JPH0386265A

JPH0386265A - 厨芥処理装置

Info

Publication number: JPH0386265A
Application number: JP22357389A
Authority: JP
Inventors: Takashi Wakuno; 孝湧野
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-08-30
Filing date: 1989-08-30
Publication date: 1991-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、厨芥を遠心脱水するようにした厨芥処理装置
に関する。

（従来の技術）炊事場から出る野菜等のくず、残飯等の厨芥は、水分を
多量に含んでいると、いたずらに重くなって廃棄場所へ
運びにくくなるので、その厨芥を脱水処理する厨芥処理
装置が考えられている。

斯かる厨芥処理装置は、水受用の外ケース内に遠心脱水
用の回転ケースを設け、この回転ケース内に厨芥を投入
して、その厨芥投入口を投入口蓋で閉塞した後、モータ
によって回転ケースを高速回転させることにより厨芥を
遠心脱水し、脱水した汚水を外ケースで受けて排水する
ものである。

（発明が解決しようとする課題）ところで、上記構成では、使用者が投入口蓋を被せずに
誤って脱水運転を開始してしまうおそれがある。この場
合、高速回転している回転ケース内に厨芥投入口から使
用者が手などを入れるおそれがあって危険であり、また
、回転ケース内の汚水、厨芥等が厨芥投入口から飛び出
して周囲を汚すおそれがある。

本発明はこの様な事情を考慮してなされたもので、従っ
てその目的は、厨芥投入口が開放されているときには脱
水運転を開始できないようにした厨芥処理装置を提供す
るにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明の厨芥処理装置は、モータにより回転駆動される
遠心脱水用の回転ケースを設け、厨芥投入口から前記回
転ケース内に厨芥を投入して該回転ケースを回転させる
ことにより厨芥を遠心脱水するようにしたものにおいて
、前記モータへの通電路中に、前記投入口蓋の開放時に
オフし閉鎖時にオンする蓋開閉検知スイッチを設けた構
成としたものである。

（作用）投入口蓋を開放すると、それに連動して、蓋開閉検知ス
イッチがモータへの通電路を開放する。

従って、投入口蓋が開放されているときには、たとえ使
用者が誤って脱水運転を開始しようとしても、蓋開閉検
知スイッチによりモータへの通電が阻止されて、回転ケ
ースは回転しない。

一方、投入口蓋を閉鎖すると、それに連動して蓋開閉検
知スイッチがオンする。この状態では、モータへの通電
が可能となり、脱水運転を開始できる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

１は厨芥処理装置の円筒容器状の外ケースで、流し台の
シンク２の排水口３に次のようにして取付けられている
。即ち、円環状の上蓋取付枠４の上端フランジ部４ａを
排水口３の周縁部上面にパツキン５を介して当接させ、
下方に突出する円筒状の雄ねじ部４ｂに、上部外ケース
６の雌ねじ部６ａをシンク２の下方から締め付けて、こ
の雌ねじ部６ａの上端と上蓋取付枠４の上端フランジ部
４ａとで排水口３の周縁部を挟みつけて固定している。

そして、上部外ケース６の下端フランジ部６ｂにパツキ
ン７を介して外ケース１の上端フランジ部１ａを重ね合
わせ、両者をねじ８により締付固定している。

この様にして取付けられた外ケース１の底部には排水口
９が形成され、この排水口９に排水バイブ１０が接続さ
れ、また、排水口９内にはフィルタ１１が装着されてい
る。一方、外ケース１の外底部には、ばね、ゴム等の防
振部材１２を介してモータ１３が支持され、このモータ
１３の回転軸１３ａが外ケース１内に底面開口部１ｂか
ら上向きに突出されている。このモータ１３の回転軸１
３ａの上端には遠心脱水用の回転ケース１４が連結され
ている。その連結構造は、モータ１３の回転軸１３ａに
嵌着した回り止め部材１５に、回転ケース１４の外底部
の凹部１６を嵌合した状態で、回転軸１３ａの上端の雄
ねじ部１３ｂにナツト部材１７を締め付けて固定するも
のである。また、外ケース１の底面開口部１ｂには、ベ
ロー１８が装着され、このベロー１８の中心の軸受１９
に回転軸１３ａが貫通されている。一方、回転ケース１
４の底部には水抜き孔２０が形成されている。

そして、厨芥処理時には、予め回転ケース１４内に例え
ばポリエチレン製のごみ袋２１を収容し、そのごみ袋２
１の上端開口縁部を回転ケース１４の上端開口縁部に掛
けるように折り返して、内蓋２２を回転ケース１４の上
面に被せる。この状態において、内Ｍ２２と回転ケース
１４の上端開口縁部との間には、脱水用の隙間２３が形
成される。

尚、内Ｍ２２の中央部には厨芥落下口２４が形成され、
更にその厨芥落下口２４の周縁部には、内蓋２２上面か
ら回転ケース１４内に水が落下することを防止する遮水
壁２５が上向きに突設されている。

一方、上蓋取付枠４には、中央に円形の厨芥投入口２６
を有する上″１２７が着脱可能に被せられている。この
上Ｍ２７は、中央の厨芥投入口２６に向けて下り傾斜す
るテーバ状に形成され、その斜面部分に多数の排水孔２
８が形成されている。

そして、厨芥投入口２６を開閉する投入口蓋２つは、上
蓋２７の軸挿通孔３ｏに挿通された操作軸３１にねじ止
めされ、その操作軸３１上端の摘み３１ａを回動操作す
ることにより、投入口蓋２９が操作軸３１を中心に水平
方向に回動して厨芥投入口２６を開閉するようになって
いる。

