JPH0388309A - 磁気共鳴走査装置の渦電流磁界の補償方法および装置 - Google Patents

磁気共鳴走査装置の渦電流磁界の補償方法および装置

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JPH0388309A
JPH0388309A JP2213565A JP21356590A JPH0388309A JP H0388309 A JPH0388309 A JP H0388309A JP 2213565 A JP2213565 A JP 2213565A JP 21356590 A JP21356590 A JP 21356590A JP H0388309 A JPH0388309 A JP H0388309A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気共鳴イメージヤ−およびスペクトロメ
ータのような磁気共鳴(MR)装置、−層詳細には、パ
ルスト磁界勾配コイルを有するMR装置内の渦電流擾乱
を実質的に減するための方法および装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
MRシステムは核磁気共鳴(NMR)の現象に基づいて
いる。対象物が磁界中に置かれている時、磁界は正味磁
気モーメント(たとえば”Hs ”C−。
stpおよび富3Na)を有する特定の形式の核のスピ
ンベクトルを、供給された磁界の方向に配向させる。こ
れらの核スピンベクトルは、正しい量のエネルギーを供
給される時、与えられたエネルギーに従って磁界中で再
配向し、またプロセス中にエネルギーを放出または吸収
する。核スピンベクトルを摂動させるのに必要とされる
エネルギーはラジオ周波数(RF)範囲内にあり、また
特定周波数は核が受ける磁界の強度に関係する。供給さ
れる磁界の空間的位置決めの電気的制御を行わないMR
詰装置は、試料は大きい均等な静的な磁界のなかに直か
れる。MR能動材料の試料はRFコイルに与えられるラ
ジオ周波数エネルギーのパルスにより摂動させられ、ま
た核スピンベクトルの周波数がRFコイルおよび記録さ
れた摂動の応答信号により検出される。核における共鳴
周波数または磁界の関数としての信号強度の尺度(たと
えば自由誘導崩壊(FID)信号)が、試料に関する像
または分光学的情報を導き出すべく、よく知られている
仕方で、得られかつ解析される。
撮像および空間的に関係する分光分析法は上記のMR法
を、さらに静的−次背景(主)均等磁界に加えて磁界勾
配を使用することにより、lステップ進める。MR能動
檎の共鳴周波数はそれに与えられる精密な磁界強度に関
係するので、供給された磁界勾配は、空間情報を検出さ
れた周波数応答信号のなかへエンコードするための方法
を提供するのに使用される。MR詰装置所与の周波数に
おける信号強度と所与の位置における試料濃度および緩
和パラメータとの相関をとる。これは、濃度および(ま
たは)ll和時間の差に起因する信号強度の変化に基づ
いて、対象物のマツプまたは像を作るのに使用される空
間情報を提供する。スペクトロメータでは、これらの磁
界勾配は分析されるべき試料対象物の特定の部分の空間
的選択を許す、磁界勾配は勾配コ・イルの集合により発
生される。これらのコイルはしばしば“パルスト勾配コ
イル”と呼ばれる。なぜならば、それらは主磁界を2つ
またはそれ以上の直交方向にグレード付けするパルスに
より付勢されるからである。
患者の全身の撮像は、たとえば、典型的に定常的な高い
均等性の主磁界と、典型的に0.1〜1.0msのオー
ダーの可能なかぎり短い立ち上がりおよび立ち下がり時
間を有するたとえば0.1〜1.0ガウス/ c mの
範囲内の高度に直線的な勾配磁界とを必要とする0周知
のように、軸線方向(たとえば″2″方向)の勾配は典
型的にソレノイドコイルにより発生され、他方において
半径方向の勾配(“X″および“Y″方向定める)は鞘
状のコイルにより発生される。
静的な背m1tt界がたとえば超伝導磁石システムによ
り発生される仕方にかかわりなく、勾配コイルのパルス
制御の結果として変化する磁界は付近の導電性媒体のな
かに渦電流を誘導する。超伝導磁石を使用するMR詰装
置場合には、渦1i流のほとんどは、寒剤の蒸発を減す
るべく設計されている放射シールドのなかに誘導される
。渦電流はシムコイルシステムおよび(または)RFコ
イルから勾配コイルを減結合するために使用されている
RFシールドのなかにも誘導される。
渦電流は所望の勾配磁界の空間的な質および時間的な質
の双方に不利な影響を有する。渦電流自体は勾配コイル
により発生される磁界に重畳する磁界を発生し、それに
より勾配コイル磁界を空間的にも時間的にもその所望の
レベルおよび質から乱す、たとえば、勾配コイルへの方
形電流パルスの供給中および供給後のそれぞれで勾配磁
界の近似的に指数的な立ち上がりおよび崩壊が観測され
る。この摂動の結果として、RFコイルにより検出され
るMR信号の振幅および位相特性が歪ませられ、それに
より分光分析の精度または発生される像の質を低下させ
る。従って、渦電流を注意深く制御し、補償し、または
有意でないレベルに減少する必要がある。
MR装置の当業者によく知られているように、基本的に
2つのアプローチが渦電波の影響を消去するのに使用さ
