JPH0386164A - 凍結防止運転の優先機能を有した気泡発生浴槽 - Google Patents

凍結防止運転の優先機能を有した気泡発生浴槽

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JPH0386164A
JPH0386164A JP22590989A JP22590989A JPH0386164A JP H0386164 A JPH0386164 A JP H0386164A JP 22590989 A JP22590989 A JP 22590989A JP 22590989 A JP22590989 A JP 22590989A JP H0386164 A JPH0386164 A JP H0386164A
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JP
Japan
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bath water
blow
hot water
jet
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Pending
Application number
JP22590989A
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English (en)
Inventor
Hisato Haraga
久人 原賀
Yasutoshi Inatomi
康利 稲富
Takashi Obata
小畑 隆志
Mitsuaki Hashida
橋田 光明
Koichi Uchiyama
浩一 内山
Kenji Moriyama
謙治 森山
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野 この発明は、凍結防止運転の優先機能を有した気泡発生
浴槽に関するものである。 (ロ) 従来の技術 従来、気泡発生浴槽は、特開昭59−135058号公
報に示されているように、浴槽本体とその外部に設置し
た循環ポンプとの間に浴湯循環流路を介設し、その中途
に空気取入部を設けたものであり、循環ポンプの運転に
より、浴湯を循環させながら空気取入部より空気を吸込
んで気泡混じりの浴湯を噴出ノズルから噴出させるもの
である。 (ハ) 発明が解決しようとする課題 しかし、かかる気泡発生浴槽では、一般に騒音等の問題
から循環ポンプが屋外に設置される場合が多く、従って
、寒冷地等では冬場に配管が凍結するおそれがあり、配
管が凍結すると、浴湯の循環が円滑になされず、浴槽内
での気泡噴流ができないと共に、循環ポンプの駆動モー
タに大きな負荷がかかって故障の原因となるおそれもあ
った。 従って、寒冷地において、かかる気泡発生浴槽を使用す
ることができないものであった。 (ニ) 課題を解決するための手段 本発明では、浴槽本体と同浴槽本体の外部に設置した循
環ポンプとの間に、浴湯強送流路と浴湯強送流路とから
なる浴湯循環流路を介設し、同浴湯数送流路に空気取入
部を連通連結して、気泡混じりの浴湯を浴槽本体内へ噴
出可能に構成した気泡発生浴槽において、浴湯循環流路
中の浴湯温度が気泡噴流運転可能温度より低い場合、循
環ポンプを低速運転させ、浴湯を浴湯循環流路内で循環
させて、浴湯の凍結を防止すべく構成したことを0徴と
する凍結防止運転の優先機能を有した気泡発生浴槽を提
供せんとするものである。 また、気泡噴流運転中に、浴湯循環流路中の浴湯温度が
気泡噴流運転可能温度より低くなると、気泡噴流運転に
優先して浴湯凍結防止運転を行うことにも特徴を有する
。。 (ホ) 作用・効果 この発明では、気泡発生浴槽を使用するには、循環ポン
プを運転作動させて浴湯を循環流路中で循環させ、噴出
ノズルから気泡と共に浴湯を噴出させるものであり、ま
た、気温の低下によって、浴湯循環流路中の浴湯温度が
気泡噴流運転可能温度より低い場合、循環ポンプを低速
運転させて、浴湯をゆっくりと浴湯循環流路内で循環さ
せることにより、浴湯の凍結防止を行うことができる。 さらに、気泡噴流運転中に、浴湯温度が低下すると、気
泡噴流運転を停止することにより、浴湯凍結防運転を優
先して行い、循環ポンプの故障等を防止することができ
、 従って、 寒冷地でも安心 して気泡発生浴槽の使用が行える効果を有する。 〔以下余白〕 ・(へ) 実施例 本発明に係る気泡発生浴槽を、添付図面を参照しながら
以下の項目に従って具体的に説明する。 [11気泡発生浴槽の全体の説明 [11]各部の構成の説明 (n−13噴出ノズルの構成の説明 (n−2)  空気取入部の構成の説明(n −3) 
 循環ポンプの説明 (II−4)  濾過機の説明 [1l−5)  制御部の説明 〔■−6〕 操作パネル部の説明 [1−73リモートコントローラの説明[I[I]噴流
形態の説明 (III−1)   マイルドブロー CI[[−2]  指圧ブロー (m−3)  パルスブロー (m−41ウェーブブロー CI[I−5]  サイクルブロー Cm−63プログラムブロー [IV]気泡発生浴槽の運転の説明 [IV−1]  フローチャートに基く運転手順の説明 (IV−2)  ブロー運転開始条件の説明(IV−3
)  噴流形態の状態遷移の説明(IV−4)  浴湯
噴出位置の状態遷移の説明(IV−5)  ブロー運転
における強弱レベルの状態遷移の説明 (IV−6]  主要運転動作仕様の優先順位の説明 (IV−7)  噴出量調節用弁体の開閉作動と循環ポ
ンプの回転数変更との制御タイ ミング 〔以下余白〕 [I]気泡発生浴槽の、全体の説明 まず、本発明に係る気泡発生浴槽の全体の構成について
説明する。 第1図及び第2図に示す(^)は、本発明に係る気泡発
生浴槽であり、同気泡発生浴t! (A)は、上面開口
の箱型に形成した浴槽本体(1)の前後壁及び左右側壁
に、それぞれ噴出量自動可変の足側・背側・腹側噴出ノ
ズル(2) (2) (3)(3) (4) (4)を
合計六個設けている。 そして、同浴槽本体(1)は、周縁に一定幅の鍔状の縁
部(la)を形成し、同縁部(la)に空気取入部(5
)を設け、左右側壁の略中央部に、横断商略V字状の縦
長凹部(lb) (lb)を形成し、同凹部(1b〉(
lb)の後壁(背側)に面する側の傾斜面(1’b)(
1’b)に、上記腹側噴出ノズル(4) (4)を後壁
の中央部に向けて取付けている。 しかも、腹側噴出ノズル(4)は、他の足側・背側噴出
ノズル(2) (3)よりも高位置に設けて、腹側及び
胸側、その他の人体の各所へ浴湯を確実に当てることが
できるようにしている。 また、かかる気泡発生浴槽(A)の外部にはポンプ保護
ケース(9)を配設しており、同ケース(9)内には、
浴湯を循環させる循環ポンプ(P)と、同ポンプ(P)
により循環される浴湯を濾過する濾過機(43)と、同
ポンプ(P)を駆動させるポンプ駆動用モーター(M)
と、同モーター(M)や後述するノズル用弁体開閉作動
用モーター(Ml)、気泡量調節用弁体開閉作動用モー
ター(M2)及び電動三方弁(45)の駆動を制御する
制御部(C)とを設けている。 また、上記循環ポンプ(P)と気泡発生浴槽(A)との
間には、浴湯循環流路(D)を介在させている。 すなわち、浴湯循環流路(D)は、気泡発生浴槽(^)
から循環ポンプ(P)へ浴湯を送るための浴湯吸込パイ
プ(10)と、同循環ポンプ(P)から、同浴II(^
)へ浴湯を送るための浴湯弾送パイプ(11)とより構
成している。 そして、同浴湯吸込パイプ(lO)は、浴槽本体(1)
の下部に開口した吸入口(1m)に一端を連通連結し、
循環ポンプ(P)の吸水口に他端を連通して同循環ポン
プ(P)に浴湯を吸込むようにする一方、浴湯弾送パイ
プ(11)は、循環ポンプ(P)の吐水口に一端を連通
し、前記噴出ノズル(2> (3) (4)にそれぞれ
他端を連通連結している。 また、上記した吸入口(Im)は、足側・背側噴出ノズ
ル(2) (3)よりも低位置に設けている。 また、循環ポンプ(P)を駆動させるポンプ駆動用モー
ター(M)と制御部(C)との間には、第3図に示すよ
うに、インバータ(P、)を介設し、同インバータ(E
)の出力周波数を変化させて循環ポンプ(P)の回転数
を制御することにより、循環ポンプ(P)の回転数の変
更を円滑かつ確実に行なえるようにしている。 また、浴湯弾送バイブ(11)の中途部には、第3図に
示すように、同パイプ(11)内を圧送される浴湯の圧
力を検出する圧力検出センサ(48)を取付け、同セン
サ(48)からの検出結果を、制御部(C)に送り、同
制御部(C)により各噴出ノズル(2> (3)(4)
から噴出される浴湯の噴出圧を、ポンプ駆動用モーター
(M)の回転数及び各噴出ノズル(2) (3)(4)
の開閉量を変えることによって制御するようにしている
。 また、圧力検出センサ(48)は、浴槽本体(L)内の
お湯張り量を検出するための水位検出センサとしても利
用している。 そして、かかる水位検出センサを用いることによって、
浴湯が一定の水位に満たない場合には、制御部(C)に
よる後述のブロー運転、凍結防止運転、濾過機洗浄運転
及び自動濾過様洗浄運転が開始されないように構成して
いる。 また、浴湯強送パイプ(11)の中途部には、第3図に
示すように、同パイプ(11)内を圧送される浴湯の温
度を検出する浴湯温度検出センサ(T)を取付け、同セ
ンサ(T)からの検出結果を制御部(C)に送り、同制
御部(C)によりポンプ駆動用モーター(M)及び各噴
出ノズル(2) (3)(4)を制御するようにしてい
る。 そして、かかる浴湯温度検出センサ(T)を用いること
によって、後述する浴湯の温度条件に応じて、制御部(
C)による後述のブロー運転、凍結防止運転、濾過機洗
浄運転及び自動濾過様洗浄運転の各運転・停止を行なう
ようにしている。 このように、制御部(C)による後述のブロー運転、凍
結防止運転、濾過機洗浄運転及び自動濾過様洗浄運転は
、浴湯が一定の水位と一定の水温に満たない場合には運
転が開始されないようにしている。 また、前記した空気取入部(5)と各噴出ノズル(2)
 (3)(4)との間には、第1図及び第4図に示すよ
うに、吸気パイプ(12)を介設しており、同吸気パイ
プ(12)は、中途部より各噴出ノズル(2)(3)(
4)に向けて分岐パイプ(12a) (12b) (1
2c)を形成し、各分岐パイプ(12&) (12b)
 (12c)の先端をそれぞれ各噴出ノズル(2) (
3)(4)に連通連結している。 そして、各噴出ノズル(2)(3) (4)の浴湯噴出
時に生じる負圧を利用して、空気取入部(5)より取入
れた空気を、上記吸気パイプ(12)の各分岐パイプ(
12a) (12b) (12c)中を通して各噴出ノ
ズル(2)(3) (4)内へ吸入させ、各噴出ノズル
(2) (3) (4)より浴槽本体(1)内へ気泡混
じりの浴湯を噴出可能としている。 また、浴槽本体(1)の近傍には、第1図及び第3図に
