JPH038986B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH038986B2
JPH038986B2 JP8632385A JP8632385A JPH038986B2 JP H038986 B2 JPH038986 B2 JP H038986B2 JP 8632385 A JP8632385 A JP 8632385A JP 8632385 A JP8632385 A JP 8632385A JP H038986 B2 JPH038986 B2 JP H038986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input shaft
traveling
turning
clutch
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8632385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61244663A (ja
Inventor
Kyoshi Gomi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8632385A priority Critical patent/JPS61244663A/ja
Publication of JPS61244663A publication Critical patent/JPS61244663A/ja
Publication of JPH038986B2 publication Critical patent/JPH038986B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は歯車装置によつて走行車輪を駆動する
ようにした鉄道用クレーンに関するものである。
〔発明の背景〕
実開昭59−46987号公報に示すように、鉄道用
クレーンは、車輪を歯車装置で回転させ、走行す
るようにしている。クレーン用のジブを有する旋
回体内に原動機を備え、この原動機で前記歯車装
置を介して車輪を駆動するようにしている。ま
た、前記原動機は第2の歯車装置を介して旋回体
を回転させるようにしている。
走行と旋回体の旋回とは旋回体内に設けたクラ
ツチ及びブレーキによつて択一的に切換えて行え
るようにしている。例えば、走行時にはクラツチ
を走行用歯車装置の入力軸に接続し、旋回用歯車
装置の入力軸のブレーキをセツトする。旋回体を
旋回させる場合には、クラツチを旋回用歯車装置
の入力軸に接続し、走行用歯車装置の入力軸のブ
レーキをセツトする。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、旋回動作時に鉄道用クレーン
が走行せず、また傾斜路でも旋回動作時に走行し
ないようにすることにある。
〔発明の概要〕
鉄道用クレーンの荷役作業の状態としては、ア
ウトリガーを用いて鉄道用クレーンを押上げ、車
輪がレールから離れた状態で作業を行う場合と、
アウトリガーを用いない状態で作業を行う場合の
2通りがある。
後者の場合において、旋回体を旋回させる場合
には、前記の如く、走行用歯車装置の入力軸のブ
レーキをセツトしている。このため、該ブレーキ
を介して旋回体と走行用歯車装置の縦軸とが一体
となる。このため、旋回動作によつて縦軸が回転
するので、走行車輪が回転され、鉄道用クレーン
が走行することになる。この走行量は旋回量に比
例しているので、大きいものではない。
旋回動作によつて鉄道用クレーンが走行するこ
とは予期しない動作であり、好ましいことではな
い。
なお、前記ブレーキのブレーキ力が弱ければ、
ここで滑りを生じ、走行は生じない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、旋回動作時には、走行用歯車装置の縦軸を旋
回用入力軸によつて旋回方向と逆方向に回転さ
せ、旋回動作による前記縦軸の回転と釣合させ、
走行しないようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
図は本発明を示す概念図である。
1は走行フレーム、2は旋回体の旋回フレーム
で、旋回輪3により連結されている。4は車輪で
車軸5と一体となつており、クレーン全体を支え
ると共に走行する。6は走行駆動のための縦軸で
旋回中心に設けられている。縦軸6の下部にはベ
ベルピニオン7を設け、これに噛み合うベベルギ
ヤ8とギヤ9を介し、車軸5に設けたギヤ10を
駆動する。
11は走行用入力軸、12は旋回用入力軸であ
る。13は駆動力を伝える入力軸である。14は
旋回駆動用ギヤで、旋回用入力軸12に回転自在
に取り付けられている。また、15は走行駆動用
ギヤで、走行用入力軸11に回転自在に取り付け
られている。駆動ギヤ14,15には爪が設けら
