JPH0391470A - 搾汁機果芯物質からジュース固形分を回収するための2流ジュース加工法 - Google Patents

搾汁機果芯物質からジュース固形分を回収するための2流ジュース加工法

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JPH0391470A
JPH0391470A JP22430789A JP22430789A JPH0391470A JP H0391470 A JPH0391470 A JP H0391470A JP 22430789 A JP22430789 A JP 22430789A JP 22430789 A JP22430789 A JP 22430789A JP H0391470 A JPH0391470 A JP H0391470A
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juice
stream
fruit
solids
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JP22430789A
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J Anderson Barry
バリー、ジェー、アンダーソン
Steven Aland Dale
デイル、スティーブン、アランド
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本願は、柑橘果物、特にオレンジを加工して2つのジュ
ース流を与える方法に関する。詳細には、これらのジュ
ース流の1つは、搾汁機果芯物質(extractor
 core material)から回収されたジュー
ス固形分を含む。
果物を商業上加工するために使用されている各種の搾汁
機がある。柑橘工業で使用されている一つの種類の搾汁
機は、「往復カップ型(rcciprocatlng 
cup−type)Jと称されている。この搾汁機は、
ジュース/パルプ流を調製し、このジュース/パルプ流
はフィニッシャ−中で更に加工してジュース流からバル
ブを除去している。ジュースは、更に加工でき、例えば
、濃縮するか飲料または食品にすることができる。ラグ
(rag)、種子および果皮プラグは、搾汁機の管内に
残り、「搾汁機果芯物質」と称されている。この果芯物
質は、しばしば捨てられるか更に加工してモラツセ(w
olasse)または牛用飼料またはかいばにしている
。しかしながら、ラグ、種子および果皮プラグに加えて
、この果芯物質は、回収可能な残留ジュース固形分も含
有する。これらのジュース固形分は、「失われた」ジュ
ース収率を表わす。
これらの残留ジュース固形分を回収するための一つの方
法は、残留ジュース固形分を水で果芯物質から洗浄する
方法である。抽出されたジュース固形分(主として糖固
形分)は、更に加工して「果芯洗浄流」を与える。添加
された水のため、この果芯洗浄流は、100%オレンジ
ジュース製品に配合できず且つ依然としてフロリダ・デ
パートメント・オブ・シトラスによって記載のアイデン
ティティ−の標準を満たすことができない。その代わり
、それは、希釈ジュース製品を調製する際に使用するか
他の果汁と混合している。
この果芯洗浄流は非常に希薄であるので、それを加工す
るためのエネルギーコストは、激増される。従って、こ
れらの回収ジュース固形分が水で希釈されていないか他
の方法で偽和されるような方法で残留ジュース固形分を
搾汁機果芯物質から回収する方法を有することが高度に
望ましい。
この二次ジュースの回収は、果物からの収率をヘビー搾
汁からの収率に等しい水準に増大させる。
ヘビー搾汁は、オレンジまたは果物に対するより大きい
圧力を包含し、バルブ収率を増大し且つより多いジュー
スを与える。しかしながら、ヘビー搾汁で回収されるバ
ルブは、製品で使用するのには好適ではない。本発明の
方法は、同じ量の果物からジュースの高い収率で良好な
バルブ捕集を可能にする。
背景技術 米国特許第3.346,392号明細書は、透明な果汁
、特にリンゴジュースを得るための方法を記載している
。この特許に記載の方法の目的は、ジュースが不当な費
用なしに清澄できるように懸濁物質の量を最小限にしな
がら、収率を最大限にすることである。このことは、ジ
ュースを2つの別個の段階で得ることによって達成され
る。第一段階において、微粉砕バルブを、バルブから限
定割合(例えば、元のバルブの50〜60重量%)のジ
ュースのみを与える条件下で遠心分離に付す。
残りの遠心分離バルブは、第二段階でスクリュープレス
に付す。次いで、2つのジュース流を合流する。
米国特許第2,890,961号明細書は、爾後の蒸発
濃縮のためにジュースを柑橘果物を含めた果物から得る
ための方法および装置に関する。
この特許に例証のように、皮をむいたパイナツプルは、
解体機または摩砕ミルに供給されてジュース流とパルプ
流との両方を与える。次いで、ジュース流は、フィニッ
シャ−によって加工されて追加のパルプ流および一次ジ