れている。1つのアプローチは、考え方として、主磁石
の包囲構造への勾配磁界の貫通を阻止する自己シールド
された勾配コイルを設けることである。こうして、渦電
流を発生する磁界が全体的に避けられる。1988年3
月22日付けの米国特許第4,733.189号はこの
方法の例であり、また能動シールドを開示している。こ
のアプローチには、いくつかの欠点がある。第一に、勾
配コイルの直径が能動シールドの存在のために減ぜられ
る。このことは検査され得る対象物の寸法を制限する。
第二に、勾配コイルの電力消費が勾配コイルへの能動シ
ールドの密な近接のために増される。さらに、能動シー
ルドと勾配コイルとの間の偏心が存在すると、勾配パル
スの供給中にベース磁界シフトが生ずる。磁石および勾
配増幅器の双方の設計はそれらの関連テクノロジーのエ
ツジへ押し進められてきたので、これらの欠点は全くシ
ビアであり、また能動的にシールドされた勾配コイルの
広く普及した実施を制限してきた。
第2のアプローチは、渦電流の影響を減少または消去す
るような仕方で勾配パルスの変更を行うことである。こ
の変更は典型的に、モノ指数関数の集合により所望の勾
配パルス形状を重畳することにより達成される0重畳を
達成するのに使用されるハードウェアはよく知られてい
る(たとえば米国特許第4,703.275号明細書を
見よ、参照によりここに組み入れたものとする)が、回
路構成要素の値の計算が非常に回能であることが判明し
ている。米国特許第4.698.591号(参照により
ここに組み入れたものとする)は、自由誘導崩壊(FI
D)の位相特性を解析することにより所望の勾配パルス
形状のデコンボリエーシゴンを行うため指数関数を計算
するための方法に関するものである。指数関数の初期推
定が行われた後に初期推定点のまわりのテーラ−級数展
開のカイ二乗最小化法がマルチ指数関数を決定するため
に使用される。
FID信号の位相の取得および解析はMR装置内に通常
見い出される技術ではないので、FED信号の位相のこ
のような取得および解析はMR装置内で特別に取得され
かつ処理されなければならない、追加的に、カイ二乗最
小化法およびテーラ−級数展開もMR装置内に見い出さ
れない信号処理法であり、従って特別に供給されなけれ
ばならない− 従って、本発明は、渦電流の影響を測定し、また渦電流
の影響を相殺または補償するのに使用され得る係数を正
確に計算するための方法および装置を指向している。こ
れらの係数は米国特許第4゜703、275号(上記)
で使用される形式のプレエンファシスフィルタの時定数
および振幅特性をセットするのに使用され得るし、また
は正しい“予め歪ませられた”前縁および後縁を有する
勾配電流パルスを最初に発生するためにMR計算機シス
テムのソフトウェアにより使用され得る。勾配コイルお
よび渦電波により発生される複合磁界の過渡的な性質が
、周波数領域でFID信号を調べることによりMR装置
の内在的な高い感度により評価され、また、特別なプロ
ゲラ電ングパッケージがFID信号の位相を決定するの
にも、振幅および時定数補正係数を計算するために位相
応答を解析するのにも必要とされない点で、米国特許第
4,698.591号の方法にくらべて有意義な改善を
提供する0本発明では、MR装置に既に組み入れられて
いる標準的な信号処理法、すなわち−次元フーリ工変換
処理が渦電流の影響の定量化のために利用される。
〔発明の概要〕
パルスト磁界勾配に起因する渦電流の定量化および補償
を許す新規な方法が開発された。MR能動物質を入れた
小さい試料が勾配コイルの電気的中心からずらして宣か
れる。複数個の磁界勾配パルスが順次に与えられ、各々
は相い続いて増される可変の遅れ、90°RFパルスお
よび結果としての自由誘導崩壊の取得により続かれる。
渦電流の崩壊により影響される順次に取得された自由誘
導崩壊は周波数領域へフーリエ変換され、またそれらの
ピーク周波数が、渦電流の指数的崩壊を定量化しかつそ
れにより渦電流の補償のための適切な補正係数を求める
ために、勾配パルスおよびRFパルスの端の間の時間遅
れの関数として評価される。
本発明の上記の特徴および利点は以下の好ましい実施例
の説明および特許請求の範囲から明らかになろう。
本発明の完全な理解のためには、本発明の好ましい実施
例の以下の説明および添付図面を参暇されたい。
〔実施例] 1111a図には超伝導磁石組立体2の断面図と、磁石
2と組み合わされており、磁石2を作動させまたそのな
かに置かれた検査対象物(図示せず)の解析(画像的ま
たは分光的)を行う電子システム4のブロック図とが示
されている。第1b図には磁石2の斜視図がその超伝導
磁界巻線を示すため部分的に切欠いて示されている。超
伝導磁石2は円筒状のハウジング6と、検査対象物が磁
石2の円筒状の孔10のなかに置かれることを許すため
に中央に孔を有する端板8とを含んでいる。ハウジング
6のなかの円筒状の容器12は、孔10のなかで軸線方
向に一直線上のベース磁界H0を発生するためのベース
(主> ms巻線14を含んでいる。
たとえば1〜lOテスラのオーダーの高い磁界を得るた
めに、巻線14は容器12の壁のなかに入れられた液体
ヘリウム中に浸漬することにより適冷されている。詳細
には示されていないが、容器12は典型的に、液体窒素
を入れた金属チャンバを含んでおり、これが液体ヘリウ
