JPH0389190A - ガンマカメラ装置 - Google Patents

ガンマカメラ装置

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Publication number
JPH0389190A
JPH0389190A JP1226410A JP22641089A JPH0389190A JP H0389190 A JPH0389190 A JP H0389190A JP 1226410 A JP1226410 A JP 1226410A JP 22641089 A JP22641089 A JP 22641089A JP H0389190 A JPH0389190 A JP H0389190A
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JP
Japan
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image
threshold value
contour
center
gravity
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Pending
Application number
JP1226410A
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English (en)
Inventor
Minoru Hosobane
細羽 実
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP1226410A priority Critical patent/JPH0389190A/ja
Publication of JPH0389190A publication Critical patent/JPH0389190A/ja
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  • Nuclear Medicine (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は、被検体内に放射性同位元素R1(ラジオア
イソトープ)を投与し、R1から放射されるT線データ
から、RI分布を撮像するガンマカメラ装置に関する。
B、従来技術 従来、この種のガンマカメラ装置を用いて、種々の診断
が行われており、例えば、甲状腺疾患の診断は以下のよ
うにして行われている。
まず、甲状腺に集積する性質をもった物質と、R1との
混合剤を被検体の血液中に注入する。次に、検出器(ガ
ンマカメラ)によって、甲状腺に集積したR1から放射
されるT線の入射位置と強度を検出し、これを画像上の
濃淡差として、フィルムやCRT画面上に表示する。術
者は、表示された画像の濃淡差から、甲状腺におけるR
1の集積状態を把握し、R1が均等に集積されていれば
正常、R1の集積状態に偏りがあれば異常であると判断
していた。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来技術には次のような問題点
がある。
即ち、R1の集積状態を術者が目視して診断を下してい
るが、一般に、画像の濃淡差からR1の集積状態を把握
するのは難しいとされており、術者の判断が常に正しい
とは限らない。このため、誤診の可能性が生しるという
問題点がある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、RIの集積状態を自動的に判定することにより、
診断の正確さを向上させることができるガンマカメラ装
置を提供することを目的としている。
01課題を解決するための手段 この発明は、上記目的を達成するために次のような構成
を備えている。
即ち、この発明に係るガンマカメラ装置は、画像中の最
大濃度値を予め設定された割合で刻むことによって複数
個のしきい値を設定するしきい値設定手段と、前記設定
された各しきい値毎における輪郭線を抽出する輪郭線抽
出手段と、輪郭線によって囲まれた図形の重心位置座標
を各輪郭線毎に算出する重心座標算出手段と、前記重心
位置座標の推移から重心の移動量および移動方向を算出
する移動情報算出手段と、前記輪郭線と移動情報算出手
段の算出結果を表示する表示手段とを備えたことを特徴
としている。
80作用 この発明によれば、ガンマカメラの検出信号からR1分
布像が得られると、しきい値設定手段が画像の最大濃度
値を求め、その最大濃度値を予め設定されたパーセント
毎に分割して、しきい値を指定する0輪郭線抽出手段は
例えば、指定されたしきい値毎の2値画像を抽出し、2
値画像の境界線追跡を行うことで、各しきい値毎の輪郭
線を抽出する。抽出された輪郭線によって囲まれた図形
の重心位置座標データを重心座標算出手段が算出すると
、移動情報算出手段は重心位置座標データを読み取って
、各図形間の重心の移動量および移動方向を算出する。
算出された重心の移動情報および輪郭線画像は表示手段
によって表示される。
この表示画面から、R1集積状態の偏りを知ることがで
きる。
F、実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明の一実施例の構成の概略を示したブ
ロック図である。
