JPH0392661A - 自動変速機構造 - Google Patents
自動変速機構造Info
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- JPH0392661A JPH0392661A JP22463789A JP22463789A JPH0392661A JP H0392661 A JPH0392661 A JP H0392661A JP 22463789 A JP22463789 A JP 22463789A JP 22463789 A JP22463789 A JP 22463789A JP H0392661 A JPH0392661 A JP H0392661A
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- Japan
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- transmission
- shaft
- oil pump
- input shaft
- control valve
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 95
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 57
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 4
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動変速機構造、特にオートマチックトランス
アクスルのオイルポンプおよびコントロールバルブの配
置およびそれに伴う両者間の油路構威に関するものであ
る。
アクスルのオイルポンプおよびコントロールバルブの配
置およびそれに伴う両者間の油路構威に関するものであ
る。
(従来の技術)
オートマチックトランスアクスルは変速機構とディファ
レンシャルギャとを1ユニットに構威し、フロントエン
ジン・フロントホイールドライブ車(FF車)や、リャ
エンジン・リャホイールドライブ車(RR車)に用いら
れる。
レンシャルギャとを1ユニットに構威し、フロントエン
ジン・フロントホイールドライブ車(FF車)や、リャ
エンジン・リャホイールドライブ車(RR車)に用いら
れる。
ところで、このような伝動系は通常エンジンとともに横
置き(車幅方向に延在するような配W)にするのが普通
である。したがって、設置スペース(例えばエンジンル
ーム)上の制約から、エンジン、トルクコンバータ系と
歯車変速機構とを直列に配置すると車幅方向(軸方向)
寸法が増大して設置スペース内に収容するのが困難にな
ることから、車幅方向寸法を所定値以下に短縮するため
エンジン、トルクコンバータ系と歯車変速機構とを並列
に配置して、構或要素を自動変速機の径方向に積み上げ
る構造を採用する。
置き(車幅方向に延在するような配W)にするのが普通
である。したがって、設置スペース(例えばエンジンル
ーム)上の制約から、エンジン、トルクコンバータ系と
歯車変速機構とを直列に配置すると車幅方向(軸方向)
寸法が増大して設置スペース内に収容するのが困難にな
ることから、車幅方向寸法を所定値以下に短縮するため
エンジン、トルクコンバータ系と歯車変速機構とを並列
に配置して、構或要素を自動変速機の径方向に積み上げ
る構造を採用する。
ここでこの並列配置を実現するには、エンジン動力に基
づき駆動力を発生する、エンジン、トルクコンハー夕系
の動力伝達軸である入力軸と、この入力軸に平行に配置
した、歯車変速機構を具える変速機軸とをチェーン等に
より駆動結合するのが一般的であり、このような自動変
速機としては例えば米国ジェネラルモーターズ(GM)
社製のTHM−440型自動変速機がある(その詳細構
造については、1984年発行のOldsmobile
ChassisService Manualを参照
のこと)。
づき駆動力を発生する、エンジン、トルクコンハー夕系
の動力伝達軸である入力軸と、この入力軸に平行に配置
した、歯車変速機構を具える変速機軸とをチェーン等に
より駆動結合するのが一般的であり、このような自動変
速機としては例えば米国ジェネラルモーターズ(GM)
社製のTHM−440型自動変速機がある(その詳細構
造については、1984年発行のOldsmobile
ChassisService Manualを参照
のこと)。