示すように、操作パネル部(6)を配設しており、同操
作パネル部(6)により気泡発生浴槽(A)の運転操作
を行なうことができるようにしている。 かかる操作パネル部(6)については後述する。 (30b)は、操作パネル部(6)に設けた赤外線受信
部であり、後述するリモートコントローラ(30)から
発信される赤外線を受信するものである。 (30c)は同操作パネル部(6〉に設けた受信表示ラ
ンプである。また、第1図中、(7)は電源に接続した
コンセントである。 上記のような構成において、本発明の要旨は、浴湯温度
がブロー運転可能温度より低くなると、ブロー運転に優
先して循環ポンプ(P)の低速運転を行い、凍結防止運
転を行うことができるようにしたことにある。 〔以下余白〕 [113各部の構成の説明 〔■−1〕噴出ノズルの構成の説明 足側・背側・腹側噴出ノズル(2) (3) (4)は
、それぞれ浴湯の噴出量及び噴出圧を自動的に変更可能
に構成した同一構成の噴出量自動可変噴出ノズルを使用
しており、以下第5図〜第8図にもとづき、足側噴出ノ
ズル(2)の構造について説明する。 すなわち、足側噴出ノズル(2〉は、浴槽本体(1)の
足側噴出ノズル接続口(Ig)に、筒状のノズルケーシ
ング(20)を浴槽本体(1)の外側部に片持ち状態に
連通連設し、同ノズルケーシング(20〉内に、浴湯連
送バイブ(11)より流入してくる浴湯を噴流に形成す
る噴流形成部(50)と、空気取入部(5)と吸気パイ
プ(12)を介して連通し、噴流形成部(50)より噴
出される浴湯中に空気を混入する空気混入部(70〉と
、同空気混入部(70)より浴槽本体(1,)内に向け
て噴出される気泡混じりの浴湯の噴出方向を定めるスロ
ート部(60)とからtll戊している。 ノズルケーシング(20)は、第5図に示すように、浴
槽本体(1)の前壁下部に開口した円形の足側噴出ノズ
ル接続口(Ig)に前端を水密状態に連通連結して、後
端を略水平に後方へ伸延させている。 (lh)は、足側噴出ノズル接続口(Ig)の周縁に嵌
合したリング状のパツキン(Li)は、同パツキン(1
h)の後面に取付けたリング状雌ネジ部(ll)(20
a)は、ノズルケーシング(20)の前端部外周面に形
成した外周雄ネジ部、(20c)は、浴湯弾送バイブ(
11)を着脱自在に連通連結する弾送パイプ連結部であ
る。 (n)は浴湯流入方向を示す。 また、(26)は、前端部(26b)によりノズルケー
シング(20〉の前端及びリング状雌ネジ部(ll)を
被覆し、後端にて後述するスロート固定部材(25)を
固定している化粧カバーであり、全体形状を筒状とし、
外周面に雌ネジ部(28a)を形成し、問題ネジ部(2
8a)を、ノズルケーシング(20〉の前端部内周面に
形成した内周雄ネジ部(20j)に着脱自在に螺着して
いる。 また、スロート部(60)は、スロート(24)と、同
スロー) (24)を首振り調節自在に支持するスロー
ト固定部材(25)及び弁座形成筒体(21)の前部と
から構成している。(24a)は、外周面を球面状に形
成したスロート基部、(25a) (25b)は、同ス
ロート基部(24a)を摺動自在に支持すべくスロート
固定部材(25〉の内周面と弁座形成筒体(21)の内
周面にそれぞれ形成したスロート支持面、(24b)は
、スロート基部(24a)より外径を縮径させた円筒状
のスロート先端部であり、同スロート先端部(24b)
を手動により基部(24a)を中心に上下左右任意の方
向に首振り調節自在としている。 しかも、スロート(24)の基部(24a )、には、
スロート支持面(25a) (21b)より一定の摺動
抵抗が作用し、スロート(24〉を任意の首振り角度で
停止できるようにしている。 (S)は、スロート先端部(24b)の外周面と化粧カ
バー(26〉の内周面との間に形成したスロート首振り
操作用空間である。 また、スロート固定部材(25〉は、ノズルケーシング
(20)の前部内周面に位置決め用溝を介して嵌合し、
前面(25b)を化粧カバー(2B)の後端に固定用リ
ング(28)を介して固定し、内周面に形成したスロー
ト支持面(25a)により、スロート(24)の基部(
24a)の前部外周面を摺動自在に支持している。 また、弁座形成筒体(21)は、ノズルケーシング(2
0)の前端開口部より同ノズルケーシング(20)内の
中央部に出入れ自在に嵌入して、後端面を前記弾送パイ
プ連結部(20c)の近傍に位置させ、前部外周面に形
成した突状段部(21b)をノズルケーシング(20)
の内周面に形成した凹状段部(20i)に係合して、後
方への摺動を規制している。 そして、弁座形成筒体(2I)の前部内周面に形成した
スロート支持面(21b)に、スロートの基部(24a
)を嵌着して、スロート固定部材(25)により前方へ
の摺動を規制された同スロートの基部(24a)により
弁座形成筒体(21)の前方への摺動を規制している。 また、噴流形成部(50)は、内部に噴流形成流路(2
7)を形成する弁座(21a)と、同弁座(21a)に
接離して噴流形成流路(27)の開閉量(噴出量と噴出
圧を調節する)を調節する噴出量調節用弁体(22〉と
、同噴出量調節用弁体(22)を開閉作動させるノズル
用弁体開閉作動用モーター(Ml)と、同モーター (
Ml)を支持する後壁形成板(29)とから構成してい
る。 また、第6図及び第7図中、(21d)は、弁座形成筒
体(21)の外周面に沿って環状に形成した空気流入路
、(21e) (21f’)、同空気流入路(21d)
中の吸気パイプ連結部(20b)側と、同連結部(20
b)と対向する側にそれぞれ設けた空気流入口であり、
同空気流入口(21e) (21f)中を通して弁座形
成筒体(21)内と吸気パイプ連結部(20b)とを連
通させて、同弁座形成筒体(21)内に空気混入部(7
0)を形成している。(1)は空気流入方向を示す。 また、ノズル用弁体開閉作動用モーター(旧)は、人力
したパルス毎に歩道作動するステッピングモーターであ
り、第8図に示すように、後壁形成板(29)に筒状の
モーターケーシング(23)を着脱自在に取付け、同モ
ーターケーシング(23〉内に、円筒状のコイル(23
a)をノズルケーシング(20)と同軸的に設け、同コ
イル(23a)内に円筒状のマグネット(23b)を配
設して、同コイル(23a)を励磁することによりマグ
ネット(23b)を正逆回転可能とし、同マグネット(
23b)内に円筒状のロータナツト(23c)を同心円
的にかつ一体的に取付け、同ロータナツト(23c)を
ベアリング(23e)により回転自在に軸架し、同ロー
タナツト(23c)中に先端に噴出量調節用弁体(22
)を取付けた弁体支持口・ソド(28d)を進退摺動自
在に挿貫している。 そして、ロータナツト(23c)の内周面に螺旋状のロ
ータナツト側ボール溝(28k)を形成する一方、弁体
支持ロッド(23d)の外周面に、同ロータナツト側ボ
ール溝(23k)と同一方向に螺旋状のロッド側ボール
溝(23m)を形成して、対向するロータナツト側ボー
ル溝(23k)とロッド側ボール溝(23v)との間に
ボール(23n)を複数個転勤自在に介在させている。 (23g)は、上記弁体支持ロッド(Lid)がロータ
ナツト(23c)とつれまわりするのを防止する回転規
制片である。 また7、本実施例では、噴出量調節用弁体(22)の位
置を誤差なく制御するために、同弁体(22)を基準位
置としての完全閉位置である弁座(21a)に押しつけ
て脱調させて初期化する方式を採用しており、制御部(
C)によりノズル用弁体開閉作動用モーター(Ml〉の
基準位置からのパルス数(回転角度)を演算して弁体位
置を制御するようにしている。 また、弁体支持ロッド(23d)の後端には、同弁体支
持ロッド(23d)の進退移動量、すなわち、同弁体支
持ロッド(21d)の進退作動による噴出量調節用弁体
〈22〉の開閉量(噴出量と噴出圧を調節する)を検出
する弁体位置検出センサ(231’)を取付けており、
同検出センサ(23f)は、弁体位置ホール素子(23
1)と、同弁体位置ホール素子(Lli)と対向する弁
体支持ロッド(2!ld)の後端位置に取付けた弁体位
置検出用マグネット(23j)とから構成している。(
23h)は、コイル(23a)や上記弁体位置検出セン
サ(23f)に接続したコードである。 そして、上記した弁体位置検出センサ(23f’)は、
弁体支持ロッド(23d)の進退作動に応じて変化する
弁体位置ホール素子(231)と弁体位置検出用マグネ
ット(23j)との間の磁力変化を、電気的変化に変換
して制御部(C)へ送り、弁体位置が正常であるかどう
かを判定するようにしている。 その結果、先にパルス数を演算して得た結果と、弁体位
置検出センサ(23f)の検出結果とがくい違っていれ
ば、噴出量調節用弁体(22〉の動作を停止すると共に
、故障状態にあることを警告するようにしている。 また、上記のような構成以外に、弁体位置検出センサ(
2LI’)により、弁体支持ロッド(23d)の進退作
動に応じて変化する弁体位置ホール素子(231)と弁
体位置検出用マグネット(23j)との間の磁力変化を
、電気的変化に変換して制御部(C)へ送り、基準位置
(例えば、完全閉位置)を検出するようにすることもで
きる。 かかる構成により、ノズル用弁体開閉作動用モーター(
Ml)は、コイル(23a)に通電してマグネッ) (
23c)と共にロータナツト(23b)を回転させ、同
ロータナツト(23b)の回転に連動して弁体支持ロッ
ド(23d)を進退作動させて、同弁体支持ロッド(2
3d)の先端に取付けた噴出量調節用弁体(22)を弁
座(21a)に接離させて、浴槽本体(1)内への浴湯
の噴出量と噴出圧の微調節が行えるようにしている。 また、ノズル用弁体開閉作動用モーター(旧)としては
、噴出量調節用弁体(22〉を微小距離無段階に進退作
動させて、浴湯の噴出量・噴出圧を微調節できるもので
あればよく、他に圧電アクチュエータを用いることもで
きる。 また、(40)は、噴出量調節用弁体(22)と一体成
形した蛇腹状の防水カバー(20m)は空気呼吸口であ
る。 また、前記したノズルケーシング(20)の後壁は、同
ノズルケーシング(20)とは別体の後壁形成板(29
)により形成しており、同後壁形成板(29)は、ノズ
ルケーシング(20)の後端部内径と略同−径の円板状
とし、ノズルケーシング(20〉の前端開口部より取付
け・取外し自在に嵌入装着している。 (20g)は、そして、後壁形成板(29)は、ノズル
ケーシング(20〉の後端内周面に形成した後壁形成板
規制片(21g)は、弁座形成筒体(21)の後端に形
成した後壁前進規制用段部、(29a)は後壁形成板(
29)の周面に設けたパツキンである。 また、前記したモーターケーシング(23)の外径は、
上記後壁形成板(29)の内周面により形成されるノズ
ルケーシング(20)の後端開口部(20k)の内径よ
りも小径に形成している。 上記のような構成により、足側噴出ノズル(2)は浴槽
本体(1)内より分解可能としている。 また、背側・腹側能の噴出ノズル(3) (4)も上記
