタッチパネル等の情報入力部、16
□は透過形のLCD、163はEL等の発光素子である
。これらは端部に設けられた接続部164でそれぞれ接
続され、その接続部と本体とは後述する通信手段によっ
て結ばれる。そして、この拡張カードは装着用の穴16
5を利用して第1図に示すように、本体に装着されるよ
うになっている。この場合、発光素子163は第4図で
示したように裏面に反射板を設け、裏返すことによって
発光体か反射器かどちらかの機能を使い分けるようにし
ても良い、拡張カードと本体側の表示部の両方を表示部
として使用する場合、双方に独立の画面を表示する場合
は問題ないが、一つの広い画像を表示する場合は記録紙
装着具2によって図形が途切れて見難くなる。この場合
は第6図に示すように、本体側の表示部11と拡張カー
ドの表示部16の両方を連結して広い画面にわたり連続
した図形の表示を行うことが望ましい、このときは接続
部171.17□を介して本体側の表示部11と拡張カ
ード16をフレキシブル表示部17で接続することによ
って、両方の画面にわたり連続した表示が行える。
拡張カードを使用する場合、そのカードと本体との信号
授受を行う必要があるが、第7図はそのときの一例を示
す図であり、拡張カード4に取り付けられている光フア
イバケーブル18の先端に設けられている光コネクタ1
8zを本体側のコネクタ182にはめ込むことで光通信
を行っている。
図では光フアイバケーブルは1本で記載しであるが、全
2重通信を行うなら2本のケーブルを用いれば良い、第
8図は通信方式の他の例であり、記録用紙装着用のリン
グ2□と鎖交するように拡張カード4にコア用191.
19□を、本体側にもコア193.19<を設けたもの
である。このように構成するとリング2□を介した電磁
誘導作用により特別な接続をすることなく通信が行える
ことになる。第9図は拡張カード4側に発光ダイオード
201,202を設け、本体側に受光ダイオード21t
 、212を設けたときの例であり、発光ダイオードと
受光ダイオードとの間の光通信によって信号伝送を行う
例である。この例では発光ダイオードと受光ダイオード
は光軸を対向させてはいないが、距離が近いので散乱し
た光によって通信が確保できる。しかし伝送効率はあま
り良くないので効率を良くしようとする場合は第10図
に示すように発光ダイオードから発した光をリング21
で反射させて、その反射光を受光ダイオード21□に導
くことが得策になる。また、第11図にリングを断面で
示したように、リング2□の内側に凹形の溝22を作り
、その溝22で光が効率良く反射するようにしておけば
、伝送効率が一層向上する。第12図は電磁誘導による
方法であるが、リング21は磁束ではなく電流を流すよ
うにして、拡張カード4@はコイル23を設け、そのコ
イルとリングで電磁誘導による結合をさせる例である。
本体側の表示部11は通常、第13図に示すように縦方
向に表示して使用する。ところが、横方向の表示内容が
多い場合は第14図に示すように横方向表示をしなけれ
ばならない場合がある。−方、表示画面上の情報入力位
置を示すために画面上にカーソル(図示していない)を
表示し、そのカーソルの表示位置はカーソルキー12で
自由に移動できるようになっている。ところが表示はプ
ログラム制御によって行われ、カーソルの移動はカーソ
ルキーを押したときの接点情報によって行っているので
1画面が縦方向表示から横方向表示に変わってもカーソ
ルキーからの情報は変わらないのでカーソルの移動方向
は従前と同一であり、例えば第13図でカーソルキーを
図の矢印方向に動かせば、画面上では上方向にカーソル
が移動する。ところが第14図では同じ矢印方向に操作
してもカーソルは上方向に移動してしまう、一般に、カ
ーソルはカーソルキーが示す物理的位置の方向に移動す
るのが違和感が一番少ない。このため、画面上の表示方
向を変えたときはカーソルキーの方向機能をそれに合わ
せて変えることが望ましい。
この方法として、画面の変更に連動してソフトウェアで
変更する方法と5第15図に示すようにカーソルキー1
2を機械的に回転させる方法がある。
この方法は第15[1(a)に示す位置にあるカーソル
キーを円形のガイドに沿って回転させ、第15図(b)
に示すようカーソル移動方向を移動させる。このように
するとカーソルキーの上側が常に画面の上側になり、操
作上の違和感を感じなくなる。
また、ペン6の太い部分および細い部分は第16図(a
)、(b)のように、実際のペンと消しゴムのような形
状としても良く、この場合は更に使い易くなる。第1,
6図(C)、(d)はこのときの表示部11の出力変化
であり、「1」の部分は押圧された部分である。
第17図はこの押圧された範囲を判断し、書き込みモー
ドと消去モードの切換え制御をCPUによって行う回路
のブロック図である。図において、25は表示部11に
設けられたタブレットまたはタッチパネル、26はCP
U、27はメモリである。この回路は第18図に示すよ
うにステップ100においてペン6の押下が判断され、
ステップ101において押下面積が所定値よりも大きい
と判断されると、ステップ102において書き込みモー
ドに設定され、ステップ103においてメモリ27にデ