ムを入れた追加的な金属チャンバを囲んでいる。さらに
、少なくともI#liの放射シールドが典型的に、液化
された気体の間の絶縁を行いかつ熱放射に起因するそれ
らの蒸発率を減少させるために、チャンバ12のなかに
含まれている。
第1b図中に示されているように、勾配コイルフォーマ
−16はX、Yおよび2勾配コイルを有する勾配コイル
組立体18およびラジオ周波数(RF)コイル20を取
付ける役割をする。勾配コイル組立体はRFコイルと共
に次いで磁石2の孔10の内側に置かれる。
電子システム4は(少なくとも最初に)主巻線14に電
流を供給するための主電源22と、勾配巻線組立体1B
(およびシムコイル、図示せず)に電流を供給するため
の勾配/シム電源24と、RFエネルギーをRFコイル
に送り、また検査対象物中の陽子の歳差運動の結果とし
てコイル29によりピックアップされた磁気共鳴信号を
受信する送信および受信(T/R)モジュール26とを
含んでいる。ホスト計算機28は勾配コイル組立体18
への勾配信号の供給を制御し、またT/Rモジエール2
6への接続を介してRFコイルへのまたそれからの送受
信信号の処理を制御する。T/Rモジュール26および
ホスト計算機28は受信された信号を、検査対象物の像
信号(またはスペクトル分析)を得るために、−次元ま
たは二次元フーリエ変換法を使用してよく知られている
仕方で処理する。処理された信号は次いで表示/記録ユ
ニット30を介して情報を表示かつ(または)記録する
のに使用される。上記の装置は、当業者によく知られて
おりまた種々のメーカーから商業的に入手可能である形
式の通常のMR詰装置して構成されており、かつ作動す
る。
作動中、勾配コイル18は主磁界と同一の方向に実質的
に一定の磁界勾配G、 、G、およびG。
を発生し、勾配は直交座標系の互いに直交するX1Yお
よび2軸方向に向けられている。すなわち、もし主磁石
14により発生される磁界が2方向に向けられており、
また参照符号B、を付され、またZ方向の全磁界が参畷
符号B1を付されるならば、G、−6B、/δX、Q、
 箇δB、/δyかつG、−6B、/δtであり、また
任意の点(x。
y、z)における磁界の2戒分はB (x、  y、 
 zニーB、+G* X+Gv Y+Gm Zにより与
えられている*G11勾配はX輪の中心点に置かれてい
る平面x−0に影響しない、同様に、G、およびG。
はそれぞれYおよびZ軸の中心点に置かれている平面y
−0およびE−0に影響しない0点(0゜0.0)は“
アイソセンター”と呼ばれ、勾配のいずれも影響しない
空間内の点である。アイソセンターは通常実質的に静的
磁界体積の中心に置かれている。
よく知られているように、勾配磁界は、空間情報を検査
中の検査対象物の領域から発するMR信号にエンコード
するべく、T/Rモジエール26から供給されるRF磁
界と組み合わせて利用される0作動中、RFコイル20
は検査対象物のなかの特定の陽子を選択的に励起し、ま
たその後に、励起された陽子がベース主磁界および勾配
磁界により確立された平衡位置へ戻る(t11動する)
につれて、励起された陽子からMR信号を受信する。
不幸なことに、検査対象物に影響する複合磁界(主磁界
中勾配磁界)はチャンバ12(一般にコールドまたは放
射シールドと呼ばれる)の最も近い放射シールドの金属
壁のような勾配コイルを囲む1つまたはそれ以上の導電
性媒体中に誘導される渦電流からの磁界影響により摂動
される。勾配コイルに供給されるパルスにより1つまた
はそれ以上のコールドシールドのなかへ誘導された渦電
流はそれぞれ、所望の供給された勾配磁界と反対向きの
、またその特定のコールドシールドの特性である時定数
で崩壊する固有の磁界を発生する。
渦1!l流により惹起される摂動はMR信号の位相およ
び振幅を歪ませ、またそれによりそれぞれイメージ中−
/スペクトロメータの像質/分光分析精度を減する。
本発明の好ましい実施例の局面によれば、渦電流は実質
的に単一の導電性媒体に局限される。もしいくつかの導
電性媒体が存在するならば、それらの1つ、典型的に勾
配コイルに最も近いものが支配的にされなければならな
い、これは、磁石の内側の第1の導電性シリンダ(放射
シールド)を非常に抵抗の低いものとして設計すること
により連成され得る。完全な局限は、もしシリンダの壁
の厚みが特定の勾配スイッチングシーケンスの最低周波
数酸分の表皮効果深さよりもはるかに大きいならば、達
成され得る。
いま第2図を参畷すると、G、勾配を発生するべく勾配
コイル18Xを付勢するための(第1rI!J中に示さ
れている勾配/シム電源24のなかに含まれている)勾
配増幅器40が示されている。理想的な作動条件のもと
に、増幅器40に供給された方形電流パルス42が、波
形44に示されているように増幅され、また、勾配コイ
ルを付勢するのに使用される時、実質的に方形の勾配磁
界パルス46を発生する。しかし、先に説明したように
、損失のある構造(たとえば放射シールド)への結合お
よび渦電流の誘導に起因するスプリアスな成分のために
、実際には、結果として得られる磁界勾配は、それぞれ
48および50で示されているように、有限の立ち上が
りおよび立ち下がり時間を有する。先に述べたように、
このような勾配歪みは、信号の喪失および核スピンベク
トルの意図しない位相歪みに通じ得る。
