JPH0390174A - ゴルフクラブのヘッド - Google Patents
ゴルフクラブのヘッドInfo
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- JPH0390174A JPH0390174A JP1243233A JP24323389A JPH0390174A JP H0390174 A JPH0390174 A JP H0390174A JP 1243233 A JP1243233 A JP 1243233A JP 24323389 A JP24323389 A JP 24323389A JP H0390174 A JPH0390174 A JP H0390174A
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Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はゴルフクラブのヘッドの改良に関するものであ
り、詳しくは、飛球距離の増大手段としてクラブヘッド
本体のクラブフェース、もしくは、フェースインサート
を弾性変形による反撥力増強部位となしたゴルフクラブ
のヘッド構造に関するものである。
り、詳しくは、飛球距離の増大手段としてクラブヘッド
本体のクラブフェース、もしくは、フェースインサート
を弾性変形による反撥力増強部位となしたゴルフクラブ
のヘッド構造に関するものである。
最適打球域、所謂、スウィートスポットを拡大するため
、クラブヘッド本体の質量分布をヘッド本体のトウ側と
ヒール側に分散させたアイアンクラブが種々市販されて
いる。一方、中空外殻構造を具えたメダルヘッドやカー
ボンヘッドをシャフトの先端に固着したゴルフクラブが
種々市販されている。上記トウ・ヒール構造のアイアン
クラブは、打球点が多少スウィートスポットから外れた
場合にも成る程度の飛距離を確保することができるため
、初級者や中級者のみならず、上級者にも使い易いクラ
ブとしてその有用性が評価されている。イまた、メダル
ヘッドやカーボンヘッドを具えた:ルックラブは、旧来
のパーシモンヘッドを具えたゴルフクラブの製造で問題
となっている良質の天然補材の入手困難や材質的なバラ
ツキに対して効果的に対応することができるため、従来
のパーシモン製ヘッドを具えたゴルフクラブの代替品と
して利用者が増加しつつある。
、クラブヘッド本体の質量分布をヘッド本体のトウ側と
ヒール側に分散させたアイアンクラブが種々市販されて
いる。一方、中空外殻構造を具えたメダルヘッドやカー
ボンヘッドをシャフトの先端に固着したゴルフクラブが
種々市販されている。上記トウ・ヒール構造のアイアン
クラブは、打球点が多少スウィートスポットから外れた
場合にも成る程度の飛距離を確保することができるため
、初級者や中級者のみならず、上級者にも使い易いクラ
ブとしてその有用性が評価されている。イまた、メダル
ヘッドやカーボンヘッドを具えた:ルックラブは、旧来
のパーシモンヘッドを具えたゴルフクラブの製造で問題
となっている良質の天然補材の入手困難や材質的なバラ
ツキに対して効果的に対応することができるため、従来
のパーシモン製ヘッドを具えたゴルフクラブの代替品と
して利用者が増加しつつある。
上記トウ・ヒール構造を具えたアイアンクラブを始めと
して従来のアイアンクラブは、スウィング時に所定の質
量効果(Mass 1Effect)が発揮されるよう
にクラブの番手毎にクラブヘッド本体の重量と外形寸法
が選定されている0例えば、トウ・ヒール構造のアイア
ンクラブとして周知のカーステン社製のアイアンクラブ
”PING”に於いては、クラブの番手に対し密接なつ
ながりを持たすことなくクラブフェース面の厚みが約3
.1mから約4.0mmに設計されている。この例示に
見られるようにクラブフェース面の厚みを大きくした場
合、打球時にクラブフェース面が殆ど弾性変形しないた
め、ゴルフボールの飛距離は、前記質量効果、シャフト
の長さ及びクラブフェース面の表面硬度の影響を受ける
に留まり、クラブフェース面の反撥弾性が飛球距離の増
大に生かされない、クラブフェース面の弾性変形による
反撥弾性が飛球距離の増大に利用されておらないという
状況は、メダルヘッドやカーボンヘッドを具えたゴルフ
クラブに於いても同様であるが、この外、中空外殻構造
を具えたゴルフクラブには、打球音がバーシモン製のク
ラブヘッドを具えたゴルフクラブと著しく相違するとい
う問題点も認められている。打球音の音質改良手段とし
て、ヘッド本体内に発泡性樹脂等の吸音材を充填する方
