JPH0392598A - 可変翼軸流ファン - Google Patents
可変翼軸流ファンInfo
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- JPH0392598A JPH0392598A JP22761889A JP22761889A JPH0392598A JP H0392598 A JPH0392598 A JP H0392598A JP 22761889 A JP22761889 A JP 22761889A JP 22761889 A JP22761889 A JP 22761889A JP H0392598 A JPH0392598 A JP H0392598A
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
〈産業上の利用分野〉
この発明は、可変弯軸流ファンに関し、更に詳細には、
可変翼軸流ファンの可変国ブレード旋回装置に改良に関
する。
可変翼軸流ファンの可変国ブレード旋回装置に改良に関
する。
(従来の技術)
従来、可変翼軸流ファンの可変翼機構においては、例え
ば第6図に示すごとき可変買ブレード旋回装回が採用さ
れている。
ば第6図に示すごとき可変買ブレード旋回装回が採用さ
れている。
すなわら、可変菌ブレード旋回装置101は、ブレード
103(一部図示省略)を支承するため、ハブ本体10
5側に係止部107を一体的に削り出して形成されてい
る。この係止部107にブレードブラケット109が嵌
装され、このブレードブラケット109に複数本の締付
ボルト111により前記ブレード103が固着されてい
る。なお、前記ブレードブラケット109とハブ本休1
05との間にはベアリング113が設けられ、ブレード
103は回動自在に支承されている。
103(一部図示省略)を支承するため、ハブ本体10
5側に係止部107を一体的に削り出して形成されてい
る。この係止部107にブレードブラケット109が嵌
装され、このブレードブラケット109に複数本の締付
ボルト111により前記ブレード103が固着されてい
る。なお、前記ブレードブラケット109とハブ本休1
05との間にはベアリング113が設けられ、ブレード
103は回動自在に支承されている。
また、カウンタバランス部材115は、前記ブレード1
03の基部117に設けられており、カウンタバランス
メンバ119にボルト121によりカウンタバランス1
23が固着され構成されている。なお、符号125はカ
ムフロアであり、ブレード103の基部117に固着さ
れ、図外の作動v1構によりカムフロア125を介して
ブレード103は回動される。
03の基部117に設けられており、カウンタバランス
メンバ119にボルト121によりカウンタバランス1
23が固着され構成されている。なお、符号125はカ
ムフロアであり、ブレード103の基部117に固着さ
れ、図外の作動v1構によりカムフロア125を介して
ブレード103は回動される。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、従来の可変貿軸流ファンの可変美ブレード旋
回装置101は、ブレード103を支承するためハブ本
体105側に係止部107を体的に削り出しているので
、機械工作上最も難しく高精度の工作機械と熟練度を必
要とした?9雑な加工を要し、高価なものとなっていた
。
回装置101は、ブレード103を支承するためハブ本
体105側に係止部107を体的に削り出しているので
、機械工作上最も難しく高精度の工作機械と熟練度を必
要とした?9雑な加工を要し、高価なものとなっていた
。
また、ブレード103は複数本の締付ボルト111によ
りブレードブラケッ}− 1 0 9に固着されている
が、ボルト締結部のブレード座面127の応力が高く、
且つ、取り付け穴、座ぐり加工などによる切り欠き効果
により、設計強度的な制限が存在し強度上問題があった
。更に、締結ボルト111のゆるみ止めが難しく、コス
トアップ、信頼性に対する疑問、分解点検時の障害等が
あり、締結ボルト111取付けの加工上、および強度上
の問題よりプレート根本部129の形状に制約が生じ、
空力的最良形状に制限を受けるという問題もあった。
りブレードブラケッ}− 1 0 9に固着されている
が、ボルト締結部のブレード座面127の応力が高く、
且つ、取り付け穴、座ぐり加工などによる切り欠き効果
により、設計強度的な制限が存在し強度上問題があった
。更に、締結ボルト111のゆるみ止めが難しく、コス