本発明の1つの実施例では、勾配歪みは、波形54によ
り示されているように電流パルスを予め歪ませるべく本
発明に従って振幅および時定数係数集合を有するプレエ
ンファシスフィルタに、第3図中に示されているように
、電流パルス42を供給することにより減ぜられる。増
幅された電流パルス56は次いで、所望の方形の勾配パ
ルス46を発生するべく勾配コイルに供給される。典型
的なMR応用では、勾配パルスは直交座標系の袖の少な
くとも各々に供給されるので、本発明を実施するための
MRシステムは一般にすべての3つの軸に沿う補正を達
成するべく第3図中に示されているものと機能的に類似
の手段を有する。しかし、説明を簡単にするため、以下
の説明は軸の1つに沿う補正に関してのみ行い、もし他
の軸に沿う補正も必要とされるならば、それが繰り返さ
れるものとする。
第3図中の電流パルス42がどのように予め歪ませされ
るべきか(従ってまた所望の予歪みを達成するのに必要
とされるプレエンファシスフィルタ52に対する振幅お
よび時定数係数)を決定するためには、消去されるべき
勾配歪みの特性が先ず測定され、また解析されなければ
ならない、これを本発明に従って成就する仕方を次に説
明する。
第4図には本発明のフローチャートが示されている。こ
のフローチャートを先ず簡単に説明し、次いで一層詳細
に説明する。ステップ60では、勾配コイルの電気的ア
イソセンターが見い出される。これが完了されると、ス
テップ62で、MR能動試料がアイソセンターから距H
Xのところに置かれる。この距離は、まだ勾配コイルの
直線範囲内にあり、また有意な振幅が発生されるのを許
す距1llIXまたとえば4cmである0次に、ステッ
プ64で、渦電流を補償するための補正係数を計算する
ために後のステップで使用され得るように、局部的な勾
配磁界強度が決定される0次に、ステップ66で、未補
償の勾配磁界の存在中に得られるFID−MR信号の周
波数シフト特性を記録しかつ解析することにより、渦電
流に起因する勾配磁界減衰が決定される。その後に、ス
テップ68で、ステップ66から集められた周波数シフ
トデータが渦電流の影響を補償するために必要とされる
結合および時定数係数を計算するために使用される。も
し放射シールドの1つが完全に支配的に作られていない
ならば、マルチ指数的に崩壊する渦電流が存在し、また
最も長い時定数を有する渦電流の影響がこのステップで
特徴付けられる0次に、ステップ70で、ステップ68
で計算された係数がプレエンファシスフィルタ52に対
する補償回路値に翻訳される。その後に、ステップ72
で、もし渦電流効果を生ずる1つの放射シールドしか存
在しないことが知られているならば、これが(X軸に対
する)補償手順の終端である。しかし、もし渦電流効果
がマルチ指数的であれば、ステップ66ないし70が先
の補償の後に残留する最も遅い(最も長い時定数の)崩
壊の各々に対して一回繰り返される。
上記の手順はプレエンファシスフィルタの時定数特性を
セットするべく計算された結合および時定数係数を供給
するが、本発明の1つの代替的な実施例では、結合およ
び時定数係数が能動フィルタのような他のフィルタの実
施例で利用され得るし、または適切な予歪みを有するよ
うに最初に電流パルス42を発生するためにMR装置の
計算機システムにより利用され得る。
次に第4図のフローチャートを詳細に説明する。
ステップ60に対しては、勾配コイル組立体18の内側
の磁界勾配を検出するのに誘導ピックアップコイルが使
用され得るが、簡単のために、本発明を実行するためM
R装置内で標準的な構成要素のみを使用することは好ま
しい、従って、勾配コイルのアイソセンターを見い出す
ために、MR能動物賃から成る小さい試料、通常は約1
ccの水を入れた小さい瓶が勾配コイル組立体18のな
かのアイソセンター(0,0,0)の最良の推定である
位f(x、 y、  z)に置かれる。第5図の波形8
0〜86により示されているように、最も長い継続時間
の磁界勾配パルス80が供給され、時間遅れT4により
続かれる。続いて短い90@RFパルス82が供給され
る。結果としての自由誘導崩壊(FID)信号84がサ
ンプルされ、ディジタル化され、フーリエ変換され、ま
た解析される。勾配パルスの前縁に続く共鳴角周波数は
一般に下式により表され得る: ωx(t)  −rB@+ T  CGM X (1−
Σ ak、−t/?k) )(1) ここで: 0m  (1)−位置Xにおける時間に関係する共鳴角
周波数 T−磁気回転比 B・−主磁界 遅れ周期t4の後に、すべての時間に関係する渦電流効
果は崩壊しており、式1は下式となる:a+x(t) 
−r (no +c、 り         (2)さ
らに、変位x−0において、ω、 m 713.。
従って、勾配パルスが供給されていない時に検出される
FID信号に比較して、勾配パルスが供給されている時
に検出されるFID信号は周波数領域内で解析される時
に周波数シフトを有していない、従って、上記の条件(
ω、−γB、)が到達されるまで、MR能動試料は反復
して再び置かれ、またFID信号が解析される0代替的
に、B、は計算され得るので、ω8が既知のI!離を有
する2つの点で測定され、またどの変位ω、でTBeに
対する計算された値が等しいかを計算するべ(解析され
得る。
ステップ62に対しては、MR試料が勾配磁界の原点を
