JPH039232A - 圧力検出方法および圧力センサ - Google Patents

圧力検出方法および圧力センサ

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JPH039232A
JPH039232A JP14284389A JP14284389A JPH039232A JP H039232 A JPH039232 A JP H039232A JP 14284389 A JP14284389 A JP 14284389A JP 14284389 A JP14284389 A JP 14284389A JP H039232 A JPH039232 A JP H039232A
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pressure
distance
electrodes
electrode
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JP14284389A
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Inventor
Katsuo Wada
勝男 和田
Etsuji Minami
南 悦治
Shozo Kobayashi
省三 小林
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は圧力検出方法およびその方法を用いた圧力セン
サに関し、更に詳しくは相対向する2つま電極から構成
される一対、またはそれ以上の複数対の電極部を有し、
各電Iの間に流れろ電流値、または、対向する電極間に
印加する印加電圧が電極間距離の変化により変動するこ
とを利用して圧力の検出を行うようにした圧力検出方法
ならびにその方法を用いた圧力センサと、圧力の変動を
距離変動に変換する変換機構に関する乙のである。
(ロ)従来の技術 従来のこの種の圧力検出方法を用いた圧力センサとして
は、 ■水銀、水、油などの液性の長さの圧力による変
位により検出を行うマノメータ、■Ni−Cr、Fe−
Niなどの金属片を用いて圧力変動により生じたひずみ
により変化する抵抗値より検出を行うひずみゲージ、 ■圧力変動により生じたひずみによって素子内部の分子
構造に分極が起こる結果、素子に電圧が生じる圧電効果
を利用する圧電素子など、■圧力の減少にともない熱伝
導度が低下することをfIJ用してNrCr−Niなど
の金属線の温度により変化する熱起電力を検出する熱電
対真空計、ピラニゲージなど、 ■放電が開始される電圧が圧力に依有することを利用し
たガイスラ管、 ■気体の電離現象を利用した電離真空計などがある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の方法では、例えば■のマノメータで
は、小型の素子を構成することは困難であり、■のびず
みゲージ、■の圧電素子などでは、各々の素子に特有の
感度が、その材料定数、形状などから一意的に決まって
しまうため、−個の素子から異なった感度を得ることは
期待できない。
また、■、■の方法では、センシングを行う圧力の範囲
が限定されてしまうといった欠点があった。このような
ことから、小型の圧力センサで、高感度の圧力検出がで
き、かつ圧力の検出範囲が広くとれて一個の素子で異な
った感度を得られるものが望まれていた。
本発明は、従来に提案されていない新しい圧力検出方法
と、それを応用した圧力センサ(素子)について提案す
るものである。
(ニ)課題を解決するための手段 請求項第1項、第2項、第3項の発明に係る圧力検出方
法は、上記の問題を解決するために2つまたはそれ以上
の電極を、ある微小なギャップ間隔をあけて対向させて
、これら電極間に電圧を印加した時に流れる電流、例え
ばトンネル電流または電界放出電流などを利用して圧力
の検出を行うことを特徴とするものである。
すなわち、請求項第1項の方法では、圧力の変動により
電極間の距離が変化したときに、電極間に印加する電圧
を一定または制御した状態で、電流値の変化を検出する
ことにより圧力検出を行う。
請求項第2項の方法では、圧力の変動により電極間の距
離が変化した時に電極間に流れる電流値を一定または制
御した状態で、電圧値の変化を検出することにより圧力
検出を行う。
請求項第3項の方法では、圧力の変動により電極間の距
離が変化した時に、電極間に印加する電圧および電極間
に流れる電流値を一定または制御した状態に保つために
、iJ電極間距離を変動さ仕るための電極間変化補正手
段、たとえば圧電素子などにより電極間の距離を変動さ
せて、このとき距離変動手段を駆動するための信号を検