ュース流を与える。2つのパルプ流を合流し、次いで、
フィニッシャ−によって加工して二次ジュース流を与え
る。次いで、この二次ジュース流を追加の加工のために
一次ジュース流と合流する。上記米国特許第2,890
.961号明細書は、オレンジ果物がこのh゛法で皮が
むかれたパイナツプルの代わりに使用できたことを指摘
している(第5欄第17行〜第18行参照)。
米国特許第3.301,685号明細書は、特にオレン
ジ果物から安定なジュースバルブを製造する方法に関す
る。オレンジ果物を搾汁機中で搾汁してジュースおよび
バルブ、プラス果皮、ラグおよび種子を調製する。この
搾汁されたジュースおよびバルブは、3つの流れに分離
し、第一ジュース流はヘビーバルブフィニッシャ−によ
って加工してパルプ状画分および液体ジュース画分を与
える。パルプ状画分の爾後加工は、結局、第ニジュース
流を生ずる。バルブフィニッシャ−からのジュース画分
は、初期ジュース流と合流し、次いで、微細フィニッシ
ャ−によって加工する。このことは、パルプ流および液
体ジュース流を生じ、この液体ジュース流は第一ジュー
ス流と合流し、次いで、濃縮する。搾汁機からの第三ジ
ュース流は、カットバックフィニッシャ−によって加工
し、結局、カットバッタジュース流を生じ、この力・ソ
トバックジュース流は濃縮ジュースとブレンドする。
発明の開示 本発明は、残留ジュース固形分を遠心濾過によって柑橘
果物搾汁機果芯物質から回収する方法に関する。本性は
、 (1)柑橘果物、好ましくはオレンジを搾汁および仕上
システム中で加工して一次ジュース流およびラグ、種子
、果皮プラグおよび残留ジュース固形分を含有する搾汁
機火芯物質を与え、(2)水または他の溶媒を加えずに
、搾汁機火芯物質を遠心濾過器中で加工して、残留ジュ
ース固形分を含む二次ジュース流を与えることを特徴と
する。好ましくは、搾汁システムは、往復カップ型搾汁
機である。
本発明の方法は、2つのジュース流を与える。
搾汁機によって与えられる一次ジュース流は、柑橘果物
からの大部分のジュース固形分およびバルブを含有する
。他の二次ジュース流は、搾汁機火芯物質から回収され
た追加のジュース固形分を含有する。しかしながら、火
芯洗浄回収システムと異なり、本発明の方法は、水、他
の溶媒または担体の添加なしに火芯物質からジュース固
形分を回収する。従って、この二次流中のジュース固形
分は、100%オレンジジュース製品に配合できる。
更に、この二次流中のジュース固形分は、ジュース固形
分が一次流と等しいかそれ以上である。この二次流を濃
縮するためのエネルギーコストは、固形分を水で必ず希
釈する火芯洗浄回収システムと比較して低い。果物から
の100%ジュースの収率は、回収されたバルブの損失
なしに増大される。
本発明の方法全体の簡単な説明 本発明の方法は、柑橘果物から出発し、一次ジュース流
および二次ジュース流で終わる。果物は、最初に搾汁機
、好ましくは往復カップ型搾汁機中で加工してジュース
/パルプ流を与える。このジュース/パルプ流は、通常
、フィニッシャ−中で加工し、このフィニッシャ−にお
いて人きいバルブ粒子は除去して一次ジュース流を与え
る。
搾汁機は、主としてラグ、種子および果皮プラグ、並び
に残留ジュース固形分からなる残留果芯物質を与える。
この搾汁機火芯物質は、遠心濾過器中で加工して残留ジ
ュース固形分の少なくとも一部分を二次ジュース流とし
て回収する。主としてラグ、種子および果皮プラグから
なる残りの分離廃棄物は、適当な方法で処分でき、また
は火に加工して残りのジュース固形分の多くを回収する
かモラッセおよび動物飼料にすることができる。
一次ジュース流および二次ジュース流は、各種の方法で
利用できる。二次ジュース流は、一次ジュース流に直接
添加し、更に加工して各種の割合で100%ジュース製
品とすることができる。このような加工としては、濃縮
が挙げられる。二次ジュース流は、加工して他のジュー
ス製品も与えることができる。
上記説明は本発明の方法全体を総括するが、次ジュース
流および二次ジュース流の調製、および各種のジュース
製品における利用をド記説明で詳細に与える。
A、一次ジュース流を与えるための(U橘果物の加工 −次ジュース流は、果物から搾汁されたジュース(11
II11よりも大きいバルブは除去されている)である
。バルブの大きさは、使用するフィニッシャ−に依存す
る。好ましくは、0.5mmよりも大きいバルブは、ジ
ュースから除去する。バルブは、通常、蒸発および/ま
たは混合装置を目詰まりさせるのを回避するために除去
する。
本発明で使用するのに好ましい果物は、オレンジである
。ここで使用する「バレンシアオレンジ果物」は、通常
それぞれの収穫期で晩熟する遺伝子型または品種バレン
シアからのオレンジ果物を意味する。好適なバレンシア
果物の例としては、フロリダバレンシア果物、カリフォ
ルニアバレンシア果物およびブラジリアンバレンシア果
物が挙げられる。
他の好適なオレンジ果物の例としては、フロリダ早生/
中生オレンジ〔ハムリン(Hamlln) 、パーリン
・ブラウン(Parson Brown)およびパイン