この440型自動変速機の入力軸系においては、第4図
の部分断面図に示すように、エンジン出力軸に結合され
るトルクコンハーク80と、チェーンスプロケット81
と、オイルポンプ82とが、人力軸83上にこの並び順
で配設されており、さらにチェーンスブロケソト81と
オイルボンプ82との間に、オイルポンプから図示しな
い油路、油穴等を介して液圧を供給されるコントロール
バルプ84が設けてあり、入力軸83の中空部にはオイ
ルポンプ駆動軸85が挿入されている。またこの440
型自動変速機の変速機軸系においては、変速機軸8G上
に、前記スブロケット81と対応するチェーンスプロケ
ット87および図示しない歯車変速機構が配設され、チ
ェーンスプロケット81および87間にチェーン8日が
噛合され、さらに出力軸89が変速機軸86の中空部に
挿入されている。
の部分断面図に示すように、エンジン出力軸に結合され
るトルクコンハーク80と、チェーンスプロケット81
と、オイルポンプ82とが、人力軸83上にこの並び順
で配設されており、さらにチェーンスブロケソト81と
オイルボンプ82との間に、オイルポンプから図示しな
い油路、油穴等を介して液圧を供給されるコントロール
バルプ84が設けてあり、入力軸83の中空部にはオイ
ルポンプ駆動軸85が挿入されている。またこの440
型自動変速機の変速機軸系においては、変速機軸8G上
に、前記スブロケット81と対応するチェーンスプロケ
ット87および図示しない歯車変速機構が配設され、チ
ェーンスプロケット81および87間にチェーン8日が
噛合され、さらに出力軸89が変速機軸86の中空部に
挿入されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところでオイルポンプとコントロールパルブとは機能的
に関連性があり、近接させて配設するのが有利であるが
、必ずしも近接させる必要はなく、分離して構或するこ
とも可能である・。しかしこの440型自動変速機にお
いては、コントロールハルブ84を入力軸83の軸線上
、この場合チェーンスプロケット81とオイルボンプ8
2との間に配設しているため、前述した自動変速機の軸
方向寸法短縮の要請に反することとなり、コントロール
バルブを前記軸線上から排除した場合に比べて入力軸8
3およびオイルポンプ駆動軸85の軸長が増大して自動
変速機全体としての軸方向寸法の不所望な増大を招く。
に関連性があり、近接させて配設するのが有利であるが
、必ずしも近接させる必要はなく、分離して構或するこ
とも可能である・。しかしこの440型自動変速機にお
いては、コントロールハルブ84を入力軸83の軸線上
、この場合チェーンスプロケット81とオイルボンプ8
2との間に配設しているため、前述した自動変速機の軸
方向寸法短縮の要請に反することとなり、コントロール
バルブを前記軸線上から排除した場合に比べて入力軸8
3およびオイルポンプ駆動軸85の軸長が増大して自動
変速機全体としての軸方向寸法の不所望な増大を招く。
本発明はチェーンスプロケットを支持する支持壁の内部
を、オイルポンプおよびコントロールバルブ間の油路ム
こ利用することにより上述した問題を解決することを目
的とする。
を、オイルポンプおよびコントロールバルブ間の油路ム
こ利用することにより上述した問題を解決することを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
この目的のため、本発明の自動変速機構造は、エンジン
出力軸の延長線上に延在しこのエンジン出力軸にトルク
コンバータを介して結合される入力軸と、この人力軸に
チェーンを介して駆動結合される変速機軸とを具える自
動変速機において、前記入力軸の軸線上に前記トルクコ
ンバータと、オイルポンプと、チェーンスプロケットと
を配設し、前記オイルポンプと、このオイルポンプの下
方に配設したコントロールバルブとの間を、前記チェー
ンスプロケットの支持壁内に形成した油路により接続す
るようにしたことを特徴とするものである。
出力軸の延長線上に延在しこのエンジン出力軸にトルク
コンバータを介して結合される入力軸と、この人力軸に
チェーンを介して駆動結合される変速機軸とを具える自
動変速機において、前記入力軸の軸線上に前記トルクコ
ンバータと、オイルポンプと、チェーンスプロケットと
を配設し、前記オイルポンプと、このオイルポンプの下
方に配設したコントロールバルブとの間を、前記チェー
ンスプロケットの支持壁内に形成した油路により接続す
るようにしたことを特徴とするものである。
(作 用)
