JPH0388034A - 異常診断装置 - Google Patents
異常診断装置Info
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- JPH0388034A JPH0388034A JP1224991A JP22499189A JPH0388034A JP H0388034 A JPH0388034 A JP H0388034A JP 1224991 A JP1224991 A JP 1224991A JP 22499189 A JP22499189 A JP 22499189A JP H0388034 A JPH0388034 A JP H0388034A
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Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Devices For Executing Special Programs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、工作機械、プリンタ、ミシン等の機器の異常
を診断する装置に関するものであり、特に、異常診断情
報の多様化に関するものである。
を診断する装置に関するものであり、特に、異常診断情
報の多様化に関するものである。
従来の技術
機器に生じた異常の原因や対策等をコンピュータを主体
とする異常診断装置を用いて求めることは、特開昭63
−32650号公報に記載されているように、製造設備
や車両等において既に行われている。この異常診断装置
は、(a)異常診断対象機器の異常症状を入力する異常
症状入力手段と、(b)その異常症状入力手段から入力
される異常症状を生じさせる異常原因、異常対策等、異
常の診断に必要な異常診断情報を異常症状と対応付けて
記憶する異常診断情報記憶手段と、(C)異常診断情報
記憶手段に記憶された異常診断情報に基づいて、異常症
状入力手段から入力された異常症状に対応する異常原因
と異常対策との少なくとも一方を推論する推論手段と、
(d)推論の結果を出力する出力手段とを含むように構
成される。異常診断情報に異常原因と異常対策とのいず
れか一方のみが記憶されている場合には、記憶された異
常原因あるいは異常対策が推論される。また、両方が記
憶されている場合には、異常原因が推論され、その推論
に基づいて異常対策が推論されるか、あるいは異常原因
と異常対策とが同時に推論される。いずれにしても異常
症状に対する原因等、異常の診断に必要な異常診断情報
を記憶手段に記憶させておけば、異常症状の入力に基づ
いて異常原因と異常対策との少なくとも一方が推論され
、出力されるため、診断者やメンテナンス要員はその診
断結果に基づいて適切な処置を取ればよいのであって、
メンテナンスマニュアル等をいちいち澗ぺて対策を施す
場合に比較して異常に対して迅速に対応することができ
る。
とする異常診断装置を用いて求めることは、特開昭63
−32650号公報に記載されているように、製造設備
や車両等において既に行われている。この異常診断装置
は、(a)異常診断対象機器の異常症状を入力する異常
症状入力手段と、(b)その異常症状入力手段から入力
される異常症状を生じさせる異常原因、異常対策等、異
常の診断に必要な異常診断情報を異常症状と対応付けて
記憶する異常診断情報記憶手段と、(C)異常診断情報
記憶手段に記憶された異常診断情報に基づいて、異常症
状入力手段から入力された異常症状に対応する異常原因
と異常対策との少なくとも一方を推論する推論手段と、
(d)推論の結果を出力する出力手段とを含むように構
成される。異常診断情報に異常原因と異常対策とのいず
れか一方のみが記憶されている場合には、記憶された異
常原因あるいは異常対策が推論される。また、両方が記
憶されている場合には、異常原因が推論され、その推論
に基づいて異常対策が推論されるか、あるいは異常原因
と異常対策とが同時に推論される。いずれにしても異常
症状に対する原因等、異常の診断に必要な異常診断情報
を記憶手段に記憶させておけば、異常症状の入力に基づ
いて異常原因と異常対策との少なくとも一方が推論され
、出力されるため、診断者やメンテナンス要員はその診
断結果に基づいて適切な処置を取ればよいのであって、
メンテナンスマニュアル等をいちいち澗ぺて対策を施す
場合に比較して異常に対して迅速に対応することができ
る。
発明が解決しようとする課題
このような異常診断装置においては、診断情報が豊富で