アップル(Pineapple)〕、ブラジリアン品種
、例えば、ベラ・リオ(Pcra Rlo)およびナー
タル(Natal)、並びにタンジェリン、マンダリン
オレンジおよびブラッドオレンジが挙げられる。
本性で使用できる他の柑橘果物としては、グレープフル
ーツ、レモン、ライム、および同様の柑橘物質が挙げら
れる。
一次ジュース流を得る際の第一工程は、加工可能な果物
を選ぶことである。ここで使用する「加工可能な果物」
なる用語は、市販の搾汁および仕上装置で加工してブリ
ックス固形分対滴定酸度(TA)の比率約10〜約24
、好ましくは約12〜約20を有する一次ジュース流を
与えることができる果物を意味する。
軟質な果物、腐った果物または未熟な果物は、好ましく
は除去して、望ましくない汚染物の一次ジュース流への
導入を防止する。これらの果物は、ジュースの固形分比
率および全フレーバーにも影響を及ぼす。更に、選ばれ
た果物は、好ましくは、収穫してから約48時間以内に
加工する。このことは、特に貯蔵時の弊害および損傷の
結果として所定時間にわたって生ずる果物中の冗臭化合
物の発生を最小限にする。
選ばれた果物は、市販の搾汁機中で搾汁して搾汁ジュー
スを与える。いかなる市販の搾汁システムも、使用でき
る。市販の往復カップ型搾汁機は、本性で好ましい。そ
れらは、果物中なくとも200個/分を加工することが
でき且つオレンジ500個/分程度に及ぶことができる
。往復カップ型搾汁機においては、各果物は、下部カッ
プ中にデポジットする。次いで、搾汁機の上部カップは
、下り、このことは丸い鋼製管の鋭い上端が果物の底に
おいて円形の穴を切断させる。上部カップおよび下部カ
ップの複数の指が噛み合うと、絞り出されたジュース含
有セグメントは、果物に切断された穴を通して管内に流
入する。管の下端は、ジュースの損失を防止し且つジュ
ースおよびより小さい大きさのパルプを管のサイドにお
けるパーフォレーションを強制的に通過させるための絞
りを有する。ナシ等、シトラス・サイエンス・エンド・
テクノロジー(C1trus 5cience &Te
chnology) 、 Vol、2 (1977) 
、pp、  190−191参照。好適な往復カップ型
搾汁機の例としては、フロリダ州レークランドのFMC
コーポレーションのシトラス・マシナリー・デイビジョ
ン製のFMCモデル291、FMCモデル391、およ
びFMCモデル491搾汗機が挙げられる。
また、好適な往復カップ型搾汁機の他の例に関しては、
米国特許第4,376.409号明細書および米国特許
第4,309,943号明細書参照。
往復カップ型搾汁機から得られるジュース/パルプ流は
、各種の量の滴定果皮油をh゛することができる。油量
は、一部、果物を加−エする際の圧力並びに果物の油含
量に依存する。通常、この流れ中の滴定果皮油の量は、
約0.10%以下である。
一般に、フロリダバレンシアオレンジから得られるジュ
ース/パルプ流は、フロリダ早生/中生果物から得られ
たものよりも多量の滴定果皮油を有する。バレンシアジ
ュースは、約0.01096〜約0.070%であるこ
とができる(ジュース/パルプ流の滴定果皮油含量はナ
シ等、シトラス・サイエンス・エンド・テクノロジー、
 Vol、2(1977) 、pp、506−508に
開示のスコツト油性によって測定できる)。
ジュース/バルブ流中のより少ない滴定染皮浦量が望ま
しいならば、搾汁前の作意の工程は、果物を脱油するこ
とである。果物の脱油は、スカリファイヤ−装置を使用
することによって達成できる。スカリファイヤ−は、オ
レンジ果物の表面を刺すことによって作動する。このこ
とは、果皮油を果物から滲出させる。滲出された果皮油
は、果物から洗い流し、除去して搾汁果物への配合を防
止することができる。この腕曲上程を実施するのに好適
なスカリファイヤ−としては、ブラウン・オイル・イン
ストラクタ−(Brown 01lExtractor
)、インプリカド・スカリファイヤ−(Indclie
ato 5carificr)またはベルツツジ・シト
ロ・ラップス(Bertuzzi C1tro Rap
s)が挙げられる。脱油は滴定果皮油の量を減少できる
が、果物の搾汁時にジュースの収率も減少することがあ
る。バルブは、ジュース/バルブ流から除去して完成一
次ジュース流を与える。バルブは、大きさが1.0開未
満、好ましくは0.5m+s未満である穴サイズを有す
る篩上で回収する。バルブは、いかなる好適なスクリュ
ー型またはパドル型ジュースフィニッシャ−によっても
ジュース/バルブ流から除去できる。好適なスクリュー
型フィニッシャ−の例としては、ブラウン・モデル25
03および3600スクリューフィニッシャ−1FMC
モデル35スクリューフィニッシャ−1および好ましく
はFMCモデモデルF20Or精密許容差」フィニッシ
ャ−が挙げら゛れる。好適なパドル型フィニッシャ−の
例としては、ブラウン・モデル200パドルフィニッシ
ャ−が挙げられる。上記のナシ等の文献第196頁〜第
199百参照。
バルブは、望ましい口当たり性をジュース製品に付与す
る。しかしながら、一次ジュース流を適当に加工するた
