JPH039004Y2 - - Google Patents

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JPH039004Y2
JPH039004Y2 JP17917284U JP17917284U JPH039004Y2 JP H039004 Y2 JPH039004 Y2 JP H039004Y2 JP 17917284 U JP17917284 U JP 17917284U JP 17917284 U JP17917284 U JP 17917284U JP H039004 Y2 JPH039004 Y2 JP H039004Y2
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tube
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、主として分光光度計において用いら
れるオートフローセルの付属装置に係り、特には
フローセル内に液体試料を供給するためのチユー
ブポンプの取付けとその操作手段の改良に関す
る。
(ロ) 従来技術とその問題点 一般に、分光光度計で液体試料を分析する場
合、第5図に示すように、分光光度計本体aの光
源・分光器部bと測光部cとの間にオートフロー
セル付属装置dを配置し、このオートフローセル
付属装置dの試料室e内に配置されたフローセル
fに液体試料を図示省略してポンプでで吸入し、
この状態で光源・分光器部bから測定光gを放射
してフローセルfを透過させ、透過した測定光g
を測光部cで測定する。
ところで、このようなオートフローセル付属装
置に設けられる液体試料吸入用のポンプとして
は、チユーブポンプが広く用いられている。この
チユーブポンプは、小形、軽量であること、試料
吸入量の調整が容易で操作性に優れること、液体
試料とポンプ本体との直接の接触が無い等の利点
がある仮面、構造上、しごきチユーブに一定の使
用寿命があり、また、耐薬品性にも限界がある。
従つて、しごきチユーブが長期間使用による疲労
や腐食性試料の分析により破損し、液体試料が流
出することがある。従つて、チユーブポンプを試
料室e内に配置した場合には、試料室e内が流出
した液体により汚染、腐食されたり、さらには、
流出液体が分光光度計本体aの光源・分光器部b
や測光部cにまで流入して故障の原因ともなる。
これを防止するには、チユーブポンプを分光光度
計本体aから離れた所に別個に設置してもよい
が、そうすると試料分析時の操作性が極めて悪く
なる。このため、従来はチユーブポンプをフロー
セルfに近接した試料室外壁hに取り付けるよう
にしている。一方、フローセルへ液体試料を吸入
する際は試験管、ビーカ等の容器を持つた状態
で、かつ、片手でできることが操作性の点から望
ましく、そのため、従来の装置ではチユーブポン
プ制御用の操作レバー等を別途設けている。
ところで、試料室外壁h部分は分光光度計本体
aとの光学設計上に制約などから、光源・分光器
部bと測光部c間の距離が短く、外壁面積が小さ
い。このため、従来はチユーブポンプとこれを制
御する操作部の双方を試料室外壁の同一箇所に設
け、さらに吸入、排出用のチユーブや信号ケーブ
ルなどの取付を行なうといつたことができなかつ
た。従つて、従来のオートフローセル付属装置で
は、チユーブポンプを試料室外壁に設けたときに
は、該チユーブポンプ制御用の操作部は試料室か
ら離れた所に配置せねばならず、未だ試料分析時
の操作性が不充分であつた。
(ハ) 目的 本考案は従来のかかる問題点に鑑み、試料室外
壁にチユーブポンプと該チユーブポンプ制御用の
操作部とを互いに近接配置できるようにして、分
析時の操作性を高め、しかも、チユーブポンプの
チユーブ破損による液漏れの問題を解決したオー
トフローセル付属装置を提供することを目的とす
る。
(ニ) 構成 本考案は上述の目的を達成するため、フローセ
ルが配置された試料室の外壁にはチユーブポンプ
のチユーブぜんどう部とこのチユーブぜんどう部
を覆うカバー部材とが取り付けられる一方、前記
カバー部材を回転自在かつ着脱可能に保持する保
持手段と、前記カバー部材の回転運動を前記チユ
ーブポンプを制御する操作スイツチに伝達する伝
達手段とを備えてオートフローセル付属装置を構
成している。
(ホ) 実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係る分光光度計にお
けるオートフローセル装置の正面図、第2図は同
装置の側面断面図である。この実施例のオートフ
ローセル付属装置1は、図示省略した分光光度計
本体に着脱可能に設けられている。また、フロー
セル2は試料室4を構成する試料室外壁6に図示
省略したホルダにより固定されている。チユーブ
ポンプ7は、チユーブポンプヘツド8、しごきチ
ユーブ10、大径ローラ12およびこの大径ロー
ラ12に回転自在に取付けられた4個の小径ロー
ラ14からなるチユーブぜんどう部16を備え、
このチユーブぜんどう部16が取付ねじ18によ
つて試料室外壁6に固定されている。一方、チユ
ーブポンプ7のモータ20は試料室4内に配置さ
れ、その回転軸22が試料室外壁6を貫通して上
記大径ローラ12に接続されている。しごきチユ
ーブ10は2つのジヨイント24を介して、一方
端がフローセル2の接続チユーブ26に、他方端
が排出チユーブ28にそれぞれ接続されている。
また、フローセル2の吸入側に接続された吸入チ