あるほど異常に対して広く対応することができる。しか
し、従来の異常診断装置においては、異常診断対象機器
について予め生ずることが予想される異常症状に対する
原因、対策等により異常診断情報が構成されていたため
、予想されなかった異常症状、異常原因については対応
できず、推論に行き詰まりが生ずる問題があった。
あるほど異常に対して広く対応することができる。しか
し、従来の異常診断装置においては、異常診断対象機器
について予め生ずることが予想される異常症状に対する
原因、対策等により異常診断情報が構成されていたため
、予想されなかった異常症状、異常原因については対応
できず、推論に行き詰まりが生ずる問題があった。
本発明は、異常診断対象機器の異常に広く対応すること
ができる異常診断装置を提供することを課題として為さ
れたものである。
ができる異常診断装置を提供することを課題として為さ
れたものである。
課題を解決するための手段
上記の課題を解決するために、本発明は第1図に示すよ
うに、前記(a)異常症状入力手段、中)異常診断情報
記憶手段、(C)推論手段(この推論手段を異常診断情
報用推論手段と称する。)および(d)出力手段を有す
る異常診断装置において、(イ)異常対象機器の作動に
伴って生じた異常症状、異常原因等の異常履歴を入力す
る異常履歴入力手段と、(ロ)異常履歴を記憶する異常
履歴記憶手段と、(ハ)異常履歴入力手段により入力さ
れた異常履歴を構成する異常症状、異常原因等の互に対
応するものを互に関連付けて異常履歴記憶手段に記憶さ
せる異常履歴作成手段と、(ニ)異常履歴記憶手段に記
憶された異常履歴に基づいて、異常症状入力手段から入
力された異常症状に対応する異常原因または異常対策を
推論する異常履歴用推論手段とを設けたことを特徴とす
る。
うに、前記(a)異常症状入力手段、中)異常診断情報
記憶手段、(C)推論手段(この推論手段を異常診断情
報用推論手段と称する。)および(d)出力手段を有す
る異常診断装置において、(イ)異常対象機器の作動に
伴って生じた異常症状、異常原因等の異常履歴を入力す
る異常履歴入力手段と、(ロ)異常履歴を記憶する異常
履歴記憶手段と、(ハ)異常履歴入力手段により入力さ
れた異常履歴を構成する異常症状、異常原因等の互に対
応するものを互に関連付けて異常履歴記憶手段に記憶さ
せる異常履歴作成手段と、(ニ)異常履歴記憶手段に記
憶された異常履歴に基づいて、異常症状入力手段から入
力された異常症状に対応する異常原因または異常対策を
推論する異常履歴用推論手段とを設けたことを特徴とす
る。
なお、ここにおいて異常には、機器の修理を要するよう
な故障のみならず、操作ごスや調整不良等、修理なしで
解消することができる事態も包含される。
な故障のみならず、操作ごスや調整不良等、修理なしで
解消することができる事態も包含される。
作用
以上のように構成された異常診断装置においては、異常
診断対象機器に異常が生じ、異常症状が入力されれば、
異常診断情報および異常履歴に基づいて異常原因が推論
される。異常履歴は、異常診断情報記憶手段にも異常履
歴記憶手段にも異常症状に対応する異常原因または異常
対策がない場合にのみ作成されても、すべての異常発生
時に作成されてもよい。異常診断情報記憶手段に記憶さ
れていない異常症状が1回目に発生した場合には原因は
推論されないが、2回目以降は推論されることとなる。
診断対象機器に異常が生じ、異常症状が入力されれば、
異常診断情報および異常履歴に基づいて異常原因が推論
される。異常履歴は、異常診断情報記憶手段にも異常履
歴記憶手段にも異常症状に対応する異常原因または異常
対策がない場合にのみ作成されても、すべての異常発生
時に作成されてもよい。異常診断情報記憶手段に記憶さ
れていない異常症状が1回目に発生した場合には原因は
推論されないが、2回目以降は推論されることとなる。
発明の効果
このように本発明の異常診断装置では、新たな異常が発
生した場合にその異常症状と異常原因または異常対策と
が記憶され、次からの異常診断に利用されるため、異常
に対して広く対応することができ、推論の行き詰まりの
発生が少なくなり、原因の追求を容易にかつ効率良く行
うことができる。
生した場合にその異常症状と異常原因または異常対策と
が記憶され、次からの異常診断に利用されるため、異常
に対して広く対応することができ、推論の行き詰まりの
発生が少なくなり、原因の追求を容易にかつ効率良く行
うことができる。
また、すべての異常発生時に異常履歴が作成される場合
には、その異常履歴から異常診断対象機器の特性を知る