めには、バルブは、除去しなければならない。バルブは
、望ましいオレンジアロマおよびフレーバー化合物、特
に油成分を吸収する。
これらの化合物は、水性エツセンスおよびエツセンス油
を調製するためのジュース流の揮発物ストリッピング時
にバルブから容易には除去されない。
一次ジュース流に存在する約0.5mw+よりも大きい
いかなるバルブも、(1)蒸発濃縮で使用する装置をふ
さぎ且つ閉塞するか、(2)蒸発器を通してのジュース
流れパターンに影響を及ぼし、このようにして得られる
濃縮物のジュース固形分を下げるかジュース固形分の焼
は焦げを生じさせることがある。
従って、完成一次ジュース流は、濃縮すべきであるなら
ば、バルブを実質上告まないことが必要である。ここで
使用する「バルブを実質上告まない」は、完成一次ジュ
ース流中の1開よりも大きいバルブのパルプ量約1%以
下を意味する。典型的には、完成一次ジュース流中のバ
ルブの童は、できるだけ0%に近い。0.5mmの篩を
備えたスクリュー型またはパドル型フィニッシャ−は、
典型的には、バルブの実質上すべてを除去するであろう
。−旦除去したら、バルブは、更に加工しく例えば、殺
菌し、凍結し)、最終ジュース製品への爾後の配合のた
めに貯蔵するか他の食品および飲料で使用することがで
きる。更に、それは、搾汁機果芯物質と混合するか、遠
心濾過器中で別個に加工して追加のジュース固形分を坐
することができる。
バルブの除去後、一次ジュース流は、沈降性バルブ量約
24容量%以下を有する。沈降性バルブ量は、果物およ
び品種に依存するであろう。典型的には、完成一次ジュ
ース流の沈降性パルプ量は、オレンジジュースの場合に
は約10%〜約18%である。ここで使用する「沈降性
パルプ」(「背景バルブ」とも呼ばれる)は、粒径的0
.5mm以下を有するジュースに存在する不溶物を意味
する。
沈降性バルブは、通常、砂じょうおよび膜物質のはるか
に微細な粒子への寸断または切断から生ずる。
沈降性パルプの量は、一次ジュース流の粘度に対して重
大な効果を有することがある。一般に、沈降性パルプの
量が増大するにつれて、一次ジュース流の粘度は、同様
に増大する。ジュース中の沈降性パルプ量に影響を及ぼ
す最大の因子は、果物および品種の選択である。
沈降性パルプの量は、搾汁および仕上工程をどのように
穏やかに実施するかの指示物であることができる。一般
に、搾汁および仕上工程が穏やかであればある程、沈降
性パルプの量は少ない。沈降性パルプに影響を及ぼす他
の因子としては、果物品種、果物の状態(特に凍結損傷
)および搾斤前の物理的取扱が挙げられる。
完成一次ジュース流の粘度は、好ましくは、約25セン
チポアズ以下である。この粘度は、しばしば一次ジュー
ス流の効率よい蒸発濃縮のために下げることが必要であ
る。粘度水準も、ジュース製品の望ましいテクスチャー
/口当たりに影響を及ぼす。完成一次ジュース流の粘度
を下げるためには、沈降性パルプの少なくとも若干は、
除去して沈降パルプ量的12容量%以下とする(凍結オ
レンジジュースの場合の同定の標準は還元ジュースが沈
降パルプ量12%以下をHすることを必要とする)。沈
降バルブ量12%を有するオレンジジュースは、約10
〜約20センチポアズの粘度範囲を有する。
完成一次ジュース流からの沈降性バルブの除去は、典型
的には、遠心分離を使用することによって達成される。
しかしながら、他の分離法、例えば、濾過器、ジュース
フィニッシャ−、ベルトプレスおよび固定および振動篩
が、使用できる。
一次ジュース流は、商業上有用なジュース収率で得られ
る。絞り(搾汁)侍の穏やかな圧力は、収率約100%
以下を生ずる。収率が高ければ高い程、ジュースを得る
のに使用する圧力は高い。
より高い収率およびより高い圧力は、ジュース中のより
高い果皮油含量を生じ且つ若干より低い品質のジュース
を調製することがある。本発明の利点は、ジュース収率
が回収法によって増大され■つ最良のジュース品質が穏
やかな搾汁によって達成されることである。
一般に、一次ジュース流のジュース収率は、少なくとも
約100%であり、典型的範囲は約90%〜約110%
である(下記定義で、100%を超えるジュース収率を
有することが可能である)。
本発明の一次ジュース流の場合には、「ジュース収率」
は、フロリダ規制20−63.001に明記のような「
状態試験」搾汁機を使用することによって果物1箱当た
り得られたジュース固形分のjl(「状態」ジュース固
形分収率)と比較しての果物1箱当たり得られたジュー
ス固形分の合、i1量(加ニジュース固形分収率)に基
づく。換言すれば、ジュース収率は、下記式によって1
)ることかできるニ ジュース収率%−100%×(加ニジュース固形分収率
)/(「状態」ジュース固形分収率)0式中、加ニジュ
ース固形分収率−プロセスからのジュース収率(1箱当
たり)×(ジュースの固形分(’ Br ix)/10
0)、「状態」ジュース固形分収率−「状態試験」搾汁
機からのジュース収率(1箱当たり)×(ジュースの固
形分(’ Br ix)/100)X成熟度係数〕B、
