JPH0392253A - 合成樹脂硬質発泡体の加工方法 - Google Patents
合成樹脂硬質発泡体の加工方法Info
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- JPH0392253A JPH0392253A JP23066089A JP23066089A JPH0392253A JP H0392253 A JPH0392253 A JP H0392253A JP 23066089 A JP23066089 A JP 23066089A JP 23066089 A JP23066089 A JP 23066089A JP H0392253 A JPH0392253 A JP H0392253A
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Links
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Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は合成樹脂硬質発泡体の加工方法に係り、詳しく
は硬質発泡体の表面に所望の凹凸を形成せしめる加工方
法に関する。
は硬質発泡体の表面に所望の凹凸を形成せしめる加工方
法に関する。
合成樹脂硬質発泡体の所定箇所に所望の凹凸を形成せし
める方法としては、従来より、■カッター等の刃物を使
用して手作業により切欠する方法 ■加熱したニクロム線等を接触させて溶融切断する方法 ■所望の形状からなる加熱体を押し付ける方法■ロール
間に挟んで押し潰す方法 ■加熱した後、回転するキャタピラー間に挟んで押し潰
す方法 ■表面に加工刃を備えた回転体に接触させる方法等が知
られている. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記■〜■の方法は下記のような問題点
を有している. 上記■の方法は飽くまで手作業で行うものであるため作
業能率がきわめて悪い. 上記■の方法はニクロム線の温度が低いとスムーズな切
断が出来ず、一方温度が高いとその熱で発泡体を構戒す
る樹脂の一部が溶融と共に分解して切断後の発泡体表面
に変色した飴状物が残着してしまい、きれいな加工面に
仕上がらない.また発泡体を溶融させて加工するため加
熱具合によって溶融量に過不足が生じ易く加工精度に劣
る.上記■の方法は上記■の方法と同様に熱が加わる加
工であるため加工精度に劣り、しかも切断後に発泡体表
面に変色した飴状物が残着してしまいきれいな加工面に
仕上がらない。
める方法としては、従来より、■カッター等の刃物を使
用して手作業により切欠する方法 ■加熱したニクロム線等を接触させて溶融切断する方法 ■所望の形状からなる加熱体を押し付ける方法■ロール
間に挟んで押し潰す方法 ■加熱した後、回転するキャタピラー間に挟んで押し潰
す方法 ■表面に加工刃を備えた回転体に接触させる方法等が知
られている. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記■〜■の方法は下記のような問題点
を有している. 上記■の方法は飽くまで手作業で行うものであるため作
業能率がきわめて悪い. 上記■の方法はニクロム線の温度が低いとスムーズな切
断が出来ず、一方温度が高いとその熱で発泡体を構戒す
る樹脂の一部が溶融と共に分解して切断後の発泡体表面
に変色した飴状物が残着してしまい、きれいな加工面に
仕上がらない.また発泡体を溶融させて加工するため加
熱具合によって溶融量に過不足が生じ易く加工精度に劣
る.上記■の方法は上記■の方法と同様に熱が加わる加
工であるため加工精度に劣り、しかも切断後に発泡体表
面に変色した飴状物が残着してしまいきれいな加工面に
仕上がらない。
上記■の方法は圧縮により発泡体を押し潰すものである
