JPH0387142A - コーヒや茶類等の冷水抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明は、コーヒや茶類等の風味やｒこく１を損なう事
なく迅速に冷水で抽出する事の出来る新規な抽出方法と
その装置に関する。

（従来技術とその問題点） 従来、アイステーヒやアイスティー、冷茶を飲むために
は、高温水で一旦抽出し、これをさました後、氷や冷蔵
庫で冷やすか、高濃度で抽出したものに直接氷を入れ、
−度に冷却希釈を行っていた。これらの方法では冷たい
ものを飲む事が出来るようになるまでに冷蔵庫で冷やさ
なければならず、冷却に時間がかかるとと言う問題点や
、氷で冷却する場合には氷で希釈される事が前提となっ
ているので高焙煎を行って高濃度で抽出しなれけばなら
ず、その結果風味が損なわれてただ苦いだけのものにな
るという欠点があった。

又、コーヒにおいてはいわゆるｒ水出し法１と呼ばれる
方法があり、コーヒ本来の香りやｒこく１などの風味を
損なうことなく抽出する事ができる方法があるが、この
方法は時間が掛かり過ぎ、例えばコーし店のように少量
のコーヒを頻繁に抽出しなければならないような用途に
は不向きであると言う問題点がある。

（本発明の目的〉 本発明は係る従来例に鑑みて為されたもので、その目的
とするところは、コーし、紅茶、日本茶、霊芝など被抽
出物本来のｒこく１や香りを損なう事なく手軽に又短時
間で抽出する事のできるコーヒや茶類等の冷水抽出方法
とその装置を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 第１発明の抽出方法は前記目的を遠戚するために請求項
（１）では、 ■コーヒ粉末や紅茶、日本茶乃至霊芝などの被抽出物（
１）を冷水（２）に入れ、 ■続いて超音波を前記冷水（２）に入力して前記被抽出
物（１〉から有効成分を抽出する。

；と言う技術的手段を採用しており、 第２発明の抽出装置は請求項（２）に示すように、■コ
ーし粉末や紅茶、日本茶乃至霊芝などの被抽出物（１）
を混入した冷水（２）を収納する抽出容器（３）と、 ■冷水（２）と接触する位置にて抽出容器（３〉に装着
された超音波振動子（４）と、 ■超音波振動子（４）を発振するための発振回路（５）
と、 ■発振回路（５〉の出力を増幅して前記超音波振動子（
４）に入力する電力増幅回路（６）とで冷水抽出装置を
構成する。

；と言う技術的手段を採用しており、 第３発明の抽出装置は請求項（３）で示すように■請求
項２の冷水（２）抽出装置において、■ペーパフィルタ
〈７〉が内面に装着され、抽出容器（３）の天地を逆向
けに反転した時に底面がら抽出液が流出する流出孔（９
）が穿設されたろ過容器（１０）を抽出容器（３）の上
面開口（１１〉に着脱自在に装着する。

；と言う技術的手段を採用している。

（作　　用） ■ベーパフィルタ（ア）を拡開して濾過容器〈１０）内
周に配設する。

■次に、抽出容器（３〉に所定量の水と被抽出物（１〉
とを入れる。

■ベーパフィルタ（７）の濾過容器（１０〉への装着と
被抽出物（１）の抽出容器（３〉へのセットを行った後
、第１図に示すように濾過容器（１０）を逆にして抽出
容器（３）の上面開口（１１）に防水用パツキン（２３
〉を介して螺着する。

■電源スイッチをオンに投入し、発振回路（５）から高
周波の発振信号を出力させ、続いて電力増幅回路（６）
にて増幅して超音波振動子（４）に高周波振動を起こさ
せる。

■すると、この高周波振動が水を介して被抽出物＜１）
に伝わり、急速に有効成分が水に溶は込んで行く。所定
の時間が経過して抽出が完了すると超音波振動子（４）
の発振を止め、濾過容器（１０）を装着した状態で抽出
容器（３）の天地を逆さにして用意したコツプの上に濾
過容器（１０）を載置する。

■すると、ベーパフィルタ（７）を介して濾過液が流出
孔（９）から濾過されつつ流出し、コツプ内に濾過液が
溜り、被抽出物〈１〉の抽出かすはベーパフィルタ（７
）内に溜り、両者がこしわけられる。

■このようにして、ワンタッチで抽出作業を完了する。

又、抽出「過液には有効成分がそのままの状態で抽出さ
れているので、ｒこく」や香りが損なわれず非常に風味
豊かな味わいが得られる。

（実　施　例） 以下、本発明を図示実施例に従って詳述する。

第１図は、本発明にかかる超音波式抽出装置の一実施例
を示す断面図である。コーヒ粉末や紅茶、日本茶乃至霊
芝などの被抽出物（１〉を混入した冷水（２）を収納す
る抽出容器（３）は、上面が開口しており底面（８）の
中央に通孔（１２）が穿設されていて底面（８）の下部
が電装品収納部（１３）になっている。