出することにより圧力検出を行う。
請求項第4項、第5項、第6項の発明では、上記請求項
第1項、第2項、第3項に述べた圧力検出方法を応用し
た圧力センサでは、電極を、バネ鋼などの金属、セラミ
ックス、プラスチックス、合成樹脂などからなる弾性材
を含めた固定部材で支持し、素子に加わった圧力により
、これら弾性部材が弾性変形を起こすことにより電極間
の距離の変化に変換することを特徴としている。
また、特に、請求項第6項の圧力センサでは、該センサ
に電極間距離を補正するための電極間距離変化補正手段
を有することを特徴としている。
このように上記の圧力検出方法を用いて圧力センサを構
成することにより、小型の素子を構成することか可能と
なり、また電極間に流れる電流の特性は、例えばトンネ
ル電流の場合、電極間に印加する電圧の大きさにより電
照間距離に対する電流値の変化率が変化するので、印υ
0電圧により、圧力センサの感度が変化できろ。また、
圧力センサを構成する電極、固定部材の材質や形状を変
化させろことによっても圧力センサの感度およびセンシ
ングできる圧力の範囲か変化できる。
さらに、請求項第7項の発明は、素子の距離変化によっ
て圧力の変化を検出する圧力センサ、例えば請求項第1
項、第2項、第3項の検出方法を応用した圧力センサな
どで、これは素子の一部に弾性ヒンジ機構を用いること
により素子にかかる圧力による素子の変位を拡大して伝
達を行うものである。
請求項第8項の発明は、素子の距離変化、ひずみによっ
て圧力の検出を行う圧力センサで、素子を構成する部材
の強度に対して圧力が非常に大きい場合、素子の部材が
塑性変形し、圧力が除去された後も素子には残留歪が生
じることを利用して、素子が経験した圧力の検出を行う
ものである。
(ホ)作用 請求項第1項、第2項、第3項に示した圧力検出方法に
よると、相対向する2つの電極から構成される一対また
はそれ以上の複数対の電極部の各電極間に電圧を印加し
たときに流れる電流を検出して電極間の距離変化から圧
力を検出するので、この方法を用いた圧力センサとして
は非常に簡単な構造で小型のものが作製可能となり、圧
力検出の感度およびその範囲は、電極間の距離と電流と
の関係、素子の材質、形状などで決めることができる。
請求項第7項に示した弾性ヒンジ機構により、圧力によ
る素子の距離変化が拡大されるので、検出感度を向上さ
せることができる。
請求項第8項に示した素子によれば、非常に小型の素子
であっても非常に大きな圧力の検出を行うことができる
(へ)実施例 本発明を第1図ないし第12図に示す実施例に基づき詳
述する。しかし、これによってこの発明が限定されるも
のではない。
本発明の圧力検出方法および圧力センサでは、圧力を検
出するための検出部としての電極の数は2個とは限らず
、2個以上の複数量であってもよい。特に、素子に加わ
る圧力が等方的でなく、これらの圧力の向きと大きさを
検出する場合には、それに応じた電極の数をもった素子
により検出を行う。
以下説明する実施例では、特に断りのない限り2個の電
極をもつ場合について説明を行うが、さらに多くの電極
をもつ場合であっても原理的には同じである。
第1図は本発明である圧力センサの動作原理を示した図
である。
圧力センサの構成は、基本的に電極部1a、1bと、電
極を固定する固定部2から成り、固定部2は外力が働く
前の状態で電極1a、1bを一定の距離dだけ離れた状
態に保ち、外力が加わったとき外力の大きさに応じて電
極間の距離をd+△dに変位させる弾性部3を有する。
この際、弾性部3に加わる力Fと変位△dの関係が線形
の場合F=k・△d ・・・・・(A) なる関係式が成立する。ここで、kは弾性部3の変位方
向の全体でのばね定数である。
しかし、弾性部3の材質、構造により、(A)式が成立
するとは限らない。また、固定部2は、弾性部3の他に
、電極間距離の変位に直接寄与しない支持部4をもって
いてもよい。
而して電極1a、lbの間に電圧■を印加すると、電極
1a、lbの間隔dが十分に微小であれば電極間に、例
えば、トンネル電流、電界放出電流などの電流■が流れ
る〔第1図(a)参照〕。このとき、電極の単位面積当
りから放出される電子の量、つまり電流密度Jは電界強
度Fに対してJocexp(−1/F)なる関係をもつ
ことが知られており、電極間の印加電圧Vを一定とした
とき、F=V/dであるので J oc6Xp (−d )・・・・・(B)か成り立
ち、電流密度Jは電極間距離dの変化に対して指数関数
的な変化を示す。
以上のような、電極間に流れる電流値を理論的に計算し
た例を第2図に示す。第2図は“JOURNAL OF
 APPLIED PHYSICS  VOL、34.