二次ジュース流を与えるための搾lト機東芯物質の加工 パルプ/ジュース流に加えて、搾汁機は、往復カップ型
の搾汁機の管内に残るかフィニッシャ−中で他の搾汁機
、即ち、リーマ−から除去される残留物質を与える。こ
の残留物質は、以下に「搾汁機火芯または廃棄物質」と
称する。この搾汁機果芯物質は、主として非ジュース物
質、例えば、ラグ、種子および時々果皮プラグからなる
。しかしながら、これらの非ジュース物質に加えて、こ
の火芯物質は、残留ジュース固形分も含有する。
パルプは、この物質に加えることができる。
搾汁機果芯物質に存在するジュース固形分の量は、多数
の因子、例えば、操作条件および搾汁機の形状および果
物の種類および品種に依存する。
典型的には、この火芯物質は、加工するオレンジ1箱当
たり約0.8〜約1.2ポンド(約363g〜約544
g)程度の回収可能な残留ジュース固形分を含有する。
この火芯物質の重要な特性は、「湿潤度」である。一般
に、火芯物質が湿潤であればある程、残留ジュース固形
分を回収することは容易であり、二次ジュースの収率は
高く且つこの二次ジュースの品質は良い。これらの火芯
物質の湿潤度を測定するための標準的な柑橘工業の方法
は、「クイックファイバー(qulck fiber)
J含量による。本発明で加工するのに好適な搾汁機廃粂
物質は、クイックファイバー含量少なくとも約60ml
を有し、典型的範囲は約60〜約180mlである。好
ましい搾汁機果芯物質は、クイックファイバー含量少な
くとも約90mlを有し、好ましい範囲は約90〜約1
20mlである。
搾汁機果芯物質またはパルプは、前処理または水または
他の物質の添加なしに加工して残留ジュース固形分を回
収する。回収された残留ジュース固形分は、フロリダ・
デパートメント・オブ・シトラスによって記載のアイデ
ンティティ−の標準を満たす100%ジュース製品であ
る。
パルプ画分、特にヘビー搾汁からのパルプ画分は、搾汁
機果芯物質と同じ方法で加工して追加のジュース固形分
を生ずることができる。パルプは、搾汁機果芯物質と同
じ条件下で遠心濾過器中で処理する。
搾汁機果芯物質は、遠心濾過器中で加工して残留ジュー
ス固形分を回収する。この火芯物質を搾汁機から得るこ
とと火芯物質を遠心濾過器中で加工することとの間の時
間を最小限にすることは、非常に重要である。搾汁機廃
棄物質中の非ジュース物質は、「スポンジ」のように作
用して長n、シ間にわたって残留ジュース固形分を吸収
し且つ保持することができることが見出された。このこ
とは、遠心濾過器中での加工時に回収されるジュース固
形分の最終収率を下げ且つジュース粘度を増大しうる。
搾汁機果芯物質またはパルプは、できるだけ速く遠心濾
過器中で加工するが、搾汁機から得られてから約30分
以内である。好ましくは、該物質は、約1〜約15分以
西、最も好ましくは約3分以内に加工する。
液体を固体から分離するのに好適ないかなる遠心濾過器
も、搾汁機果芯物質を加工する際に使用できる。好適な
遠心濾過器としては、振動、タンブラ−、ウオーム篩、
およびブツシュ遠心機が挙げられる。特に好ましい遠心
濾過器は、ウオーム/P3型を有する。ウオーム/D型
遠心機においては、搾汁機果芯物質は、篩バスケットの
傾斜角とスクレーバーウオームのわずかに異なる速度と
の組み合わせによって小径端から大径端に輸送する。
所望の操作条件に応じて、篩バスケットは、スロット付
き篩または好ましくは有孔シートを備えることができる
。このようなウオーム/篩遠心機は、西独のムルヒエム
のシーベテクニックGmbH製のコンタ−ペックス(C
onturbex)遠心機である。
火芯物質またはパルプを遠心濾過器中で加圧する際には
、本質上3つの主要な操作条件がある。
1つは、回収されるジュース固形分の収率を不当に下げ
ずに得られる二次ジュース流が余りに濃くならないよう
にするのに十分な程小さくあるべきであるセパレーター
中の特定の篩目の開きの大きさである。好ましくは、篩
サイズ約0.3mm以ドが、好ましい。しかしながら、
約0.1〜約0.5mmの範囲内の篩が、使用できる。
第二の主要な操作条件は、物質に付与される遠心力であ
る。好ましくは、遠心力は、最大限にして二次ジュース
流Φのジュース固形分の収率を量曽大するが、不当に多
量の果皮油または非ジュース物質、例えば、ラグおよび
種子を回収ジュースに入れさせる程大きくはない。通常
、遠心力は、約300〜約1500Gの力の範囲内、好
ましくは約700〜約1250Gの力の範囲内である。
第三因子は、遠心濾過器中の搾汁機果芯物質またはパル
プの滞留時間である。約0. 5秒〜約15秒、好まし
くは約1〜約4秒の滞留時間が、使用される。
ジュース固形分の回収量は、しばしば遠心分離峙の操作
条件と加工する搾汁機物質の特性との両方に依存する。
早生小生オレンジから得られる搾汁機物質の場合には、
第ニジュース流は、n型的には、加工する果物1鞘当た
り約0. 1〜約0.3ボンド(約45.4〜約136
g)のジュース固形分を含有する。バレンシアオレンジ
果物から得られる搾汁機果芯物質の場合には、第ニジュ
ース流は、典型的には、加工する果物1鞘当たり約0.