ことができ、その機器事態の改良や新製品開発に資する
ことができる。
には、その異常履歴から異常診断対象機器の特性を知る
ことができ、その機器事態の改良や新製品開発に資する
ことができる。
実施例
以下、本発明を工作機械の異常診断装置に適用した場合
を例に取り、図面に基づいて詳細に説明する。
を例に取り、図面に基づいて詳細に説明する。
本異常診断装置は工作機械とは異なる場所に設けられて
おり、メンテナンス要員等の診断者によって使用される
。この異常診断装置の制御装置10は、第2図に示すよ
うに、CPU12.ROM14、RAM16およびそれ
らを接続するバス18を有するコンピュータを主体とす
るものである。
おり、メンテナンス要員等の診断者によって使用される
。この異常診断装置の制御装置10は、第2図に示すよ
うに、CPU12.ROM14、RAM16およびそれ
らを接続するバス18を有するコンピュータを主体とす
るものである。
バス18には入力インタフェース20が接続されており
、入力インタフェース20には入力装置22が接続され
ている。入力装置22は診断者が異常症状等を入力する
ものである。バス1日にはまた、出力インタフェース2
日が接続され、出力インタフェース2日には駆動回路3
0を介して表示装置132が接続されている。
、入力インタフェース20には入力装置22が接続され
ている。入力装置22は診断者が異常症状等を入力する
ものである。バス1日にはまた、出力インタフェース2
日が接続され、出力インタフェース2日には駆動回路3
0を介して表示装置132が接続されている。
さらに、RAM16は異常診断装置の電源がOFFにさ
れても記憶内容が消えないバックアップRAMであり、
第3図に示すように、異常症状入力用質問データメモリ
、異常診断情報メモリ、異常履歴メモリおよび異常原因
候補検証用データメモリを有している。また、RAM1
7には、第4図に示すように異常症状メモリおよび異常
原因メモリ等がワーキングメモリと共に設けられている
。
れても記憶内容が消えないバックアップRAMであり、
第3図に示すように、異常症状入力用質問データメモリ
、異常診断情報メモリ、異常履歴メモリおよび異常原因
候補検証用データメモリを有している。また、RAM1
7には、第4図に示すように異常症状メモリおよび異常
原因メモリ等がワーキングメモリと共に設けられている
。
本異常診断装置において異常症状の入力は、表示装置3
2に診断者への質問が表示され、それに対して答えを入
力することにより行われるようにされており、異常症状
入力用質問データメモリには異常症状の入力に必要な種
々の質問が記憶されている。また、異常診断情報メモリ
には、異常診断情報が記憶されている。異常診断情報は
、異常症状と、それに対応する異常原因および異常対策
とを含み、工作機械の構成等に基づいて予め生ずること
が想定された事態であり、異常診断装置の作成時にメモ
リに記憶される。また、異常原因には、その異常原因の
発生日および発生回数を記憶する領域が付されている。
2に診断者への質問が表示され、それに対して答えを入
力することにより行われるようにされており、異常症状
入力用質問データメモリには異常症状の入力に必要な種
々の質問が記憶されている。また、異常診断情報メモリ
には、異常診断情報が記憶されている。異常診断情報は
、異常症状と、それに対応する異常原因および異常対策
とを含み、工作機械の構成等に基づいて予め生ずること
が想定された事態であり、異常診断装置の作成時にメモ
リに記憶される。また、異常原因には、その異常原因の
発生日および発生回数を記憶する領域が付されている。
第6図に異常診断情報メモリに記憶された異常診断情報
の例を示す。
の例を示す。
それに対し、異常履歴メモリには、異常診断装置の作成
時には想定されず、その後に生じた異常症状、それに対
応する異常原因および異常対策が記憶される。この場合
にも異常原因にはその発生日1発生回数を示すデータが
付される。第7図に異常履歴メモリに記憶された異常履
歴の例を示す。
時には想定されず、その後に生じた異常症状、それに対
応する異常原因および異常対策が記憶される。この場合
にも異常原因にはその発生日1発生回数を示すデータが
付される。第7図に異常履歴メモリに記憶された異常履
歴の例を示す。
ただし、この第7図の表では異常症状、原因および対策
のみが示されている。
のみが示されている。
異常原因候補検証用データメモリには、異常原因候補が
実際に発生しているか否かの検証に用いるデータが記憶