法が実用化されているが、この方法によって実用上満足
し得る吸音効果や音質改良効果を発揮させることは、実
際問題として可成り困難である。
して従来のアイアンクラブは、スウィング時に所定の質
量効果(Mass 1Effect)が発揮されるよう
にクラブの番手毎にクラブヘッド本体の重量と外形寸法
が選定されている0例えば、トウ・ヒール構造のアイア
ンクラブとして周知のカーステン社製のアイアンクラブ
”PING”に於いては、クラブの番手に対し密接なつ
ながりを持たすことなくクラブフェース面の厚みが約3
.1mから約4.0mmに設計されている。この例示に
見られるようにクラブフェース面の厚みを大きくした場
合、打球時にクラブフェース面が殆ど弾性変形しないた
め、ゴルフボールの飛距離は、前記質量効果、シャフト
の長さ及びクラブフェース面の表面硬度の影響を受ける
に留まり、クラブフェース面の反撥弾性が飛球距離の増
大に生かされない、クラブフェース面の弾性変形による
反撥弾性が飛球距離の増大に利用されておらないという
状況は、メダルヘッドやカーボンヘッドを具えたゴルフ
クラブに於いても同様であるが、この外、中空外殻構造
を具えたゴルフクラブには、打球音がバーシモン製のク
ラブヘッドを具えたゴルフクラブと著しく相違するとい
う問題点も認められている。打球音の音質改良手段とし
て、ヘッド本体内に発泡性樹脂等の吸音材を充填する方
法が実用化されているが、この方法によって実用上満足
し得る吸音効果や音質改良効果を発揮させることは、実
際問題として可成り困難である。
上記課題の解決手段として本発明は、
(1) クラブフェースの厚みを、ゴルフクラブ使用
時のヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を
比較的薄くすることにより打球時の弾性変形による反撥
力増強部位となしたことを特徴とするゴルフクラブのヘ
ッド。
時のヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を
比較的薄くすることにより打球時の弾性変形による反撥
力増強部位となしたことを特徴とするゴルフクラブのヘ
ッド。
(2)中空外殻構造を具えたゴルフクラブのヘッドに於
いて、フェースインサートの厚みを、ゴルフクラブ使用
時のヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を
比較的薄くすることにより打球時の弾性変形による反撥
力増強部位とすると共に、クラブヘッド本体内に打球音
の改質媒体として高圧の空気もしくは不活性気体を封入
したことを特徴とするゴルフクラブのヘッド。
いて、フェースインサートの厚みを、ゴルフクラブ使用
時のヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を
比較的薄くすることにより打球時の弾性変形による反撥
力増強部位とすると共に、クラブヘッド本体内に打球音
の改質媒体として高圧の空気もしくは不活性気体を封入
したことを特徴とするゴルフクラブのヘッド。
を提供するものである。
〔作用]
アイアンクラブ及び中空外殻構造のクラブヘッドを具え
たゴルフクラブ共、クラブフェース、もしくは、フェー
スインサートの厚みを、ゴルフクラブ使用時のヘッドス
ピードに最も効率良く弾性変形して反撥する厚みに設定
し、比較的薄肉に設定きれた肉厚により打球時のクラブ
フェースもしくはフェースインサートの弾性変形を利用
して反撥力を増大させ飛球距離を増大させる。また、中
空外殻構造のクラブヘッドの本体内に空気もしくは不活
性気体を充填することによって、フェースインサートの
反撥弾性を大きくする。クラブヘッドの本体内に充填さ
れた空気、もしくは、不活性気体は、反撥弾性の向上に
寄与すると共に、吸音部材として機能し、打球音の低下
と改質に参画する。
たゴルフクラブ共、クラブフェース、もしくは、フェー
スインサートの厚みを、ゴルフクラブ使用時のヘッドス
ピードに最も効率良く弾性変形して反撥する厚みに設定
し、比較的薄肉に設定きれた肉厚により打球時のクラブ
フェースもしくはフェースインサートの弾性変形を利用
して反撥力を増大させ飛球距離を増大させる。また、中
空外殻構造のクラブヘッドの本体内に空気もしくは不活
性気体を充填することによって、フェースインサートの
反撥弾性を大きくする。クラブヘッドの本体内に充填さ
れた空気、もしくは、不活性気体は、反撥弾性の向上に
寄与すると共に、吸音部材として機能し、打球音の低下
と改質に参画する。