 1〜約0.4ポンド(約45.4〜約181 g)の
ジュース固形分を含有する。
第ニジュース流は、典型的には、主として搾汁機廃棄物
質に存在する有意量の果皮成分があるという事実のため
、一次ジュース流よりも多い量の滴定果皮油を有する。
通常、第ニジュース流は、滴定果皮油量的0,15%〜
約1.0%を有する。
好ましくは、この二次ジュース流は、できるだけ少ない
果皮油量を有する。
この二次ジュース流は、一次ジュース流と比較してはる
かに濃く且つ粘度が高いこともある。二次流の特定の粘
度は、火芯物質の原料である果物の品種に依存する。早
生/中東オレンジから得られる搾汁機果芯物質の場合に
は、この二次ジュース流の粘度は、約400〜約500
0センチポアズであることができ、典型的には約400
〜約2000センチポアズである。バレンシア果物から
得られる搾汁機果芯物質の場合には、この二次ジュース
流の粘度は、約100〜約500センチポアズであるこ
とができる。
この二次ジュース流は、著しく高い粘度を有しうるので
、爾後の加工のためにより流動性にさせるために沈降性
バルブの少なくとも若干を除去することが望ましいこと
がある。沈降性パルプの除去は、しばしば遠心分離によ
って行う。
別の方法は、濃縮するか更に加工する前に、二次ジュー
ス流を一次ジュース流と混合する方法である。
遠心分離機での加工後に残る残留果芯物質は、捨てるか
、牛用かいばまたは飼料として使用するか、モラッセを
調製するために使用できる。しかしながら、この残りの
火芯物質は、依然として口取することが望ましいであろ
う若干量のジュース固形分を含有する。残留果芯物質に
残るこれらのジュース固形分は、火芯を水洗することに
よって回収できる。いかなる通常の火芯洗浄法も、使用
できる。
C0−次および二次ジュース流の利用 本発明の方法によって得られる一次および二次ジュース
流は、100%ジュース製品または他のジュース、飲料
または食品で利用できる。
また、二次ジュース流は、直接加工して他のジュース製
品を与えることができる。その濃さのため、二次ジュー
ス流は、しばしば、他の液体で希釈せずには加工するこ
とが困難である。二次ジュース流は、時間の経過と共に
より濃くなりほつより粘稠になる傾向があるので、かな
り迅速に加丁することが必要である。
二次ジュース流は、更に加工して10096ジュース製
品にする前に一次ジュース流に直接添加できる。二次ジ
ュース流は、一次ジュース広の約1〜約33重量%の量
、好ましくは約2〜約20重量%、最も好ましくは約2
〜約7重量%の量で配合できる。
二次ジュース流と他の物質とのブレンド化は、最終製品
特性に依存する。二次ジュース流は、ブリックス(固形
分)対酸の化生の要件を膚たすようにブレンドすること
ができる。二次ジュース流は、より多いバルブを含Hす
る傾向があるので、製品の口当たりおよびテクスチャー
を増大するために使用できる。
一次ジュース流、並びに一次ジュース流と二次ジュース
流との組み合わせは、通常のオレンジジュース加工技術
を使用して濃縮またはブレンドする。例えば、存在する
より望ましいオレンジアロマおよびフレーバー化合物を
保存するために、ジュース流は、スチームでストリッピ
ングしてアロマおよびフレーバー揮発物およびエツセン
スを除去することができる。
ジュース流(ストリッピングまたは未ストリッピング)
は、典型□」には凍結濃縮または蒸発濃縮を包含する各
種の技術によって濃縮できる。好ましい凍結濃縮法は、
米国特許第4,374,865号明細書に開示されてい
る。
典型的には、ジュース流は、蒸発濃縮に付す。
ジュース流を濃縮するのに好適な蒸発器の例としては、
落下フィルム型、より典型的には温度促進短時間蒸発器
(TASTE)が挙げられる。好適な濃縮オレンジジュ
ースを調製するための標準的な7段4効果TASTE蒸
発器システムを開示しているナシ等、シトラス・サイエ
ンス・エンド・テクノロジー、 Vol、2 (197
7)第217百〜第218頁参照。
水洗から得られる濃縮ジュースは、100%ジュース製
品に処方でき、またはアロマおよびフレーバー物質、バ
ルブおよび水との適当なブレンド化によって他のジュー
ス製品に処方できる。ジュース100%未満を含有する
ジュース製品の場合には、糖固形分、例えば、スクロー
スおよび高フルクトースコーンシロップまたは人工甘味
料、例えば、アスパルテームおよびサッカリンも、配合
できる。これらの製品は、凍結ジュース濃縮物製品とし
て処方でき、または上記成分の適当なブレンド化によっ
て飲むことができるシングルストレンゲス製品として処
方できる。
D1本発明に係る2流ジュース加工の特定の例示下記の
ものは、本発明に係るオレンジジュースの2流加工の特
定の例示である。
例I 3インチ(約7.62(至))未満の大きさの早生/Φ
生オレンジを搾汁前に水で洗浄し、すすぐ。
フード・マシナリー・コーポレーション製搾汁機モデル
No、291を使用して、果物を搾汁する。往復搾汁機
に標準搾汁部品を設置する〔3インチ(約7.62cm
)のカップ、5764インチ(約1、 98mm)の果
皮クリアランス、1インチ(約2.54c+n)のカッ
ター、および直径1インチ(約2.54cm)の0.0
40インチ(約1.02mm)の有孔ストレーナ−管〕
搾汁ジュースの試料を捕集し、火芯ジュース試料との爾
後比較のために分析する。この搾汁ジュース試料は、以
下の試験のコントロールである。
この搾汁機からの火芯物質は、ラグ、種子および果皮プ
ラグを含有し、オリフィス管がら捕集パンに排出する。
カップが集まるにつれ、完全な果皮および果物物質の残
り、果皮の小さいストリップを除去し、捕集パンからそ
らし、廃棄物スクリューコンベヤーに送る。このように
、更に加工すべき物質、柑橘火芯は、回収可能な残留ジ
ュース固形分と一緒にラグ、種子および果皮プラグのみ
を含有する。
次いで、柑橘火芯を5ガロンのパケットに移し、3つの
試料ロットに分ける。
試料1〔96ボンド(43,5kg) )を手でコンタ
