JPH0394193A - 時計ぜんまい自動巻上装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はぜんまい式機構の分野に関しし、特にぜんまい
式時計用のぜんまＣ＼自動巻上装置に関するものである
。

〔従来の技術と解決しようとする課題〕身に着けてつけ
てない時に自動巻時計の動作を保証するためにその時計
に運動を与えるための装置は既に公知されている。

ぜんまい式多機能時計は毎日定期的にそのぜんまいを巻
上げないと時刻、日付および月の位相を調整するために
煩わしい作業が必要となるが、本発明はこれを避けるの
に特に有利な、ぜんまい式機構のぜんまい自動巻上を可
能にしようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の巻上器付きぜんまい式時計のぜんまい自動巻上
装置を提供することを目的としている。

この時計ぜんまい自動巻上装置は調整ケースと巻上機構
とからなり、この巻上機構が、上記調整ケースの中に配
設されたクロノメータによって所定の方法で期間的に作
動される回転駆動手段と、上記駆動手段と上記巻上器と
を連結する連結装置と、 （３） （４） 回転制御装置と、 受台の上に配設された、時計を巻上器に接続する接続手
段と、からなることを特徴とする。

更には、共通の調整装置を含んでいる装置でボタンまた
は竜頭を駆動するように構成することもでき、これは１
度に様々な時計のぜんまい巻上を行う店に特に有利であ
る。

〔実施例〕

以下、添付図面に従って本発明を更に詳細に説明する。

図示する実施例は本発明の非限定例である。

第ｌ図は本発明のぜんまい巻上装置の主要構成部分、す
なわち、ケース１０、歯車対２０、支持体３０を示して
おり、図示のように、この支持体の中には連結装置４０
、制御装置５０、各種の時計に対する特定のアダプター
を有する接続手段６０が配設されている。ぜんまい巻上
を行う時計は受台８０の上に置かれた腕時計７０がそれ
である。更には、この装置には制御時計９０も含めてよ
い。

上記ケース１０の内部には、クロノメータを含む調整用
電子装置１１と、アーバを回転駆動するモータ１２とが
配設されている。上記ケース１０は電源に接続される電
源コード・プラグ１３を備える。ケースの上面には竜頭
を回転駆動する機素が設けられており、それらの部材は
図に鎖線で示すカバー１５で保護されている。またケー
ス１０は制御時計９０の時刻調整と、時計の回転駆動運
動の制御とをそれぞれ行えるボタン１６．１７を備えて
いる。第２図は第１図に関連してすでに述べた主要構成
部分を示している。電気モータ１２はアーバ２３に単一
方向の回転運動を与える２枚のかさ歯車２１．２２で構
成された歯車対２０を駆動する。

ケースの上面には、一方では保護カバー１５を固定し、
他方では、回転駆動される機素を保持するための支持体
３０が設けられている。この目的で、支持体３０は”Ｕ
”状断面を有し、その２つの平行壁部３１，３２は各々
回転アーバを通す開口３３・３４をそれぞれ有している
。勿論、各開口３３・３４は軸受（図示せず）を受ける
こともできる。

（５） （６） 連結装置４０は図示する実施例においては、２枚のディ
スク４１．４２を含む、トルクが一定または調整できる
摩擦駆動力ップリングによって構成されている。なお、
変形実施例においては、中心アーバ４３に対する連結装
置４０の相対位置は、アーバ４３の端部に設けられかつ
、ディスク４２のボス４５に形或された雌ねじ部と協働
する雄ねじ部４４によって調整できる。アーバ４３の、
雄ねじ部４４に向き合った端部４６はばね４７と協働し
て全体の長さの調整を可能にするとともに、径方向ボル
ト４８を更に備えており、そのボルトの機能については
後述する。

中心アーバ４３は制御装置５０の一部をなすディスク５
１を回転駆動する。ディスク５１は、冠状配設されまた
、図中参照番号５３で示す光電池が受ける光線を通すた
めの一連の開口を備えている。