トアップ、信頼性に対する疑問、分解点検時の障害等が
あり、締結ボルト111取付けの加工上、および強度上
の問題よりプレート根本部129の形状に制約が生じ、
空力的最良形状に制限を受けるという問題もあった。
カウンタバランス部祠115については、分解に手間が
かかり、且つ、ゆるみが発生し易く、微妙なカウンタバ
ランス角度の再調整が任意の角度で容易、確実に行い得
ないという問題があった。
かかり、且つ、ゆるみが発生し易く、微妙なカウンタバ
ランス角度の再調整が任意の角度で容易、確実に行い得
ないという問題があった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、可変翼
ブレード旋回装置のブレードをハブ本体に組込むのに必
要な複雑なハブ側形状を別部品取付とし、強度、ゆるみ
止めに問題のあった締結ボルトを廃止し、大口径のねじ
により締結し、カウンタバランス部材とブレードとの結
合にはM!部材を採用することによって、大巾な強度、
信頼性の向,[と、構造簡素化によるコストダウンを図
った可変買軸流ファンを提供することにある。
ブレード旋回装置のブレードをハブ本体に組込むのに必
要な複雑なハブ側形状を別部品取付とし、強度、ゆるみ
止めに問題のあった締結ボルトを廃止し、大口径のねじ
により締結し、カウンタバランス部材とブレードとの結
合にはM!部材を採用することによって、大巾な強度、
信頼性の向,[と、構造簡素化によるコストダウンを図
った可変買軸流ファンを提供することにある。
[発明の構成」
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、この発明は、複数の翼とそ
の可変翼ブレード旋回装置を有する軸流ファンにおいて
、ハブ本体にブラケットリテーナを設昏プ、ブレードの
基部にブレードブラケットを螺合し、このブレードブラ
ケットと前記ブラケットリテーナとの間に設けたベアリ
ングを介して前記ブレードを回動自在に設け、このブレ
ードの基部と前記ブレードブラケットとの間に設けた楔
部材を介してカウンタバランス部材を前記ブレードに固
定して可変翼軸流ファンを構成した。
の可変翼ブレード旋回装置を有する軸流ファンにおいて
、ハブ本体にブラケットリテーナを設昏プ、ブレードの
基部にブレードブラケットを螺合し、このブレードブラ
ケットと前記ブラケットリテーナとの間に設けたベアリ
ングを介して前記ブレードを回動自在に設け、このブレ
ードの基部と前記ブレードブラケットとの間に設けた楔
部材を介してカウンタバランス部材を前記ブレードに固
定して可変翼軸流ファンを構成した。
(作用)
この発明の可変!!軸流ファンを採用することにより、
ハブ本体にブラケットリテーナを設け、ブレードの塁部
大径部にブレードブラケットを螺合し、このブレードブ
ラケットと前記ブラケットリデーノ゛間にベアリングを
介装してブレードを回勤自在に設けた。そのため、ハブ
本体には複雑な加工を要さず、且つ、ブレードはブレー
ドブラケットに強固に螺合されているので、ゆるみを紡
ぎ強度の向上が図られる。
ハブ本体にブラケットリテーナを設け、ブレードの塁部
大径部にブレードブラケットを螺合し、このブレードブ
ラケットと前記ブラケットリデーノ゛間にベアリングを
介装してブレードを回勤自在に設けた。そのため、ハブ
本体には複雑な加工を要さず、且つ、ブレードはブレー
ドブラケットに強固に螺合されているので、ゆるみを紡
ぎ強度の向上が図られる。
更に、ブレード基部とブレードブラケット間に楔部材を
設け、楔部材を締上げることにより、テーバ面により強
固にカウンタバランス部材はブレードに締結される。
設け、楔部材を締上げることにより、テーバ面により強
固にカウンタバランス部材はブレードに締結される。
而して、大巾な強度、信頼性の向上と、構造の簡素化に
よるコストダウンが図られる。
よるコストダウンが図られる。
(実施例〉
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
理解を容易にするために、先ず可変買軸流ファンの全体
的構成について概略的に説明する。
的構成について概略的に説明する。
第3図乃至第5図を参照するに、可変翼軸流ファン1は
、可変ピッチすなわちビッヂを変更可能とした可変翼ブ
レード旋回装置3を備えたブレード5を、ハブ本休7の
外周に放銅状に複数個配設し、ハブ本休7は図示を省略
したが電動機等に連結されている。
、可変ピッチすなわちビッヂを変更可能とした可変翼ブ
レード旋回装置3を備えたブレード5を、ハブ本休7の
