JPH0394185A - レーダシステム - Google Patents

レーダシステム

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JPH0394185A
JPH0394185A JP23107189A JP23107189A JPH0394185A JP H0394185 A JPH0394185 A JP H0394185A JP 23107189 A JP23107189 A JP 23107189A JP 23107189 A JP23107189 A JP 23107189A JP H0394185 A JPH0394185 A JP H0394185A
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JP
Japan
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target
signal
sub
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JP23107189A
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English (en)
Inventor
Hiroo Nakatsuka
中司 浩生
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーダで見つけ難いステルス化対策が講し
られて,レーダ反射断面積(後方散乱断面積)が極度に
小さくなった航空機等の目標を有効に検知するレーダシ
ステムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ステルス化対策が講じられた航空機を有効に検知
し得るレーダは存在しなかった。すなわち、航空機に限
らず、電波の入射方向に垂直な断面の寸法が波長に比べ
て充分大きい目標体からの散乱波は、レーダと反対の方
向に強いローブを形威して散乱されることが分かってお
り、この散乱波(前方散乱波)の利用がステルス化航空
機を検知する上で1つの鍵であると考えられていたが、
これまで、この前方散乱波の有効利用によるステルス化
航空機検出用レーダの具体例は見当たらない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、航空機からの全方向散乱波を利用するレーダ
としては、既にパイスタティソクレーダ/マルチスタテ
ィックレーダが提案されている(J.W.Casper
s,  Bistatic and Multista
tic Radar .Radar  Handboo
k,M.I.Skolnic,Ed.New York
,McGraw−旧11,ch. 36(1970))
。しかし、これらは送信機と受信機とを分割配置するこ
とによって得られる利点,例えば、CW(Contin
uous Wave ;連続波)レーダ動作が可能とな
ることやクラック抑圧が容易になることなどを生かして
、通常レーダとしての性能・機能を一層高めようとする
ものであって、後方乃至側方散乱波の殆ど存在しないス
テルス化航空機の検知には有効ではない。その上、既存
のパイスタティック/マルチスタティソクレーダは、い
ずれも受信信号等を連携動作する他サイトへ伝送するた
めに、通信リンクを必要としていた。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、ステルス化対策が講じられた目標を通信リンク
を必要とせずに有効に検知することができるレーダシス
テムを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るレーダシステムは、測距信号にることに
よって電波の往復距離を求める主サイ1一と、この主サ
イトを中心としたほぼ円求める主サイトからの送信波の
目標による前方散乱波を受信.増幅してレトロディレク
ティブアンテナ動作によってこれを再び目標方向へ送り
返す複数個の副サイトとから戒り、主サイトに、受信波
の測距信号と送信波の測距信号とにより主サイトから目
標を経由して2つの副サイトに至るまでの往復距離を求
める第1の手段と、これら2つの距離データと主サイト
のアンテナ方位角データとを用いて目標の座標計算を行
う第2の手段とを備えたものである。
〔作用〕
この発明に係るレーダシステムは、送受信機能を備える