噴出ノズル(2)と同様に構成して、浴湯噴出量の調節
及び浴湯噴出圧の調節が行なえるようにしている。 上記した六個の足側・背側、腹側噴出ノズル(2) (
3) (4)の使用パターンは、後に第13図及び第1
4図を参照して説明するが、六個全部から同時に浴湯を
噴出させて使用する場合、いずれかの噴出ノズルを一種
又は二種選択して使用する場合とがあり、各使用パター
ンは、操作パネル部〈6)又はリモートコントローラ(
30)の噴出ノズル使用パターンへの切替スイッチによ
り選択することができるようにしている。 次に、各噴出ノズル(2)(3)(4)におけるノズル
用弁体開閉作動用モーター(Ml)の初期設定(調整)
について説明する。 電源投入時(プラグ差込み時)に、 ■ノズル用弁体開閉作動用モーター(Ml)を、通常電
圧(例えば、12V ) 50ppsにて0.5秒間噴
出量調節用弁体(22)が閉弁作動する方向に駆動する
。 ■ノズル用弁体開閉作動用モーター(Ml)を低電圧(
例えば、4V) 200pps(: テ、一定時間(例
えば、2秒間)閉作動する方向に駆動させ、完全閉位置
にて脱調させて初期化する。 ■ノズル用弁体開閉作動用モーター(旧)を通常電圧(
例えば、12V ) 200ppsにて駆動させて、噴
出量調節用弁体(22)を初期化した完全閉位置より6
關後退させる。 上記のように、ノズル用弁体開閉作動用モーター (M
l)に、上記■〜■の駆動を行なわせることにより、初
期設定(調整)を行なうことができるようにしている。 なお、上記した数値は、−例であってこれらに限るもの
ではない。 かかるノズル用弁体開閉作動用モーター(Ml)の初期
設定(調整)により、次のような効果が生起される。 a) 上記■の駆動により、シール部への油のへばりつ
きを剥離して、ノズル用弁体開閉作動モーター(Ml)
のその後の円滑な動作を確保できる。 b) 上記■の駆動により、噴出量調節用弁体(22)
を比較的低抑圧力にて弁体(21a)に当接させること
ができ、同弁体(22)と弁座(21a)の損傷等を防
止することができる。 C) 上記■の駆動により、噴出量調節用弁体(22)
を完全閉位置より6 mwi後退させた開弁状態として
、お湯張り、水抜き時に浴湯をスムーズに給排水できる
ようにしている。 また、後述するブロー運転開始時には、ノズル用弁体開
閉作動用モーター(Ml)に、上記■■の駆動を行なわ
せることにより、噴出量調節用弁体(22)の初期化を
行なって、同弁体(22)の位置を修正して、初期設定
ブローとしてのマイルドブローを円滑に行なうことがで
きるようにしている。 (■−2)  空気取入部の構成の説明以下、空気取入
部(5)の構成について説明する。 空気取入部(5)は、第4図、第9図及び第10図に示
すように、浴槽本体(1)の縁部(la)に取付けてお
り、サイレンサ(92)を内蔵する上面開口の矩形箱型
の全気取入部本体(80〉と、外側に空気取入口(82
a)を設け、全気取入部本体(80)の上面開口部を被
覆する蓋体(82)と、全気取入部本体(80)の底面
中央部に連通連結した吸気パイプ連結部(83)と、同
吸気パイプ連結部(83)内に設け、吸気パイプ連結部
(83)と全気取入部本体(80〉との連通路(86)
を開閉する気泡量調節弁(87)とから構成している。 そして、吸気パイプ連結部(8’3)の前後壁にそれぞ
れ吸気パイプ(12)(12)の一端を連通連結して、
空気取入口(82a)を通して全気取入部本体(80)
内に取入れた空気を、気泡量調節弁(87)により一定
量だけ吸気パイプ連結部(83)中を通して各吸気パイ
プ(12) (12)に送り、各吸気バイブ(12)(
12)より各噴出ノズル(2> (3)(4)へ一定量
の空気を供給できるようにしている。第4図中、(84
)はりアクタンス形のサイレンサ、(85)は逆止弁で
あり、同逆止弁(85)により吸気バイブ(12)中を
浴湯が逆流するのを防止している。 また、気泡量調節弁(87)は、上端縁を全気取入部本
体(80〉の底部に連通開口した円筒状の弁本体(88
)と、同弁本体(88〉の底部(88a)に取付けた気
泡量調節用弁体開閉作動用モーター(M2)と、同モー
ター(M2)に取付けた弁体支持ロッド(89)と、同
ロッド(89)の先端に取付け、弁本体く88)の上端
縁に形成した弁座(88b)に接離自在とした弁体(9
0)とから構成している。(88d)は弁本体く88〉
の周壁に設けた連通口である。 また、気泡量調節用弁体開閉作動用モーター(M2)は
、前記ノズル用弁体開閉作動用モーター(Ml)と同様
にリニアステッピングモーター構造とし、後述する制御
部(C)により制御可能としているが、本実施例では、
ブロー運転中に上記モーター(M2)を駆動させて弁体
(90)による気泡量の調節を行なうようにはしておら
ず、あらかじめ設定した気泡量ブロー運転をするように
している。 また、全気取入部本体(80〉内に設けたサイレンサ(
92)は、プラスチック多孔質焼結体(例えば、ポリエ
チレン焼結体、ポリプロピレン焼結体等)よりなり、吸
音機能と空気清浄機能を具備する吸音材により円筒状に
形成している。(93)は、全気取入部本体(80)内
の下部に横架した複数個のサイレンサ(92)を支持す
るサイレンサ支持板(93〉であり、各サイレンサ(9
2)の下端開口部(92a)を、サイレンサ支持板(9
3)に複数個設けた連通孔(94)にそれぞれ符合させ
て連通している。(r)は空気流入方向を示す。 [11−3]循環ポンプの説明 以下、循環ポンプの構成について説明する。 循環ポンプ(P)は、第11図に示すように、ポンプケ
ーシング(32)内に、上段インペラー室(33〉と下
段インペラー室(34)とを相互に連通流路(32d)
を介して連通させて形成し、下段インペラー室(34)
を、ポンプケーシング(32)の下部−側に設けた浴湯
吸込路(32a)を介して浴湯吸込パイプ(10)と連
通させると共に、ポンプケーシング(32〉の下部他側
に設けた浴湯強退路(32b)を介して浴湯弾送パイプ
(11)と連通させ、上段インペラー室(33)の−側
に設けた濾過強送路(32c)を介して、後述する濾過
機(43)の引込みパイプ(41)の一端と連通させて
いる。(32e)は吸水口、(32[’)は下段吐水口
、(32g)は上段吐水口、(zl)は循環流れ方向、
(z2)は濾過流れ方向を示している。 そして、上下段インペラー室(33)(34)内の中央
部を上下に貫通する状態にインペラー軸〈35)を軸架
し、同インペラー軸(35〉に上段インペラー(33a
)と下段インペラー(34a)とをそれぞれ上下段イン
ペラー室(33)(34)内で同軸的に取付け、インペ
ラー軸(35)をポンプケーシング(32)上に一体的
かつ水密状態に載設したポンプ駆動用モーター(M)の
駆動軸(39〉に連動連設している。(36)は、イン
ペラー軸(35〉に取付けたシール材であり、ポンプケ
ーシング(32)内の水密性を確保している。 また、循環ポンプ(P)の上段インペラー室(33)に
は、第12図に示すように、引込みパイプ(41)と戻
しパイプ(42)を介して濾過機(43)を連通連結し
ており、上段インペラー室(33)の上段吐水口(32
g)に連通連結した引込みパイプ(41)中を通して、
下段インペラー室(34)内に吸込んだ浴湯の一部を濾
過機(43)に送り、同濾過機(43)により濾過した
浴湯を戻しパイプ(42)中を通して浴湯弾送パイプ(
tB中へ送り、下段インペラー室(34)の下段吐水口
(32f’)より浴湯油送バイブ(11)中へ弾送され
る浴湯に合流させるようにしている。 かかる構成により、上下段インペラー(33a)(34
a)を回転させると浴槽本体(1)内の給温は浴湯吸込
バイブ(10)から吸水口(32e)中を通して下段イ
ンペラー室(34)の浴湯吸込路(32a)内に吸込ま
れ、同下段インペラー室(34)より浴湯強退路(32
b)内を通して下段吐水口(33a) 、さらには浴湯
連送パイプ(11)中を通して浴槽本体(L)内へ連送
される。 この際、下段インペラー室(34)内に流入した浴湯の
一部は、連通流路(32d)を通って上段インペラー室
(33)内に流入し、濾過強退路(32c)内を通して
上段吐水口(33a)より引込みパイプ(41)中を通
って濾過機(43)に送られて濾過され、濾過された浴
湯は、戻しパイプ(42)中を通って浴湯連送バイブ(
11)中へ送られる。 このように、上下段インペラー(33a) (34a)
を具備する循環ポンプ(P)により、浴湯循環流路(D
)中を循環する浴湯は、一部が濾過機(43)により濾
過されるようにしている。 また、循環ポンプ(P)の外周には、凍結防止用のポン
プ用ヒーター(+11 )を設け、同ヒーター(Hl)
を、浴湯温度検出センサ(T)による浴湯連送パイプ(
11)中の浴湯の温度検出結果に応じて制御部(C)に
より制御することにより、循環ポンプ(P)内の浴湯の
凍結を防止できるようにしている。 また、ポンプ駆動用モーター(M)は、三相誘導外扇型
であり、(39a)は、ポンプ駆動用モーター(M)の
駆動軸(39)の外周面に取付けた回転子、(39b)
は、モーターケーシング(38)の内周面に、回転子(
37)と内外側対向状態に取付けた固定磁極、(39c
)は冷却用ファンである。 また、ポンプ駆動用モーター(M)と出力インターフェ
ース(51〉との間に介設したインバータ(E)は、後
述する制御部(C)のメモリ(52)に記憶させたプロ
グラムに従って、交流商用電源から供給される人力周波
数の変換処理を行なうようにしている。すなわち、イン
バータ(E)は、交流100vの電源からの電力を20
0V、三相の可変速モーター駆動電力にして出力するも
のである。 そして、かかるインバータ(E)で変換処理された出力
周波数に比例してポンプ駆動用モーター(M)の回転数
を制御し、かかる制御により循環ポンプ(P)の回転数
を制御して、各噴出ノズル(2)(3)(4)から噴出
される浴湯の噴出量・噴出圧・噴出時間を上記プログラ
ムに従い変化させることができるようにしている。 このようにして、インバータ(E)により循環ポンプ(
P)の回転数の制御を円滑かつ確実に行なうことができ
るために、以下のような効果が生起される。 ■インバータ(E)による循環ポンプ(P)の回転数の
変更と、各噴出ノズル(2) (3) (4)の開閉作
動とを協働させることによって、噴流形態を、入浴者の
好みに応じて色々変化させることができるために、入浴
者の多種多様の嗜好にも充分に対応することができる。 ■インバータ(E)により循環ポンプ(P)の回転数を
変化させることにより噴流強さを、入浴者の好みに応じ
て数段階若しくは無段階に変化させることができるため
に、入浴者に充分な満足感を与えることができる。 ■各噴出ノズル(2) (3) (4)の開閉作動と共
に、循環ポンプ(P)の回転数の変更をインバータ(E
)により円滑に行なうことができるために、一つの噴流
形態から他の噴流形態への変更、さらには各種噴流形態