外周に放銅状に複数個配設し、ハブ本休7は図示を省略
したが電動機等に連結されている。
可変買ブレード旋回B置3を備えたブレード5の構成は
、ブレード5の基部9にネジ11が設けられ、そのネジ
11にブレードブラケット13が螺合されている。ブレ
ードブラケット13はスラスト軸受15を介し、ハブ本
体7側に装着したブラケットリテーナ17に係合されて
いる。
、ブレード5の基部9にネジ11が設けられ、そのネジ
11にブレードブラケット13が螺合されている。ブレ
ードブラケット13はスラスト軸受15を介し、ハブ本
体7側に装着したブラケットリテーナ17に係合されて
いる。
上記構成により、ブレード5はスラスト軸受15を介し
、ハブ本体7に対して回動自在に設けられているので、
ブレードピッチをハブ本体5運転中に調整を行なうこと
ができる。
、ハブ本体7に対して回動自在に設けられているので、
ブレードピッチをハブ本体5運転中に調整を行なうこと
ができる。
ブレード5の調整機構として、ブレード5の基部9先端
(第3図において下方向〉には、カウンタバランス部材
19とカムフロア部材21が係止されている。
(第3図において下方向〉には、カウンタバランス部材
19とカムフロア部材21が係止されている。
すなわち、カウンタバランス部材19は、カウンタバラ
ンスメンバ23の左右端にカウンタウェイト25が固着
してあり、ブレード5の基部9とブレードブラケット1
3との問に装着した楔部材27であるテーバーリング2
9に螺合した固定ネジ31により、カウンタバランス部
材19はブレード5に固着してある。
ンスメンバ23の左右端にカウンタウェイト25が固着
してあり、ブレード5の基部9とブレードブラケット1
3との問に装着した楔部材27であるテーバーリング2
9に螺合した固定ネジ31により、カウンタバランス部
材19はブレード5に固着してある。
また、カムフロア部材21は、前記カウンタバランス部
材19の外側に設けられ、カムフロア33を回転自在に
支承したカムレパー35が、ブレード5の基部9に装着
されて構成されている。
材19の外側に設けられ、カムフロア33を回転自在に
支承したカムレパー35が、ブレード5の基部9に装着
されて構成されている。
上記構成により、後述するアクチュエータ37によりカ
ムフ0ア33を介してブレード5は回動自在となる。
ムフ0ア33を介してブレード5は回動自在となる。
アクチュエータ37は、ハブ本体7の内部に設けられ、
ハブ本休7に係止したアクチュエータリング39とハブ
キャップ41に一体的に設けたスライド軸軸受43にて
、カムディスク45は前後方向く第3図において左右方
向〉へ移動自在に装着されている。このカムディスク4
5の先端例(第3図において右側〉の外周に、前記カム
フロア33が嵌挿され、カムディスク45の後端側に一
休的に設けたスライド軸47の先端にロータリーシール
49が装着されている。
ハブ本休7に係止したアクチュエータリング39とハブ
キャップ41に一体的に設けたスライド軸軸受43にて
、カムディスク45は前後方向く第3図において左右方
向〉へ移動自在に装着されている。このカムディスク4
5の先端例(第3図において右側〉の外周に、前記カム
フロア33が嵌挿され、カムディスク45の後端側に一
休的に設けたスライド軸47の先端にロータリーシール
49が装着されている。
カムディスク45の@芯には、前記ロータリーシール4
9の空気流入穴と連通する流路51が穿設され、カムデ
ィスク45の内部は空気室53が形成されている。なお
、カムディスク45とハブキャップ41との間にはコイ
ルスプリング55が装着され、常時カムディスク45を
アクチュエータリング39側へ付勢している。
9の空気流入穴と連通する流路51が穿設され、カムデ
ィスク45の内部は空気室53が形成されている。なお
、カムディスク45とハブキャップ41との間にはコイ
ルスプリング55が装着され、常時カムディスク45を
アクチュエータリング39側へ付勢している。
上記構成により、図外の圧縮空気源より供給ざれた圧縮
空気はロータリーシール49より流路51を通り空気室
53に流入する。空気室53に流入した圧縮空気の押圧
力によりカムディスク45を、コイルスプリング55の
付勢力に抗して第3図において左側へ移動させる。カム
ディスク45の移動により、カムディスク45に嵌挿し
たカムフロア33は回動し、カムレパー35を介してブ
レード5を回動させ、ブレード5のピッチを運転中に自
由に変更できるようになっている。