°而して、３２はモータ１３への通電路中に設けられた
蓋開閉検知スイッチたるリードスイッチで、このリード
スイッチ３２は、上部外ケース６のうち操作軸３１の近
傍部分に埋設されている。これに対応して、操作軸３１
に水平に突設した突片部３３の先端には、マグネット３
４が固着され、投入口！！２つが厨芥投入口２６を閉鎖
したときに、マグネット３４がリードスイッチ３２に近
接してそのリードスイッチ３２をオンし、モータ１３へ
の通電を可能ならしめる。一方、投入口蓋２９を開放す
ると、マグネット３４がリードスイッチ３２から遠ざか
ってそのリードスイッチ３２がオフし、モータ１３への
通電を阻止する構成となっている。

次に、上記構成の作用について説明する。厨芥を処理す
る場合には、上Ｍ２７と内蓋２２を開放し、回転ケース
１４内にごみ袋２１を収容して内Ｍ２２と上Ｍ２７を被
せる。そして、操作軸３１の摘み３１ａを回動操作して
、第１図の二点鎖線で示すように、投入口蓋２９を水平
方向に例えば１８０”回動して厨芥投入口２６を開放す
る。この投入口蓋２つの開放により、マグネット３４が
リードスイッチ３２から遠ざかってそのリードスイッチ
３２がオフし、モータ１３への通電が阻止される。この
投入口蓋２９の開放後、厨芥投入口２６から回転ケース
１４内のごみ袋２１内に厨芥を投入する。この後、操作
軸３１の摘み３１ａを回動操作して、第１図の実線で示
すように、投入口蓋２つを元の位置へ回動して厨芥投入
口２６を閉鎖する。これにより、マグネット３４がリー
ドスイッチ３２に近接してそのリードスイッチ３２をオ
ンし、モータ１３への通電を可能ならしめる。

この後、脱水運転スタートスイッチ（図示せず）をオン
操作すれば、モータ１３に通電されてモータ１３が起動
され、回転ケース１４が高速回転される。この回転に伴
う遠心力により、厨芥中の水分がごみ袋２１の内面を伝
って上昇し、回転ケース１４の上端の隙間２３から排出
される。この排水は、外ケース１で受けられて排水口９
から排出される。尚、脱水終了後、上蓋２７と内蓋２２
を開放して、ごみ袋２１を回転ケース１４から取り出し
て厨芥を廃棄する。

而して、使用者が投入口蓋２９を閉鎖せずに誤って脱水
運転スタートスイッチをオン操作してしまうことがある
。しかしながら、投入口蓋２９が開放されている状態で
は、マグネット３４がリードスイッチ３２から遠ざかっ
てそのリードスイッチ３２がオフした状態になっている
ので、たとえ使用者が不用意に脱水運転スタートスイッ
チをオン操作したとしても、モータ１３には通電されず
、回転ケース１４は回転しない。この様にして、厨芥投
入口２６を開放したまま回転ケース１４を回転させてし
まうことをリードスイッチ３２により確実に阻止できる
ので、安全性を高め得ると共に、回転ケース１４内の汚
水、厨芥等が厨芥投入口２６から飛び出して周囲を汚す
といった不都合を未然に防止できる。

尚、上記実施例では、投入口蓋２９を操作軸３１の摘み
３１ａの回動操作により開閉する構成としたので、例え
ば投入口蓋を着脱する構成とした場合に比し、投入口Ｍ
２９の開閉が簡単で且つ投入口Ｍ２９を紛失するおそれ
がないという利点がある。但し、本発明は、投入口蓋を
着脱する構成としでも良く、この場合でも本発明の所期
の目的は十分に達成できる。

また、上記実施例では、蓋開閉検知スイッチとして、リ
ードスイッチ３２を用いたが、これに限定されず、例え
ば光電スイッチ、リミットスイッチ等を用いても良い。

［発明の効果コ本発明は以上の説明から明らかなように、モータへの通
電路中に、投入口蓋の開閉に連動して作動する蓋開閉検
知スイッチを設けた構成としたので、投入口蓋が開放さ
れているときには、たとえ使用者が誤って脱水運転を開
始しようとしても、蓋開閉検知スイッチによりモータへ
の通電を阻止することができて、安全性を高め得ると共
に、回転ケース内の汚水、厨芥等が厨芥投入口から飛び
出して周囲を汚すといった不都合を未然に防止できると
いう優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した縦断面図である。図面中、１は外ケース、２はシンク、３は排水口、４は
上蓋取付枠、６は上部外ケース、１３はモータ、１４は
回転ケース、２１はごみ袋、２２は内蓋、２３は隙間、
２６は厨芥投入口、２７は上蓋、２８は排水孔、２つは
投入口蓋、３１は操作軸、３１ａは摘み、３２はリード
スイッチ（Ｍ開閉検知スイッチ）、３４はマグネットで
ある。

Claims

【特許請求の範囲】

１、モータにより回転駆動される遠心脱水用の回転ケー
スを設け、厨芥投入口から前記回転ケース内に厨芥を投
入して該回転ケースを回転させることにより厨芥を遠心
脱水するようにしたものにおいて、前記厨芥投入口を開
閉する投入口蓋を設けると共に、前記モータへの通電路
中に、前記投入口蓋の開放時にオフし閉鎖時にオンする
蓋開閉検知スイッチを設けたことを特徴とする厨芥処理
装置。