における噴流強さの変更を円滑かつゆるやかに行なうこ
とができ、これらの変更時に入浴者に不快感を与えるこ
とがない。 ■インバータ(E)によりゆっくりとした立上り回転数
を循環ポンプ(P)にあたえることができるために、急
激な浴湯の噴出により入浴者が、特に子供や老人等が、
転倒等するという事故が生じるのを防止することができ
る。 ■インバータ(E)によりゆっくりとした立上り回転数
を循環ポンプ(P)にあたえることができるために、循
環ポンプ(P)が空気を取込んで空回りするという不具
合の発生を防止でき、循環ポンプ(P)による円滑な浴
湯の噴出を確保できる。 ■インバータ(E)によりゆっくりとした立上り回転数
を循環ポンプ(P)にあたえることができるために、配
管内の空気の吐出音を軽減でき、騒音の軽減を図ること
ができる。 ■本実施例のように浴湯の噴出量・噴出圧に変化をつけ
て噴流強さや噴流形態の変更を行なう場合には、インバ
ータ(E)により循環ポンプ(P)の回転数を適正に制
御して、無駄な電力を省くことができるために、省電力
化が図れる。 ■インバータ(E)により循環ポンプ(P)を逆回転さ
せることができるために、配管中のゴミ等の混入物を排
出することができる。 (II−4)濾過機の説明 以下に、濾過機の構成について説明する。 濾過機(43)は、第12図に示すように、濾過機本体
(43a)内下部にアクリルメツシュ(43b)を張設
し、同メツシュ(43b)上に濾過材(43c)を設け
、濾過機本体(43a)の土壁内面にバッフル(43d
)を取付けて構成している。 そして、かかる濾過機本体(43a)の上端に引込みパ
イプ(41)の一端を連通連結し、同濾過機本体(43
a)の下端に戻しパイプ(42)の一端を連通連結して
、浴湯を濾過機本体(43a)の上方より下方へ向けて
濾過材(43c)中を通過させることにより、浴湯を濾
過することができるようにしている。 また、濾過機(43)の外周には、凍結防止用の濾過機
用ヒーター(H2)を設け、同ヒーター(H2)を、浴
湯温度検出センサ(T)による浴湯連送バイブ(11)
中の浴湯の温度検出結果に応じて制御部(C)により制
御することにより、濾過機(43)内の浴湯の凍結を防
止できるようにしている。 また、引込みパイプ(41)の中途部には、電動三方弁
(45)を設け、同電動三方弁(45)の一端に排水パ
イプ(46〉を接続して、電動三方弁(45)により引
込みパイプ(41)と排水パイプ(46)とを連通可能
としている。 そして、電動三方弁(45)を切替えて、引込みパイプ
(41)と排水パイプ(4B)とを連通状態として、循
環ポンプ(P)の上下段インペラー(83a) (34
a)を回転させることにより、浴湯の一部を戻しパイプ
(42)中を通して濾過機本体(43a)の下方より上
方へ向けて濾過材(43c)中を通過させることにより
、同濾過材(43c)の洗浄を行なうことができるよう
にしている。 また、上記電動三方弁(45〉の切替操作は、後述する
操作パネル部(6)の濾過機洗浄スイッチ(117)を
ONさせることにより行なうことができるようにしてい
る。 〔■−5〕制御部の説明 以下に、制御部の構成について説明する。 制御部(C)は、第3図に示すように、マイクロプロセ
ッサ(MPU)と、人出力インターフェース(50) 
(51)と、ROMとRAMとからなるメモリ(52)
と、タイマー(53)とから構成している。 そして、上記構成において、入力インターフェース(5
0)には、噴出量調節用弁体(22)の開閉量を検出す
る弁体基準位置検出センサ(23f’) 、気泡量調節
弁(87)の開閉量を検出する弁基準位置検出センサ(
91)、浴湯連送バイブ(11)内の水圧を検出する圧
力検出センサ(48)、浴槽本体(1)内の浴湯の温度
を検出する浴湯温度検出センサ(T)、操作パネル部(
6〉及びリモートコントローラ(30)からの赤外線に
よる駆動信号を受信する赤外線受信センサ(30b)を
接続している。 一方、出力インターフェース(5t)には、後述する操
作パネル部(6)の時計表示部(115)と浴湯温度表
示部(11B) 、ポンプ駆動用モーター(M)、ノズ
ル用弁体開閉作動用モーター(ML)、気泡量調節用弁
体開閉作動用モーター(Ml)、ポンプ用ヒーター(旧
)、濾過機用ヒーター(H2)及び電動三方弁(45〉
を接続している。なお、ポンプ駆動用モーター(M)は
インバータ(E)を介して出力インターフェース(51
)と接続している。 また、メモリ(52)には、上記した各センサからの出
力信号や、操作パネル部(6)若しくはリモートコント
ローラ(30)からの駆動信号に基づいて、各モーター
(M) (Ml) (Ml)及び電動三方弁(45)等
の駆動部を駆動するための駆動順序プログラムを記憶さ
せている。 (n−6)操作パネル部の説明 以下に、第13図を参照して上記制御部(C)1こ駆動
出力を手動操作で送るための操作ノくネル部(6)につ
いて説明する。 操作パネル部(6)は、浴槽本体(1)の近傍若しくは
同浴槽本体(1)の縁部(la)の上面に固設している
ものであり、運転スイッチ(ioo)と、プロー操作ス
イッチであるマイルドブロースイ・ソチ(101)、指
圧プロースイッチ(102) 、パルスプロースイッチ
(103) 、ウェーブプロースイ・ソチ(104) 
、サイクルプロースイッチ(105)及びプログラムプ
ロースイッチ(toe)と、浴湯噴出強・局側スイ・ソ
チ(107) (108)と、噴出ノズル使用ノくター
ンの切替スイッチである背側噴出ノズル使用ノくターン
スイ・ノチ(111) 、足側噴出ノズル使用ノくター
ンスイ・ソチ(112) 、及び腹側噴出ノズル使用ノ
くターンスイ・ソチ(113)と、タイマースイ・ソチ
(114)と、タイマー時間表示部を兼用する時計表示
部(115)と、浴湯温度表示部(liB)と、濾過様
洗浄スイ・ソチ(117)と、時計表示部(115)に
表示される時間の修正を行なうための時間設定スイッチ
(11g) 、時設定スイッチ(119) 、及び分設
定スイッチ(120)とを具備している。 そして、運転スイッチ(ioo)をオンすることにより
、後述するプロー運転を開始することができるようにし
ている。 また、濾過機洗浄スイッチ(117)をON操作するこ
とにより、後述するようにブロー運転に優先して濾過機
洗浄運転を開始させることができると共に、OFF操作
することにより、濾過機洗浄運転を停止させることがで
きる。 また、(100a)は、運転スイッチ(100)をON
した場合に点灯する運転表示ランプ、(Iota) (
102a)(103a) (104a) (105a)
 (1011a)は各ブロー操作スイ’yチ表示ランプ
、(109a) (109b) (109c) (10
9d)(109e)は強弱レベル表示ランプ、(lll
a) (112a) (113a)はそれぞれ足側・背
側・腹側表示ランプ、(121)(122) (123
)は、後述するパルスプロー、ウェーブプロー、サイク
ルプロー及びプログラムプローにおける各選択パターン
A−B−Cを表示するランプ、(117a)は濾過機洗
浄表示ランプ、(117b)は濾過機洗浄運転中表示ラ
ンプである。 また、かかる操作パネル部(6)は、第13図に示すよ
うに、−側端部に赤外線受信部(aob)を具備し、後
述するリモートコントローラ(30〉に設けた各スイッ
チ操作により、あらかじめ設定したシリアルコード送信
信号にもとづいて、各スイッチに応じた所定のコード信
号が同リモートコントローラ(30)に設けた赤外線送
信部(30a)より発信されると、同信号が赤外線受信
部(30b)により検出され、同検出信号が制御部(C
)の人力インターフェース(50)に送られて、メモリ
(52)から読み出された駆動プログラムに基づいて所
望の駆動装置を駆動するようにしている。 また、操作パネル部(6〉の上面には、開閉蓋(125
)を開閉自在に取付け、同開閉蓋(125)により、タ
イマースイッチ(114) 、時計表示部(115)、
浴湯温度表示部(11B) 、濾過機洗浄運転中表示ラ
ンプ(117b)及び赤外線受信部(30b)以外の各
スイッチと各表示ランプを覆っている。 また、操作パネル部(6)は、空気取入部(5)と一体
内に構成して、操作パネル部(6)のコンパクト化、美
感の向上等を図ることもできる。 また、赤外線受信部(30b)は、操作パネル部(6)
以外に赤外線の受信を行ないやすい個所に設けることが
できる。 (If−7] リモートコントローラの説明以下に、上
記した操作パネル部(6)とは別途に入浴状態にて、上
記制御部(C)に駆動出力を手動操作で送るためのリモ
ートコントローラ(30)について説明する。 リモートコントローラ(30)は、第14図及び第15
図に示すように、運転スイッチ(60)と、ブロー操作
スイッチであるマイルドプロースイッチ(61)、指圧
フロースイッチ(82)、パルスプロースイッチ(63
)、ウェーブプロースイッチ(65)、サイクルプロー
スイッチ(6B)及びプログラムブロースイッチ(67
)と、浴湯噴出強・開側スイッチ(68)(69)と、
噴出ノズル使用パターンの切替スイッチである足側噴出
ノズル使用パターンスイッチ(74)、背側噴出ノズル
使用パターンスイッチ(75)、及び腹側噴出ノズル使
用パターンスイッチ(76)とを具備している。 そして、運転スイッチ(60)をオンすることにより、
後述するブロー運転を開始することができるようにして
いる。 また、かかるリモートコントローラ(30)は、前端部
に赤外線送信部(30a)を具備し、また、前部上面に
ブロー状態表示部(130)を具備している。 そして、ブロー状態表示部(130) ’は、リモート
コントローラ(30)の使い勝手を良くするために、ブ
ロー状態を視認できるようにしている。 すなわち、ブロー状態表示部(130)は、噴流形態文
字表示部(131)と、ウェーブブロー表示部(132
)と浴湯噴出位置表示部(133)と強弱レベル表示部
(134)とから構成している。 そして、噴流形態文字表示部(131)は、ブロー状態
表示部(130)の右側半部に、紙面上で上下に一定間
隔を開けてマイルドブロー表示部(135)、指圧ブロ
ー表示部(136) 、パルスブロー表示部(137)
 、ウェーブブロー表示部(13g) 、サイクルブロ
ー表示部(139)及びプログラムブロー表示部(14
0)を設け、パルスブロー表示部(137) 、ウェー
ブブロー表示部(138) 、サイクルブロー表示部(
139) 、及びプログラムブロー表示部(140)の
各右側に選択パターンA◆B−C表示部(137a)(
138a) (139a) (140a)を設けている
。 また、上記した噴流形態文字表示部(131)の文字表
示は液晶により行なうようにしている。 また、ブロー状態表示部(130)の左側半部には、浴
槽本体(1)の周縁を図形化した浴槽周縁線(144)
と、同浴槽周縁線(144)内に入浴者を図形化した入
浴者図(145)とを、それぞれプリント印刷により表