除いて検査下の座標輪に沿う任意の位置に置かれ得る。
高い信号感度を与えかつ典型的な勾配コイルの直線範画
内にある典型的な変位は4cmである。IR6図には勾
配コイル18のアイソセンターから距離“X′″のMR
能動試料90の位置決めが示されている。試料90は、
渦電流により惹起される勾配歪みを調べるのに使用され
るMR信号の源としての役割をする。
ステップ64に対しては、前記のように、局部勾配強度
の測定が勾配コイルと放射シールドとの間の結合定数の
計算のための前提条件である0MR試料がセンターから
ずらして置かれた状態で、またすべての渦電流効果の崩
壊を許すのに十分に長い遅れ周期の後に、局部勾配強度
の測定のための第5@のシーケンスを使用して、FID
信号の共鳴角周波数ω、が式2に従って決定される。T
Boは勾配磁界の不存在時の共鳴角周波数であるから、
局部勾配に起因する周波数シフトω、はm@ = TG
IIX ml1INTBo       (a )とし
て計算され得る。
こうして、TBoは勾配磁界の不存在時のω。
として測定され、またω、は上記のように決定され、ま
た式3が次いでω、に対して解かれる。
第7rMには、渦電流に起因する勾配磁界減衰の測定の
ために使用されるパルスシーケンスが示されているC第
4図のステップ66に対応する)。
そこに示されているように、長い継続時間t1、典型的
に10100Oの勾配パルス92が供給され、その後に
時間遅れt4および典型的に10aSの短い非選択的な
90°RFパルス94が続り。
崩壊する渦電流により周波数変調されている自由銹導崩
壊信号96(勾配パルスへのそれらの影響は破線98に
より示されている)が次いでA/D取得間111100
の間に取得される。上記の手順は勾配パルスの終端と9
0@RFパルスの供給との間に可変の時間遅れt4を有
するRFパルスにより続かれる複数個(n)の長い継続
時間の勾配パルスで繰り返される。取得された複数個の
FED信号は次いで、第8図中に示されているように、
周波数領域へフーリエ変換される。第8図中に示されて
いる手順では、Laはn−15ステツプで0.0O1s
から5Sまで変化し、また対数目盛で垂直にプロットさ
れている。水平軸はFID信号の周波数シフトを表す(
すなわち局部勾配強度ω。
に関して正規化されている)、フーリエ変換されたFI
D信号のピーク周波数のシフトの解析により時間遅れ1
.の関数として渦電流の所望の測定が行われ得る。
結合および時定数補正係数の計算(ステップ68)のた
めには、勾配コイルに対して同心の放射シールドの集合
と共に超伝導磁石を含んでいるMR詰装置相互に結合さ
れた集中されたインダクタおよび抵抗器の系としてモデ
ル化されている。第9図には放射シールドを有するこの
ようなMR詰装置磁気的等価モデルが示されている。こ
のモデルは結合および時定数補正係数の計算のために使
用される。各シールドは抵抗器(R)、インダクタ(L
)、相互結合係数(M)および電流(i)を有するルー
プ回路としてモデル化されており、勾配コイルは定電流
源により駆動される。
放射シールドのなかで発生される渦電流の影響は、もし
全磁束φ(1)が勾配パルスの供給中には一定であり、
また勾配パルスの後では零であれば、完全に補償される
本発明の1つの局面(および1つの放射シールドが支配
的にされているMR詰装置好ましい実施例)によれば、
第9図の一般化モデルは、−度に1つの放射シールドを
考察することのみにより大幅に簡単化されており、従っ
て実際的に有用にされている0発明者は、MR詰装置構
造的性質に起因して、渦電流に関係して各々が種々の時
定数で崩壊するいくつかの指数的崩壊があり得るけれど
も、ただ1つの時定数、最も長い時定数のみを一度に考
察する簡単化が可能であることを見い出した。
こうして、第9図を参照すると、単一の放射シールドに
対して、シールド1および勾配コイルにキルヒホフの電
圧法則を通用すると、下式が得られるニ ーM12 dil/dt+R2i2+L2 di2/d
t = O(4)計算を容易にするため、式4はSwI
域へ変換されるニ ーM12 s 11(s)+R212(s)+L2 s
 12(s)−0(5)シールド内の電流に対して式5
を解くと、−12(s)=(M12 S 11(s))
/(R2+L2 s) −0(6)となる。
磁石は磁束(φ)が電流(i)に比例している線形装置
とみなされ得るので、S93域でΦ2(s) = (M
12 sΦ1(s))/(R2+L2 s)    (
7)と書くことができる。
レンツの法則に従って、全磁束はφを一φ1−φ2であ
る(φ1−勾配コイルにより発生される磁束、φ2−シ
ールド1により発生される磁束)。
従って、式7を使用して Φt(s)−Φ1(s) (1−(M12 s)/(R
2+L2 s))  (8)が得られる。
シールド1に対する時定数を72−L2/R2として置
換した後、磁石伝達関数H(s)−Φt(S)/Φ1(
S)は H(s)= 1−(M12 s)/(s+1/T2) 
      (9)となる。
正規化電流ステップflu(t)に続く渦電流を補償す
るには、条件 Φt(s)=H(s)  Φ1(s)−1/s    
    (10)が満足されていなければならない、1
1(s;に比例しているΦ1(S)に対して解き、また