本発明の自動変速機においては、エンジンからトルクコ
ンハータを介して入力軸に伝達された動力は、チェーン
スプロケットおよびチェーンを順次経て変速機軸線に至
り、主変速機および副変速一5 機で変速される。
ンハータを介して入力軸に伝達された動力は、チェーン
スプロケットおよびチェーンを順次経て変速機軸線に至
り、主変速機および副変速一5 機で変速される。
ところでこの自動変速機の入力軸の軸線上に配設された
オイルポンプは、エンジン動力により常時回転するトル
クコンバータスリーブに結合された、オイルポンプ駆動
軸としてのステータシャフトにより常時駆動され、前記
チェーンプロケットを支持するスプロケット支持壁内に
形成した油路を介して、前記オイルポンプの下方に位置
するコントロールバルブに液圧を供給する。
オイルポンプは、エンジン動力により常時回転するトル
クコンバータスリーブに結合された、オイルポンプ駆動
軸としてのステータシャフトにより常時駆動され、前記
チェーンプロケットを支持するスプロケット支持壁内に
形成した油路を介して、前記オイルポンプの下方に位置
するコントロールバルブに液圧を供給する。
このようにして、機能的に関連性のあるオイルポンプお
よびコントロールバルブをスプロケット支持壁内の油路
により接続することによってオイルポンプとコントロー
ルバルブとの分離を実現することができ、コントロール
バルブを人力軸の軸線上から排除して人力軸の軸長を短
縮することにより自動変速機全体としての軸方向寸法を
所望の通りに短縮することができる。
よびコントロールバルブをスプロケット支持壁内の油路
により接続することによってオイルポンプとコントロー
ルバルブとの分離を実現することができ、コントロール
バルブを人力軸の軸線上から排除して人力軸の軸長を短
縮することにより自動変速機全体としての軸方向寸法を
所望の通りに短縮することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
6
第1図は本発明の自動変速機構造の一実施例を示す部分
断面図、第2図は同例を用いた自動変速機(オートマチ
ックトランスアクスル)の全体構成を示す断面図であり
、第2図中10はオートマチックトランスアクスル、1
2は歯車変速機構(変速機)を示す。なお第2図はこの
トランスアクスルを人力軸、変速機軸、アイドラ軸およ
びディファレンシャルの出力軸を含む平面で切った断面
図であり、第1図は第2図のA部詳細を示す。
断面図、第2図は同例を用いた自動変速機(オートマチ
ックトランスアクスル)の全体構成を示す断面図であり
、第2図中10はオートマチックトランスアクスル、1
2は歯車変速機構(変速機)を示す。なお第2図はこの
トランスアクスルを人力軸、変速機軸、アイドラ軸およ
びディファレンシャルの出力軸を含む平面で切った断面
図であり、第1図は第2図のA部詳細を示す。
まずオートマチンクトランスアクスル10の全体構戒に
ついて第2図により説明すると、入力軸14の軸線上に
はトルクコンバータ16、オイルホンフ18、ステータ
シャフト20およびスブロケット22を配置する。入力
軸14はステータシャフト20を貫通し、その両端部近
傍に夫々トルクコンバータ16のクラッチハブおよびス
プロケット22をスプライン嵌合する。ステータシャフ
ト20は、トルクコンバータ16のスリーブ、オイルポ
ンプ18およびスプロケット支持壁24を貫通するとと
もに、その開口端部に設けたベアリング26を介してス
プロケン1−22を枢支する。スブロケソl・22およ
び変速機側のスブロケッl・28間にチェーン30を装
着し、トルクコンハータ16を経たエンジン動力を人力
軸14と平行な変速機軸線32上に伝達する。
ついて第2図により説明すると、入力軸14の軸線上に
はトルクコンバータ16、オイルホンフ18、ステータ
シャフト20およびスブロケット22を配置する。入力
軸14はステータシャフト20を貫通し、その両端部近
傍に夫々トルクコンバータ16のクラッチハブおよびス
プロケット22をスプライン嵌合する。ステータシャフ
ト20は、トルクコンバータ16のスリーブ、オイルポ
ンプ18およびスプロケット支持壁24を貫通するとと
もに、その開口端部に設けたベアリング26を介してス
プロケン1−22を枢支する。スブロケソl・22およ
び変速機側のスブロケッl・28間にチェーン30を装
着し、トルクコンハータ16を経たエンジン動力を人力
軸14と平行な変速機軸線32上に伝達する。
変速機軸線32上には変速機軸としての変速機主軸32