接続手段６０は開口３４の中で回転する管体６１で構威
されている。この管体６１はその片端にばね４７を収容
することのできる中心空所６２と、アーバ４３の回転運
動を管体６１に与えるボルト４８を通すための長手方向
スロット６３を有する。管体６ｌは他端にも空所６４を
有しており、この空所の中には時計７０の竜頭７１と協
働するアダプター６５が固定されている。

この接続管体６１はワンピースとして図示されているが
、本発明を逸脱することなく、同一機能を有する多数の
部材をその管体の代りに使用してもよい。

図示のぜんまい巻上対象である時計は腕時計であるが、
勿論本発明の装置は、寸法が様々の時計、例えば懐中時
計あるいはその他のすべてのぜんまい式機構のぜんまい
巻上にも使用できるものであり、中心アーバ４３に対す
る管体６１の相対運動によってこの装置を様々の直径を
有する時計にも使用することができる。

アダプター６５は、竜頭の外面に当接することによって
竜頭を摩擦駆動べくエラストマーで形戒できる。第３図
の変形実施例に示すように、竜頭７２の周囲に当接する
ことによって同竜頭を駆動するローレット６７を有する
アダプター６６を設けてもよく、この変形実施例はより
詳しくは、時計の側（胴）に一部埋設された竜頭を有す
る時計に使用（７） （８〉 される。またその変形として、竜頭の形状に合ったアダ
プターを設けてもよい。

ぜんまい巻上を行う時計７０は受台８０の上に置かれる
が、この受台は上方に向って円形空所８１を有し、また
時計の厚みや竜頭の位置に応じて矢印８３の方向に高さ
の調節が可能な少くとも１つの脚８２を備えている。時
計７０の高さに、受台は弾性部材、例えば、時計を容易
に所定位置に置くことのできるばね８４を備えている。

一般的には、時計のぜんまい巻上は１日２４時間のうち
数分間行えば十分である。この巻上のために、ケースＩ
Ｏ内に配設される電子装置１１は当該技術関係者には周
知の、下記のような素子を含んでいる。すなわち、 イ〉制御時計９０によって時刻を表示する電気または電
子式クロノメータ、 ロ）ボタンｌ６によって操作される時刻合わせ手段、 ハ）停電あるいは電源切断の場合にクロノメータに給電
するバックアップ電池、 ニ）クロノメータによって作動される、駆動モータを付
勢するための手段、 ホ）駆動モータの付勢期間を調整する手段、へ）光電池
５３が受けたパルスの分析する手段、ト）上記ホ）に示
した付勢期間の所定終末の前にモータを、上記へ）の分
析手段の与える支持に従って切断する手段、 チ〉所定駆動期間以外において装置の機械的動作を確認
するためにボタン１７で駆動モータを付勢する手段。

上記のように、本発明の時計ぜんまい自動巻上装置は１
日に１回４分から５分間使用されるのが一般的であろう
。ばねの過度の緊張を防止する保護手段が働いて竜頭を
阻止すると、ただちに摩擦接続装置のディスク４１．４
２が互いに他から離れる。

ディスク４２および従って中心アーバ４３は制御ディス
ク５１と同様に静止する。光電池５３が開口５２を通過
する信号を受けなくなると、電子装置１１によって駆動
モータ１２２への給電が停止される。

実用の観点からすれば、各装置は、竜頭に作用（９） （１０） するようにしたアダプター６５または６６を選択するこ
とによって１つの時計に対して調整されることになる。

中心アーバ４３に対する駆動ディスク４２の相対位置は
、ディスク４１と４２との間の摩擦の力が、ぜんまい巻
上の際に、時計において発生する過度の緊張を防止する
保護手段がディスクどうしの間の摩擦の力を上まわる力
を出すように調整されることになる。