される。本異常診断装置において異常原因候補の発生の
検証は、診断者への問診によって行われる。異常原因が
、入力された異常症状とは別の異常症状の原因である場
合、その別の異常症状の発生を問えば異常原因の発生を
否定し、あるいは肯定することができるため、その別の
異常症状の発生を問う質問が作成され、これらの質問が
異常原因候補検証用データメモリに異常原因と対応付け
て記憶されているのである。
実際に発生しているか否かの検証に用いるデータが記憶
される。本異常診断装置において異常原因候補の発生の
検証は、診断者への問診によって行われる。異常原因が
、入力された異常症状とは別の異常症状の原因である場
合、その別の異常症状の発生を問えば異常原因の発生を
否定し、あるいは肯定することができるため、その別の
異常症状の発生を問う質問が作成され、これらの質問が
異常原因候補検証用データメモリに異常原因と対応付け
て記憶されているのである。
さらに、ROM14には、第5図にフローチャートで示
す異常診断用のプログラムが格納されている。以下、こ
のフローチャートに基づいて異常診断および異常履歴の
作成について説明する。
す異常診断用のプログラムが格納されている。以下、こ
のフローチャートに基づいて異常診断および異常履歴の
作成について説明する。
ステップ31(以下、Slと略記する。他のステップに
ついても同じ。)においては異常症状入力用の質問が読
み出され、S2において読み出されたデータが入力の終
了を支持するデータであるか否かの判定が行われる。当
初はこの判定はN。
ついても同じ。)においては異常症状入力用の質問が読
み出され、S2において読み出されたデータが入力の終
了を支持するデータであるか否かの判定が行われる。当
初はこの判定はN。
であり、S3において異常症状入力用の質問が表示装置
32に表示され、S4においてその質問に対する答えの
人力があったか否かの判定が行われる。答えが入力され
ればS5において入力された答え、すなわち異常症状が
異常症状メモリに記憶される。異常症状を入力する全部
の質問が表示され、入力が行われればS2がYESとな
り、S6においてまず、異常診断情報メモリに格納され
た異常診断情報に基づいて異常症状に対応する異常原因
および異常対策が検索される。この場合、異常原因およ
び異常対策があれば異常原因メモリに格納され、S7が
YESとなり、S17において異常原因が生している否
かの検証が行われる。この検証は、異常原因が複数あれ
ば、異常発生回数が多い順に行われ、発生回数が同じで
あれば発生日が新しい方の原因候補から行われる。検証
は前述のように診断者への問診によって行われ、診断者
が入力装置22を用いて人力する答えによって異常原因
の発生の有無が判定される。そして、異常原因が生じて
いると判定され、あるいは発生が否定されなければ31
8の判定がYESとなり、319において異常原因およ
びそれと共に記憶された異常対策が表示装置32により
診断者に報知され、診断者はその報知内容に従って異常
を解消することとなる。
32に表示され、S4においてその質問に対する答えの
人力があったか否かの判定が行われる。答えが入力され
ればS5において入力された答え、すなわち異常症状が
異常症状メモリに記憶される。異常症状を入力する全部
の質問が表示され、入力が行われればS2がYESとな
り、S6においてまず、異常診断情報メモリに格納され
た異常診断情報に基づいて異常症状に対応する異常原因
および異常対策が検索される。この場合、異常原因およ
び異常対策があれば異常原因メモリに格納され、S7が
YESとなり、S17において異常原因が生している否
かの検証が行われる。この検証は、異常原因が複数あれ
ば、異常発生回数が多い順に行われ、発生回数が同じで
あれば発生日が新しい方の原因候補から行われる。検証
は前述のように診断者への問診によって行われ、診断者
が入力装置22を用いて人力する答えによって異常原因
の発生の有無が判定される。そして、異常原因が生じて
いると判定され、あるいは発生が否定されなければ31
8の判定がYESとなり、319において異常原因およ
びそれと共に記憶された異常対策が表示装置32により
診断者に報知され、診断者はその報知内容に従って異常
を解消することとなる。
S20においては異常が解消されたか否かを入力する旨
の指示が表示され、その人力に基づいて321において
異常が解消されたか否かの判定が行われる。異常が解消
されていればS22が実行されて異常発生日を入力する
旨の指示が出され、人力が完了すればS23がYESと