示し、同浴槽周縁線(144)内に、上記したウェーブ
ブロー表示部(182)と浴湯噴出位置表示部(133
)を設けている。 そして、ウェーブブロー表示部(132)は、浴槽周縁
線(144)内に、細線状のウェーブブロー表示線(1
32a)を長手方向に間隔を開けて複数個設け、同表示
線(132a)により形成された電光表示帯を液晶によ
り順次点滅させて、寄せては返す波の状態を表現し、ウ
ェーブブロー運転状態であることを視認可能に構成して
いる。 また、浴湯噴出位置表示部(133)は、浴槽周縁線(
144)内の噴出ノズル取付相当位置にそれぞれ計6個
設けて、各表示部(133)を液晶により点灯・点滅さ
せることによって、使用状態を視認可能としている。 また、強弱レベル表示部(134)は、紙面上でブロー
状態表示部(130)の下部に設けており、後述するよ
うに「強」、「連中」、「中」、「中弱」、「弱」の五
段階に設定した各強弱レベルを表示する強表示ランプ(
134a)と連中表示ランプ(134b)と中表示ラン
プ(134C)と中弱表示ランプ(134d)と弱表示
ランプ(134e)とを横一列にならべて構成している
。そして、強弱レベル表示部(134)も液晶により表
示するようにしている。なお、ブロー状態表示部(13
0)中の文字「強」 「弱」はプリント印刷である。 しかも、上記リモートコントローラ(30)は、浴湯面
に浮上可能(比重を0.O1〜1にする)に構威し、入
浴者が入浴状態で操作できるようにしている。 上記のような構成により、本実施例により得られる気泡
発生浴tiF (A)では、リモートコントローラ(3
0)を浴湯面上において操作することにより、ポンプ駆
動用モーター(M)、ノズル用弁体開閉作動用モーター
(Ml)、気泡量調節用弁体開閉作動用モーター(M2
)、及び電動三方弁(45)等の駆動装置を制御部(C
)を介して駆動・制御して、各駆動装置により駆動する
循環ポンプ(P)の回転数、各噴出ノズル(2) (3
)(4)に設けた噴出量調節用弁体(22)の開閉量と
開閉速度、及び空気取入部(5)に設けた気泡量調節弁
(5d)の開閉量と開閉速度の調節、電動三方弁(45
)の切替作動を行なうことができるようにしている。 そして、上記循環ポンプ(P)の回転数の調節、噴出量
調節用弁体(22〉の開閉量と開閉速度の調節、又はこ
れらの組合せにより、各噴出ノズルから噴出する浴湯の
噴出量、噴出圧、混入する気泡量に差異を設けた六種類
の噴流モード(マイルドブロー指圧ブロー、パルスブロ
ー、ウェーブブローサイクルブロー及びプログラムブロ
ー)を設定することができ、かつ各噴流形態をリモート
コントローラ(30)に設けたブロー操作スイッチのO
N・OFF操作により選択することができるようにして
いる。 しかも、各噴流形態について、浴湯噴出強・開側スイッ
チ(88)(89)を、0N−OFF操作することによ
り、噴出浴湯を五段階(強・懐中・中・中弱・弱)の強
弱レベルに調節することができるようにしている。 さらに、噴出ノズル使用パターンへの各切替えスイッチ
(101) (to2)・・・を0N−OFF操作する
ことにより、上記噴流形態を適用する六個の噴出ノズル
の使用パターンを選択することができるようにしている
。 かかる選択操作は、初期設定を、六個の各噴出ノズル(
2) (2) (3)(3) (4) (4)の全部か
ら同時に浴湯を噴出可能な状態とし、その後、使用者の
好みに応じて、各噴出ノズル(2) (3)(4)から
の浴湯の噴出・停止を対応する各噴出ノズル使用パター
ンスイッチ(74) (75) (7B)のON・OF
F操作により行なうことができるようにしている。 〔以下余白〕
〔以下余白〕
[IV]気泡発生浴゛槽の運転の説明 CIV−1)フローチャートに基く運転手順の説明以下
に、上記した気泡発生浴槽(A)の運転を第27図〜第
32図に示すフローチャートにもとづき説明する。 まず、第27図に示すメインルーチンを参照して説明す
る。 電源に制御部(C)等のプラグを差込み、給電する(2
00)。 全ての足側・背側・腹側噴出ノズル(2)(3) (4
)における各ノズル用弁体開閉作動用モーター(ML)
が初期設定される(210)。 続いて、気泡発生浴槽(A)は運転停止状態になる(2
15)。かかる運転停止状態では、気泡発生浴槽(A)
に設けた循環ポンプ(P)や各噴出ノズル(2) (3
)(4)等の各種アクチュエータが作動停止となる。 この際、各噴出ノズル(2)(3)(4)は、各ノズル
用弁体開閉作動用モーター(Ml〉が初期設定された状
態、すなわち完全閉位置より6 mm後退した開弁状態
として、お湯張り、水抜き時に浴湯をスムーズに給排水
できるようにしている。 また、運転停止状態では、制御部(C)は人力待ちの状
態にあり、運転停止状態においても同制御部(C)によ
り、圧力検出センサ(48〉や浴湯温度検出センサ(T
)からの検出結果に応じたお湯張り運転、凍結防止運転
等の制御が行なえるようにしている。 次に、浴湯温度検出センサ(T)により、浴槽本体(1
)内の浴湯の温度がブロー運転可能な温度範囲(例えば
、5〜50℃)内にあるかどうかを検出する(220)
。 本実施例では、入浴者と合成樹脂製の配管の保護と、循
環ポンプ(P)内の浴湯の凍結防止を考慮して、ブロー
運転可能な浴湯の温度範囲を定め、かかる温度範囲をブ
ロー運転開始条件の−らとしており、かかるブロー運転
開始条件については、後に詳説する。 その結果、ブロー運転可能な水温の場合には(220Y
)、運転スイッチ(100)又は(60)をONさせる
ことができる。 そして、同運転スイッチ(100)又は(60)をON
させると(225Y)、水位検出センサを兼用する圧力
検出センサ(48)が、浴槽本体(1)内の浴湯の水位
がブロー運転可能な水位(例えば、浴槽本体(1)に設
けた吸入口(Ig)の上端位置よりも高位置)を満たし
ているかどうかを検出する(227)。 本発明では、ブロー運転動作を確保するために、浴湯循
環流路(D)内での浴湯の循環が可能な最低水位である
吸入口(111)の上端位置を、ブロー運転可能な水位
の下限として、かかる水位をブロー運転開始条件の一つ
としており、このブロー運転開始条件については後に詳
説する。 その結果、ブロー運転可能な水位を満たしている場合は
(227Y)、続いて浴湯温度検出センサ(T)が、浴
槽本体(L)内の浴湯の温度がブロー運転可能な温度範
囲(例えば、5〜50℃)内にあるかどうかを検出する
(230)。 その結果、ブロー運転可能な水温を満たしている場合(
2!l0Y)にはブロー運転を開始することができる(
500)。 かかるブロー、運転(500)は、噴流形態に従って各
ブロー運転と、入浴者があらかじめ設定した時間内でブ
ロー運転をさせるタイマー運転と、ブロー運転と平行し
自動的に濾過機(43)の洗浄を行なう自動濾過機洗浄
運転とを総称しており、各ブロー運転、タイマー運転及
び自動濾過機洗浄運転については、それぞれ後に第28
図、第29図及び第30図のサブルーチンを参照して説
明する。 そして、運転スイッチ(100)又は(60)をOFF
にすると(995Y)、運転停止状態になる(215)
。また、運転スイッチ(100)又は(60)をOFF
にしなければ、ブロー運転を継続する。 また、運転スイッチ(100)又は(60)をONさせ
ると(225) 、ブロー運転(500)の直前又は直
後において濾過機洗浄運転が可能となり、濾過様洗浄ス
イッチ(117)をONすることにより、濾過機洗浄運
転を開始することができる(900)。かかる濾過機洗
浄運転については、後に第31図のサブルーチンを参照
して説明する。 また、運転停止状態で(215) 、ブロー運転可能な
水温を満たしていない場合には(22ON)、水位検出
センサを兼用する圧力検出センサ(48)により、浴槽
本体(1)内の水位がブロー運転可能な水位を満たして
いるかどうかを検出しく235) 、満たしていない場
合には(235N)、運転停止状態になる(215)。 また、ブロー運転可能な水位を満たしている場合で(2
35X)、ブロー運転可能な温度範囲の下限温度(例え
ば、5℃)よりも低温の場合は(237Y)、凍結防止
運転が開始する(300)。 かかる凍結防止運転については、後に第32図のサブル
ーチンを参照して説明する。 また、ブロー運転可能な温度範囲の上限温度(例えば、
50℃)よりも高温の場合は(237N)、高水温警告
をしく400) 、運転停止状態になる(215)。こ
の際、高水温警告は、操作パネル部(8)の時計表示部
(115)に高水温を示すrHJの表示を、1秒毎に1
5秒間点滅させると共に、ブザーを鳴動して行なう。 また、ブロー運転の開始前又はブロー運転中において、
ブロー運転可能な水位を満たしてない場合には(227
N)、水位低下を警告しく22g) 、運転停止状態に
なる(215)。この際、水位低下の警告は、操作パネ
ル部(6>の時計表示部(115)に水位低下を示すr
LJの表示を1秒毎に15秒間点滅させると共に、ブザ
ー(図示せず)を鳴動させて行なう。また、自動給湯機
を具備する浴槽においては、たし湯運転を行なわせるよ
うにすることもできる。 また、ブロー運転の開始前又はブロー運転中において、
ブロー運転可能な水温を満たしていない場合で(28O
N)、ブロー運転可能な温度範囲の下限温度(例えば、
5℃)よりも低温の場合は(237Y)、凍結防止運転
が開始する(aOO)。 また、ブロー運転可能な温度範囲の上限温度(例えば、
50℃〉よりも高温の場合は(237N)、高水温警告
をしく400) 、運転停止状態になる(215)。 次に、上記したブロー運転を、第28図に示すサブルー
チンを参照して説明する。 〔ブロー運転〕 ブロー運転は、初期状態では、循環ポンプ(P)をゆっ
くり立上げるチャイルドセーフティー機能をもたせ、し
かも、その後の噴流形態はマイルドブローで強弱レベル
を「中」に設定するようにプログラムされている(51
0)。これによって、始動時の噴流により子供等の足が
とられて転倒する等の事故が生じるのを防止している。 かかる始動時のブロー運転から、各噴流形態スイッチを
ONすることにより、所望のブロー運転を選択すること
ができる。 すなわち、マイルドブロー以外では、指圧ブロースイッ
チ(102) (62)をONすることにより(520
) 、指圧ブロー運転を動作させることができる(52
5)。 また、パルスブロースイッチ(103) (83)をO
Nすることにより(530)(531)(532) 、
パルスブローA−B−C運転をそれぞれ動作させること
ができる(5!15) (53B) (537)。 また、ウェーブブロースイッチ(104) (85)を
ONすることにより(540)(541)(542) 
、ウェーブプローA−B−C運転をそれぞれ動作させる
ことができる(545) (54B)(547)。 また、サイクルブロースイッチ(105) <86)を
ONすることにより(555)(556)(557) 