aおよび変速機副軸32bが配置されており、変速機主
軸32aの軸線上にはスブロケッ1・28および主変速
機34を配置し、変速機副軸32bの軸線上には主変速
機34の一部および副変速機36を配置する。スプロケ
ット支持壁24を貫通する変速機主軸32aの一端を変
速機副軸32bの開口部に貫入するとともに、他端をス
ブロケノト28およびヘアリング38を介してスブロケ
ット支持壁24に框支する。
aおよび変速機副軸32bが配置されており、変速機主
軸32aの軸線上にはスブロケッ1・28および主変速
機34を配置し、変速機副軸32bの軸線上には主変速
機34の一部および副変速機36を配置する。スプロケ
ット支持壁24を貫通する変速機主軸32aの一端を変
速機副軸32bの開口部に貫入するとともに、他端をス
ブロケノト28およびヘアリング38を介してスブロケ
ット支持壁24に框支する。
主変速機34は2組の′M星歯車絹および各種摩擦要素
(クラッチやブレーキ)を具えて威り、これら摩擦要素
の選択的油圧作動により複数の変速段を得ることができ
、変速機主軸32aに伝達された動力を、選択した変速
段に応じて変速して変速機副軸32bに伝達ずる。変速
機副軸32bをヘアリング40、副軸受け部材42を介
してケース44に枢支するとともに、ヘアリング46を
介して副変速機ケース48に枢支する。副変速機36は
IMiの遊星歯車組および各種摩擦要素(クラッチやブ
レーキ)を具えて威り、これら摩擦要素の選択的油圧作
動により減速および直結状態となる。したがって変速a
12全体としては第1表に示すように前進5速、後退1
速の変速段を得ることができる。
(クラッチやブレーキ)を具えて威り、これら摩擦要素
の選択的油圧作動により複数の変速段を得ることができ
、変速機主軸32aに伝達された動力を、選択した変速
段に応じて変速して変速機副軸32bに伝達ずる。変速
機副軸32bをヘアリング40、副軸受け部材42を介
してケース44に枢支するとともに、ヘアリング46を
介して副変速機ケース48に枢支する。副変速機36は
IMiの遊星歯車組および各種摩擦要素(クラッチやブ
レーキ)を具えて威り、これら摩擦要素の選択的油圧作
動により減速および直結状態となる。したがって変速a
12全体としては第1表に示すように前進5速、後退1
速の変速段を得ることができる。
副変速機36の出力ドラム50およびこの出力ドラムと
スプライン嵌合する出力ギャ52を変速機12の中央寄
りに配置し、出力ギャ52をベアリング54を介して変
速機副軸32bに枢支するとともにカウンタギャ56に
噛合し、カウンクギャ56をアイドラ軸線58上のアイ
ドラビニオンギャ60にスプライン嵌9 合する。副変速機36の出力ば出力ドラム50、出力ギ
ャ52およびカウンタギャ56を順次経て主変速機と副
変速機との間より取り出されてアイドラピニオンギャ6
0に至り、アイドラビニオンギャ60と噛合するセンタ
ドライブリングギャ62を介してフロント出力軸64の
軸線上のセンタディファレンシャルギャ66およびフロ
ン1−ディフアレンジャルギャ68に順次伝達され、フ
ロント出力軸64およびリア出力軸70に分配出力され
る。このディファレンシャル機構は、ディファレンシャ
ルギャの差動機能を制限するビスカスカップリング(商
品名)のユニット72をも具えている。なおこのオート
マチックトランスアクスルは、前述したように、設置ス
ペース(例えばエンジンルーム)上の制約から、若干径
方向寸法が増えても軸方向寸法を極力短くする必要があ
り、この目的のためエンジン、トルクコンバータと歯車
変速機構とを直列にせずに並列配置として、径方向に構
成要素を積み上げる構造を採用している。
スプライン嵌合する出力ギャ52を変速機12の中央寄
りに配置し、出力ギャ52をベアリング54を介して変
速機副軸32bに枢支するとともにカウンタギャ56に
噛合し、カウンクギャ56をアイドラ軸線58上のアイ
ドラビニオンギャ60にスプライン嵌9 合する。副変速機36の出力ば出力ドラム50、出力ギ
ャ52およびカウンタギャ56を順次経て主変速機と副
変速機との間より取り出されてアイドラピニオンギャ6
0に至り、アイドラビニオンギャ60と噛合するセンタ
ドライブリングギャ62を介してフロント出力軸64の
軸線上のセンタディファレンシャルギャ66およびフロ
ン1−ディフアレンジャルギャ68に順次伝達され、フ
ロント出力軸64およびリア出力軸70に分配出力され
る。このディファレンシャル機構は、ディファレンシャ
ルギャの差動機能を制限するビスカスカップリング(商