主サイトを中心として、ほぼ円弧上に複数個のレトロデ
ィレクティブアンテナ(副サイト)をほぼ等間隔に配置
することによって、上記円弧内に進入した目標の前方散
乱波を少なくとも2ケ所の副サイ1−で受信できるよう
になし、受信波を1曽幅後、レトロディレクティゾアン
テナのもつ特性によって、これを再び目標の方向へ高利
得で送り返し、これによって生じた新たな前方散乱波を
主サイトで受信ずることによって、ステルス化対策が講
しられた目標の検知を可能とすると共に、専用の通信リ
ンクを不要とした。すなわち、レトロディレクティブア
ンテナ(副サイト)は、目標の前方散乱波を受信し、受
信信号を増幅し、再び目標方向へ高利得で送り返す作用
をする。従って、目標による前方散乱波を往復利用でき
、主サイトにおいて目標のエコー信号を高レヘルで受信
することが可能となる。この受信信号から目標を中継点
とした主サイトー副サイト(2ケ所)間の往復距離が求
められるから、計算によって目標の座標位置が求められ
る。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図について説
明する。第1図はこの発明のシステム展開図、第2図は
主サイトの主要構或回路を示すブロック図、第3図は1
つの副ザイ1・の主要{1l成回路を示すブロソク図で
ある。まず、第1図において、1ばCWの電波をペンシ
ルビームで送受信し、変調波の送受信位相差から電波の
往復距離を、又、搬送波のドソプラ偏移から距離変化率
を求め得るように回路を構威した主ザイI・、2はペン
シルヒム、3は目標機、4a,4b,4cはいずれも目
標機3による前方散乱波のパターンを示している。又、
5〜8はCW電波を受信すると同時に電波到来方向にア
ンテナ利得が最大となるように自動的にアレイ各素子の
位相調整が行われる,いわゆるレトロディレクティブ機
能と、受信波に含まれる測距信号(変調波)とドップラ
信号を保持し増幅して送り返す,いわゆるレンジアンド
レンジレートトランスポンダの機能を併せ持つように回
路を構威した副サイトである。なお、初期受信利得を大
きくするために、アンテナのアレイ各素子は垂直方向に
は同相もしくはそれに近い給電としてあり、従って、前
記のレトロディレクティブ機能は水平方向にのみ動作す
る。又、各副サイ1・55一 6 〜8は主サイト1からの直接波の受信を避けるために地
平線下で、主サイl− 1を中心にほぼ円求める更に識
別のために動作周波数を変えてある。すなわち、副サイ
トから送り返される電波の周波数は、副サイト5,6.
1の順にf,(21f2+21 .  f,+21  
とし、副サイト8で再び(,+21  とし、以下副サ
イ1〜の数に応してこれが繰り返される。
次に、第2図において、9は基準CW信号を発生する基
準発振器、10は基準発振器9の出力を必要に応してC
W位相変調し得る位相変調器、11は基準周波数を送信
周波数f。に変換するアンプコンパータ、12は高電力
増幅器、l3はサーキュレータ、14はペンシルビーム
を形或するフェーズドアレイアンテナ、15はアンテナ
14のビーム指向方向を制御するビーム;JII1回路
、16a.16b,16cはそれぞれ周波数r%2)f
2(21 ,f3(21 を通過させる帯域通過フィル
タ、17a.17b,17cは低雑音増幅器、18a,
18b,18cは周波数f%2)?z +2) .  
f,+21 をそれぞれf,  +31 .  f2(
31(313+に変換するダウンコンハータである。又
、19a,].9b,19cぱそれぞれダウンコンハタ
1 8 a,  1 8 b,  1 8 cの出力信
号から早い位相変動を除き、ドップラ偏移を受けた搬送
波周波数f,  ”  +2 fdlr  f2(31
  +2 f,■,fi ”  + 2 fdsのみを
通過させるための位相保持回路、20a,20b,20
cは、ダウンコンバータL8a,18b,18cの出力
信号が測距のための位相変調を受けている場合、この変
調波(受信測距信号)を抽出する位相復調器である。
2Iは必要に応して位相変調器10に送信測距信号を送
り、その1部と受信測距信号とを位相比較することによ
って送信電波の往復距離を求める測距部(第1の手段)
である。なお、測距部2lの動作は、いわゆるレンジア
ンドレンジレート測定の測距動作と基本的には同しであ
るから、ここでは説明を省略ずる。22は測距部21で
得られた2つの距離データr1とrz  (又はr2と
r3r,とrl)とアンテナ方位角データとを用いて?