、サイクルブローA−B・C運転をそれぞれ動作させる
ことができる(555) (556) (557)。 また、プログラムブロースイッチ(lofり (87)
をONすることにより(580)(561)(582)
 、プログラムブロー運転をそれぞれ動作させることが
できる(565) (5[113) (5B?)。 また、他のブロー形態からマイルドブローにもどす場合
には、マイルドブロースイッチ(101)(61〉を再
度ONする(510)。 また、運転スイッチ(100)又は(60)をOFFに
することにより(570) 、全てのブロー運転を停止
して運転停止状態にすることができる。 また、本実施例では、入浴者の希望に可及的に適応でき
るようにするために、マイルドブロ一連転、指圧ブロー
運転、パルスブロ一連転、及びウェーブブロー運転の場
合には、浴湯の噴出位置を変更するための操作を行なう
ことができるようにしている。 また、マイルドブロー運転、指圧ブロー運転、パルスブ
ロー運転、ウェーブブロー運転及びサイクルブロー運転
の場合には、噴出浴湯の強弱レベルを変更するための操
作ができるようにしている。 かかる浴湯の噴出位置と強弱レベルの変更操作について
は、後に説明する。 次に、タイマー運転を、第29図に示すサブルーチンを
参照して説明する。 〔タイマー運転〕 タイマー運転は、入浴者による好みのブロー運転時間の
設定を可能とし、長湯によるのぼせ防止を図ることがで
きるものであり、以下にタイマー運転の操作について説
明する。 タイマー運転の開始は、操作パネル部(6)の運転スイ
ッチ(100)を押してONさせた後に、タイマースイ
ッチ(114)を押してONさせると(580Y)、発
光ダイオードによりデジタル表示する時計表示部(11
5)の時計表示がタイマー時間表示、例えば最低ブロー
運転時間として設定された5分間を表す「5」に変わり
、タイマー時間「5分」を設定することができ(585
) 、一定時間(例えば、2秒)内にタイマースイッチ
(114)を離してOFFさせると(590Y)、それ
から2秒後にタイマー時間表示がr5:00Jとなり、
タイマー運転が開始して、同タイマー時間表示の数値が
1秒毎に減少する(595)。 また、タイマー運転中にタイマースイッチ(114)を
押してONさせることなく (80ON)、タイマー運
転時間が経過し、タイマー時間表示がrO:00Jに達
した場合には(805) 、かかる時間表示を0.5秒
毎に5秒間点滅させると共に、ブザーを鳴動させ、その
後、タイマー運転が終了して(610) 、運転停止状
態になると共に、タイマー時間表示にも戻る(815)
。 また、タイマー時間を、上記した5分間以外の時間に設
定したい場合には、タイマースイッチ(114)を2秒
以上押し続けると(59ON)、上記「5」の表示が0
.5秒毎に1分単位で増大され、設定最大数値(例えば
、r19J)の次に「1」に戻るようにしているために
、例えば1分〜19分の範囲で好みのブロー運転時間を
設定できる(620)。 そして、希望の数値(例えば、「9」)が出たところで
タイマースイッチ(114)を離してOFFさせると(
825Y)、それから2秒後に希望のタイマー時間(例
えば、r9:oOJ)が表示され、同タイマー時間表示
の数値が1秒毎に減少する(595)。 タイマー運転中に、タイマースイッチ(114)を押し
てONさせ(Boo) 、2秒以内に離してOFFさせ
ると(8flOY)、その時点でタイマー運転は中止し
く835) 、タイマー時間表示から時計表示に戻る。 この際、ブロー運転は継続する(640)。 また、タイマー運転中に、タイマースイッチ(114)
を2秒以上押し続けてONさせると(BOON)、その
時点での分表示に1分を増加したタイマー時間設定表示
となり、同タイマースイッチ(114)を押し続けるこ
とにより、0.5秒毎に1分単位でタイマー運転時間を
増大させることができる(820)。 そして、希望の数値が出たところでタイマースイッチ(
114)を離してOFFさせると(625Y)1.それ
から2秒後に希望のタイマー時間が表示され、同タイマ
ー時間表示の数値が1秒毎に減少する(595)。 また、タイマー運転は、ブロー運転に優先し、噴流形態
に関係なく(運転停止も含む)動作可能としている。 また、タイマー運転中の噴流形態の変更も可能としてい
る(運転停止も含む)。 また、タイマー運転中、タイマー時間設定中等のタイマ
ー運転に関わる全ての動作タイミングにおいて、操作パ
ネル部(6)の時計表示部(115)にてタイマー時間
を発光ダイオードにより点灯するようにしている。なお
、時計表示部(115)は、時計表示しない時には、常
時点灯している。 そのために、タイマー時間の設定操作を簡単に行なうこ
とができる。 また、ブロー運転状態において、一定時間(例えば、3
0分間)操作スイッチの人力が無ければ、ブロー運転を
停止するようにしている。 このように、ブロー運転を一定時間後には停止させるこ
とにより、入浴者がブロー運転を停止させるのを忘れて
、長時間ブロー運転が継続されるという不具合を防止し
、それによって節電、循環ポンプや配管等の保護を図っ
ている。 また、上記のようにブロー運転がタイマーにより停止し
た場合にも、停止直後にブザーが5秒間鳴動して、タイ
マーによる停止を告知するようにしている。 次に、自動濾過様洗浄運転を、第3o図に示すサブルー
チンを参照して説明する。 〔自動濾過様洗浄運転〕 自動濾過様洗浄運転は、濾過機(43)の洗浄を自動的
にブロー運転と平行して行なうものであり、ブロー運転
の積算時間(循環ポンプ(P)が始動してからの積算時
間)が一定時間(例えば、1時間)を経過しく780Y
)、かつ自動濾過様洗浄条件を満たしたブロー運転の場
合に(765Y)、自動濾過様洗浄運転を開始する(7
70)。 ここで、自動濾過様洗浄条件とは、ブロー運転可能な水
位と水温を満たす場合で、かつ噴流形態がマイルドブロ
ー、指圧ブロー、ウェーブブローサイクルブローのいず
れかの場合で、かつ強弱レベルが強、機中、中のいずれ
かの場合をいう。 そして、自動、濾過機洗浄運転時間が一定時間(例えば
、1分間)経過すると(780Y)、自動濾過様洗浄運
転は終了するが、ブロー運転は継続し、ブロー運転積算
時間がリスタートする(785)。 また、自動濾過機洗浄運転中に、噴流形態や強弱レベル
の変更等により、自動濾過様洗浄条件が満たされなくな
った(中断した)場合において(775Y)、中断によ
るリトライの回数が一定回数(例えば、4回)に満たな
い場合は(79ON)、自動濾過様洗浄運転を中断しく
795) 、その後自動濾過機洗浄条件が満たされたブ
ロー運転が開始された時点で(800Y)、自動濾過様
洗浄運転を開始する(770)。 一方、自動濾過機洗浄運転中の中断回数が一定回数に達
した場合には、自動濾過様洗浄運転を終了する(785
)。これは、無限にリトライすることにより浴槽本体(
1)内の浴湯がなくなるのを防止するためである。 また、ブロー運転の積算時間が一定時間(例えば、1時
間)を経過しているにもかかわらず、自動濾過様洗浄条
件を満たしたブロー運転ではない場合には(765N)
、自動濾過様洗浄条件を満たしたブロー運転が開始され
た時点で(800Y)、自動濾過様洗浄運転を開始する
(770)。 次に、濾過様洗浄運転を、第31図に示すサブルーチン
を参照して説明する。 〔濾過様洗浄運転〕 濾過様洗浄運転は、前記自動濾過様洗浄運転とは別に、
運転スイッチ(100)又は(80)をONさせた後で
あれば、ブロー運転の開始前後でも、又ブロー運転中で
も、濾過製洗浄スイッチ(117)をONさせることに
より、ブロー運転に優先して行なうことができるもので
ある。 まず、濾過製洗浄スイッチ(117)をONさせると(
905Y)、濾過製洗浄運転が開始しく910) 、圧
力検出センサ(48)により検出した循環ポンプ(P)
の吐出圧力、及び浴湯温度検出センサ(T)により検出
した浴槽本体(1)内の浴湯の温度に異常がなければ、
すなわち、ブロー運転可能な圧力と水温であれば(91
5N)、濾過製洗浄運転を一定時間(例えば、5分子:
1)継続し、一定時間経過後は運転停止状態になる(2
15)。 また、濾過製洗浄運転においては、循環ポンプ(P)の
回転数は、例えば3000r、p、mとし、足側噴出ノ
ズル(2〉と背側噴出ノズル(3)の各噴出量調節用弁
体(22)は、完全閉位置より例えば0.5市後退した
微開弁状態とし、腹側噴出ノズル(4〉の噴出量調節用
弁体(22)のみ完全閉弁状態としている。 また、圧力と水温に異常があれば(915Y)、水温が
ブロー運転可能な浴湯の温度範囲の下限温度(例えば、
5℃)よりも低温かどうかを検出し、低い場合には(9
25Y)、凍結防止運転を開始しく320)、また低温
でない場合、すなわち、ブロー運転可能な浴湯の温度範
囲の上限温度(例えば、50℃)よりも高い場合には(
925N)、運転停止状態になる(215)。 次に、凍結防止運転を、第32図に示すサブルーチンを
参照して説明する。 〔凍結防止運転〕 本発明における凍結′防止運転は、循環ポンプ(P)や
浴湯循環流路(D)内の浴湯が凍結するのを防止するた
めに行なうものであり、ブロー運転に優先して動作し、
ブロー運転中に浴湯温度がブロー運転可能な温度範囲の
下限温度(例えば、5℃)よりも低くなると、ブロー運
転を強制的に停止して、凍結防止運転を開始するように
している。 まず、浴湯循環流路CD)内の浴湯温度を浴湯温度検出
センサ(T)により検出し、同浴湯温度がブロー運転可
能な温度範囲の下限温度(例えば、5℃)よりも低けれ
ば(310Y)、次に、浴槽本体(1)内の浴湯の水位
を、水位検出センサを兼用する圧力検出センサ(48)
により検出し、同水位がブロー運転可能な水位(例えば
、吸入口(im)の上端よりも高水位)であれば(31
5Y)、凍結防止運転を開始する(320)。 かかる凍結防止運転においては、循環ポンプ(P)をイ
ンバータ制御により低速回転(例えば、1000r、p
、s )させて、浴湯を浴湯循環流路(D)内で循環さ
せている。 この際、浴湯温度がブロー運転可能な温度範囲の下限温
度(例えば、5℃)よりも低く、又は同温度範囲の下限
温度に浴湯温度検出センサ(T)に設けたヒステリシス
分の温度(例えば、2〜3℃)を加えた温度よりも低く
 (325N)、かつ浴槽本体(1)内の浴湯の水位が
ブロー運転可能な水位であれば(330Y)、凍結防止
運転を継続する。かかる凍結防止運転中は、操作パネル
部(6)の時計表示部(115)に低水温を示す「C」
の表示を1秒毎に点滅させるようにしている。 また、浴湯温度が、さし湯等により、ブロー運転可能な
温度範囲の下限温度以上、又は同温度範囲の下限温度に
浴湯温度検出センサ(T)に設けたヒステリシス分の温
度を加えた温度以上になれば(825Y)、運転停止状
態になる(215)。 〔以下余白〕 以下、前記気泡発生浴槽の運転手順における主要な運転
動作についてさらに説明する。 (IV−2)ブロー運転開始条件の説明前述した運転手