品名)のユニット72をも具えている。なおこのオート
マチックトランスアクスルは、前述したように、設置ス
ペース(例えばエンジンルーム)上の制約から、若干径
方向寸法が増えても軸方向寸法を極力短くする必要があ
り、この目的のためエンジン、トルクコンバータと歯車
変速機構とを直列にせずに並列配置として、径方向に構
成要素を積み上げる構造を採用している。
次にこのオートマチソクトランスアクスルの本10
発明に係る部分について第】図を用いて詳細に説明する
。
。
入力軸14の軸線上においてトルクコンバータ16は、
コンハータカバー16aが図示しないエンジンの出力軸
に結合されるとともに、クラッチハブ16bがステータ
シャフト20内に貫入された入力軸14の一端の近傍に
スプライン嵌合され、コンハータカバー16aに結合さ
れたスリーブ16cがステークシャフト20に支持され
ており、オイルポンプ18はオイルポンプ駆動軸として
のステータシャフト20に支持されている。なおスリー
ブ16cは、ベアリング21および、スプロケット支持
壁24にボルト結合されるオイルポンプハウジング25
を介して、変速機ケース44に枢支されている。入力軸
14の他端の近傍にはチェーンスプロケット22がスプ
ライン嵌合されており、このスプロケット22はステー
タシャフト20の開口端部に嵌合された径方向のヘアリ
ング26、および軸方向のベアリング27. 29に当
接し、ステータシャフト20はトルクコンバータのスリ
ーブ1.6cおよびワンウェイクラソチ16d、オイル
ポンプ18およびスプロケント支持壁24内に貫入固定
されている。このような構或の結果、入力軸I4の軸線
上において、後述するようにコントロールハルブを排除
して、各構或要素をエンジン寄から順にトルクコンバー
タ16、オイルポンプ18、チェーンスプロケント22
の並び順に互いに近接させて配置することができる。
コンハータカバー16aが図示しないエンジンの出力軸
に結合されるとともに、クラッチハブ16bがステータ
シャフト20内に貫入された入力軸14の一端の近傍に
スプライン嵌合され、コンハータカバー16aに結合さ
れたスリーブ16cがステークシャフト20に支持され
ており、オイルポンプ18はオイルポンプ駆動軸として
のステータシャフト20に支持されている。なおスリー
ブ16cは、ベアリング21および、スプロケット支持
壁24にボルト結合されるオイルポンプハウジング25
を介して、変速機ケース44に枢支されている。入力軸
14の他端の近傍にはチェーンスプロケット22がスプ
ライン嵌合されており、このスプロケット22はステー
タシャフト20の開口端部に嵌合された径方向のヘアリ
ング26、および軸方向のベアリング27. 29に当
接し、ステータシャフト20はトルクコンバータのスリ
ーブ1.6cおよびワンウェイクラソチ16d、オイル
ポンプ18およびスプロケント支持壁24内に貫入固定
されている。このような構或の結果、入力軸I4の軸線
上において、後述するようにコントロールハルブを排除
して、各構或要素をエンジン寄から順にトルクコンバー
タ16、オイルポンプ18、チェーンスプロケント22
の並び順に互いに近接させて配置することができる。
チェーンスプロケット22に噛合するチェーン30は、
歯車変速機構12側において変速機主軸32aの一端の
近傍にスプライン嵌合されたチェーンスプロケット28
にも噛合する。スブロケット28は、スプロケット支持
壁24に設けた嵌合川開口24aに嵌合された径方向の
ベアリング38、および軸方向のベアリング39. 4
1に当接する。
歯車変速機構12側において変速機主軸32aの一端の
近傍にスプライン嵌合されたチェーンスプロケット28
にも噛合する。スブロケット28は、スプロケット支持
壁24に設けた嵌合川開口24aに嵌合された径方向の
ベアリング38、および軸方向のベアリング39. 4
1に当接する。
この自動変速機10では、エンジンからトルクコンハー
タ16を介して入力軸14に伝達された動力は、入力軸
14上のスプロケット22ならびに、このスブロケット
22および変速機側のスブロケット28に噛合するチェ
ーン30を順次経て変速機主軸32aに至り、歯車変速
機構12で変速される。一方、トルクコンハータのスリ
ーブ16cに支持された、オイルポンプ駆動軸としての
ステータシャフト20が、エンジン動力により常時回転
するため、オイルポンプ18はトルクコンバータ16の
作動状態に拘らず常時駆動される。
タ16を介して入力軸14に伝達された動力は、入力軸