れており、旋回クラツチ16、走行クラツチ17
に噛み合う事ができる。旋回クラツチ16は旋回
用入力軸12に設けた置きキー18を案内として
軸方向に滑動する。走行クラツチ17も同様に走
行用入力軸11上に設けられた置きキー19を案
内として軸方向に滑動する。
20はクラツチレバーで、固定軸20aを中心
として揺動する。クラツチレバー20の一端には
旋回クラツチ16が、他端には走行クラツチ17
が連結され、旋回駆動ギヤ14と旋回クラツチ1
6を噛み合せた時は走行クラツチ17は走行駆動
ギヤ15とは外れる。逆に走行駆動ギヤ15と走
行クラツチ17を噛み合せた時は旋回クラツチ1
6は外れる。
旋回用入力軸12の他端にはベベルピニオン2
0が設けられ、旋回用縦軸22の上端に設けられ
たベベルギヤ21と噛み合う。旋回用縦軸の下端
にはピニオン23が設けられ、旋回輪3と一体の
インターナルギヤに噛み合つている。
走行用入力軸11の端にもベベルピニオン24
を設け、走行用縦軸6の上端に設けたベベルギヤ
25に噛み合つている。
走行クラツチ17には両側に爪が設けられてお
り、片方は前述の走行用駆動ギヤ15に噛み合
う。他方の爪は走行用入力軸11に別設されたギ
ヤ26に噛み合う。ギヤ26は走行用入力軸11
に回転自在に設けられている。このギヤ26はク
ラツチ17、置きキー19を介して走行用入力軸
11に連結される。またこのギヤ26は旋回用入
力軸12に固定されたピニオン27と噛み合う。
走行用入力軸11にはブレーキデスク28、お
よびブレーキ29が設けられており、走行動作時
に使用する。旋回用入力軸12にも同様にブレー
キデスク30、およびブレーキ31を設けてあ
る。ブレーキ29,31は旋回フレーム2に設置
している。
かかる構成において、アウトリガーを用いない
場合の動作について説明する。
走行動作を行う場合は、ブレーキ30をセツト
し、ブレーキ29を開放する。クラツチレバー2
0を想像線の位置とし、走行クラツチ17を走行
用駆動ギヤ15に噛み合せる。この状態で入力軸
13を回転させれば、走行用入力軸11が回転
し、走行用縦軸6を介して車輪4が回転する。こ
れによつて鉄道クレーンは走行する。
走行停止時にはクラツチレバー20を中立状態
とし、ブレーキ29をセツトする。
旋回動作を行う場合は、ブレーキ29及び31
を開放状態とする。クラツチレバー20を実線の
状態とし、旋回用クラツチ16を旋回用駆動ギヤ
14に噛み合させ、走行用クラツチ17をギヤ2
6に噛み合させる。
これによれば、入力軸13の駆動力は駆動ギヤ
14、旋回用クラツチ16を介して旋回用入力軸
12に伝わり、そして旋回用縦軸22が回転させ
られ、ピニオン23によつて旋回フレーム2が回
転させられる。
このとき、走行クラツチ17はギヤ26に噛み
合つているため、ピニオン27、ギヤ26、クラ
ツチ17を介し走行用入力軸11も駆動される。
ピニオン27とギヤ26、およベベルピニオン
24とベベルギヤ25とからなる減速比を、ベベ
ルピニオン20とベベルギヤ21、およびピニオ
ン23とインターナルギヤとからなる減速比に一
致させると、走行用縦軸6は回転しない。但し、
走行用クラツチ17によつて走行用入力軸11に
与えられる回転方向が、旋回体の旋回方向に対し
て逆方向であることが必要である。
このため、傾斜したレール上で旋回動作を行つ
ても、車輪4は回転しないので、走行することは
ないものである。
今、ギヤ26がなく、ブレーキ29をセツトし
た状態で旋回動作を行つた場合について説明す
る。これによつて、旋回動作によつて走行するこ
とが理解できよう。
ブレーキ29をセツトすると、ブレーキ29は
旋回フレーム2に固定しているので、旋回用入力
軸11は旋回フレーム2と共に旋回する。走行用
入力軸11が旋回すれば、これに連結している走
行用縦軸6が走行用入力軸11と共に回転する。
このため、車軸4が回転する。
従つて、ギヤ26等による減速比が旋回体の旋
回量に一致させること、及び回転方向が旋回体の
旋回方向の逆方向であること、の必要性は理解で
きよう。
尚、旋回用入力軸12と走行用入力軸11との
間のギヤは1つであるが、複数設けて減速比を調
整する。また、ギヤ、例えばギヤ26を走行用入
力軸11に固定して設け、これをギヤ27との噛
み合いを外すように設けることにより、クラツチ
とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、旋回動作時に走行用縦軸を旋
回量に応じ逆方向に駆動するため、相対的に走行
縦軸は静止していることになり、旋回動作により
走行動作は生じないものである。
また、傾斜走行路上で旋回動作を行つても走行
することはないものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を示す駆動系の概念図である。 1……走行フレーム、2……旋回フレーム、3