標の3次元座標計算を行う計算機(第2の手段)である
。又、2 3 a,  2 3 b,  2 3 cは
それぞれ周波数fI +31.f2(31 ,f3Hl
 の基準発振器、2 4 a,  2 4 b,  2
 4 cは位相保持回路19a,19b,19C(7)
出力と基準発振器23a  23b,23cの出力から
、それぞれ2fd+,2fd■.2fd3なるドソプラ
周波数を抽出するドソプラ抽出回路である。
次に、第3図において、25はアンテナの放劃面、26
は放射面25を構戒する縦長アレイアンテナの1つで、
垂直方向にcosec2θ形相当のパターンを得るよう
に各素子の位相と振幅が調整されている。27はサーキ
ュレータ、28は周波数fo用帯域通過フィルタ、29
ぱ低雑音増幅器、30は受信周波数fo十fdlを(l
(11  +fa+ニ変換するダウンコンバータ、31
は基準周波数r.を供給する基準発振器、32は位相保
持回路、33は周波数fl (11  →−f,,を(
 ,  (”  + f aIニ変換するアップコンバ
ータ、34は基準周波数fL■を供給する基準発振器で
ある。一方、35は位相保持回路32の人力信号と、こ
れから早い位相変化の除かれた出力信号によって、位相
変調波,すなわち測距信号を抽出ずる位相復調器、36
は副サイトの位置を示す座標を必要に応じて主サイト側
へ伝送するためのPSK変調器、37は位相復調器35
の出力(測距信号)とPSK変調器36の出力(位置座
標信号)とを合威し増幅する加算増幅器である。3日は
アンプコンバータ33の出力.すなわち周波数f , 
 +21  +fd+の搬送波を加算増幅器37の出力
信号によって位相変調する位相変調器、39は電力増幅
器である。
なお、第3図の回路において、各周波数の間に次の関係
が或立していれば、アンテナ放射面25へ入射する電波
の到来方向に向かって再放射する電波を発生する特性,
いわゆるレトロディレクティブ特性を形或し得ることは
周知であるので(太田尭久他,“Lバンドレトロディレ
クティブアレーアンテナの試作”,三菱電機技報, V
ol. 55No.4,pp.50−54. 1981
.) 、ここではその動作説1!IIを省略する。
=9 10 ?t+>f,)= f  (21 fLl + rLz  f6  =fl  ”f■〈〈
fo また、位相復調器35,PSK変調器36及び加算増幅
器37から或る一点破線で示した部分は、中央部縦長ア
レイアンテナのみに付加され、その加算増幅器37の出
力は中央部以外の各縦長アレイアンテナの位相変調器3
8へも供給されるようになっている。
次に動作について説明する。
今、第1図において、主サイトlからペンシルビーム2
でCwの電波を放射しながら、副サイト5から副サイト
8にかけて空間を走査しているものとする。このとき、
セクタA内に目標機3が進入し、ペンシルビーム2で照
射されると、目標機3は一般的にはほぼ全周方向に電波
を散乱させるであろう。ところが、目標機3にステルス
化対策が講じられている場合は様子が異なる。つまり、
この場合は殆どの方向で散乱波の強度が低下するものの
、送信源と反対方向に散乱される,いゎゆる前方散乱波
4aだけは、元来の強いピーク値を保ってローブ状に発
生する。このことは理論的にも実験的にも証明されてい
る。すなわち、前方散乱断面積σ,ば目標機3のヒーム
を遮ぎる垂直断面の面積をA。.電波の波長をλとすれ
ば、目標機3の材質に無関係にσ = g4=+”で表
される。
この発明は、この強い前方散乱波を目標機の検出と、検
出データの伝送のために有効利用するものである。
以下、第1図〜第3図によって、ペンシルビム2がセク
タA内で目標3を照射している場合について、動作を詳
細に説明する。
まず、第2図の基準発振器9で発生した基準CW信号を
位相変調器10を無変調で通過させてアソブコンハータ
11に送り、ここでこれをf。
に変換する。これは高電力増幅器12で必要なレヘルに
増幅されると、サーキュレーク13を経由してフェーズ
ドアレイアンテナl4によりペンシルビームとして空間
に放射される。このペンシルビームはビーム制御回路1
5によって指向方向が制御され、所望の覆域を走査する
第1図に示されたこのペンシルビーム2は、今、目標機
3の方向を指向しているから、放射されたfoのCW電
波は目標a3を照射し、強いピーク値をもつロープ状前
方散乱波4aを発生する。この前方散乱波4aは、目標
機3の移動に伴ってドソブラ偏移を受けているが、その
1部は副サイト5及び6に向かい、前者ではr。+f 
dl+後者ではfO+fdZなる周波数のCW電波が受
信される。
ここでf dlr  fd2はドップラ周波数である。
第3図において、前方散乱波4aの1部が副サイト5の
アンテナ放射面25に入射すると、これは多数の縦長ア
レイアンテナ26によって分割受信され、同様に処理さ
れる。すなわち、1つの縦長アレイアンテナ26で受信
された散乱波は、サキュレータ27,帯域通過フィルタ
28を経て、低雑音増幅器29で増幅され、ダウンコン
バータ30に送られて基準発振器31の出力(周波数f
 Ll)と混合され、B  N+  +(,,に周波数
変換される。次に、位相保持回路32でコヒーレント?