順におけるブロー運転は、あらかじめ設定した浴槽本体
(1)内の浴湯の水位条件と水温条件が満足された場合
にのみ開始するようにしている。 すなわち、水位条件は、第33図に示すように、浴槽本
体〈【)に設けた吸入口(1m+)と腹側噴出ノズル(
4)を基準に定めており、水位が腹側噴出ノズル〈4〉
の開口部上端よりも高い場合を水位Aとし、水位が腹側
噴出ノズル(4)の開口部上端と吸入口(1m)の上端
との間である場合を水位Bとし、吸入口(II)の上端
よりも低い場合を水位Cとして、水位が水位A又はBの
場合にブロー運転は開始し、水位Cではブロー運転は開
始しないようにしている。 また、ブロー運転中に水位が水位A又はBより水位Cに
変化した場合には、ブロー運転が停止するようにしてい
る。 この場合、たし湯等により、水位を水位Cより水位B又
はAに復帰させてもブロー運転は停止状態を保持し、再
度運転スイッチをONさせることにより、水位低下によ
る停止解除を行なうことができるようにして、操作の確
実性と安全性を図っている。 この際、操作パネル部(6〉の時計表示部(115)に
は、発光ダイオードにより水位低下を示すrLJの表示
を1秒毎に15秒間点滅させると共に、ブザーを鳴動さ
せて警告するようにしている。 また、水位A・B・Cの検出仕様は、第34図に示す通
りであり、入浴者が浴槽内に出入りした際等に、浴湯水
面が波打つことを考慮して、水位検出センサとしての圧
力検出センサ(48)の出力電圧にヒステリシスを設け
て、ハンチングの発生を防止することにより、同圧力検
出センサ(48)を介して制91部(C)による円滑な
制御が行なえるようにしている。 第34図中、(Soc)は水位Cよりも低い水位から水
位Cへのしきい値、(Seb)は水位Cから水位Bへの
しきい値、(Sba)は水位Bから水位Aへのしきい値
、(Sab)は水位Aから水位Bへのしきい値、(Sb
c)は水位Bから水位Cへのしきい値、(Sco)は水
位Cからさらに低水位側へのしきい値である。 そして、ヒステリシスは、しきい値(Soc) (Sc
o)間、しきい値(Scb) (Sbc)間及びしきい
値(Sba)(Sab)間に設けている。 また、水温条件は、入浴者と合成樹脂製の配管の保護を
考慮した水温、例えば、50’Cと、循環ポンプ(P)
内の浴湯の凍結防止を考慮した水温、例えば5℃を基準
に定めており、水温が50’Cよりも高い場合を水温A
とし、水温が5℃〜50”Cの場合を水温Bとし、水温
が5℃より低い場合を水!ICとして、水温Bの場合に
ブロー運転は動作し、水温A又はCではブロー運転は動
作しないようにている。 また、ブロー運転中に水温が水温Bより水温A又はCに
変化した場合には、ブロー運転が停止するようにしてい
る。 この場合、たし水等により水温Aより水温Bに復帰させ
てもブロー運転は停止状態を保持し、再度運転スイッチ
をONさせることにより、水温上昇による停止解除を行
なうことができるようにして、操作の確実性と安全性を
図っている。 この際、操作パネル部(6)の時計表示部(115)に
は、発光ダイオードによる高水温を示すrHJの表示が
、1秒毎に15秒間点滅すると共に、ブザーが鳴動して
警告するようにしている。 また、水温A−B−Cの検出仕様は、第35図に示す通
りであり、入浴者が浴槽内に出入りした際等に、浴湯水
面が波打つことを考慮して、浴湯温度検出センサ(T)
の抵抗値にヒステリシスを設けて、ハンチングの発生を
防止することにより、同浴湯温度検出センサ(T)を介
して制御部(C)による円滑な制御が行なえるようにし
ている。 第35図中、(S’oc)は水温Cよりも低温から水温
Cへのしきい値、(S’cb)は水温Cから水温Bへの
しきい値、(S’ba)は水温Bから水温Aへのしきい
値、(S’ab)は水温Aから水温Bへのしきい値、(
3’ be)は水温Bから水温Cへのしきい値、(S 
’ co)は水温Cからさらに低温側へのしきい値であ
る。 そして、ヒステリシスは、しきい値(Sco) (Se
o)間、しきい値(Scb) (Sbc)間及びしきい
値(Sba)(Sab)間に設けている。 [IV−3)噴流形態の状態遷移の説明前述した運転手
順における噴流形態の状態遷移は、第2表に示す通りで
ある。 第2表において、縦方向に運転停止状態と各噴流形態を
列記すると共に、各状態番号をそれぞれ対応する右隣り
に列記し、横方向に操作スイッチ(運転スイッチ、マイ
ルドスイッチ、指圧プロースイッチ、パルスプロースイ
ッチ、ウェーブプロースイッチ、サイクルプロースイッ
チ、プログラムプロースイッチ)と操作パネル部(6)
において発光ダイオードにより表示される表示部(マイ
ルドプロー表示部、指圧プロー表示部、)くルスプロー
表示部、ウェーブプロー表示部、サイクルプロー表示部
、プログラムプロー表示部、選択ノくターンA−B−C
表示部)を列記している。 そして、第2表では、各操作スイッチをONすることに
より、ONする前の噴流形態よりONした噴流形態に遷
移することを示している。 また、サブモードである選択パターンA・B・Cを具備
するパルスブロー、ウェーブプロー、サイクルプロー及
びプログラムブローの場合、同種の噴流形態間において
は、新たに変わるサブモードが、必ずあらかじめ設定し
た順序、例えば使用頻度の高い順序(本実施例ではA−
84C4A)で遷移するようにしている。 また、異種の噴流形態間においては、必ずあらかじめ設
定したサブモード、例えば使用頻度の高いサブモード(
本実施例ではA)に遷移するようにしている。 具体的に、第2表を参照して説明すると、運転スイッチ
(100)をONすれば、運転停止状!!!(状態番号
「0」)よりマイルドプロー(状態番号「1」)に遷移
する。 かかるマイルドプロー状態からパルスプロースイッチ(
83) (103)をONすれば、パルスプローA(状
態番号r3AJ)に遷移する。 かかるパルスブローAの状態から指圧プロースイッチ(
82) (102)をONすれば、指圧プロー(状態番
号「2」)に遷移する。 また、パルスブローAの状態から同種の噴流形態に遷移
させるべくパルスプロースイッチ(63)(103)に
ONすれば、パルスブローB(状態番号r3BJ)に遷
移する。 また、パルスブローAの状態から異種の噴流形態に遷移
させるべくウェーブプロースイッチ(65)(104)
をONすれば、ウェーブプローA(状態番号r4AJ)
に遷移し、また、サイクルプロースイッチ(6B) (
105)をONすれば、サイクルブローA(状態番号r
5AJ )に遷移し、また、プログラムプロースイッチ
(87) (10B)をONすれば、プログラムプロー
A(状態番号r6AJ)に遷移する。 このように、運転開始時には、噴流形態がマイルドプロ
ーになるように設定しているために、入浴者が子供や老
人等の場合にも、入浴者が噴出浴湯に足をとられて転倒
したり、噴出浴湯の過剰な強さにより入浴者に不快感を
与える等の不具合が生じるのを防止することができる。 また、噴流形態のサブモードは、必ずあらかじめ設定し
た順序で遷移するようにしているために、入浴者にとっ
てサブモードの遷移パターンがわかりやすく、操作が行
ないやすい。 また、第2表において、「ON」は、動作している噴流
形態の表示部が点灯することを示しており、例えば、パ
ルスブローAの場合、パルスフロー表示部(138)と
、選択パターン表示部(142)にrAJの文字が点灯
するものである。 また、プログラムブローA−B・Cの場合、プログラム
プロー表示部(141)と選択パターン表示部(145
)が点灯すると共に、マイルドプロー表示部(13B>
 、指圧ブロー表示部(137) 、パルスプロ−表示
部(188)及びウェーブプロー表示部(139)が点
滅するようにしている。なお、第2表中、「−」は変化
しないことを示し、「・」はOFF状態を示す。 上記した噴流形態の状態遷移において、噴流の強弱レベ
ルは、噴流形態を変更しても、変化しないようにしてい
る。 このようにして、変更前の噴流形態での体感強弱レベル
を維持することができるために、強弱レベルの変更操作
をする必要がなく、噴流形体の変更時に入浴者に不快感
を与えないようにすることができる。また、強弱レベル
を、噴流形態の変更に伴って中レベルに変更させるよう
にすることもできる。 また、浴湯の噴出位置は、噴流形態を変更しても変化し
tlいようにしている。 このようにして、変更前の噴流形態での浴湯の噴出位置
を維持することができるために、浴湯噴出位置の変更操
作をする必要がなく、噴流形態の変更時に入浴者に不快
感を与えないようにすることができる。 また、浴湯の噴出位置を、噴流形態の変更に伴って、全
ての噴出ノズル(2) (3) (4)を開弁させるよ
うにして、変更後の噴流形態を全身で体感し、その後、
噴流形態に適応した所望の浴湯噴出位置に変更すること
ができるようにすることもできる。 〔以下余白〕 (mV−4)浴湯噴出位置の変更操作の説明crv−i
:+のフローチャートに基く運転手順における浴湯の噴
出位置の変更操作を、第36図に示す説明図を参照して
説明する。 本実施例では、浴湯の噴出位置を、入浴者の好みに応じ
て全身に噴流を当てるように変更操作することも、また
身体の一部にのみ噴流を当てるように変更操作すること
もできるようにしている。 すなわち、浴湯の噴出位置は、足側・背側・腹側噴出ノ
ズル(2) (2) (3) (3)(4) (4)の
六個から同時に浴湯が噴出される大穴運転(950)を
初期状態に設定している。 そして、ON・OFF作動を繰返すON・011式の足
側・背側・腹側噴出ノズル用パターンスイッチの全てが
ON状態の六入運転(950)より、いずれかのスイッ
チを押してOFFにすることにより(951)(952
)(953) 、二個の噴出ノズルを作動停止させた四
穴運転(955)(95G) (957)にすることが
できる。 また、足側・背側・腹側噴出ノズル用パターンスイッチ
の内、OFF状態のスイッチを押してONすることによ
り(951)(952)(958) 、四穴運転(95
5) (95B) (957)より六入運転(950)
にもどすことができる。 また、四穴運転(955) (95B)(957)より
足側・背側・腹側噴出ノズル用パターンスイッチの内、
ON状態のスイッチを押してOFFすることにより(9
60)〜(965) 、さらに二個の噴出ノズルを作動
停止させた三大運転(987) (968) (989
)とすることもできる。 また、足側・背側・腹側噴出ノズル用パターンスイッチ
の内、OFF状態のスイッチを押してONすることによ
り(980)〜(965) 、三大運転(967) (
988)(969)より四穴運転(955) (95B
) (957)にもどすことができる。 また、第3表は、上記した浴湯噴出位置の状態遷移を示
すものであり、同第3表において、縦方向に運転停止状
態と浴湯の噴出位置(背、腹、足、背腹、腹足、背定、
背腹足)を列記すると共に、各状態番号をそれぞれ対応