式9で置換すると、 逆ラプラス変換L−1(Φ1(s))により、11(t
)に比例しており、上記の正規化電流パルスを補償する
ための必要な時間領域関数であるφ1(t)の所望の時
間tJI域関数 L−’(Φ1(S))= (M12/(1−M12))
 e−”””−”” (12)が得られる。
こうして、振幅補正係数はM12/(1−M12)に等
しく、また時定数補正係数はT2/(1−M12)に等
しい、M12およびT2に対する値は未補償の渦電流の
測定から、第8図中に示されているFID信号への渦電
流の影響を参照することにより、指数フィツトを使用し
て抽出され得る。
T2= (td(n)−td(n−1)) /in (
ω、(+1)/a+、(n−1))  (13)および M12−(ω*(n)/e−”” ) /ω、(14)
ここで、ω、(n)はインデックスn(nは1から15
まで変化する)の時間遅れt、における渦電流に起因す
る周波数シフト、またgは(先に計算された)局部勾配
に起因する周波数シフトである。
適切な補正係数、すなわち時定数(TC)および振幅(
AMP)は第8図の測定データに式13および14を適
用することにより計算される。前記のように、もし支配
的な放射シールドが存在しないならば、先ず崩壊する渦
電流の最も長い時定数の成分を考察することにより補償
計算を開始するのが本発明の1つの局面である。こうし
て、測定データは時間遅れの最も長いもので開始して解
析される。勾配パルスの終端と90′″RFパルスとの
間の58の遅れを表すインデックス(n)−15におい
て、周波数シフトは零であることが見られる。インデッ
クス(n)−14においては、TCおよびAMP係数は
インデックス15からの零周波数シフトに起因して非決
定的である。しかし、残りのインデックスに対しては、
TCおよびAMP係数が式13および14を使用して計
算され、このような計算の結果が表形式で下記の第1表
に示されている。
いまの例では、ω、は18.733Hzであった。
第1表を参照すると、TCおよびAMPデータがインデ
ックス12で出発する良好な特性の関数を記述すること
が見られる。これは、インデックス15および14にお
けるデータが確実であるにはあまりに小さく、従ってイ
ンデックス14および13に対するTCおよびAMPの
計算に誤差を導入するからである。従って、第1表、イ
ンデックス12から、 0.343gの時定数および2
26Hzの結合係数が最も長い指数的に崩壊する渦電流
成分を記述する。これらの値は式12に与えられ、ここ
で72−−0.343およびMl 2−226であり、
TC−−0,336sおよびAMP=1%の計算された
補正係数を生ずる(すなわち、18.7331(zの局
部勾配強度(ω、)の1%=187Hz)、これらの計
算された値は次いで第3図のプレエンファシスフィルタ
52を調節するのに使用される。
プレエンファシスフィルタの典型的な実施例が第1O図
に回路図で示されている。このフィルタは演算増幅器1
10およびフィルタ回路vM112.114および11
6を含んでいる0図示されてはいないが、絶縁増幅器も
回路m112〜116を互いに絶縁するべく含まれてい
る。予め歪ませられた出力が、勾配コイルを付勢するた
め勾配増幅器(たとえば第3図の40)に与えられる。
その入力端で、演算増幅器110は人力抵抗器R0およ
び1つまたはそれ以上の並列接続されたRC回路網11
2〜116を通じて電流パルス42により付勢される。
RC回路網の数は、放射シールドのただ1つを支配的に
するMR装置設計者の成功に依存する。破線118aお
よび118bは、追加的なRC回路網が必要に応じて追
加され得ることを示唆している。各RC回路網は出力可
変抵抗器(たとえばR1)と直列に接続されている入力
キャパシタ(たとえばCI)を含んでおり、これらのキ
ャパシタおよび可変抵抗器の間の共通点は第2の可変抵
抗器(たとえばR2)を通じて接地点に接続されている
。第1O図に示されている回路は、3つのRC回路網が
存在するので、3つの指数的補正を行う、好ましくは、
ただ1つのRC回路網が必要とされる。
こうして、C1、R1およびR2が、−0,343sの
TCおよび1%のAMPを生ずるべく、いくつかの周知
の仕方のいずれかで!I鮪される0本実施例では、発明
者は、出力パルスが1%オーバーシュート(すなわち、
その未補償振幅の101%)を有する前縁および−0,
343gの崩壊特定数を有するまで、オシロスコープを
使用してRc回路網を調節した。これは渦電流磁界の最
も長い崩壊成分に対する補償を完了する。
次に、もし放射シールドの1つが支配的でなかったなら
ば、上記の手順が、崩壊する渦電流の新しい最も長い残
りの時定数を補償するべく繰り返され得る。第11図に
は、上記の補償の後に第8図に示されている仕方と類似
の仕方で取得されるFID信号が示されている。注目す
べきこととして、周波数シフトは、上記の補償による改
善を示すインデックス(n)−10まで、認め得るよう
にならない、第11図を参照し、また式13および14
を第8図に間して先に説明した仕方と類似の仕方で適用
すると、いま部分的に補償された勾配磁界の尺度である
下記の第2表が得られる。
第2表を参照すると、TCおよびAMPデータがインデ
ックス8で良好に挙動するようになることが見られ、従
って、崩壊する渦電流の次の指数成分の補償のために、