空気はロータリーシール49より流路51を通り空気室
53に流入する。空気室53に流入した圧縮空気の押圧
力によりカムディスク45を、コイルスプリング55の
付勢力に抗して第3図において左側へ移動させる。カム
ディスク45の移動により、カムディスク45に嵌挿し
たカムフロア33は回動し、カムレパー35を介してブ
レード5を回動させ、ブレード5のピッチを運転中に自
由に変更できるようになっている。
なお、本実施例では作動源として圧縮空気を使用したが
、油圧でも、電動機等により機械的に作動させることも
可能である。
、油圧でも、電動機等により機械的に作動させることも
可能である。
前記可変翼ブレード旋回装置3の可変響部取付構造につ
いて、更に詳細に説明する。
いて、更に詳細に説明する。
第1図および第2図を参照するに、ハブ本休7にブラケ
ットリテーナ17を複数本の締結ポルト57にて固着し
、ブレード5の基部9に設けたネジ11にブレードブラ
ケット13を螺合し、ブレードブラケット13と前記ブ
ラケットリテーナ17間には、スラスト軸受15が装着
されている。
ットリテーナ17を複数本の締結ポルト57にて固着し
、ブレード5の基部9に設けたネジ11にブレードブラ
ケット13を螺合し、ブレードブラケット13と前記ブ
ラケットリテーナ17間には、スラスト軸受15が装着
されている。
なお、ブラケットリテーナ17がプレートブラケット1
3に接する面には、複雑な段イ・1形状の係止部59が
形成されている。
3に接する面には、複雑な段イ・1形状の係止部59が
形成されている。
上記構成により、ブレード5はスラスト軸受15を介し
てハブ本休7に対して回動自在となる。
てハブ本休7に対して回動自在となる。
そして、ハブ本体7にブラケットリテーナ17を別部品
として係止せしめ、従来のごときハブ本休7からの削り
出しによって係止部59を形威していたのと異なり、別
部材により組合せた。このため、ハブ本休7の加工は単
純かつ精度を必要としない円筒穴加工で済み、分割によ
り部品点数が増加するが、安価に製作できるようになっ
た。
として係止せしめ、従来のごときハブ本休7からの削り
出しによって係止部59を形威していたのと異なり、別
部材により組合せた。このため、ハブ本休7の加工は単
純かつ精度を必要としない円筒穴加工で済み、分割によ
り部品点数が増加するが、安価に製作できるようになっ
た。
また、ブレードブラケット13とブレード基部9との結
合は、大口径のネジ11により結合されており、強度の
向上とゆるみ止めの効果があり、信頼性を大巾に向上さ
せることができる。更に,従来に比べブレード根本部6
1に締結ボルトがないので、切り欠きによる強度の低下
がなく、ブレード根本部61の形状に制約が生じないの
で性能の向上が可能となる。
合は、大口径のネジ11により結合されており、強度の
向上とゆるみ止めの効果があり、信頼性を大巾に向上さ
せることができる。更に,従来に比べブレード根本部6
1に締結ボルトがないので、切り欠きによる強度の低下
がなく、ブレード根本部61の形状に制約が生じないの
で性能の向上が可能となる。
ブレード5の基部9に螺合したブレードブラケット13
のゆるみ+tめとして、楔部祠27が設けられている。
のゆるみ+tめとして、楔部祠27が設けられている。
すなわち、ブレード5の基部9には楔部材27であるテ
ーバリング29が係合され、このテーバリング29はカ
ウンタバランス部材19のカウンタバランスメンバ23
を貫通した複数本の固定ネジ31で螺合されている。ま
た、カウンタバランスメンバ23の両先端にはカウンタ
ウェイト25が固着されている。
ーバリング29が係合され、このテーバリング29はカ
ウンタバランス部材19のカウンタバランスメンバ23
を貫通した複数本の固定ネジ31で螺合されている。ま
た、カウンタバランスメンバ23の両先端にはカウンタ
ウェイト25が固着されている。
上記構成により、固定ネジ31を締め上げると、テーバ
リング29は移動しテーバ面63により楔効果を発揮し
て、ブレードブラケット13をカウンタバランスメンパ
23を介してブレード5に固定することができる。なお
、固定ネジ31を弛めると、テーバリング29とブレー
ドブラケット13間のテーバ面63に隙間ができ、締結
状態を解除できる。
リング29は移動しテーバ面63により楔効果を発揮し
て、ブレードブラケット13をカウンタバランスメンパ
23を介してブレード5に固定することができる。なお
、固定ネジ31を弛めると、テーバリング29とブレー
ドブラケット13間のテーバ面63に隙間ができ、締結