  NO,6(1963)  P1793〜、のJ、G
、SIMMONSの論文[論文タイトル’Ge−ner
alized Formula for the El
ectric TunnelEffect  betw
een  51m1lar  Electrodes 
 5eparaLedby a Th1n Insul
ating Film”]をらとにして、大阪大学工学
部精密工学科、森勇蔵教授の研究室でシミュレーション
計算を行った計算結果である。
第2図(a)は上記シミュレーション計算を行うための
電極のモデルを示している。モデルとして一方を平板の
電極12Lとし、もう一方の電極を先端曲率半径Rの回
転楕円体状の電極1bとし、これらの電極1ユとtbが
距離dを隔てて対向しており、平板層i1aが電極1b
に対して負の電圧−■に印加されているものとする。
このとき、電極tbより電極1aに流れる電流値を第2
図(b)、 (c)、 (d)に示す。また、これら図
中に計算の条件を記す。φ1は電極1aの仕事関数、φ
、は電極1bの仕事関数、■は電極1a、tb間の印加
電圧、Rは回転楕円体状の電極1bの先端曲率半径を示
す。
この際、第2図(b)は、電極1a、Ib間の印加電圧
Vを0.01ボルト、0.1ボルト、1ポルトと変化さ
せた場合の電極間距離dの変化に対する電流値Iの変化
を示している。
ここで、電極の材質としてタングステンWでは仕事関数
φは、φ= 4.55eV (エレクトロン・ボルト)
、Auではφ=5.leV程度であり、この仕事関数に
より電極間を移動する電子か受けるエネルギー障壁の高
さが決まり、I−d特性がφにより変化する。
使用する電極材料としては、他にMOあるいはW−Re
、W−Os、W−Trなどの合金や、アルカリ・アルカ
リ土類金属、希土類金属を基調とするもの、およびそれ
らにBaOやZrOの単原子層を吸着または含浸さ仕た
もの、その他の金属及び■族、■−■族、II−VI族
の半導体、導電性のセラミックスや高分子材料を用いる
ことができる。
第2図(c)は平板電極1aの材質を変えて仕事関数φ
、を4eV、5eV、6eVと変化させた場合の電極間
距離dの変化に対する電流1直Iの変化を示している。
シミュレーションの条件は第2図(C)中に示した通り
である。
第2図(d)は、回転楕円体状の電極1bの先端曲率半
径Rを100人、1000人、1μm、l04o++と
変化させた場合の電極間型Mdの変化に対する電流値■
の変化をシミュレーション計算によって示した乙のであ
る。この際のシミュレーションの条件は、第2図(d)
中に示した通りである。
以上のシミュレーション結果かられかるように、第2図
(b)、 (c)、 (d)によれば電極間距離dの変
化に対して、流れる電流の値Iは指数関数的な変化を示
す。
また、印加電圧、電極の材質、電極の形状により電極間
型t!lidに対する電流値[の対数1og[の傾きは
相異なることがわかり、上記の3つの条件のうちのどれ
かを変えて、他は同一の素子を作製すれば距離dの変化
に対する電流値■の感度が異なる素子を得ることができ
る。
例えば、同一の素子を用いて電極間の印加電圧■を変化
さ仕れば同じ素子て感度の異なるものが得られる。
また、電極1a、Ib間に印加する電圧の極性を上記シ
ミュレーションでは電極1aを電極【bに対して負の電
圧としたが、逆の極性であっても、前記の場合と比べ、
若干の感度の変化を示すものの、同様に、■はdに対し
て指数関数的変化を示す。
第1図(a)で説明したような構造をもつ素子を用いた
場合、2つの電極1aとIbが十分に近づいていれば、
電極間に電圧を印加すると、第2図で説明したような特
性をもつ電流が流れる。
すなわち、第1図(a)では素子に力が動いておらず電
極間の距離りはD=dで一定しており、この時電流値■
の電流が流れる。