−ベツドウオーム/篩遠心機モデル250に5gpmの
速度で供給する。0.15mmの穴の人きさの篩、ウオ
ームと篩との間の差速25rpmおよびバスケットの傾
斜角10″を使用して、遠心機を設置する。バスケット
速度を2000rpmに設定する。これは、約555G
の力を発生する。
火芯物質は、遠心機に入る時クイックファイバ90ml
および出る時クイックファイバー67mlを有する。火
芯から回収されるジュース5.5ポンド(約2゜49)
cg)は、果物1鞘当たり0.10ボンド(45,4g
)の糖固形分を表わす。これは、3インチ(約7.62
cm)のFMC標準搾汁機上の早生/小生果物から生ず
る火芯15ボンド(6,8)cg) 7箱に基づく。
調製されたジュースは11.9ブリツクスVSコントロ
ール10.8ブリツクス、およびブリックス/酸の比率
35.Ovsコントロール比率15.0を有する。また
、火芯ジュース試料の果皮油量は0.19%VSコント
ロール試料0.017%である。火芯ジュースの粘度は
556cps  vsコントール10cpsである。
同じ果物からの火芯物質の第二試料は、バスケットの速
度を250Orpmに上げる以外は(これは約868G
の力を発生)すべて同じ条件ドで同じ遠心機に供給する
。火芯90.5ポンド(約41.1kg)を遠心機に供
給し、火芯のクイックファイバーを62mlに下げる。
ジュース6ポンド(約2. 72kg)が回収され、糖
固形分0.12ボンド(約54.4g)7箱を表わす。
火芯ジュースデータは、下記のことを示す:ブリックス
11.7;ブリックス/酸の比率30.0.果皮油mO
,25%;および粘度548cps0次いで、火芯物質
の第三試料を遠心機上で300Orpmで走行して12
50Gの力を生じさせる。この火芯試料は66.5ポン
ド(約30.16kg)であり且つ火芯ジュース6.0
ポンド(約2.72kg)を生ずる。排出果芯上のクイ
ックファイバーは、62mlである。火芯からの糖固形
分収量は、0.16ボンド(約72.6g)7箱である
。火芯ジュースデータは、次の通りである:ブリックス
11.7;ブリックス/酸の比率31.6.果皮油ff
10. 25%;および粘度488cps。
これらの3つの試験は、バスケット速度を増大すること
によって、収率と果皮消量との両方とも増大することを
示す。このように、より高い収率条件は、ジュース品質
に影響を及ぼすことがある。
例■ 例Iと同様に、搾汁前に、早生/小生オレンジを洗浄し
、すすぐ。しかしながら、この試験においては、フード
・マシナリー・コーポレーション製搾汗機モデルN11
L391を使用して、3インチ(約7.62cm)より
も大きいオレンジを3P(dfrする。このより大きい
搾汁機用の標準搾汁部品が用いられる〔4インチ(約1
0.16c+n)のカップ、6764インチ(約2. 
38mm)の果皮クリアランス、1,25インチ(約3
.175cm)のカッター、374インチ(約19.1
m+s)のビーム設定、長さ7/16インチ(11,1
市)の絞り、および直径1.25インチ(約3.175
co+)の01040インチ(約1.02+am)のを
孔ストし一ナー管〕。
再度、搾汁ジュースのコントロール試料を捕集し、火芯
ジュース試料との爾後比較のために分析する。
より大きい果物からのすべての火芯を捕集し、例Iと同
様に設置したウオーム篩遠心機に供給する。この試験に
おいては、遠心機を3000rpmの速度(1250G
の力)で走行する。
fffffi82.95である火芯物質は、遠心機に入
る時クイックファイバー値107mlおよび出る時クイ
ックファイバー値92mlを有する。ジュース8.55
ポンド(約3,878kg)を火芯から凹版し、火芯1
5ボンド(約6.80kg) /箱に基づいて、果物1
鞘当たり0.19ポンド(86,2g)の糖固形分を表
わす。火芯ジュースは12.5ブリツクスおよびブリッ
クス/酸の比率40.3vsコントロール値それぞれ1
1.0および15.9を有する。また、果皮消量は0.
31%であり、粘度は火芯ジュース試料の場合に203
3cpsである。これは、コントロール試料の場合の油
ff10.021%と比−較する。
例■ 3インチ(7,62cm)以下の早生/小生オレンジを
例1と同様に洗浄し、すすぎ、搾汁する。
例Iと同じ搾汁機および遠心機設置を使用する。
再度、遠心機を300Orpm (1250Gの力)で
走行する。
調製された火芯ジュースを捕集し、次いで、3容量%基
準でシングルストレンゲス−次ジュース流に加え、蒸発
する。果芯ジュース添加なしの同じジュースのコントロ
ール試料を比較のため蒸発する。
この試験においては、火芯1915.5ポンド(約86
8.87kg)を遠心機に供給し、果芯ジュース128
.8ボンド(約58.42kg)を調製した。この調製
は、約2時間かかった。この際に、標準の搾汁仕上ジュ
ースを捕集し、2個のタンクで貯蔵する。これらのタン
クの1つに果芯ジュース128.8ポンド(約58.4
2kg)を゛加え、完成ジュース500ガロンと混合す
る。火芯ジュースなしの他のタンクは、コントロールで
ある。
蒸発法を使用して、両方の試料を濃縮する。
非火芯ジュース試料を先ず蒸発して64,3゜の最終ブ
リックスとする。初期ブリックスは、12.3である。
蒸発速度は、7293ボンド(約3308.1kg)/
間開である。火芯ジュース添加バッチの場合には、供給
ブリックスは12.2であり且つ最終ブリックスは64
.6である。蒸発速度は、7315ポンド(約3318
.1kg)/時間である。
供給ジュースの蒸発器への試料および調製された濃縮物
の試料を捕集し、分析する。濃縮物試料もUSDAフレ
ーバー分析に付し、結果は試験製品とコントロール製品
とのフレーバースコアの差がないことを示した。物理的
分析結果を以−ドの表に示す。
ブリックス   13,9 比率 33.9 油   0.198 粘度 3573 12.2     12J      G4.615.