号とされ、次のアソプコンバータ33で6 準Q振器3
4の出力(周波数f tz)と混合され、f ,  +
2+  + f■に周波数変換される。このとき、f+
  ”  −fl.+十fL2  foなる関係を満た
している。ここまでの処理によって、縦長アレイアンテ
ナ26への散乱波入射位相に応した所要の位相補償が行
われ、次の位相変調器38を経て電力増幅器39で増幅
され、サーキュレータ27を経由し縦長アレイアンテナ
26から空間に放射される.、空間ではそれぞれに所要
の位相補償の行われた多数の縦長アレイアンテナからの
放射波が、散乱波到来方向にほぼ同相で合威され、目標
機3の方向に強い放射波を生ずる。
このようにして副サイト5と6から再放射された.それ
ぞれf,  +2+  +fd■とf2(2〉 十f,
2の2つの電波は、第1図に示すように目標機3で散乱
されると、それぞれ前方散乱波4bと40を発生するか
ら、これらの1部が主サイト1において受信される。受
信波は目標機3の移動に伴って再びドップラ偏移を受け
、f,”)+f,,十f,,13 14 ?びf2(2》 +fd■+fd■゛なる周波数となる
ここで、fdl  +  fd2′は新たに生したドソ
プラ周波数で、fdl’ ”’dl+  fd2゜=f
,2であるからこれらぱf ,  +21  +2 (
d+及び(2+21  +2f,■と近似される。
第2図に示す主サイトのフェースドアレイアンテナ14
で受信されたfl  ”  +2faI及びf2(21
  +2 (d■なる周波数のcw受信波は、サキュレ
ータ13を経てそれぞれ帯域通過フィルタ16a及び1
6bの出力端に表れる。これらはそれぞれ低雑音増幅器
17a,17bで増幅され、ダウンコンハータ18a,
18bによりそれぞれf+  ”  +2 fd,.f
z ”  +2 1dzにJI波数i換され、次の位相
保持回路19a,19bに送られる。
以上のようにして、第2図の基準発振器9で発生した基
$CW信号が、主サイト1一目標機3一副サイト5及び
6一目標機3一主サイト1と言う経路をたどって、最終
的にfI +31+2 f■及びf2(31  + 2
 fd■なる周波数のCW受信信号にな?訳で、ここに
おいて基準CW信号を測距部21から出力する送信測距
信号により位相変調器10で位相変調を行えば、第3図
の位相保持回路32の人力側に到達した被変3)B c
 w信号は、もし縦長アレイアンテナ26がアンテナ放
射面25の中央に位置している場合には、次の位相復調
器35に送られ測距信号が抽出される。この信号は加算
増幅器37で、PSK変調器36の出力(位置座標信号
)と共に増幅され、アソプコンハータ33の出力の位相
変調信号となる。このようにして、副サイ1へから放射
される電波は測距信号と位置座標信号とによって変調を
受けるから、第2図の主サイトにおけるダウンコンバー
タ18a,18bの出力端に表れるf ,  (ff)
  + 2fdI及びf2(′J)+2fd■なる周波
数の受信波も同様に変調を受けた信号となる。よって、
位相保持回路19a19bの出力端にそれぞれf,  
+31  +2 (,,,(2f31  +’l f,
■の搬送波が、又、位相復調器20a,20bの出力端
には変調信号が得られ、測距部21で送・受測距信号を
位相比較することにより主サイト1から目標機3を経由
して副サイト5及び6に至る往復時間を求めることがで
きる(電子回路の固定遅延時間は除去する)。これによ
り、主サイト1から目標ja3を経由して副サイト5に
至る距離r,と、同しく副サイl− 6に至る距離r2
が得られるから、これらと主サイト1のアンテナ方位角
データとを計算機22に送れば、目標機3の3次元座標
が、主サイト1と副サイト5を焦点とする楕円面と、主
サイト1と副サイト6を焦点とする楕円面,および主サ
イト1と目標機3を含み、大地に垂直な平面の共有点の
座標として求められる。このとき副サイトが移動してい
る場合は、位置座標データによって焦点座標の更新を行
う。
一方、位相保持回路19a,19bの出力端に得られる
搬送波はドソプラ抽出回路24a,24bに送られ、基
準発振器23a,23bの出力と比較して距離変化率デ