が、その圧縮が線接触であるため圧縮しても厚みが復元
し易く、所望の厚さや形状となるように加工することが
甚だ困難である.上記■の方法は上記■の方法と同様に
圧縮により発泡体を押し潰すものであるが、この方法で
はキャタビラーで圧縮する発泡体部分を予め加熱しなけ
ればならずエネルギー面で不利であると共にその加熱が
不均一になると圧縮部の厚み精度が悪くなる欠点がある
.しかも押し潰しに或る程度の時間を要するという制約
があるためラインスピードを安易に速くすることが出来
ず、作業能率の低いものである. 上記■の方法は加工面の滑らかさに劣ると共に加工部の
コーナーにおいて欠損が発生し易いものである.また切
削屑が大量に発生して作業環境を悪化させたり、加工刃
のため目詰まりや摩耗により作業効率が低下する欠点が
ある. 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、加工効率が高
く、加工部の精度及び仕上がり状態に優れ、エネルギー
面でのコストが低く、しかもラインスピードの向上を図
れる合成樹脂硬質発泡体の加工方法を提供することを目
的とする.〔課題を解決するための手段〕 即ち本発明は、 (1)連続的に移送される合成樹脂硬質発泡体の加工対
象部位に、実質的に中心線を回転軸として回転する研削
といしを当接させて研磨することを特徴とする合成樹脂
硬質発泡体の加工方法.(2)請求項1記載の加工方法
において、研磨面に斜方向の複数の溝が形成された研削
といしを使用することを特徴とする合成樹脂硬質発泡体
の加工方法. (3)請求項l記載の加工方法において、硬質発泡体の
端部に回転する研削といしを当接させて研磨して合決り
部を形成する合成樹脂硬質発泡体の加工方法. (4)請求項l記載の加工方法において、硬質発泡体の
表面に回転する研削といしを当接させて研磨して折曲げ
用溝を形成する合成樹脂硬質発泡体の加工方法。
が、その圧縮が線接触であるため圧縮しても厚みが復元
し易く、所望の厚さや形状となるように加工することが
甚だ困難である.上記■の方法は上記■の方法と同様に
圧縮により発泡体を押し潰すものであるが、この方法で
はキャタビラーで圧縮する発泡体部分を予め加熱しなけ
ればならずエネルギー面で不利であると共にその加熱が
不均一になると圧縮部の厚み精度が悪くなる欠点がある
.しかも押し潰しに或る程度の時間を要するという制約
があるためラインスピードを安易に速くすることが出来
ず、作業能率の低いものである. 上記■の方法は加工面の滑らかさに劣ると共に加工部の
コーナーにおいて欠損が発生し易いものである.また切
削屑が大量に発生して作業環境を悪化させたり、加工刃
のため目詰まりや摩耗により作業効率が低下する欠点が
ある. 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、加工効率が高
く、加工部の精度及び仕上がり状態に優れ、エネルギー
面でのコストが低く、しかもラインスピードの向上を図
れる合成樹脂硬質発泡体の加工方法を提供することを目
的とする.〔課題を解決するための手段〕 即ち本発明は、 (1)連続的に移送される合成樹脂硬質発泡体の加工対
象部位に、実質的に中心線を回転軸として回転する研削
といしを当接させて研磨することを特徴とする合成樹脂
硬質発泡体の加工方法.(2)請求項1記載の加工方法
において、研磨面に斜方向の複数の溝が形成された研削
といしを使用することを特徴とする合成樹脂硬質発泡体
の加工方法. (3)請求項l記載の加工方法において、硬質発泡体の
端部に回転する研削といしを当接させて研磨して合決り
部を形成する合成樹脂硬質発泡体の加工方法. (4)請求項l記載の加工方法において、硬質発泡体の
表面に回転する研削といしを当接させて研磨して折曲げ
用溝を形成する合成樹脂硬質発泡体の加工方法。
を要旨とするものである.