図中、符号1は被検体Mに投与したRTから放射される
γ線を検出するガンマカメラである。ガンマカメラ1は
γ線の入射方向を整える鉛製のコリメータを通して、シ
ンチレータにγ線を導き、シンチレータの発光を光電子
増倍管で電気信号パルスに変換し、このパルスを位置算
出回路に入力することにより、発光点の位置および発光
回数を示す検出信号を出力する。
符号2はガンマカメラ1の検出信号からR1分布画像を
収集するとともに、画像の解析を行う画像処理部である
。画像処理部2は、ガンマカメラ1からの検出信号を画
像処理部2に与える入出力インターフェイス3と、画像
収集および画像解析のための演算処理を行うCPU4と
、収集画像を記憶する収集画像メモリ5、平滑化処理さ
れた画像を記憶する平滑化画像メモリ6、抽出された輪
郭線を記憶する輪郭線画像メモリ7、各輪郭線の重心座
標を記憶するRAM9などを備えており、更に、解析結
果を表示する表示手段としてのCRT8がこれに接続さ
れている。上記CPU4が、この発明のしきい値算出手
段、輪郭線抽出手段、重心座標算出手段、移動情報算出
手段に相当している。
次に、この装置の動作を第2図のフローチャートを基に
説明する。
ガンマカメラlから9.検出信号が出力されると、CP
U4はRI分布像を収集して、収集画像メモリ5に書き
込む、書き込みが終了すると、以下の手順に従って、画
像解析処理をスタートする。
ステップSl:収集画像メモリ5に書き込まれている画
像の平滑化処理を行う。これは、空間フィルタリングに
よって高周波成分の雑音除去を行うもので、例えば、あ
る画素を中心とした8近傍画素の平均値を求め、この平
均値をその画素の濃度値として置き換える。このような
演算処理は、3×3の荷重マトリクスを画素毎に作用さ
せることで行う。この際、3×3マトリクスの中央部に
重みづけをすると、原画像の尖鋭さを失うことなく雑音
除去を行うことができる。このようにして、平滑化処理
された画像は、平滑化画像メモリ6に書き込まれる。
ステップSl処理後の平滑化画像メモリ6に書き込まれ
ている各画素の濃度値を比較して、最大濃度値を求める
ステップS3:最大濃度値を100%とし、これを設定
されたパーセント毎に刻み、得られた各濃度値をしきい
値として設定する。例えば、最大濃度値をt□8とする
と、これを5%毎に、90%まで刻んだ各濃度値0.0
5 t xax〜0.9 t l4AXをしきい値とし
て設定する。
ステップSl指定された各しきい値における輪郭線を抽
出する。まず、平滑化画像メモリ6に書き込まれている
画像に対して各しきい値毎に2値化処理を行う、平滑化
された濃淡画像の濃度値のうち、しきい値以上の濃度値
をrl、とし、しきい値よりも小さい値の濃度値を「0
」として、各しきい値毎の2値画像を求める。次に、得
られた各2値画像の輪郭追跡処理を行う。これは、例え
ば、ルベル信号(白点)とOレベル信号(黒点)との境
界線上の1点を適当に抽出し、この点を中心に8近傍画
素を順に調べていく。例えば、白→黒に変化する点を、
次の境界線上の点とし、再びこの点を中心として8近傍
画素を調べていく。
この操作を繰り返して輪郭線を追跡する。このとき、甲
状腺の領域外に存在するR1(バックグランドアイソト
ープ)が画像上に現れていることがあるので、これを削
除するために、濃度値「1」が最も多い集合部分を甲状
腺領域であると判断して、この集合部分の輪郭を追跡す
る。このようにして、求められた各しきい値毎の輪郭線
は、輪郭線画像メモリ7に格納される。第3図に各しき
い毎の輪郭線の一例を示す。図中、符号aはしきい値が
最大濃度値の20%、符号すは40%、符号Cは70%
、符号dは80%、符号eは90%のときの輪郭線の一
例を示している。
ステップS5:しきい値の小さい輪郭線から順に重心位
置座標を次式によって算出する。
Xc = (1/n)  ・ΣX。
Yc−(1/n)  ・ΣY。
上式において、符号Xeは重心位置のX軸(水平軸)座
標データ、符号Ycは重心位置のY軸(垂直軸)座標デ
ータ、符号nは輪郭線上のサンプリング点の個数、符号
X、は輪郭線上のサンプリング点のX軸座標データ、符
号YLは輪郭線上のサンプリング点のY軸座標データで
ある。この式によって、輪郭線を形成するサンプリング
点のX、Y軸座標データの平均値を求めることにより、
各輪郭線毎の重心座標データを算出する。算出された各
輪郭線の重心座標データと、しきい値との関係は、RA
M9に格納される。重心座標データとしきい値との関係
の一例を第4図に示す。同図(a)はしきい値とX軸重
心座標データとの関係を示したグラフ、同図(b)はし
きい値とY軸重心座標データとの関係を示したグラフで
ある。
ステップS6:ステップS5で重心座標が算出された輪
郭線のしきい値が90%であるかどうかを判断し、90
%以下のものである場合には、ステップS3にもどって
、■ステップ(5%)高いしきい値を設定し、ステップ
S4.S5の処理によってその輪郭線の重心座標を算出
する。しきい値が90%である場合、全ての輪郭線の重
心座標が求まったものと判断して、ステップS7に進む
ステップS’7:RAM9に格納されているX軸Y軸の
重心座標データとしきい値との情報を読み出して、重心
座標データが予め設定された範囲にわたって変化がない
領域を安定領域(第4図のB領域)と判断する。因みに
、第4図のAfiI域はバックグランド(背景)に投影
されて輪郭が不安定な不安定領域、C領域はR1が偏っ