第1図は本発明に係るアイアンクラブの本体部分の略示
正面図、第2図は第1図の線■−Hに沿う縦断面図、第
3図は中空外殻構造のヘッド本体を具えたゴルフクラブ
の一部分を断面にした略示正面図である。
正面図、第2図は第1図の線■−Hに沿う縦断面図、第
3図は中空外殻構造のヘッド本体を具えたゴルフクラブ
の一部分を断面にした略示正面図である。
これらの図面に示すように、本発明に係るゴルフクラブ
は、クラブフェース(2)の厚みtをゴルフクラブ使用
時のヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を
比較的薄くすることによりこの薄肉部分を打球時に弾性
変形する反撥力の増強部位に形成している。
は、クラブフェース(2)の厚みtをゴルフクラブ使用
時のヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を
比較的薄くすることによりこの薄肉部分を打球時に弾性
変形する反撥力の増強部位に形成している。
より具体的に説明すると、第1図及び第2図に示す高張
力鋼製のアイアンクラブに於ては、−例としてドライビ
ングアイアンのクラブフェース(2)の厚みtを2.3
mに設定し、以後、クラブの番手が大きくなるのに従
って減少するヘッドスピードに比例しクラブフェース(
2)の厚みtを順次薄くすることによって、打球面を弾
性変形による反撥力増強部位に形成している。更に判り
易く説明すると、上記の例示でドライビングアイアンの
クラブフェースの厚みが2.3 mである場合、9番ア
イアンのクラブフェースの厚みは2.Owsに設定され
ている。又ヘッドスピードに関しては個人差に於いて大
きな開きがあり、前記のドライビングアイアンだけを例
にとうでも個々のヘッドスピードに比例し、クラブフェ
ースの厚みを設定しなければならない、当然の事乍ら厚
みに違いが!!E8る訳であり、他のクラブくそしてワ
ンセットのゴルフクラブに於いても個々のヘッドスピー
ドに比例し、それぞれに違った設定が要求される。この
ようにクラブフェースの厚みを、ゴルフクラブ使用時の
ヘッドスピードを基準にして設定する事によってクラブ
フェース(2)には、シャフト(4)の長さに準じて増
大する衝撃荷重に耐え得る充分な物理的強度と飛球距離
の増大に好適な反発弾性があたえられる。第1図及び第
2図に断面で示すように、アイアンクラブの場合、クラ
ブヘッドの本体(1)は、前記クラブフェース(2)を
囲繞するトップエッヂ(5a) 、リーディングエッヂ
(5b)、トウ(5c)及びヒール(5d)の厚みが打
球面として機能するクラブフェース(2)の厚みtより
も大きくなるように、かつ、クラブヘッドの本体(1)
が所望の強度を持つようにそれぞれの部位の寸法諸元が
選定されている。また、第3図に例示する中空外殻構造
の高張力鋼製ヘッド(1)を具えたメダルヘッドドライ
バーに於ては、ヘッドスピードが総てのゴルフクラブの
中で最も速いことに起因して打球面出して機能するフェ
ースインサート(2)は−例として2.5閣の最大厚み
t waxを持ち、この最大厚みt waxを基準とし
て中空外殻構造体の他の部分の寸法諸元が選定されてい
る。第1図及び第2図に示すようにゴルフクラブがアイ
アンクラブである場合には、ヘッド本体(1)はステン
レス鋼、高張力鋼、銅・ベリリウム合金、チタン合金等
の金属材料から精密鋳造、溶接、或いはプレス加工等の
公知の成形手段によって形成されるが、第3図に示すよ
うにゴルフクラブが中空外殻構造を具えたカーボンヘッ
ドクラブやメダルヘッドクラブである場合には、クラブ
ヘッドの本体(1)は前記成形手段の外2、フィラメン
トワインディング工法と樹脂モールド工法との組合わせ
からなる複合成形手段等を利用することによって形成さ
れる、ゴルフクラブがアイアンクラ、ブであると、中空
外殻構造を具えたメダルヘッドクラブやカーボンヘッド
クラブであることを問わず、クラブフェース、もしくは
、フェースインサート(2)の厚みtはゴルフクラブ使
用時の1へッドスビードに比例するようにクラブ番手の
増大に対応して順次薄肉化されている。クラブフェース
、もしくは、フェースインサート(2)の厚みtは、例
えば高張力鋼製のメダルヘッドクラブの場合、クラブヘ
ッド本体(1)の重心深度を考慮して一般的には2.5
園以下に設定することが望ましい。
力鋼製のアイアンクラブに於ては、−例としてドライビ
ングアイアンのクラブフェース(2)の厚みtを2.3
mに設定し、以後、クラブの番手が大きくなるのに従
って減少するヘッドスピードに比例しクラブフェース(