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する.第1図
は本発明加工方法による加工状態の一例を示す斜視図で
あり、図中1は合成樹脂硬質発泡体、2は研削といし、
3は加工処理部を示す,本発明の加工方法は図示の如く
合成樹脂硬質発泡体1を適宜手段にて所定方向に連続的
に移送させ、該硬質発泡体1の加工対象部位に対して、
実質的に中心線A(図中の一点鎖vA)を回転軸として
回転する研削といし2を当接させて研磨することにより
、研削といし2の発泡体1への当接状態に相応した形状
の加工処理部3が得られるものである. 研削といし2は図示されていない駆動装置にて回転し、
目的とする加工形状等に応じてといし形状や発泡体1へ
の当接状態等の条件が適宜設定される.また研削といし
2は単数又は複数使用することができ、異種のものを適
宜組み合わせて使用することもできる.研削といし2の
回転方向は図示の如き方向に限定されず、といし2の回
転軸の方向も図示の如き発泡体l表面に対して平行方向
に限られず、直角方向やその他の角度をなす方向であっ
てもよい.しかし通常は、第1図の如く、発泡体lの移
送に対して抵抗を高める方向に、といし2は回転される
.この場合、発泡体1の移送速度は5〜30m/■in
が、また研削といし2の回転速度等は500〜5000
回転/ m i nが好ましい。尚、回転させた状態の
研削といし2は一定位置に固設したものでも或いは発泡
体1に対して移動するように構威されたものでもよい.
そして移動式の研削といし2の場合、硬質発泡体1は移
送させずに固定しておいてもよい. 本発明における合成樹脂硬質発泡体lとしては、ポリス
チレン、スチレンーアクリロニトリル共重合体、スチレ
ンーアクリロニトリループタジエン共重合体、スチレン
ーアクリル酸共重合体、スチレンーメタクリル酸共重合
体、スチレンとアクリル酸エステル或いはメタクリル酸
エステルとの共重合体、スチレンーアクリロニトリル共
重合体等のスチレン系樹脂、硬質ポリ塩化ビニル、硬質
ポリウレタン等の1種又は2種以上の樹脂を基材とする
発泡体が挙げられる.発泡体lの形態としては通常厚さ
が1〜200鵬程度の発泡シート或いは発泡板が使用さ
れる. 本発明で使用する研削といし2は、天然素材にて構成さ
れるものあっても或いは人造材料にて構成されるものの
いずれでもよいが、砥粒(加工物を削る刃物に相当する
)、結合剤(砥粒を支持するもの)及び気孔(加工屑を
排出除去させるための空隙)から構成したものが好まし
い。
は本発明加工方法による加工状態の一例を示す斜視図で
あり、図中1は合成樹脂硬質発泡体、2は研削といし、
3は加工処理部を示す,本発明の加工方法は図示の如く
合成樹脂硬質発泡体1を適宜手段にて所定方向に連続的
に移送させ、該硬質発泡体1の加工対象部位に対して、
実質的に中心線A(図中の一点鎖vA)を回転軸として
回転する研削といし2を当接させて研磨することにより
、研削といし2の発泡体1への当接状態に相応した形状
の加工処理部3が得られるものである. 研削といし2は図示されていない駆動装置にて回転し、
目的とする加工形状等に応じてといし形状や発泡体1へ
の当接状態等の条件が適宜設定される.また研削といし
2は単数又は複数使用することができ、異種のものを適
宜組み合わせて使用することもできる.研削といし2の
回転方向は図示の如き方向に限定されず、といし2の回
転軸の方向も図示の如き発泡体l表面に対して平行方向
に限られず、直角方向やその他の角度をなす方向であっ
てもよい.しかし通常は、第1図の如く、発泡体lの移
送に対して抵抗を高める方向に、といし2は回転される
.この場合、発泡体1の移送速度は5〜30m/■in
が、また研削といし2の回転速度等は500〜5000
回転/ m i nが好ましい。尚、回転させた状態の
研削といし2は一定位置に固設したものでも或いは発泡
体1に対して移動するように構威されたものでもよい.