なって324が実行さ、れ、異常原因の発生日を示すデ
ータが322の指示に従って入力された発生日に更新さ
れるとともに、発生回数が1増加させられる。
の指示が表示され、その人力に基づいて321において
異常が解消されたか否かの判定が行われる。異常が解消
されていればS22が実行されて異常発生日を入力する
旨の指示が出され、人力が完了すればS23がYESと
なって324が実行さ、れ、異常原因の発生日を示すデ
ータが322の指示に従って入力された発生日に更新さ
れるとともに、発生回数が1増加させられる。
一方、入力された異常症状が異常診断情報メモリに記憶
されていない場合には検索しても異常原因候補は得られ
ず、S7がNOとなり、S8において異常履歴に基づい
て異常原因候補が検索される。異常原因候補があればS
9がYESとなり、325において検証が行われる。こ
の検証も問診によって行われ、検証の結果、原因候補が
生じていると判断されれば326がYESとなり、31
9〜S24がが実行される。
されていない場合には検索しても異常原因候補は得られ
ず、S7がNOとなり、S8において異常履歴に基づい
て異常原因候補が検索される。異常原因候補があればS
9がYESとなり、325において検証が行われる。こ
の検証も問診によって行われ、検証の結果、原因候補が
生じていると判断されれば326がYESとなり、31
9〜S24がが実行される。
また、異常履歴情報中に異常原因候補がなければS9が
NOとなり、310が実行され、原因候補がないことが
報知される。そして、Sllにおいて異常原因を調査し
、異常原因、異常対策等を入力すべき旨の指示が表示さ
れる。この表示に従って診断者あるいはメンテナンス要
員が異常原因を調べるとともに対策を施し、それらを人
力するのであり、この入力が完了すれば312がYES
となり、313において人力された異常原因等が異常症
状メモリに格納された異常症状と対応付けて異常履歴メ
モリに記憶される。このとき、異常原因の発生日も入力
され、異常原因と共に異常履歴メモリに記憶されるとと
もに、発生回数データが1とされる。また、異常症状が
異常症状入力用質問データメモリに記憶され、次の異常
症状人力時に表示されるようにされる。次いで314に
おいて異常原因候補検証用の質問を入力すべき旨の指示
が表示され、S15においてその入力の完了を待ち、人
力されればS16において異常原因候補検証用データメ
モリに格納され、次に異常履歴を構成する異常症状が生
じたときの異常原因候補の検証に用いられる。
NOとなり、310が実行され、原因候補がないことが
報知される。そして、Sllにおいて異常原因を調査し
、異常原因、異常対策等を入力すべき旨の指示が表示さ
れる。この表示に従って診断者あるいはメンテナンス要
員が異常原因を調べるとともに対策を施し、それらを人
力するのであり、この入力が完了すれば312がYES
となり、313において人力された異常原因等が異常症
状メモリに格納された異常症状と対応付けて異常履歴メ
モリに記憶される。このとき、異常原因の発生日も入力
され、異常原因と共に異常履歴メモリに記憶されるとと
もに、発生回数データが1とされる。また、異常症状が
異常症状入力用質問データメモリに記憶され、次の異常
症状人力時に表示されるようにされる。次いで314に
おいて異常原因候補検証用の質問を入力すべき旨の指示
が表示され、S15においてその入力の完了を待ち、人
力されればS16において異常原因候補検証用データメ
モリに格納され、次に異常履歴を構成する異常症状が生
じたときの異常原因候補の検証に用いられる。
なお、異常履歴に基づいて異常原因が推論されたが、検
証の結果、異常原因が生じていないと判断された場合に
はS26がNoとなり、S10〜S16が実行され、異
常履歴が作成される。
証の結果、異常原因が生じていないと判断された場合に
はS26がNoとなり、S10〜S16が実行され、異
常履歴が作成される。
また、319において報知された異常対策に従って対策
を施しても異常が解消されないこともある。この場合に
はS21がNOとなり、S10〜S16が実行され、異
常原因が調べられ、異常対策が施されるとともに異常履
歴メモリに記憶される。
を施しても異常が解消されないこともある。この場合に
はS21がNOとなり、S10〜S16が実行され、異
常原因が調べられ、異常対策が施されるとともに異常履
歴メモリに記憶される。
このように本実施例の異常診断装置によれば、予め想定
されなかった異常症状が生じても、1度生ずればその異
常症状、異常原因および異常対策等が異常履歴メモリに