状態を解除できる。
このため、簡単な構造にして信頼性が高く、微妙なカウ
ンタバランス角度の再調整が任意の角度で容易にでき、
据付現場における制御方式の変更などに、フレキシブル
に対応することができる。
ンタバランス角度の再調整が任意の角度で容易にでき、
据付現場における制御方式の変更などに、フレキシブル
に対応することができる。
カウンタバランス部材19の下側(第1図において下側
〉には、カムフロア部材21が装着されている。すなわ
ち、カムフロア33を回転自在に支承したカムレパー3
5が、ブレード5の基部9先端にボルト等により締結さ
れている。
〉には、カムフロア部材21が装着されている。すなわ
ち、カムフロア33を回転自在に支承したカムレパー3
5が、ブレード5の基部9先端にボルト等により締結さ
れている。
上記構成により、カムフロア部材21は前jボしたアク
チュエータ37の作動により、カムフロア33より力ム
レパー35を介してブレード5を回動せしめ、ピッチを
運転中に自由にブレード角度を変更することができる。
チュエータ37の作動により、カムフロア33より力ム
レパー35を介してブレード5を回動せしめ、ピッチを
運転中に自由にブレード角度を変更することができる。
上述したごとく、従来の一体削り出しを止めて、ブラケ
ットリテーナ17を設けたので、部品点数は増加するが
、機械を工作上最も難しく高精度の工作機械と、熟II
度の必要なハブ本体加工が、単純かつ精度を必要としな
い構造となり、安価で効率の良い製作が可能となる。ま
た、別部品としたブラケットリテーナ17は汎用自動旋
盤等で低価格で加工が可能となり、必要以上の高精度が
容易に得られるので、信頼性向上と組立工数の減少を図
ることができる。
ットリテーナ17を設けたので、部品点数は増加するが
、機械を工作上最も難しく高精度の工作機械と、熟II
度の必要なハブ本体加工が、単純かつ精度を必要としな
い構造となり、安価で効率の良い製作が可能となる。ま
た、別部品としたブラケットリテーナ17は汎用自動旋
盤等で低価格で加工が可能となり、必要以上の高精度が
容易に得られるので、信頼性向上と組立工数の減少を図
ることができる。
なお、ブラケットリテーナ17を例えば軽合金で製作す
ることにより、高速回転時の遠心力による応力を減少で
き、重組軽減、フライホイール効果の軽減に寄与するこ
とができる。また、ブレード5の取り付け構造は、ネジ
11によるため構造が簡単となり、信頼性、コストダウ
ンが得られ、従来のボルト組付けに比べブレード根本部
61の形状に制約がなく、空力的最良形状に設1トする
ことができ、性能向上を図ることかでぎる。
ることにより、高速回転時の遠心力による応力を減少で
き、重組軽減、フライホイール効果の軽減に寄与するこ
とができる。また、ブレード5の取り付け構造は、ネジ
11によるため構造が簡単となり、信頼性、コストダウ
ンが得られ、従来のボルト組付けに比べブレード根本部
61の形状に制約がなく、空力的最良形状に設1トする
ことができ、性能向上を図ることかでぎる。
更に、ブレードブラケット13とブレード5のゆるみ+
hめとしては、カウンタバランスメンバ23と楔部拐2
7であるテ.−バリング29のテーバ面63により、強
力な模効果が発揮され固着でき、確実なゆるみ止めが得
られる。また、楔部祠27はカウンタバランス部材19
の取付固定を兼ねており、微妙なカウンタバランス角度
の再調整が任意の角度で容易に確実にでき、据付現場に
おける制御方式の変更などにフレキシブルに対応するこ
とが可能となる。
hめとしては、カウンタバランスメンバ23と楔部拐2
7であるテ.−バリング29のテーバ面63により、強
力な模効果が発揮され固着でき、確実なゆるみ止めが得
られる。また、楔部祠27はカウンタバランス部材19
の取付固定を兼ねており、微妙なカウンタバランス角度
の再調整が任意の角度で容易に確実にでき、据付現場に
おける制御方式の変更などにフレキシブルに対応するこ
とが可能となる。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることなく
、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実施
し得るものである。
、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実施
し得るものである。
[発明の効果]
以上のごとき実施例の説明より理解でぎるように、この
発明によれば、可変翼ブレード旋回装置の旋回部をブレ
