JPH0388519A - エコーキャンセラ - Google Patents

エコーキャンセラ

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JPH0388519A
JPH0388519A JP22479889A JP22479889A JPH0388519A JP H0388519 A JPH0388519 A JP H0388519A JP 22479889 A JP22479889 A JP 22479889A JP 22479889 A JP22479889 A JP 22479889A JP H0388519 A JPH0388519 A JP H0388519A
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JP
Japan
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gain
automatic gain
echo
signal
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP22479889A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamaguchi
武史 山口
Shigenobu Minami
重信 南
Shoichiro Yamazaki
彰一郎 山嵜
Atsushi Asano
篤 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0388519A publication Critical patent/JPH0388519A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばメタリック2線ケーブルを用いて双方
向でデータ伝送を行うトランシーバに用いられるエコー
キャンセラに関する。
(従来の技術) 近年、ネットワークにおけるディジタル化の進展に伴い
、既存のメタリック加入者線や構内網を用いてデータ伝
送を行う2線式双方向のデータ伝送用トランシーバの必
要性が増大してきた。
こうした2線式双方向のデータ伝送用トランシバでは、
加入者線である2線のメタリックワイヤに上りと下りの
信号を乗せることにより、双方向のデータ伝送が行われ
る。
このとき、上りと下りの信号は、ハイブリッド回路と呼
ばれる方向性結合器により送受各々に分離される。これ
により双方向データ伝送が可能になる。
ところで、実際には、第5図に示すように、ハイブリ、
ラド回路1と回線2との間のインピーダンス不整合によ
り、送信側3の信号が受信側4に漏れる、廻り込み信号
(エコー)5が発生する。
このエコー5は、本来受信すべき信号に重なってしまう
ため、データ伝送時のエラーの原因となる。
このため、上記エコー5と同一の疑似エコー6を人工的
に合成し、減算器7によりエコー5を含む受信信号から
差引くことで、エコー5を除去するE C(Echo 
Canaetler)方式が2線式双方向データ伝送技
術として確立されている。
第6図はこのようなEC方式を用いた従来の一般的な2
線式双方向データ伝送トランシーバの構成を示す図であ
る。
同図に示すように、送信信号はハイブリッド回路8を介
し伝送線路9に送出される。
このとき、上述したように、ハイブリッド回路8と伝送
線路9との間のインピーダンス不整合により受信側にエ
コーが廻り込む。
受信信号は、このエコーと重畳し、A/D変換器10に
人力される。
A/D変換器10の出力は、減算器11に人力され、エ
コーキャンセラ12の出力(疑似エコー)が差引かれる
このようにエコーの除去された受信信号は、自動利得調
整器(AGC)13に入力され伝送路等での減衰が保証
される。
自動利得調整器13の出力は、減算器14に人力され、
等花器(EQ)15の出力が差引かれ、伝送路等の伝達
特性により生じる符号量干渉が除去される。
減算器]4の出力は、判定器(DEC)16に入力され
、判定器16の判定結果として受信信号が得られる。
尚、受信クロックは、減算器14の出力と減算器17か
ら得られる判定誤差信号から位相同期回路(PLL)1
8によりタイミング抽出される。
ところで、上記エコーキャンセラ12は、適応型フィル
タから構成される。
そして、疑似エコーを生成する適応型フィルタのタップ
係数は、最急降下法等の学習アルゴリズムを用いて与え
られる。
例えば、最急降下法を用いる場合、タップ係数の逐次修
正は、 hill−hi十α・Ek−Xi・・・・・・(1)で
与えられる。
ただし、hi:フィルタの修正前のタップ係数hl+1
:フィルタの修正後のタップ係数α:修正量(ステップ
ゲイン) Ek:残差信号 Xi:タップ人力 である。
ここで、ステップゲインαの最適式は、α−1/Nσχ
2 ・・・・・・・・・・・・・・・(2)で与えられ
る。
ただし、N:適応型フィルタのタップ数σχ:タップ人
力Xiの分散値 である。
ステップゲインが(2)式で与えられるときには、(1