そして移動式の研削といし2の場合、硬質発泡体1は移
送させずに固定しておいてもよい. 本発明における合成樹脂硬質発泡体lとしては、ポリス
チレン、スチレンーアクリロニトリル共重合体、スチレ
ンーアクリロニトリループタジエン共重合体、スチレン
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体、スチレンとアクリル酸エステル或いはメタクリル酸
エステルとの共重合体、スチレンーアクリロニトリル共
重合体等のスチレン系樹脂、硬質ポリ塩化ビニル、硬質
ポリウレタン等の1種又は2種以上の樹脂を基材とする
発泡体が挙げられる.発泡体lの形態としては通常厚さ
が1〜200鵬程度の発泡シート或いは発泡板が使用さ
れる. 本発明で使用する研削といし2は、天然素材にて構成さ
れるものあっても或いは人造材料にて構成されるものの
いずれでもよいが、砥粒(加工物を削る刃物に相当する
)、結合剤(砥粒を支持するもの)及び気孔(加工屑を
排出除去させるための空隙)から構成したものが好まし
い。
このような研削といしは砥粒、粒度、結合度、組織及び
結合剤の種別により内容表示される.上記の砥粒はA系
砥粒(A,WASPA,SP,SA,32A) 、C系
砥粒(C..GC)、混合砥粒(SPW,SPA,MP
W,1 9A)で分類される.粒度は粗目(10〜40
)、中目(40〜85)、細目(85〜230) 、極
細目(2300〜1000)で分類される.結合度は極
軟(E,F,G) 、軟(H,[、J,K),中(L,
M, N, O) 、硬(P, Q、R,S)、極硬
(T,U)で分類される.組織は密〈3、4、5)、中
(6、7、8、9)、粗(11、12、l3、14)で
分類される.結合剤はビトリフブイド、レジノ・イド、
レジノイド補強、ゴム、マグネシアで分類される.(上
記の各分類はJlS R4051参照) 本発明における好ましい形態の研削といし2は目的に応
じて上記分類に従い適宜選定した各構成材料にて形成さ
れるが、その中でも砥粒がA系砥粒、粒度が中目、結合
剤が軟、組織が粗、そして結合剤がビトリファイドであ
る構成のものが最も望ましい. 研削といし2の形状は目的とする加工部3の形状によっ
て適宜選定され、例えば平面構戒の形状でも曲面構威の
形状でもよく、特に限定されるものではない。
結合剤の種別により内容表示される.上記の砥粒はA系
砥粒(A,WASPA,SP,SA,32A) 、C系
砥粒(C..GC)、混合砥粒(SPW,SPA,MP
W,1 9A)で分類される.粒度は粗目(10〜40
)、中目(40〜85)、細目(85〜230) 、極
細目(2300〜1000)で分類される.結合度は極
軟(E,F,G) 、軟(H,[、J,K),中(L,
M, N, O) 、硬(P, Q、R,S)、極硬
(T,U)で分類される.組織は密〈3、4、5)、中
(6、7、8、9)、粗(11、12、l3、14)で
分類される.結合剤はビトリフブイド、レジノ・イド、
レジノイド補強、ゴム、マグネシアで分類される.(上
記の各分類はJlS R4051参照) 本発明における好ましい形態の研削といし2は目的に応
じて上記分類に従い適宜選定した各構成材料にて形成さ
れるが、その中でも砥粒がA系砥粒、粒度が中目、結合
剤が軟、組織が粗、そして結合剤がビトリファイドであ
る構成のものが最も望ましい. 研削といし2の形状は目的とする加工部3の形状によっ
て適宜選定され、例えば平面構戒の形状でも曲面構威の
形状でもよく、特に限定されるものではない。
例えば、本発明方法によれば第2図(a)に示すよう断
面丁字形状の研削といル2を使用し、このといし2を硬
質発泡体1の端部に当接させて研磨することにより、同
図(b)に示すように発泡体1の両端部に合決り部4を
加工形或することができる.第1図及び第2図で示され
るように硬質発泡体1と研削といしの接触部分が比較的
広い場合には、第5図で示されるように研削といしの研
磨面に斜方向の複数の溝9を設けると、加工屑を能率良
く除去できる.この場合上記溝は幅が2〜12m、深さ
が2〜12amであることが望ましい.上記複数の溝9
は、通常といしの回転軸に平行な研磨面上の各直線に対
してlO〜80゜の角度で設けられる.これら複数の溝
9は各々が上記範囲の角度で種々の方向に向いていても
かまわず、相互の溝どうしは交差させても交差させなく
てもよい。尚、上記といしにより研磨させた時に発生す
る加工屑は、図示していない吸収装置により除去される
.また第3図(a)に示すように当接相当部分の断面形
状が■溝形状や三角形状の研削といし2を使用し、該と
いしを硬質発泡体1の表面や端部に当接させて研磨する
ことにより、同図(b)に示すように発泡体1の表面に
断面V字形状の折曲げ用釘5を加工することができ、ま
た発泡体lの端部をテーバー面6とすることができる.