2)の厚みtを順次薄くすることによって、打球面を弾
性変形による反撥力増強部位に形成している。更に判り
易く説明すると、上記の例示でドライビングアイアンの
クラブフェースの厚みが2.3 mである場合、9番ア
イアンのクラブフェースの厚みは2.Owsに設定され
ている。又ヘッドスピードに関しては個人差に於いて大
きな開きがあり、前記のドライビングアイアンだけを例
にとうでも個々のヘッドスピードに比例し、クラブフェ
ースの厚みを設定しなければならない、当然の事乍ら厚
みに違いが!!E8る訳であり、他のクラブくそしてワ
ンセットのゴルフクラブに於いても個々のヘッドスピー
ドに比例し、それぞれに違った設定が要求される。この
ようにクラブフェースの厚みを、ゴルフクラブ使用時の
ヘッドスピードを基準にして設定する事によってクラブ
フェース(2)には、シャフト(4)の長さに準じて増
大する衝撃荷重に耐え得る充分な物理的強度と飛球距離
の増大に好適な反発弾性があたえられる。第1図及び第
2図に断面で示すように、アイアンクラブの場合、クラ
ブヘッドの本体(1)は、前記クラブフェース(2)を
囲繞するトップエッヂ(5a) 、リーディングエッヂ
(5b)、トウ(5c)及びヒール(5d)の厚みが打
球面として機能するクラブフェース(2)の厚みtより
も大きくなるように、かつ、クラブヘッドの本体(1)
が所望の強度を持つようにそれぞれの部位の寸法諸元が
選定されている。また、第3図に例示する中空外殻構造
の高張力鋼製ヘッド(1)を具えたメダルヘッドドライ
バーに於ては、ヘッドスピードが総てのゴルフクラブの
中で最も速いことに起因して打球面出して機能するフェ
ースインサート(2)は−例として2.5閣の最大厚み
t waxを持ち、この最大厚みt waxを基準とし
て中空外殻構造体の他の部分の寸法諸元が選定されてい
る。第1図及び第2図に示すようにゴルフクラブがアイ
アンクラブである場合には、ヘッド本体(1)はステン
レス鋼、高張力鋼、銅・ベリリウム合金、チタン合金等
の金属材料から精密鋳造、溶接、或いはプレス加工等の
公知の成形手段によって形成されるが、第3図に示すよ
うにゴルフクラブが中空外殻構造を具えたカーボンヘッ
ドクラブやメダルヘッドクラブである場合には、クラブ
ヘッドの本体(1)は前記成形手段の外2、フィラメン
トワインディング工法と樹脂モールド工法との組合わせ
からなる複合成形手段等を利用することによって形成さ
れる、ゴルフクラブがアイアンクラ、ブであると、中空
外殻構造を具えたメダルヘッドクラブやカーボンヘッド
クラブであることを問わず、クラブフェース、もしくは
、フェースインサート(2)の厚みtはゴルフクラブ使
用時の1へッドスビードに比例するようにクラブ番手の
増大に対応して順次薄肉化されている。クラブフェース
、もしくは、フェースインサート(2)の厚みtは、例
えば高張力鋼製のメダルヘッドクラブの場合、クラブヘ
ッド本体(1)の重心深度を考慮して一般的には2.5
園以下に設定することが望ましい。
一方、カーボンへ・ノドクラブやメダルヘッドクラブは
、その前面に反撥弾性の向上部材として薄肉のフェース
インサート(2)を装着しているが、このフェースイン
サート(2)の装着面を除く適当な位置に、ヘッド本体
(1)内への空気、もしくは、不活性気体の注入手段と
して逆止弁(3)を固着している。ヘッド本体(1)の
ネック部分にシャフト(4)の先端部分を挿入固着した
後、逆止弁(3)を介してヘッド本体(1)内に高圧空
気を注入する。高圧空気の注入によって、カーボンヘッ
ドクラブやメダルヘッ、IA=クラブのヘッド本体(1
)は、例えば10kg/cdの内圧が前記薄肉のフェー
スインサート(2)の内面に働く中空圧力容器に形成さ
れる。シャフト(4)の装着に際しては、これによって
ヘッド本体(1)の耐圧密封構造が破壊されないように
気密性の高い固着構造を採用する必要がある。
、その前面に反撥弾性の向上部材として薄肉のフェース
インサート(2)を装着しているが、このフェースイン
サート(2)の装着面を除く適当な位置に、ヘッド本体
(1)内への空気、もしくは、不活性気体の注入手段と
して逆止弁(3)を固着している。ヘッド本体(1)の
ネック部分にシャフト(4)の先端部分を挿入固着した
後、逆止弁(3)を介してヘッド本体(1)内に高圧空
気を注入する。高圧空気の注入によって、カーボンヘッ
ドクラブやメダルヘッ、IA=クラブのヘッド本体(1
)は、例えば10kg/cdの内圧が前記薄肉のフェー
スインサート(2)の内面に働く中空圧力容器に形成さ