次に、第1図(b)で示したように、素子の電極laと
1bを接近させるような方向で素子に圧力FIが加わる
と固定部2の中の弾性部3が変形して△d1だけ縮む。
このとき電極間の距HDはD=d−△d1となり、電流
値は、指数関数的に増加して■+△rlとなる。
逆に、第1図(c)で示したように、素子の電極laと
1bを引き離す方向で素子に圧力F、が加わると、固定
部2の中の弾性部3が変形して△d、たけ伸長し、電極
間型HDはD=d+△dtとなり電流値は指数的に減少
して■−△1、となる。
以上、説明したように、第1図(a)の素子に圧力がか
かるに従って素子は変形し、T11極間距離が変化する
。このとき、電極間の印加電圧を一定とすると流れる電
流値は電極間の距離変化に応じて増減する。したかって
、印加電圧を一定にした状態でこの増減する電流値を検
出することによって、素子に加わる圧力を高感度にセン
ソングすることが可能となる。
また、逆に、14流値が常に一定となるように印加電圧
を制御し、この電圧値の変化を検出することによっても
同様に、素子に加わる圧力のセンシングを行うことがで
きる。以上に述べたような電流、電圧の制御を行う制御
系の例は走査型トンネル顕微鏡(STM)などでよく紹
介されている。
なお、第2図のシミュレーション計算では、方の電極を
平板とし、もう一方の電極を回転楕円体としたが、それ
によって圧力センサの電極形状を制限するものではない
。電極の形状、大きさは、圧力センサとして要求される
感度特性を満たすものであれば良く、必要に応じて任意
の形状を取れば良い。
第3図(a)〜(g)に電極La、lbの形状の例をそ
の断面で示す。
第3図(a)は、平面形状の平板電極であり、最も製作
が容易であり、例えば基板上に蒸着、電鋳などによって
形成することができる。
第3図(b)は、半球状のドーム型電極であり、素子が
変位した際に電極が傾いても、その傾きに依存せずに球
の中心から対向する電極までの距離の変動のみで電流値
が決まり、電極の傾きによる誤差等が生じにくい。
第3図(C)は、第2図のシミュレーションで述べた回
転楕円体状の電極である。
第3図(d)、 (e)、 (Dは、断面の形状か三角
形状になるものであり、対向する電極との組み合わせに
より、電極間距離と電流との関係に変化を与えることが
できる。
第3図(g)は、半球状の凸部を多数形成してなる電極
で、その表面積を大きく取るように工夫したものである
。第3図(h)は電極の平面図で、そのg−g断面か第
3図(g)に示した図である。
以上に述べた電極形状以外にら様々のものが考えられ、
これらの電極をうまく組み合わけて用いることにより圧
力検出の感度、素子全体の形状、圧力検出の方向性、加
工性などの点で特性の異なるものが作製可能であり、用
途に合った最適のものを設計すればよい。
以上に述べた圧力検出方法を応用した圧力センサの実施
例について、第4図から第9図までを用いて説明する。
第4図はこの発明における圧力センサの第1実施例を示
す。
第4図の例では、回転楕円体状の電(Jilaおよび[
bがそれぞれ、楕円断面形状の弾性部32L、3bに固
定され、これらが、リング状の支持部4を介して接合さ
れた構造を持っている。弾性部3a、3bは、例えばプ
ラスチックスなどの高分子材料、ゴム、あるいはAl、
Cu、Znなどの金属やセラミックスなどを材質とした
薄膜でできている。支持部4は弾性部3よりも剛なる材
質のものを使用して、偏平なカプセル状とする。
このような素子の形状のために、素子に等方向な圧力が
加わっても、この圧力の変化は電極間の距離の変化とし
て効率よく変換される。
また、弾性部3a、3bの材質として導電性の材料を用
いた場合、電極12Lおよびlbとこれらに対応する弾
性部3aおよび3bの間、または弾性部3aと3bの間
に、電気的な絶縁体を配することを必要とする。