)式はもつとも早く収束する。一方、このときのステッ
プゲインより値が大きくなると、(1)式は発散する。
しかしながら、第6図に示した従来のEC方式では、実
際には残差信号として判定誤差信号Ek’、単一のステ
ップゲインαとして、 hl+1=hi  + α ・ Ek’ & Xi  
・・・・・・・・・ (3)で示される学習アルゴリズ
ムにより適応型フィルタのタップ係数を求め疑似エコー
を生成している。
即ち、判定誤差信号Ek’は、前処理として自動利得調
整器13を経ているので、(1)式に示した本来の残差
信号のEkのG倍(Gは自動利得調整器13の利得を示
す。)となるのである。
しかるに、(3)式は、 hill−hi+α・G−Ek−Xi・・・(4)とな
る。
ここで、(1)式と(4)式とを比較すると、(4)式
を用いたタップ修正係数において見かけ上のステップゲ
インはα・Gとなり、最適ステップゲインのG倍となる
それ故、タップ係数の収束が遅延または発散し、エコー
キャンセラの動作を不安定にするという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように単一の最適ステップゲインを用いる従来のE
C方式では、自動利得調整器の利得Gによって見かけ上
のステップゲインが変動し、タップ係数の収束が遅延ま
たは発散し、エコーキャンセラの動作を不安定にすると
いう問題があった。
そこで、本発明は、自動利得調整器の利得に影響されな
い最適ステップゲインを得ることができ、動作を安定に
することのできるエコーキャンセラの提供を目的とする
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 即ち、本発明のエコーキャンセラは、受信信号のレベル
を自動利得調整器により調整した後、前記受信信号の符
号判定を判定器により行い、前記判定器から得られる判
定誤差に基づき逐次修正を行うことでエコー経路の推定
を行うエコーキャンセラにおいて、前記逐次修正に用い
られる前記判定器から得られる判定誤差が、前記自動利
得調整器の利得に基づき制御されていることを特徴とす
るものである。
(作 用) そして、本発明のエコーキャンセラでは、逐次修正に用
いられる判定器から得られる判定誤差が、自動利得調整
器の利得に°基づき制御されているので、自動利得調整
器の利得に影響されない最適ステップゲインを得ること
ができ、動作を安定にすることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る2線式双方向データ伝
送トランシーバの構成を示す図である。
同図に示すハイブリッド回路21は、平衡回路のインピ
ーダンスを伝送線路のインピーダンスと整合させること
により、送信信号22が受信側へ廻り込むエコーを防止
するとともに、受信信号23と送信信号22との分割を
行う。
伝送路24、ハイブリッド回路21、A/D変換器25
を介して伝送される受信信号は、自動利得調整器26に
人力される。
自動利得調整器26は、受信信号を所定のレベルに調整
するもので、受信信号が伝送路等で受けた減衰を補償す
る。この自動利得調整は、例えば信号の平均電力を一定
にする方法や振幅のピーク値を一定にする方法等によっ
て行われる。
第2図にその一例としてピーク値を一定にする方法を用
いた場合の自動利得調整器26の構成例を示す。
同図に示すピーク値検出部27では、自動利得調整器2
6の出力の振幅ピーク値を検出する。検出されたピーク
値はレベル比較部28に入力され、検出されたピーク値
と予め定められた所定のレベルとが比較される。この結
果を用いてピーク値と所定のレベル間の差が零になるよ
うに可変利得部2つの利得を制御する。尚、伝送路等に
よる信号の減衰量が時間により著しく変動しない場合は
、自動利得調整器26を立上げた後、利得制御を止め利
得を固定にする場合もある。
ところで、伝送路線にはプリジットタップと呼ばれる分
岐線が含まれる場合や、信号の低域成分を遮断する要素
が含まれる場合等がある。この場合、ブリジットタップ
で起こる反射や、低域遮断による歪が受信信号に符号量
干渉を生じ、受信誤りの原因になるため、これを除去す
る。必要がある。
そこで、実施例装置では、等花器30の出力を減算器3
1により受信信号から差し引くことにより、このような
符号量干渉を除去している。
エコーキャンセラ32は、ハイブリッド回路21と伝送
線路との間のインピーダンス不整合により受信側に廻り
込む送信信号のエコーを除去する。
エコーキャンセラ32は、適応型フィルタで構成され、
送信信号22と判定器33及び減算器34から得られる
受信信号の判定誤差とを人力とし、周知の最急陣下法等
の学習アルゴリズムに址づき残差信号、即ちこの場合判
定誤差信号が最小になるように逐次タップ係数の修正を
行うことによる疑似エコーを成生じ出力する。
この疑似エコーを減算器35によりエコーを含む受信信
号から減算することにより、受信信号からエコーが除去
される。
第3図にこのようなエコーキャンセラ32の構成の一例