ードブラケットを介してハブ本体に組込み、複雑なハブ
側形状を別部品であるブレードブラケット側に加工した
ので、従来高価であったハブ本体を安価に製作すること
ができる。
発明によれば、可変翼ブレード旋回装置の旋回部をブレ
ードブラケットを介してハブ本体に組込み、複雑なハブ
側形状を別部品であるブレードブラケット側に加工した
ので、従来高価であったハブ本体を安価に製作すること
ができる。
また、強度、ゆるみ等設計的問題のあったブレードの締
結方法を、充分な強度余裕を持つ大口径のネジにより強
固に組付けたので、強度上の信頼性の向上を図ることが
できる。
結方法を、充分な強度余裕を持つ大口径のネジにより強
固に組付けたので、強度上の信頼性の向上を図ることが
できる。
更に、ブレードとブレードブラケットの固定は、カウン
タバランス部材をブレードへ固定するため楔部材を介し
て行なったので、確実にして簡単に固定できゆるみ止め
効果を発揮し、加えて、カウンタバランス部材を任意の
角度に取付け、繰返し再調整を行なうことができる。
タバランス部材をブレードへ固定するため楔部材を介し
て行なったので、確実にして簡単に固定できゆるみ止め
効果を発揮し、加えて、カウンタバランス部材を任意の
角度に取付け、繰返し再調整を行なうことができる。
而して、大巾な強度、信頼性の向上と、構造節素化によ
るコストダウンを図ることができる。
るコストダウンを図ることができる。
第1図および第2図はこの介明に係る主要部を示し、第
1図は第4図における工矢視部の拡大図、第2図は第1
図にお1ノる平而図、第3図乃至第5図はこの発明を実
施する一実論例の可変買軸流ファンを示し、第3図は断
面図、第4図は第3図における一部断面を含む正面図、
第5図は第4図におけるV矢視図、第6図は従来の可変
翼ブレード旋回装躍の断面図である。 1・・・可変翼軸流ファン 3・・・可変翼ブレード旋回装置 5・・・ブレード 7・・・ハブ本体9・・・基
部 13・・・ブレードブラケット 15・・・スラスト軸受 17・・・ブラケットリテーナ 19・・・カウンタバランス部材 27・・・楔部材 第2図 1・・・可変買輔流フ7ン 3・一可変買ブレードsi回装雪 5・・・ブレード 7・・・ハブ本体9・・・基
部 13・・・ブレードブラケット 15・・・スラスト軸受 17・・・ブラケットリテーナ 19・・・カウンタバランス部材 27・・・襖部材 第 1 図
1図は第4図における工矢視部の拡大図、第2図は第1
図にお1ノる平而図、第3図乃至第5図はこの発明を実
施する一実論例の可変買軸流ファンを示し、第3図は断
面図、第4図は第3図における一部断面を含む正面図、
第5図は第4図におけるV矢視図、第6図は従来の可変
翼ブレード旋回装躍の断面図である。 1・・・可変翼軸流ファン 3・・・可変翼ブレード旋回装置 5・・・ブレード 7・・・ハブ本体9・・・基
部 13・・・ブレードブラケット 15・・・スラスト軸受 17・・・ブラケットリテーナ 19・・・カウンタバランス部材 27・・・楔部材 第2図 1・・・可変買輔流フ7ン 3・一可変買ブレードsi回装雪 5・・・ブレード 7・・・ハブ本体9・・・基
部 13・・・ブレードブラケット 15・・・スラスト軸受 17・・・ブラケットリテーナ 19・・・カウンタバランス部材 27・・・襖部材 第 1 図
Claims (1)
- 複数の翼とその可変翼ブレード旋回装置を有する軸流フ
ァンにおいて、ハブ本体にブラケットリテーナを設け、
ブレードの基部にブレードブラケットを螺合し、このブ
レードブラケットと前記ブラケットリテーナとの間に設
けたベアリングを介して前記ブレードを回動自在に設け
、このブレードの基部と前記ブレードブラケットとの間
に設けた楔部材を介してカウンタバランス部材を前記ブ
レードに固定してなることを特徴とする可変翼軸流ファ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1227618A JPH07107400B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 可変翼軸流ファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1227618A JPH07107400B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 可変翼軸流ファン |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6970693A Division JP2812633B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 可変翼軸流ファン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392598A true JPH0392598A (ja) | 1991-04-17 |