れる。シャフト(4)の装着に際しては、これによって
ヘッド本体(1)の耐圧密封構造が破壊されないように
気密性の高い固着構造を採用する必要がある。
ヘッド本体(1)内へ注入する空気もしくは不活性気体
の圧力は、所定の肉厚を持ったフェースインサート(2
)を内側から押圧することによって、フェースインサー
ト(2)に付加的な反撥弾性が発生し得るように調節す
る。ヘッド本体(1)内へ注入された空気、もしくは、
不活性気体、例えばチッ素ガスは、フェースインサート
(2)に対して反撥弾性付加媒体として機能すると共に
、打球音の吸収媒体及び音質改良媒体として機能する。
の圧力は、所定の肉厚を持ったフェースインサート(2
)を内側から押圧することによって、フェースインサー
ト(2)に付加的な反撥弾性が発生し得るように調節す
る。ヘッド本体(1)内へ注入された空気、もしくは、
不活性気体、例えばチッ素ガスは、フェースインサート
(2)に対して反撥弾性付加媒体として機能すると共に
、打球音の吸収媒体及び音質改良媒体として機能する。
本発明者の実験によれば、アイアンクラブのクラブフェ
ース(2)、或いは、メダルヘッドクラブのフェースイ
ンサート(2)を厚さtが2.5 msの軟鉄から形成
し、このクラブフェース(2)、或いは、フェースイン
サート(2〉上に114 C11の高さからゴルフボー
ルを自由落下させた場合、101.5 amの跳ね返り
高さが記録された。比較例として約3゜2−の厚さの軟
鉄製のクラブフェース(2)を具えたアイアンクラブを
準備し、このクラブフェース(2)上に114cmの高
さからゴルフボールを自由落下させた場合、92c11
1の跳ね返り高さが記録されたに過ぎなかった。この実
験結果から、クラブフェース(2)、或いは、フェース
インサート(2)の厚みtを薄くすることによって、反
発弾性が向上し、これによってクラブフェース(2)、
或いは、フェースインサート(2)とゴルフボールとの
接触時間が長くなり、飛球距離が大幅に増大することが
理解される。
ース(2)、或いは、メダルヘッドクラブのフェースイ
ンサート(2)を厚さtが2.5 msの軟鉄から形成
し、このクラブフェース(2)、或いは、フェースイン
サート(2〉上に114 C11の高さからゴルフボー
ルを自由落下させた場合、101.5 amの跳ね返り
高さが記録された。比較例として約3゜2−の厚さの軟
鉄製のクラブフェース(2)を具えたアイアンクラブを
準備し、このクラブフェース(2)上に114cmの高
さからゴルフボールを自由落下させた場合、92c11
1の跳ね返り高さが記録されたに過ぎなかった。この実
験結果から、クラブフェース(2)、或いは、フェース
インサート(2)の厚みtを薄くすることによって、反
発弾性が向上し、これによってクラブフェース(2)、
或いは、フェースインサート(2)とゴルフボールとの
接触時間が長くなり、飛球距離が大幅に増大することが
理解される。
クラブフェース、もしくは、フェースインサートの厚み
をゴルフクラブ使用時のヘッドスピードを基準にして設
定し、その設定を比較的薄くすることにより打球時の弾
性麦、彬による反発弾性の増大によって飛球距離が増大
する。また、反発弾性の増大によってクラブフェースも
しくはフェースインサートとボールとの接触時間が長く
なるため、飛球方向の安定化に対しても従来のゴルフク
ラブの水準を大幅に土建る効果が発揮される。更に、メ
ダルヘッドクラブやカーボンヘッドクラブに本発明を適
用した場合、クラブヘッド本体内に封入された空気や不
活性気体が、上記の如くクラブ使用時のヘッドスピード
を基準として肉厚を選定されたクラブフェースもしくは
フェースインサートに対して反撥弾性付与媒体として機
能すると共に、打球音の吸収並びに改質媒体として機能
することによって、パーシモン製のクラブヘッドを具え
たウッドクラブに近似した良好な打球音と打球感が得ら
れる。
をゴルフクラブ使用時のヘッドスピードを基準にして設
定し、その設定を比較的薄くすることにより打球時の弾
性麦、彬による反発弾性の増大によって飛球距離が増大
する。また、反発弾性の増大によってクラブフェースも
しくはフェースインサートとボールとの接触時間が長く
なるため、飛球方向の安定化に対しても従来のゴルフク
ラブの水準を大幅に土建る効果が発揮される。更に、メ
ダルヘッドクラブやカーボンヘッドクラブに本発明を適
用した場合、クラブヘッド本体内に封入された空気や不
活性気体が、上記の如くクラブ使用時のヘッドスピード
を基準として肉厚を選定されたクラブフェースもしくは