する右隣りに列記し、横方向に操作スイッチ(運転スイ
ッチ、背側スイッチ、腹側スイッチ、足側スイッチ)と
操作パネル部(6)において発光ダイオードにより点灯
される表示ランプ(背側・腹側・足側表示ランプ)を列
記している。 具体的に第3表を参照して説明すると、運転スイッチ(
100)をONすれば、運転停止(状態番号「0」)よ
り、足側・腹側噴出ノズル(2) (2) (3)(3
)(4) (4)の六個から浴湯が同時噴出される大穴
運転(950)  (状態番号がrl 11J )とな
り、同状態より背側噴出ノズル用パターンスイッチ(7
4)又は(ill、)を押してOFFさせると、足側・
腹側噴出ノズル(3) (3) (4) (4)の四穴
運転(955)に遷移し、状態番号がro 11Jとな
る。 また、上記四穴運転(状態番号r011Jでは、足側表
示ランプ(112a)と腹側表示ランプ(113a)が
点灯する。 このように、運転開始時には、六入運転に初期設定し、
同大穴運転より足側・背側・腹側噴出ノズル使用パター
ンスイッチをON・OFFさせることにより、容易に四
穴運転、又は三大運転あるいは三大運転から四穴運転又
は六入運転に変更可能としているために、変更操作を楽
に行なうことができる。なお、第3表中、「−」は変化
しないことを示し、「・」はOFF状態を示す。 また、上記した浴湯噴出位置の状態遷移において、強弱
レベルは、浴湯の噴出位置を変更してもブロー運転が停
止しない限り変化しないようにしている。 このようにして、変更前の浴湯噴出位置での強弱レベル
を維持することができるために、強弱レベルの変更操作
をする必要がなく、浴湯の噴出位置の変更時に入浴者に
不快感を与えないようにすることができる。 〔以下余白〕 (■−53ブロー運転における強弱レベルの状態遷移の
説明 (IV−13のフローチャートにユく運転手順における
強弱レベルは、各噴流形態ごとに「強」「物中」 「中
」 「中弱」 「弱」の五段階のレベルに設定し、それ
ぞれの噴流形態の内容を考慮して、強さを異ならせてお
り、強弱レベルの表示が同「中」でも噴流形態が異なれ
ば噴流強さが異なるものである。 そして、かかる強弱レベルの状態遷移は、第4表に示す
通りである。 第4表において、縦方向に運転停止状態と五段階の強弱
レベル(強、物中、中、°中弱、弱)とプログラムブロ
ーA−B−Cを列記すると共に、各状態番号をそれぞれ
対応する右隣りに列記し、横方向に操作スイッチ(運転
スイッチ、浴湯噴出強側スイッチ、浴湯噴出局側スイッ
チ)と操作ノくネル部(8)において発光ダイオードに
より表示される強弱レベル表示ランプ(レベル強表示ラ
ンプ、レベル強中表示ランプ、レベル中表示ランプ、レ
ベル中弱表示ランプ、レベル弱表示ランプ)を列記して
いる。 そして、強弱レベルは、浴湯噴出違例スイッチ(68)
又は(107)を押して離すと一段階強さが増大する方
向へ遷移し、また反対に浴湯噴出弱側スイッチ(B9〉
又は(10g)を押して離すと一段階強さが減少する方
向へ遷移するようにしている。 例えば、運転スイッチ(100)をONすれば運転停止
状態(状態番号「0」)より強弱レベルの「中」 (状
態番号「3」)に遷移し、同強弱レベル「中」より浴湯
の噴出遠側スイッチ(88)又は(107)を押して離
すと強弱レベルが「物中」 (状態番号「4」)に遷移
し、同スイッチ(68)又は(107)をもう−度押し
て離すと強弱レベルが「強」(状態番号「5」)に遷移
するものである。 また、強弱レベル「中」より浴湯噴出局側スイッチ(B
9〉又は(108)を押して離すと強弱レベルが「中弱
」 (状態番号「2」)に遷移し、同スイッチ(69)
又は(108)をもう−度押して離すと強弱レベルが1
弱」 (状態番号「1」)に遷移するものである。 また、プログラムブローA@B◆Cにおいては、強弱レ
ベルをあらかじめプログラムしているために、噴出浴湯
強・開側スイッチ(6g)(69)又は(107)(1
08)を操作しても、強弱レベルを変更できないように
している。 また、第4表において、「ON」は、動作している強弱
レベル表示ランプが点灯することを示している。 また、rONloFFJは、強弱レベルの変更ができな
いプログラムブローA−B−Cが動作している際に、強
弱レベル表示ランプが点滅することを示している。また
、「−」は変化しないことを示し、「・」はOFF状態
を示す。 このように、ブロー運転開始時には、強弱レベルがr中
」となるように設定しているために、噴出浴湯の過剰な
強さにより入浴者に不快感を与えることがなく、また、
入浴者が子供や老人等の場合にも、入浴者が噴出浴湯に
足をとられて転倒したする等の不具合が生じるのを防止
することができる。 また、強弱レベルは、増大させる場合も減少させる場合
も一段階づつ遷移するようにしているために、入浴者に
急激な体感の変化を与えるのを防止できると共に、配管
中等の水圧の急激な上昇によるウォーターハンマー等に
よる配管の損傷を防止できる。 〔以下余白〕 (IV−63主要運転動作仕様の優先順位の説明[IV
−1)のフローチャートに基く運転手順における主要運
転動作仕様の優先順位は、第5表に示す通りである。 第  5  表 このように、高木温時停止を最優先させることにより安
全性を確保し、その他の運転についても、相互間に優先
順位を設けたことにより、入浴者と各構成部材の保護を
図り、最適制御を行なって効率のよい運転が行なえるよ
うにしている。 (mV−7)噴出量調節用弁体の開閉作動と循環ポンプ
の回転数変更との制御タイミング −側・背側、腹側噴出ノズル(2) (3) (4)の
開閉と、循環ポンプ(P)の回転数変更の制御タイグは
、下記の第6表及び第7表のようにして〔以下余白〕 第6表に示すように噴流形態の変更に際して、循環ポン
プ(P)の回転数を高くする必要のある場合には、同循
環ポンプ(P)の回転数の変更よりも各噴出ノズル(2
) (3)(4)の開閉作動を優先させ、また、循環ポ
ンプ(P)の回転数を低くする必要のある場合には、各
噴出ノズル(2) (3) (4)の開閉作動よりも循
環ポンプ(P)の回転数の変更を優先させる。 また、第7表に示すように噴流個数の変更に際して、噴
流個数を減らす場合には、各噴出ノズル(2) (3)
 (4)の閉弁作動よりも循環ポンプ(P)の回転数を
低くすることを優先させ、また、噴流個数を増やす場合
には、循環ポンプ(P)の回転数の変更よりも各噴出ノ
ズル(2) (3) (4)の開弁作動を優先させる。 このように、噴流形態の変更や噴流個数の変更に際して
、各噴出ノズル(2) (3) (4)の開閉作動と、
循環ポンプ(P)の回転数の変更との制御タイミングを
異ならせることにより、入浴者に噴流強さの変化による
不快感を与えないようにすることができると共に、循環
ポンプ(P)の吐出圧力の急激な変化を防止して、ウォ
ーターハンマー等による配管の損傷等を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による気泡発生浴槽の斜視図。 第2図は、同気泡発生浴槽の平面図。 第3図は、同気泡発生浴槽の概念的構成説明図。 第4図は、吸気パイプの配管説明図。 第5図は、噴出ノズルの拡大断面図。 第6図は、同噴出ノズルの背面図。 第7図は、第5図の1−1線断面図。 第8図は、ノズル用弁体開閉作動用モーターの拡大断面
図。 第9図は、空気取入部の拡大断面図。 第10図は、第9図の■−■線断面図。 第11図は、ポンプ駆動用モーターと循環ポンプの一部
切欠正面図。 第12図は、濾過機の断面図。 第13図は、操作パネル部の平面図。 第14図は、リモートコントローラの平面図。 第15図は、リモートコントローラの側面図。 第16a図及び第16b図は、噴出量−噴出圧特性の説
明図。 第17a図及び第17b図は、噴出ノズル特性の説明図
。 第18図は、マイルドブローにおける各噴出ノズルと循
環ポンプの作動タイミングチャート。 第19図は、チャイルドゼーフティーブローにおける各
噴出ノズルと循環ポンプの作動タイミングチャート。 第20図は、指圧ブローにおける各噴出ノズルと循環ポ
ンプの作動タイミングチャート。 第21図は、パルスブローにおける各噴出ノズルと循環
ポンプの作動タイミングチャート。 第22図は、ウェーブブローAにおける各噴出ノズルと
循環ポンプの作動タイミングチャート。 第23図は、ウェーブプローBにおける各噴出ノズルと
循環ポンプの作動タイミングチャート。 第24図は、ウェーブプローCにおける各噴出ノズルと
循環ポンプの作動タイミングチャート。 第25図は、サイクルブローA−Bにおける各噴出ノズ
ルと循環ポンプの作動タイミングチャート。 第26図は、サイクルブローCにおける各噴出ノズルと
循環ポンプの作動タイミングチャート。 第27図〜第32図は、気泡発生浴槽の運転のフローチ
ャート。 第33図は、水位検出、11(3Z置の説明図。 第34図は、水位検出仕様の説明図。 第35図は、水温検出仕様の説明図。 第36図は、浴湯噴出位置の変更操作説明図。 気泡発生浴槽 循環ポンプ 制御部 浴槽本体 足側噴出ノズル 背側噴出ノズル 腹側噴出ノズル (1G): 浴湯吸込バイブ (11): 浴湯連送バイブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)浴槽本体と同浴槽本体の外部に設置した循環ポンプ
    との間に、浴湯吸込流路と浴湯強送流路とからなる浴湯
    循環流路を介設し、同浴湯強送流路に空気取入部を連通
    連結して、気泡混じりの浴湯を浴槽本体内へ噴出可能に
    構成した気泡発生浴槽において、 浴湯循環流路中の浴湯温度が気泡噴流運転可能温度より
    低い場合、循環ポンプを低速運転させ、浴湯を浴湯循環
    流路内で循環させて、浴湯の凍結を防止すべく構成した
    ことを特徴とする凍結防止運転の優先機能を有した気泡
    発生浴槽。 2)気泡噴流運転中に、浴湯循環流路中の浴湯温度が気
    泡噴流運転可能温度より低い場合、気泡噴流運転に優先
    して浴湯凍結防止運転を行うことを特徴とする請求項1
    記載の凍結防止運転の優先機能を有した気泡発生浴槽。
JP22590989A 1989-08-31 1989-08-31 凍結防止運転の優先機能を有した気泡発生浴槽 Pending JPH0386164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04152920A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 浴槽水位モニタ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04152920A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 浴槽水位モニタ装置

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