さらに、電極1aと弾性部3ilL、電極1bと弾性部
3bをそれぞれ一体として構成することも可能であり、
この場合には支持部4の材質として電気的な@縁材料、
例えば、S i Ov、 A l tos、ゴム材料、
プラスチックスなどを用いれば良い。
第4図(a)の素子の圧力による変形を第4図(C)お
よび(d)に示す。電極12L、lbを、接近させるよ
うな方向で素子に圧力F、が加わったり[第4図(C)
参照]、引き離す方向で素子に圧力F、が加わったり[
第4図(d)]して変形する様子は第1図の原理図です
でに説明しており、重複するので説明を省略する。また
、この素子を含め以下に紹介する素子に、保護膜を塗布
、コーティングすることにより素子の耐環境性を向上さ
せることができる。
第5図はこの発明における圧力センサの第2実施例を示
す。
第5図の応用例では、電極1a、lbは支持部4a、4
bに固定されたうえで、支持部4a、4bよりも柔軟な
材質でできた弾性部3で連結された構造の素子を示して
いる。
第5図(a)の素子の圧力による変形を第5図(b)お
よび(c)に示す。第5図(b)では素子に加わる圧縮
の力F、が、電極間距離を垂直に縮める方向に加わり、
弾性体3が、その軸方向(弾性体の長手方向)に変形し
て電極間距離を縮める。
また、第5図(c)は、逆に索子に引っ張りの力F、が
働き、−弾性体3が軸方向に伸長し電極1a。
1bを引き離す。
第5図の例では、弾性体3に加わる軸方向の力により素
子の変形が起こる例であったか、軸方向と垂直な方向(
弾性体の短手方向)に力がかかることにより、対向する
電Iの重なり合う面積が変化して圧力を検出できる圧力
センサの第2実施例を第6図に示す。
第6図の例の素子では第5図のものとほぼ同じ構造をと
っており、断面でみると、支持部4a。
4bが電極部1a、Ibと弾性部3a、3bを互いに連
結する部分104a、104bと、弾性部を覆うように
して弾性部3a、3bの軸方向と平行にある部分104
c、104dとからできており、L字型を成している。
第6図(b)、 (c)に示したように、このL字型の
支持部4a、4bの、弾性部3a、3bの軸方向と平行
な部分104c、104dに軸方向に垂直な方向に圧縮
力F、あるいは引っ張り力F、が加わると弾性部3aと
3bは軸方向と垂直な方向に曲がり、その結果、電極1
aとtbの対向して重なり合う面積がSから、S−△S
、あるいはS−へS、に変化し、また、同時に図示はし
ていないがII電極間距離dも若干変化するために、素
子に加わった圧力の変化により、電極間に流れる電流値
か変化することを利用して圧力を検出できることになる
第7図の応用例では、電極1a、lbが弾性部3a、3
b上に固設され、この弾性部3a、3bが支持部4によ
り連結された構造をとっている。
第7図(b)、 (c)に示した、電極1a、lbの隔
離された方向に圧縮の力F3.引つ張りの力F2が働く
と、弾性部3a、3bは、電極の距離方向に曲げ変形を
起こす結果、電極間の距離が変化することになる。
第8図の応用例では、固定部全体が圧縮の力F1.引っ
張りの力F、によってii極間距離の変化に寄与する変
形を引き起こし、それぞれ第8図(b)、(C)のよう
な変形をする。
第9図の応用例では、Siなどの半導体、または金属、
その他導電性材料の基板11上に、数十〜1000人程
度の厚さの酸化膜などの絶縁層12と、電極13順次を
形成した素子を示し、さらに素子の保護のために表面に
保護膜■4をもうけている。
このような構造の素子で、電[+13と基板11間に流
れる電流については、例えば、PHYSICALREV
IEW B l10L、25 NO,12(1982)
 P7174〜”Experimental Lest
 of quantu+Il−mechanical 
image(orcetheory″by^、Hars