14上のスプロケット22ならびに、このスブロケット
22および変速機側のスブロケット28に噛合するチェ
ーン30を順次経て変速機主軸32aに至り、歯車変速
機構12で変速される。一方、トルクコンハータのスリ
ーブ16cに支持された、オイルポンプ駆動軸としての
ステータシャフト20が、エンジン動力により常時回転
するため、オイルポンプ18はトルクコンバータ16の
作動状態に拘らず常時駆動される。
ところでこの自動変速機においては、オートマチックト
ランスアクスル10を第2図の矢印B方向より見た側面
図(ただしチェーンカハーを取除き、オイルパンの一部
を切欠いて示してある)である第3図に示すように、コ
ントロールバルブ11を下方に配設する。すなわち、自
動変速機の上方には入力軸14の軸線が位置し、この入
力軸14より下方に、入力軸14にチェーン30により
駆動結合される変速機主軸32aを有する、変速機軸線
32が位置している。この変速機軸線32の右方にはア
イドラ軸線58およびフロント出力軸64の軸線が一直
線状に位置し、さらに変速機軸線32の下方にはコント
ロールハルブ11が位置しており、このバルブl1の下
方に位置するオイルストレーナ13a とともにオイル
パン13b内に収容されている。なお上記入力軸13 14の軸線上のオイルポンプ18とコントロールパルブ
IIとの間は、入力軸14および変速機主軸32a上の
チェーンスブロケント22および28を共通支持するス
プロケット支持壁24内に設けた油路24b, 24c
により接続し、コントロールバルブ11と歯車変速機構
12の各要素(ピストン、クラッチ等)との間は変速機
ケース44に設けた油路用の穴やパイプ等(図示せず)
により接続する。ここで油路24bは、吸入時矢印Cで
示すように、作動油をオイルスl・レーナ13aを経て
吸入してオイルポンプ18に供給するための吸入溝とし
て機能し、油路24cは、吐出時矢印Dで示すように、
作動油をオイルポンプ18よりコントロールバルブ11
の方向に吐出するための吐出溝として機能し、これら油
路24b. 24cは構造が簡単なためスプロケット支
持壁24内に容易に形或することができる。
ランスアクスル10を第2図の矢印B方向より見た側面
図(ただしチェーンカハーを取除き、オイルパンの一部
を切欠いて示してある)である第3図に示すように、コ
ントロールバルブ11を下方に配設する。すなわち、自
動変速機の上方には入力軸14の軸線が位置し、この入
力軸14より下方に、入力軸14にチェーン30により
駆動結合される変速機主軸32aを有する、変速機軸線
32が位置している。この変速機軸線32の右方にはア
イドラ軸線58およびフロント出力軸64の軸線が一直
線状に位置し、さらに変速機軸線32の下方にはコント
ロールハルブ11が位置しており、このバルブl1の下
方に位置するオイルストレーナ13a とともにオイル
パン13b内に収容されている。なお上記入力軸13 14の軸線上のオイルポンプ18とコントロールパルブ
IIとの間は、入力軸14および変速機主軸32a上の
チェーンスブロケント22および28を共通支持するス
プロケット支持壁24内に設けた油路24b, 24c
により接続し、コントロールバルブ11と歯車変速機構
12の各要素(ピストン、クラッチ等)との間は変速機
ケース44に設けた油路用の穴やパイプ等(図示せず)
により接続する。ここで油路24bは、吸入時矢印Cで
示すように、作動油をオイルスl・レーナ13aを経て
吸入してオイルポンプ18に供給するための吸入溝とし
て機能し、油路24cは、吐出時矢印Dで示すように、
作動油をオイルポンプ18よりコントロールバルブ11
の方向に吐出するための吐出溝として機能し、これら油
路24b. 24cは構造が簡単なためスプロケット支
持壁24内に容易に形或することができる。
このようにスプロケット支持壁内の油路によりオイルポ
ンプとコントロールバルブとを接続することにより、コ
ントロールバルブを入力軸の軸線上から排除してこの軸
線上以外の所望の場所、す14 なわち自動変速機の下方に配置することができ、入力軸
の軸長の短縮により自動変速機全体として軸方向寸法を
短縮することができる。
ンプとコントロールバルブとを接続することにより、コ
ントロールバルブを入力軸の軸線上から排除してこの軸
線上以外の所望の場所、す14 なわち自動変速機の下方に配置することができ、入力軸
の軸長の短縮により自動変速機全体として軸方向寸法を
短縮することができる。
また前述したような、トルクコンバータ、オイルポンプ