−0,113sのTCおよび331HzのAMPが使用
される。これらの値を式12に与えると、計算された補
正係数はTC−一0.111およびAMP−2%である
。こうして、第10図のフィルタ部分114の抵抗器設
定が、プレエンファシスフィルタ52に対してこれらの
値を確立するべく調節される。
次に、上記の手順が3回目に繰り返される。第12図に
はフーリエ変換されたFID信号が示されており、また
第3表には計算されたTCおよびAMP値が示されてい
る。
第3表 第3表を参照すると、まだいくらかの未補償の渦電流が
残されていることが見られる。インデックス4における
データは、TCおよびAMP値が良好に挙動するように
なる最も長い遅れである。
従って、次の補正手順に対しては、−0,016sのT
Cおよび651(zのAMPが使用される。これらの値
を式12に与えると、−0,016のTCおよび0%の
AMPが得られ、これが、第10図中に示されているプ
レエンファシスフィルタの回路wR116のなかの構成
要素の値を調節するのに使用される0代替的に、第3表
のTCおよびAMPの値はインデックス1〜4に対して
は近い値なので、これらの値の平均が使用され得る。
最後に、第13図および第4表には、崩壊する渦電流に
関して勾配パルスがいま実質的に補償されていることが
示されている。なぜならば、フーリエ変換されたFID
信号が時間遅れt4の関数として認め得る周波数シフト
をもはや示さないからである。
これでX軸に対する補償が終了し、 また、 もし 必要であれば、YおよびZ軸に対する補償が繰り返され
得る。
本発明を特定の実施例を参照して説明してきたが、上記
の開示を参考にして他の変更が当業者により行われ得る
。言及すべきこととして、伝達間数H(s)の計1は一
回に1つの放射シールドに基づいて行われたが、式lO
はあらゆる場合に真を保ち、また、もしH(s)が多重
の放射シールドに対して導き出されたならば、11(t
)を記述するすべての係数が同時に計算され得る0本発
明の思想から逸脱しないすべてのこのような変更および
他の使用および応用は、特許請求の範囲によってのみ限
定される本発明の範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は典型的な磁気共鳴装置(イメージヤ−またはス
ペクトロメータ)を一部はブロック図で、また一部は断
面図および斜視図で示す図、第2図は通常の勾配増幅器
および勾配コイルの連鎖を示す図、第3図は本発明の方
法および装置に従って渦it流を補償するためプレエン
ファシスフィルタを含むものとして変更された第2図の
連鎖を示す図、第4図は本発明のフローチャートを示す
図、第5図は局部的勾配強度を測定するために使用され
る典型的なパルスシーケンスを示す図、第6図はMRシ
ステムのアイソセンターから離して置かれたMR能動試
料を示す図、第7図は渦電流に起因する勾配磁界減衰を
測定するために使用されるFID信号を取得するための
本発明による典型的なパルスシーケンスを示す図、第8
図は第7図のパルスシーケンスを使用して取得されたF
ID信号の周波数領域表現を示す図、第9図はn放射シ
ールドを有する勾配コイルから成る超伝導磁石のモデル
を示す図、第10図はプレエンファシスフィルタの典型
的な実施例を示す図、第11図、第12図および第13
図はマルチ指数的に崩壊する渦電流の相い続く補償の後
に取得されたFID信号の周波数領域表現を示す図であ
る。 2・・・超伝導磁石組立体 4・・・電子システム 6・・・円筒状ハウジング 8・・・端板 lO・・・円筒状孔 12・・・円筒状容器 14・・・ベース(主)磁界巻線 16・・・勾配コイルフォーマ− 18・・・勾配コイル組立体 20・・・ラジオ周波数(RF)コイル22・・・主電
源 24・・・勾配/シム電源 26・・・送信および受信(T/R)モジュール28・
・・ホストコンピュータ 30・・・表示/記録ユニット 110・・・演算増幅器 112.114.116・・・フィルタ回N!IN4− FlQ・言 M 1 m r= −−−−−−−−−−1 イシ 用+11算シフト(Hg)− F+C,、tl FrEQUt〜(’r’ 5HIIT(Hz)f平?L
敷シフ1()1%)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 磁気共鳴(MR)走査装置のパルス勾配コイルの
    磁界中の渦電流磁界を補償するための方法において、 (a)前記勾配コイルの磁界中の所与の座 標軸に沿って原点からある距離にMR能動試料を置く過
    程と、 (b)前記の所与の座標軸に沿って対応す る複数個の勾配磁界パルスを発生するため前記勾配コイ
    ルに複数個のタイムシーケンシャルな勾配コイルパルス
    を供給する過程と、 (c)複数個のタイムシーケンシャルなM R信号を発生するように、前記勾配コイルパルスの各々
    の印加に続いて増される所与の時間遅れをもってラジオ
    周波数励起パルスにより前記試料を照射する過程と、 (d)蓄積されたデータにより前記渦電流 磁界の尺度を表すように、前記のタイムシーケンシャル
    なMR信号の各々のフーリエ変換をデータとして測定し
    かつ蓄積する過程と、(e)フーリエ変換された前記M