ータが抽出される。これは必要に応じて目標機3の移動
速度・方向の確定などに利用される。
又、以上は目標機3がセクタA内に進入した場合につい
て述べたが、セクタB,C,一向に進入した場合および
それらの境界線上に進入した場合についても、応答する
副サイト5,6→6,7→7,8と変るだけで、システ
ムは全く同様に作動することは言うまでもない。
なお、上記実施例では、主ザイト1から目標機3を経由
した副サイト5および6までの往復距離の測定のために
、送信CW電波を正弦波で位相変調する方法,いわゆる
レンジアンドレンジレート測定法を用いたが、送信CW
電波をPCM変調する方法を用いてもよい。この場合、
第2図の測距部21では、送・受信測距信号の位相差測
定を行う代わりに、変調パルスと復調されたパルスの時
間差を直接測定して往復距離を求める。又、送信波をパ
ルス変調し、2つの副サイトからのパルス応答信号の時
間差を計測するシステムとすることもできる。又、主サ
イト1および副サイト5〜8の受信回路には、通常のモ
ノスタティソクレーダでよく行われるように、挾帯域の
並列フィルタ群17 =18 (フィルタハンク)を設けて信号対雑音比の向」一を図
ることも可能である。又、主サイトlは副サイト5〜8
からの送信波を目標機3を経由して受信する機能だけで
なく、通常のモノスタティソクレーダと同じように、主
ザイト送信波の目標機3による後方散乱波を主サイトで
受信ずる機能を同時に備えさせることもできる。このよ
うなモノスタティソク/バイスタティック併用のハイブ
リソドシステムでは、副サイト5〜8から見通しの効か
ない主サイト1の近傍領域にある目標機の探知,追尾も
可能となり、レーダ覆域が増大する。同様に、副サイト
5〜8は目標機3による前方散乱波を受信.増幅して送
り返すだけでなく、受信波を自副サイトで処理,活用す
ることもできる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、レーダシステムを主
サイトとこれを中心としてほぼ円弧上に配置する複数個
の副サイトから構戒し、各副サイトにはレトロディレク
ティブアンテナを採用したので、目標の前方散乱波を往
復利用することができ、これによりステルス化対策が講
じられた目標の検知,位置決定および追尾等が可能で、
且つ、専用の通信リンクを必要としないレーダシステム
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第l図はこの発明のシステム展開図、第2図は主サイト
の主要構戒回路を示すブロック図、第3図は1つの副サ
イトの主要構或回路を示すブロック図である。 21は測距部(第1の手段)、22は計算機(第2の手
段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 測距信号によって変調を受けた送信波を放射し、得られ
    た受信波の測距信号と前記送信波の測距信号とを比較す
    ることによって電波の往復距離を求める主サイトと、こ
    の主サイトを中心としたほぼ円弧上に配置され、主サイ
    トからの送信波の目標による前方散乱波を受信、増幅し
    てレトロディレクティブアンテナ動作によってこれを再
    び目標方向へ送り返す複数個の副サイトとから成り、主
    サイトに、受信波の測距信号と送信波の測距信号とによ
    り主サイトから目標を経由して2つの副サイトに至るま
    での往復距離を求める第1の手段と、これら2つの距離
    データと主サイトのアンテナ方位角データとを用いて目
    標の座標計算を行う第2の手段とを備えたことを特徴と
    するレーダシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526223A (ja) * 2006-02-09 2009-07-16 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 空間的に離れた少なくとも2つのアンテナユニットを備えるレーダシステム
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