更に、第4図(a)に示すような断面H字形状や十字形
状の研削といし2を使用し、該といしを回転軸が発泡体
1表面に対して垂直方向となるようにして回転させて発
泡体1端部に当接させて研磨することにより、同図(ロ
)に示すように相互に嵌合可能な突起7と四部8を加工
することができる. 上記の如き構威の本発明加工方法は合成樹脂硬質発泡体
を構威材料として使用する分野であれば広く適用するこ
とができ、中でも建築用断熱材、保温材、コンテナー、
食品容器等の用途分野において好適である. 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明加工方法は移送される硬質
発泡体の加工対象部位に回転する研削といしを当接させ
て研磨することにより加工するものであるため、加工速
度が速く効率が極めて高い加工を行うことができ、また
発泡体を圧縮させたり熱により溶融させて加工する方式
のものではないため加工精度に優れ且つ加工部の仕上が
りも滑らかな面となり、更に予め発泡体の加工対象部位
の加熱や研削といしの加熱などが特に不要なためエネル
ギー面でのコストが低いものとなり、しかも研削といし
による加工効率が高いため従来加工法に比べて製造ライ
ンのスピードアップを図ることができる. 従って、本発明によれば連続して多様な加工形状を要す
る硬質発泡体の加工を容易かつ迅速に、しかも安価に行
うことができる.
面丁字形状の研削といル2を使用し、このといし2を硬
質発泡体1の端部に当接させて研磨することにより、同
図(b)に示すように発泡体1の両端部に合決り部4を
加工形或することができる.第1図及び第2図で示され
るように硬質発泡体1と研削といしの接触部分が比較的
広い場合には、第5図で示されるように研削といしの研
磨面に斜方向の複数の溝9を設けると、加工屑を能率良
く除去できる.この場合上記溝は幅が2〜12m、深さ
が2〜12amであることが望ましい.上記複数の溝9
は、通常といしの回転軸に平行な研磨面上の各直線に対
してlO〜80゜の角度で設けられる.これら複数の溝
9は各々が上記範囲の角度で種々の方向に向いていても
かまわず、相互の溝どうしは交差させても交差させなく
てもよい。尚、上記といしにより研磨させた時に発生す
る加工屑は、図示していない吸収装置により除去される
.また第3図(a)に示すように当接相当部分の断面形
状が■溝形状や三角形状の研削といし2を使用し、該と
いしを硬質発泡体1の表面や端部に当接させて研磨する
ことにより、同図(b)に示すように発泡体1の表面に
断面V字形状の折曲げ用釘5を加工することができ、ま
た発泡体lの端部をテーバー面6とすることができる.