ユーブ30は試料室外壁6に取付けられたガイド
パイプ32を通つて試料室外方に突出しており、
その突出部分から液体試料が吸入される。34は
前記チユーブぜんどう部16を覆うカバー部材で
あつて、このカバー部材34は、第3図および第
4図に示すように、チユーブぜんどう部16から
延出される前記接続チユーブ26と排出チユーブ
28のそれぞれの通過を許容する切り欠き36が
設けられるとともに、上部に支軸38が回転自在
にEリング40で取付けられている。そして、該
カバー部材34はチユーブポンプヘツド8に取付
けられた2個の板ばね42に支軸38を嵌め込む
ことによつて回転自在かつ着脱可能に保持されて
いる。そして、上記支軸38と板ばね42とでカ
バー部材34を保持する保持手段44が構成され
る。また試料室外壁6には円筒状のガイド部材4
6が固着され、このガイド部材46にピン48が
摺動自在に挿通され、このピン48の一端に試料
室4内に配置されたチユーブポンプ制御用の操作
スイツチ50が対設され、ピン48の他端は試料
室4外に突出し、この突出部分が前記カバー部材
34の内壁に当接している。そして、前記ガイド
部材46とピン48とでカバー部材34の回転運
動を操作スイツチ50に伝達する伝達手段52が
構成される。なお、54は操作スイツチ50を図
外のコントローラを介してモータ20に接続する
ための信号源、56は試料室4の上蓋である。こ
のオートフローセル付属装置1で試料分析を行な
うには、試験管、ビーカ等の容器を手に持つた状
態でカバー部材34を矢印A方向(試料室側)に
押圧する。これに伴なつてピン48が図上右側に
移動するので、これに接触する操作スイツチ50
が動作する。操作スイツチ50の信号は信号線5
4によつて分光光度計に内蔵されたコントローラ
を介してモータ20に伝送され該モータ20の回
転が制御される。これにより、液体試料の吸入量
が調整される。
また、カバー部材34の押圧力を弱めると、操
作スイツチ50の反力によつてピン48が矢印B
方向に復帰されるので、カバー部材34もこれに
伴ない矢印B方向に移動する。このとき、カバー
部材34の上部はチユーブポンプヘツド8の上面
8aに当接し、その移動が制止される。また、カ
バー部材34を手で矢印B方向にさらに引つ張る
と、支軸38が板ばね42から外れ、カバー部材
34を取り外すことができる。これにより、チユ
ーブぜんどう部16が露出し、しごきチユーブ1
0の交換等の保守点検作業を行なうことができ
る。
(ヘ) 効果 以上のように本考案によれば、フローセルが配
置された試料室の外壁に設けられたチユーブぜん
どう部を覆うカバー部材自体がチユーブポンプ制
御用の操作部を兼用させているので、分析操作が
容易となり、また、しごきチユーブが破損して液
漏れが生じた場合も、分光光度計本体に悪影響を
及ぼすことがなくなる。しかも、カバー部材は保
持手段で着脱可能に保持されているので、しごき
チユーブの交換が必要な場合にはカバー部材を取
り外せば容易に交換作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は分光光度計におけるオートフローセル装
置の正面図、第2図は同装置の側面断面図、第3
図はカバーの背面図、第4図はカバーの側面図、
第5図は分光光度計の概略配置を示す構成図であ
る。 1……オートフローセル付属装置、2……フロ
ーセル、4……試料室、6……試料室外壁、7…
…チユーブポンプ、16……チユーブぜんどう
部、34……カバー部材、44……保持手段、5
2……伝達手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フローセルが配置された試料室の外壁にはチユ
    ーブポンプのチユーブぜんどう部とこのチユーブ
    ぜんどう部を覆うカバー部材とが取り付けられる
    一方、前記カバー部材を回転自在かつ着脱可能に
    保持する保持段と、前記カバー部材の回転運動を
    前記チユーブポンプを制御する操作スイツチに伝
    達する伝達手段とを備えることを特徴とする分光
    光度計におけるオートフローセル付属装置。
JP17917284U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH039004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17917284U JPH039004Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17917284U JPH039004Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6194749U JPS6194749U (ja) 1986-06-18
JPH039004Y2 true JPH039004Y2 (ja) 1991-03-06

Family

ID=30736735

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JP17917284U Expired JPH039004Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JPS6194749U (ja) 1986-06-18

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