tein、 Z、A、Yeinberg他゛にAl−5
io、−S t、Au−5io、’−9iの素子に流れ
るトンネル電流について、A I  S iO、。
Au5iOt界面の障壁の取り扱いについて述べられて
いる。特に、絶縁層として微細な空孔を多く含む層を持
った酸化膜や材質的に柔軟な材料、例えば、ゴム材料、
プラスチックスなどによる膜形成を行うことにより、素
子の感度を向上することができる。
すなわち、第9図の例では、第9図(b)で示したよう
に、一方向からの力Fが加わったとき、基板2、絶縁層
12、電極13がともに変形を起こし、その結果、基板
IIと電極13間に流れる電流か変化する。
この時の電流が変化する原因として、 (i)上記のような基板11と電極13間の距離の変化
によるものや、 (11)基板11と電極13自身が変形するためや、(
iii)基板2と電極13間の電界強度分布が変化する
ことによる影響、 (IV)基板1K、絶縁層12、電極13が各々変形し
た時の内部の歪みにより、基板11、絶縁層12、電極
13の電子のエネルギー状態が変化することによる影響
などが考えられる。これらの原因により、素子に圧力が
加わった時の基板2と電極13の間に流れる電流を検出
することにより、圧力の大きさを検知するこが可能とな
る。第9図のような素子では、特に小形化、微細化が可
能となる。
以上、述べてきたように、相対向した一対の電極部と、
電極を支持する弾性部を含む固定部で構成される簡単な
素子を用いて、電極間に流れる電流を利用して圧力セン
サを構成することができ、また、電極、支持部材、弾性
部材の材質、形状などを変えることによって感度の異な
ったセンサか実現可能である。
第10図は第1図で説明した圧力検出方法で用いた素子
の構造で、電極1a、Ibのどちらか一方、または両方
に電極1aと1bの間の距離を調整するための電極間距
離変化補正手段5、例えば圧電素子を電極と固定部の間
に配した構造の素子を用いた圧力検出方法を説明するた
めの図である。
第10図に示した素子では、電極1aとIb間に印加す
る電圧Vを一定として、電i1aとIb間に流れる電流
■を検出する。そして、この電流■と基準電流値I0と
の差T−t、を零とするように、言いかえると■が常に
基準電流値■。で一定となっているように電極lλとI
b間の距離を一定の距離d。に保つために上記電極間距
離変化補正手段5によってi極12L、Ib間の距離を
調整する。
例えば、第10図(b)に示すように、素子に外部から
の圧力Fが加わり、弾性部3が△dだけ電極1a、lb
間の距離を縮める方向に変位したとき、この変位Δdを
打ち消すために、圧電素子5が△dだけ収縮することに
より電極間距離を一定(adoに保持できる。このとき
の圧電素子5を△dだけ収縮させるために圧電素子5に
入力した信号を検出することにより逆に素子に加わった
圧力Fか検出されることになる。
第1O図で説明した圧力検出方法により、第4図から第
9図までに示した応用例で用いたのと同様の素子であっ
て、その素子中の電極と固定部の間に少なくとも1つの
電極間距離変化補正手段5を設けることによって圧力の
検出が行われる。また、さらに圧力センサが電極間距離
変化補正手段5を有することにより、電極1a、lb間
の距離の週整補正を容易に行うことができるという効果
ら同時に発生する。
第11図は素子にかかる圧力の変化を素子の変形に変換
するために、弾性ヒンジ機構を用いた例である。
第ti図(a)に図示した素子は、素子にかかる圧力の
変位を拡大して素子内の点011点O1間の変位として
伝達する例を示している。素子は、変位に寄与せず、池
の部材よりも剛性の高い支持部41.42.43と、素
子外部から圧力を直接受けて変位を起こす弾性部44と
、支持部4142.43と弾性部44にヒンジ部45.