て分布している領域である。安定化領域Bが検出される
と、この領域Bから領域Cに移行する境目に当たるしき
い値t1を求める。
ステップS8ニステツプS7で求められたしきい値t□
の輪郭線の重心を重心移動点P、とし、そのX軸重心座
標データX、(第4図(a)参照)と、Y軸重心座標デ
ータYI (第4図(b)参照)とを求める。
ステップS9 :最大濃度値の90%におけるしきい値
の輪郭線の値を重心移動終点P2  (第3図参照)と
定義して、このしきい値におけるX軸重心座標データX
、(第4図(a)参照)と、YIl!1重心座標データ
yz(第4図(b)参照)とを、RAM9から読み出す
ステップS10:重心移動起点P1から重心移動終点P
tまでの重心座標の移動量を次式によって、算出する。
ΔX=X、−X。
ΔY−Y、−Y。
上式において、ΔXはX軸方向の重心移動量、ΔYはY
軸方向の重心移動量である。
ステップSll:重心座標の移動量から、R[集積状態
の偏りを判断する。まず、ΔXの値と、予め設定された
X方向の基準移動量とを比較してX方向の移動量に異常
があるか否かを判断する。
同様に、Y方向についても行う0次に、Δχ値および、
ΔY値の符号から、T?I集積状態の偏り方向を判断す
る。即ち、ΔXの値がマイナス値になったときには、第
3図上の左方向に重心が偏っていると判断し、プラス値
になったときには右方向に偏っていると判断する。同様
に、ΔYがマイナス値となったときは第3図上の上方向
に、プラス値となったときには下方向に偏っていると判
断する。
ステップS12:輪郭線画像メモリ7に格納されている
各しきい値毎の輪郭線と、上記判断結果とをCRT8の
画面上に表示する(第5図参照)。
術者は、表示画面をみてR1集積状態の偏りを知ること
ができ、これから甲状腺疾患の診断を行う。
なお、上述した実施例では、甲状腺におけるR■の集積
状態を判定する例を挙げたが、この発明は、甲状腺に限
らず、左右がほぼ均等に機能する臓器ならば、その他の
臓器にも適用することができる。また、判定結果の表示
方法は任意に定められるものであり、第5図に示したも
のに限定されない。
G1発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明に係るガンマ
カメラ装置は、R1分布像のしきい値毎の輪郭線画像を
抽出し、輪郭線の重心の移動量からR[集積状態の偏り
を判定し、判定結果および輪郭線画像を表示するように
したので、術者は表示画面をみるだけで、正確にR1集
積状態の偏りを知ることができ、甲状腺疾患などの診断
の正確さを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この発明の一実施例に係り、第
1図は装置の概略構成を示したブロック図、第2図は画
像解析の手順を示したフローチャート、第3図は輪郭線
画像の一例を示した図、第4図(a)はX軸重心座標デ
ータとしきい値との関係を示したグラフ、同図中)はY
軸重心座標データとしきい値との関係を示したグラフ、
第5図は表示画面の一例を示した図である。 1・・・ガンマカメラ   2・・・画像処理部4・・
・CPU     5・・・収集画像メモリ6・・・平
滑化画像メモリ 7・・・輪郭画像メモリ8・・・CR

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体に投与された放射性同位元素の分布像を得
    るガンマカメラ装置において、画像中の最大濃度値を予
    め設定された割合で刻むことによって複数個のしきい値
    を設定するしきい値設定手段と、前記設定された各しき
    い値毎における輪郭線を抽出する輪郭線抽出手段と、輪
    郭線によって囲まれた図形の重心位置座標を各輪郭線毎
    に算出する重心座標算出手段と、前記重心位置座標の推
    移から重心の移動量および移動方向を算出する移動情報
    算出手段と、前記輪郭線と移動情報算出手段の算出結果
    を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするガンマ
    カメラ装置。
JP1226410A 1989-08-31 1989-08-31 ガンマカメラ装置 Pending JPH0389190A (ja)

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JP1226410A JPH0389190A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 ガンマカメラ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011524532A (ja) * 2008-06-16 2011-09-01 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 放射性物質の空間位置を正確に特定する改良ガンマ線撮像装置
KR20180066393A (ko) * 2016-12-08 2018-06-19 서울시립대학교 산학협력단 디지털 출력을 갖는 이미지 센서 모듈을 이용한 라돈 검출 시스템 및 검출방법

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