およびチェーンスプロケットを互いに近接させる並び順
の採用により、入力軸をオイルポンプ駆動軸としてのス
テータシャフト内に貫通させることが可能になって人力
軸の軸構造の単純化、強度アンプおよび小径化を図るこ
とができ、1−ルクコンバータのスリーブ径の小径化に
よりトルクコンパータ自体もコンパクト化することがで
きる。
およびチェーンスプロケットを互いに近接させる並び順
の採用により、入力軸をオイルポンプ駆動軸としてのス
テータシャフト内に貫通させることが可能になって人力
軸の軸構造の単純化、強度アンプおよび小径化を図るこ
とができ、1−ルクコンバータのスリーブ径の小径化に
よりトルクコンパータ自体もコンパクト化することがで
きる。
サラニコントロールバルブを変速機下方に配置すること
により、コントロールバルブが常に油面下になって、始
動直後等において空気の混入が生ずることもなくなり、
さらにまた、スプロケット支持壁が強度部材として機能
して自動変速機全体の剛性を向上させる効果も得られる
。
により、コントロールバルブが常に油面下になって、始
動直後等において空気の混入が生ずることもなくなり、
さらにまた、スプロケット支持壁が強度部材として機能
して自動変速機全体の剛性を向上させる効果も得られる
。
(発明の効果)
かくして本発明の自動変速機構造は上述の如く、チェー
ンスプロケットを支持する支持壁の内部を、オイルポン
プおよびコントロールバルブ間の油路に利用したからオ
イルポンプとコン1・ロールハルブとの分離を実現する
ことができ、コントロールバルブを入力軸の軸線上から
排除して人力軸の軸長を短縮することにより自動変速機
全体としての軸方向寸法を所望の通りに短縮することが
できる。
ンスプロケットを支持する支持壁の内部を、オイルポン
プおよびコントロールバルブ間の油路に利用したからオ
イルポンプとコン1・ロールハルブとの分離を実現する
ことができ、コントロールバルブを入力軸の軸線上から
排除して人力軸の軸長を短縮することにより自動変速機
全体としての軸方向寸法を所望の通りに短縮することが
できる。
第1図は本発明の自動変速機構造の一実施例を示す部分
断面図、 第2図は同例を用いた自動変速機の全体構或を示す断面
図、 第3図は同例を用いた自動変速機をチェーン力バーを取
除き、オイルパンの一部を切欠いて第1図の矢印B方向
より見た側面図、 第4図は従来例の自動変速機構造を示す部分断面図であ
る。 10・・・自動変速機(オートマチックトランスアクス
ル) 11・・・コントロールハルブ 12・・・歯車変速機
構14・・・入力軸 16・・・トルクコ
ンバータ18・・・オイルボンプ 20・・・ス
テータシャフト22.28・・・チェーンスブロケット
24・・・スブロケット支持壁 24b・・・油路(吸
入溝)24c・・・油路(吐出溝)30・・・チェーン
32a・・・変速機主軸(変速機軸) 特 許 出 願 人 日産自動車株式会社
断面図、 第2図は同例を用いた自動変速機の全体構或を示す断面
図、 第3図は同例を用いた自動変速機をチェーン力バーを取
除き、オイルパンの一部を切欠いて第1図の矢印B方向
より見た側面図、 第4図は従来例の自動変速機構造を示す部分断面図であ
る。 10・・・自動変速機(オートマチックトランスアクス
ル) 11・・・コントロールハルブ 12・・・歯車変速機
構14・・・入力軸 16・・・トルクコ
ンバータ18・・・オイルボンプ 20・・・ス
テータシャフト22.28・・・チェーンスブロケット
24・・・スブロケット支持壁 24b・・・油路(吸
入溝)24c・・・油路(吐出溝)30・・・チェーン
32a・・・変速機主軸(変速機軸) 特 許 出 願 人 日産自動車株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エンジン出力軸の延長線上に延在しこのエンジン出
力軸にトルクコンバータを介して結合される入力軸と、
この入力軸にチェーンを介して駆動結合される変速機軸
とを具える自動変速機において、 前記入力軸の軸線上に前記トルクコンバータと、オイル
ポンプと、チェーンスプロケットとを配設し、前記オイ
ルポンプと、このオイルポンプの下方に配設したコント
ロールバルブとの間を、前記チェーンスプロケットの支
持壁内に形成した油路により接続するようにしたことを
特徴とする自動変速機構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22463789A JPH0392661A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 自動変速機構造 |
US07/577,185 US5129285A (en) | 1989-09-01 | 1990-08-31 | Automatic transaxle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22463789A JPH0392661A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 自動変速機構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392661A true JPH0392661A (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=16816833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22463789A Pending JPH0392661A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 自動変速機構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0392661A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5511448A (en) * | 1993-10-26 | 1996-04-30 | Mazda Motor Corporation | Power transfer apparatus for four-wheel drive automotive vehicle |
US5666624A (en) * | 1995-05-16 | 1997-09-09 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image fixing device |
US6626779B2 (en) * | 2000-07-05 | 2003-09-30 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Continuously variable transmission oil pressure control device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125542A (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-02 | Minami Senju Mfg Co Ltd |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP22463789A patent/JPH0392661A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125542A (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-02 | Minami Senju Mfg Co Ltd |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5511448A (en) * | 1993-10-26 | 1996-04-30 | Mazda Motor Corporation | Power transfer apparatus for four-wheel drive automotive vehicle |
US5666624A (en) * | 1995-05-16 | 1997-09-09 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image fixing device |
US6626779B2 (en) * | 2000-07-05 | 2003-09-30 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Continuously variable transmission oil pressure control device |
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