ータの書き込み処理が行われる。一方、ステップ101
において押下面積が所定値よりも小さいと判断されると
、ステップ104において消去モードに設定され。ステ
ップ105においてメモリ27中に消去データを書き込
む処理が行われる。
以上はペンによって表示部11に情報を入力した場合の
例であるが、消去の場合、手元に適当なペンがなければ
、素手で直接表示部11をなぞり、情報の消去すること
も可能である。
また表示部11はその表示面画上に複数のキーが配設し
である場合と同様な使用方法をとることもできる。この
場合は、接触した部分の座標を検出してその部分に対応
するキーが操作されたものと判断することになる。
第19図はカーソルキーの他の実施例を示す斜視図であ
り、カーソルキー12はアームの交差部を中心しとて取
付面と平行に回転自在に設けられ、かつアーム内に設け
られた図示しないスイッチが操作されたとき、その信号
が本体側に伝送されるようになっている。すなわち、カ
ーソルキーを回転させたとき、カーソルキー内に設けら
れている図示しないスイッチも、そのカーソルキーと一
体に回転するようになっている。カーソルキー12のア
ーム先端付近にはその下面側から下方に向かって係合部
である突起30□〜304 (304は図示していない
)が設けられ、本体側にはこの突起と係合する位置に被
係合部である溝31□、312が設けられている。
このように構成された装置はカーソルキー12を操作す
ると前述したように、カーソル表示位置を指定するため
の信号が本体側に送られる。ここで画面の表示方向を変
えたとき、第19図のカーソルキーも画面方向に合わせ
て回転させ、図の矢印が常に画面の上方向となるように
しておく。この結果、カーソルキーは突起と溝が係合し
て安定に固定される。そしてこの場所でカーソルキーを
操作すると常にカーソル指示方向とカーソル移動方向が
一致する。
以上の説明においてデータの記憶は内部メモリを使用す
る想定で説明しているが、記憶容量が大きくなると内部
メモリでは容量が不足してくる。
この場合は拡張カードをROMあるいはRAMとしなり
することが有効である。さらに記憶容量の大きいものを
要求されるときはCDを使用することが有利になる。ま
た、手帳の本来の用途は紙に情報の記録をすることであ
る。このため、拡張カードの一つをプリンタとし、手帳
の記録用紙に印字をしておくようにしておけば良い。こ
の場合、通常のプリンタのように用紙送り機構を設ける
とプリンタの幅が大きくなり、手帳の幅も大きくしなけ
ればならないので、プリンタの幅を大きくしないために
はプリンタのヘッドがX−Y方向に移動する構造として
おけば、記録用紙の必要箇所にヘッドが移動して印字が
行われる。
この装置は複数のカードを接続することができるがこの
場合、シリアルデータ通信フォーマットを定め、同一線
上に複数のカードを接続すると接続線の数を減らすこと
ができ、そのフォーマットによって接続されているカー
ドを自動的に識別することができる。表示を行うために
はVRAMを使用するが、表示しない内容をVRAMに
書き込むのではなく、表示させたい位置のVRAMアド
レスを表示させたい内容の書き込まれているアドレスに
指定すると、画面の部分的な書き換えが高速に行える。
またVRAMは画面における前後左右のVRAMのリン
ケージ属性を示すものを持つと、画面上で指定したポイ
ントの属する領域を調べたり、その領域を表示すること
ができる。第20図はこの例であり、第20図(a)の
ようにメモリ内容は4ビツトを一区切りとし、それぞれ
のビットに上下左右の情報をリンケージさせるための意
味を持たせる。第20図(b)は実際のリンケージ状態
を示したものであり、「1」がリンケージありどの意味
をもたせたものである。カーソルの移動方向切換を行う
とき、前述の説明ではソフトウェアあるいはカーソルキ
ーの機械的な回転によったが、このほかに重力センサあ
るいは人感センサを用い、それによって画面方向を検出
して、カーソル移動方向を検出することも考えられる。
ICカードを着脱するときイジェクトボタンに連動して
、電源を切断後にカードが抜かれるようにしておくと、
カード着脱時におけるカード内のデータを保護できると
ともにデバイス保護も可能になる。表示時にVRAMと
してメインCPUの管理下にある任意のアドレスのメモ
リを割り付け、その部分を表示することにより、専用の
VRAMを省略出来また、ROMに持っているイメージ
データを表示するとき、VRAMへ転送する必要がない
ので、高速化することができる。ICカード・を使用す
る場合、種類によってビン配列を変えるようにすれば、
セキュリティが保てる。この手帳にペイジャ〜からのデ
ータを送るとき、パワーオフ中にデータ受信が発生した
ときは警告音を発生させ、また受信データがあるときは
その旨を画面に表示すれば、ベイジャーからの受信があ
ったことを知ることができる。また、第21図のように
ベイジャー受信側にバッファを設けておき、手帳本体が
パワーオフ状態となっていても定期的割り込みによって
電源オンとし、受信データがバッファにあれば、それを
取り込むようにすれば、ペイジャーからのアップデート
なデータが確保できる。
このとき、スケジューラ機能を設けておけば、第22図