格納され、保存されるため、次にその異常症状が生じた
場合には異常原因、異常対策が推論され、診断者は迅速
に異常に対処することができる。
されなかった異常症状が生じても、1度生ずればその異
常症状、異常原因および異常対策等が異常履歴メモリに
格納され、保存されるため、次にその異常症状が生じた
場合には異常原因、異常対策が推論され、診断者は迅速
に異常に対処することができる。
また、本実施例においては異常原因の発生日や発生回数
も入力されるため、推論が迅速に行われる効果が得られ
る。
も入力されるため、推論が迅速に行われる効果が得られ
る。
さらに、工作機械のように設計上は同じ機械であっても
、その製造過程、設置場所、加工対象物あるいは操作員
など、個々の工作機械に固有の要因によりその機械に特
有な異常が生ずることがある。このような異常は予め想
定することは困難であるが、異常履歴を作成することに
より対応することが可能となり、工作機械においては特
に異常履歴作成の効果を十分に得ることができる。
、その製造過程、設置場所、加工対象物あるいは操作員
など、個々の工作機械に固有の要因によりその機械に特
有な異常が生ずることがある。このような異常は予め想
定することは困難であるが、異常履歴を作成することに
より対応することが可能となり、工作機械においては特
に異常履歴作成の効果を十分に得ることができる。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
入力装置22が異常症状入力手段および異常履歴入力手
段を構成し、表示装置32が出力手段を構成し、異常診
断情報メモリが異常診断情報記憶手段を構成し、異常履
歴メモリが異常履歴記憶手段を構成し、ROM14のS
6.S7.S17およびS18を記憶する部分およびC
PUI2のそれらステップを実行する部分が異常診断情
報用推論手段を構成し、ROM14の38.39゜S2
5および326を記憶する部分およびCPU12のそれ
らステップを実行する部分が異常履歴用推論手段を構成
し、ROM14の311〜S13を記憶する部分および
CPU12のそれらステップを実行する部分が異常履歴
作成手段を構成しているのである。
入力装置22が異常症状入力手段および異常履歴入力手
段を構成し、表示装置32が出力手段を構成し、異常診
断情報メモリが異常診断情報記憶手段を構成し、異常履
歴メモリが異常履歴記憶手段を構成し、ROM14のS
6.S7.S17およびS18を記憶する部分およびC
PUI2のそれらステップを実行する部分が異常診断情
報用推論手段を構成し、ROM14の38.39゜S2
5および326を記憶する部分およびCPU12のそれ
らステップを実行する部分が異常履歴用推論手段を構成
し、ROM14の311〜S13を記憶する部分および
CPU12のそれらステップを実行する部分が異常履歴
作成手段を構成しているのである。
なお、上記実施例においては、異常履歴を構成する異常
症状と異常原因および異常対策とが異なる時期に入力さ
れるようになっていたが、まとめて入力してもよい。
症状と異常原因および異常対策とが異なる時期に入力さ
れるようになっていたが、まとめて入力してもよい。
また、上記実施例においては、異常診断情報について異
常原因が推論され、その異常原因が生じていれば異常履
歴については異常原因が推論されないようになっていた
が、両方の情報に基づいて異常原因を推論し、検証する
ようにしてもよい。
常原因が推論され、その異常原因が生じていれば異常履
歴については異常原因が推論されないようになっていた
が、両方の情報に基づいて異常原因を推論し、検証する
ようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、異常診断情報と異常履
歴情報との2種類がそれぞれ異なるメモリに記憶される
ようになっていたが、一つのメモリに記憶させるように
してもよい。
歴情報との2種類がそれぞれ異なるメモリに記憶される
ようになっていたが、一つのメモリに記憶させるように
してもよい。
さらに、推論は、異常履歴に基づく推論を先に行っても
よい。
よい。
さらにまた、上記実施例において異常症状は診断者が入
力するものとされていたが、異常診断装置を工作機械に
付随させ、工作機械を制御する制御装置からの異常報知
に基づいて異常診断が行われるようにしてもよい。この
ように異常診断装置を工作機械に付随させる場合、工作
機械の制御装置からの情報獲得により異常原因の検証を
行うようにしてもよい。
力するものとされていたが、異常診断装置を工作機械に