46を介して連結されたてこ部47からできており、素
子に加わった圧力により生じた弾性部44の変位を、ヒ
ンジ部46を通して、てこ部47中の点P1へ伝達する
。このとき、てこ部47は支持部41゜42.43に対
して、ヒンジ部45を中心として回動可能に連結されて
いるので、てこ部47はヒンジ部45の中心の点P。を
中心として回転し、点P、の変位を点P!へP、P、/
P、P、倍に拡大して伝達する。このとき、例えば、点
P、の下方の点O1゜点O1に電極を配して第1図、第
2図で説明した圧力検出方法を実行することにより、圧
力検出の感度を向上させることができる。
また、点011点0.間に電極のかわりにその他の方式
の圧力センサのうち、変位の検出により圧力の検出が行
えるものを配することによっても、従来の圧力センサの
感度が向上する。
第11図(b)に示した素子は、素子にかかる圧力を拡
大して素子内の点0.,0.の間に伝達するものである
。素子の構成は第11図(a)とほぼ同じであり、その
働きが同じ部分に同じ番号を用いである。第11図(a
)と異なる点は、力のかかる力点P1と、検出を行う作
用点P、の位置関係だけである。
すなわち、第11図(b)で素子に圧力が加わると、ヒ
ンジ部46を伝わった変位△d、と力F、はてこの原理
によって点011点04間に縮小あるいは拡大して伝達
され、変位△d!は△d s = (PoPt/ Po
P + ) x△d1に、力F!はF t= (PoP
、/ P、P、)XF、となる。
従って、点o3、点04間に、圧電素子などの圧力セン
サを配することにより、感度の向上を行うことが可能と
なる。
さらに、上記変位、圧力の拡大あるいは縮小の関係を前
述とは逆に利用することにより、大き過ぎる変位を、圧
力センサの使用可能な範囲へ縮小したり、大き過ぎる圧
力を圧力センサの使用可能な範囲へ縮小する応用法も考
えられる。
上記実施例の構造体を、電子ビーム加工、イオンエツチ
ング、フォト・リソグラフィーなどの除去的な微細加工
技術と、蒸着、電鋳、スパッタリング、CVDなどの耐
着的な微細加工技術を用いて製造することにより、極め
て小型な圧力センサの作成が可能となり、また、この圧
力センサを多数配列することにより、圧力の分布をイメ
ージ化することが可能である。
また、上記第1図から第11図までに示した例では、素
子にかかる圧力による弾性部の変位は、常に弾性的な変
形を意味していた。従って、圧力を除去した後に素子は
もとの状部に戻る。
一方、第11図までに示した同様の素子で、弾性部が塑
性変形を起こすような強大な圧力が加わる時、圧力の除
去後、素子には第12図に示Vたような残留ひずみが生
じて元の状態にもどらない。
この残留ひずみによる素子内の電極間の変位を第1図、
第2図で述べたのと同様な方法で検出して、圧力センサ
がおかれていた環境で経験した最大の圧力の値を第12
図に示した応力とひずみの関係が正確にわかっている材
料、たとえば、Fe。
Cuなどを弾性部に用いることによって検出が可能とな
る。
(ト)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、対向した電極間に流れ
る電流が電極間の距離の変化に対して指数関数的に変化
することを利用して、素子にかかる圧力が、素子を変形
させて、電極間の距離を変位させるときの電流の変化を
検出することにより、素子にか、かった圧力の検出が可
能となる。
また、この方法を用いて、素子を構成する材質、形状、
電極の形状、印加電圧などを変化させることによってセ
ンサの測定範囲、感度を容易に変えることができる。
また、塑性変形による残留ひずみを利用することにより
、素子から出たリード線が腐食されやすい雰囲気や強大
な圧力が加わる場合、移動体の受ける圧力を測定するた
めにリード線の取り付けが不可能な場合など、同時測定
が不可能な場合の圧力の検出が可能となる。
さらに、弾性ヒンジ機構を用いることにより。
素子の受ける変位、力を拡大、縮小して素子に適切な範
囲での測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す圧力検出方法を説明す
るための原理図、第2図(a)は上記実施例におけるト
ンネル電流の流れを示すための構成説明図、第2図(b
)、 (c)、 (d)はそれぞれ上記実施例における
電極間に流れるトンネル電流のシミュレーション結果を
示す特性図、第3図は上記実施例における圧力検出方法
を用いた圧力センサに使用する電極を示す構成説明図、
第4図、第5図、第6図、第7図、第8図および第9図
は上記実施例における圧力検出方法を応用してなる圧力
センサの第■〜第6実施例を示す構成説明図、第10図
は上記各実施例における電極間の距離変動手段を備えた
圧力検出方法を説明するための原理図、第11図は上記
実施例における圧力検出方法により弾性ヒンジ機構を用
いて圧力または変位を拡大して検出を行う圧力センサの
一実施例を示す構成説明図、第12図は素子の塑性変形
を利用する圧力検出方法を用いた圧力センサの変形部に
かかる応力とひずみの関係を示す特性図である。 14・・・・・・保護層、 41.42.43・・・・・・支持部(非変形部)、4