JPH07107400B2 JPH07107400B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=16863754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1227618A Expired - Fee Related JPH07107400B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 可変翼軸流ファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107400B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8020423B2 (en) | 2007-06-21 | 2011-09-20 | Metal Industries Research & Development Centre | Electronic casing and method of manufacturing the same |
CN107250554A (zh) * | 2015-02-12 | 2017-10-13 | 巴鲁法蒂股份公司 | 用于冷却机器/车辆中的冷却剂的风扇的预组装叶片和设置有所述叶片的风扇 |
CN108087099A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-29 | 雪龙集团股份有限公司 | 一种散热器自动除尘装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59208199A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | Hitachi Ltd | 送風機翼可変装置 |
JPS60212695A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-24 | Hitachi Ltd | 軸流フアンの動翼締結構造 |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP1227618A patent/JPH07107400B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59208199A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | Hitachi Ltd | 送風機翼可変装置 |
JPS60212695A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-24 | Hitachi Ltd | 軸流フアンの動翼締結構造 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8020423B2 (en) | 2007-06-21 | 2011-09-20 | Metal Industries Research & Development Centre | Electronic casing and method of manufacturing the same |
CN107250554A (zh) * | 2015-02-12 | 2017-10-13 | 巴鲁法蒂股份公司 | 用于冷却机器/车辆中的冷却剂的风扇的预组装叶片和设置有所述叶片的风扇 |
CN108087099A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-29 | 雪龙集团股份有限公司 | 一种散热器自动除尘装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07107400B2 (ja) | 1995-11-15 |
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