    R信号の 相い続く1つの蓄積されたデータから決定されたピーク
    周波数シフトデータを使用して前記渦電流磁界に関して
    前記勾配コイルの磁界を補償するため補正係数を計算す
    る過程と、(f)前記勾配コイル磁界への前記渦電流 磁界の影響を補償する予め歪ませられた勾配コイルパル
    スを発生するように前記補正係数を供給する過程と を含んでいることを特徴とする磁気共鳴走 査装置の渦電流磁界の補償方法。 2) 前記の所与の時間遅れが零に実質的に等しい最小
    周期で開始し、また前記渦電流磁界がもはや前記勾配コ
    イル磁界に影響しないと期待される時間に実質的に対応
    する最大時間遅れに増大することを特徴とする請求項1
    記載の方法。 3) 前記供給過程が、前記勾配コイルと共に使用され
    ているプレエンファシスフィルタを調節するのに前記補
    正係数を使用する過程を含んでいることを特徴とする請
    求項1記載の方法。 4) 前記供給過程が、計算機システムに前記勾配コイ
    ルパルスの発生を制御させるのに前記補正係数を使用す
    る過程を含んでいることを特徴とする請求項1記載の方
    法。 5) 前記照射過程が前記MR信号として自由誘導崩壊
    (FID)信号を発生することを特徴とする請求項1記
    載の方法。 6) 前記計算過程が、それにより確実に表される前記
    渦電流磁界の最も長い時定数に対応するピーク周波数シ
    フトデータから時定数および結合係数を計算する過程を
    含んでいることを特徴とする請求項1記載の方法。 7) 過程(a)〜(e)が前記渦電流磁界のモノ指数
    成分を補償するための補正係数を決定し、また過程(a
    )〜(e)が補正係数の相い続く集合を発生するように
    複数回繰り返され、各集合が前記渦電流磁界の異なった
    モノ指数成分を実質的に補償することを特徴とする請求
    項1記載の方法。 8) 前記計算過程が、それにより確実に表される前記
    渦電流磁界の最も長い時定数に対応するピーク周波数シ
    フトデータから時定数および結合係数を計算する過程を
    含んでいることを特徴とする請求項5記載の方法。 9) 過程(a)〜(e)が前記渦電流磁界のモノ指数
    成分を補償するための補正係数を決定し、また過程(a
    )〜(e)が補正係数の相い続く集合を発生するように
    複数回繰り返され、各集合が前記渦電流磁界の異なった
    モノ指数成分を実質的に補償することを特徴とする請求
    項8記載の方法。 10) 磁気共鳴(MR)走査装置の渦電流磁界の補償
    装置において、 ベース磁界が形成される軸線方向の貫通孔 を有する主磁石と、 前記主磁石の前記孔の内側に置かれており、前記孔の内
    側の所与の座標軸に沿って複数個の勾配磁界パルスを与
    えるため勾配コイルパルスに応答する勾配コイル手段と
    、 前記の所与の座標軸の原点から距離をおい て前記孔の内側に置かれたMR能動試料と、前記の所与
    の軸線に沿って少なくとも1つ の擾乱磁界を発生する前記勾配コイル手段の付近に置か
    れた導電性の媒体と、 対応する複数個の相い続くRFパルスによ る前記試料の照射の後に前記MR能動試料により発生さ
    れる複数個の相い続くMR信号を検出するため前記磁石
    の前記孔の内側に置かれた信号検出手段と、 データとして前記の検出されたMR信号の 各々のフーリエ変換を測定しかつ蓄積するため、フーリ
    エ変換されている前記MR信号の相い続く信号の蓄積さ
    れたデータから決定されたピーク周波数シフトデータを
    使用して前記渦電流磁界に関して前記勾配コイルの磁界
    を補償するための補正係数を計算するため、また前記勾
    配コイル磁界への前記渦電流磁界の影響を補償する予め
    歪んだ勾配コイルパルスを発生するように前記補正係数
    を施すため、前記信号検出手段および前記勾配コイル手
    段と接続されている計算機手段と を含んでいることを特徴とする磁気共鳴走 査装置の渦電流磁界の補償装置。 11) 前記勾配コイル手段が、複数個のタイムシーケ
    ンシャルな勾配コイルパルスを発生するように前記計算
    機手段により制御され、また前記信号検出手段が、前記
    MR信号の複数個のタイムシーケンシャルな信号を発生
    するように、前記勾配コイルパルスの各々の印加に続い
    て増される所与の時間遅れでラジオ周波数励起パルスに
    より前記試料を照射するべく、前記計算機手段により制
    御されることを特徴とする請求項10記載の装置。 12) 前記計算機手段により計算された補正係数に従
    って前記勾配コイルパルスにプレエンファシスを与える
    ため前記勾配コイルパルスに結合されたプレエンファシ
    スフィルタ手段を含んでいることを特徴とする請求項1
    1記載の装置。 13) 前記計算機手段がそれにより確実に表される擾
    乱磁界の最も長い時定数に対応する蓄積されたデータを
    解析することにより時定数および結合係数を計算するこ
    とを特徴とする請求項11記載の装置。
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