4・・・・・・弾性部または変形部、45.46・・・
・・・ヒンジ部、 47・・・・・・てこ部 104a 、 104b 、 104c 、 104d
 −支持部。 Ia、lb・・・・・・電極、 2・・・・・・固定部、 3.3 a、3 b、3 c、3 d−弾性部または変
形部、 4.4a、4b・・・・・・支持部(変形部を含む)ま
たは非変形部、 5・・・・・・圧電素子(電極間距離変化補正手段)、
2・・・・・・基板、 12・・・・・・絶縁層、 【3・・・・・・電極、 第 1 図(a) 第 図 (a) (b) 一5==コー −4fζN− (e) (f) (9) (h) :+’:  2 1囚 (C’) (d) 濱 冑 (b) (C) 第117 (a) (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相対向する2つの電極から構成される一対またはそ
    れ以上の複数対の電極部を有する素子を用い、各電極間
    の距離が、素子に加わった圧力の変化によって変化した
    時に、上記各電極間に印加した定電圧により流れる電流
    値の変化を利用することによりその圧力の変化を検出す
    る圧力検出方法。 2、相対向する2つ電極から構成される一対またはそれ
    以上の複数対の電極部を有する素子を用い、各電極間の
    距離が、素子に加わった圧力の変化によって変化した時
    に、上記各電極間に流れる電流値が一定になるように、
    電極間に印加する電圧値を変化させ、その時の電圧値の
    変化を利用することにより、その圧力の変化を検出する
    圧力検出方法。 3、相対向する2つの電極から構成される一対またはそ
    れ以上の複数対の電極部と、各電極間の距離を変化させ
    るための電極間距離変化補正手段とを有する素子を用い
    、この素子に加わった圧力の変化によって電極間の距離
    が変化した時に、上記各電極間に流れる電流値と、上記
    各電極間に印加した電圧をともに一定に保つために、圧
    力変化による上記各電極間距離の変化を打ち消す方向に
    電極間の距離を変化させて電極間距離を一定に保つよう
    に、該電極間距離変化補正手段を駆動し、この時、該電
    極間距離変化補正手段に与えた駆動信号を利用すること
    により、圧力の変化を検出する圧力検出方法。 4、相対向する2つの電極から構成される一対またはそ
    れ以上の複数対の電極部および各電極間の距離を弾性的
    に固定するための固定部材より成る圧力センサであって
    、該固定部材が圧力変化により弾性的に変形する材質、
    例えば、バネ鋼などの金属、セラミックス、プラスチッ
    クスなどの高分子材料などの材料から成ることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の圧力検出方法
    を用いた圧力センサ。 5、相対向する2つの電極から構成される一対またはそ
    れ以上の複数対の電極部および各電極間の距離を弾性的
    に固定するための固定部材より成る圧力センサであって
    、該固定部材が圧力変化により弾性的に変形する材質、
    例えばバネ鋼などの金属、セラミックス、プラスチック
    スなどの高分子材料などの材質より成る弾性部およびそ
    の弾性部よりも剛性の高い材料より成る剛体部から成り
    、圧力変化による電極間距離の変化が実質的に前記弾性
    部の変形によることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の圧力検出方法を用いた圧力センサ。 6、相対向する2つの電極から構成される一対またはそ
    れ以上の複数対の電極部および各電極間の距離を弾性的
    に固定する固定部材と、圧力の変化によって変化しよう
    とする電極間の距離を一定に保つための電極間距離変化
    補正手段、例えば圧電素子とを具備することを特徴とす
    る請求項3記載の圧力検出方法を用いた請求項4または
    5記載の圧力センサ。7、圧力の変動を距離の変化に変
    換する素子であって、前記の圧力の変動を距離の変化に
    変換する手段として、素子を構成する要素の中に、弾性
    ヒンジ機構を用いたことを特徴とする圧力−距離変換機
    構及びこの機構を用いた圧力センサ。 8、圧力の変動を距離の変化に変換する素子であって、
    前記圧力の変動により、該素子の構成要素が塑性変形を
    起こし、圧力が変動した後に初期の圧力に復帰しても、
    該素子の一部の構成要素の距離は、初期の状態には復帰
    せず、素子が経験した圧力の大きさに応じて素子の構成
    要素に残留した距離の変化の大きさが変わり、それによ
    ってこの距離の変化により、該素子が経験した圧力変動
    の大きさを検知できる圧力センサ。
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