フェースインサートに対して反撥弾性付与媒体として機
能すると共に、打球音の吸収並びに改質媒体として機能
することによって、パーシモン製のクラブヘッドを具え
たウッドクラブに近似した良好な打球音と打球感が得ら
れる。
第1図は本発明に係るアイアンクラブの本体部分の略示
正面図、第2図は第1図の線■−■に沿う縦断面図、第
3図は中空外殻構造のヘッド本体を具えたゴルフクラブ
の一部分を断面にした略示正面図である。 (1)−・−クラブヘッド本体、 (2)−・−クラブフェース(フェースインサート)(
4)・−・シャフト、 (1)−・・クラブフェースの厚み。
正面図、第2図は第1図の線■−■に沿う縦断面図、第
3図は中空外殻構造のヘッド本体を具えたゴルフクラブ
の一部分を断面にした略示正面図である。 (1)−・−クラブヘッド本体、 (2)−・−クラブフェース(フェースインサート)(
4)・−・シャフト、 (1)−・・クラブフェースの厚み。
Claims (2)
- (1)クラブフェースの厚みを、ゴルフクラブ使用時の
ヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を比較
的薄くすることにより打球時の弾性変形による反撥力増
強部位となしたことを特徴とするゴルフクラブのヘッド
。 - (2)中空外殻構造を具えたゴルフクラブのヘッドに於
いて、フェースインサートの厚みを、ゴルフクラブ使用
時のヘッドスピードを基準にして設定し、その設定値を
比較的薄くすることにより打球時の弾性変形による反撥
力増強部位とすると共に、クラブヘッド本体内に打球音
の改質媒体として高圧の空気もしくは不活性気体を封入
したことを特徴とするゴルフクラブのヘッド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15300389 | 1989-06-14 | ||
JP1-153003 | 1989-06-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390174A true JPH0390174A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=15552824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1243233A Pending JPH0390174A (ja) | 1989-06-14 | 1989-09-18 | ゴルフクラブのヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0390174A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08206260A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-13 | Yamaha Corp | ゴルフ用アイアンクラブヘッド及びその製法 |
JP2006255017A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Nelson Precision Casting Co Ltd | 振動吸収可能なゴルフクラブヘッドの重りの構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59189877A (ja) * | 1983-04-09 | 1984-10-27 | 小村 博 | 打球具 |
JPS61193680A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-28 | マルマンゴルフ株式会社 | ゴルフクラブ用ヘツド |
JPS6274382A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-06 | マルマンゴルフ株式会社 | ゴルフクラブセツト |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP1243233A patent/JPH0390174A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59189877A (ja) * | 1983-04-09 | 1984-10-27 | 小村 博 | 打球具 |
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