を示す。
同図において、入力X (K)は送信信号である。
この送信信号X(IOは信号速度が例えば80KIIz
0 でシフトするシフトレジスタ361〜36nに入力され
ると同時に、各シフトレジスタ361〜36nの出力が
それぞれ乗算器371〜37nに与えられる。各乗算器
371〜37nには、それぞN れhl  (K)〜hn  (K)の係数が与えられて
おり、ここで乗算された結果はアキュムレータ38で加
算され疑似エコーy (K)として出力される。
上述の係数は第4図に示す係数更新処理回路によって与
えられる。
同図に示すメモリ3つの内容”hi(K)は加算器40
で更新される。この更新データは、乗算器41によりシ
フトレジスタ36iの出力X (K−I)と乗算器42
で残差信号eKにステップゲインaを乗して重み付けし
たデータとの乗算によって与えられる。
こ゛の手法は、良くしられている最急降下法に基づいて
いる。
ステップゲイン正規化部43は、判、定器33の入出力
を減算器34に入力し、その結果得られる判定誤差信号
を入力とする。そして、自動利得調1 整器26から得られる利得Gをもとに近似除算等により
入力された判定誤差信号に1/G倍の処理を施しエコー
キャンセラ32に残差信号として出力する。
この1/G倍の処理により、エコーキャンセラ32のス
テップゲインαは、自動利得調整器26の利得Gにより
正規化されたことになる。即ち、従来例で示した式(4
)においてαをα/Gで置き換えたことになり、タップ
係数の逐次修正は、hi+1−hi+α/G−G−Ek
Xi−hi +a −Ek −X+  −== (5)
となる。
この(5)式から分かる通り、ステップゲインαを自動
利得調整器26の利得Gで正規化することにより、適応
型フィルタのタップ係数修正の学習アルゴリズムにおい
て、自動利得調整器26の利得Gの影響が排除されるこ
とが分かる。これにより、受信信号の伝送路等で受ける
減衰量により、即ち自動利得調整器26の利得Gの依存
により、エコーキャンセラ32の動作が不安定になるこ
と2 がなくなり、常に最適のステップゲインでタップ係数修
正の学習アルゴリズムが遂行される。尚、自動利得調整
器26から得られる利得Gは、上述したように時間変動
する場合と固定の場合とがあり、いずれにおいても本発
明を適用できる。
位相同期回路44は、判定器33と減算器34から得ら
れる判定誤差と減算器の出力信号をもとに受信信号から
受信クロックを抽出する。
尚、上述した実施例は、逐次修正を行うアルゴリズムと
して最急降下法を用いて説明したが、本発明を最小二乗
法等の逐次修正によりエコーバス特性を推定するアルゴ
リズムに適用できるのは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、逐次修正に用いら
れる判定器から得られる判定誤差が、自動利得調整器の
利得に基づき制御されているので、自動利得調整器の利
得に影響されない最適ステップゲインを得ることができ
、動作を安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る2線式双方向データ伝
送トランシーバの構成を示す図、第2図は自動利得調整
器の構成例を示す図、第3図及び第4図はエコーキャン
セラの構成例を示す図、第5図はエコーの発生を説明す
るための図、第6囚は従来の2線式双方向データ伝送ト
ランシーバの構成を示す図である。 21・・・ハイブリッド回路、26・・・自動利得/a
整器、32・・・エコーキャンセラ、33・・・判定器
、43・・・ステップゲイン正規化部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 受信信号のレベルを自動利得調整器により調整した後、
    前記受信信号の符号判定を判定器により行い、前記判定
    器から得られる判定誤差に基づき逐次修正を行うことで
    エコー経路の推定を行うエコーキャンセラにおいて、 前記逐次修正に用いられる前記判定器から得られる判定
    誤差が、前記自動利得調整器の利得に基づき制御されて
    いることを特徴とするエコーキャンセラ。
JP22479889A 1989-08-31 1989-08-31 エコーキャンセラ Pending JPH0388519A (ja)

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JP22479889A JPH0388519A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 エコーキャンセラ

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JP22479889A JPH0388519A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 エコーキャンセラ

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