前記通孔（１２）に合致し且つ底面（８）より下にて座
（１４）を介して超音波振動子（４）が配設されている
。

座（１４）には防水用のＯリング（１５）が嵌め込まれ
ている。この超音波振動子（４〉の下方には発振回路（
５）、電力増幅回路（６）などや必要に応じてワンショ
・ントパルサー回路（１６〉などが実装されたプリント
基板（１７）が配設されている。外部装置としては電源
ボックス（１８）があり、電源ボックス（１８）内には
タイマ（１９）などが装備されており、その表面にはパ
イロットランプ（２０〉などが装備されている。この外
部の電源ボックス（１８）から導出した出カケープル（
２１）は、超音波式抽出装置の本体側面に装備されたケ
ーブルコネクタ（２２）に接続それるようになっている
。濾過容器（１０）は、漏斗状のが送部（１０ａ）と、
その周囲を取り巻くカバ一部（１０ｂ）とで構成されて
おり、濾過部（１０ａ）の天井面の突部（１０ｃ）に流
出孔（９）が穿設されている。この「過容器（１０）は
逆向けの状態で抽出容器（３〉の上面開口（１１〉に防
水用パツキン（２３〉を介して螺着されるようになって
おり、そのために抽出容器（３）の上面開口（１１〉と
濾過容器（１０）の下面開口が互いに螺着しするように
雌雄のねじが螺設されている。更に濾過容器〈１０〉の
下面開口の内周にはペーバフイルタク７）の開口を固定
するための固定用リング（２４）が嵌め込一 まれるようになっている。

被抽出物（１〉の−例をあげれば、コーヒ粉末や紅茶、
日本茶乃至霊芝などがある。勿論、これらに限定される
ものではない。

しかして、ベーパフィルタ（７）を拡開し、漏斗状の濾
過部（１０ａ）内周に配設し、拡開したベーパフィルタ
（７）の開口縁の上から固定用リング（２４）を嵌め込
んでベーパフィルタ（７）の濾過部（１０ａ）内周への
固定を行う。次に、抽出容器（３）に水を所定の量だけ
入れ、続いて所定量の被抽出物（１〉を入れる。このよ
うにベーパフィルタ（７）の濾過容器（１０）への装着
と被抽出物（１）の抽出容器（３）へのセットを行った
後、第１図に示ずように濾過部（１０ａ）を逆にして抽
出容器（３）の上面開口（１１）に防水用パツキン（２
３）を介して螺着する。次に、電源ボックス（１８〉を
外部商用電源に接続し、収納物の種類と収納量（水や被
抽出物（１〉の量）に応じた時間をタイマ（１９）にて
セットすると共にオンにする。すると、発振回路（５）
から高周波の発振信号が出力され、続いて電力増幅回路
（６）にて増幅されて超＝８− 音波振動子（４）が高周波振動を起こす。発生する超音
波は、超音波振動子（４）が持つ固有共振周波数の超音
波（本装置では１．２ＭＨｚ〜１．８ＭＨｚで、通常は
１．６ＭＨｚ程度）である、そして、この高周波振動が
水を介して被抽出物（１）に伝わり、急速に有効成分が
水に溶は込んで行く。抽出の初期段階では、被抽出物（
１〉が水に十分に混入していないため水柱が高く吹き−
Ｅがり、抽出が進むにつれて被抽出物（１）の混入と水
の被抽出物（１）内への侵入が進んで次第に水柱の吹き
上がり高さが減するようになり、これに比例して抽出成
分のために水の透明度が低下して来る。所定の時間が経
過して抽出が完了するとタイマ（１９〉の作用で超音波
振動子（４〉の発振が止まり、濾過容器（１０〉を装着
した状態で抽出容器（３）の天地を逆さにして用意した
コツプの上に濾過容器（１０〉を載置する。すると、ベ
ーパフィルタ（７）を介して濾過液が流出孔（９〉から
濾過されつつ流出し、コツプ内に濾過液が溜り、被抽出
物（１）の抽出かすはベーパフィルタ（ア）内に溜り、
両者がこしわけられる。

然る後、濾過容器（１０〉を抽出容器（３）から脱離し
、固定用リング（２４）を外してベーパフィルタ（７）
を捨てる。最後に濾過容器（１０）と抽出容器〈３〉の
内面を洗った後、次の抽出作業に備える。

上記の実施例では、発振回路（５）から発振された高周
波発振信号が直接電力増幅回路（６）にて増幅されて超
音波振動子（４）を作動させる場合を示したが、ワンシ
ョットパルサー回路（１６）を挿入して、まず、発振回
路（５〉からの高周波発振信号を一定サイクルのインパ
ルス状の発振信号に変え、このパルス状発振信号を電力
増幅回路（６）にて増幅し、超音波振動子（４）を作動
させるようにしてもよい。

又、超音波振動子（４）は底面（８〉に１つだけ設置し
た場合を例示したが、勿論、これに限られず、複数個の
超音波振動子（４）を適宜配置してもよいし、又、設置
場所は底面（８〉に限られず、水と接触するならば側面
でも構わないものである。