既に述べたように、ぜんまい式機構毎に、モータ１２が
付勢されて歯車対２０を駆動する期間を調整することも
できる。

また、本発明の装置が更に時計を目立たせることができ
る陳列ケースとなるようにケース１０やそのカバー、お
よび受台を装飾的に形或することもできる。このために
、外観部分は木製あるいは銅製としてもよい。

多種類の時計に対応した多数のモータを駆動するために
同一の調整用電子装置を使用することも可能であり、こ
の変形実施例は一度に様々な時計のぜんまい巻上を行う
店において使用するのが好ましい。

また本発明は自動巻時計にも使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はぜんまい自動巻上装置の主要構成部分を示す概
略上面図、 第２図は第１図に示す特定部材の部分断面、側面図、 第３図は駆動部分の変形実施例を示す。 図中、 １０・・・調整ケース ２０・・・歯車対 ４０・・・連結装置 ５０・・・制御装置 ６０・・・接続手段 ７０・・・時計（腕時計：ぜんまい巻上対象）７１．７
２・・・竜頭（巻上器） ８０・・・受台 （１１） （１２） 手 続 補 正 書（方式） 平Ｉｖ．２年１０月１日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）巻上器を有するぜんまい式時計の自動ぜんまい巻上
   装置において、調整ケース（１０）と巻上機構とからな
   り、この巻上機構が、 調整ケース（１０）の中に配設されたクロノメータによ
   って所定の方法で周期的に調整される回転駆動手段（２
   ０）と、 上記駆動手段（２０）と上記巻上器（７１、７２）とを
   連結する連結装置（４０）と、 回転制御装置（５０）と、 受台（８０）の上に配設された、時計（７０）を巻上器
   （７１、７２）に接続する接続手段（６０）とからなる
   、時計ぜんまい自動巻上装置。 ２）所定の動作期間以外において随時に回転駆動を可能
   にするようになっている手動調整手段（１７）を備えた
   、上記特許請求の範囲第１項に記載の時計ぜんまい自動
   巻上装置。 ３）上記駆動手段（２０）が、回転モータの作用を受け
   るかさ歯車対（２１、２２）を含んでいる、上記特許請
   求の範囲第１項または第２項に記載の時計ぜんまい自動
   巻上装置。 ４）上記連結装置（４０）が２枚の摩擦ディスク（４１
   、４２）を含んでいる、上記特許請求の範囲第１項また
   は第２項に記載の時計ぜんまい自動巻上装置。 ５）上記ディスクの少くとも片方が摩擦力調節手段（４
   ４、４５）に連結されている、上記特許請求の範囲第４
   項に記載の時計ぜんまい自動巻上装置。 ６）上記回転制御装置（５０）が、測定手段（５３）と
   協働するようになっている開口を有するディスク（５１
   ）で構成されている、上記特許請求の範囲第１項または
   第２項に記載の時計ぜんまい自動巻上装置。 ７）上記接続手段（６０）が、巻上器（７１）の外面と
   協働するようになっているアダプター（６５）で構成さ
   れている、上記特許請求の範囲第１項または第２項に記
   載の時計ぜんまい自動巻上装置。 ８）上記接続手段が、巻上器（７２）の周囲と協働する
   ようになっているアダプター（６６）で構成されている
   、上記特許請求の範囲第１項または第２項に記載の時計
   ぜんまい自動巻上装置。 ９）上記アダプター（６６）がローレット（６７）を含
   んでいる、上記特許請求の範囲第８項に記載の時計ぜん
   まい自動巻上装置。 １０）上記アダプター（６５、６６）がエラストマー製
   である、上記特許請求の範囲第８項に記載の時計ぜんま
   い自動巻上装置。 １１）調整ケースが多数の巻上機構に同時に作用するよ
   うになっている、上記特許請求の範囲第１項〜第１０項
   に記載の時計ぜんまい自動巻上装置。