付随させ、工作機械を制御する制御装置からの異常報知
に基づいて異常診断が行われるようにしてもよい。この
ように異常診断装置を工作機械に付随させる場合、工作
機械の制御装置からの情報獲得により異常原因の検証を
行うようにしてもよい。
また、異常診断情報は異常原因のみが推論されるものと
し、異常対策は推論された異常原因に基づいて診断者等
が考え、あるいは調べて施すようにしてもよい。
し、異常対策は推論された異常原因に基づいて診断者等
が考え、あるいは調べて施すようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては入力装置22が異常症状
入力手段と異常履歴入力手段とを兼ねるようにされてい
たが、それぞれ専用の入力装置を設けてもよく、異常履
歴に基づく推論は異常診断情報に基づく推論とは別に行
われるようにしてもよい。
入力手段と異常履歴入力手段とを兼ねるようにされてい
たが、それぞれ専用の入力装置を設けてもよく、異常履
歴に基づく推論は異常診断情報に基づく推論とは別に行
われるようにしてもよい。
また、異常診断情報メモリに記憶された異常症状が生じ
、そのメモリに記憶された異常原因が原因であって異常
対策に従って異常が解消された場合にも、それら異常症
状、異常原因および異常対策等が異常履歴メモリに記憶
されるようにしてもよく、異常履歴メモリに記憶された
異常症状、異常原因および異常対策の2回目以降の発生
時にも異常履歴メモリに記憶されるようにしてもよい。
、そのメモリに記憶された異常原因が原因であって異常
対策に従って異常が解消された場合にも、それら異常症
状、異常原因および異常対策等が異常履歴メモリに記憶
されるようにしてもよく、異常履歴メモリに記憶された
異常症状、異常原因および異常対策の2回目以降の発生
時にも異常履歴メモリに記憶されるようにしてもよい。
さらにまた、異常履歴は、その異常履歴が作成された異
常診断対象機器の異常を診断するに当たり有効に使用す
ることができるが、異常診断対象機器に異常履歴がない
場合、仕様が同じである他の異常診断対象機器の異常履
歴を診断に用いることにより、異常を解消することがで
きる。仕様が同じである複数の異常診断対象機器につい
ては同じような異常が生じ、それら異常診断対象機器の
一つについて作成された異常履歴を共通して診断に用い
ることができるのである。
常診断対象機器の異常を診断するに当たり有効に使用す
ることができるが、異常診断対象機器に異常履歴がない
場合、仕様が同じである他の異常診断対象機器の異常履
歴を診断に用いることにより、異常を解消することがで
きる。仕様が同じである複数の異常診断対象機器につい
ては同じような異常が生じ、それら異常診断対象機器の
一つについて作成された異常履歴を共通して診断に用い
ることができるのである。
また、本発明は工作機械以外の機器の異常診断装置にも
適用することができる。
適用することができる。
その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の
知識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
知識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図である
。第2図は本発明の一実施例である異常診断装置のブロ
ック図である。第3図はその異常診断装置の主体を成す
コンピュータのバックアップRAMの構成を示す図であ
り、第4図はRAMの構成を示す図である。第5図は上
記コンピュータのROMに格納された異常診断プログラ
ムを示すフローチャートである。第6図は上記バックア
ップRAMに設けられた異常診断情報メモリに記憶され
た異常診断情報の例を示す表である。第7図は上記バッ
クアップRAMに設けられた異常履歴メモリに記憶され
た異常履歴の例を示す表である。 10:制御装置 22:入力装置 32:表示装置
。第2図は本発明の一実施例である異常診断装置のブロ
ック図である。第3図はその異常診断装置の主体を成す
コンピュータのバックアップRAMの構成を示す図であ
り、第4図はRAMの構成を示す図である。第5図は上
記コンピュータのROMに格納された異常診断プログラ
ムを示すフローチャートである。第6図は上記バックア
ップRAMに設けられた異常診断情報メモリに記憶され
た異常診断情報の例を示す表である。第7図は上記バッ
クアップRAMに設けられた異常履歴メモリに記憶され