(a)のようなスケジュールであったものに対して新た
なスケジュールが送られてくると第22図(b)のよう
に最新のデータが盛込まれた表示になる。
なお、リングを開放した場合、リングを介して拡張カー
ドに電源を供給する方式のとき、その電源を遮断すれば
、リングの開放端に触れてもショックを受けることがな
い、また、拡張カードへの電源供給方法は拡張カードと
本体側の双方にコイルを設け、相互の電磁誘導によるこ
とも考えられる。
[発明の効果] 以上説明したように第1の発明はリングの閉結を解除し
たときに各部の動作を停止するようにしたので、本体側
と拡張カード側で動作タイミングの相違が生ずることが
ないという効果を有する。
第2の発明はリングの閉結を解除したときに各部の動作
を停止させ、再度リングを閉結したときに各部の動作を
再開するようにした。このため、本体側と拡張カード側
との動作タイミングが相違することなく、リングの閉結
とともに動作停止時点以後の動作が直ちに再開されるの
で、拡張カードの入れ換えを行ったときでも最初から処
理をやり直す必要が無くなり、各種の拡張カードを入れ
換えて処理ができ、処理内容が豊富になるとともに、動
作を停止させるため、電力消費が少なくなると言う効果
を有する。
第3の発明はリングの閉結解除とともに本体側から拡張
カードに供給していた電源を遮断するので、電力を節減
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した装置の一実施例を示す斜視
図、第2図はこの発明の一実施例を示す図、第3図はL
CDの着脱を説明するための図、第4図はLCDを照明
する構造を示す図、第5図は拡張カードを表示部とする
ときの構造例を示す図、第6図は連続した図形を本体側
と拡張カードの両方によって表示する状態を示す図、第
7図から第12図は拡張カードと本体側の通信を行う状
態を説明するための図、第13図は本体側の表示部に縦
方向表示を行っている状態を示す図、第14図は横方向
表示を行っている状態を示す図、第15図は画面の表示
方向に応じてカーソルキーの向きを変更する状態を示す
図、第16図はペンの他の形状を示す図、第17図は書
き込み消去を行う装置を示すブロック図、第18図は第
17図の装置の動作を示すフローチャート、第19図は
カーソルキーの他の例を示す斜視図、第20図はRAM
データの関連性を説明するための図、第21図はペイジ
ャーを使用したときの状態を説明するための図、第22
図はベイジャーにスケジューラ−の機能を持たせた状態
を説明するための図、第23図はリング開閉に伴う電源
オン・オフの構成を説明するための図、第24図はその
動作の一例を説明するためのフローチャートである。 1・・・・電子システム手帳本体、1! ・・・・表示
部、l!、12 ・・・・カーソルキー、13・・・機
能キー、14.15 ・・・・ICカード、2・・・・
記録用紙装着具、23 ・・・・スイッチ、25・・・
・定電流源、26・・・・制御部、27・・・・処理装
置、3・・・・記録用紙、21・・・・リング1.4.
16・・・・拡張カード、8・・・・液晶表示器(LC
D)、161 ・・・・情報入力部、163・・・・発
光素子、164・・・−接続部、17・・・・フレキシ
ブル表示部、18・・・・光フアイバケーブル、19・
・・・コア。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体に設けられた記録用紙装着具を閉結すること
    によって拡張カードが装着され、装置本体と拡張カード
    との間で通信を行い相互で所定の処理を行う電子システ
    ム手帳装置において、 記録用紙装着具の閉結を解除したことを検出する閉結解
    除検出手段と、 閉結解除検出手段の出力によってその時点以後の各部の
    動作を停止させる制御部とを設けたことを特徴とする電
    子システム手帳装置。
  2. (2)本体に設けられた記録用紙装着具を閉結すること
    によつて拡張カードが装着され、装置本体と拡張カード
    との間で通信を行い相互で所定の処理を行う電子システ
    ム手帳装置において 記録用紙装着具の閉結を解除したことを検出するき閉結
    解除検出手段と、 閉結解除検出手段の出力によってその時点以後の各部の
    動作を停止させると共に、記録用紙装着具の閉結によっ
    て通信を再開させ、停止した各部の動作を再開させる制
    御部とを設けたことを特徴とする電子システム手帳装置
  3. (3)本体に設けられた記録用紙装着具を閉結すること
    によって拡張カードが装着され、本体側から拡張カード
    に電源が供給されるとともにその記録用紙装着具によっ
    て本体と拡張カードとの通信を行う電子手システム帳装
    置において、 記録用紙装着具の閉結を解除したことを検出する閉結解
    除検出手段と、 閉結解除検出手段の出力によって拡張カードに供給して
    いた電源を遮断するとともに、その時点以後の各部動作
    を停止させる制御部とを設けたことを特徴とする電子シ
    ステム手帳装置。
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