……旋回輪、6……走行用縦軸、4……車輪、1
1……走行用入力軸、12……走行用入力軸、1
3……入力軸、17……走行クラツチ、16……
旋回クラツチ、20……クラツチレバー、22…
…旋回用縦軸、26……ギヤ、27……ピニオ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車輪で走行する走行フレームに旋回輪を介し
    て旋回フレームを載せ、旋回輪の軸中心に走行用
    縦軸を設け、その下部を第1の歯車列を介して前
    記車輪に連結し、旋回輪のインターナルギヤに噛
    みあうピニオンを下部に有する旋回用縦軸を垂直
    方向に設け、前記走行用縦軸、旋回用縦軸の上部
    のギヤに噛み合うギヤを有する走行用入力軸、旋
    回用入力軸を旋回フレームに水平方向に配置し、
    入力軸と走行用入力軸、旋回用入力軸との間に択
    一停に入力軸の回転を伝えるクラツチを設け、旋
    回フレームと走行用入力軸、旋回用との間にそれ
    ぞれ単独で動作するブレーキを設け、 旋回動作時に、クラツチと第2の歯車列とによ
    つて旋回用入力軸と走行用入力軸とを接続するよ
    うに設け、 前記第2の歯車列と、走行用入力軸と走行用縦
    軸の上部とを接続する一対のギヤとからなる減速
    比と、旋回用入力軸から前記旋回軸までの減速比
    とを一致して設け、 前記第2の歯車列は、旋回動作時に該第2の歯
    車列によつて回転させられる走行用入力軸の回転
    方向を旋回フレームの旋回方向に対して逆方向に
    回転させるように設けたこと、 を特徴とする鉄道用クレーン。
JP8632385A 1985-04-24 1985-04-24 鉄道用クレ−ン Granted JPS61244663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8632385A JPS61244663A (ja) 1985-04-24 1985-04-24 鉄道用クレ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8632385A JPS61244663A (ja) 1985-04-24 1985-04-24 鉄道用クレ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61244663A JPS61244663A (ja) 1986-10-30
JPH038986B2 true JPH038986B2 (ja) 1991-02-07

Family

ID=13883626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8632385A Granted JPS61244663A (ja) 1985-04-24 1985-04-24 鉄道用クレ−ン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61244663A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61244663A (ja) 1986-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201325838Y (zh) 用于铁路起重机的双转盘轴承式回转机构
JPH038986B2 (ja)
CN206703933U (zh) 四轮驱动电动越野车
JPS5943331B2 (ja) 走行装置
JPH0117588Y2 (ja)
JPH0748859A (ja) 建設・荷役作業用機械の旋回制動装置
JPH0337347Y2 (ja)
CN106945504A (zh) 四轮驱动电动越野车
US2062385A (en) Propelling mechanism for trucks
JPS59190056A (ja) 全方向移動台車の駆動機構
JPH041014Y2 (ja)
JPS5813915Y2 (ja) 玩具のモ−タ出力切換装置
JPH0420698Y2 (ja)
JPH041012Y2 (ja)
JPH01293268A (ja) 自走台車の駆動車軸機構
JPS6211906Y2 (ja)
JPS5830189B2 (ja) 装軌車両の変速操向装置
JPH034185U (ja)
JPS58220082A (ja) クレ−ンの方向転換装置
JPS58158846U (ja) クロ−ラ式車両の走行駆動装置
RU1782919C (ru) Башенный кран
JPS6322070Y2 (ja)
JPH0420932Y2 (ja)
US2432663A (en) Power unit for cranes
US1404468A (en) Means for steering tractors