更に、第4図(a)に示すような断面H字形状や十字形
状の研削といし2を使用し、該といしを回転軸が発泡体
1表面に対して垂直方向となるようにして回転させて発
泡体1端部に当接させて研磨することにより、同図(ロ
)に示すように相互に嵌合可能な突起7と四部8を加工
することができる. 上記の如き構威の本発明加工方法は合成樹脂硬質発泡体
を構威材料として使用する分野であれば広く適用するこ
とができ、中でも建築用断熱材、保温材、コンテナー、
食品容器等の用途分野において好適である. 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明加工方法は移送される硬質
発泡体の加工対象部位に回転する研削といしを当接させ
て研磨することにより加工するものであるため、加工速
度が速く効率が極めて高い加工を行うことができ、また
発泡体を圧縮させたり熱により溶融させて加工する方式
のものではないため加工精度に優れ且つ加工部の仕上が
りも滑らかな面となり、更に予め発泡体の加工対象部位
の加熱や研削といしの加熱などが特に不要なためエネル
ギー面でのコストが低いものとなり、しかも研削といし
による加工効率が高いため従来加工法に比べて製造ライ
ンのスピードアップを図ることができる. 従って、本発明によれば連続して多様な加工形状を要す
る硬質発泡体の加工を容易かつ迅速に、しかも安価に行
うことができる.
第1図は本発明加工方法による加工状態の一例を示す斜
視図、第2図〜第4図は本発明加工方法の他の態様例を
示すもので、これら図面の(a)は各種の研削といしに
よる加工状態を示す断面図、(b)はその加工が施され
た硬質発泡体を示す斜視図や断面図、第5図は本発明で
使用する研削といしの一例を示す斜視図である。 ■・・・合成樹脂硬質発泡体 2・・・研削といし 4・・・合決り部 5・・・折曲げ用部 A・・・中心線
視図、第2図〜第4図は本発明加工方法の他の態様例を
示すもので、これら図面の(a)は各種の研削といしに
よる加工状態を示す断面図、(b)はその加工が施され
た硬質発泡体を示す斜視図や断面図、第5図は本発明で
使用する研削といしの一例を示す斜視図である。 ■・・・合成樹脂硬質発泡体 2・・・研削といし 4・・・合決り部 5・・・折曲げ用部 A・・・中心線
Claims (4)
- (1)連続的に移送される合成樹脂硬質発泡体の加工対
象部位に、実質的に中心線を回転軸として回転する研削
といしを当接させて研磨することを特徴とする合成樹脂
硬質発泡体の加工方法。 - (2)請求項1記載の加工方法において、研磨面に斜方
向の複数の溝が形成された研削といしを使用することを
特徴とする合成樹脂硬質発泡体の加工方法。 - (3)請求項1記載の加工方法において、硬質発泡体の
端部に回転する研削といしを当接させて研磨して合決り
部を形成する合成樹脂硬質発泡体の加工方法。 - (4)請求項1記載の加工方法において、硬質発泡体の
表面に回転する研削といしを当接させて研磨して折曲げ
用溝を形成する合成樹脂硬質発泡体の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23066089A JPH0392253A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 合成樹脂硬質発泡体の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23066089A JPH0392253A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 合成樹脂硬質発泡体の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392253A true JPH0392253A (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=16911293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23066089A Pending JPH0392253A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 合成樹脂硬質発泡体の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0392253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2180116A2 (de) * | 2008-10-22 | 2010-04-28 | Nicocyl-GmbH | Verfahren zum Herstellen von Bodenplatten aus einem elastischen Kunstoffwerkstoff |
KR20160059577A (ko) * | 2014-11-18 | 2016-05-27 | 이동화 | 건축용 단열재 및 그 성형장치 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP23066089A patent/JPH0392253A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2180116A2 (de) * | 2008-10-22 | 2010-04-28 | Nicocyl-GmbH | Verfahren zum Herstellen von Bodenplatten aus einem elastischen Kunstoffwerkstoff |
EP2180116A3 (de) * | 2008-10-22 | 2011-04-13 | Nicocyl-GmbH | Verfahren zum Herstellen von Bodenplatten aus einem elastischen Kunstoffwerkstoff |
EP2727708A3 (de) * | 2008-10-22 | 2014-10-01 | Nicocyl-GmbH | Verfahren zum Herstellen von Bodenplatten aus einem elastischen Kunststoffwerkstoff |
KR20160059577A (ko) * | 2014-11-18 | 2016-05-27 | 이동화 | 건축용 단열재 및 그 성형장치 |
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