超音波振動子（４）は上記のものに限られず、抽出容器
（３〉を例えば鉄のような強磁性体で作り、電磁超音波
発振型のものを用いれば抽出容器（３）外からでも超音
波振動を抽出液に入力してやる事が出来るものである。

この場合は勿論、通孔（１２）は不要である。

又、発振回路（５〉もＲＬＣ発振回路、ＲＣ発振回路そ
の他が用いられる。

その他、この発明の要旨を変更しない範囲において、種
々の設計変更を施すことが可能である。

又、濾過容器（１０）は、漏斗状の濾過部（１０ａ）と
、その周囲を取り巻くカバ一部（１０ｂ）とで構成され
ている場合を示したが、抽出容器（３）を逆さまにした
場合にコツプの上に静置出来るならば濾過部（１０ａ）
だけでもよい。

又、濾過容器（１０）なしで抽出液をそのまま別に用意
した例えばカリタのような濾過容器に注いでもよいし、
被抽出物（１〉が濾紙に包装されたパック状のものを用
いてもよい。

（効　　果） も匙りも艶にかかる抽出方法は、コーヒ粉末や紅茶、日
本茶乃至霊芝などの被抽出物を冷水に入れると共に超音
波を前記冷水に入力するので、水が被抽出物に迅速に侵
入すると共に前記被抽出物から有効成分をそのままの形
で迅速に抽出する事が出来、その結果コーヒや茶類等の
香りやｒこく」などの風味を損なう事なく冷水による抽
出がだれでも簡単に出来るという利点があり、杢ｍにか
かる抽出装置では、コーヒ粉末や紅茶、日本茶乃至霊芝
などの被抽出物を混入した冷水を収納する抽出容器と、
冷水と接触する位置にて抽出容器に装着された超音波振
動子と、超音波振動子を発振するための発振回路と、発
振回路の出力を増幅して前記超音波振動子に入力する電
力増幅回路とで槽底されているので、前記抽出方法によ
る抽出が可能となり、３Ｍ’ｌｉ、ベーパフィルタが内
面に装着され、流出孔が穿設されたろ過容器を抽出容器
の上面開口に着脱自在に装着しているので、抽出容器の
天地を逆向けに反転した時に濾過容器の流出孔からｒ過
液が流出し、ワンタッチでｒ過液を取り出す事が出来る
と言う利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図・・・本発明の一実施例の正面図第２図・・・第
１図のブロック回路図 （１）・・・被抽出物　　　（２）・・・冷水（３）・
・・抽出容器　　　（４）・・・超音波振動子（５〉・
・・発振回路　　　（６）・・・電力増幅回路（７）・
・・ベーパフィルタ　（８）・・・底面（９）・・・流
出孔　　　　（１０〉・・・濾過容器（１０ａ）・・・
濾過部　　　（ｉｏｂ）・・・カバ一部（１０ｃ）・・
・突部　　　　（１１）・・・上面開口（１２）・・・
通孔　　　　　（１３）・・・電装品収納部（１４〉・
・・座　　　　　　（１５）・・・Ｏリング（１６）・
・・ワンショットパルサー回路（１７）・・・プリント
基板　（１８〉・・・電源ボックス（１９）・・・タイ
マ　　　　（２０）・・・パイロットランプ（２１）・
・・出カケープル　（２２）・・・ケーブルコネクタ（
２３〉・・・防水用パツキン　（２４）・・・固定用リ
ング（１〉・・・被抽出物　　　（２）・・・冷水〈３
）・・・抽出容器　　　（４）・・・超音波振動子（５
）・・・発振回路　　　（６）・・・電力増幅回路（７
）・・・ペーパフィルタ　（８〉・・・底面（９）・・
・流出孔　　　　　（１０）・・濾過容器（１０ａ）−
濾過部　　　　（１０ｂ）・・カバ一部（１０ｃ）・・
・突部　　　　　（１１）・・・上面開口（１２）・・
・通孔　　　　　（１３）・・・電装品収納部（１４）
・・・座　　　　　　（１５）・・０リング（１６）・
フンショットパルサー回路

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）コーヒ粉末や紅茶、日本茶乃至霊芝などの被抽出
   物を冷水に入れると共に超音波を前記冷水に入力して前
   記被抽出物から有効成分を抽出するコーヒや茶類等の冷
   水抽出方法。
2. （２）コーヒ粉末や紅茶、日本茶乃至霊芝などの被抽出
   物を混入した冷水を収納する抽出容器と、冷水と接触す
   る位置にて抽出容器に装着された超音波振動子と、超音
   波振動子を発振するための発振回路と、発振回路の出力
   を増幅して前記超音波振動子に入力する電力増幅回路と
   で構成された事をを特徴とするコーヒや茶類等の冷水抽
   出装置。
3. （３）請求項２の冷水抽出装置において、ペーパフィル
   タが内面に装着され、抽出容器の天地を逆向けに反転し
   た時に底面から抽出液が流出する流出孔が穿設されたろ
   過容器を抽出容器の上面開口に着脱自在に装着した事を
   を特徴とするコーヒや茶類等の冷水抽出装置。