た異常履歴の例を示す表である。 10:制御装置 22:入力装置 32:表示装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 異常診断対象機器の異常症状を入力する異常症状入力手
段と、 その異常症状入力手段から入力される異常症状を生じさ
せる異常原因、異常対策等、異常の診断に必要な異常診
断情報を異常症状と対応付けて記憶する異常診断情報記
憶手段と、前記異常診断情報記憶手段に記憶された異常
診断情報に基づいて、前記異常症状入力手段から入力さ
れた異常症状に対応する異常原因と異常対策との少なく
とも一方を推論する異常診断情報用推論手段と、 推論の結果を出力する出力手段と を有する異常診断装置において、 前記異常診断対象機器の作動に伴って生じた異常症状、
異常原因等の異常履歴を入力する異常履歴入力手段と、 前記異常履歴を記憶する異常履歴記憶手段と、前記異常
履歴入力手段により入力された前記異常履歴を構成する
異常症状、異常原因等の互に対応するものを互に関連付
けて前記異常履歴記憶手段に記憶させる異常履歴作成手
段と、 前記異常履歴記憶手段に記憶された異常履歴に基づいて
、前記異常症状入力手段から入力された異常症状に対応
する異常原因または異常対策を推論する異常履歴用推論
手段と を設けたことを特徴とする異常診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224991A JPH0388034A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 異常診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224991A JPH0388034A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 異常診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388034A true JPH0388034A (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=16822380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1224991A Pending JPH0388034A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 異常診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0388034A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019000831A1 (de) | 2018-02-13 | 2019-08-14 | Fanuc Corporation | Werkzeugmaschinensteuerung |
CN112180838A (zh) * | 2019-07-02 | 2021-01-05 | 发那科株式会社 | 推定装置以及系统 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1224991A patent/JPH0388034A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019000831A1 (de) | 2018-02-13 | 2019-08-14 | Fanuc Corporation | Werkzeugmaschinensteuerung |
US10666184B2 (en) | 2018-02-13 | 2020-05-26 | Fanuc Corporation | Machine tool controller |
CN112180838A (zh) * | 2019-07-02 | 2021-01-05 | 发那科株式会社 | 推定装置以及系统 |
JP2021009584A (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-28 | ファナック株式会社 | 推定装置およびシステム |
CN112180838B (zh) * | 2019-07-02 | 2024-04-02 | 发那科株式会社 | 推定装置以及系统 |
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