1     15.0     15.30.025 
   0.021 13.7    12.0    80[1365,3 14,9 070 E1分分析上クション 1、粘度 ブルックフィールドシンクロレクトリック(Brook
l’1eld 5ynchro−Lectric) U
 L V粘度計を使用して粘度を測定する。
No、3スピンドルおよび60 r pm設定を使用す
る。ジュース試料を20メツシユ篩を通して篩分け、8
オンス(約227 g)のジャー試料に入れる。粘度計
を水準化する。測定を室温でできるだけ迅速に、通常5
分以内にとる。3つの読みを30秒間隔でとる。
粘度は、平均ダイヤル読みに20倍を掛けることによっ
て計算する。
2、沈降性バルブ容量% 濃縮物試料を均一な試料を得るのに十分な捏度攪拌する
。水を加えて、濃縮試料を11,8゜Br1xに希釈す
る。バルブは、篩目の開き約0.5a+11を有する2
0メツシユ篩を通過させることによって希釈試料から除
土する。篩分けられた試料を80±2°Fの温度に平衡
する。次いで、2つの円錐形の50mlの目盛管によく
混合された平衡試料の各々正確に50mlを充填する。
管は、[1盛スケールが回転方向に面するように遠心機
(IECモデルHN−SII、IEC遠心ヘッド#21
5、■ECトランニオンリング#325、IECシール
ズ#320)に入れる。釣り合った荷重を使用して、試
料を1500 r pmで1o分間遠心分離する。3管
の底におけるバルブの量を最も近いmlに読み、次いで
、2を掛けて沈降性バルブの容量%とする。管の値を平
均して試料の沈降性バルブの容量%を得る。
3、クイックファイバー試験 (a)40メツシユ篩バスケツトをクイックファイバー
装置(FMC製)に入れる。
(b)新鮮な代表的なよく混合された試料から、試料2
00gを1gのビーカーに秤量供給する。
(C)秤量された試料に、水200mlを加える。
1分間攪拌することによって混合する。試料−水混合物
を3分間放置し、次いで、再度1分間攪拌することによ
って混合する。
(d)直ちに上記火芯−水混合物を40メツシユ篩バス
ケツトに移す。クイックファイバー装置を作動させ、3
分間振とうさせる。捕集し、篩分けによって回収された
すべての遊離波体の容量をAPI定する。
(e)回収された液体の容量(ml)は、火芯物質の相
対乾燥度を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、柑橘果物、好ましくはオレンジ、グレープフルーツ
    またはレモン、最も好ましくはオレンジを搾汁および仕
    上システム、好ましくは往復カップ型搾汁機中で加工し
    て一次ジュース流および搾汁機果芯物質を与え、クイッ
    クファイバー含量少なくとも60ml、好ましくは90
    〜120mlを有する搾汁機果芯物質を遠心濾過器中で
    300〜1500G、好ましくは700〜1250Gの
    力で0.5〜15秒、好ましくは1〜4秒間加工するこ
    とを特徴とする柑橘果物を加工して改良ジュース収率を
    与える方法。 2、一次ジュース流のジュース収率が90〜100%で
    あり且つ遠心濾過器が0.1〜0.3mmの篩サイズを
    有する、請求項1に記載の方法。 3、遠心濾過器が、0.1mm〜0.5mmの篩サイズ
    を有する、請求項1に記載の方法。 4、一次ジュース流67%〜99%、好ましくは93%
    〜98%を二次ジュース流1%〜33%、好ましくは2
    %〜7%とブレンドする、請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の方法。 5、柑橘パルプ、好ましくはオレンジパルプを遠心濾過
    器中で300G〜1500Gの力で0.5秒〜15秒、
    好ましくは1〜4秒間加工する工程を含むことを特徴と
    する柑橘パルプを加工してジュースを回収する方法。 6、上記遠心濾過器が、0.3mm以下の篩サイズを有
    する、請求項5に記載の方法。
JP22430789A 1989-08-30 1989-08-30 搾汁機果芯物質からジュース固形分を回収するための2流ジュース加工法 Pending JPH0391470A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510421A (ja) * 2000-10-04 2004-04-08 エフエムシー・テクノロジーズ・インコーポレーテッド パルプ及びジュースをジュースフィニッシャーで加工処理するための方法及び装置

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JP2004510421A (ja) * 2000-10-04 2004-04-08 エフエムシー・テクノロジーズ・インコーポレーテッド パルプ及びジュースをジュースフィニッシャーで加工処理するための方法及び装置

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